iPhone 6の発売以来、Apple StoreでSIMフリーのiPhoneが扱われるようになり、2015年5月にはSIMロック解除に関するガイドラインが改正され、ユーザから申し出があったとき携帯電話会社はSIMロック解除に応じなければならなくなった。今後iPhoneでも「格安SIM」の利用者が増えることは確実な情勢だ。ただし、格安SIMにはいくつかの注意点がある。多くの場合、データ通信量に細かな制約を設け低廉な料金設定を可能にしているため、国内の一般的なプラン(7GB/月以下であれば自由にデータ通信できる)と同じ感覚で使用していると、通信速度が抑えられたり追加料金が発生したりという制約が生じてしまう。あれこれ工夫してデータ通信を節約しないことには、格安SIMのメリットを発揮できないのだ。格安SIMを使うときの基本として、モバイル回線の使用は必要最小限にとどめ極力Wi-Fi回線を使用するというものがあるが、それだけでは不十分だ。かといってモバイルデータ通信をオフにしてしまってはiPhoneの利便性が損なわれるため、設定の"勘所"を押さえる必要がある。まず、iTunes/App Storeの自動ダウンロードスイッチをオフにしよう。このスイッチをオンにしておくと、モバイル回線でアプリや楽曲などのコンテンツがダウンロードされてしまうことがあるからだ。WEBサイトのコンテンツをオフラインで読むための機能「リーディングリスト」についても、モバイルデータ通信をオフにしておこう。WEBサイトには画像が多数含まれるため、オフにしたほうがデータ通信量を節約できる。忘れられがちなのが「Wi-Fiアシスト」だ。Wi-Fiの接続状況が芳しくないとき、自動的にモバイル回線を利用して通信速度を稼ぐというiOS 9の新機能だが、気付かないうちに使用されるという点で格安SIMには危険な存在だ。オフにしておいたほうがいいだろう。
2016年01月16日インターネットイニシアティブ(IIJ)は1月15日、訪日外国人向けプリペイド型SIMカード「Japan Travel SIM」をJR東日本の駅構内コンビニ「NewDays」で販売すると発表した。1月19日より、山手線沿線の70店舗で提供を開始する。販売されるJapan Travel SIMは2種類で、容量と(初回通信日からの)利用期間が「1GB(30日間)」「2GB(3カ月)」で、価格は1GBが3000円、2GBが4000円(いずれも税込)。利用エリアはNTTドコモのLTEと3Gの利用可能エリアで、通信速度は下り最大225Mbps/上り最大50Mbps、SIMサイズはmicroSIM/nanoSIMとなる。データ通信量の追加は「IIJmioクーポンカード」「ブラステルカード」によりできるが、利用可能期間は延長されない。同SIMカード入りパッケージは、訪日外国人やビジネスなどで海外に在住している日本人の一時帰国者向けとして提供されている。
2016年01月15日VAIOは、直販サイト「VAIOストア」でVAIOオリジナルSIMが完売したことを受け、「VAIO S11」オリジナルSIMセットの受注を、8日10時から再開すると発表した。2015年12月9日にスタートした「VAIOストア」は、オリジナル通信プランのSIMカード「VAIO オリジナル LTEデータ通信SIM」や、11.6型モバイルPC「VAIO S11」とオリジナルSIMをセットにした「VAIO S11 VAIOオリジナルSIMバンドルパッケージ」などを取り扱っている。VAIOによると、VAIOオリジナルSIMは6日夕方頃に完売。7日現在は同SIMおよび、「VAIO S11」が注文できない状態たが、8日10時から受注を再開する予定という。
2016年01月07日UPQは21日、SIMフリーAndroidスマートフォン「UPQ Phone A01X」を発売した。価格は税別14,800円。「UPQ Phone A01X」は、前機種である「UPQ Phone A01」の後継機種となる4.5インチSIMフリーAndroidスマートフォン。A01と比べ、ストレージ容量が16GBに拡大したほか、新カラーバリエーションが追加されるなど一部仕様が変わっている。主な仕様は次の通り。OSはAndroid 5.1。CPUはMT6735 Cortex-A53(クアッドコア、1.3GHz)。内蔵メモリは1GB。ストレージは16GB。外部ストレージはmicro SDHC。ディスプレイ解像度は480×854ピクセル。サイズ/重量は、幅66×厚さ8.6×高さ133mm/118g。バッテリー容量は1,800mAh。背面には500万画素、前面には200万画素のカメラを内蔵。通信面では、FDD-LTE(B1/B3/B19/B28)、W-CDMA(B1/B19)をサポート。そのほか、IEEE802.11b/g/nに準拠したWi-Fi、Bluetooth 4.0に対応する。カラーバリエーションは、ホワイトBG、ブルー・バイ・グリーン、ブラック(2016年1月下旬以降発売)、ホワイトの4色。
2015年12月21日ZTEジャパンは、3種類の生体認証システムを搭載したSIMフリーAndroidスマートフォン「AXON mini」を25日に発売する。価格は税別39,800円。「AXON mini」は、5.2インチサイズのSIMフリーAndroidスマートフォン。金属製で、手でホールドしやすい曲線のボディが特徴だ。最薄部で0.85mmという狭額縁設計により画面占有率約76%を実現した。機能面では指紋、声紋、眼(静脈)による生体認証システムを備えている。主な仕様は次の通り。OSはAndroid 5.1。CPUはQualcomm Snapdragon 615(オクタコア、1.5GHz)。内蔵メモリは3GB。ストレージは32GB。外部ストレージはmicroSD(最大128GB)。サイズ/重量は、幅70×厚さ7.9×高さ143.5mm/132g。バッテリー容量は2,800mAh。ディスプレイ解像度は1,080×1,920ピクセル。背面には1,300万画素、前面には800万画素のカメラを内蔵。通信面では、FDD-LTE(B1/B3/B19)、HSPA/WCDMA(B1/B6/B19)、GSM(1900MHz/1800MHz/900MHz/850MHz)をサポート。そのほか、IEEE802.11a/b/g/n/acに準拠したWi-Fi、Bluetooth 4.1などに対応する。カラーバリエーションはイオンゴールド、クロームシルバーの2色。
2015年12月21日VIPは、2016年3月に開始される新放送サービス「i-dio」に対応したSIMフリーAndroidスマートフォン「i-dio Phone」(コヴィア製)を発売した。価格は税込み32,184円。「i-dio」は、地上アナログ放送終了後に空いた周波数帯を利用して提供される新たな放送サービス。モバイル端末やカーナビなどで受信できる「携帯性」、混みあうことなく不特定多数に情報を提供できる「一斉同報性」、放送波にIPパケットを乗せてデータ伝送する「IPデータキャスト」といった特徴を備えている。2016年3月に東京、大阪、福岡の3カ所で放送が開始される。「i-dio Phone」では、「i-dio」のほか、ワンセグとFMラジオという3波の放送サービスに対応している。主な仕様は次の通り。OSはAndroid 5.1。CPUはクアッドコア(1.2GHz)。内蔵メモリは2GB。ストレージは16GB。外部ストレージはmicroSDHC。サイズ/重量は高さ143.7×幅71.5×厚さ10.6mm/約158g。ディスプレイは5インチHD液晶(720×1,280ピクセル)。背面には800万画素、前面には200万画素のカメラを内蔵。通信面では、LTE(B1/B3/B19/B21)、W-CDMA(B1/B6)をサポート。そのほか、Bluetooth 4.0。IEEE802.11b/g/nに準拠したWi-Fiなどに対応する。(記事提供: マイナビニュース・携帯ch)
