ソフトバンクが19日に開催した2015年夏モデル新商品・新サービス発表会で、SIMロック解除の方針について聞かれた同社の宮内謙代表取締役社長は「優良なお客さんばかりなら、即時解除をしても良い気がする」と購入後180日は解除できないことに対し、所感を述べた。ソフトバンクではSIMロック解除の方針について、NTTドコモ、KDDI(au)と同様に「購入後180日が経過した端末」を対象としている。質疑応答で、SIMロック解除が経営に与える影響について聞かれた宮内氏は「あまり大きな影響があるとは考えていない」と回答。その理由については「海外においてSIMを入れ換えるような使い方をする人には便利だが、国内でSIMロック解除を利用したい人はどの程度いるのか。あまりいないのではないか」と話した。その後の囲み取材で、再びSIMロック解除について聞かれた宮内氏は「本当に優良なお客さんばかりなら180日という制限をかけずに、即時解除しても良いような気もする」と回答。しかし実際には、そういうわけにもいかないようだ。同氏は次のように続ける。「例えば一括0円で購入できるようなキャンペーンをやった場合、業者のような人が来て大量に購入し、中国などで転売してしまうことも考えられる」。SIMロックが解除されたiPhoneなら、海外で流通するSIMでも利用できる。その結果、転売目的の業者が増えるのではないかという懸念だ。また、一括0円のような施策についても言及。「優良なお客さんにとっては嬉しい施策だが、転売を目的にした悪い人たちにとっては違う。悲しいけど、キャンペーンを悪用した儲け方について書かれた本まで出版されるような世界がある。5台買ったらいくら儲かる、などの情報がネットでも飛び交っている。iPhone 6の発売日に、転売目的の外国人がアップルストアにズラ~っと並んで、問題にもなった」とコメントした。(記事提供: AndroWire編集部)
2015年05月19日MVNO各社では、この春より相次いで料金改定や新プランを発表しており、格安SIMサービスの選択肢はますます広がっている。hi-hoでは、同社が提供する格安SIMサービス「hi-ho LTE typeDシリーズ」において、月額770円の新コース「hi-ho LTE typeD エントリー」の提供を開始した。同コースは月間2GBのバンドルチャージが付与され、月額770円(税込832円)というリーズナブルな価格で利用できるのが魅力。これから格安SIMを始めようと思っている人にも最適なコースと言える。本稿では、hi-ho LTE typeD エントリーについて詳しく紹介するとともに、他社サービスとの比較を行ってみたい。○hi-ho LTE typeDシリーズに新コースが登場まずは、hi-ho LTE typeDシリーズの概要を改めておさらいしておこう。hi-ho LTE typeDシリーズは、インターネットプロバイダとしてもよく知られるhi-hoが、MVNO方式で提供する通信サービス。NTTドコモのLTEサービス「Xi」・3Gサービス「FOMA」に対応し、全国の人口カバー率100%の幅広いエリアで通信を行えるとしている。同サービスでは、コースごとに高速通信が可能なバンドルチャージが付与され、チャージ適用時の通信速度は下り最大225Mbps/上り最大50Mbps。チャージ非適用時の通信速度は最大200kbpsとなる。SIMカード単体コースでは、バンドルチャージの容量とSIMカードの枚数に応じて、「ミニマムスタート」「アソート」「ファミリーシェア」といったコースが用意されている。料金プランは、バンドルチャージが月間3GBのミニマムスタートが月額933円(以下、金額は税抜)、月間3GBを最大3枚のSIMカードで利用できるアソートが月額1,409円、月間10GBを最大3枚のSIMカードで利用できるファミリーシェアが月額2,838円。また、ミニマムスタートの1年分の料金を一括で支払うことで割引される「ミニマムスタート 1年パック割」は年間10,000円となっている。また同サービスでは、データ通信専用のSIMカードのほか、データ通信に加えて090/080/070番号の音声通話を利用できる音声通話対応SIM、データ通信とSMSが利用できるSMS機能対応SIMの提供も行っている。さらに、SIMフリーのスマートフォンまたはタブレットとSIMカードをセットにした端末セットコースも提供している。このhi-ho LTE typeDシリーズで5月1日より提供開始された新コースが、月額770円で月間2GBのバンドルチャージが付与される「エントリー」だ。ミニマムスタートよりも割安な料金プランとなり、月額料金は税込でも832円で、月々の通信料を900円以下に抑えることができる。また、バンドルチャージは月間2GBで、高速通信をそれほど利用しない人や、格安SIMサービスを初めて使う人などに最適なコースとなっている。○hi-ho LTE typeD エントリーを他社プランと比較ここで、hi-ho LTE typeD エントリーを他社の格安SIMサービスとの違いをチェックしていきたい。本稿では、ケイ・オプティコムが提供する「mineo」、IIJの「IIJmio」、OCNの「OCN モバイル ONE」の各サービスで通信容量が月間2~3GBのプランとの比較を行った。各社の格安SIMサービスでは、まずmineoが唯一、KDDIのau 4G LTEに対応した通信サービスとなり、その他はドコモのXi・FOMAに対応した通信サービスとなっている。また、hi-ho LTE typeDシリーズとIIJmioでは、バンドルチャージ(バンドルクーポン)の容量を使って高速/低速通信を手動で切り替えられるのに対し、mineoとOCN モバイル ONEでは、月間の通信容量を使い切ると自動で速度制限が行われる方式となる。通信容量は、hi-ho LTE typeD エントリーのみ月間2GBとなるが、月額料金は770円で最安。月間3GBもの高速通信は必要とせず、なおかつ料金を安価に抑えたい人にとっては、hi-ho LTE typeD エントリーがベストの選択肢と言えそうだ。○hi-ho LTE typeD エントリーはどんな人におすすめか?それでは、hi-ho LTE typeD エントリーがどんな人におすすめのコースなのかを考えてみよう。最初に挙げられるのが、現在利用しているフィーチャーフォンを使い続けながら、とにかく低料金でスマートフォンを利用したいという"2台持ち"を検討している人だ。音声通話にはフィーチャーフォンを使い、スマートフォンはデータ通信専用の端末とすることで、エントリーコースであれば月額770円という低料金で運用できる。前述の通り、高速通信を利用するためのバンドルチャージは月間2GBであり、それほど高速通信を利用しない人であれば十分な量と言える。また、高速通信を多く使いたい月であれば、100MB/200円など、100MB単位で追加チャージを購入して、さらに高速通信を利用することもできる。もちろん、キャリアのスマートフォンからの乗り換えによって、hi-ho LTE typeD エントリーにスマートフォンを一本化することも可能だ。同サービスではMNP(携帯電話番号ポータビリティ)にも対応しているため、キャリアで使っている090/080/070番号をそのまま引き継いで利用できる。エントリーコースの音声通話SIMは月額1,470円。一方、キャリアの新料金プランでは、音声通話は定額になるものの、エントリーコースと同様の月間2GBのプランで月額6,500円と高額となる。音声通話をよほど頻繁に利用する人でない限り、20円/30秒という通話料を考慮してもエントリーコースのほうが割安であり、スマートフォンの利用料金をかなり節約できると言えるだろう。***hi-hoの格安SIMサービス、hi-ho LTE typeDシリーズの新コースとなる「エントリー」は、月間2GBで770円という通信容量と月額料金のバランスがほど良くとれたコースと言える。他社が提供する同程度のスペックのプランと比較してもリーズナブルであり、これからスマートフォンを始める人はもちろん、キャリアのスマホからの乗り換えを検討している人にもおすすめだ。ぜひチェックしてみてはいかがだろうか。
