女優の真野恵里菜が27日、自身のブログを更新し、NHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』(毎週月~土曜8:00~8:15)で念願の朝ドラ出演が叶った喜びをつづった。真野が演じるのは、主人公・小橋常子(高畑充希)がタイピストとして初めて就職した商社の先輩・早乙女朱美。この日放送された47話から登場し、初出勤した常子との初対面シーンが描かれた。真野は「本日から連続テレビ小説『とと姉ちゃん』に出演しております」と報告。演じる早乙女朱美について「彼女に出会えて私は強くなれた気がします。あの時代だからこそのあの生き方なのかもしれないけれど働く女性は凛としていてかっこいい」と記した。そして、「明日から早乙女さんの様々な顔が見れると思います」と伝え、「念願だった朝ドラ出演。夢がまたひとつ叶いました。どうか見てください」と呼びかけた。また、昨日からインスタグラムを始めたことも発表し、「きまぐれに自分のやりたいペースで更新していきます」と宣言した。
2016年05月27日それはまだ“ブーム”や“ブレイク”と呼ぶには早いかもしれない。静かな快進撃とでも呼ぶべき不思議な喧騒が巻き起こっている。真野恵里菜の周辺で。「ハロプロ出身の元アイドル」という枕詞は、彼女が演じる役柄とのギャップを生み出す道具として機能しているかもしれないが、いま現在の彼女を巡る“ザワザワ”の本質とは関係ない。いや、失礼だが、彼女のアイドル時代の具体的な活動を知る人など多くはないし、もしかしたら彼女がアイドルだったことさえ知らない人も多いかもしれない。そんな人々が何気なくつけたTVの画面を通じて「このコ、なんかいいね」「真野恵里菜、よくない?」とその存在を心に留め置いていく。全てはこの2年ほどで出演した20を超えるドラマ、映画で女優・真野恵里菜として築いてきた積み重ねの結果である。その始まりと言うべき作品――ハロプロ卒業直後に出演し、あろうことかパンチラまで披露した衝撃作が園子温監督による連続ドラマ「みんな!エスパーだよ!」である。その待望の劇場版となる『映画 みんな!エスパーだよ!』がついに公開となる。改めてハロプロ卒業から本シリーズ、そして園監督との出合いについて話を聞いた。2013年2月23日のコンサートをもってハロプロを卒業した真野さんだが、その1週間後には連ドラ「みんな!エスパーだよ!」の撮影のために愛知県の豊橋市にいた。「ハロプロにいたままではできない作品だし、あと1か月、スケジュールがずれていたら出演していなかった。そういう意味で、すごいタイミングでいただいたお仕事でした」。とはいえ、全てが偶然ではない。園子温は真野さんが以前から園作品に出ることを熱望してきた監督であり、4年ほど前には自ら園監督のワークショップの扉をたたいた。「ワークショップに行ったのは、直接ご本人に会えるから。その方が早いと思って行ったんですけど、実際、あとで聞いたらその時、お芝居を見ていただいたことが(オファーの)きっかけだったそうです。元々、お芝居を本気でやりたいと思ったのが、園監督の『愛のむきだし』を見たからなんです。お休みの日に家でDVDで見て、本編もすごいんですが、何よりメイキングを見て鳥肌が立ちました。俳優がお芝居を続行できなくなるほど追い込まれて泣いて、それでも監督がさらに上から押さえつけて『ダメだ!』と言ってるのを見て、自分もそこに行きたくなっちゃったんです。自分が持っているテイストだけで安易にOKをもらうのではなく、現場で磨いてもらいたかった。ハロプロでも、ダンスも歌も散々ダメ出しをされて成長してきたので、その方がいいと思ったし、そうやって自分の知らない自分になりたかったんです」。ドラマ版「エスパー」以降、映画『新宿スワン』、『ラブ&ピース』に『リアル鬼ごっこ』と立て続けに園作品に召集され、“園子温の秘蔵っ子”とも言われるようになったが、現場で当初の望み通り(?)、追い詰められたことは?「それが意外とないんですよ!園さんも自分で『おれは真野には甘い!』