2015年12月21日VIPは、2016年3月に開始される新放送サービス「i-dio」に対応したSIMフリーAndroidスマートフォン「i-dio Phone」を21日に発売する。価格は税込み32,184円。「i-dio」は、地上アナログ放送終了後に空いた周波数帯を利用して提供される新たな放送サービス。モバイル端末やカーナビなどで受信できる「携帯性」、混みあうことなく不特定多数に情報を提供できる「一斉同報性」、放送波にIPパケットを乗せてデータ伝送する「IPデータキャスト」といった特徴を備えている。2016年3月に東京、大阪、福岡の3カ所で放送が開始される。「i-dio Phone」では、「i-dio」のほか、ワンセグとFMラジオという3波の放送サービスに対応している。主な仕様は次の通り。OSはAndroid 5.1。CPUはクアッドコア(1.2GHz)。内蔵メモリは2GB。ストレージは16GB。外部ストレージはmicroSDHC。サイズ/重量は高さ143.7×幅71.5×厚さ10.6mm/約158g。ディスプレイは5インチHD液晶(720×1,280ピクセル)。背面には800万画素、前面には200万画素のカメラを内蔵。通信面では、LTE(B1/B3/B19/B21)、W-CDMA(B1/B6)をサポート。そのほか、Bluetooth 4.0。IEEE802.11b/g/nに準拠したWi-Fiなどに対応する。
2015年12月18日日本通信はこのほど、2つの携帯電話回線を利用した組み込み機器向けルーター「2SIMルーター」を発表した。2回線を利用できるメリットとして、NTTドコモの回線が通信できなくなった場合に、自動的にソフトバンク回線へ切り替えられることがある。これにより、ネットワークの信頼性、高接続性を確保できるとしている。特にIoTやM2M向けのサービスを想定しており、同社はISDN回線での専用線サービスの置き換えを狙う。月額料金はルーターレンタル料金、通信料金を含んで3900円(税別)となる。2SIMルーターは、1つの通信モジュールと2つのSIMスロットを備えており、メイン回線としてドコモ、バックアップ回線としてソフトバンクが利用される。メイン回線が不通になった場合、自動的にバックアップ回線に切り替えを行い、通信を維持することができる。ドコモ回線自体が不通になることは「めったにない」(日本通信 社長 福田 尚久氏)が、信頼性を求める法人ユーザー向けにサービスを提供する。日本通信はMVNOとしてドコモとL2接続を実現しているが、ソフトバンクに対しては現在L2接続を申し入れしている段階だ。ソフトバンクのSIMを挿しただけではそのまま通信できないため、同社の米国子会社がL2接続の契約をする英Vodafoneを経由してソフトバンク回線を利用する形態をとる。同社は、米国でATM向けの無線専用線サービスを提供しており、セキュリティ基準のPCI DSSも取得している。米国ではATMの3割が無線接続で、この分野では「リーダーになっている」と福田氏。この無線専用線サービスの経験を生かして、専用線としてセキュリティが要求される分野での採用を想定しており、現在、ISDNの専用回線サービスを利用している企業をターゲットに据える。国内では、有線の専用線サービスが490万回線利用されているが、そのうち350万回線がISDNを利用し、「速度は64kbpsながら月額1万円程度を支払っている」と福田氏。それに対して2SIMでは、速度は150kbpsに制限された3G通信ながら、月額3980円と割安な価格を実現した。無線であることから「設置コストも低廉化できる」とのことで、今後の利用拡大を目指す。ATMなどの金融機関の採用だけでなく、POSでの利用も想定する。現在、クレジットカード業界はセキュリティのためIC(EMV)への対応を推進しており、今後POS端末の置き換えが進んでいくと見られている。特に、SIMの入ったハンディターミナルを利用する場合は無線部分のセキュリティを確保する必要があるが、同社はPCI DSSを取得しているため、競合に対して有利なポジションになると見ており、採用拡大が期待できるとしている。2SIMルーターは、既存のルーター端末に対して回線切り替えのアルゴリズムを開発して搭載した。疎通確認をして不通と判断すると、自動で回線を切り替える仕組みで、バックアップ回線で通信を継続しつつ、日本通信側がメイン回線の復旧を確認。リモートからメイン回線への切り替えを行う。また現在、「2Moduleルーター」の開発を行っており、ドコモとソフトバンクの両回線を同時に接続して、メイン回線が不通になるとすぐさまバックアップ回線に接続できるようにする計画もある。その後、「2Moduleルーター Advanced」へと進化させ、パケットの遅延といった"IPレイヤでの不安定な挙動"を把握して、不通になる前にバックアップ回線に切り替える仕組みを導入する将来像も語った。2Moduleルーターは来春には登場予定とのことで、製品としてはすでにテストも実施しているが、ソフトバンクとのL2接続が可能になってからの提供を予定している。交渉段階では問題がないため、「実現は春頃になる」と福田氏。現在のVodafone経由でもコスト、機能ともに問題はないというが、「海外を経由しない」という要望に応えるため、ソフトバンクとのL2接続以降の提供となるとしている。日本通信では、セキュリティとしてPCI DSS、信頼性として2つの回線を使うデュアルネットワーク戦略によって、金融・決済系での利用、IoT/M2M分野での利用を目指し、今後パートナー企業とともに販売の拡大を目指していく考えだ。
2015年12月09日VAIOは9日、約930gの11.6型ノートPC「VAIO S11」を発表した。Wi-Fiモデルのほか、底面にSIMスロットを装備し、格安SIMカードなどを挿入してモバイル通信できるSIMフリーモデルも用意する。同日から受注開始で、12月18日から順次発送。価格はオープン。直販のカスタマイズモデルは税別114,800円から、個人向け標準仕様モデルは税別149,800円から。2015年2月16日に発表したフラッグシップ機「VAIO Z」の技術を活かし、「ビジネスモバイルの"快"を凝縮した」という11.6型モバイルノートPC。Skylake世代のCore iプロセッサ(U型番)を搭載し、SIMフリーモデルの投入に加え、外装や冷却機構、キーボードで独自の工夫を施した。○SIMフリーモデルの投入「VAIO S11」では、「格安SIMが一般に浸透してきた」として、底面にmicroSIMスロットを備えたLTE対応モデルをラインナップする。LTEとWi-Fiのアンテナはディスプレイ上部のベゼル内に配置。対応バンドは、4G LTEがバンド1 / 3 / 19 / 21、3Gがバンド1 / 19で、ドコモ網が中心。合わせて、VAIOはPC向けに独自プランのSIMサービスを提供開始する。格安SIMサービスでは通常、データ通信容量上限付きの月額契約が主となる。「まとめて使う月と使わない月の差が大きい」「月額契約だと経費精算が面倒」といったように、PCで便利なデータ通信サービスがなかったとして、独自プランの提供に至った。