森七菜、中村倫也、仲野太賀らが織りなすラブストーリー「この恋あたためますか」の第7話が12月1日放送。森さん演じる樹木と中村さん演じる浅羽の“すれ違い”に「切ない」「社長遅い」など様々な反応が寄せられている。主人公の井上樹木に森さん、浅羽拓実に中村さん、新谷誠に仲野さん、北川里保に石橋静河、神子亮に山本耕史、一岡智子に市川実日子、李思涵に古川琴音といったキャストが出演する本作。浅羽が「ココエブリィ」の社長の座を追われ、会社を去る際、車の窓の外から「好き」と想いを伝えた樹木。その後浅羽は以前樹木がバイトしていたココエブリィ上目黒店で働くことになり、同僚たちと温泉旅行に行く。樹木も同行した温泉旅行で浅羽から、樹木は聞こえていなかったと思っていた自分の告白が浅羽に届いていたことを知らされる…というのが前回のおはなし。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。浅羽から「君の気持ちには答えられない」と言われた樹木は、思わず「あれは冗談」と返答してしまう。そんな浅羽に対し誠は、温泉旅行の間、自分が里保と一緒にいたと伝える。ココエブリィ上目黒店では、温泉への研修旅行で浅羽が思いついた「コンビニの新しい形」がスタートする。浅羽は創業者一族の香織(笹本玲奈)に頼み、移動販売車での出張販売を始めようとしていた。そんななか誠が樹木に改めて「付き合ってほしい」と交際を申し込む。樹木が浅羽からもらったスノードームを返却しようと店に行くと、温泉旅行で行った軽井沢で大規模停電が発生。樹木は移動販売車で軽井沢に向かおうと提案。最初は「無駄足だ」と否定的だった浅羽だが、現地で移動販売が大盛況となり、誠と里保も応援に駆け付け…というのが今回のストーリー。ずっと働きづくめだった樹木に温かい飲み物を差し入れる浅羽。彼女の手が冷たいことに気づき、自分の手で上から温める。すると樹木は「捨てるなんて無理。でも持っとくのも無理」ともらったスノードームを浅羽に返す。その後、誠の告白に応え、2人は付き合うことに…というラストだった。移動販売の応援にやってきた誠は樹木を車に乗せ2人で帰路に。その2人から目を背けるように視線を合わせず見送る浅羽。浅羽を吹っ切ろうとする樹木と、樹木に惹かれていく自分に気づきつつある浅羽…すれ違う2人の姿に「樹木ちゃん。浅羽さんの事が好きなのに、スノードームを返すシーンが少し切ない」「恋ってホントにすれ違いばっかり・・」「社長遅いよぉ」「不器用で罪な男ですよね」「倫也さんの表情にキュ~ンとしちゃいます」など、視聴者から様々な反応が寄せられている。(笠緒)
2020年12月02日森七菜主演、中村倫也、仲野太賀、石橋静河らの共演でおくる「この恋あたためますか」。その5話が11月17日にオンエア。スイーツ嫌いになった理由を明かす浅羽…その際の中村さんの演技に視聴者から「とても印象的」「目で演技する男」などの反応が集まっている。コンビニバイトからスイーツ作りをすることになった主人公とコンビニチェーン社長をめぐる“スイーツ×ラブ”ドラマとなる本作。コンビニエンスストア「ココエブリィ」でアルバイトをしているところを、同社の社長となった浅羽に見出され、スイーツ製作に携わることになる井上樹木に森さん。外資系ネット通販会社から「ココエブリィ」の新社長となり、スイーツ開発に注力していく浅羽拓実に中村さん。浅羽の地元の後輩で現在は「ココエブリィ」のスイーツ製作を担当、前回、樹木にキスした新谷誠に仲野さん。「ココエブリィ」でスイーツの企画を担当、浅羽の“元カノ”でもある北川里保に石橋さん。以前は商品部スイーツ課の課長を務めていた一岡智子に市川実日子。浅羽と対立する「ココエブリィ」専務の神子亮に山本耕史といったキャスト。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。新谷から突然キスされ戸惑う樹木は、里保が浅羽との復縁を望んでいることを知ってさらに複雑な気持ちになってしまう。そんななかココエブリィに経済誌とテレビの密着取材が申し込まれ、新しいスイーツ商品の展開を作った社長の浅羽とともに樹木も取材を受けることに。新谷は調査の名目で樹木を遊園地デートに誘う一方、浅羽と里保も浅草でデート、2人はやり直すことに。だが神子は浅羽を解任しようとして…というのが今回の物語。新谷によれば浅羽は元々甘いものが好きだったという。その理由を聞いた樹木が「甘いものは人を幸せにする」と口にすると、浅羽は「甘いものが人を幸せにするんじゃない、元々幸せな人が甘いものを食べるとより幸せを感じられる、それだけだ。