っておっしゃってましたが、任せてるって感じで少し拍子抜けしてます(苦笑)。私としてはもっと厳しく言ってほしいし、逆にこれでいいのかな?監督、私のこと飽きちゃってないかな?と不安になります(笑)」。本作は日本の片隅の東三河で、なぜか突然、超能力に目覚めた者たちが世界を救うために立ち上がるというコメディ。真野さんは主人公・嘉郎(染谷将太)が恋する同級生の浅見紗英を演じており、今回の劇場版でもドラマに続いてしっかりとパンチラを見せてくれている。そもそも、童貞男子の妄想満載のこの物語を20代の女性として真野さんはどのような目で見ていたのだろうか?「正直、連ドラの時は全く理解できず、なんでみんな、そんなことで盛り上がってるの?って感じでした。下ネタにも拒否反応があって、空き時間にマキタスポーツさんが気を利かせて、私を話の輪に加えてくれようとして下ネタを言ってくるのも本当にイヤで…(苦笑)!『ドラマの中だけでいいから!いらないよ、それ。待ち時間にTENGAとか持ってこないでよ』って思ってました(笑)。それが、この2年でスピンオフとかもあって、許せるようになりましたね。男の人ってこうしてる方が健全なのかなって。理解が進んだのか?広い心を持つようになったのか…?それでも今回、嘉郎を愛おしく思えました。若干、あきれモードで。男の人って風が吹いてスカートが揺れたら見ちゃうものなのねって」。ちなみにプチ情報。真野さんによるとパンチラシーンには「普段は助監督をやってて、パンチラの時だけ呼ばれ、ブロワーを持って現れる『風師』『ブロワーの貴公子』などと称されるプロがいる」とのこと。当然ながら(?)「この撮影の時だけ急に現場に普段はいない人が来てスタッフがあふれ、モニターチェックが多くなる」という。ここから話題は、“アイドル”から“女優”への変身――その裏にあった思いへと移っていく。【後篇】に続く。(photo / text:Naoki Kurozu)■関連作品:映画 みんな!エスパーだよ! 2015年9月4日よりTOHOシネマズ 新宿ほか全国にて公開(C) 若杉公徳/講談社 (C) 2015「映画 みんな!エスパーだよ!」製作委員会
2015年09月07日公開中の映画『みんな!エスパーだよ!』の舞台あいさつが5日、東京・新宿のTOHOシネマズ新宿で行われ、染谷将太、池田エライザ、真野恵里菜、マキタスポーツ、深水元基、柾木玲弥、高橋メアリージュン、神楽坂恵、安田顕、園子温監督が出席した。同映画は、漫画家・若杉公徳の同名漫画を原作に、2013年4月よりテレビ東京で連続ドラマ化された『みんな!エスパーだよ!』の劇場版。映画では、主人公・鴨川嘉郎らエスパーたちが能力に目覚めた理由が明らかになるとともに、チームエスパーが迫りくる世界危機に立ち向かう姿が妄想混じりで描かれる。主演の染谷は「こんなに一生懸命お馬鹿なことをしたのは、人生でも初めてですが、ずっとやり続けることに意味があったんだなと思いました。そして皆さんと共演できて幸せでした」とテレビ版から劇場版まで続けてきた同シリーズに感慨深げ。ヒロインの平野美由紀役をオーディションで射止めた池田エライザは「三河弁を勉強するために浜松駅のロータリーで2時間、そして街を歩いたりして頑張りました」と胸を張り、シリーズを通して浅見紗英を演じてきた真野恵里菜は「2年前にハロプロを卒業してから初めてのお仕事がドラマ版で、正面から浅見さんにぶつかりました。ものすごく気合を入れたんですけど、フタを開けるとパンチラが広まって悔しかったんです」と本音を漏らすも「こうして劇場版まで辿り着き、『エスパー!』をやってきて良かったと思います」と満足げだった。ドラマ版から劇場版まで一区切りがついたということで、イベントの最後に卒業をイメージして染谷の制服のボタンを真野と池田が取るというコーナーも。真野が「ボタンを初めてもらいました! ボタンって普通もらうイメージだったんですが、自分で引きちぎるとは思わなかったので複雑ですね」と困惑するも、池田は「結構気持ち良い音がしましたよ!プチプチっと(笑)」と対照的だった。