○外装や冷却機構、キーボード外装には、防汚性や防指紋性があり、擦り傷にも強いUVコーティングを施し、日常使用による劣化防止を図る。冷却機構では、2014年7月に発表した11.6型ノートPC「VAIO Pro 11」搭載ファンから大型化し、1.5mm厚いファンの採用で排熱量を約2倍に増加させた。11.6型ディスプレイの解像度は1,920×1,080ドット。sRGB97%カバーのIPS液晶で、蛍光灯の映り込みを低減する独自の低反射コーティングを採用した。また、インタフェースのひとつには、Thunderbolt 3兼用のUSB 3.1 Type-Cポートを搭載する。キーボードは内部に補強ビスを備えて剛性を高め、たわみの少ない打鍵感を目指した。入力スイッチはパンタグラフ式だが、樹脂製の取付ベースを採用し、打鍵時の干渉音の抑制と、がたつき音を低減した静音キーボードとしている。キートップには専用開発のフッ素含有UV硬化性樹脂塗装を採用し、経年によるトップコートの摩耗や、油脂によるテカリを目立ちにくくした。また、タッチパッドは新開発の「高精度タッチパッド」を搭載。新しいタッチパッドでは、触れている部分が「指」か「手のひら」かを検知する機能を備え、手のひらが触れたことによる意図しない誤操作を防ぐ。このほか、ビジネス用途も意識し、150kg加圧振動試験や不意の落下を想定した90cm6面落下、閉じた状態でペンを挟み込む試験など、2015年5月に発表した13.3型モバイルPC「VAIO Pro 13 | mk2」と同じ耐久試験をクリアする。○個人向け標準仕様モデル量販店などに並ぶ、個人向け標準仕様モデルの主な仕様は、OSがWindows 10 Home 64bit、CPUがIntel Core i5-6200U(2.30GHz)、チップセットがIntel HD Graphics 520、メモリが4GB、ストレージが128GB SATA SSD、液晶が11.6型ワイド(1,920×1,080ドット、低ヘイズAG)など。通信機能は、10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T対応有線LAN、IEEE802.11a/b/g/n/ac対応無線LAN、Bluetooth 4.1。インタフェースは、USB 3.0×2、USB 3.1(Type-C)、SDカードスロット、D-Subなど。本体サイズはW284×D190.4×H16.4~19.1mm、重量は、Wi-Fiモデルが約930g、SIMフリーモデルが約940g。バッテリ駆動時間は約15時間(JEITA 2.0)。カラーはブラック、ホワイト、シルバー。最小構成価格は税別149,800円。○カスタマイズモデルソニーストアのカスタマイズモデルでは、OSでWindows 10 ProやWindows 7 Professional、CPUでCore i7-6500U、Core i3-6100Uが選択できるほか、ストレージでPCIe接続の512GB/256GB SSDをカスタマイズできる。また、LTEのあり・なしの選択、Office種類や搭載・日搭載の選択が可能。重量は構成により、約920~940g。Wi-Fiモデルの最小構成価格は税別114,800円。SIMフリーモデルの最小構成価格は税別124,800円。○VAIOストアモデル9日にオープンした直販サイト「VAIOストア」でも、「VAIO S11」を取り扱う。ソニーストアのカスタマイズモデルと同様の構成選択が可能だが、同社のPC向け通信サービスセットモデルのみを用意。このほか、オリジナルの保証サービス「パソコン3年あんしんサポート」もオプションで選択できる。通信プラン+SIMセットの最小構成価格は税込142,344円から。
2015年12月09日ビックカメラは8日、音声通話機能付きのオリジナルSIMカード「BIC モバイル ONE powered by OCN」を発表した。12月10日より発売する。SIMパッケージの価格は2,990円。「BIC モバイル ONE powered by OCN」は、NTTコミュニケーションズの協力を得て発売されるビックカメラオリジナルのSIMカード。特典として、月額350円の「ひかりTVエントリープラン」が無料で使用できるようになる。最大通信速度は262.5Mbpsで、サービスエリアはNTTドコモが提供するエリアとなる。コースタイプは、1日の通信容量で計算する日次コースと、月単位で計算する月次コースの2種類。余った通信容量は翌日/翌月に繰り越し可能で、コースの変更は月に1回まで受け付けるほか、MNPにも対応する。月額料金は、日次コースの通信容量110MB/日プランが1,600円、170MB/日プランが2,080円。月次コースでは、3GB/月プランが1,800円、5GB/月プランが2,150円、10GB/月プランが3,000円。最大通信速度500kbpsで通信容量15GB/月プランが2,500円。「OCN光サービス」とセットで使用することで、毎月200円の割引も行われる。なお支払いにはクレジットカードが必要。
2015年12月08日ファーウェイ・ジャパンは26日、SIMフリーAndroidスマートフォン「HUAWEI Mate S」を12月4日に発売すると発表した。価格はオープンで、市場想定価格は税別79,800円。「HUAWEI Mate S」は、5.5インチFHD解像度(1,080×1,920ピクセル)の有機ELディスプレイを搭載する、SIMフリーAndroidスマートフォン。カバーガラスには、Corning Gorilla Glass4を採用している。CPUはオクタコアのHisilicon Kirin 935、3GBの内蔵メモリ、32GBのストレージ、1,300万画素のメインカメラなどを備え、ファーウェイではフラグシップモデルの位置づけだ。機能面では、つま先や指の関節部でもタップできる「ナックルセンス・テクノロジー」や、指紋認証システム「Fingerprint Sense 2.0」を搭載する。ファーウェイ公式オンラインストア「V モール」や、ヨドバシカメラやビックカメラ、ヤマダ電機などの家電量販店のほか、MVNOであるU-Mobile、楽天モバイルでも取り扱う。主な仕様は次の通り。OSはAndroid 5.1。CPUはHisilicon Kirin 935(オクタコア、A53X 2.2GHz+A53 1.5GHz)。内蔵メモリは3GB。ストレージは32GB。外部ストレージはmicroSD(最大128GB)。サイズ/重量は、幅約75.3mm×高さ約149.8mm×厚さ約7.2mm/約156g。背面には1,300万画素、前面には800万画素のカメラを内蔵。バッテリー容量は2,700mAh。カラーバリエーションは、ミスティークシャンパン、チタニウムグレー、ローズゴールドの3色。通信面では、FDD-LTE(B1/B2/B3/B4/B5/B7/B8/B12/B17/B18/B19/B20/B25/B26/B28)、UMTS(B1/B2/B4/B5/B6/B8/B19)、GSM(850MHz/900MHz/1800MHz/1900MHz)をサポート。そのほか、IEEE802.11b/g/nに準拠したWi-Fi、Bluetooth 4.1、NFCに対応する。