ひとりぼっちのやつが甘いものを食べても、幸せになれない」と、強い口調でそれを否定。そして浅羽が幼少期、唯一家族が食卓を囲むクリスマスにケーキを作って用意したにも関わらず、夫婦げんかでケーキを壊され、それからスイーツもクリスマスも嫌いになったという過去が明かされる…里保にも同じことを聞かれその時は理由をはぐらかすも、樹木には本当の理由を明かす浅羽。このシーンに「ききちゃんには本音で話せるんですね」「過去の話を樹木ちゃんにだけする浅羽さん」などの反応が寄せられる。また「これまで常にポーカーフェイスだった浅羽社長さん。樹木ちゃんに過去の事を聞かれて思わず感情が露わになってしまった所がとても印象的だった」「浅羽社長が過去のトラウマの話をするとき、もうすっごく目が鋭くてね、でもキキちゃんが話していくうちにだんだん丸い目になっていったのよ。倫也さんが目で演技する男だと確信した瞬間」など、浅羽の心の揺れ動くさまを見事に表現した中村さんの演技にも賞賛の声が集まっている。(笠緒)
2020年11月18日森七菜主演、中村倫也、仲野太賀、石橋静河といったキャストが共演する「この恋あたためますか」の3話が、11月3日放送。中村さん演じる浅羽が、石橋さん演じる里保を切なそうな表情で見つめ抱きしめる…その姿に視聴者からの反応が殺到中だ。本作は森さん演じる元アイドルが、夢破れコンビニでアルバイトしながらスイーツについてSNSに動画をアップしていたところ、バイト先のコンビニチェーンの社長と出会い、一番売れるスイーツを開発しながら2人の甘い恋も生まれるオリジナル“スイーツ×ラブ”ドラマ。コンビニエンスストア「ココエブリィ」でアルバイトをしながら、スイーツについてSNSに配信している井上樹木に森さん。外資系ネット通販会社から「ココエブリィ」の新社長になる浅羽拓実に中村さん。「ココエブリィ」のスイーツを製作するパティシエで浅羽の地元の後輩でもある新谷誠に仲野さん。「ココエブリィ」でスイーツの企画を担当する北川里保に石橋さん。商品部スイーツ課の課長を務めていた一岡智子に市川実日子。浅羽と対立する「ココエブリィ」専務の神子亮に山本耕史といったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。4話は樹木が里保の開発したシュークリームの配送テストを手伝うことになり、浅羽に必要とされたことに喜びを感じた樹木は、商品化に向けてまい進。共に作業をこなす中で樹木と里保は徐々に打ち解けていくが、テストをクリアできずに里保は焦りを覚え、新商品の発売日も迫る。そんななか万が一を考えた浅羽はいったん“ボツ”となった樹木のシュークリームの配送テストも行うと言い出す…というおなはし。結局採用されたのは樹木のシュークリームで売上も好調。浅羽にシュークリームを届けに行く樹木。その頃浅羽は里保に「笑わなくていい。無理して笑うな」と声をかけ、涙を流す里保を優しく抱きしめ…その様子を樹木は目撃してしまうというラストだった。樹木の前では笑顔を見せながら内心では悔しさを噛み締めていた里保。その内心の想いを知って切なそうな表情を浮かべながら彼女を抱きしめる浅羽の姿に「浅羽社長が里保って呼びかけるシーンはきゅんしまくりでした」「社長の切なすぎる顔すごい、、なにあの表情えもすぎた」「苦しい、切ない。最後、もうキュンキュン」「最後の中村倫也くんがかっこよすぎた」等の声が殺到。一方でそんな2人を目撃してしまう樹木、浅羽に惹かれていく樹木に複雑な思いを抱く誠に「全員が切なすぎて泣きそうになりました」「皆さん微妙な表情が上手すぎてずっと悶えてた」などの声も上がっている。(笠緒)
2020年11月04日肌寒くなったのでサラッと羽織れるアイテムが欲しい ―― そんな抽象的なニーズが生まれたとき、皆さんはどのような行動をとるだろうか?いつもの決まったショップに行って商品を探すか、もしくはネットで調べるといったところだろうか。ありふれたニーズのように思えるが、「サラッと羽織れるアウター」などと検索しても、その独特のニュアンスは検索結果に反映されづらい。検索エンジンはまだ、この要望を正確には理解してくれない。この問題を解決するサービスが、ユーザーから寄せられたファッションの相談に対し、ショップ店員がおすすめアイテムを提案するコミュニケーションプラットフォーム「STYLER」だ。同サービスでは「肌寒くなったのでサラッと羽織れるアイテムが欲しい」とユーザーが書き込むと、複数の店員が空き時間を活用し、商品を紹介してくれる。