2015年05月19日ソフトバンクモバイルは19日、5月29日以降に発売されるスマートフォンなどについて、購入後180日が経過した端末のSIMロック解除に対応すると発表した。SIMロック解除は、2014年12月に総務省が発表した「SIMロック解除に関するガイドライン」が5月1日より適用されることに伴ったもの。NTTドコモ、KDDI(au)はすでに、対応方法について発表していたが、ソフトバンクはアナウンスしていなかった。ソフトバンクでは、これまで「BLADE Q+」など一部機種においてSIMロック解除に対応していたが、今後は5月29日に発売する「Galaxy S6 edge」以降のスマートフォン(携帯電話)、タブレット、モバイルWi-Fiルーターについても対応する。なお、NTTドコモ、KDDI(au)と同様に購入後180日が経過した端末が対象となるが、2014年4月までに発売されたSIMロック解除対象機種であれば購入日より解除できる。SIMロック解除の受付は解除ソフトバンク店頭のほか、インターネット(My SoftBank)から可能。店頭では事務手数料が3000円必要だが、インターネットからの受付であれば無料となっている。(記事提供: AndroWire編集部)
2015年05月19日U-NEXTは、同社が提供するSIMサービス「U-mobile」において、ASUS製のSIMフリーAndroidスマートフォン「ZenFone 2」とSIMカードのセット販売を5月16日より開始した。U-mobileは、NTTドコモのLTEに対応した通信サービス。エリア内では下り最大150Mbps、上り最大50Mbpsの高速データ通信が利用できる。同サービスでは、データ通信専用の「U-mobile データ専用」、音声通話に対応した「U-mobile 通話プラス」というSIMカード単体のプラン、スマートフォンとSIMカードをセットにした「スマホセットプラン」を提供している。今回、スマホセットプランで取り扱う端末として、4GBメモリ+eMMC 32GBを搭載したZenFone 2(ASUS製)を新たにラインナップ。端末代金は一括払いまたは分割払いが選択可能。一括払いの場合は45,800円(以下、料金はすべて税抜)、分割払い(24回)の場合は1,909円。U-mobile データ専用とのセット販売月額料金(24カ月間)は、月間1GBプランが2,699円、5GBプランが3,389円、LTE 使い放題プランが4,389円、ダブルフィックスプランが1GB以下2,589円、1GB超2,809円。U-mobile 通話プラスとのセット販売月額料金(24カ月間)は、月間1GBプランが3,489円、5GBプランが3,889円、LTE 使い放題プランが4,889円、LTE 使い放題プラン2が4,639円、ダブルフィックスプランが1GB以下3,389円、1GB超3,689円。また、ZenFone 2の販売開始と5月より開始したSIMロック解除を受け、現在U-mobileでは「SIM ロック解除記念! キャッシュバックキャンペーン」と「販売開始記念! ZenFone 2 プレゼントキャンペーン」を実施している。詳細は以下の通り。「SIM ロック解除記念! キャッシュバックキャンペーン」・対象者:期間中に「通話プラスプラン」にMNPで申込み、7月末までに利用開始となったユーザー・特典:3,500円キャッシュバック(アンケート回答必須)・期間:5月15日~6月30日「販売開始記念! ZenFone 2 プレゼントキャンペーン」・対象者:期間中に「U-mobile」を新規に申込み、7月末までに利用開始となったユーザー・特典:「ZenFone 2」と「データ専用パッケージ(micro/SMSあり)」を抽選で10名様にプレゼント・期間:5月15日~6月30日
2015年05月18日ユニットコムは15日、ASUSTeK Computer製のSIMフリースマートフォン「ZenFone 2」(32GBモデル)と、格安SIM「IIJmio 音声機能付きSIM ミニマムスタートプラン」のセット販売を行うと発表した。価格(以下、すべて税込)はセットで月額3,528円。販売店舗は、全国のパソコン工房、グッドウィル、バイモア、ツートップ。24回に分けて支払いを行い、端末分割価格は1,800円(初回のみ2,097円)、SIMの月額利用料金が1,728円、合計3,528円/月で提供される。コースはデータ専用SIM、SMS機能付きデータ通信SIM、音声対応SIMから選択可能。SIMと端末を同時購入した場合、SIM設定を無料で行うサービスも実施する。端末単体の価格は38,664円。「ZenFone 2」は、日本国内で5月16日に発売されたSIMロックフリー / LTE対応のスマートフォン。5.5型の1,920×1,080ドットIPS液晶ディスプレイを備え、CPUはクアッドコアのIntel Atom Z3580(1.83GHz)を搭載する。メモリは2GB、ストレージは32GB eMMC。OSはAndroid 5.0。無線通信は、IEEE802.11ac/a/b/g/n無線LANとBluetooth 4.0に対応。背面に1,300万画素、前面に500万画素のカメラを搭載する。バッテリ容量は3,000mAh。対応SIMはマイクロSIM。本体サイズはW77.2×D3.9~10.9×H152.5mm、重量は約170g。
2015年05月16日ハイホーが運営するインターネットサービスプロバイダー hi-hoは5月14日、同社が提供する格安スマホサービス「hi-hoスマホ」の第3弾として、SIMフリースマートフォン「ZenFone 2」とSIMカードのセットコース「hi-ho LTE typeD ミニマムスタートwith ZenFone 2」を提供すると発表した。6月1日より提供を開始する。同セットコースでは、データ通信専用SIMは月額2,250円、データ通信および音声通話対応SIMは月額2,950円から利用可能。通信面では、毎月3GBの通信容量がバンドルされ、下り最大150Mbps/上り最大50Mbpsでインターネットに接続できる。ただし3GBの容量を使い切ると、最大200kbpsでの通信となる。ZenFone 2は、ASUS JAPANが提供するLTE通信および音声通話に対応したスマートフォン。5.5インチのフルHD(1,920×1,080ドット)ディスプレイを搭載し、背面に1,300万画素、前面に500万画素のカメラを備える。CPUはIntel Atom Z3560プロセッサー(1.83GHz)、メモリストレージは2GB/32GB。OSはAndroid 5.0を採用し、Bluetooth 4.0、NFCをサポートする。寸法・重量は約152.5(H)×77.2(W)×約3.9~10.9mm(D)・約170g、バッテリー容量は3,000mAh。なお同セットコースで提供される音声通話対応SIMは、MNP(携帯電話番号ポータビリティ)転入に対応しており、自身の携帯電話番号を変更することなく利用可能。またZenFone 2は、デュアルSIMスロットを採用するため、渡航先で購入したSIMカードを挿し込めば、海外でもデータ通信/音声通話が可能。