2015年11月26日ジャストシステムは11月25日、セルフ型アンケートサービス「Fastask(ファストアスク)」で「SIMフリー端末に関する実態調査」の結果を発表した。スマートフォンを利用している20歳~59歳の男女1000名を対象に調査が行われた。SIMフリー端末ではないスマートフォンユーザーに、SIMフリー端末への興味の度合いを聞いたところ、「近い将来、SIMフリー端末にしようと決めている」が5.9%、「時期は決めていないが次はSIMフリー端末にしようと決めている」が13.0%、「SIMフリー端末には興味はあるが悩んでいる」が49.1%と回答しており、合計で68.0%の人が興味を持っていることがわかった。「SIMフリー端末」ユーザーの月額利用料で最も多いのは「3,000円未満(46.8%)」だった。また、「SIMフリー端末」に「満足している(32.3%)」「やや満足している(46.8%)」と回答した人は合計79.1%となり、約8割の人が満足している結果になった。一方で「SIMフリー端末でない」スマホユーザーの月額利用料は、「9000円未満(20.9%)」が最も多く、次いで「8000円未満(20.5%)」。「SIMフリー端末」を認知しているスマホユーザーに、「格安SIM」との違いをどの程度理解しているかを聞いたところ、14.8%が「他の人に詳しく教えられるくらい」知っていると回答し、25.2%が「知っているが他の人に教えられるほどではない」と答えた。「SIMフリー端末でない」スマホユーザーが「SIMフリー端末」に変えない主な理由は、「手続きが面倒くさそう(32.7%)」「どれくらい安くなるかわからない(32.3%)」「調べるのが大変そう(30.5%)」。「SIMフリー端末」への変更手続きやメリットをわかりやすく提示できるかが、「SIMフリー端末」普及の鍵かもしれないと、同レポートでは分析している。
2015年11月26日ジャストシステムは25日、男女1,000名のスマートフォンユーザーを対象に行った「SIMフリー端末に関する実態調査」の結果を公開した。それによると、キャリアのスマートフォンを使っているユーザーの約7割が、SIMフリー端末に興味を持っていたという。「SIMフリー端末に関する実態調査」は、スマートフォンを利用している20歳から59歳の男女1,000名を対象に行ったもの。キャリアのスマートフォンユーザーに、SIMフリー端末への興味の度合いを聞いたところ、「近い将来、SIMフリー端末にしようと決めている」と回答した人が5.9%、「時期は決めていないが次はSIMフリー端末にしようと決めている」が13.0%、「SIMフリー端末には興味はあるが悩んでいる」が49.1%となり、合計で68.0%の人がSIMフリー端末に対し興味を持っていることがわかった。スマートフォンの月額利用料金についても聞くと、SIMフリー端末ユーザーでは「3,000円未満」が最も多く46.8%だったが、キャリアのスマートフォンユーザーでは、「9,000円未満」が最も多く20.9%、次いで「8,000円未満」が20.5%となり、57.3%の人が7,000円以上の月額利用料金を支払っていた。そのほか、キャリアのスマートフォンユーザーに、SIMフリー端末へ変更しない理由について質問すると、最も多かったのは「手続きが面倒くさそう」で32.7%、2番目は「どれくらい安くなるかわからない」で32.3%の人が回答していた。ジャストシステムは、変更手続きやメリットをわかりやすく提示できるかが、SIMフリー端末が普及する鍵になると指摘している。
2015年11月25日Planetwayは11月13日、グローバルSIMカード「TAKT(タクト)」をヨドバシカメラ店舗および「ヨドバシ.com」で12月下旬より提供を開始すると発表した。「TAKT」は、世界約200カ国で利用可能な海外渡航時に通信環境を低価格で実現するグローバSIMカード。「Planetway」は移動体通信事業者によるSIMロック解除が本格化する2016年以降、「TAKT」の販売網を順次拡大していく。「TAKT」は国際通話の着信において187カ国で、また発信において148カ国で業界最安値を実現しているという。また、大手通信キャリアの国際ローミングサービスと比較して最大85%安い料金で国際通信(音声通話・データ通信)を提供している。「TAKT」の通信サービスは、エストニア共和国の通信企業であるTop Connnect社のグローバル通信ネットワークおよび独自ネットワーク技術を活用する。月額料金なしのプリペイド課金型で、SIMカードには有効期限がない。SIMサイズは、3サイズ(標準、マイクロ、ナノ)に対応している。
2015年11月19日Appleは17日、同社独自のSIMカード「Apple SIM」の国内販売をApple Store各店舗で開始した。価格は税別600円。Apple SIMは、携帯キャリアより提供されるSIMを適時入れ替えることなく、サービスメニュー上でキャリアを選択するだけで当該キャリアへの接続が可能になるApple独自のSIMカード。世界90以上の国と地域で利用でき、端末上から現地の通信キャリアやデータプランを選択・購入できる。対応機種は、iPad Pro Wi-Fi+Cellularモデル、iPad Air 2 Wi-Fi+Cellularモデル、iPad mini 4 Wi-Fi+CellularモデルおよびiPad mini 3 Wi-Fi+Cellularモデル。日本の通信キャリアは、KDDIが対応を表明している。
2015年11月17日ASUS JAPANは11日、レーザーオートフォーカスを搭載した、SIMフリーの6型スマートフォン「ZenFone 2 Laser(ZE601KL)」を、13日に国内向けに発売すると発表した。カラーはグレー、レッド、ゴールドの3色。価格はオープンで、店頭予想価格は41,800円前後となっている。4G/LTE対応デュアルSIMスロット搭載の6型スマートフォン。レーザーオートフォーカスを搭載するため、暗い場所でも最速約0.2の高精度なフォーカスが可能。プロセッサはQualcommのオクタコアCPU「Snapdragon S616」、メモリは3GBを採用するハイエンドモデルとなる。解像度はフルHD(1,920×1,080ドット)で、液晶にはGorilla Glass 4とフルラミネーションディスプレイが採用されている。OSはAndroid 5.0.2。ソフトウェア面では、、独自インタフェース「ASUS ZenUI」を搭載し、画面を2度タップするだけでスリープ状態からオン/オフできる「ZenMotion」、画面を小型化して配置する「片手モード」などを利用可能。このほかの主な仕様は、ストレージが32GB、カメラが1,300万画素(アウト)/500万画素(イン)、センサーがGPS(GLONASS、BeiDouサポート)、電子コンパス、光、加速度、近接、磁気、ジャイロなど。通信機能は、IEEE802.11a/b/g/n/ac準拠の無線LAN、Bluetooth 4.1。LTE通信は、FDD-LTEが2,100(1)/1,900(2)/1,800(3)/850(5)/800(6)/900(8)/1,700(9)/800(19)/700(28)MHz、TD-LTEが2,600(38)/1,900(39)/2,300(40)/2,600(41)MHzに対応する。インタフェースはmicroUSB×1、microSIMスロット×2、microSDメモリカードスロット×1など。バッテリ駆動時間はWi-Fi通信時で約8.8時間、モバイル通信時で約8.5時間。連続通話時間は3Gで約1,477分、連続待受時間は3Gで約439時間/LTEで約353時間。本体サイズはH164.5×W84×D3.9~10.55mm。重量は約190g。純正アクセサリとして、専用アプリにそのままアクセスできる窓付カバー「View Flip Cover」、ブルーライトを軽減する専用「ブルーライトカット液晶保護フィルム」も同時発売する。窓付カバーはシルバー、ゴールドの2色。(記事提供: マイナビニュース・携帯ch)