「ファッションは本来、売り手のほうが圧倒的に質の高い情報を持っています。それに、生活者にとっても相談したいというニーズがあるはず。しかし、コミュニケーションのハードル自体が非常に高く、オシャレな店舗であればあるほど入りづらい、店員にも話しかけにくいと感じる人が大半ではないでしょうか。STYLERは、こういった問題の解決を目指します」こう語るのは、STYLERの運営元となるスタイラーCEOの小関翼氏。同氏は学生時代から、在野の思想家として活動する呉智英氏や浅羽通明氏と交流を持ち、「知識人といてどう生きるか」を考えてきた。その結果、学会や大企業の中で日々を過ごすのではなく、起業することを考えたという。しかし、起業前にお金のことを学んでおきたいと考え、大学院卒業後にメガバンクにて3年間勤めた経歴をもつ。○オフラインがメインとなるファッション市場で、イノベーションを起こしたい小関氏 : 転職して、イギリスのメガバンクで新規事業の開発に3年ほど携わりました。この段階で起業を考えていましたが、お金の扱い方だけでなく、事業会社での経験も欲しいと考えAmazonへ転職し事業開発を手がけました。その後、金融機関に在籍していた時の同僚がクラウドファンディングのスタートアップ企業を立ち上げることになり、COOとして参画しました。ある程度ビジネスの形を作ったのちに退任し、2015年3月にスタイラーを設立したという経緯です。――― 事業として「ファッション × IT」を選んだ背景には何がありましたか?個人的にECが好きだったことが背景にあります。Amazonに在籍しているときも、ほとんどの物を自社サービスで買っていました。とは言いつつも、その多くを日用品が占めており、ファッションアイテムとしてはせいぜい、靴下やインナーくらいだった。これは僕だけに言えることではなく、ほとんどの社員がそうでした。ITリテラシーが高く、金銭的に余裕のある人でも、ファッションや旅行、食などライフスタイル領域ではオフラインがメインにならざるを得ない、そういう市場もあるんだなと感じました。こういった市場では、テクノロジーを活用したビジネスの刷新が遅れる傾向にありますが、関わっている人たちが現状に課題を感じていないわけではない。ニーズはあると思っていたので、ライフスタイル領域で起業しようと考えていました。ただ、スタートアップは山あり谷ありで、良い時期ばかりではありません。「調子が悪いときも頑張って続けると、何か良いことがあるかもしれないね」みたいな世界。それを踏まえて考えた結果、ファッションという自分が好きな領域で起業し、ITを利用したソリューションで業界に貢献しようと決めました。サービスのオープンβテストを開始したのは、今年(2015年)の7月のことです。○1~2年は、ユーザー数を増やすことに注力―――現在、認知度向上のためにどのような施策を行っていますか?STYLERは、4~6月にクローズド版として身内100人、ショップ15~20店舗でテストを行いました。同時期にオウンドメディア「STYLER MAG」を立ち上げ、4月から運営を開始しました。開設時のは1日1記事の掲載でしたが、現在は1日3~4本、読み応えのあるボリューム感の記事を更新しています。同メディアでは、Fashionsnap.comなどさまざまなメディアとコンテンツ共有を行っていて、掲載した記事がスマートニュースなどのニュースアプリに転載され、広がっていく仕組みが構築できています。記事内からも興味を持ったユーザーがSTYLERに来てくれるようにしているので、STYLER MAGを直接見てくれた読者はもちろん、他媒体やニュースアプリから偶然たどり着いた読者にも、STYLERを知っていただけるのではないかなと思います。――― マネタイズ法としては、どのようなものを描いていますか?当分の間は課金を行わず、ファッションのコミュニケーションプラットフォームとして広めていく予定です。一方で、ビジネスを展開しているマーケットの大きさと、さまざまな課金の切り口がある柔軟性が、STYLERの強みでもあると思っています。たとえば、ショップはECのリンクをつけて回答するので、そのままECで購入するユーザーも多く「個別のECショップではなく、STYLER上で決済したい」といった要望もたくさんいただいています。決済機能をつけると、金額に応じた決済手数料をいただくこと必要があります。サービスがより成熟してくると、ユーザーのコミュニケーションデータやPOSデータ、クッキーデータなどを一つに統合し、CRMとしてショップに活用してもらい、利用料をいただくこともできます。