With Tomorrow合同会社は、自社が手掛けるボードゲームブランド「With Token」より新プロジェクト『撮れ!未確認生物ぽつねこ』の開始を発表いたします。撮れ!未確認生物ぽつねこ 1-4人 / Shoot! UMA Potsuneko ゲームイメージ画像■『撮れ!未確認生物ぽつねこ』とは『撮れ!未確認生物ぽつねこ』は、新聞社の新入社員となり、未確認生物ぽつねこを追跡しながら、撮れ高のある写真を期日内に提出することを協力して目指すボードゲームです。ぽつねこ新聞2024年4月27日・28日に東京ビッグサイトで開催されたゲームマーケット2024春に合わせ、クリエイティブプロジェクト向けクラウドファンディングサイト「Kickstarter」にてプロジェクトを開始し早くも注目を集めています。撮れ!未確認生物ぽつねこ 1-4人 / Shoot! UMA Potsuneko 『撮れ!未確認生物ぽつねこ』は、With Tokenが始めた新企画である「クリエーターの実現したい世界をボードゲームにする」プロジェクトの第一弾。『日常にイラストをプラスすることで、空間やモノ、感情や行動が豊かになる』と語る、青色と透明感を愛するイラストレーターcaco(カコ)の描く世界によく登場する『ぽつねこ』を中心とした世界感をボードゲームで実現するプロジェクトです。支援のリターンは4,000円から製品、更には数量限定でイラストレーターcacoの限定作品が入手できるリターンも用意しています。イラストレーターcacoの公式サイト: ■過去の展開With Tokenは過去にも2歳から遊べるボードゲーム『しゃかしゃかみっけ』でクラウドファンディングで316%を達成しており、今回のプロジェクトも成功に向け活動を入念に進めています。しゃかしゃかみっけのクラウドファンディングページ: ゲーム箱イラスト■商品の仕様商品名 : 撮れ!未確認生物ぽつねこ発売・運用開始日: <先行予約>2024年5月26日まで「Kickstarter」で受付<一般販売>2025年1月頃より順次販売開始予定価格 : 4,000円(税込)開発・販売 : With TokenSNS : ■クラウドファンディング概要プロジェクト名: 撮れ!未確認生物ぽつねこ 1-4人 / Shoot! UMA Potsuneko実施期間 : 2024年4月27日(土)8:00~2024年5月26日(日)7:59URL : <リターン>・4,000円(税込)+送料内容:撮れ!未確認生物ぽつねこ 1セット・8,000円(税込)+送料内容:撮れ!未確認生物ぽつねこ 2セット他、イラストレーター cacoの作品が一緒に届くプラン等随時更新予定■会社概要名称 : With Tomorrow合同会社代表者 : 上條 飛鳥ホームページ: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年04月30日海洋深層水を原料とした塩、にがり、濃縮海水の製造・販売を行う室戸海洋深層水株式会社(所在地:高知県室戸市室戸岬町、代表取締役社長:小松 静雄)は、2024年4月27日から同4月29日までの3日間、Amazonにおいて、海洋深海神塩〈バスソルト〉購入者に10%OFFクーポンが適用可能な「ゴールデンウィークセール!」を開催いたします。神塩(ナチュラル)■「ゴールデンウィークセール!」について※注文確定時に割引が適用されていることを必ずご確認ください。また数量に限りがありますのでお早めにどうぞ。<ゴールデンウィークセール概要>開催期間 :2024年4月27日(土)~4月29日(月)対象商品 :Amazon店にて販売する海洋深海神塩〈バスソルト〉セール内容:10%OFFクーポンが適用可能※クーポン数には限りがございます。神塩2種一日の疲れを癒してくれるものといえば、バスタイム。ゆっくり湯船に浸かれば、心も体もリラックス出来ると思います。そんなバスタイムを充実させてくれるのが入浴剤。いろいろなタイプの入浴剤がありますが、今注目を集めているのが【バスソルト】。岩塩などを原材料にしているバスアイテムで、香りや含有成分に特長があります。種類は大きく分けて2種類あり、ひとつは天然塩。もうひとつはエプソムソルト。天然塩はヒマラヤの岩塩や死海の塩が知られています。エプソムソルトは硫酸マグネシウムで水に溶けやすいのが特長です。【商品紹介】海洋深海神塩<バスソルト>室戸岬沖の海洋深層水の“にがりを含んだ塩”でつくった浴用化粧料。お母さんの子宮を満たしている羊水の成分ととても似ていると言われている海洋深層水。肌にまとわりつくようなお湯が体の芯から温めて冷えを解消、保湿効果も期待できます。使用方法は浴槽のお湯200リットルに本品50gを加えて、ぬるめのお湯にご入浴下さい。■会社概要商号 : 室戸海洋深層水株式会社代表者 : 代表取締役社長 小松 静雄所在地 : 〒781-7101 高知県室戸市室戸岬町3476番地1設立 : 1998年2月事業内容: 海洋深層水を原料とした塩、にがり、濃縮海水の製造・販売資本金 : 8,900万円URL : 【本件に関するお客様からのお問い合わせ先】室戸海洋深層水株式会社TEL : 0887-22-3202お問い合せフォーム: mks@e-mks.jp 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年04月18日グローブライド株式会社(東京都東久留米市、代表取締役社長:鈴木 一成/以下 グローブライド)は、生物多様性の損失を食い止め、回復させる(ネイチャーポジティブ)という目標に向けた取り組みを進める「生物多様性のための30by30アライアンス」に2024年4月10日より参画しましたのでお知らせいたします。30by30アライアンス■「生物多様性のための30by30アライアンス」の概要30by30アライアンスは、2030年までに自国の陸域・海域の30%以上を健全な生態系として効果的に保全する目標の達成に向けた取り組みをオールジャパンで進めるため、環境省をはじめとする行政、企業、NPOなどが参加する有志連合です。・30by30ウェブサイト ■当社の取り組みグローブライドは、持続可能な社会を実現するうえで解決を目指す重要課題(マテリアリティ)のひとつに「生物多様性の保全」を挙げています。これまでも、豊かな自然と生物多様性に支えられる事業を展開していることを踏まえ、水辺の清掃活動や、森林の里親制度に賛同し、植樹・維持の活動などを推進してまいりました。本アライアンスへの参画を機に、ネイチャーポジティブに関する取り組みや産学・NPOとの連携を強化し、OECM(※)申請による保護地域の拡大や磯焼け対策、藻場保全など様々な活動を通じて30by30の達成に貢献できるよう努めてまいります。※Other Effective area-based Conservation Measuresの略。民間等の取り組みにより保全が図られている地域や、保全を目的としない管理が結果として自然環境を守ることにも貢献している地域。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年04月12日海洋研究と海洋保全に取り組む一般社団法人タラ オセアン ジャパン(所在地:東京都、代表理事:エチエンヌ・ブルゴワ、以下「タラ オセアン ジャパン」)は、2024年3月2日(土)に福岡県福岡市のももち浜にて海洋教育イベント「タラ号クイズとマイクロプラスチック探検 in 福岡 ~親子で学ぶ、楽しむ、行動する~」を開催します。当日は、タラ オセアン ジャパンが日本語吹替版を共同制作した「マイクロプラスチック・ストーリー ~ぼくらが作る2050年~ 」の映画上映、クイズを交えながらタラ オセアンの活動および海についてのレクチャーの他、屋外では、科学者とほぼ同じ手法で行うマイクロプラスチック採取体験をしていただくプログラム構成となります。福岡でのイベントは2017年に科学探査船タラ号が寄港した時以来で7年ぶりの開催となります。また今回は日本の海や山に残る豊かな生態系、自然を伝承することを目的に福岡県で活動されている一般社団法人ふくおかFUNにご協力をいただきました。タラ号クイズとマイクロプラスチック探検 in 福岡■イベント概要日時:2024年3月2日(土)09:30-12:30[受付 09:15]場所:TNC放送会館 第2会議室 福岡市早良区百道浜2丁目3番2号 TNC放送会館3階※有料駐車場ありビーチでの活動は シーサイドももち海浜公園 です定員:30名程度対象:小学3年生以上の親子(中学生以上の大人だけの参加も歓迎!)参加費無料お申込みはタラ オセアン Googleフォームにて受け付けております。 ※お申込み期限 2024年2月29日(木)■タラ オセアン ジャパンとは2003年に「アニエスベー」創設者のアニエス・トゥルブレが立ち上げた海に特化した公益財団法人、タラ オセアン財団の日本支部。タラ オセアンでは、世界中の海を「科学探査船 タラ号」で航海し、地球温暖化やマイクロプラスチックをはじめとする、さまざまな環境的脅威が海洋に与える影響の研究を進めている。また科学者とアーティストがともに海を旅して活動することで、科学×アート×教育の力で、見えない海の世界を理解し可視化し、海を守ることの重要性を発信している。タラ オセアン ジャパンでは、このタラ オセアン財団の理念と実践を踏襲し、科学探査船タラ号の活動を紹介するとともに、日本独自のプロジェクトを推進。2024年2月16日(金)23:00まで新たな科学プロジェクト「Tara JAMBIOブルーカーボンプロジェクト」に向けたクラウドファンディングを実施中です。地球温暖化対策の希望でもある「ブルーカーボン」の全国大規模調査プロジェクトのご支援もよろしくお願いいたします。 タラ オセアン ジャパンの活動: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年02月15日海洋生物学者の主人公が自らの原点であるオーストラリアの海に思いを馳せる『ブルーバック あの海を見ていた』が現在公開中。公開を記念して、監督ロバート・コノリーと原作者ティム・ウィントン、主演のミア・ワシコウスカが語る「守るべき海への想い」のインタビュー映像が公開された。若き海洋生物学者のアビーは、母親ドラが脳卒中で倒れたとの知らせを受け、故郷の西オーストラリアに帰ってくる。美しい海を一望できる実家で口がきけなくなったドラを世話するアビーは、この家で過ごした少女時代に思いを馳せていく――。世界最大の珊瑚礁地帯グレートバリアリーフを始めとする数多くの自然遺産があり、比類なきほどの雄大な風景、独自の生態系が広がるオーストラリア。本作はオーストラリアで最も広く親しまれ、ブッカー賞に2度ノミネートされた実績を持つ作家ティム・ウィントンのベストセラー小説の映画化。原作は2007年に日本でも翻訳されており、第54回(2008年度)青少年読書感想文全国コンクール小学校高学年の部の課題図書にも選出されている。今回公開となるインタビュー映像では、冒頭でコノリー監督が「本作は重要なメッセージをもつ」「“海を守るべきだ”」と語りかける。原作者ティム・ウィントンは公開前のインタビューで、30代になってから枯渇という事実に目を覚まされ、90年代はじめには海洋保護に興味を持ち、自然、特に海洋の状態の脆さを突然意識したと述べていたが、本映像においても「海は脆くて有限な存在だ」「今の我々が見ているのは損なわれてしまった海だ」と海への想いを語っている。さらにはオーストラリアでの捕鯨のことにも触れ、かつては300頭ほどだったザトウクジラが捕鯨禁止以降のいまでは4万頭近くになっていると明かし、「我々が自分たちの生き方を見直し 謙虚さをもって行いを正せば状況を好転できる」と切実な想いを語っている。コノリー監督は自身が敬愛する海洋探検家ジャック=イヴ・クストーの言葉を掲げ、「海がいかにすばらしい存在か。本作で伝えたい」とコメント。アビー役のミア・ワシコウスカは「本作を見ることで、海への愛を思い出してほしいと思う」と締めくくっている。また、本作公開後のSNSでは「海を守り抜く2人の強さに心を奪われた」「環境保護の難しさ すばらしい海 いろんな事を考えさせられた」「オーストラリアの豊かな海洋環境を守ることに情熱を注ぐ母娘の絆に感動」「海やブルーバックなどの海洋生物に囲まれながら成長する親子の姿に涙を隠せなかった」「海と生物を大切にというメッセージと親子の年月を重ねたドラマがストレートに響く」など、母娘の絆、環境保護への関心の声が続々と寄せられている。『ブルーバック あの海を見ていた』はYEBISU GARDEN CINEMA、シネスイッチ銀座ほか全国にて順次公開中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ブルーバック あの海を見ていた 2023年12月29日よりYEBISU GARDEN CINEMA、シネスイッチ銀座ほか全国にて公開©2022 ARENAMEDIA PTY LTD, SCREENWEST (AUSTRALIA) LTD AND SCREEN AUSTRALIA
2024年01月21日しながわ水族館は、通常の展示では見られない深海生物に焦点を当てた企画展「しな水の深海生物展2024~グソくんの深海ツアー~」を2023年12月27日(水)~2024年2月29日(木)の期間で開催します。キャラクター“グソくん”が深海の世界をご案内本企画展では実際に飼育スタッフが採集をした深海生物・約7種30点の生体展示を、イベントナビゲーターを務めるキャラクター“グソくん”が解説し、深海の世界をご案内します。また、深海で独自の進化を遂げてきた深海生物の生態などについて学ぶことができる解説パネルも設置。そのほか、昨年大好評だった、実際に生きている深海生物を間近で観察して触れることができる「深海生物ふれあいタッチ」やカラフルなタイルを貼って自分だけのオリジナル深海生物が作れる「モザイクタイルワークショップ」に加え、今回は館内に設置された二次元コードを読み込むと参加できるクイズラリー「グソくんの深海クイズラリー」も開催します。物販店舗マリンショップ シーガルでは人気の深海生物たちのグッズを限定販売。この機会に是非、しながわ水族館へお越しください!【「しな水の深海生物展2024~グソくんの深海ツアー~」開催概要】タイトル:しな水の深海生物展2024~グソくんの深海ツアー~開催期間:2023年12月27日(水)~2024年2月29日(木)展示場所:地下1F クマノミルーム、他館内各所料金:下記水族館への入館料でお楽しみいただけます。大人(高校生以上)1,350円、中学生・小学生 600円、幼児(4歳以上)300円、シルバー(65歳以上) 1,200円※深海生物ふれあいタッチ、モザイクタイルワークショップは有料【開催内容】■深海生物の生体展示深海の過酷な環境で特徴的な姿に進化を遂げてきた深海生物、約7種30点の生体展示をします。しながわ水族館では定期的に深海生物の採集を実施しています。展示する深海生物も実際に飼育スタッフが採集してきた生物たちです。さらに今回は越前松島水族館(所在地:福井県坂井市)協力のもと、ピンク色でふわふわした泳ぎが特徴のザラビクニンが日本海からやってきます。頭がこんにゃくのように柔らかく、淡いピンク色が印象的な人気の深海魚、ザラビクニンを是非ご覧ください!<その他展示生物一例>・オオグソクムシ・ミノエビ■深海生物ふれあいタッチ生きている深海生物を間近で観察したり、触ってみたりと貴重な体験ができます。過酷な環境に生息する生物の体には、どのような特徴があるでしょうか。どの生物に触れられるかはその時のお楽しみ。開催日時:期間中毎日開催体験時間:平日15:00~/土日祝日:10:45~、14:45~料金:1人1,000円(深海生物クリアファイル付き)開催場所:地下1階ふれあい水槽人数:1回20名様限定申込方法:しながわ水族館公式HP内「WEBチケット」にて参加券を販売対象年齢:4才以上体験時間:1人3分間<深海生物一例>・アカサエビ・オオグソクムシ・コツノキンセンモドキそのほか、ワークショップやクイズラリーあり。詳細は出典元のプレスリリースをご確認ください。(出典元の情報/画像より一部抜粋)(最新情報や詳細は公式サイトをご確認ください)※出典:プレスリリース