2015年11月13日●指紋・眼・声でロック解除ZTEジャパンは11月11日、SIMロックフリーのスマートフォン「AXON mini」「ZTE BLADE V6」を発表した。同日に開催された新製品発表会には、ZTEジャパンの代表取締役社長 李明氏や映画コメンテーターの有村昆さんが登場した。○AXON miniAXON miniは、指紋認証と眼の生体認証、音声認証の3つのセキュリティ認証を搭載した5.2インチのスマートフォン。金属製で、手でホールドしやすい曲線のボディが特徴だ。ベゼルは最薄部で0.85mm。主な仕様は次の通り。OSはAndroid 5.1.1、CPUはSnapdragon 616(オクタコア、1.5GHz)、内蔵メモリは3GB、ストレージは32GB。最大128GBまで対応のmicroSDカードスロットを備える。ディスプレイ解像度は1,920×1,080ドット、画素密度は423ppi。背面には0.1秒のAFが可能な1,300万画素のカメラ、前面には800万画素のカメラを搭載。通信面では、IEEE802.11b/g/n/acに準拠したWi-Fi、Bluetooth 4.1に対応する。サイズと重量は、W70×D7.9×H143.5mm/140g。内蔵バッテリー容量は2,800mAhで、連続待受時間は約450時間。発売は12月下旬以降。価格はオープンで、推定市場価格は税別40,000円前後だ。●2万円台のSIMフリースマホ○ZTE BLADE V6ZTE BLADE V6は、アルミ合金とガラスで構成される5インチのスマートフォン。カメラ機能では、顔検出機能のほか、笑顔を検知してシャッターを切る「スマイルショット」や、美白効果などを調整できる「美肌モード」、動いている被写体を追いかけて、1枚に合成する「ストロボシューティング」を備える。主な仕様は次の通り。OSはAndroid 5.0、CPUはMT6735(クアッドコア、1.3GHz)、内蔵メモリは2GB、ストレージは16GB。最大32GBまで対応のmicroSDカードスロットを備える。ディスプレイ解像度は1,280×720ドット。背面には1,300万画素のカメラ、前面には500万画素のカメラを搭載。通信面では、IEEE802.11b/g/nに準拠したWi-Fi、Bluetooth 4.0に対応する。SIMカードスロットはデュアルSIMで、スロット1はmicroSIM、スロット2はmicroSIMあるいはnanoSIM(GSM専用)。サイズと重量は、W69.5×D6.8×H142mm/122g。内蔵バッテリー容量は2,200mAhで、連続待受時間は約450時間。発売は11月下旬以降。11月12日から予約受付を開始する。価格はオープンで、推定市場価格は税別26,800円前後。●Android搭載モバイルプロジェクター○モバイルシアターモバイルシアターは、すでにソフトバンクから11月13日に発売されることが告知されている製品。LTE対応のモバイルプロジェクターで、最大投影サイズは120インチとなる。OSにはAndroid 4.4.4を搭載しており、Google Playからアプリをインストールできる。天面には5インチのタッチパネル式ディスプレイを備え、その画面を壁などへ投影する。そのほか、HDMIによる有線接続、対応端末の画面を無線で投写できるMiracastをサポート。モバイルシアター自体にもスピーカーを搭載するが、Bluetoothで外部スピーカーと接続することも可能だ。本体単体での通信が可能なほか、モバイルWi-Fiルーターおよびモバイルバッテリーとしても使える。バッテリー容量は6,300mAhで、連続投影時間は最大約3時間。ZTEジャパンは、映画鑑賞のほか、ゲーム、プレゼンテーションなどオフィスでの使用も想定している。主な仕様や端末価格などについては11月5日の記事『ソフトバンク、LTE対応Androidプロジェクタ「モバイルシアター」を13日発売』を参照のこと。○有村昆さん「こんなの待ってた!」発表会には映画コメンテーターの有村昆さんが登場。発表会で紹介された3製品について、「AXON miniはセキュリティ面が強いですよね。今はスマートフォンに大事な情報が詰まっていますから、万が一落としてしまったとしても安心です。ZTE BLADE V6は、初めてスマートフォンを持つ方には特にオススメですね!」とコメントした。また、モバイルシアターについては、「本当にこういう製品を待っていたんです!」と興奮した面持ちで語った。これまでDVDとDVDプレーヤーを持ち歩いていたが、「これからはコレ1台で済みます。映画鑑賞だけでなく、自分がスマートフォンで撮った写真などをスライドショーにして映し出すっていうのも素敵ですね」と新たな使い方についても提案していた。
2015年11月11日ASUS JAPANは11日、レーザーオートフォーカスを搭載した、SIMフリーの6型スマートフォン「ZenFone 2 Laser(ZE601KL)」を、13日に国内向けに発売すると発表した。カラーはグレー、レッド、ゴールドの3色。価格はオープンで、店頭予想価格は41,800円前後。4G/LTE対応デュアルSIMスロット搭載の6型スマートフォン。レーザーオートフォーカスを搭載するため、暗い場所でも最速約0.2の高精度なフォーカスが可能。プロセッサはQualcommのオクタコアCPU「Snapdragon S616」、メモリは3GBを採用するハイエンドモデルとなる。解像度はフルHD(1,920×1,080ドット)で、液晶にはGorilla Glass 4とフルラミネーションディスプレイが採用されている。OSはAndroid 5.0.2。ソフトウェア面では、、独自インタフェース「ASUS ZenUI」を搭載し、画面を2度タップするだけでスリープ状態からオン/オフできる「ZenMotion」、画面を小型化して配置する「片手モード」などを利用可能。このほかの主な仕様は、ストレージが32GB、カメラが1,300万画素(アウト)/500万画素(イン)、センサーがGPS(GLONASS、BeiDouサポート)、電子コンパス、光、加速度、近接、磁気、ジャイロなど。通信機能は、IEEE802.11a/b/g/n/ac準拠の無線LAN、Bluetooth 4.1。LTE通信は、FDD-LTEが2,100(1)/1,900(2)/1,800(3)/850(5)/800(6)/900(8)/1,700(9)/800(19)/700(28)MHz、TD-LTEが2,600(38)/1,900(39)/2,300(40)/2,600(41)MHzに対応する。インタフェースはmicroUSB×1、microSIMスロット×2、microSDメモリカードスロット×1など。バッテリ駆動時間はWi-Fi通信時で約8.8時間、モバイル通信時で約8.5時間。連続通話時間は3Gで約1,477分、連続待受時間は3Gで約439時間/LTEで約353時間。本体サイズはH164.5×W84×D3.9~10.55mm。重量は約190g。純正アクセサリとして、専用アプリにそのままアクセスできる窓付カバー「View Flip Cover」、ブルーライトを軽減する専用「ブルーライトカット液晶保護フィルム」も同時発売する。窓付カバーはシルバー、ゴールドの2色。