2015年09月06日女優の真野恵里菜らが3日、都内で行われた映画『みんな!エスパーだよ!』(9月4日公開)の完成披露試写会に出席し、上映前に舞台あいさつを行った。本作は、漫画家・若杉公徳の同名漫画を原作に、2013年4月よりテレビ東京で連続ドラマ化された『みんな!エスパーだよ!』の劇場版。映画では、主人公・鴨川嘉郎らエスパーたちが能力に目覚めた理由が明らかになるとともに、チームエスパーが迫りくる世界危機に立ち向かう姿が妄想混じりで描かれる。この日は本作でメガホンを取った園子温監督のほか、登壇した主要キャスト(染谷将太、真野恵里菜、池田エライザ、マキタスポーツ、深水元基、柾木玲弥、高橋メアリージュン、神楽坂恵)は全員が劇中衣装という気合の入れよう。テレビシリーズから浅見紗英役で出演している真野も、「連ドラからついに映画まで出来ました。この格好でみんなと一緒に皆さんの前に立てていることがとても幸せです」と感慨深げにあいさつした。また、撮影で「ギリギリまで頑張ったこと」については、「エスパーでは注目の1つというか…パンチラですかね」とシリーズでおなじみの演出を恥ずかしそうに挙げ、「この作品は男子目線でのストーリー」と説明。「下ネタで盛り上がっている男子に対してちょっと拒否反応があったというか」と連ドラ当初の心境を告白し、撮影を通して「スカートがめくれてそこにカメラが行くのは男子の視線なんだろうな」「男子の青春ってこれなのかな。心に余裕が持てるようになったというか、それが健全なんだなって」と受けとめ方が変わったという。しかし、司会者から「器が大きいですね」と褒められると、「そう思わないとできないんですよ!」と思わず本音を吐露していた。
2015年08月03日『ラブ&ピース』も大ヒット公開中の園子温監督が、トリンドル玲奈、篠田麻里子、真野恵里菜をトリプルヒロインに、大ベストセラー小説を映画化した『リアル鬼ごっこ』。11日の公開を目前に控え、ヒロインたちが鬼から逃げる、 “ガチ”な全力疾走の場面写真が到着した。2001年に“全国の佐藤さん”が鬼に殺されるという、斬新でインパクトの強い設定で中高生を中心に爆発的なブームを巻き起こした山田悠介の原作小説を、鬼才・園監督が新たに生まれ変わらせた本作。標的は全国の“JK”=女子高生!誰が、何のために追ってくるのか、全く分からないままに命を狙われ、死闘を繰り広げるヒロインたちを、トリンドルさん、篠田さん、真野さんがそれぞれ熱演する。今回到着したのは、3人の命懸けの全力疾走シーン。ミツコ(トリンドル玲奈)は血まみれのセーラー服を着て悲愴な面持ちで、ケイコ(篠田麻里子)はウエディングドレスをふり乱しながら、いづみ(真野恵里菜)はマラソンウェアで眉をしかめながらという、三者三様の“逃げ様”が披露されている。谷島正之プロデューサーは「もともとこのシリーズは、不条理な理由で鬼から“逃げる”物語。なので“走る”映像、切迫した速度がポイント」だと考え、「“感情が伴った走るシーン”を撮れる」ということで園監督に白羽の矢を立てたとのこと。「彼の映画は、つねに走ります。そこには理由があり、感情があり、物語があります。本作は全編“走り続ける”映画なので、彼の映画に毎回現れるような躍動するシーンが飛び出す事に期待しました」と語っている。そのエネルギッシュでオリジナリティあふれる作品が、海外でも高い評価を得ている園監督が、原作をあえて読まずに「何かが何かに追われる」という設定だけを活かした完全オリジナル脚本として作り上げたという本作。一度乗ったら降りられない“恐怖のジェットコースタームービー”をぜひ劇場で体感してみて。映画『リアル鬼ごっこ』は7月11日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:リアル鬼ごっこ 2015年7月11日(土)より全国にて公開(C) 2015「リアル鬼ごっこ」学級委員会