2015年05月14日4月22日発表された3種類の「gooのスマホ」。一番の注目はその価格だと思いますが、目の肥えたSIM通読者は「安くてもスペックの良い、高パフォーマンスなSIMフリースマホでないと意味がない! 」と考えているのではないでしょうか。そんな声にお応えし!?、スペックを確認すると共に注目ポイントを紹介したいと思います。○「使える」スペック!高いコストパフォーマンスまずは3機種の基本的なスペックから確認しましょう。g02とg03はデザインが同じなので、一見すると違いはROM容量だけかと思いきや、細かく見ていくと中身の違いが浮き彫りになります。g01とg02のRAM容量の小ささが気になりますが、今回搭載されているAndroid OS 5.0 Lollipop(ロリポップ)では心配ご無用。一部アプリの移動が可能なのです!!利用可能な最大サイズのmicroSDHC 32GBを装着すれば、アプリや写真・音楽、動画など沢山保存しておくことができます。ちなみに価格.comで同microSDカードの価格を調べたところ、メーカーを問わなければ1,000円程度から用意されています。本体以外の出費は手痛いかもしれませんが、これを買うことで安心して使えると思うと安い買い物ではないでしょうか。キャリア提供の端末と大きな違いは、プリインアプリの数を最低限に止めたこと。コンセプトとして「シンプル」を意識したから。「利便性のため」として、キャリアと同じようにプリインが多いと、自分の好きなアプリを沢山入れられないのは残念ですからね。これは嬉しい配慮と言えるのではないでしょうか。触ってみると、いずれもきびきびと動きます。特にg03では、カメラを使っているときに動きが滑らかに感じました。SIM通ならではのチェックポイントは、デュアルSIMについて。実際にSIMの2枚挿しが出来なかったので、細かい部分は分からないのですが、いずれの機種も設定メニュー内に「SIMカード」の項目があって、現在挿さっているSIMが分かるようになっています。g02とg03は2つのスロットの状態が一目でわかるようになっていましたが(アクティブな方は黒字に、SIMカードが挿さってない状態はグレーアウト)、g01ではスロットの状態ではなく、挿さっているSIMだけしか表示されないようでした。「ユーザの声を反映して出来上がった」というだけあって使ってみての評価は「値段以上の価値がある」という感想です。もちろん使っていくうちに不満に感じるポイントも出てくるかもしれません。しかし、そうした感想は胸に留めるのではなく、しっかりとgooへ伝えることで、今後企画されているg04やg05といった後継機に反映されていくかと思います。また、サポート体制も充実しているので、初めての人でも安心して使うことができることでしょう。「gooのスマホ」に限らず、各MVNO、メーカー共にサービス・サポートに注力してきています。そういった意味でも、今回発表されたg01、g02、g03が業界に投じた一石は大きいのではないかと考えます。■ 記事提供:SIM通SIMフリー端末、SIMカード比較、格安SIM情報など、あなたのスマホライフに使える、役立つ、得する情報をお届けします! SIMカードをはじめとするお困りごとは「教えて!goo」で解決!
2015年05月13日U-NEXTは5月12日、同社が提供するSIMサービス「U-mobile」の「MNPセンター」を順次拡大するとを発表した。MNPセンターでは、同サービスの音声通話プランへのMNP(携帯電話番号ポータビリティ)転入手続きが即日で完了する。U-mobileは、NTTドコモのLTEに対応した通信サービス。エリア内では下り最大150Mbps、上り最大50Mbpsの高速データ通信が利用できる。データ通信専用のSIMのほか、音声通話に対応したSIMも用意されており、用途に応じて選択できる。同サービスはこれまで、音声通話プランの転入には、申し込みからSIMの到着まで最短でも3日以上必要となっており、その間は携帯端末を使用することができなかった。だが5月より順次、SIMの即日引渡しに対応するMNPセンターが、パートナー企業が運営する店舗に開設される。MNPセンター設置店舗は次の通り。U-NEXT ストア(直営店)、ヤマダ電機 LABI 1 本総本店池袋、ヤマダ電機 LABI 1 なんば、ヤマダ電機 LABI 渋谷、ヨドバシカメラマルチメディアAkiba(5月下旬オープン予定)、フレッツショップ 関内店(5月下旬オープン予定)、フレッツショップ 上大岡店(順次オープン予定)、フレッツショップ 川越店(順次オープン予定)、フレッツショップ なんば店(順次オープン予定)、フレッツショップ 高槻店(順次オープン予定)、e-BoooM 吉祥寺店(5月下旬オープン予定)。なお、ヤマダ電機ではサービス名称が「YAMADA SIM powered by U-mobile」での提供となる。
2015年05月13日ソフトバンクが11日に開催した2015年3月期決算説明会で、記者団から寄せられたSIMロック解除の方針、直近の純増数、電力事業への参入、などについての質問に孫正義代表が回答した。○SIMロック解除による急変はないと予測総務省の指導のもと、5月から開始されたスマートフォンおよび携帯電話のSIMロック解除の義務化。NTTドコモとKDDIでは対応を発表済みだが、ソフトバンクではどのように対応していく予定なのだろうか。そうした質問に対して、孫氏は「2社とも、総務省の方針通りに行うと発表している。我々も、ガイドラインに従う予定でいる」と回答した。詳細については明らかにされていない。直近の契約者の純増数、SIMロック解除による影響などについて聞かれると「日本の国内市場は、ほとんどゼロサムゲーム。今後しばらくの間、急激な変動がやってくることはないと考えている」と回答した。国内における携帯電話の契約者数は、飽和状態に近付いている。このため、今後しばらくの間は”何か”をきっかけに契約者数が急変することはない、との見方だ。その上で、孫氏は「現在は、いまあるものをしっかりと、効率的にマネージメントする時期。ぴかぴかに磨いていくことが、いまやるべきことだと考えている。(3社が均衡している状況なので)一瞬たりとも、手を抜くわけにはいかない」と付け加えた。○電力事業はチャンスこのほか、電力事業への参入について聞かれると「世の中が平穏無事なときは、革新のチャンスはない。でも世の中の前提が大きく切り替わるときには、新しい切り口からビジネスチャンスが生まれる。これまで地域ごとに独占されていた電力供給が60数年ぶりに自由化され、競争状況に入る。これは決定的なパラダイムシフト。そこにソフトバンクのチャンスがある」(同氏)と回答。そして「一般家庭では、通信費と電気代を毎月支払っている。これは生活に欠かせない、2大インフラの固定費用。ソフトバンクでは、現在、4,000万人の利用者から通信費をいただいている。これを電気代とセットにすれば、ひとつの窓口で支払いが済むようになる」と説明。支払いのパッケージ化が、利用者の利便性向上につながると解説した。加えて、電力事業の将来性について「電気の分野では今後20~40年の間に、スマートグリッド、再生可能エネルギーなどの技術革新が生まれる可能性がある」と言及。「これらもソフトバンクにとってビジネスチャンスになり得る。したがって、電気事業への参入はとても挑戦し甲斐がある」と結論付けた。(記事提供: AndroWire編集部)