2015年11月11日ハイホーが運営するインターネットサービスプロバイダー hi-ho(ハイホー)は、プラスワン・マーケティングがFREETELブランドで提供するSIMフリースマートフォン「SAMURAI 雅」と同社SIMカードのセットコース「hi-ho LTE typeD ミニマムスタートwith SAMURAI 雅」の提供を11月9日より開始している。SAMURAI 雅は、5インチ(1,280×720ドット)ディスプレイを搭載したスマートフォン。1.3GHz・クアッドコアのCPU、2GBのRAM、32GBのストレージ、1,300万画素のカメラ、デュアルSIMスロットなどを搭載し、スクエアな外観デザインが特徴。OSはAndroid 5.1を採用。寸法・重量は約142(H)×72(W)×8.2(D)mm・約150g。バッテリー容量は2,200mAh。hi-ho LTE typeD ミニマムスタート with SAMURAI 雅は、データ通信サービスであれば月額1,690円、音声通話サービスも利用する場合は月額2,390円から利用可能。バンドルチャージは毎月3GB。このほか、3,000円の初期費用が発生する。このほか、同コース利用者を対象に、初月無料・翌月より2年間、特別価格の月額基本料金319円(税抜)で「hi-ho ウイルスバスター マルチデバイ版」が利用できるキャンペーンを実施する。
2015年11月09日●同じキャリアの端末でもSIMロック解除が必要?「NTTドコモがMVNO専用SIMの発行を予定している」という情報がインターネット上で一部話題になった。「MVNO専用SIM」が発行されると、SIMロックが解除されていないドコモスマートフォンでは通信ができなくなるのではないか、というのがその理由だ。これ自体はドコモが否定しているが、すでに同様の施策は行われており、それがKDDIがMVNO向けに発行している「au VoLTE対応SIM」だ。このSIMでは、ロック解除されていないau端末では一切通信ができない。その理由は何だろうか。○きっかけは「mineo」もともとは、10月6日にケイ・オプティコムのMVNOサービスである「mineo」が、VoLTE対応サービスを開始すると発表したことがきっかけ。このサービスではau VoLTEを利用した通話が可能になるが、そのためにはVoLTE対応のSIMが必要で、そのVoLTE対応SIMは、SIMロックを解除していないau端末では利用できない。これまでMVNOのSIMは、同じネットワークのキャリア(MNO)の端末であれば、SIMロックを解除しなくても利用できた。au系のmineoサービスであれば、通常はauの端末がそのまま使えたため、auユーザーが乗り換える際には新たに端末を購入する必要がなかった。auのVoLTE対応端末はVoLTE非対応のMVNOのSIMでは利用できない状態だったが、今回mineoがVoLTE対応SIMを提供するため、au VoLTE対応端末でもmineoを使うことができるようになった。しかし、そのためのVoLTE対応SIMが、今度はSIMロックを解除していないau端末では使えないという。つまり、mineoのVoLTE対応SIMをau端末で使いたい場合は、購入後180日経ってSIMロックを解除した端末を用意する必要がある。これに関して、KDDIは「SIMロック解除に関するガイドラインに従ったため」と説明する。同ガイドラインは、購入後180日を経過した端末はSIMロックを解除できるようにするというもので、今年5月以降に発売されたスマートフォンが対象となっている(例外として4月発売のGalaxy S6 edgeもSIMロック解除の対象)。●KDDIは「不公平」だからと説明○ロック解除なしで使えるのは「不公平」?同ガイドラインでは、不正に端末を入手して即時解除し、転売するといった行為を防止するための措置が認められており、それが180日という期間制限だが、本来、SIMロックを解除しなければ他社のSIMを挿しても使えない端末が、同じネットワークを使うMVNOに限っては解除しなくても使えるという状況が「不公平」というのがKDDIの説明だ。公平の観点からはMVNOでもほかのMNOでも、仮にグループのUQ mobileであっても、au以外のサービスであればすべてロック解除が必要、という考え方だという。au VoLTE対応SIMは、バージョン4として従来とは異なるSIMになっているが、MVNO向けにはさらに異なる、専用のSIMを発行している。KDDI側では、MVNOの独自サービスなどが運用しやすくなる、としているが、この専用SIMは、au端末側からは他社のSIMと認識され、SIMロックを解除しない限り通信が行えないことになる。こうした考え方によるため、今後新しいSIMのバージョンになったとしても同様の施策になるだろう。「Galaxy S6 edgeを除く今年5月以前に発売されたau VoLTE対応端末」は、SIMロックが解除できないためMVNOで利用することが不可能であり、5月以降の端末でも、SIMロックを解除しないとMVNOで使えないのは、ユーザーにとって不便であることは間違いない。ちなみにドコモの「MVNO専用SIM」は、10月26日に開催された総務省の「携帯電話の料金その他の提供条件に関するタスクフォース」に提出された資料に記載されていたもの。ドコモによれば「MVNOがデザインを自由に変更できるようにするため」の施策で、SIMの機能自体は従来と変更はないという。KDDIは「ガイドラインに従う」という理由だったが、ドコモ側では「現時点で(KDDIのように)SIMの機能を変える予定はない」。そのため、ドコモの端末では、MVNOのSIMはロックを解除しなくても使えることに変わりはないようだ。
2015年11月02日ファーウェイ・ジャパンは10月30日、8インチのSIMロックフリータブレット「MediaPad M2 8.0」のWi-Fiモデルを発表、予約受付を開始した。11月13日に公式オンラインストアをはじめとするECストア限定で発売する。価格はオープンで、推定市場価格は税別32,800円前後だ。MediaPad M2 8.0は、8インチサイズのAndroidタブレット。今回発売されるのは、LTEなどの通信には対応しておらず、Wi-Fiモデルとなる。厚さ約7.8mmのフルメタルボディで、重量は約330g。サウンドチューニングをハーマンカードンが手がけており、「クラリファイ」テクノロジーによって圧縮音源でもCDクオリティにまで自動補正する。主な仕様は次の通り。OSはAndroid 5.1、CPUはHisilicon Kirin 930(オクタコア、2.0GHz×4、1.5GHz×4)、内蔵メモリは3GB、ストレージは32GB。最大128GBまで対応のmicroSDカードスロットを備える。ディスプレイ解像度は1,920×1,200ドット。背面にはAFに対応した800万画素のカメラ、前面には200万画素のカメラを搭載。通信面では、IEEE802.11a/b/g/n/acに準拠したWi-Fiに対応する。サイズと重量は、W124×D7.8×H214.8mm/330g。内蔵バッテリー容量は4,800mAh。