2023年12月26日しながわ水族館(東京・品川、館長:鈴木正勝)は、通常の展示では見られない深海生物に焦点を当てた企画展「しな水の深海生物展2024~グソくんの深海ツアー~」を2023年12月27日(水)~2024年2月29日(木)の期間で開催します。本企画展では実際に飼育スタッフが採集をした深海生物・約7種30点の生体展示を、イベントナビゲーターを務めるキャラクター“グソくん”が解説し、深海の世界をご案内します。また、深海で独自の進化を遂げてきた深海生物の生態などについて学ぶことができる解説パネルも設置。そのほか、昨年大好評だった、実際に生きている深海生物を間近で観察して触れることができる「深海生物ふれあいタッチ」やカラフルなタイルを貼って自分だけのオリジナル深海生物が作れる「モザイクタイルワークショップ」に加え、今回は館内に設置された二次元コードを読み込むと参加できるクイズラリー「グソくんの深海クイズラリー」も開催します。物販店舗マリンショップ シーガルでは人気の深海生物たちのグッズを限定販売。この機会に是非、しながわ水族館へお越しください!しな水の深海生物展2024~グソくんの深海ツアー~【「しな水の深海生物展2024~グソくんの深海ツアー~」開催概要】タイトル:しな水の深海生物展2024~グソくんの深海ツアー~開催期間:2023年12月27日(水)~2024年2月29日(木)展示場所:地下1F クマノミルーム、他館内各所料金 :下記水族館への入館料でお楽しみいただけます。大人(高校生以上)1,350円、中学生・小学生 600円、幼児(4歳以上)300円、シルバー(65歳以上) 1,200円※深海生物ふれあいタッチ、モザイクタイルワークショップは有料【開催内容】■深海生物の生体展示深海の過酷な環境で特徴的な姿に進化を遂げてきた深海生物、約7種30点の生体展示をします。しながわ水族館では定期的に深海生物の採集を実施しています。展示する深海生物も実際に飼育スタッフが採集してきた生物たちです。さらに今回は越前松島水族館(所在地:福井県坂井市)協力のもと、ピンク色でふわふわした泳ぎが特徴のザラビクニンが日本海からやってきます。頭がこんにゃくのように柔らかく、淡いピンク色が印象的な人気の深海魚、ザラビクニンを是非ご覧ください!ザラビクニンイベントナビゲーター“グソくん”<その他展示生物一例>・オオグソクムシ・ミノエビその他展示生物一例■深海生物ふれあいタッチ生きている深海生物を間近で観察したり、触ってみたりと貴重な体験ができます。過酷な環境に生息する生物の体には、どのような特徴があるでしょうか。どの生物に触れられるかはその時のお楽しみ。開催日時:期間中毎日開催体験時間:平日15:00~/土日祝日:10:45~、14:45~料金 :1人1,000円(深海生物クリアファイル付き)開催場所:地下1階 ふれあい水槽人数 :1回20名様限定申込方法:しながわ水族館公式HP内「WEBチケット」にて参加券を販売対象年齢:4才以上体験時間:1人3分間<深海生物一例>・アカサエビ・オオグソクムシ・コツノキンセンモドキ深海生物一例深海生物ふれあいタッチ(昨年の様子)深海生物クリアファイル■モザイクタイル ワークショップダイオウグソクムシ、メンダコ、ザラビクニンなど5種類のデザインから一つ選び、好きなタイルで彩ります。目地に使用する紙粘土は暗い所で光ります。自分だけのオリジナル深海生物を作ってみてはいかがでしょうか。開催日時:2024年1月6日~2月29日までの土日祝日のみ開催(各日5回実施)料金 :2,500円開催場所:地下1階 クマノミルーム体験方法:入館後、地下1階クマノミルームにて受付講師 :KATSUモザイクタイル作品サンプル蓄光するダイオウグソクムシ<KATSU氏 プロフィール>タイルを用いたアート作品を造る造形作家。オーダーメイドの制作を手掛けるほか、モザイクタイル教室やワークショップの講師を務める。生物のモチーフを得意とし、水族館の生き物たちの大きな作品を創ることが夢。作家KATSUが制作したモザイクタイル深海生物のフォトスポットが、地下1階クマノミルームに登場!会場を彩る芸術的な作品を是非ご覧ください。■グソくんの深海クイズラリー館内に設置された二次元コードを読み込むと参加できるクイズラリーで深海の謎に挑戦。クイズに全問正解すると実施できるくじ引きで当たりが出ると、しな水でしか手に入らないオリジナル「さかなかるた」をプレゼント。設置場所:館内各所料金 :水族館への入館料でお楽しみいただけます。※プレゼントは1端末につき1つです。クイズ画面イメージ※「さかなかるた」とは子どもたちに魚の興味や関心事の幅を広げたいという想いから生まれた商品です。魚のキラキラ感や、ウロコの凹凸感を特殊印刷技術で再現しており、見て楽しむのはもちろん、目を閉じて触ったり、水に浮かべて遊ぶことの出来るかるたです。(さかなかるたは、株式会社千葉印刷の登録商標です。) さかなかるたイメージ【グッズ情報】■マリンショップ シーガルマリンショップ シーガルでは、かわいい深海グッズを期間限定で販売します。・ムニュマム ダイオウグソクムシ 968円・リアルダイオウグソクムシ Lサイズ 5,280円・さかなかるたプラス 伝説の魚版 1,320円商品一例★同時開催!!【しながわ水族館のお正月イベント】(2023年12月27日(水)~2024年1月8日(月・祝))2023年12月27日(水)~2024年1月8日(月・祝)の期間、「しな水のお正月2024」を同時開催し、お正月をテーマに様々なイベントで新春をお祝いします。■お正月特別水槽2024年の干支・辰にちなんだタツノオトシゴの仲間たちを特別な装飾をしたお正月水槽で展示します。開催:2023年12月27日(水)~場所:地下1階 珍しい魚たちビックベリーシーホース■お正月イルカショーお正月のBGMに合わせて、イルカたちがダイナミックなパフォーマンス!開催:2024年1月2日(火)~日時:10:45~、12:30~、14:00~、15:30~場所:イルカ・アシカスタジアムお正月イルカショー■お正月アシカショーお正月に因んだアイテムを使用したおめでたいショーをお届けします。開催:2024年1月2日(火)~日時:11:45~、14:45~場所:イルカ・アシカスタジアムお正月アシカショー■お正月アザラシショーおみくじで新年の運試し!アザラシのコミカルなパフォーマンスをお届けします。開催:2024年1月2日(火)~日時:11:15~、15:15~場所:アザラシ館お正月アザラシショー◆「しながわ水族館」概要◆所在地 :〒140-0012 東京都品川区勝島3-2-1 しながわ区民公園内営業時間:10:00~17:00 ※最終入館は1:30休館日 :火曜日(春・夏・冬休み、GW、祝日は営業)、1月1日入館料金:大人(高校生以上)1,350円、こども(小・中学生)600円、幼児(4才以上)300円、シルバー(65才以上)1,200円※状況により内容が変更になる場合がございます。※画像はイメージです。※金額は全て税込です。■お客様からのお問い合せ先■しながわ水族館TEL : 03-3762-3433公式WEBサイト: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年12月22日池袋・サンシャイン水族館は、深海生物に焦点を当てたイベント「ゾクゾク深海生物2024」を2024年1月12日(金)から3月17日(日)まで開催する。“深海生物”を紹介するイベント「ゾクゾク深海生物2024」「ゾクゾク深海生物」は、わずかな光しか届かない水深200mより深い海域“深海”に住む、“深海生物”に焦点を当てたイベント。開催8回目を迎える今回は、「遠いけど近い!?近づきたい!深海の世界」をテーマに、深海の環境や深海生物の特徴的な姿などを、生体や標本展示を通じて解説する。飼育スタッフが実際に採集した深海生物を展示生体展示コーナーでは、深海のアイドルと呼ばれているメンダコをはじめ、オオグソクムシやタカアシガニなどを展示予定。これらの深海生物は、実際に飼育スタッフが深海底曳網漁の船に乗船し、採集したものとなる。展示とあわせて、特徴的な姿や生態について解説したパネルが設置される。世界初となる「ヨコヅナイワシ」のプラスティネーション標本深海ザメなどの標本展示も見逃せない。中でも、2022年にサンシャイン水族館が採集した、世界7例目となる「ヨコヅナイワシ」の標本に注目だ。今回の開催では、生きていた時に近い状態で標本化した、ヨコヅナイワシでは世界初の「プラスティネーション標本」を展示する。直接生体や標本に触れるツアーなど様々な体験コンテンツ「ゾクゾク深海生物2024」開催中は、深海生物にまつわるイベントも開催。飼育スタッフによる深海生物についての解説を聞ける「ゾクゾク深海ツアー2024」や、閉館後の水族館でディープな深海トークを繰り広げる「深海トーク」などを実施する。“深海汁”など”深海生物”モチーフの限定メニュー深海生物について学んだ後は、サンシャイン水族館内にあるタリーズコーヒー(TULLY’S COFFEE)にて、深海生物のアートを配した「アクアリウムココア深海ver.」などを味わえる。加えて、閉館後の水族館を楽しめる入場者限定営業「ゾクゾク深海クエスト」では、2019年に発売し好評を博した「深海汁(しんかいじる)」を数量限定で販売。ヒゲナガエビやツノナガチヒロエビなど深海性のエビから出汁を取った味わい深い1杯に仕上げた。【詳細】「ゾクゾク深海生物2024」開催期間:2024年1月12日(金)~3月17日(日)場所:サンシャイン水族館住所:東京都豊島区東池袋3-1 サンシャインシティ ワールドインポートマートビル・屋上時間:10:00~18:00 ※最終入場は閉館1時間前。変更の場合あり。入場料:高校生以上 2,600円~、小・中学生 1,300円~、4歳以上 800円~※変更の場合あり。※状況により、内容・スケジュールが変更になる場合あり。※土日祝日および特定日は、入場制限を行っているため、事前予約(日時指定・日付指定)が必要。詳しくは、水族館ウェブサイトを確認。■ゾクゾク深海ツアー日時:各日11:00~(約40分)定員:各回15名料金:1,500円※別途水族館への入場料が必要。申込:当日アクアリウムクラブ会員証発行カウンターにて手続き。■深海トーク日時:2024年2月18日(日)通常営業終了後※詳細は後日イベント特設サイトにて告知。※入場には「【入場者限定営業】深海トーク入場チケット」が必要。※アクアリウムクラブ会員証・年間パスポートを所有者も、「【入場者限定営業】深海トーク入場チケット」が必要。■入場者限定営業「ゾクゾク深海クエスト」日時:2月11日(日)・25日(日)・3月10日(日)通常営業終了後※詳細は後日イベント特設サイトにて告知。※入場には「【入場者限定営業】ゾクゾク深海クエスト入場チケット」が必要。※アクアリウムクラブ会員証、年間パスポート所有者も、「【入場者限定営業】ゾクゾク深海クエスト入場チケット」が必要。<メニュー例>・タリーズコーヒー アクアリウムココア(全4種) 746円※イートイン価格※絵柄はランダム。・オリジナルマカロン(2個セット) 1,000円※エントランス自動販売機で販売【問い合わせ先】サンシャイン水族館TEL:03-3989-3466
2023年12月15日海洋博公園(所在地:沖縄県国頭郡本部町)は、2024年1月20日(土)、気軽に楽しく参加できる春のスポーツイベント「海洋博公園エンジョイマラソン」を開催いたします。本イベントの参加者申込受付は、2023年12月18日(月)から開始します。美しい自然を楽しみながら海洋博公園を駆け抜けるエンジョイマラソン、どなたでも奮ってご参加ください!海洋博公園エンジョイマラソン■海洋博公園エンジョイマラソンって?海洋博公園内の3.5kmのコースにフォトスポットやチャレンジスポットが設置されており、そのスポットを楽しみながらゴールを目指します。■概要開催日 :2024年1月20日(土)(1) 9:00~9:30 スタート(2) 10:00~10:30 スタート※ゴール制限時間は12:00会場 :海洋博公園コース全長 :3.5km定員 :1,500名(定員に達し次第締切)参加料 :大人/1,500円小人(高校生~小学生)/750円未就学児(小学1年生未満※要保護者)/無料※身体に障がいのある方、およびその伴走者1名は無料※料金は税込です申込方法 :下記インターネットエントリーサイトからの申込(1) スポーツエントリー( )(2) RUNNET( )申込受付期間:2023年12月18日(月)~2024年1月18日(木)※詳細は特設公式ページをご確認ください。 海洋博公園エンジョイマラソン チラシ■海洋博公園 基本情報海洋博公園は、昭和50年に開催された沖縄国際海洋博覧会を記念して、昭和51年8月に博覧会跡地に設置された国営公園です。公園内には、沖縄随一の人気スポットである沖縄美ら海水族館やイルカショー、海洋文化館、他多数の施設があります。所在地 : 沖縄県国頭郡本部町字石川424番地TEL : 0980-48-2741FAX : 0980-48-3339ウェブサイト: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年12月15日海洋研究や海洋保全に取り組むTara Ocean財団(フランス・パリ、以下 タラ オセアン)が2009年から2013年まで行った「タラ号海洋プロジェクト」で得た、大規模な海洋メタゲノムデータから、国際研究チームは巨大ウイルスが進化の過程で遺伝子組成を変化させることにより、環境に適応してきた可能性を明らかにしました。また本研究結果が、国際的に有名な科学ジャーナル「Nature Communications」においてオンライン公開されました。この国際共同研究には、日本から京都大学化学研究所 特定研究員の孟 令杰氏と、タラ オセアンの日本支部である、タラ オセアン ジャパン理事の緒方 博之 同教授が参加しています。タラ号海洋プロジェクトの調査の様子(C)Vincent Hilaire■ウイルスの適応と研究背景特殊な環境に生息する生物は、特有の遺伝子を保持し、環境に適応することがあります。例えば、寒冷域の魚類は、不凍タンパク質の遺伝子を保持することで、凍結から身を守ります。一方ウイルスの場合は、その増殖サイクルは宿主に依存しています。