2015年07月02日『THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦』が5月1日(金)に公開を迎え、押井守監督を始め、筧利夫、真野恵里菜、福士誠治、太田莉菜、田尻茂一、堀本能礼、しおつかこうへい、藤木義勝、千葉繁、森カンナ、高島礼子の総勢12名がそろって舞台挨拶に登壇した。メディアミックス戦略の先駆けとして漫画、アニメなどで1980年代後半から展開してきた人気シリーズの完全実写プロジェクトで、7編のイベント上映に続く長編映画となる本作。人間型ロボット“レイバー”を操る警視庁特車二課が、自衛隊から強奪された最新鋭ヘリコプターによるテロと対峙する。撮影は2年前から、企画に至っては3年もの歳月を費やして進められてきた実写版『パトレイバー』シリーズも本作の公開を持って一区切りとなる。“隊長”筧さんは、おなじみの選挙演説調の大音声で「この作品は我々だけのものではなくみなさんのもの。みなさまに捧げます!」と語り喝采を浴びる。長く泉野明を演じてきた真野さんは映画の公開に「寂しい思いもあります」と本音を吐露。「歴史が長いこの作品がこのタイミングで実写化されてお話をいただくということに運命や縁を感じていました。最初は不安でいっぱいでしたが、押井さんが選んでくださったからには、自分にしかできない明をやろうと思いました」と語る。この日は久々に特車二課の面々が勢揃いしたが、真野さんは「このメンバーはいつまで経っても“戦友”です。こみ上げてくるものがあります…」と感慨を口にする。筧さんからは「泣け!」という“指令”が飛んだが、真野さんは「今日は泣きません!」と笑顔で作品を送り出した。福士さんは初日を迎え「朝、押井さんに初めて会ったときのことを思い出しました。奇跡のように3年が過ぎました」としみじみ。太田さんは「長かったような短かったような…。今日で一区切りという感覚がなく、いまも実感がわきません。胸がいっぱいです」と語った。押井監督も「長い仕事になりました。『パトレイバー』から離れたことのない3年でした」とこの3年を述懐。今回の長編に関しては「珍しく大サービスしています。日本映画でこんなにいろいろとてんこ盛りにした作品は僕にとっては初めて」と本作への特別な思いと自信を口にする。真野さん、太田さん、森さん、高島さんら“女の戦い”を打ち出している本作だが、押井監督は「一番怖かったのは?」という質問に「うーん…」と考え込みつつ、「では一番好きなのは?」と尋ねられると「あ、高島さんです」とレギュラーの真野さん、太田さんをあっさりと袖にして即答し、会場は笑いに包まれた。『THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦』は公開中。(text:cinemacafe.net)
2015年05月01日作・演出家、鴻上尚史の書き下ろし作『ベター・ハーフ』に真野恵里菜が挑戦している。それぞれのベター・ハーフを探し求めて、4人の登場人物が密接に絡み合いながら進むこの物語に、「芝居がしたくて2年前にハロー!プロジェクトを卒業した」という真野の“女優魂”が燃えているようだ。演出家と女優がその濃密な芝居を語った。舞台『ベター・ハーフ』チケット情報ずっと前から芝居が、それも舞台が好きだったという真野。なかでも、2013年の『キフシャム国の冒険』を観て以来、鴻上作品への出演は夢のひとつになったそうだ。「テンポのいい会話のやりとりがあって、ダンスもあって、まさに演劇という世界。そこに私も入ってみたいと思ったんです」(真野)。その思いは、実は鴻上も直に受け取っていた。「真野ちゃんは『朝日のような夕日をつれて2014』も観に来てくれたんですけど、劇場を出るときに、“私をキャスティングしろ”っていう目で僕を睨んで帰って行ったんですね(笑)。そして僕は、そういう野心のある人が好きなんです。それぐらいエネルギーのある人でなければ、芝居を作るというとても大変なことを、最後までくじけずにやれませんから」(鴻上)。稽古に入って1か月。