2015年10月30日ファーウェイ・ジャパンは30日、6月に発表されたSIMロックフリータブレット「MediaPad M2 8.0」のWi-Fiモデルを発表した。30日から予約開始、11月13日からファーウェイ公式オンラインストアで販売開始する。価格はオープン、店頭予想価格は税別32,800円前後。厚さ約7.8mmのフルメタルボディが特徴の8型タブレット。解像度は1,920×1,200ドットで、2GHz×4/1.5GHz×4の64bitオクタコアCPUを搭載する。6月発表のSIMフリーモデルからSIMスロットを省いたモデルとなり、通信機能はIEEE802.11ac/a/b/g/n準拠の無線LANのみを備え、LTE通信には非対応。これ以外の主な仕様は、SIMフリーモデルと同等で、CPUがHisilicon Kirin 930(2GHz×4、1.5GHz×4)、メモリが2GB、ストレージが16GB、OSがAndroid 5.1など。インタフェースは、、800万画素メインカメラ、200万画素インカメラ、microSDメモリーカードスロット(最大128GB)など。測位方式はGPS / AGPS / Glonass / Beidou、センサ類は環境光 / 近接 / 加速度 / 電子コンパス / Hallなどを内蔵。本体サイズはW124×D7.8×H214.8mm、重量は約330g。カラーはゴールドのみ。
2015年10月30日富士通はこのほど、OSにAndroid 5.1(Lollipop)を搭載したSIMフリースマートフォン「arrows M02」を29日より、家電量販店やISPから販売すると発表した。価格はソフマップドットコムで税込み39,744円、ヨドバシ.comで税込み39,740円となっているほか、ニフティが運営するMVNOサービス「NifMo」の一括価格は税込み36,000円。「arrows M02」は5型有機ELディスプレイ搭載のAndroidスマートフォン。同社独自の「スーパークリアモード」により、屋外や屋内といった周囲の環境に合わせて、輝度とコントラストを自動調整し、場所を問わずに画面を明るく表示するという。電話相手の聞こえにくい声を強調したり、「こもり感」などを調節して受話音を聞きやすくする「スーパーはっきりボイス4」や、相手が話す声の速度を落として聞き取りやすくする「ゆっくりボイス」、2つのマイクで自動的に騒音を抑え、2つのマイクで周囲の騒音を検知して自動的に雑音を抑え、クリアな音声での会話を可能にする「スーパーダブルマイク」といった機能を備える。このほか、「Super ATOK ULTIAS」による文字入力に加えて、指が届かないときでも画面表示を下方向に移動させてタッチ操作できる「スライドディスプレイ」、画面をキャプチャしてメモ書きなどができる「キャプメモ」などが利用できる。主な仕様は、CPUがQualcomm MSM8916(4コア/1.2GHz)、メモリが2GB、ストレージが16GB、ディスプレイが5型HD(1,280×720ドット)有機EL、OSがAndroid 5.1(Lollipop)。カメラは前面が約240万画素、背面が約810万画素。通信機能はIEEE802.11b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 4.1、LTE、3G、GSM。対応周波数帯は、LTEが800MHz/900MHz、1.7GHz、2.1GHz。3Gが800MHz/900MHz/2.1GHz、GSMが850MHz/900MHz/1.8GHz/1.9GHz。バッテリ容量は2,330mAh。連続待受時間は、LTEで約540時間、3Gで約670時間。連続通話時間はVoLTEで約700分、3Gで約630分。本体サイズは約W141×D68.9×H8.9mm、重量は約149g。IPX5/IPX8の防水、IP6Xの防塵に対応する。本体カラーはホワイトとブラック。また、ケイ・オプティコム専用カラーとしてピンクを用意する。
2015年10月28日●安価でも機能満載日本エイサーは21日、SIMロックフリー端末「Acer Liquid Z530」を発表した。高機能カメラ、ハイレゾ対応、PC連携などが製品の特徴となっている。同日より予約受付を開始し、11月13日に発売する。想定売価は税別25,000円前後。本稿では、都内で開催された記者説明会の模様をお伝えする。○日本市場に本格参入!説明会の冒頭、日本エイサーのボブ・セン代表取締役社長が登壇して挨拶した。今年の1月、日本市場向けに初めてSIMロックフリー端末を提供したエイサー。同端末の発売以来、利用者からたくさんのフィードバックを得たという。それらの課題をひとつひとつクリアして、新製品の開発に活かした。ボブ・セン社長は「これから日本市場に本格的に参入する。今日は、その宣言をさせていただければ」と力強く話した。続いてAcer本社のスマートプロダクトビジネスグループプレジデントであるS.T.Liew氏が登壇。事業戦略について紹介した。エイサーではPC、スマートフォン、タブレットなど様々なスマートデバイスを開発しているが、今後はそれらの機器を“いかににシームレスにつなげていくか”を課題に掲げる。今回の新製品Acer Liquid Z530には、PCの画面とシンクロできる機能「AcerEXTEND」を標準搭載した(機能の詳細は後述を参照)。S.T.Liew氏が所属するスマートプロダクト部門は3年前に発足。これまで西ヨーロッパ、中南米、東南アジアで展開してきたが、いよいよ日本でも本格的に事業を展開する。同氏は「最適なタイミングで参入でき、とてもワクワクしている」と話した。●「Acer Liquid Z530」の概要○カメラ、ハイレゾ、PC連携が特徴続いて、日本エイサーのプロダクトマネージャーである宇佐美慶基(よしき)氏が登壇。製品の詳細を説明した。Acer Liquid Z530は、5インチIPSカラー液晶(720×1,280ドット)を搭載したSIMフリーAndroidスマートフォン。OSはAndroid 5.1を採用している。クアッドコアCPUを搭載、高音質の音楽再生ができるハイレゾ、およびDTS Studio Soundに対応している。フロント・リアともに800万画素のCMOSカメラを搭載。広角レンズにより大人数でのセルフィーが簡単に行えるほか、「正面カメラ」「裏カメラ」「セルフィーチーズ」など、声に反応してシャッターを切ることもできる。UIに関しては、子どもや年配ユーザーの利用に配慮した「Easy Mode」「Basic Mode」を用意している。そのほか、Windows 7/8/10を搭載したPC(エイサー製品でなくても可)とシームレスに連携できる「AcerEXTEND」を搭載。スマホの画面をミラーリングできるほか、スマホで撮影した写真をPCに取り込んだり、ウェブや文章を共有したり、ドラッグ&ドロップでファイルをコピーしたり、といった操作が行える。PC上でスマホを操作することも可能。宇佐美氏は「面倒なスマートフォンでのタイピング、PCとスマートフォンのデータの同期などをスムーズにする機能。ビジネスでは、プレゼンテーションに利用できる」と説明した。ハイレゾ対応について、宇佐美氏は「アーティストの息遣いや空気感まで感じられる」と紹介。立体感のある3Dサウンドや重低音を実現するDTS Studio Sound技術を搭載するなど、音に対するこだわりも高い。宇佐美氏は「Liquid Z530は、“Fun for everyone”をコンセプトにして作り込んだ。若い方にもお年寄りの方にも、楽しんでいただきたい」とアピールしている。●でも販路は未定○MVNOでの取り扱いは?質疑応答において、記者からMVNOでの取り扱いについて聞かれた宇佐美氏は「エイサーとして何ができるか、前向きに考えている」と回答。Liquid Z530の販路については、現時点では未定とのこと。また、Liquid Z530のパンフレットに“ハイレゾ音源を楽しむには、DAC(社外製品)が必要”との既述があることに関して、宇佐美氏は「DACをつけるとノイズを消せる。つけることによって、さらにより良い音を提供できるという認識」と説明している。ゲームのプレイに特化したスマートフォン、タブレットであるプレデターブランドを日本で展開する予定について聞かれると、S.T. Liew氏は「日本市場での関心の高さを感じている。今後、注力していくセグメントだが、現時点ではどの製品を投入するかまだ決定していない」と回答した。