そんなウイルスが新たな環境に進出する際、どのような変化が起こるのでしょうか。例えば、宿主とウイルスが共に必要とする元素としてリンがあります。リンの供給が少ない環境にいるウイルスは、リンを環境から獲得するための遺伝子を保持しています。従って、ウイルスが生息環境を変えるとき、新たな環境における宿主に適応すると同時に、その環境変化によりもたらされる宿主細胞の生理学的・生物学的な条件(「微環境」)にも適応しなくてはならないことが考えられます。そこで、遺伝子を多数保持し、真核微生物に感染する海洋巨大ウイルスが寒冷域である極域に適応するためには、遺伝子の種類を変える必要があるのかを調査しました。■研究成果まず、極域(寒冷域)と非極域(温暖域)に生息するウイルスと宿主の群集組成が大きく異なることを確認しました。次に、進化の道筋を描く進化系統樹を作成し、寒冷域に頻出するウイルスと温暖域に頻出するウイルスがどのように分布しているかを調べました。すると、巨大ウイルスの複数の系統で、寒冷域型と温暖域型が混在していることが分かりました。このことから、進化の過程でウイルスの生息域が寒冷域と温暖域の間を幾度も変化してきたことが予想されます。これをもとに、研究チームは、京都大学が開発するKEGGデータベースを利用し、ウイルス遺伝子の機能を予測しました。そして、それぞれの種類の遺伝子がどのような温度域・緯度域に分布しているかを示しました。すると、合計1,591種類の遺伝子機能のうち、314種類(19.7%)の機能が寒冷域かつ高緯度域に分布していることが明らかになりました。これは極域特有のウイルス遺伝子機能といえます。巨大ウイルスの遺伝子機能の分布また、同様の解析を真核微生物でも行った結果、真核微生物のゲノムにコードされる11,988種類の遺伝子のうち523種類(4.4%)の遺伝子が低温域(極域)に特有の遺伝子でした。これは、ウイルスにおける極域関連遺伝子の割合(19.7%)よりも小さな値で、ウイルスゲノムの遺伝子組成の方が、真核微生物に比べて温度変化に対して進化的に敏感に応答する可能性が考えられます。巨大ウイルスと真核微生物の寒冷域特有の遺伝子の割合以上の結果から、巨大ウイルスは新たな遺伝子機能を獲得することにより特殊な環境やそこに生息する宿主に適応してきたと研究チームは提唱しています。■今後の展望巨大ウイルスがなぜ多くの遺伝子を保持しているのか?それは依然不明です。本研究結果から、巨大ウイルスの保持する遺伝子の一部は、環境適応に関わっている可能性が示唆されましたが、こうした環境適応が極域以外の環境、例えば深海や土壌でも起こりえるのか、また、環境適応に遺伝子がどのように作用しているのかを明らかする必要があると考えます。今回の研究から、機能未知の遺伝子の中にも極域に特有な遺伝子が多数発見されました。こうした遺伝子の生物学的な意義はまだ不明ですが、今後の研究により、こうした遺伝子の中から有用な機能が発見されることが期待されます。■巨大ウイルスとは核細胞質ウイルス門(Nucleocytoviricota門)とミルスウイルス門(Mirusviricota門)のいずれかに属するウイルス。遺伝子を数百から千個以上保持している。■タラ オセアン ジャパン 理事 緒方 博之氏今回の海洋ウイルスの新たな知見の獲得にもつながったタラ号海洋プロジェクトで、科学探査船タラ号にも乗船した。緒方氏のウイルスの研究に関しては、NHKの番組、コズミックフロント「ウイルスプラネット」でも取り上げられ、2022年7月21日に放送された。現在、NHKオンデマンドで2024年6月27日まで視聴可能。 ■タラ号海洋プロジェクト海洋プランクトンの多様性を地球規模で綿密に調査することを目的としたプロジェクトで、2009年から2013年まで12万5,000kmを航海した。この調査で、10万種の単細胞植物プランクトンを発見、1億5千万種類以上の遺伝子の解明につながった。 ■タラ オセアン ジャパン2003年にフランスのアパレルブランド「アニエスベー」創設者のアニエス・トゥルブレとその息子、エチエンヌ・ブルゴワが立ち上げた海に特化した公益財団法人、タラ オセアン財団の日本支部。タラ オセアンでは、世界中の海を「科学探査船 タラ号」で科学者とアーティストと航海し、地球温暖化やマイクロプラスチックをはじめとする、さまざまな環境的脅威が海洋に与える影響の研究を進めている。タラ オセアン ジャパンでは、このタラ オセアン財団の理念と実践を踏襲し、科学探査船タラ号の活動を紹介するとともに、日本独自のプロジェクトを推進。科学×アート×教育の力で、見えない海の世界を理解し可視化し、海を守ることの重要性を発信している。タラ オセアン ジャパンの活動: ※Tara Oceanの正式表記は「Ocean」の“e”の上にアクサン・テギュ<論文タイトルと著者>記事を作成する際は、下記を引用下さい。タイトル : Genomic adaptation of giant viruses in polar oceans著者 : Lingjie Meng, Tom O. Delmont, Morgan Gaia, Eric Pelletier, Antonio Fernandez-Guerra, Samuel Chaffron, Russell Y. Neches, Junyi Wu, Hiroto Kaneko, Hisashi Endo, Hiroyuki Ogata掲載誌 : Nature Communications DOI: 10.1038/s41467-023-41910-6論文へのリンク: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年10月13日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する連載「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「福島原発処理水の海洋放出」です。決定のプロセスに大きな難あり。地元との対話を!8月24日、福島第一原発に溜まってしまった処理水の海洋放出が始まりました。処理水を溜めたタンクは1000基以上積み上がり、廃炉作業で出た放射性廃棄物を保管するための場所も潰しており、一刻も早く処分しなければならない状況にありました。処理水とは、放射性物質に汚染された水を、ALPS(アルプス)という多核種除去設備を使い、ストロンチウムやセシウムなどを何重も濾過し、海水で希釈したものです。安全基準は、IAEA(国際原子力機関)が保証しており、今回の海洋放出に踏み切りました。一度に大量には流せませんから、少しずつ30年以上かけて処分する予定です。処理水の海洋放出は、「漁業関係者を含む、関係者の理解なしには行わない」と約束していたにもかかわらず、実際には地元の漁師さんにも、いわき市長にも、政府と東京電力どちらからも直接の連絡はなく、実行されてしまいました。決定のプロセスに、地元の方々が関われなかったことは残念ですし、保管スペースがなくなったことを理由に、土壇場で一部の人たちだけで決めてしまい、政府の決定事項として説明もなしに海に流し始めるというのは、非常に乱暴だったと思います。放出開始とともに、中国は日本の水産物の輸入を全面禁止すると発表。農林水産大臣は「想定外だった」と発言しましたが、見積もりが甘すぎたのではないでしょうか。そもそも地元の理解すら得られていないのですから、政治的に緊張関係にある相手国が不安視するのも無理はありません。このコミュニケーション不足は、処理水の安全性の科学的根拠以前の問題です。これまでも国や東京電力は、福島原発事故に至る経緯や事故後の対処において、隠蔽や改竄を行ってきました。福島県富岡町には、東京電力が設立した「廃炉資料館」があります。そこでは事前に改善のチャンスがあったにもかかわらず、安全を過信して事故を引き起こしてしまったという検証もされていますので、ぜひ一度訪れてみてください。平時は安全だとしても、何か起きた時にはすぐさま伝える。疑心暗鬼を払拭する伝達の仕組みを作らなければ、理解も信頼も得られません。ほり・じゅんジャーナリスト。元NHKアナウンサー。市民ニュースサイト「8bitNews」代表。「GARDEN」CEO。報道・情報番組『堀潤モーニングFLAG』(TOKYO MX月~金曜7:00~8:30)が放送中。※『anan』2023年10月11日号より。写真・小笠原真紀イラスト・五月女ケイ子文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2023年10月06日ALPS処理水の海洋放出への対抗措置として、中国が始めたのが日本産水産物の全面的な禁輸だった。日本の水産業が大きな被害を受けるなか、存在感を増しているのが、日本の“経済安全保障”を司る高市早苗経済安全保障担当大臣(62)だ。8月29日の閣議後の会見では、中国の措置を「経済的な威圧」と批判した上で、「WTO(世界貿易機関)への提訴というようなことも検討しておく段階に入っている」と語った。さらに、9月25日には、オーストリアのウィーンで行われたIAEA(国際原子力機関)の年次総会に出席。中国代表からの批判に対し、「中国の主張は科学的根拠に基づいていない」「処理水の最後の一滴が放出されるまで安全性を確保し続ける」と反論を行った。■8月にも「理解が得られない限り反対」と経産省に伝えた一方、SNSなどでは、高市大臣が2年前の2021年9月8日に行った自民党総裁選への立候補会見での発言が話題になっている。会見で処理水放出について問われた高市氏は、2015年には経済産業省が福島県漁業協同組合連合会に出した「関係者の理解なしには、いかなる処分も行わない」という文書が、当時海外出張中だった経産大臣の一時的な代理を務めていた総務大臣時代の自分の名義で出されていること、そして「総務省に経産省の職員は来てないし、私も文書を見ていない」、つまり無断で自分の名前を使われていたことを明らかにした。そのうえで、政府が約束したことには違いないので、「約束を破るわけにはいかない。勝手に出されたといえ、私の名前が使われているのもあって非常に強い責任を感じている。やはり地元の理解ない限り軽々に放出するんだと、地下トンネルを掘ってということだが、本当ならこれ以上の汚染水が発生しないように直接遮水をするという方法もある。他の選択肢も含めてしっかりと考える」。そして「日本全体に風評被害を広げるリスクがある限り、私であれば放出の決断をいたしません」と高市大臣は明言していた。それから2年。岸田内閣の一員として、海洋放出の正当性を説明する立場になった高市大臣。SNS上では高市大臣の“変節”ぶりを批判する声も見て取れる。本誌が「2年前の自民党総裁選当時は、処理水の海洋放出に反対の立場だったと思います。改めて処理水の海洋放出をどのように考えておられるのか、お聞かせください」と、高市大臣の事務所に問い合わせたところ、以下の回答がきた。<考え方は変わっておりません。経産省が平成27年に臨時代理・高市早苗名で福島県漁連宛に発出した文書の存在を令和3年に知ったことから、今年8月(放出前)にも、経産省事務次官に対して、「福島県漁連の理解が得られない限りは処理水放出に反対」の旨を伝え、先方より、「無断で氏名を使ったことへの謝罪」とともに、「福島県漁連の理解を得るべく取り組む」旨の返答を得ました。尚、処理水放出に関して、高市は関係閣僚会議のメンバーではありません。>2年前と考え方は変わっていないという高市大臣。これをどうとらえるかは読者の判断に委ねたい。
2023年09月28日くじらに関する情報を網羅した総合サイト「くじらタウン」を運営するくじらタウン事務局は、9月4日「くじらの日(※)」に合わせて、芸能界きっての海洋生物好きで、シロナガスクジラを生で見ることを夢と語るココリコ田中さんと、東京海洋大学鯨類学研究室 中村助教とのスペシャル対談記事を掲載。くじらについてそれぞれの思いを熱く語る様子を、前編・後編に分けてお届けします。また、これまでよりさらに詳しくくじらのことが分かるコンテンツを追加。くじらの生態、調査・研究内容、水産資源としてのくじらについて、貴重な写真付きで分かりやすく解説しています。スペシャル対談バナー【くじらタウン】 ■【くじらの日特別企画】ココリコ田中さんと東京海洋大学 中村助教との対談対談風景まずはくじらに興味をもつことになったきっかけから対談はスタート。そこでいきなり、二人の原点は「ミナミセミクジラ」という共通点があったことが判明。お互いテンションがあがり、さらにくじらに関する疑問を中村助教にぶつけるココリコ田中さん。海の中でザトウクジラに睨まれたエピソードや、くじらの首が短いことが気になると語ると、中村助教が丁寧に解説するなど、くじらの日にぴったりな豆知識を知ることができる対談に。また、様々な鯨種、様々な部位にて料理された鯨料理を試食し「おいしい」と感動するココリコ田中さん。捕鯨についても自身の考えを語ってくれました。最後にくじらに関して叶えたい夢も披露。二人の熱い談議は前編・後編に分けて配信します。試食前編: 後編: 2023年9月6日 公開予定※一般財団法人日本鯨類研究所は2012年から9月4日を「くじらの日」と制定〈プロフィール〉▼田中直樹(たなか なおき)1971年大阪府豊中市生まれ。1992年に遠藤章造とお笑いコンビ「ココリコ」を結成。テレビやラジオなど多くの番組に出演。映画やドラマなど幅広く活動している。また芸能界随一の「海洋生物好き」として知られている。▼中村玄(なかむら げん)1983年大阪生まれ埼玉育ち。東京水産大学(現:東京海洋大学)資源育成学科卒業2012年東京海洋大学大学院 博士後期課程応用環境システム学専攻修了 博士(海洋科学)一般財団法人日本鯨類研究所研究員を経て、2014年より東京海洋大学海洋環境科学部門で、助教をつとめる。国際捕鯨委員会(IWC)科学委員会委員。専門は、鯨類の形態学。とくにナガスクジラ科鯨類の骨格。著書「クジラの骨と僕らの未来」(理論社)他■ニューコンテンツ「くじらについて」生態、調査・研究内容、水産資源としてのくじらを写真や図解を使って詳しく紹介「くじらについて」バナーくじらはまだまだ謎が多い動物。そんなくじらの種類やくじらの不思議を紹介する「くじらの生態」、一般財団法人日本鯨類研究所がどのようにくじらを調べているのかを紹介する「調査・研究」、古くからの日本とくじらの歴史や鯨食文化、くじらで作る工芸品を紹介する「水産資源としてのくじら」の3つのカテゴリにわけて詳しくくじらについての情報を発信します。 ■今後の展望日本には捕鯨に深く関わりをもつ地域が、全国の至る所にあります。くじらへの関わり方、考え方、思いも様々です。くじらに関わり深い県・市・町のトップにお話をお伺いする企画を通し、くじらとの関わり、町の歴史、くじらへの考え方が見えてくることで、より身近にくじらを感じていただきたいと考えています。これからも、くじら文化の拡大・継承を願い日々活動してまいります。■くじらタウンくじらタウンでは、くじらに纏わるイベント情報から、くじらを食べられるお店や買えるお店の紹介、くじら関係者へのインタビュー記事に、お子さんも楽しめる塗り絵や絵本紹介など通して、今後も幅広い方にくじらを知っていただくための情報を発信しています。