「アジア太平洋フェスティバル福岡2012」は9月14日(金)~17日(月)の4日間で行われる。会場は福岡市役所前ふれあい広場と博多口駅前広場。イベントのコンセプトはアジア太平洋・九州屋台、アジア太平洋ステージ、アジア太平洋・九州プラザ、アジア太平洋・九州観光プロモーションの4つに分かれる。アジア太平洋・九州屋台では、カンボジア、ベトナム、スリランカなどから出店が予定されている。また、アジア太平洋の国々独特のビールがラインナップされるアジアンビアバーも出店。さらに、アジアンエンターテイメントカフェバーが限定屋台を出店し、イタリアンテイストにアレンジされた韓国料理を味わえる。アジア太平洋ステージではシンダウ・フィリピン芸術団がフィリピンの民族舞踊を披露。また、台湾の花蓮県先住民原郷文化芸術団、ネパールのスンダリミカ、中国からは河北省雑技団の張海倫、韓国はMERIT、香港から黒龍舞術団、モンゴルからはドランが来日する。日本からは民族音楽演奏家、若林忠宏がステージに立つ。アジア太平洋・九州プラザでは各地の土産品、特産品などのマーケットが開催される。ベトナム(ドラゴンバザール)、スリランカ(やずや)、パキスタン(SAJID)、ASEAN(アジョイン)、中国(中国茶葉公司)、タイ(モリエン)、インドネシア(相良矢工房)、韓国(キムチの達人)が出店の予定だ。また、アジア太平洋・九州観光プロモーションではシンガポール政府観光局、韓国観光公社、在福岡カンボジア王国名誉領事館、フィリピン共和国観光省、マレーシア政府観光局、中国国家観光局、マカオ観光局、タイ国政府観光庁、台湾観光協会などの観光PRブースが博多口駅前広場に集結し、観光情報をアピールする。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月30日オレンジ色をしたのぼり旗―この旗が立っている店なら、静岡県内のどこでも「富士宮やきそば」を味わうことができる。この色の旗がたなびくのは、時に駄菓子屋だったり、喫茶店だったり、居酒屋だったり。中華料理店だったり、タバコ屋だったりもする。今や道を挟んだ向かい同士で2本の旗が立つ光景も珍しくないほどの盛況ぶり。それが、富士宮やきそばの人気の証明だ。現在、市内には130件、富士宮やきそばを出す店があり、店舗数は年々増加中だと聞く。さらに、この地区では、ラードを絞った後に残る豚の脂身「肉カス」需要の増加で、ラードが余るという現象まで起こっているらしい。富士宮やきそばといえば、第1回・第2回と立て続けにB1グランプリを獲得し、一躍全国区となったB級グルメの代表格。特徴は硬い蒸し麺。具は肉カスとキャベツ、ネギ、イワシの削り粉。ラードで炒め、あっさりとしたソース味でまとめてある。コシのある蒸し麺の弾力感に加え、歯ごたえのある新鮮な地元キャベツがふんだんに盛り込まれ、素朴であったかいおいしさ。店によって、紅しょうがを載せたり、上に目玉焼きを1つ載せて食べたりと、味わい方も様々だ。作り方はあまり普通の焼きそばと変わらない。では何が違うのだろうか?「富士宮やきそば学会」事務局を取材した。まず、取材を通して知った驚愕の真実。富士宮やきそばは1999年までこの世に存在しなかったというのだ。あの昭和テイスト満載の焼きそばがまさかと思うがこれは本当のこと。1999年以前にも、「コシのある硬い麺」など似た特徴をもつ焼きそばは富士宮にあり、市民に親しまれていた。でもそれは「普通の焼きそば」だったと語るのは、「富士宮やきそば学会」の小林さんだ。ルーツを戦後まで戻そう。このエリアの焼きそばは、戦後、皆がまだ貧しい頃に生まれた。独特の麺は、ゆでずに蒸したもの。水分が少ないため長持ちする。そのため、冷蔵庫のない時代に重宝したという。また、食の貧しかった時代にただ同然で入手できた、肉カスやイワシの削り粉もありがたい存在だった。これらによって昭和20年代、この地区に多かった製糸工場の女子工員や学校帰りの子どもたちの空腹感を満たす最適なメニューとして、焼きそばが登場した。その後も地域の人々によって、このレシピは愛され守られてきたという。そして、極貧から生まれたこの焼きそばに注目が集まったのが、今から約13年前のこと。富士宮の町おこしに使える商品が何かないかと探していた。