2015年05月12日●総務省の新ガイドラインをおさらい今年は日本のスマホ界を、ひさびさにビッグウェーブが襲う。それが総務省の新ガイドラインによるSIMロック解除だ。これはスマホ販売業者に対して、2015年の5月1日以降に発売する機種を原則的にSIMフリーにするべきというもの。これにより、ユーザーは自由になるのか? スマホ市場は開放されるのか? を考えてみたい。○総務省のガイドラインをおさらいまずは総務省が発表した「SIMロック解除に関するガイドライン」を振り返ろう。総務省が今回のガイドラインの目的としているのは、大雑把に言うと、次のような感じになる。海外に行ったときに現地の通信事業者のSIMを使えるようにするMNPで他の事業者に同番号で契約を移行した場合、今まで使っていた端末を使えるようにするまた、具体的な話として、原則的に販売するすべての端末をSIMフリーにSIMロック解除しないことが公正な競争や使用者の利便性を損なわない場合は、SIMフリーにしなくてもOKそして、手続きとして、可能な限り、ネットや電話からSIMフリー化の手続きが行える。しかも無料で事業者が購入から一定期間SIMロックフリーにしないことも、事業者判断で可能まず、これらの条項は、現実にはどう反映されているのだろうか?日本の2大キャリアの動きを見てみよう。●ドコモとauはどう対応する?○NTTドコモドコモではこれまでもほとんどの端末を購入後すぐにSIMロック解除することができたのだが、今回のガイドラインによって、逆に購入から180日後にSIMロック解除が可能になるなど、後退している。一方で手続きに関しては、従来は端末を持って店頭に行く必要があったのが、5月1日以降は電話でもネットでも店頭でも手続きできるようになり、ネットの場合、手続き料金は無料となる。しかし、180日待つ必要があるようになったため、逆にユーザーにとっての利便性が後退しているように見える。今までであれば、買った1週間後に海外旅行に行く場合でも、すぐにドコモショップ店頭でSIMロック解除をしてもらえたのが、5月1日以降の端末では180日待つ必要があるのだから。○KDDI(au)それではauはどうだろうか? ドコモと同じく対応端末を購入180日後にSIMロック解除できるようになった。そして、料金はドコモと同じように店頭で3,000円、ネットで無料になる。対応機種は、5月1日時点では「Galaxy S6 edge」だけのようだ。少なく感じるが、これはガイドラインにある、ユーザーの利害をさまたげないという理解で、こうなったのだろうか?●新たな戦いが始まる○新ガイドラインによりSIMフリースマホに市民権がこうしてキャリアの実際の対応を見ると、ドコモもauも総務省新ガイドラインの穴をついて、とりあえずSIMロック解除に対応しながら、最大限、消極的な姿勢をとっているように感じられる。まあ、商売人としては仕方のないところだろう。それでは新ガイドラインはスマホ界の動きに大した影響を与えないのだろうか? 僕はそうは思わない。この新ガイドラインは、キャリアにSIMフリー化を促すことが目的の1つであり、それが世間のSIMフリーに対するコンセンサスを変化させるに十分な力を持っていると考えられるからだ。つまりは、今回の新ガイドラインにより、スマホの標準的な姿がSIMフリーであることを明示したことになる。「SIMフリースマホ」というものがスマホの普通にあるべき姿だと世間に認識させたわけだ。新ガイドラインによって、SIMフリースマホというジャンルが完全に市民権を得たわけである。今後、キャリア以外のスマホ、つまりはSIMフリー市場がより活性化していく可能性が高いということだ。そして、この動きには、世界中のスマホメーカーも関心を持っているようだ。今年、5月から世界的に大きなシェアを持つ通信機器メーカーの「ZTE」が「gooスマホ」として日本国内のスマホ市場に本格的に参入してくるが、このタイミングで進出してきたのも決して偶然ではないだろう。同じく、ファーウェイなども世界中で展開するSIMフリースマホを日本市場にすばやく導入するようになってきた。そして、以前から日本市場でSIMフリースマホを積極的に販売しているASUSも、先日、新端末のZENFone2を日本国内向けに販売する発表会を行った。また、国内のさまざまな事業者もこの分野への進出を狙っている。たとえば、先日、発表会を行ったトーンモバイルの「TONE」などがそれである。トーンモバイルは、TSUTAYAのカルチュア・コンビニエンス・クラブとフリービットが提携した会社で、その端末であるTONEは低価格で利用でき、しかもTポイントも貯まる。これから数年後、市場を振り返ったとき、あの新ガイドラインが新たなる戦いのスタートラインになったと判断されることになるだろう。(記事提供: AndroWire編集部)
2015年05月04日「海外に暮らしてみたい……」旅の回数を重ねるごとに、海外で自分らしく暮らしている人を見かける度に、募る想い。海外旅行好きならば、その大小はあれど、心に持ち続けている人が多かったりする。そこで、今回は現在海外で暮らしている2人の移住ストーリーをご紹介。 (さらに…)
2015年05月01日ユニットコムは30日、メモリカードやSIMカードを収納するケース「J843 WT-CP01-BK」を、パソコン工房の通販サイト内雑貨店「Nantena」にて発売した。価格は税込1,383円。J843 WT-CP01-BKは、異なる大きさのメモリカードやSIMカードを貼り付けて、まとめて収納するケース。収納部に備えたグリップパッドは弱粘着でベタつかず、カード類を繰り返し着脱できる。対応するのはmicroSDカードやSIMカードなど(SDカードには対応しない)。製品には、ミニスリムカードアダプター(MicroSIMカード用、NanoSIMカード用)、マイクロSIMカードアダプター(NanoSIMカード用)、トレイイジェクトツールが付属。本体サイズはH52×W82×D7mmで、重量は20g。