くじらタウン: ■一般財団法人日本鯨類研究所について一般財団法人日本鯨類研究所は、1942年に民間の研究機関「中部科学研究所」を基礎にして、鯨類の資源調査研究を目的に1947年に「財団法人鯨類研究所」が新設。その後、「財団法人日本捕鯨協会」の一部を構成する時期を経て、1987年に農林水産大臣の認可法人として設立されました。鯨類を中心とする海産哺乳類の試験研究や調査並びに鯨類その他の海産哺乳類に係る国際情勢の調査等をおこない、水産資源の適切な管理と利用に寄与することを目的としています。その後、2013年に「一般財団法人日本鯨類研究所」として移行認可を受けています。【本プレスリリースに関するお問い合わせ先】くじらタウン事務局(株式会社インテンション内)担当 : 市村、島Mobile: 080-7043-3276E-Mail: pr@intention.co.jp 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年09月04日夏は、海や山に出かけるなど、子供たちが自然と触れ合える、絶好の機会でもあります。その中でも、小さなカニやイソギンチャクといった、海の生き物を観察できる『磯遊び』はとても楽しく、学びも多いでしょう。しかし遊ぶ時には、安全面はもちろんのこと、自然への配慮を忘れてはいけません。磯遊びで岩をひっくり返したら、元に戻して海洋生物についての本などを出版している、でんか(@K_theHermit)さんは、磯遊びを行う人々へ向けて、SNSでこのような注意を呼びかけました。「磯遊びで岩をひっくり返したら元に戻してね」理由は、岩場に住んでいた生物たちの環境を壊してしまうことになるから。例えば、岩をひっくり返したままにしておくと、表側に生えている海藻には日光が当たらなくなり、裏側に隠れている小さな生物は、捕食されてしまいます。残るのは、何もないツルツルとした岩だけに…。生き物たちの住み家を奪ってしまうことになるため、元の状態に戻しておくことが大切です。環境省も、磯遊びの際には「石などをひっくり返したときは元の状態に戻しておきましょう」と呼びかけています。観察中に採った生物は見終わったら元の住み場所に戻しておきましょう。また、石などをひっくり返したときは元の状態に戻しておきましょう。特に、石の裏に巣を作ったり、付着している生物は動くことができませんから、ひっくり返されたままでは死んでしまいます。環境省ーより引用これは、海だけに限った話ではなく、川や山も同じ。生き物を観察して遊ぶ時には、自然に対するリスペクトを持って、接するようにしましょう。でんかさんの投稿には賛同する人が多く、「大事なこと」「本当に守ってほしい」「人の家のドアを勝手に開けてそのまま帰るようなもの」などのコメントが寄せられています。また「納得した。必ず戻すようにする」「子供に伝えておきます」と、でんかさんの投稿にハッとさせられた人も多かったようです。自然に与える影響は『最小限』が当たり前『grape』は、1年を通して同じ場所で観察を行なっているという、でんかさんに話をうかがいました。――実際、人間によってひっくり返されたままの岩を見かけることは多い?通年で同じ場所を観察していると、明らかに近日中にほかの人間が訪れて、岩をひっくり返してそのままにした痕跡が見られることがあります。例えば、台風明けにも地形が変化していることはありますが、その場合は波や潮の影響を受けて海藻が抜けたり、動きやすそうな岩が大規模に動いていたりといった傾向が見られます。一方で、人間が戻さない場合だと大小問わず様々な岩が局所的にひっくり返っていることが多いです。――今回、SNSで呼びかけようと考えたきっかけは?今回投稿しようと思ったのは、人がそこそこいる海水浴場に隣接する磯で、ひっくり返されたままにされている転石を見たのがきっかけです。私は大学での経験からひっくり返した岩は元に戻す、ひいては『自然に与える影響は最小限』が当たり前のことなのですが、世の中の多くの人にとってはそうではないだろうなと思い投稿しました。また、でんかさんは「磯遊びは楽しいものである反面、危険生物の存在や遵守すべきルールなど、事前に知っておかねばならないことがあるのも事実」と話しています。遊びに行く前には、自身と周囲の安全や、どうすれば自然に迷惑をかけずに観察ができるかといった、正しい知識を身に付けて行く必要があるようです。でんかさんは「これらを学ぶことができるのも、磯遊びのいいところ」ともいっています。自然への正しい接し方は、大人が学ぶのはもちろんのこと、子供にもしっかり伝えていきたいですね。[文・構成/grape編集部]
2023年08月18日国内のみならず、海外でも反対や戸惑いの声が広がっているALPS処理水の海洋放出。実行する根拠の一つとされてきた“経済的”という前提が崩れつつある。現在も毎日約100トンもの放射性物質を含む“水”が発生している福島第一原発。政府や東電は、多核種除去設備 (ALPS)によって、この“水”から“トリチウム”以外の放射性物質を除去した水を「ALPS処理水」と呼び、約134万トンもタンクに保管。今夏中に福島沖への放出を目指している。「当初、海洋放出に関する諸費用は、34億円とほか4つの処分方法に比べて最も安価で、かつ放出にかかる期間も約7年と短いと言われていました。しかしフタを開けてみれば、当初試算より費用は10倍以上に。放出終了までの期間も、30年に延びています」そう指摘するのは、福島在住のジャーナリストで原発問題に詳しい牧内昇平さんだ。「政府は2013年末から有識者委員会を開いて、トリチウムを含む処理水の処分方法を検討してきました。前述の34億円は、資源エネルギー庁が2016年にまとめた委員会の報告書に記されています。あくまでも試算だとか、風評被害対策は別途必要などのただし書きはあるものの、海洋放出のメリットを強調した内容で、世論誘導の意図が見えたものでした」■当初の見積もりから大幅に増えた費用実際に、この報告書に基づいてメディアが報じたことで、「一気に世論が“海洋放出やむなし”に傾いた」と牧内さんは言う。しかし、この34億円という試算は何だったと感じるほどに、海洋放出にかかる費用が膨らんでいるのだ。原子力市民委員会のメンバーでプラント技術者の川井康郎さんは、次のように指摘する。「処理水の量が当初より増えていることも関係しているでしょう。しかし、それとは別に、当初考えられていた海洋放出のスキームが、あまりにもお粗末すぎたんです」それは「報告書を見れば一目瞭然だ」と、川井さんは続ける。「報告書に示されたイメージ図には、海水を引き込むための建屋とポンプが設置されているのみ。費用を安く見積もるために、意図的に簡略化したかのような図でした」不安は的中した。東電は政府が海洋放出を決定した2021年4月から4カ月後の8月に、“海底トンネル”を掘って1キロメートル沖合の海底に放出するという大がかりな計画を発表。報道によると、設備工事に約350億円。モニタリング費用などを合わせ、2021~2024年度だけで費用は約430億円以上になるという。「海底トンネルは“風評被害”対策でしょう。港湾内に放出するより、沖に放出するほうが、放射性物質は拡散されやすい。しかし、いくら薄めても、放出するトリチウムの総量(約860兆ベクレル)は変わりません」(川井さん)政府は〈トリチウム濃度を国の排出基準の40分の1である、1リットルあたり1千500ベクレル未満に薄めて、30年超かけて排出する〉としているが……。「政府や東電が“処理水”と呼んでタンク保管している貯留量の約66%には、トリチウム以外の放射性物質が基準となるレベルを超えて含まれています。東電は、海洋放出前に再度ALPSでトリチウム以外の放射性物質は除去すると言っていますが、どこまで浄化できるのか疑わしい」(川井さん)一方で、「政府は、海洋放出の安全性をアピールするために多額の税金をつぎ込んでいる」と前出の牧内さんは指摘する。「“風評被害”の対策のための基金や漁業関係者への対策のための基金をあわせると、約800億円もの公金が投入されます」こうした基金とその他の“風評被害”対策費に、海洋トンネル設備にかかる約430億円を足すと1千300億円以上に。当初予算34億円の38倍にも上る計算だ。「現在も発生し続けている“汚染水”を止めなければ永遠に海洋放出は続きます。費用は青天井です」(川井さん)■もはや海洋放出は経済的に悪手予算をつけても、国民の不信は拭えていない。福島県新地町の漁師の小野さんはこう憤る。「政府は、〈水産物の価格が下落したら買い上げて冷凍保存する〉と言って基金を作ったけど、俺ら漁師はそんなこと望んでない。消費者が“おいしい”と喜ぶ顔が見たいから魚を捕るんだ。税金をドブに捨てるような使い方はやめてもらいたい!」小野さんが言うように、海洋放出にかかる資金の多くは税金だ。「廃炉費用などは、東電を破綻させないためにつくった“廃炉等支援機構”が必要な資金を肩代わりしています。つまり原資は“税金”。東電が返済義務を果たすかどうかは曖昧なままです。東電やほかの電力会社は“負担金”という形で機構に資金を納付しますが、一部は電気料金に上乗せしていいので、結局、国民が負担しているにすぎません」(川井さん)東京電力や、管轄する経産省は、海洋放出に関連する費用について、どう考えているのか。東電からは、次のような趣旨の回答がきた。「国が設置した委員会で6年以上にわたり5つの処分方法について議論した結果、技術的・社会的な側面も含めて海洋放出がより確実に実施できると結論づけられた。なお、東京電力においてコストで海洋放出が有利だと判断したことはない。また、委員会は国が設置したものなので、詳細は国に問い合わせていただきたい」経産省にも問い合わせたが、期日までに回答はなかった。海外でも処理水の海洋放出に反対の動きが広がっている。放出計画に反発した中国は7月から日本の水産物の検査を“厳格化”。実質的な禁輸措置をとったため、多くの国内企業が打撃を受けている。少なくとも、海洋放出が“経済的”という前提は崩れ去りつつある。
2023年08月15日全世界35か国でNo.1大ヒット、『JAWS/ジョーズ』を超えて海洋パニック映画史上最高の興行収入を記録した『MEG ザ・モンスターズ2』から、監督や共演者が本作の仕上がりとジョイソン・ステイサムを絶賛する特別映像が解禁となった。この度解禁となったのは、本作きっての緊迫感溢れるシーンの数々と共に、本作と主演ステイサムの魅力を紐解いていく特別映像。冒頭、監督のベン・ウィートリーが「史上最大のMEG<メグ>とさらなる巨大生物が現れる。かつてない超大作だ」と自信ありげに語ると、続けてステイサムについて共演者らが、「最高!」「桁外れの強さだ」「とにかくかっこいい」とベタ褒め。また、複数のMEG<メグ>ほか、未知の巨大生物たちも襲い掛かる本作の仕上がりに対し、「まさに『海のジュラシック・ワールドだ』」「絶叫ポイント満載」「極上の海洋パニックが体験できる」と太鼓判、期待を煽る熱い映像となっている。本作は通常の2D上映のみならず、スクリーンからMEG<メグ>が飛び出す【3D】、五感を刺激する【4D】、そして極上の音響と映像美を満喫できる【Dolby Cinema】【IMAX(R)】【ScreenX】の上映もあり、ド迫力のアトラクション体験“MEG ザ・ライド”を存分に味わえそうだ。『MEG ザ・モンスターズ2』は8月25日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)
2023年08月12日海洋深層水を原料とした塩、にがり、濃縮海水の製造・販売を行う室戸海洋深層水株式会社(所在地:高知県室戸市室戸岬町、代表取締役社長:小松 静雄)は、2023年6月24日から同7月23日までの1ヶ月間、Amazonにおいて、「海洋深海神塩」(バスソルト)購入者に30%OFFクーポンが適用可能な「開店記念セール」を開催いたします。キャンペーンURL: ■「開店記念セール」について室戸海洋深層水株式会社はクラウドファンディングによる「次世代エネルギーで環境を改善し、こどもたちに室戸の海を繋げたい」プロジェクトの開始に併せて商品名「海洋深海神塩」(バスソルト)ナチュラルおよび香料入の入浴剤をいずれでも30%オフのクーポンが適用できる開店セールをAmazonにて開催いたします。※注文確定時に割引が適用されていることを必ずご確認ください。また、数量に限りがありますのでお早めにご購入ください。【開店記念セール概要】開催期間 : 2023年6月24日(土)10:00~7月23日(日)23:59対象商品 : Amazon店にて販売する「海洋深海神塩」(バスソルト)セール内容 : 30%OFFクーポンが適用可能※クーポン数には限りがございます。Amazon店舗URL: Amazonサイト 二次元バーコード<商品紹介>室戸海洋深層水「海洋深海神塩」(バスソルト)室戸岬沖の海洋深層水の“にがりを含んだ塩”でつくった浴用化粧料。お母さんの子宮を満たしている羊水の成分ととても似ていると言われている海洋深層水、肌にまとわりつくようなお湯が、身体の芯から温めて冷えを解消、保湿効果も期待できます。バスソルトを入れたお風呂に入ると体が温まり、発汗が促されます。そして新陳代謝がアップすることにより肌の調子を整えてくれます。また保湿効果も望めるので、しっとりとした肌に導いてくれることも期待できます。入浴の他に足湯にも。血行を良くし疲れを癒すなど健康増進の効果が期待できます。充実した入浴タイムをお楽しみください。使用方法は浴槽のお湯200リットルに本品50gを加えて、ぬるめのお湯のお風呂でバスソルトによるリラックス感をご体感ください。商品イメージ■会社概要商号 : 室戸海洋深層水株式会社代表者 : 代表取締役社長 小松 静雄所在地 : 〒781-7101 高知県室戸市室戸岬町3476番地1設立 : 1998年2月事業内容: 海洋深層水を原料とした塩、にがり、濃縮海水の製造・販売資本金 : 8,900万円URL : 会社ロゴ【本件に関するお客様からのお問い合わせ先】室戸海洋深層水株式会社 営業部TEL : 0887-22-3202MAIL: mks@e-mks.jp 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年06月23日フランスのアパレルブランド「アニエスベー」創設者のアニエス・トゥルブレが立上げその後サポートし続けている、海洋研究や海の環境保全に取り組むTara Ocean財団(フランス、パリ)の日本支部、一般社団法人タラオセアンジャパン(東京都品川区、以下 タラ オセアン ジャパン)は、2023年6月4日(日)に沖縄県名護市の美ら島自然学校にて海洋啓発イベント「海を守るために感じて学べる体験型イベント」を開催します。海を守るために感じて学べる体験型イベント2020年、全国の国立大学所属の臨海実験施設の連携組織・JAMBIO(マリンバイオ共同推進機構)と協力し立ち上げた日本発のローカルプロジェクト「Tara JAMBIOマイクロプラスチック共同調査」のための沖縄滞在でこの度、一般財団法人 沖縄美ら島財団のご協力でイベントを開催することとなりました。当日は、日本語吹替版を共同制作した「マイクロプラスチック・ストーリー ~ぼくらが作る2050年~」の映画上映、タラ オセアンの活動および海についてのレクチャーの他、屋外では、ビーチクリーンと、科学者の指導のもとマイクロプラスチック採取体験をしていただくプログラム構成となります。