実際、真野のほか、風間俊介、中村 中、片桐 仁による4人だけの芝居は想像以上にエネルギーが必要で、「家に帰って気づいたら寝落ちしている」(真野)ほど疲れるのだという。鴻上曰く、「世の中がギスギスしてきた今、人間と人間がコミュニケートし、つながるとはどういうことなのかを描きたかった」という作品である。それぞれがいっぱいしゃべって、喧嘩もする。「人と話すことって大事なんだなと感じます。それに、役として本心を相手にしっかり伝えられたときは、本当に嬉しくなるんです。だから、どういう芝居をすればちゃんと伝わるのかって一生懸命考えていて。こんなに芝居に打ち込めるなんて、ハロプロを卒業した意味がここにあったなっていう気がしています」(真野)。本心をさらけ出すような芝居に、「アイドル真野ちゃんに抱いている幻想を壊すかもしれない」と鴻上。しかし、「みなさんの心を引っ掻き回したい(笑)」と真野はたくましい。さらには、その会話劇のなかにダンスや中村 中の歌も加わる。「4人がぐじゅぐじゅしているのを(笑)、どうせなら楽しくお見せしたい。最終的には、明日も生きていこうと思ってもらえたらいいなと思うんです」と鴻上は締めくくる。演劇の醍醐味はもちろんのこと、生きていく力も、この舞台は与えてくれそうだ。舞台『ベター・ハーフ』は4月3日(金)から20日(月)まで東京・本多劇場、25日(土)・26日(日)に大阪・サンケイホールブリーゼ、5月3日(日・祝)から5日(火・祝)まで東京・よみうり大手町ホールにて上演。各会場ともチケット好評発売中。取材・文:大内弓子
2015年03月27日10月18日より公開される人気アニメ『機動警察パトレイバー』の実写プロジェクト『THE NEXT GENERATION ‐パトレイバー‐ 第5章』より、主演の真野恵里菜が歌う楽曲「大切なキセキ」が新たな主題歌に起用されることが明らかになった。「大切なキセキ」は『第5章』からのエンドロールに流れる新主題歌で、『第4章』までの主題歌「Ambitious!」から曲調は一新され、切なくメロウな仕上がり。本作のための書き下ろされ、何気ない日々こそが大切なものになる――という特車二課の日々を愛おしむような歌詞で歌われている。作詞は上田起士氏、作曲は小西裕子氏、編曲は鈴木俊介氏、そして、インディーズデビュー曲「マノピアノ」などでアレンジャーを務めたシャ乱Qのたいせい氏がディレクターを担当。本楽曲を「私にとっても特別な1曲」という真野は、「バラード調で歌詞が胸に響く曲になっています。しっとりした曲なので、歌詞の意味を考え情景を頭の中で浮かべて、歌詞を噛み締めながら"伝える"を大切に歌いました」と話している。ディレクターを担当したたいせい氏も本楽曲について「同じような毎日が続く中、誰かと出逢い同じ時間を過ごす上で、共通の悩みや個々の悩み、迷いながらも前進して行く。恋人や仲間、さまざまな関係の中、ぶつかり合いながら、いつしか互いを信頼し、絆を深めて行く。気付けば出逢った頃とは全然違う、お互いの関係ができあがっている。出逢えたことは"奇跡"かも知れない。でも、お互いで築き上げた"軌跡"こそが、本当に大切なものなのではないか」ということを思い描きながら楽曲を制作したという。なお、本楽曲は、10月15日にバップから発売されるCD『THE NEXT GENERATION パトレイバー オリジナル・サウンドトラック2』に収録。価格は3,240円。『THE NEXT GENERATION パトレイバー』は、これまでTVアニメ、OVA、コミック、小説、劇場版など幅広い展開を続けてきた『機動警察パトレイバー』シリーズ初の実写作品。初期OVAや劇場版1・2を手がけた押井総監督が新たな世代の"特車二課"の物語を全7章と長編劇場版を完全新作で制作している。10月18日からは、エピソード8「遠距離狙撃2000」とエピソード9「クロコダイル・ダンジョン」の2話で構成された『第5章』が公開される。(C)2014 HEADGEAR/「THE NEXT GENERATION –PATLABOR-」製作委員会
2014年10月01日