2015年10月21日ゲオは、同社が運営するモバイル専門店「ゲオモバイル」の6店舗で、訪日外国人向けプリペイドSIMカード「Japan Travel SIM」を24日より発売する。価格は税別3,000円。「Japan Travel SIM」は、データ通信容量1GBのプリペイド型SIMカード。通信期限は初回通信日から30日間となる。ブラステルと提携しており、パッケージには、国際電話プリペイドカード「ブラステルカード」が同梱。「ブラステルカード」に入金することで「Japan Travel SIM」へのデータ通信のチャージが可能となっている。「Japan Travel SIM」販売店舗は以下の通り。ゲオモバイル札幌狸小路4丁目店(北海道札幌市)ゲオモバイル渋谷センター街店(東京都渋谷区)ゲオモバイルアキバ店(東京都千代田区)ゲオモバイル名古屋大須新天地通店(愛知県名古屋市)ゲオモバイル名古屋大須万松寺通店(愛知県名古屋市)ゲオモバイル京都新京極店(京都府京都市)
2015年10月21日ビックカメラは、ビックカメラとコジマ、ソフマップの計150店舗において、UPQのSIMロックフリースマートフォン「UPQ Phone A01」を10月8日から販売する。インターネット通販サイト「ビックカメラ.com」での注文受付は6日から開始。価格は税別14,500円だ。UPQ Phone A01は、スタートアップ家電メーカーであるUPQが8月に発表した4.5型のスマートフォン。Android 5.1を搭載し、対応バンドはLTEがバンド1、3、19、28。Bluetooth 4.0にも対応している。このたび、ビックカメラ36店舗、コジマ102店舗、ソフマップ12店舗と、インターネット通販サイトであるビックカメラ.com、コジマネット、ソフマップ・ドットコムにおいて、UPQ Phone A01を店頭独占販売することが決定。10月8日から販売し、インターネット通販サイトでは6日から注文予約を受け付けている。さらに、東京都新宿区にある「ビックロ」では、UPQ全アイテムの展示・販売を行う。期間限定のUPQ特設コーナーも展開する予定だ。
2015年10月06日富士通は6日、Android 5.1を搭載したSIMフリースマートフォン「arrows M02」をMVNO向けに順次提供すると発表した。3日間の電池持ちを実現し、場所を問わずに音声通話での聞きやすさや、文字入力のしやすさなど、使いやすさにポイントを置いた端末となる。arrows M02は5インチサイズのAndroidスマートフォン。色再現性と高いコントラスト比を備えた有機ELディスプレイを搭載し、同社独自の「スーパークリアモード」により、周囲の環境に合わせて輝度とコントラストを自動調整、これにより場所を問わずに画面を明瞭に見ることができるという。また、同社独自の省電力技術により、バッテリーライフは3日以上を実現した。通話のしやすさを向上させる2つの機能も搭載。出先などで騒音が気になる場所でも通話相手の声が聞き取りやすくなる「スーパーはっきりボイス4」や、2つのマイクで周囲の騒音を検知して自動的に雑音を抑え、クリアな音声での会話を可能にする「スーパーダブルマイク」を備える。文字入力では日本語入力システムの「Super ATOK ULTIAS」により、文脈に合わせて適切な言葉を表示しアシストする。このほか、おサイフケータイ、IPX5/IPX8の防水、IP6Xの防塵に対応。ディスプレイ周囲にわずかなフチをつくり、ディスプレイを割れにくくするなど細かな配慮もなされている。
2015年10月06日プラスワン・マーケティングは、同社提供のMVNOサービス「FREETEL SIM」において、iPhone/iPad専用SIM「FREETEL SIM for iPhone/iPad」を9日に発売する。月額利用料金は、使った通信量によって異なり、データ専用であれば月額税別(以下同)299円から、SMS付きであれば月額439円から、音声通話付きであれば月額999円から。「FREETEL SIM for iPhone/iPad」は、iPhone/iPad専用のSIMカード。App Storeでアプリをダウンロードする際や、検索する際の通信料が無料となる。なお、iOSのダウンロード、Apple Musicの利用、iTunesからの音楽・ビデオのダウンロードは対象にならず、有料となっている。利用料金は、当月に利用した通信量によって決定する「使った分だけ安心プラン」が適用される。例えば5GBの利用であれば、データ専用の場合月額1,520円、SMS付きの場合月額1,660円、音声通話付きの場合月額2,220円。通話料は、30秒あたり20円。また、初期手数料が別途3,000円必要となる。対応端末は、NTTドコモ版およびSIMフリーのiPhone/iPad。
2015年10月02日ソフトバンクは、今年の5月以降に発売されたY!mobile製品のSIMロック解除に対応すると発表した。対象機種の購入日から181日目以降に可能となる。SIMロック解除の対象機種は、今年の5月以降に発売された機種とアナウンスされているが、9月28日に発表したモバイルWi-Fiルーター「Pocket WiFi 502HW」(ファーウェイ製)が最初の対象機種となる。解除は、My Y!mobileもしくは、ワイモバイルショップで受け付ける。なお、ワイモバイルショップで手続きする場合には解除手数料として3,000円が必要となっている。解約済み製品については、手続き可能期間が解約後90日以内と限られており、契約者本人でないと手続きできない。そのほか、ネットワーク利用制限がかけられている製品は解除できない。また、対象の製品に故障や水濡れがある場合は、故障修理が完了してからの手続きとなる。
2015年09月29日CDGが運営するエヴァンゲリオンスマートフォン開発委員会は、アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」をモチーフにしたSIMフリースマートフォン「エヴァンゲリオンスマートフォン」について、11月初旬より予約受付を開始し、価格は税別78,000円であると発表した。「エヴァンゲリオンスマートフォン」は、アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」のテレビ放送20週年を記念したSIMフリースマートフォン。今年7月、開発中であることが同社より発表されたが、詳細についてはアナウンスされていなかった。今回は、価格が税別78,000円であること、予約受付の開始時期が11月初旬であること、OSがAndroidに確定したこと、NTTドコモの通信網に対応していることが明らかになった。また、メーカーも決定したというが、こちらは後日発表するという。今後も特設サイト上で募集した限定3万人の開発サポーターによるアンケート結果を参考に開発を進めていくとしている。
2015年09月29日