2015年04月30日4月28日、NTTドコモの2014年度決算発表が行われたのは既報のとおりだが、発表会の質疑応答では5月にスタートするSIMロック解除についての質問が集中した。5月にスタートするSIMロック解除の義務化については、これまでドコモは総務省のガイドラインに従って取り組んできたが、年間11~12万件程度の利用があったという。利用者の多くは海外で、現地のSIMを使いたいという声であり、こうしたユーザーが今後どれだけ上積みがあるかは未知数だという。もともとMVNOについては大半がドコモ回線であり、SIMロック解除しなくとも使えたわけで、SIMロック解除が義務付けられてもユーザーの利用シーンは変わらないだろうという見方だ。一方で、一部のユーザーではあるが、端末を不正に入手してSIMロックを解除して転売するといった悪意のある行為があり、こうした不正を防止したいという観点から、5月からは6ヶ月のSIMロック解除できない期間を設けたという。こうした不正利用の数について具体的な数字は出てこなかったが、少なくともドコモが問題視する程度の規模になっていたことは予想される。しかし、新ルールのもとでは、機種変して半年以内は海外で使いたくともSIMロックが解除できないことになり、ユーザーが不利益を被ることになる。こうした指摘に対しては、対応を検討すると加藤社長が述べたが、半年ルール自体も社内で十分検討して導入されたはずだという厳しい指摘が飛ぶと、取締役常務執行役員兼経営企画部長の阿佐美弘恭氏が「社長の発言は『様子を見たい』という意味だ」と助け舟を出し、社内でも期間や料金等、十分検討した上での結論だと説明。その上で、お客様の声も聞きながら考えていくとした。SIMロック解除については、ドコモ側の説明とは裏腹に、料金や期間でauと足並みをそろえてきたあたりに、ユーザーの利便性を考えた議論が十分行われてきたとはにわかに信じがたいものを感じる。一部の転売ユーザーに問題があるのであれば、同一ユーザーが解除できる期間や回数を制限するなど(抜け道は色々とありそうではあるが)対策はほかにも取りようがあるわけで、結局のところはユーザーに自由を与えず、しかしとりあえず反応を見てみる、といった消極的な理由が第一にあるように思われる。一方で、SIMロックが解除されても、画期的にユーザーにとって有利な状況になり、解除するユーザーが爆発的に増えるといったこともないだろう。海外で利用したいといった正当な理由があるユーザーには、例えばデポジット制でロック解除する(一定期間が終わって手続きすれば再びロックをかける代わりに返金)などの回避策は提供できないのだろうか。一部の不正ユーザーに拘って真っ当なユーザーに負担をかけるのは、下策としか言いようがない。早期の「検討」を期待したい。
2015年04月29日ソフトバンクは22日19時時点で、5月1日より適用されるSIMロック解除に関するアナウンスをしていないが、同社ではどのように対応していくのか、広報部に話を聞いた。なお、NTTドコモとKDDIは22日に、SIMロック解除の手続き方法を発表している。ドコモやKDDIが発表したSIMロック解除への対応は、2014年12月に総務省が公開した「SIMロック解除に関するガイドライン」が5月1日より適用されることに伴ったもの。同ガイドラインでは、事業者は原則として自らが販売した全ての端末について、SIMロック解除に応じることとしており、無料で解除することも明記されている。両社は、5月1日以降に発売された機種(23日に発売されるKDDIのGalaxy S6 edge SCV31も含む)において、購入日から180日経過後にSIMロック解除の手続きを受付けるとしている。また、どちらもウェブサイトから申し込むことで無料で解除できる。3キャリアとしてはソフトバンクのみ、対応について発表していない形だが、同社広報部に問い合わせると「基本的には、ガイドラインに沿った形で対応する。発表や詳細については現在社内で検討している」とのことだった。(記事提供: AndroWire編集部)
2015年04月22日KDDI、沖縄セルラーは5月以降、新たに発売するauスマートフォン、タブレットなどの端末に、原則としてSIMロック解除の機能を搭載する。購入日から180日経過した対象端末であれば、同社のウェブサイトなどからSIMロック解除の申込みが行える。SIMロックの解除はこれまでもNTTドコモを主体に対応していたが、限定的な動きにとどまっていた。しかし、総務省が昨年末に発表したSIMロック解除に関する新ガイドラインにより、携帯キャリアにSIMロック解除を求めたことで状況が変化、KDDIも新ガイドラインを踏まえた対応を行うことになる。同社では、5月以降の発売端末において、購入日から180日経過後に、SIMロックの解除を可能とする。例外として、4月23日発売開始予定の「Galaxy S6 edge SCV31」もSIMロック解除の対象端末となる。手数料は同社ウェブサイトからは無料、店頭のauショップでは、解除手数料として税別3,000円かかる。SIMロック解除により、KDDI以外のキャリアやMVNO提供料金プランを選べるようになる。利用者にとっては選べる自由が広がるメリットがある。ただし、SIMロック解除後の端末に他社のSIMカードを挿して利用する場合、利用可能サービスや機能が制限される場合がある。(記事提供: AndroWire編集部)
2015年04月22日NTTドコモは22日、SIMロック解除の手続き方法を変更し、インターネットからの申し込みであれば無料でSIMロック解除を行うと発表した。対象となる機種は5月1日以降に発売される機種。なお、機種購入日から6カ月間は解除できない。SIMロック解除の手続き方法の変更は、2014年12月に総務省が発表した「SIMロック解除に関するガイドライン」が5月1日より適用されることに伴ったもの。同ガイドラインでは、事業者は原則として自らが販売した全ての端末について、SIMロック解除に応じることとしており、また無料で解除することも明記されている。ドコモでは、5月1日以降に発売される機種において、PCの「My docomo」上でSIMロック解除を無料で受付ける。ドコモショップ店頭、電話でも解除を受付けるが、事務手数料として税別3,000円が別途必要となる。4月30日までに発売される機種については、従来通りドコモショップ店頭のみで受付け、事務手数料が3,000円かかる。また、これまでは端末購入後すぐに、SIMロック解除の手続きをすることができたが、5月1日以降に発売される機種については、購入日から6カ月間の解除制限期間が設けられている。なお、「ドコモケータイ」「Xiデータ通信専用端末」などの一部機種は、ドコモショップ店頭のみでの受付となる。これらの機種については、事務手数料が無料となっている。(記事提供: AndroWire編集部)
2015年04月22日ユニットコムは17日、全国のパソコン工房、BUY MORE、グッドウィル、ツートップの店舗において、SIMフリーコーナーを拡大した。SIMフリーのスマートフォン、タブレットや安価なSIMなど、SIMに関連する商品を多数扱う。さらにパソコン工房のWebサイトでは「スプリングフェスタ」を開催中。BTO PCを最大20,000円引きで販売しているほか、PCパーツや周辺機器、デジタル雑貨を特別価格で提供している。期間は4月28日14時まで。