■イベント概要日時 :2023年6月4日(日) 9:00-12:30(受付 8:50)場所 :美ら島自然学校 沖縄県名護市嘉陽41 ※駐車場あり定員 :30名程度対象 :小学3年生以上 大人の方も歓迎参加費:無料お申込みはタラ オセアンGoogleフォームにて受け付けております。 ※お申込み期限 2023年6月1日(木)■Tara JAMBIOマイクロプラスチック共同調査とはタラ オセアン ジャパンが全国の大学所属の臨海実験施設の連携組織・JAMBIO(マリンバイオ共同推進機構)と協力し立ち上げた日本発のローカルプロジェクト。日本全国の沿岸海域のマイクロプラスチック汚染の定量調査と沿岸生態系への影響の研究と、科学と教育とアートを通した啓発活動を2020年より実施。今回は、6月5から9日までJAMBIOに所属する、琉球大学熱帯生物圏研究センター 瀬底研究施設と沖縄科学技術大学院大学 (OIST) マリン・サイエンス・ステーション (OMSS)と共同で、沖縄の沿岸海域のマイクロプラスチックの調査と啓発活動を行います。 ■タラ オセアン ジャパンとは2003年に「アニエスベー」創設者のアニエス・トゥルブレが立ち上げた海に特化した公益財団法人、タラ オセアン財団の日本支部。タラ オセアンでは、世界中の海を「科学探査船 タラ号」で航海し、地球温暖化やマイクロプラスチックをはじめとする、さまざまな環境的脅威が海洋に与える影響の研究を進めている。また科学者とアーティストがともに海を旅して活動することで、科学×アート×教育の力で、見えない海の世界を理解し可視化し、海を守ることの重要性を発信している。タラ オセアン ジャパンでは、このタラ オセアン財団の理念と実践を踏襲し、科学探査船タラ号の活動を紹介するとともに、日本独自のプロジェクトを推進。タラ オセアン ジャパンの活動: ※Tara Oceanの正式表記は「Ocean」の“e”の上にアクサン・テギュ 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年05月25日ジェイソン・ステイサム主演の海洋パニック映画の続編『MEG ザ・モンスターズ2』の公開日が8月25日(金)に決定。日本版予告映像が解禁された。本作は、『JAWS/ジョーズ』を超えてサメ映画史上最高の世界興収を叩き出した海洋パニック・エンターテインメント超大作『MEG ザ・モンスター』の続編。深海から甦った超巨大ザメ・メガロドン、通称<MEG(メグ)>の新たな恐怖を描く。『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』や『トランスポーター』などのジェイソン・ステイサムが再び主人公・ジョナス・テイラーを演じ、超巨大MEG(メグ)の群れと激しい死闘を繰り広げる。この度初解禁された日本版予告映像は、6500万年前のまだ恐竜が地上を支配していた時代から始まる。かつて食物連鎖の頂点であったどう猛なT-レックスが登場したかと思うと、それを遥かに上回るサイズの超巨大ザメ・MEG(メグ)が巨大な口を開けて海から現れる!すると、まるで小動物を食らうかのようにT-レックスに噛みつき、海に引きずり込むのだった…。その後、映像は現代に移ると、ビーチで海を楽しむ人々に《MEG(メグ)の群れ》が襲い掛かり、さらに《MEG(メグ)以外の“何か”》が大暴れする様子がとらえられる。華麗な水上バイクさばきを魅せるステイサムとMEG(メグ)の迫力バトルにも大注目。人類が迎えた初めての脅威を、陸上では敵なしのステイサムは救うことができるのか…?前作をはるかに凌ぐスケールと圧倒的恐怖に思わず息をのむ、衝撃シーンの連続に期待が高まる予告映像となっている。『MEG ザ・モンスターズ2』は8月25日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2023年05月10日子供に対し『遊びの天才』という言葉で褒めることがあります。時に子供は自由な発想でオリジナルの遊び方を生み出し、大人を驚かせるものです。Instagramに写真を投稿しているchiico(___itokoto)さんには、2人の娘さんがいます。ある日、遊んでいた1歳の娘さんは今まで見たことのない恰好で現れました。一体どんな格好だったのかというと…。つなぎタイプの洋服『ロンパース』に全身を包まれた娘さん。時折、「ばあ」といいながら顔を出したり、笑いながら近付いて来たりしたそうです。chiicoさんによると、『ロンパース』を頭まで被ったのは今回が初めてとのこと。予想外の姿に驚いたchiicoさんは「変な生物がいた」とユーモアを交えて紹介しました。Instagramに投稿された娘さんの姿で、多くの人は笑顔に!「ツボりました!最高です!」「かわいすぎます!どこで捕まえたんですか?」などのコメントを寄せています。これからも自由な発想で、たくさんの人を笑わせてほしいですね![文・構成/grape編集部]
2023年04月26日フランスのアパレルブランド「アニエスベー」創設者のアニエス・トゥルブレが立ち上げその後サポートし続けている、海洋研究や海洋保全に取り組むTara Ocean財団(フランス・パリ、以下 タラ オセアン)が2009年から2013年まで行ったプロジェクト「タラ号海洋プロジェクト」で得た大規模な海洋メタゲノムデータから、国際研究チームは、驚くべき性質を持つDNAウイルスの主要グループ「ミルスウイルス」を発見し、国際的に有名な科学ジャーナル「Nature」に発表しました。タラ号海洋プロジェクトの調査の様子 (C)Sacha Bolletこの国際共同研究には、日本から京都大学化学研究所 特定研究員の孟 令杰氏(共同筆頭著者)と、タラ オセアン ジャパンの理事でもある、緒方 博之 同教授が参加しています。■新発見「ミルスウイルス」について今回新たに発見した「ミルスウイルス」は、複数の起源を持つゲノムを含んでいることがわかりました。二本鎖DNAウイルスの多くは、2つの大きな分類群、デュプロドナウイルス域とバリドナウイルス域に分類されます。デュプロドナウイルス域には、ヒトの病原体として知られるヘルペスウイルスが、バリドナウイルス域には、巨大ウイルスが含まれますが、この2つは進化の観点からは全く異なる2つのウイルス群に属しているとされていました。発見した「ミルスウイルス」のゲノムは巨大ウイルスに類似しているものの、巨大ウイルスが本来持つ特徴的な遺伝子の検出がされず、その代わりにヘルペスウイルスが属しているデュプロドナウイルス域の遺伝子を保持していることがわかりました。このことから、両群の特徴を有している予想外の構造をもっており、全く異なる進化を遂げてきたとされていた事実が覆る画期的な発見といえます。そして「ミルスウイルス」は、分類学的にデュプロドナウイルス域に属し新たな「門」(ウイルスの分類階級)を構成するウイルス群であると明らかになりました。ミルスウイルスは海洋に豊富に存在し、海洋プランクトンなど真核微生物を推定宿主とし、その存在量や活性において海洋生態系における主要なウイルス群の一つであることがいえます。ミルスウイルスの概要■今後の展望近年、メタゲノム解析により自然界に存在するウイルスの多様性に関する知見が、飛躍的に拡大しました。しかし、今回の新規ウイルス門の発見は、既存のデータの中にもまだまだ未知のウイルス情報が隠れていることを示しており、ウイルスの世界の多様性を私たちが依然掌握しきれていないことを如実に表しています。今後は、「ミルスウイルス」の多様性の意義を明らかにし、彼らが「どこで」「だれに」「どのように」感染しているのかを解明していくことが重要です。こうした研究は、いまだ解明できていないウイルスの起源やウイルスと生物の進化の謎の解明にも貢献していくことが期待されます。■タラ オセアン ジャパン 理事 緒方 博之氏今回の新しいウイルス発見にもつながったタラ号海洋プロジェクトで、科学探査船タラ号にも乗船しました。緒方氏のウイルスの研究に関しては、NHKの番組、コズミックフロント「ウイルスプラネット」でも取り上げられ、2022年7月21日に放送されました。現在、NHKオンデマンドで2023年7月18日までご視聴いただけます。 ■タラ号海洋プロジェクトとは海洋プランクトンの多様性を地球規模で綿密に調査することを目的としたプロジェクトで、2009年から2013年まで12万5,000kmを航海した。この調査で、10万種の単細胞植物プランクトンを発見、1億5千万種類以上の遺伝子の解明につながった。 ■タラ オセアン ジャパンとは2003年に「アニエスベー」創設者のアニエス・トゥルブレが立ち上げた海に特化した公益財団法人、タラ オセアンの日本支部。タラ オセアンでは、世界中の海を「科学探査船 タラ号」で科学者とアーティストと航海し、地球温暖化やマイクロプラスチックをはじめとする、さまざまな環境的脅威が海洋に与える影響の研究を進めている。タラ オセアン ジャパンでは、このタラ オセアンの理念と実践を踏襲し、科学探査船タラ号の活動を紹介するとともに、日本独自のプロジェクトを推進。科学者とアーティストがともに海を旅して活動することで、科学×アート×教育の力で、見えない海の世界を理解し可視化し、海を守ることの重要性を発信している。タラ オセアン ジャパンの活動: タラ オセアン ジャパンのパートナー※Tara Oceanの正式表記は「Ocean」の“e”の上にアクサン・テギュ<論文タイトルと著者>記事を作成する際は、下記を引用下さい。タイトル : Mirusviruses link herpesviruses to giant viruses著者 : Morgan Gaia*, Lingjie Meng*, Eric Pelletier, Patrick Forterre, Chiara Vanni, Antonio Fernandez-Guerra, Olivier Jaillon, Patrick Wincker, Hiroyuki Ogata, Mart Krupovic, Tom O. Delmont (* 共同筆頭著者)掲載誌 : Nature DOI : 10.1038/s41586-023-05962-4.論文へのリンク: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年04月24日世界淡水魚園水族館「アクア・トト ぎふ」(岐阜県各務原市 館長:池谷 幸樹)では、2023年4月15日(土)~7月9日(日)に古代生物たちを紹介する企画展を開催いたします。企画展 ロゴ■古代生物って、どんな生き物?古代生物は恐竜やアンモナイト、マンモスなどの絶滅した生き物だけではなく、カブトガニやオオサンショウウオ、シーラカンスなど「生きている化石」とも呼ばれる生き物もいます。人類よりもはるか前に誕生し、姿や形をほとんど変えることなく現在まで生き延びている生き物たちです。■図鑑とコラボレーション!今回の企画展は、「角川の集める図鑑GET!」とコラボレーションした企画で、さまざまな生き物を出現した時代ごとに並べて紹介しています。■開催概要名称:企画展『古代生物がやってきた!~時を超えた生き物たち~』期間:2023年4月15日(土)~7月9日(日)料金:入館料のみ場所:館内1階 特別企画展示スペース展示:生体13種約50点(植物・藻類を含む)標本2種2点、パネル紹介など展示風景(1)展示風景(2)■どんな生き物が見られるの?「生きている化石」とも呼ばれる生き物(生体)を13種類展示。ヌタウナギやシベリアチョウザメなどの生体のほか、貴重なカモノハシの標本や植物なども展示し、普段のアクア・トト ぎふでは見ることができない生き物たちを紹介しています。ジュラ紀後期からほとんど姿が変わらないと言われるネコザメ(展示:ネコザメ)ネコザメ今とよく似た姿のカブトガニはジュラ紀後期にあらわれました(展示:アメリカカブトガニ)アメリカカブトガニ現在のハリネズミに近い仲間の化石は第四紀に見つかっています(展示:ミツユビハリネズミ)ミツユビハリネズミクラゲの仲間の化石は石炭紀の地層などから見つかっています(展示:ミズクラゲ)ミズクラゲ■書籍や関連グッズの販売コラボレーションした「角川の集める図鑑GET!」や展示している生き物のぬいぐるみなど、関連グッズも多数販売しています。関連商品■古代生物たちは館内の色々な場所に常設展示にも「生きている化石」とも呼ばれる生き物がおり、水槽の前には紹介看板を設置しています。また、恐竜の頭骨(複製)の展示や、触れるアンモナイトの化石など、館内全体で企画展をお楽しみいただけます。アンモナイトの化石■施設概要名称 : 世界淡水魚園水族館「アクア・トト ぎふ」所在地 : 〒501-6021 岐阜県各務原市川島笠田町1453 河川環境楽園内アクセス : 東海北陸自動車道川島PAハイウェイオアシス隣接一宮木曽川IC・岐阜各務原ICから約10分通常入館料金: 大人1,780円、中学高校生1,400円、小学生900円、幼児(3才以上)500円サイトURL : ※生き物の体調などにより、実施内容が変更になる場合があります。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年04月20日『JAWS/ジョーズ』を超えてサメ映画史上最高の世界興収を叩き出した海洋パニック・エンターテインメント超大作『MEG ザ・モンスター』。この度、深海から甦った超巨大ザメ・メガロドン、通称<MEG(メグ)>の新たな恐怖を描きだす最新作『MEG ザ・モンスターズ2』の日本公開が夏に決定した。200万年前に実在した全長23メートル&体重20トンの超巨大ザメ、通称<MEG>が、深海からビーチまで所かまわず暴れまくる、人類との死闘を描いた海洋パニック・エンターテインメント超大作『MEG ザ・モンスター』(18)は全世界で5億ドルのヒットを記録、日本を加えた35か国の映画興行ランキングでNO.1に輝いた。この度、夏公開が決まった待望の最新作では、その90%が人類未踏の地であるという海。底知れぬ海溝の、さらに先の未知の領域から、過去最大サイズのMEGたち、そして恐竜をも超える史上最恐の危険生物がやってくる!?人類がかつて見たことのない恐怖が、ビーチまで迫りくる!ジェイソン・ステイサムvs超巨大ザメ&危険生物たちキャストは前作に引き続き、『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』などのジェイソン・ステイサムが続投。深海でも最強であることを示したステイサムが最新作では新たな死闘に挑む。そのほか、クリフ・カーティスも続投。ジェイソン・ステイサム監督は『フリー・ファイヤー』『レベッカ』などのベン・ウィートリーが務める。『MEG ザ・モンスターズ2』は夏、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:MEG ザ・モンスター 2018年9月7日より丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2018 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC., GRAVITY PICTURES FILM PRODUCTION COMPANY, AND APELLES ENTERTAINMENT, INC.