潜在顧客向けの広告施策にも使っていただけるでしょう。○チームメンバー探しに奔走した日々――― プロダクトの開発で苦労した点はありますか?エンジニア集めに苦労しました。エンジニアは、中小~大手企業にいたるまでどこも不足している状態です。サービスができて認知度が上がれば改善される問題でもありますが、設立したばかりの会社でイチからサービス開発を担当してくれる人を見つけるのは難しかったですね。以前は一日に5回くらい、リクルーティングのために同じ話をして回ったこともあります(笑)。4月にオープンしたクローズド版は、知り合いの学生エンジニアが「自分の腕試しをしたい」と、ほぼ1人で作ってくれました。エンジニアだけでなく人集め全般の話をすると、まず、共同創業者/STYLER MAG編集長の岩崎(岩崎佑哉氏)は、国内でも有名なメンズファッションブロガーで、僕は彼のブログ「fashionNeet.mag」の読者でした。スタートアップには情報発信力の高い人がいたほうが良いことはもちろんですが、それだけでなく、ファッションリテラシーやメディア運営能力の高さ、ITにも通じているという人材は、彼以外に考えられなかった。コンテンツとして、ファッションはもちろん、関連するアプリやECの話題をブログで取り上げることもありましたから。そんなファッションブロガーはほぼいません。思いきって声をかけると興味を持ってくれて、ジョインしてくれました。創業時、事業に関わってくれる人は10人以下でしたが、現在は常勤5人のほか、非常勤やゆるく手伝ってくれる人を含めると30人くらいのメンバーがいます。内訳は、学生エンジニアや学生・社会人でファッションのスタートアップを手伝いたいと言ってくれる人、フォトグラファー、ライターなどです。○ファッションとIT、人、商品をつなぐハブへ――― STYLERに参加するブランドやショップはどうやって集めましたか?電話営業や口コミによるインバウンドが中心ですが、比較的スムーズに加入をいただいています。そもそもブランドやショップは、「新規顧客に自分たちのブランドやショップの魅力を伝えられない」「従来型のメディアに載りたくても資金的に見合わない」など課題を抱えているので、中小・大手に関係なく反応は良かった。話を持っていった7~8割がその場でアカウントを開設するくらい、多くが乗り気で応じてくれました。また、店舗においては、お客さんが来ない時間や接客していない時間など、意外とアイドリングタイムが長くあります。現場ではその時間を埋めるためにわざわざ仕事を作り、それでも埋まらなければ人を減らすといった悪循環に陥っています。その結果、せっかく入社した若手従業員もモチベーションを保てず、人材が流出してしまうということも少なくありません。それだけではなく、ファッション業界では昨今、新規顧客との接点が減っていて、誘客を立地とセールに依存している状況です。加えて、ファッション雑誌を読む若者も減っており、昔のように雑誌がチャネルになっているわけでもありません。チャネルが少なくなったことで、ブログやFacebookページの運営を始めるものの、これらを見てくれる人は既存のファンなんですよね。ショップやブランドを新たに知ってもらうことすら、ハードルが高い時代になっている。STYLERを使うと新たなチャネルを作れますし、新規顧客にアプローチすることもできる。寄せられた相談に対し提案を1つ書き込むという作業は10分ほどしかかかりませんし、ショップ定員にとっても気軽に使える点が響いたのだと思います。――― 最後に。ファッション × IT業界におけるどのような存在を目指していくのでしょうか海外だと3~4年前から、国内だとここ1年くらいで、Fashion Tech(ファッション×IT)事業を行う会社が散発的に登場しつつあります。しかし、国内に業界団体があるわけでもなく、横のつながりもあまりない状況です。スタイラーという会社は、ITを用いてファッション業界を活性化するために、人と人とをつないでいける存在になりたいと考えています。また、僕自身も知識人として、このような社会に貢献する活動を広めていきたいと思います。STYLER MAGに、C CHANNELの森川さんやUNITED ARROWS デジタルマーケティング部 部長の相川さんとの対談記事を掲載したり、12月にナレッジやスキルを交換するためのイベント「Fashion Tech Summit」を主催したりと、ファッションとテクノロジーのハブになるような活動を続けていきたいと思っています。
2015年09月28日