2015年04月21日フュージョン・コミュニケーションズは20日、同社が運営するMVNOサービス「楽天モバイル」において、ASUS製のSIMフリーAndroidスマートフォン「ZenFone 2」とSIMカードのセット販売を行うと発表した。購入者には楽天スーパーポイントが付与される。23日より予約受付を開始し、端末の出荷は5月中旬を予定している。「ZenFone 2」は、5.5インチIPS液晶ディスプレイを搭載したSIMフリーAndroidスマートフォン。内蔵メモリが2GBモデルと世界初だという4GBモデルが用意されており、一括価格は2GBモデルが税込み(以下同)38,664円、4GBモデルが49,464円。楽天モバイルでは、24回の分割払いによる購入も可能で、その場合2GBモデルが月額1,611円、4GBモデルが月額2,061円。なお、分割払いの場合は楽天カードのみ利用できる。セットになるSIMカードは、楽天モバイルのものであれば全て選択可能。購入特典として、2GBモデルでは1000ポイント、4GBモデルでは2000ポイントの楽天スーパーポイントが付与される。また、「楽天でんわ」、「Viber」、「Rポイントカード」、「楽天ゲートウェイ」など楽天グループのアプリがプリインストールされている。「ZenFone 2」の主な仕様は次の通り。OSはAndroid 5.0。CPUは内蔵メモリ4GBモデルがIntel Atom Z3580(2.3GHz、クアッドコア)、2GBモデルがIntel Atom Z3560(1.8GHz、クアッドコア)。ストレージはどちらも32GB。外部ストレージはmicroSDXC。サイズ/重量は、高さ約152.5mm×幅約77.2mm×奥行き約3.9mmから10.9mm/約170g。背面には1,300万画素、前面には500万画素のカメラを内蔵。バッテリー容量は3,000mAh。SIMサイズはmicroSIM。カラーバリエーションは、ブラック、レッド、ゴールド、グレーの4色。通信面では、LTE、W-CDMA、GSM/EDGEをサポート。そのほかIEEE802.11a/b/g/n/acに準拠したWi-Fi、Bluetooth 4.0に対応している。(記事提供: AndroWire編集部)
2015年04月21日ニフティは20日、同社が提供するMVNOサービス「NifMo」において、SIMフリーAndroidスマートフォン「ZenFone 2」とSIMカードのセット販売を行うと発表した。最も安いプランを選択した場合、端末代金を含め月額税別2,275円で利用できる。同日より予約受付を開始し、5月16日より順次発送する。「ZenFone 2」は、5.5インチIPS液晶ディスプレイを搭載したSIMフリーAndroidスマートフォン。一括価格は税別(以下同)37,778円。24回の分割払いでは、月額1,575円。月に3GBまでの高速通信が利用できる「3GBプラン」を選択した場合、データ通信のみであれば端末代金を入れて月額2,275円で利用可能。同プランのSMS対応の場合は月額2,425円、音声通話対応の場合は月額2,975円となる。「ZenFone 2」の主な仕様は次の通り。OSはAndroid 5.0。CPUは、Intel Atom Z3560(1.8GHz、クアッドコア)、内蔵メモリは2GB。ストレージは32GB。外部ストレージはmicroSDXC(64GB)。サイズ/重量は、高さ約152.5mm×幅約77.2mm×奥行き約3.9mmから10.9mm/約170g。背面には1,300万画素、前面には500万画素のカメラを内蔵。バッテリー容量は3,000mAh。SIMサイズはmicroSIM。カラーバリエーションは、ブラック、レッド、ゴールド、グレーの4色。通信面では、LTE、W-CDMA、GSM/EDGEをサポート。そのほかIEEE802.11a/b/g/n/acに準拠したWi-Fi、Bluetooth 4.0に対応している。(記事提供: AndroWire編集部)
2015年04月20日ASUS JAPANは20日、SIMフリーAndroidスマートフォン「ZenFone 2」を5月16日より発売すると発表した。内蔵メモリが4GBでストレージが64GB/32GBモデルと、内蔵メモリが2GBでストレージが32GBモデルの3モデルが用意されている。なお、内蔵メモリ4GB/ストレージ64GBのモデルについては5月下旬以降の発売を予定している。「ZenFone 2」は、1月に米・ラスベガスで開催された「2015 International CES」にて初披露されたSIMフリーAndroidスマートフォン。5.5インチIPS液晶ディスプレイ(1,920×1,080ピクセル)や、Intel Atom Z3580/Z3560、世界初だという4GBの内蔵メモリを搭載する。同社は「ZenFone 2」について「性能怪獣(パフォーマンス・モンスター)」と謳っている。デザイン面では、前モデルである「ZenFone 5」と同様、ディスプレイ下部や各種ボタンに水の波紋や、木の年輪を連想させるスピン加工が施されている。また、背面全体にはヘアライン加工を施し、高級感を演出している。機能面では、2つのパスワードを使い分けることで、所有者と別の領域を作成して使用できる「SnapView」機能、子どもとも一緒に楽しめる「キッズモード」、手の小さいユーザーでも無理なく操作できる「片手モード」などに対応。そのほか、日本語入力システム「ATOK」を標準搭載している。カメラ機能では、背面のデュアルカラーLEDフラッシュにより、自然な色味を残しながらも明るく撮影ができる「リアルトーンフラッシュ」機能を新たに搭載した。「ZenFone 2」の主な仕様は次の通り。OSはAndroid 5.0。CPUはIntel Atom Z3580(2.33GHz、クアッドコア)もしくはIntel Atom Z3560(1.83GHz、クアッドコア)。内蔵メモリは4GBもしくは2GB。ストレージは64GBもしくは32GB。外部ストレージはmicroSDXC。サイズ/重量は、高さ約152.5mm×幅約77.2mm×奥行き約3.9mmから10.9mm/約170g。背面には1,300万画素、前面には500万画素のカメラを内蔵。バッテリー容量は3,000mAh。最大連続通信時間は、LTE通信時が約267時間、3G通信時が約294時間。最大連続通話時間は3G通信時で約1,144分。カラーバリエーションは、ブラック、レッド、ゴールド、グレーの4色。通信面では、LTE、W-CDMA、GSM/EDGEをサポート。そのほかIEEE802.11a/b/g/n/acに準拠したWi-Fi、Bluetooth 4.0に対応している。端末価格はオープンで、予想実売価格は、内蔵メモリ4GB+ストレージ64GBモデルが税別(以下同)50,800円、内蔵メモリ4GB+ストレージ32GBモデルが45,800円、内蔵メモリ2GB+ストレージ32GBモデルが35,800円。(記事提供: AndroWire編集部)
2015年04月20日KDDIは16日、Firefox OS搭載スマートフォン「Fx0 LGL25」(LG エレクトロニクス製)において、UQ mobileのSIMカードが利用可能となる最新ソフトウェアの提供を開始した。新しいソフトウェアには、ホーム画面から、「環境設定」、「端末情報」、「更新を確認」、「今すぐ確認」の順にタップすることで更新できる。更新時間は、Wi-Fi、4G(LTE/WiMAX 2+)利用時なら約10分、3G利用時なら約15分。更新後のソフトウェアバージョンは「LGL2510e」となる。更新することで、UQ mobileのSIMカードが利用できる「APN設定」が追加されるほか、Eメールアプリが反応しなくなり、黒画面になってしまう不具合が修正される。