2023年03月24日しながわ水族館(東京・品川、館長:鈴木 正勝)は、深海生物に焦点をあてたイベント「グソくんと行く!深海探検-しな水の深海生物み~つけた!-」を2023年1月21日(土)~2月27日(月)の期間で実施いたします。イベントポスター本企画では、飼育スタッフが実際に採集した約6種15点の深海生物を生体展示すると共に、イベントナビゲーターを務めるキャラクター“グソくん”が深海生物について解説し、館内各所を巡りながら深海世界へと誘います。イベントを通して提供する「知る、学ぶ、触れる、作る」体験を“深海探検”と題しました。また、実際の深海生物採集の様子をご覧いただけるモニターを設置するほか、期間中毎日開催する「深海生物ふれあいタッチ」では、人間が普段見ることができない深海生物を、間近で観察して触れる体験ができます。そのほか、土日祝日には当館で初となる「モザイクタイルワークショップ」を開催します。深海生物を形どった下地を好きなタイルで彩ります。マリンショップ シーガルでは人気の深海生物グッズを販売するほか、レストラン ドルフィンでは期間限定メニューを販売します。この機会にぜひ、しながわ水族館へお越しください。【開催概要】<「知る」・「学ぶ」体験>深海生物や深海の環境を知る展示。当イベントのメインコンテンツです。(1) 解説パネルイベントナビゲーターを務めるオオグソクムシのキャラクター“グソくん”が、深海の過酷な環境や生物の特徴について紹介するほか、しながわ水族館の公式キャラクター“しなフィン”からの深海生物についての疑問に答えます。イベントナビゲーター グソくん(2) 深海生物の生体展示特設の水槽を設置し、深海生物約6種15点を生体展示します。(会場:地下1階クマノミルームほか)ユメカサゴヌタウナギの仲間(3)海洋ごみの展示飼育スタッフが採集活動の際に回収した海洋ごみを展示します。プラスチック等が海洋汚染を引き起こしている問題について紹介します。海洋生物に及ぼす影響を学び、私たちと一緒に海を守る行動を考えてみませんか。回収した海洋ごみ<「触れる」体験>■深海生物ふれあいタッチ深海生物の生体を間近で観察したり、触ってみたりと貴重な体験ができます。過酷な環境に生息する生物の体には、どのような特徴があるでしょうか。どの生物に触れられるかはその時のお楽しみ。開催日時:期間中は毎日開催。平日 :13:45~土日祝日:10:45~、14:45~料金 :1人1,000円(深海生物オリジナルクリアファイル付き)開催場所:地下1階 ふれあい水槽人数 :1回15名様限定体験方法:入館後、1F受付カウンターにて受付。対象年齢:4才以上体験時間:1人3分間オオグソクムシアカザエビ深海生物クリアファイル<「作る」体験>■モザイクタイルワークショップダイオウグソクムシ、メンダコ、クリオネデザインの下地から一つ選び、好きなタイルで彩ります。目地に使用する紙粘土は蓄光性で暗い所で光ります。深海生物を身近に感じられるオブジェとしてお部屋に飾ってはいかがでしょうか。開催日時 :期間中の土日祝日のみ開催(各日5回実施)(1)10:30 (2)11:50 (3)13:10 (4)14:30 (5)15:50料金 :ひとつ2,500円体験方法 :入館後、地下1階クマノミルームにて受付。講師 :KATSUプロフィール:タイルを用いたアート作品を造る造形作家。オーダーメイドの制作を手掛けるほか、モザイクタイル教室やワークショップの講師を務める。生物のモチーフを得意とし、水族館の生き物たちの大きな作品を創ることが夢。モザイクタイル作品サンプル蓄光するダイオウグソクムシ作家KATSUが制作したモザイクタイル深海生物のフォトスポットが、地下1階クマノミルームに登場!会場を彩る芸術的な作品を是非ご覧ください。【グッズ販売】■マリンショップ シーガル人気のある深海生物グッズを店頭とガチャガチャで販売します。アロマアイス&ホットピローアロマアイスアンドホットアイピローメンダコ(上)、ダイオウグソクムシ(下)各1,320円リアルダイオウグソクムシLサイズリアルダイオウグソクムシ Lサイズ 4,950円ムニュマム ダイオウグソクムシムニュマム ダイオウグソクムシ 770円【レストラン、カフェメニュー】■レストラン ドルフィン、ドルフィンカフェ魚介をふんだんに使用したメニューを期間限定で販売します。真ダコとトマトのジェノベーゼパスタ真ダコとトマトのジェノベーゼパスタ(季節のサラダ、ドリンクバー付き) 2,170円海老の濃厚ビスク&雲パンセット海老の濃厚ビスク&雲パンセット 750円、スープ単品 510円【ゲーム機(深海バージョン)】■MEGAきっちゃお!景品をぶら下げている紐を狙って、ハサミを操作する人気のゲーム機。期間限定で、景品が全長約115cmの大型ダイオウイカになります。場所:水族館内 地下1階 イルカの窓前料金:1回200円※ご利用には水族館への入館が必要です。MEGAきっちゃお!ダイオウイカ◆「しながわ水族館」概要◆所在地 :〒140-0012 東京都品川区勝島3-2-1 しながわ区民公園内営業時間:10:00~17:00 ※最終入館は16:30休館日 :火曜日(春・夏・冬休み、GW、祝日は営業)、1月1日 ※2月14日は営業入館料金:大人(高校生以上)1,350円、こども(小・中学生)600円、幼児(4才以上)300円、シルバー(65才以上)1,200円※画像はすべてイメージです。※状況により内容が変更になる場合がございます。※金額はすべて税込です。■お客様からのお問い合せ先■しながわ水族館TEL : 03-3762-3433公式WEBサイト: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年01月13日海洋博公園では、2023年1月に開催を予定しておりました「第44回海洋博公園全国トリムマラソン大会」に替わり、気軽に楽しく参加できる春のスポーツイベント「海洋博公園エンジョイマラソン ~同時開催 花咲く春のもとぶ街道巡り2023~」を開催することをお知らせいたします。URL: 春のスポーツイベント概要■「海洋博公園エンジョイマラソン」眺望のいい公園内を家族やお友達と走ろう♪コースには可愛らしく飾られたフォトスポットや、大きな声で目標を叫ぶなどのチャレンジスポットをご用意しています。コスプレ(仮装)の参加もOK。見て楽しい、参加して楽しい仕掛けがいっぱいのエンジョイマラソンで、楽しい思い出をたくさん作って心も身体もリフレッシュしましょう!1. 実施日 :2023年1月21日(土)2. 場所 :海洋博公園3. コース :3.5km4. 定員 :1,500名5. 参加料 :大人1,000円、小人(高校生~小学生)500円、未就学児無料※未就学児は必ず保護者同伴とし(高校生以上)、保護者も参加申し込み(有料)が必要。1人の保護者につき、未就学児3名まで。6. 申込方法 :インターネット(スポーツエントリー)による申し込み( )7. 申込期間 :2022年12月24日(土)~2023年1月15日(日)※定員になり次第締め切り8. 表彰・抽選:最高齢者賞(男女各1名)、パフォーマンス賞(若干名)、お楽しみ抽選(若干名)■「花咲く春のもとぶ街道巡り2023」豊かな自然や史跡など見どころがいっぱいの本部町内を巡りながら、各所に設置されたスタンプを集めるウォーキングイベントです。専用ハガキ台紙に必要事項を記入し、ポストまたは各スタンプ設置場所の応募箱に投函で簡単応募。抽選で素敵な賞品が当たります。スタンプ設置場所ならどこからでも気軽に参加できます。1. 実施日:2023年1月21日(土)~1月31日(火)2. 場所 :本部町内、海洋博公園3. 参加料:無料4. 抽選 :もとぶ街道マスター特賞、もとぶ街道マスター賞、おたのしみハッピー賞(それぞれ若干名)・もとぶ街道マスター特賞:本部町内ホテルペア宿泊券、本部町特産品など・もとぶ街道マスター賞 :ホテルお食事券、本部町特産品、沖縄美ら海水族館優待券など・おたのしみハッピー賞 :本部町特産品、海洋博公園グッズなど■「海洋博公園フォトコンテスト」マラソンやウォーキングに参加して楽しんでいる様子や、そこで出会った美しい風景などの写真を投稿しよう!みんなの「いいね!」を集めた入賞者には、素敵な賞品をプレゼント♪1. 実施日:2023年1月21日(土)~1月31日(火)2. 場所 :本部町内、海洋博公園3. 参加料:無料4. 表彰 :優秀賞(1名)、入賞(若干名)詳細はこちら海洋博公園 春のスポーツイベント 二次元バーコード 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年12月28日池袋・サンシャイン水族館は、深海生物を紹介するイベント「ゾクゾク深海生物2023」を2023年1月13日(金)から3月12日(日)まで開催する。”深海生物”にフォーカスしたイベント「ゾクゾク深海生物2023」「ゾクゾク深海生物」は、わずかな光しか届かない水深200メートルより深い海域に住む、”深海生物”にフォーカスしたイベント。7回目の開催となる今回は、「駿河湾の深海生物を大調査!」をテーマに、様々な魅力あふれる深海生物を紹介する。”日本初公開”の大型深海生物「ヨコヅナイワシ」中でも注目なのは、日本初公開となる大型の深海生物「ヨコヅナイワシ」の冷凍標本だ。ヨコヅナイワシは、深海2,000メートル域に生息する、食物連鎖の頂点に位置する”トッププレデター”である生物。近年、確認されたばかりの非常に珍しい新種で、今回発見されたのは世界で7例目となる。深海のアイドル「メンダコ」また、かわいらしい見た目から”深海のアイドル”と言われる「メンダコ」の採集・飼育のデータ、映像、標本を展示をするほか、運が良ければ生体展示が見られる可能性も。さらにサンシャイン水族館が採取した生き物や迫力ある標本・映像を通して、深海の秘密を紐解いていく。様々な体験イベントを実施「ゾクゾク深海生物2023」開催中は、深海生物にまつわるイベントも開催。飼育スタッフが深海生物について解説する「ゾクゾク深海ツアー」や、閉館後の水族館でディープな深海トークを繰り広げる「深海トーク」などを実施する予定となっている。”深海生物”モチーフの限定ドリンク&グッズ深海生物を鑑賞したあとは、サンシャイン水族館内にあるタリーズコーヒー(TULLY’S COFFEE)にて、イベント限定のドリンク「アクアリウムココア深海ver.」を楽しめる。全3種の深海生物のイラストを描いたキュートな1杯だ。さらに館内の「ショップ アクアポケット」では、「メンダコ」をモチーフにしたサウナハットや、「ヨコヅナイワシ」を模したティーバッグ、「ヨコヅナイワシ」デザインのスウェットなど、個性的あふれる”深海生物”グッズを用意している。【詳細】「ゾクゾク深海生物2023」開催期間:2023年1月13日(金)~3月12日(日)場所:サンシャイン水族館住所:東京都豊島区東池袋3-1 サンシャインシティ ワールドインポートマートビル・屋上時間:10:00~18:00 ※最終入場は閉館1時間前入場料:高校生以上 2,400円~、小・中学生 1,200円、4歳以上 700円※チケット料金が変更になる場合あり※状況により、内容・スケジュールが変更になる場合あり■ゾクゾク深海ツアー開催日時:会期中11:00~(約40分)定員:15名料金:800円 ※別途水族館への入場料が必要申込方法:当日年間パスポート発行カウンターにて申し込み■深海トーク閉館後の水族館(大水槽「サンシャインラグーン」前)で飼育スタッフによる深海トークを開催※有料イベント※詳細は後日、ウェブサイトにて発表<メニュー例>「アクアリウムココア深海ver.(全3種)」716円(ホット/アイス)※イートイン価格※絵柄は3種からランダムに提供<グッズ例>「メンダコサウナハット」4,800円「ヨコヅナイワシ ティーバッグ」432円「ヨコヅナイワシスウェット」4,500円(M/L/XL)【問い合わせ先】サンシャイン水族館TEL:03-3989-3466
2022年12月26日池袋・サンシャイン水族館は、深海生物を紹介するイベント「ゾクゾク深海生物2023」を2023年1月13日(金)から3月12日(日)まで開催する。”深海生物”にフォーカスしたイベント「ゾクゾク深海生物2023」「ゾクゾク深海生物」は、わずかな光しか届かない水深200メートルより深い海域に住む、”深海生物”にフォーカスしたイベント。7回目の開催となる今回は、「駿河湾の深海生物を大調査!」をテーマに、様々な魅力あふれる深海生物を紹介する。”日本初公開”の大型深海生物「ヨコヅナイワシ」中でも注目なのは、日本初公開となる大型の深海生物「ヨコヅナイワシ」の冷凍標本だ。ヨコヅナイワシは、深海2,000メートル域に生息する、食物連鎖の頂点に位置する”トッププレデター”である生物。近年、確認されたばかりの非常に珍しい新種で、今回発見されたのは世界で7例目となる。深海のアイドル「メンダコ」また、かわいらしい見た目から”深海のアイドル”と言われる「メンダコ」の採集・飼育のデータ、映像、標本を展示をするほか、運が良ければ生体展示が見られる可能性も。さらに、水族館が採集した様々な深海生物や迫力ある標本・映像を通して、深海の秘密を紐解いていく。様々な体験イベントを実施「ゾクゾク深海生物2023」開催中は、深海生物にまつわるイベントも開催。飼育スタッフが深海生物について解説する「ゾクゾク深海ツアー」や、閉館後の水族館でディープな深海トークを繰り広げる「深海トーク」などを実施する予定となっている。”深海生物”モチーフの限定ドリンク&グッズ深海生物を鑑賞したあとは、サンシャイン水族館内にあるタリーズコーヒー(TULLY’S COFFEE)にて、イベント限定のドリンク「アクアリウムココア深海ver.」を楽しめる。全3種の深海生物のイラストを描いたキュートな1杯だ。さらに館内の「ショップ アクアポケット」では、「メンダコ」をモチーフにしたサウナハットや、「ヨコヅナイワシ」を模したティーバッグ、「ヨコヅナイワシ」デザインのスウェットなど、個性的あふれる”深海生物”グッズを用意している。【詳細】「ゾクゾク深海生物2023」開催期間:2023年1月13日(金)~3月12日(日)場所:サンシャイン水族館住所:東京都豊島区東池袋3-1 サンシャインシティ ワールドインポートマートビル・屋上時間:10:00~18:00 ※最終入場は閉館1時間前入場料:高校生以上 2,400円~、小・中学生 1,200円、4歳以上 700円※チケット料金が変更になる場合あり※状況により、内容・スケジュールが変更になる場合あり■ゾクゾク深海ツアー開催日時:会期中11:00~(約40分)定員:15名料金:800円 ※別途水族館への入場料が必要申込方法:当日年間パスポート発行カウンターにて申し込み■深海トーク閉館後の水族館(大水槽「サンシャインラグーン」前)で飼育スタッフによる深海トークを開催※有料イベント※詳細は後日、ウェブサイトにて発表<メニュー例>「アクアリウムココア深海ver.(全3種)」716円(ホット/アイス)※イートイン価格※絵柄は3種からランダムに提供<グッズ例>「メンダコサウナハット」4,800円「ヨコヅナイワシ ティーバッグ」432円「ヨコヅナイワシスウェット」4,500円(M/L/XL)【問い合わせ先】サンシャイン水族館TEL:03-3989-3466