2015年04月16日トレンドマイクロは、SIMフリー端末向けの設定サポート付きセキュリティアプリ「ウイルスバスター モバイル」を9日より発売する。販売当初は、エディオンが販売するSIMフリー端末「セレクトスマホ」ユーザー向けに販売し、想定販売価格は税別2,830円。「ウイルスバスター モバイル」は、スマートフォン/タブレット端末向けのセキュリティアプリ。不正アプリ対策、Web脅威対策、保護者による使用制限、盗難/紛失時の対策、迷惑SMS/迷惑着信対策といった機能を備えている。9日より提供されるのは、SIMフリー端末向けのもので同アプリの利用に関するサポートサービスが付属する。また、SIMフリー端末を利用する際の、SIMカードの挿入方法、インターネットを利用するための設定方法、SNSの登録方法、端末の操作方法、プライバシー設定などの問い合わせにも対応する。当初は、エディオンが販売するSIMフリー端末「セレクトスマホ」ユーザー向けに提供するが、今後は、SIMフリー端末/SIMカードを提供しているパートナーとの協業を拡大し、取扱店を広げていく予定。(記事提供: AndroWire編集部)
2015年04月06日トレンドマイクロは6日、SIMフリー端末向けのサポート付きセキュリティアプリ「ウイルスバスター モバイル」を発表した。9日より、SIMフリー端末販売店を通じて提供を開始する。当初はエディオンが販売するSIMフリー端末「セレクトスマホ」ユーザー向けにポスタイプで販売し、エディオンでの想定販売価格は税別2,830円。「ウイルスバスター モバイル」は、同社のスマートフォン/タブレット端末向けセキュリティアプリ。不正アプリ対策、Web脅威対策、ペアレンタルコントロール、通信機能を利用した盗難/紛失対策、迷惑SMS/迷惑着信対策といったセキュリティ機能を持つ。今回提供する製品は、「ウイルスバスター モバイル」に、SIMフリー端末利用時の問い合わせに答えるサポートサービスを付帯した製品。製品に対する問い合わせだけでなく、SIMカードの挿入方法やネットを利用するための設定方法、スマートフォン/タブレット端末の使い方、FacebookやTwitter、LINEといったSNSの登録方法、プライバシー設定など、SIMフリー端末利用に必要な問い合わせ全般に対応する。同社は、SIMフリー端末使用者の増加や、総務省の「SIMロック解除に関するガイドライン」により2015年5月1日以降SIMフリー端末の増加が想定される一方で、煩雑な設定を自身で行なうことが困難な場合があるとして、製品の提供に至った。今後パートナーとの協業を拡大し提供店を広げる予定する。
2015年04月06日ゲオホールディングスは2日、NTTコミュニケーションズと業務提携を行い、NTTコミュニケーションズのSIMカード「ゲオ×OCN SIM」とゲオが販売する新品・中古のSIMロックフリースマートフォンを組み合わせた「ゲオスマホ」の提供を開始した。「ゲオスマホ」は、NTTコミュニケーションズのSIMカード「ゲオ×OCN SIM」とゲオが販売する新品・中古のSIMロックフリースマートフォンがセットになった商品。新品のスマートフォンは「priori2」(freetel製)、「Ascend G620S」(Huawei製)が用意されている。価格は、「priori2」が税別9,800円、「Ascend G620S」が税別21,800円。支払い方法は、中古・新品問わず、一括払いのほか、12回もしくは24回の分割払いも可能となっている。なお、分割払いは4月上旬よりゲオモバイル50店舗で開始し、順次対応店舗を拡大していくという。「ゲオスマホ」として販売される端末には、クーポンが貰える会員証機能付きアプリ「ゲオアプリ」や、中古衣料のeコマースアプリ「セカンドストリート」など、ゲオグループのアプリがプリインストールされている。「ゲオ×OCN SIM」は、単体で購入することもできる。料金プランは「OCN モバイル ONE」と同一。月間3GBまでの高速通信が利用可能な「3GB/月コース」は、音声通話付きが月額1,800円、データ専用では月額1,100円となっている。そのほか、ゲオアキバ店のみで実施していたMNPの即日受付店舗が、2015年夏には全国10店舗に拡大する。また、3日にオープンする渋谷センター街店では、オープン当日から音声通話付きSIMの新規契約、即日受け渡しが可能になる。さらに、ゲオ全1,047店舗で、スマートフォンの保証サービスも開始。中古端末の初期不良対応を1カ月(30日)に延長するほか、5月からはより長期間の補償やオプションサービスの付いた有料保証サービスを提供する。また、スマートフォンとSIMカードを熟知した相談員をゲオモバイル50店舗に配備し、エントリーユーザーからの疑問や相談に対応するとしている。(記事提供: AndroWire編集部)
2015年04月02日アップルは31日、これまで日本国内での販売を停止していたSIMフリー版iPhone 6/6 Plusの販売を再開した。オンラインのApple Storeで購入が可能で、価格はiPhone 6の16GBが86,800円、64GBが98,800円、128GBが110,800円、iPhone 6 Plusが16GBが98,800円、64GBが110,800円、128GBが122,800円(いずれも税別)。SIMフリー版iPhone 6/6Plusは、2014年9月に発売したが、その後同年12月に突然販売を停止。2015年3月10日に、SIMフリー版iPhone 6/6Plusの価格改定が行われ、値上げとなったが、その際も注文できない状態で、3カ月以上にわたり販売が停止されたままとなっていた。オンラインのApple Storeでは、31日13時30分現在、iPhone 6/6 Plusのカラーやストレージ容量を問わずに1~2営業日での出荷となっている。
2015年03月31日アップルは3月31日、SIMフリー版のiPhone 6およびiPhone 6 Plusの販売を再開した。Apple Storeでの直販価格はiPhone 6の16GBが86,800円、64GBが98,800円、128GBが110,800円、iPhone 6 Plusが16GBが98,800円、64GBが110,800円、128GBが122,800円。受注後1~2営業日での出荷予定となっている。SIMフリー版のiPhone 6およびiPhone 6 Plusは2015年12月に販売を停止。以降、購入できない状態が続いていた。また、両製品とも販売停止中に値上がりしていた。
2015年03月31日アップルは31日、これまで販売を停止していたSIMフリー版iPhone 6/6 Plusの再販売を開始した。特別なアナウンスはされていないが、Apple Storeでは出荷可能な状態になっている。SIMフリー版iPhone 6/6Plusは昨年12月初頭から販売を停止。3カ月以上購入できない状態が続いたが、このほど販売を再開した。31日午前9時20分現在、iPhone 6/6 Plusのカラーを問わずに、1-2営業日での出荷となっている。なお、SIMフリー版iPhoneは過去2回の値上げが行われており、販売停止中にも値上がりした。Apple Storeでの直販価格はiPhone 6の16GBが86,800円、64GBが98,800円、128GBが110,800円、iPhone 6 Plusが16GBが98,800円、64GBが110,800円、128GBが122,800円。