2022年12月24日積水ハウスは、11月30日に「都市の生物多様性フォーラム」を開催しました。ネイチャー・ポジティブがテーマである当フォーラムは、独自の取り組みである「5本の樹」計画の成果や、教育・ウェルビーイング分野等への新たな展開の発表、各分野の第一人者の方々とのパネルディスカッションを行いました。12月にはCOP15(生物多様性条約第15回締約国会議)第2部が開催され、世界的にも生物多様性保全への意識が高まっており、会場やオンライン視聴を含め、多くの方にご参加いただきました。フォーラムの登壇者【登壇者のご紹介】<基調講演>積水ハウス株式会社 代表取締役 社長執行役員 兼 CEO 仲井 嘉浩国際自然保護連合日本委員会 事務局長 道家 哲平 様(ビデオ登壇)<ご来賓挨拶>環境省 大臣官房 総合政策課 環境教育推進室長 河村 玲央 様<都市の生物多様性 活動報告>公益財団法人都市緑化機構 企画調査部 主任研究員 菊池 佐智子 様<パネルディスカッション>東京大学大学院農学生命科学研究科 准教授 曽我 昌史 様(ビデオ登壇)写真家 今森 光彦 様千葉大学非常勤講師 NPO法人生態教育センター理事株式会社生態計画研究所 主席研究員 村松 亜希子 様立教大学 特任教授、不二製油グループ本社CEO補佐 河口 眞理子 様積水ハウス株式会社 ESG経営推進本部 環境推進部 八木 隆史<司会>フリーアナウンサー 木佐 彩子 様■「5本の樹」計画の成果を数値化。生物多様性保全の推進に貢献当フォーラムのテーマは「5本の樹」から始めるネイチャー・ポジティブです。ネイチャー・ポジティブとは、自然を増やすなどの意味を持つ言葉で、企業などが生物多様性保全を考える際によく使われるキーワードです。2001年から積水ハウスが取り組んできた「5本の樹」計画は、「3本は鳥のために、2本は蝶のために」という思いのもと、地域の在来樹種を中心とした植栽を提案するプロジェクトです。住まいの庭から地域の自然とつながり、生態系ネットワークの形成を目指しています。これまで1800万本以上をお客様と共に植栽してきました。2019年より行ってきた琉球大学との共同研究では、20年前と比較して住宅地に呼び込める鳥の種類が2倍、蝶の種類が5倍になったことが明らかになり、2021年に世界初の定量評価の仕組みを構築しました。自然を回復させ積極的なネイチャー・ポジティブな活動として「第30回地球環境大賞」の大賞や「第5回エコプロアワード」大臣賞の環境大臣賞受賞等、高く評価されています。積水ハウス株式会社 代表取締役 社長執行役員 兼 CEO 仲井 嘉浩≪新たに定量化手法の活用、教育、ウェルビーイングの3分野へ展開≫フォーラムの基調講演では、積水ハウス代表取締役の仲井より「5本の樹」計画から始まるネイチャー・ポジティブの新たな展開が発表されました。「今後の新たな展開が3つあります。まずは『5本の樹』計画での定量化の手法が、都市緑化機構様によって全国87ヶ所の企業緑地の評価に用いられます。次に教育分野への展開として、横浜市や長野県上田市との環境教育の連携が決定しています。最後にウェルビーイング分野への展開として東京大学と生物多様性と健康に関する共同研究を開始します」「生物多様性の豊かな庭の自然とのふれあいが、住まい手の自然に対する行動やメンタルヘルスに及ぼす影響などを科学的に検証することは世界初の試みのようです。積水ハウスのグローバルビジョンは“「わが家」を世界一幸せな場所にする。”です。一つ一つの小さなお庭から自然と触れ合うことにより、感性を育み、健康で幸せに過ごしていく、そんな生活の一助になれるよう、今後も『5本の樹』計画の活動を継続していきます」≪企業のネイチャー・ポジティブへの取り組みが求められる時代へ≫次に、国際自然保護連合日本委員会事務局長の道家 哲平氏より、COP15開催直前情報とあわせて、国際会議を通じた世界の声や企業に求められることをビデオレターでご紹介いただきました。ビデオレターで出演された国際自然保護連合日本委員会事務局長の道家 哲平氏「12月7日にカナダで開催されるCOP15第2部では、生物多様性というテーマで、新たな世界目標(ポスト2020生物多様性枠組)の議論が行われる予定です。2050年までに『人と自然の共存する社会』を作りだすために、近い将来である2030年までに我々が一体どんな行動をすればよいのか。自然を回復の軌道に乗せる『ネイチャー・ポジティブ』の考え方は、重要なキーワードです」「これまで生物多様性は配慮と考えられてきました。マイナスをゼロにする考え方です。しかし今後は、ポジティブ、つまりプラスを求めていく時代がやってきます。人間は、食べ物だったり、服であったり、そして住居であったり、さまざまな自然を使っていかなければ生きていけない生きものであります。しかし今後は、人間が使った以上に自然が回復されていく、そんな時代が求められようとしています。この中でとても大切なのは、『ネイチャー・ポジティブ』を定量的に把握し、定量的に議論できる状況に持って行くことが重要です。「自然を守り回復させつつ、社会課題も解決されるよう私たち自身の仕事をデザインしていく『ネイチャー・ベースド・ソリューションズ』も重要なキーワードです。国際的には、この『ネイチャー・ベースド・ソリューションズ』にもっと投資をしていこうという動きが起こっていくと言われています。企業における主流化、企業の役割もCOP15の非常に大きなテーマです。事業のバリューチェーンやポートフォリオにおいて、生物多様性にどれだけプラスの影響を与えるかをモニタリングして透明な形で開示する動きもあります。未来を見据えた投資や消費ができるように、世界330社を超える企業から情報開示を義務化すべきだという声もあります。世界の動きもありながら、大事なのは持続可能な未来に向けて我々がどんな行動をしていくこと『5本の樹』計画のように人と自然をつなぎ、自然を回復させることに関わり、理解が深まることを祈念いたします」≪社会課題の解決と経済成長実現で新しい資本主義へ貢献≫続いて、環境省大臣官房 総合政策課 環境教育推進室長の河村 玲央氏より政府全体における環境政策の動向と環境教育プログラムについてご紹介いただきました。環境省大臣官房 総合政策課 環境教育推進室長の河村 玲央氏「現在、政府全体で、経済社会の課題解決のため、新しい資本主義の実現を目指しています。なかでも、全省庁が取り組んでおり、我が国が直面する最重要社会課題のひとつに、一刻の猶予も許されない『気候変動問題』があります。環境省では、『炭素中立型経済社会(カーボンニュートラル)・循環経済(サーキュラーエコノミー)・自然再興(ネイチャーポジティブ)の同時達成』により持続可能性をめぐる社会課題の解決と経済成長を同時実現することで、新しい資本主義に貢献することを目指しています」「2030年、2050年と息の長い取り組みを続けていく上で重要なのが教育。現在、自然共生・生物多様性分野に対する様々な教育プロジェクトが行われています。自然体験学習については学校教育法に規定があり、義務教育の中で自然体験活動を促進して、自然を尊重する精神や環境の保全に寄与する態度を養うことを目的としています。これまでも多くの小学校が宿泊を伴う体験活動を取り組んでおり、その中で自然体験活動を行っている学校は87.9%です。地域の生物多様性の親近感や、生物多様性の保全意欲を高める自然体験学習は、その他の環境課題への関心を育む上でも重要であり、そこへ企業の皆様が参加していくことに大きな意義があると考えています」「環境施策に関して、今後、強化したい取り組みのひとつに『ビジネスにおける生物多様性の組み込み』が挙げられます。配慮ではなく、本業として生物多様性を取り込んでいただけるかどうかが非常に重要です。その成果を正確に評価し、環境教育など様々な分野へ発展することが今後の論点となっていきます。積水ハウスの『5本の樹』計画が方法論として確立され、様々な分野や関係者の方々に展開されていくことは、ビジネスにおける生物多様性の主流化への重要な一歩になることでしょう」■緑の認定「SEGES(シージェス)」と生物多様性評価の取組みフォーラム中盤では、公益財団法人都市緑化機構 企画調査部 主任研究員 菊池 佐智子氏より、都市緑化機構が行っている緑の認定「SEGES」のご紹介と、琉球大学理学部教授、株式会社シンクネイチャー代表取締役の久保田教授とともに分析を行ったSEGES認定緑地と生物多様性評価についての活動報告がありました。公益財団法人都市緑化機構 企画調査部 主任研究員 菊池 佐智子氏「公益財団法人都市緑化機構は、2013年に内閣府の公益認定を受けた財団となります。緑をつくり、守り、育てる活動に関わる市民・事業者・公共団体等による取り組みを支援するとともに、都心の緑に関する調査研究、情報提供、普及啓発を通じて緑豊かなまちづくりに貢献する活動を行っています。SEGES(シージェス)は緑の評価・認定の取り組みです。民間事業者が所有管理する緑地の価値と取り組みが、市民や環境社会にとっていかに素晴らしいものであるかを客観的に評価し、認定する制度のこと。『そだてる緑・都市のオアシス・つくる緑』の3つの部門で、社会貢献性及び環境貢献性の観点から評価を行い、緑地を認定しています。SEGES認定緑地の場所と保全の重要性を把握し、その効果を見える化することが、認定緑地による生物多様性保全の貢献につながると考え、久保田先生とともに分析を行っています」久保田教授と行っているSEGES認定緑地の場所が持つ生物多様性のポテンシャルの評価分析についても、菊池 佐智子氏からご報告いただきました。≪認定緑地へのネイチャー・ポジティブ方法論の普及を図りたい≫「認定企業の皆さんから『所有している緑地が適切に評価できるのか』『生物多様性の保全に向けてどのように緑地管理や運営をすればいいのか』といった声が寄せられています。そういった認定緑地へネイチャー・ポジティブ方法論の普及を図り、また認定緑地の生物多様性評価の観点を強化することでESG投資やSDGs関連の課題解決に向けた指標や方法論の検討を進めたいと考えています。それぞれの認定緑地と周辺緑地の関係性を見たときに、どのような生物多様性の価値があるのかを明確に示すことができると考えております。企業が自社の緑地とその取組みを通じて、自然との関わりを見直すことがアーバンネイチャー・ポジティブの実践につながると期待しています」以上のフォーラム前半では、自然回復への貢献が数値で実証された積水ハウスの「5本の樹」計画の活動や、「ネイチャー・ポジティブ方法論」を各地へ展開することで、日本全体のネイチャー・ポジティブの後押しにつながることが明らかになりました。世界的な見解や企業に求められることや環境への意識醸成を目的とした教育の在り方まで幅広い内容となりました。■生物多様性保全の社会的価値を考えるフォーラム後半では、生物多様性の第一人者でもある多様な分野の専門家の方々に登壇いただき、多くの示唆に富んだパネルディスカッションを行いました。子どもと自然、健康と自然、企業と自然といった多面的な視点から生物多様性の保全やネイチャー・ポジティブについて議論がなされました。会場には、里山とのかかわりの深い写真家の今森氏、都市のまちづくりや幼保育分野で活躍される村松氏、グローバルな目線や企業のESG投資に精通した河口氏をお迎えしました。冒頭では、積水ハウスの昨年の取り組みと今年のテーマをご紹介しました。昨年は、「5本の樹」計画を皆様と一緒に広げていけるよう「ネイチャー・ポジティブ方法論」の2つの情報を共有しました。まず1つ目は、単なる樹木図鑑にとどまらず、どの植物にどんな鳥や蝶が集まってくるかの相関関係までご紹介する「庭木セレクトブック」を無料で公開しました。「庭木セレクトブック」は、一般のご家庭にとどまらず、今後は学校などの教育機関への提供が予定されており、環境教育の支援を行います。もう1つは、生物多様性の保全に関する評価の分析について、科学的なノウハウを公開しました。「5本の樹」計画を取り入れ植栽した樹木の種類や本数を数値化したデータを、琉球大学の久保田教授がまとめた生物多様性のビッグデータを使用して分析するという具体的な方法です。これを活用していただいたのが、都市緑化機構の取り組みです。続いて、フォーラムの冒頭で積水ハウスとの共同研究が発表された、東京大学大学院農学生命科学研究科准教授 曽我 昌史氏よりウェルビーイング分野に関する内容がビデオレターで紹介されました。≪人と自然のふれあいから生まれる好影響≫曽我氏「ネイチャー・ポジティブな社会へ導く上で、自然との日常的なふれあいは重要な役割を担います。人と自然とのふれあいにより、健康を向上させるだけではなく、人々の生物多様性保全に対するポジティブな態度や行動を醸成できるなど、ポジティブなフィードバックが得られます。最近の研究から自然とふれあうと、人間はいろんな面で健康になることが分かっています。まずは、体の健康です。高血圧・肥満になりづらい、循環系疾患の予防になることが分かっています。次に、心の健康です。鬱症状の低下やストレスを減少させます。2年前に行った研究では、コロナ禍で日常的に窓から緑を見ていた人あるいは緑地に出かけていた人は『自尊心が高い』『人生満足度が高い』『幸福感が高い』などのポジティブな感情が増えることが分かり、人の精神的な健康が高まる可能性が示唆されています。また自然の質が重要であることも明らかになってきました。質は生物多様性のことを指しています。研究でも生物多様性が豊かな公園の方が、より心理的な回復効果が高いことがわかりました」≪日常的な自然体験は大きな可能性を秘めている≫曽我氏「また生態系保全の態度・行動の醸成に関する研究行い、例えば『ガーデニング経験者の方が生態系を理解していること』『幼少期の自然体験頻度が高い方が生態系保全に対するポジティブな行動が増えること』がわかっています。日常的な自然との関わりの場となる家の庭は大きな可能性を秘めていると考えます。今後積水ハウスとの共同研究によって、庭が人間の健康や社会の生物多様性生態系保全の態度・行動に対して、どういった効果を及ぼすのかを明らかにしていきたいと考えています」東京大学大学院農学生命科学研究科准教授 曽我 昌史氏次に、会場でのディスカッションが繰り広げられました。積水ハウス環境推進部の八木がパネルディスカッションの司会進行を務めました。―写真家の今森さんには「5本の樹」計画を立ち上げる当初から、多くのアドバイスをいただいています。最近の活動や生物多様性の動きについて、どうお考えでしょうか≪日本人の自然観を取り戻す里山の活動≫今森氏「写真を撮る行為は『内に入り込む・被写体を知る』と『被写体から離れる・客観的に見る』という二面性があります。自然についてお話しすると『内に入り込む』、つまり自然の中に入り込んでそこで生きる命と出会って、その命の気持ちになって物事を見ることが希薄になっていると感じています。もともと日本人が持っていたそのような感覚を取り戻す意味合いで、人と自然が一緒に生きる共存空間である里山の活動を始めました。人と自然の関わり度数は、日本においては農業環境、農地が高く、都市は希薄になっていきます。そのような中で、積水ハウスの『5本の樹」計画によって、緑のネットワーク化ができれば、農地の生きものたちが都市でも生きていけるようになるのです。現状、絶滅危惧種の7~8割は農地に生息していることがわかっています。これらをどう守るか。人と自然の関わりがある里山に生息する生きものの特徴は、環境を戻すとすぐに復元すること。人が根気よく環境を戻していくことはすごく大切です」パネルディスカッションの様子―これまでも今森さんから多くのことを学んできましたが、それを「5本の樹」計画に取り込んで、里山と都市の間を繋いでいく存在になれたらと思います。次は、村松さんです。「5本の樹」計画の効果を測るために生きもの調査などを行っていたときから関わっていただきました。最近の活動と生物多様性の動きを教えてください。≪身近な自然、アクセスできる自然の存在が子どもを育む≫村松氏「小さな子どもたちにこそ、多様な自然の中での機会が大切であるというニーズを受けて、乳幼児の自然とのふれあい、自然を通じた子育て支援やまちづくり、幼稚園や保育園の先生を中心とした保育ナチュラリスト養成講座に取り組んでいます。子どもたちは『生きものにどこまで近づけるかな』『どんなふうに触ったらいいかな』と目の前にある生きものとの距離感や力加減を全身で学んでいます。小さな子どもたちにとって、目線の高さにふれあえる自然があることは大切です。例えば、街中の小さな低木でも子どもたちにとっては迷い込めるジャングルになります。子どもたちが生きものを見つけて、自然の中で周りの環境も含めてよく観察したとき、同じ場所にその生きものを返そうとしてくれることがあります。