2015年03月31日エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズは27日、SIMの開通機能を搭載した訪日外国人向けプリペイドSIM自動販売機を、AQUA CITY ODAIBA(東京都港区)と新関西国際空港に設置・稼働開始した。これにより増加する訪日外国人の通信環境の向上を図る。同自販機では、プリペイドSIM「Prepaid SIM for JAPAN」の購入に加え、タッチパネル上で契約者情報の登録などを行うと、購入したその場で所有するモバイル端末によるインターネット接続が可能となる。SIM開通機能を備えた自販機は世界初という。パスポートスキャン機能を搭載したことで、契約者情報入力の手間を大幅に削減し、最短2分でSIMを開通することが可能。購入者は、英語と中国語に対応したタッチパネル式のモニターで説明を確認しながら商品を選ぶことができる。SIMは1日当たり100MBの利用容量で、短期滞在者向けの7日間タイプと、中期滞在者向けの14日間タイプの2つの利用期間を用意。価格は7日間タイプが3,450円(税抜)、14日間タイプが4,950円。支払いは5種類(VISA、MasterCard、JCB、AMEX、Diners)のクレジットカードに対応している。
2015年03月27日大手通信事業者の回線を借り、低価格で再販を行うMVNO(仮想移動体通信事業者)。日本では「格安SIM」の名ですっかりおなじみのモノとなっている。イオンなど大手流通の参入により、地方在住の一般消費者でも低価格な基本料金の格安SIMが簡単に契約できるようになっている。このMVNOはすでに海外では広く知られた存在であり、低所得者や2回線目需要として各国で一定のシェアを獲得している。では海外ではどのように格安SIMが売られているのだろうか? 先日Mobile World Congress 2015が開催されたスペイン・バルセロナでその状況を見てきた。○八百屋や雑貨屋、どこでも売っている格安SIMスペインは大手事業者が4社あり、いずれもが多くの店舗を構えて営業を行っている。回線契約は日本のような後払いのポストペイドだけではなく、先払いのプリペイドもよく利用されている。このうち料金が安いのはプリペイドで、利用者の割合は全体の30%前後と言われている。プリペイドSIMの購入には身分証明書の提示によるユーザー登録が必須であり、あとから登録、といった方法は一切認められていない。各社の店舗は契約変更や端末購入などの来客で常に混雑しており、夕方などに訪問すれば行列は1時間待ち、といったこともざらにある。そのためプリペイドSIMの購入を含め、通信業者の店舗へ行くのはちょっと面倒だ。このあたりの状況は日本でも似たようなものだろう。ところがMVNOの格安SIMならば、わざわざ行列しなくとも簡単に購入できるのだ。その理由はバルセロナの街に行ってみればすぐに理解できる。繁華街や住宅街を歩いてみると、たいていの商店に同じような広告が掲載されているのに気が付く。実はその広告のほとんどがMVNOのものなのだ。しかも携帯電は販売店やIT関連のお店だけではなく、雑貨店や両替所、果ては八百屋までもMVNOの広告を掲げているのである。スペインにはMVNO事業者は何社かあるが、そのほとんどがプリペイド契約での販売を行っている。販売先が街中の商店なので手軽に購入できる。もちろん各MVNOは大手通信事業者の回線を利用しているため通信品質に問題は無い。○プリペイドで支払い簡単、料金も単純手軽に買えるプリペイドSIMであっても、スペインは登録が必要だ。MVNOのプリペイドSIMを販売しているこれらの小さい商店も、購入者の身分を確認する作業を必ず行っている。とはいえIDカードやパスポートをその場でコピーし、店が保管することは行っていない。店員が購入者の身分証明書を見て本人であることを確認し、氏名や生年月日などは店に備え付けのパソコンから直接MVNO各社の利用者登録システムに入力して登録を行うのだ。なお虚偽の申請を行った場合は営業禁止など罰則があるとのことで、このあたりはきちんとした登録業務がされている。実際に購入してみると、わずか数分でプリペイドSIMを入手することができた。最初に訪れた八百屋では同じくSIMを購入している客がいたのですぐ隣の両替所を訪問。Lebara MobileのプリペイドSIMが欲しいと伝えると、外国人客も多いからか中東系の店員との英会話もスムース。パスポートを提示して店員がちらりとこちらの顔を見て、あとは店のパソコンから必要事項を入力していく。料金を払う前にSIMを手渡され、きちんとデータ通信ができるかどうかを確認してくれるのはなかなか親切だ。データ通信に必要なAPN設定はMVNOの場合、端末に自動設定されないこともある。今回も設定は店員に任せ、APN(gprsmov.lebaramobile.es)を入力してくれた。そして無事データ通信ができれば代金を払って完了、この間10分もかからなかった。このように外国人でも購入が簡単なプリペイドSIMは料金体系も単純明快だ。同社のお勧めプランは5ユーロで500分の通話と1GBのデータが含まれる。あらかじめ5ユーロを払えばその月はこの無料利用分が利用できるわけだ。翌月以降も使い続けるなら、毎月5ユーロを残高に追加していけばよい。またデータ通信が多ければ、1GBが8ユーロ、2GBが14ユーロ、3GBが25ユーロで追加できる。追加もスマートフォンの画面から「DATA1GB」と容量を書いたショートメッセージを指定の番号に送信するだけ。使い方も単純なので、これならカスタマーセンターに電話で料金確認などを行う必要も無いだろう。ヨーロッパではスペインのようにほとんどの国にMVNOがあり、格安料金で使いたい消費者向けにサービスを行っている。日本ではまだ格安SIMはプリペイドよりもポストペイド契約が主流だが、スマートフォン利用者の低年齢化が進むにつれ、お小遣いで払える低価格のプリペイドSIMなども増えるかもしれない。海外での格安SIMの販売方法は日本でも参考になるだろう。
2015年03月25日2015年3月5日、IIJは「IIJmio 高速モバイル/Dサービス」の「ファミリーシェアプラン」において、追加SIMカードのMNP転入を3月17日より開始すると発表しました。ファミリーシェアプランは、7GBのデータ通信容量は最大3枚のSIMカードで分けあって使うというもの。これまでは追加SIMはデータ通信にのみ対応でしたが、今後はMNP転入を含め音声通話付のSIMを選べるようになりました。すでにデータSIMで追加している人もMNPによる音声通話SIMとの交換が可能です。月額2,764円で、音声通話に対応したSIMを1枚追加するごとに756円の基本料金がかかり、3枚利用した場合、合計は4,276円となります。なお、ファミリーシェアプランでMNP転入する際の注意事項があります。それは、MNP予約番号発行時の名義と、IIJmioの登録名義が同一である必要があり、名義が異なる場合はMNP転入することができません。その為、MNP転入をしたいSIMが別の名義の場合、転入手続きを行う前に契約している事業者で名義変更を行わなければなりません。多少、手間に感じるかもしれませんが、キャリアの月額料金1ヵ月分で、家族3名の基本料金が賄えることを考えれば、とってもお得ですね。もちろんミニマムスタートプランやライトスタートプランで、データ通信専用SIMを利用している人も音声通話対応SIMに変更する際に、MNP転入も選択可能。IIJmioの格安SIMサービスがより始めやすくなったと言えるのではないでしょうか。■ 記事提供:SIM通SIMフリー端末、SIMカード比較、格安SIM情報など、あなたのスマホライフに使える、役立つ、得する情報をお届けします! SIMカードをはじめとするお困りごとは「教えて!goo」で解決!
2015年03月13日