どの樹も同じように見えるけれど、その生きものにとってはその樹こそが大事と考えるからこそ。その感覚を培うためにも、身近な自然の存在が重要です。小さな子どもたちが日常的に自然にふれあう様子を見て、周りの大人たちももう一度自然のおもしろさに気づき、その価値を感じていくことにもつながっています」パネルディスカッションの様子―「5本の樹」計画の庭が子どもたちにそのような機会を与えてあげる場所になればいいなと思います。続きまして河口さんです。昨年のフォーラムでもご参加いただきました。ESG経営の専門家として自然資本を重視される中、最近の活動について教えてください。≪もっと身近に生物多様性保全を考えるために≫河口氏「不二製油グループはカカオやパームなどの植物原材料を調達する企業です。森林破壊や児童労働といった社会課題も話題になりながらも、我々は企業の努力としてマレーシアやインドネシア、アフリカでの森林破壊をしない原材料を調達する努力をしています。またアフリカでは、女性組合をサポートし『環境再生型農業』を導入すること、多品種の作物を作ることで生物多様性を満たしながら農家の方たちの収入源になる活動を行なっています。また、私個人的には生物多様性をもっと身近に引き寄せて考えるために『自然の存在なしでは人間は生きてこられなかった』という原点に立ち返り、日本文化と生物多様性を結び付けたらどうかと考えています。私自身が習っている俳句の季語は、生物多様性の宝庫でもあります。今まで生物多様性に興味のなかった人にも関心を持ってもらう活動として、NGOと共同で俳句や茶道などの文化から身近な生物多様性を考えるセッションを行い、生物多様性を身近に感じていただく努力をしています」パネルディスカッションの様子―次に、生物多様性の社会的価値について皆さんへお話を聞いていきます。今森さんは里山の活動を通じて、子どもたちと生物多様性の関係について変化を感じたことはありますか。≪生態系のネットワークへの意識を向ける関わりを≫今森氏「23年間にわたり里山で昆虫教室をやっていて思うのが、子どもたちの好奇心や虫に対する知識は昔と変わっていません。変わった点は、子どもたちが自然環境を知らないことです。カブトムシのことはよく知っているけれど、カブトムシが生息している環境や自然のことは知らない。椎茸を栽培するクヌギが育って伐採し、また数十年経って伐採するというサイクルのなかに幼虫が生まれて育って暮らしています。子どもの頃に、環境や生きものに興味を持つことは、とても大切。庭といった小さな自然は、大きな自然に続く窓のような役割になると思います」―次に村松さんにお聞きします。自然遊びを通じて、幼稚園の先生や保護者の皆さんの反応がどのように変化したのか教えてください。≪子どもと自然の関わりが、大人への環境教育につながる≫村松氏「私が自然遊びに通う保育園では、振り返りの際に、先生の発言が2つの面で変わっていくのを感じています。1つは自然に対する発言、もう1つは子どもに対する発言です。先生の中には、自然が苦手な方や、ご自身が幼少の頃に自然遊びをした経験が少ない方も多いのですが、自然に関する質問がどんどん科学的、哲学的になっていくのです。また、多様な自然の中で、子どもたちも多様であることに気づいて、子どもたちひとりひとりの違いに寄り添うようになっていきます。」―子どもだけでなく、それによって大人も育っていっている、勉強になっていることを感じました。少し視点を変えまして、河口さんにお聞きします。企業の新しい役割として積極的な情報開示について、どうお考えでしょうか。≪企業は積極的かつ丁寧に情報を開示していく≫河口氏「企業もお手盛りでなく、いろんな研究機関や専門家を巻き込んで客観的に丁寧に伝えていくことは非常に重要だと感じています。投資家がESG投資の観点で、企業の生物多様性保全の取り組みに注目しています。気候変動に関しては脱炭素の観点で企業評価ができるようになっており、生物多様性に対する評価も一歩前進しています。現在私がアドバイザーを務めている日本最大級の運用会社では、所有している日本株について生物多様性のチャンスとリスクを業種ごとに分析し、12/8のサスティナブルレポートにて公開します。投資家の間でも、各企業の生物多様性の取り組みを正しく評価していくために、企業側の積極的かつ丁寧な情報開示が必要になってくると思います」―ありがとうございました。本日のフォーラムも、それに繋がってくれればと感じています。最後に積水ハウス「5本の樹」に期待することを、ぜひ教えてください。今森氏「日本古来の里山の環境を取り戻すことは、日本人の自然観を取り戻すことです。今、絶滅危惧種の7~8割は農地に生息し生物多様性が群を抜いて高く、コンクリートが増える都市に行くに連れ低くなります。そんな中で積水ハウスの『5本の樹』計画の庭が点で増えていくと、生態系のネットワークが面になっていくと思います。自宅の庭だけではなくて、そこから一歩飛び出して背後にあるコアな自然(例えば大きな公園や神社、農地など)とどう関わっているか、そこに生息している生きものとどう関わっているか。『5本の樹』計画を通じて、そんなことに興味を持っていただければと思います」村松氏「つながりがキーワードだと感じました。『5本の樹』が多様な自然や生きものとつながっていく、子どもたちが人と自然をつなぎ、子どもと大人がつながっていく。子どもも大人も快適に過ごせる都心のまちづくりで、自然が果たす役割は大きいと感じています。これからの『5本の樹』計画の取り組みに期待しています」河口氏「昨年のフォーラムで、『5本の樹』計画のデータベースをオープンにして、日本や世界の生物多様性に寄与したいという、仲井社長の強い思いをお伺いしました。今年は企業や教育等、日本国内での展開の広がりを感じましたが、今後は、効果が評価され、手法が応用できる部分は国際的にも広げたいと考えています。どこの国においても、誰にとっても、その場にある自然は本当に貴重なものです。『5本の樹』計画を、リミットを設けずに、どんどん広げていっていただきたいと思います」パネルディスカッションの様子―本フォーラムが、私たちの暮らしを豊かにしてくれる自然資本を再認識するきっかけとなることを願っています。積水ハウスは、未来の子どもたちに豊かな自然と恵みを残すために、今後も人と自然の共生社会を目指していきます。本日は貴重なお話をありがとうございました。約90分間にわたるフォーラムは、ひとりひとりの小さな行動が積み重なり、自然を回復するネイチャー・ポジティブにつながることを深く理解する機会となりました。生物多様性の保全や自然回復は、人間にとっても健康や幸福感などの好影響がたくさんあることや、企業活動の主軸に組み込むための追い風や、生物多様性保全効果の定量化による手法論の拡大への期待など、多くの勇気と希望がありました。2030年、2050年の未来を見据えて積水ハウスでは、さらなる生物多様性への取り組みを推進していきます。・積水ハウス「都市の生物多様性フォーラム」特設サイト(アーカイブ視聴はこちらから) ・積水ハウス 生物多様性保全の取り組み ・動画 都市の生物多様性とネイチャー・ポジティブ ~積水ハウス 「5本の樹」計画~ 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年12月23日本日、積水ハウス株式会社は「都市の生物多様性保全フォーラム」を開催し、生態系に配慮した造園緑化事業「5本の樹」計画や生物多様性保全の取り組みについての最新情報を発表しました。積水ハウスは、2001年から「5本の樹」計画として、日本全域で都市の住宅地に緑のネットワークを作り、生物多様性保全を推進しています。「5本の樹」計画は、“3本は鳥のために、2本は蝶のために、地域の在来樹種を”という思いを込め、お客様とともに、日本古来の里山をお手本として、その地域の気候風土・鳥や蝶などと相性のよい在来樹種を中心とした植栽を提案するプロジェクトです。庭づくり・まちづくりを進めてきた結果、2001年の事業開始からの累積で植栽本数は1,810万本(2022年1月時点)となりました。積水ハウスの生物多様性保全の取り組みについてまた「5本の樹」計画の効果検証として、2019年から琉球大学久保田研究室・株式会社シンクネイチャーと共同検証を進めてきました。2021年に、生物多様性保全効果の実効性を、樹木本数・樹種・位置データと生態系に関するビッグデータを用いて、世界で初めて都市の生物多様性の定量評価の仕組みを構築し、「ネイチャー・ポジティブ方法論」として公開しました。「ネイチャー・ポジティブ方法論」として、積水ハウスが蓄積した樹種の選択と生き物の相関関係の情報や、琉球大学久保田研究室・株式会社シンクネイチャーと実施した共同検証の情報の公開により、様々な企業や組織、教育機関から関心の声を頂き、新たな方向性への展開を進めています。生物多様性保全をより加速するためには、自然を守ることが社会課題の解決を通じて、人々の暮らしをより豊かなものにするということが実感され、社会全体で生物多様性保全を支えることが必要です。積水ハウスは、自然に根ざした社会課題の解決策*を推進することで、この動きを加速していきたいと考えています。生物多様性は生態系保全に貢献するだけでなく、都市で生活する人々に新たな価値を提供することが、見え始めてきました。生物多様性は、子供たちの感性を育む教育、そして人の健康や幸せに対して影響を与える、都市の暮らしにもたらす「社会的価値」ではないでしょうか。ネイチャー・ポジティブ方法論の公開からの積水ハウスの取り組みをご紹介します。■生物多様性の国際組織・日本政府の取り組みへの協力や参画・2022年2月9日 :TNFD(自然関連財務情報開示タスクフォース)フォーラムへ参画(英語サイト): ・2022年4月8日 :環境省「30by30アライアンス」へ参画: ・2022年6月16日:TNFD日本協議会メンバーへの参画: ・2022年6月16日:環境省「自然共生サイト(仮称)」認定実証事業に参画: ■生物多様性関連の受賞実績・2022年3月2日:「第30回地球環境大賞」(最高位)を受賞: ・2022年9月7日:「第5回エコプロアワード」で環境大臣賞を受賞: ■新たな方向性の発表内容・2022年11月30日:都市における企業緑地の生物多様性評価の視点を強化~都市緑化機構は積水ハウスの協力を得て「緑の認定」SEGESにおける生物多様性評価を強化します~: ・2022年11月30日:東京大学と積水ハウス、生物多様性と健康に関する共同研究を開始: ・2022年11月30日:長野県上田市の全小中学校で「庭木セレクトブック」を活用した環境教育を開始: ・2022年11月30日:横浜市の小学校の環境教育支援に向けて、環境教育出前講座へ参画: 積水ハウス 生物多様性保全の取り組み: *自然に根ざした社会課題の解決策(ネイチャー・ベースド・ソリューション)について: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年12月01日公益財団法人都市緑化機構は、都市緑地の生物多様性保全・回復の推進に向けて、運用する「緑の認定」における生物多様性評価の視点を強化しており、積水ハウスは2022年12月1日より、「5本の樹」計画による21年間の都市の生物多様性保全推進活動の知見とネイチャー・ポジティブ方法論を都市緑化機構に提供するなどの協力を行います。都市緑化機構のSEGES認定を受けた企業緑地この度、都市緑化機構は、琉球大学理学部久保田教授と連携して進めてきた積水ハウスのネイチャー・ポジティブ方法論を用いて、全国87か所のSEGES認定緑地を評価し、各地の生物多様性への貢献程度や、生物多様性の保全ポテンシャルの可視化を試みます。都市緑化機構は2013年より公益財団法人として、都市に緑をつくり、まもり、育てる活動に取り組んでいます。「SEGES(社会・環境貢献緑地評価システム)」は、2005年から運用している社会、環境に貢献し、良好に維持されている企業緑地とその取り組みを第三者評価により認定する制度で、90の企業・団体、105か所の緑地が認定されています(2022年10月現在)。これまで、民間企業による緑化推進活動は、都市での緑地の保全、創出によるヒートアイランド現象の緩和や良好な景観形成、レクリエーションやコミュニケーションの場の提供などとして評価される反面、生物多様性保全・回復の観点からの貢献について定量的に評価することは難しく、企業緑地が果たしている役割や価値を十分に評価・可視化できないという課題が残っていました。近年、生物多様性保全への動きが世界的に加速する中で、都市における緑化の推進を担ってきた民間事業者が所有する緑地が、生物多様性の保全・回復にどの程度貢献できているか客観的に示すことの重要性が高まっていました。生物多様性の定量評価が進み、都市緑化機構が認定する企業緑地が都市の生物多様性にどの程度貢献できているかを把握することができれば、企業において、より積極的な活動の促進とさらなる生物多様性保全・回復に向けた具体的な取り組みが進むことが期待できます。積水ハウスの「5本の樹」計画は、日本古来の里山思想を取り入れた生物多様性保全推進活動です。日本各地の郊外にある里山と都市の緑地が繋がることで生態系ネットワークの回復、保全が促され、都市に生き物を招くことができるようになります。ネットワーク型の緑化は、企業一社だけではなく、多くの企業が取り組むことで有機的なつながりが生まれ生物多様性保全への効果を発揮するものです。都市緑化機構は、本取り組みにおいて、SEGESの強化と都市緑化における生物多様性保全、創出する企業緑地のネットワークの拡大を目指しています。公益財団法人 都市緑化機構公式サイト: SEGES「緑の認定」公式サイト: 積水ハウスの生物多様性保全の取り組み: ●都市緑化機構について2013年に内閣府より公益認定を受け、都市に緑をつくり、まもり、育てる活動に携わる市民、事業者、公共団体等による様々な取組みを支援するとともに、都市の緑に関する調査研究、情報提供、普及啓発を通して、緑豊かなまちづくりに貢献する財団法人です。●「緑の認定」SEGESについて民間事業者が所有、管理する緑地の価値と取り組みが市民や環境、社会にとっていかに素晴らしいものであるかを客観的に評価する制度で「そだてる緑」「都市のオアシス」「つくる緑」の3つの部門があります。「そだてる緑」:事業者が所有する面積300m2以上の緑地の優良な保全、創出活動を認定「都市のオアシス」:快適で安全な都市緑地を提供する取り組みを認定「つくる緑」:開発、建築に伴う敷地面積3,000m2以上の優良なプロジェクトを認定SEGESは、住友林業株式会社の特別協賛をいただき、実施しております。●積水ハウスの「5本の樹」計画について「5本の樹」計画は、積水ハウスが2001年から生物多様性保全の取り組みとして、お客様のご協力のもと、生態系に配慮した造園緑化事業として開始したプロジェクトです。“3本は鳥のために、2本は蝶のために、地域の在来樹種を”という思いを込め、日本古来の里山をお手本として、その地域の気候風土・鳥や蝶などと相性のよい在来樹種を中心とした植栽にこだわった庭づくり・まちづくりを提案しています。2021年度の「5本の樹」をはじめとした年間の植栽本数は101万本、2001年の事業開始からの累積植栽本数は1,810万本を達成しました(2022年1月現在)。2019年からは琉球大学久保田研究室・株式会社シンクネイチャーと共同検証を進めており、2021年には、生物多様性保全効果の実効性を、樹木本数・樹種・位置データと生態系に関するビッグデータを用いて、世界で初めて都市の生物多様性の定量評価の仕組みを構築し、「ネイチャー・ポジティブ方法論」として公開しました。●積水ハウスと都市緑化機構の関わり2015年に新梅田シティ「新・里山」と「希望の壁」がSEGESから都市のオアシスに認定されました。そして、2016年には「緑の都市賞」において最上位の「内閣総理大臣賞」を受賞しました。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年11月30日