その時に僕たちの「焼きそば」とよその「焼きそば」には、かなり違いがあると気付いたことから始まったという。この地域の焼きそばを「富士宮やきそば」と名付け、20人ほどのメンバーで「やきそばG麺」を結成。雨の日も晴れの日も労苦を惜しまず、市外のイベントに出掛けては富士宮やきそばを焼くという出張プロモーション「ミッション麺ポッシブル」を始めた。富士宮やきそばのオレンジの旗には、う宮~(うみゃー=静岡県の方言でうまいの意味)の文字も見える。宮は富士宮の宮だ。・・・もうお気付きだろう。「富士宮やきそば」の周辺は、しょーもない親父ギャグであふれかえっている。「徹底的にバカバカしくやろう」というのが「富士宮やきそば学会」代表の渡辺英彦さんのポリシーなのだという。しかも、ダジャレパワーをさく裂させているのは、「富士宮やきそば学会」のメンバーだけじゃない。富士宮市の農協まで、2008年に巨大農産物直売所を「う宮~な」という名でオープン。富士宮は畜産も盛んな地域だが、養豚業ではランドレース種、ヨークシャー種、バークシャー種を掛け合わせた豚に、それぞれの頭文字(LYB)から「ルイビ豚」と命名。それまでシリアスだった農業関係者へダジャレセンスが飛び火したことで、町起こしから地域起こしへ爆発的な進化を始めた富士宮市。さらに、浅間神社の前にある屋外フードコートお宮横丁には、「ポーク神社」という豚肉を味わえる店も開店した。こうなると親父ギャグはその勢いを抑えることはできない。「ふじのみやニジマス学会」が開発した缶詰には「鱒財缶(そんざいかん)」、緑茶入りの皮でマスを包んだギョーザには「餃THE鱒(そうざます)」。という商品名が付けられたのだ…。話を富士宮やきそばに戻そう。活動と同時に商標登録などあの手この手を駆使して、今日のポジションを文字通り一から築き上げていった、オレンジ旗が目印の富士宮やきそば。戦後、クズ肉を使って子供たちの飢えをしのいだこの焼きそばは、時代を経て、地域の人びとの団結の元で輝ける成功例になった。結果、それまで富士宮市など見向きもしなかったハトバスまでがツアーで参加。9年間で439億円もの経済波及効果をもたらしたという。これにより、富士宮市がこれまでに例をみないほど活気付いてきた。10年ほど前からは商店街の店舗を使って、プロのアーティストや市内の子供たちの作品を展示する、まちなかアートギャラリーも始まった。浅間大社の参道を灯ろうで幻想的にライトアップする「表富士燈回廊」、「富士宮あかり絵」という催しも近年始まったイベントだ。富士宮やきそばと普通の焼きそばの違い―それは、戦後から地域に根付いていた食文化を豊かな今の時代に再発掘。そして、ダジャレとアイデアを駆使しながらアピールし続けてきた富士宮の人々の、町を想う心意気にあるのかもしれない。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月28日福岡土産ならやっぱり辛子明太子たい!福岡といえば、大阪や北海道と並んで名産品が多いところです。旅行や出張で出掛ける機会もあると思いますが、お土産に買うものがないと悩むことは少ないはず。ということで、今回は20代男性に、「福岡で買いたいご当地名物」について聞いてみました!>>女性編も見るQ.福岡で買いたいご当地名物を教えてください(複数回答)1位辛子明太子65.4%2位博多ラーメン35.5%3位博多通りもん(名月堂)13.3%4位高菜(たかな)5.2%4位ひよ子(ひよ子本舗吉野堂)5.2%5位めんべい(山口油屋福太郎)2.8%■辛子明太子……・「明太子が大好き。ご飯によく合う」(24歳/金融・証券/専門職)・「福岡と聞いて一番最初に思いつく」(28歳/印刷・紙パルプ/事務系専門職)・「本場のものを食べたい」(24歳/情報・IT/技術職)・「かねふくの明太子がお気に入り」(24歳/小売店/販売職・サービス系)■博多ラーメン……・「福岡に行って博多ラーメンを食べたらおいしかった!また食べたい」(25歳/医療・福祉/専門職)・「福岡といえば、とんこつラーメン」(24歳/学校・教育関連/事務系専門職)・「本場の博多ラーメンを食べてみたい」(22歳/学校・教育関連/技術職)■博多通りもん(名月堂)……・「お土産でもらっておいしかった」(28歳/通信/技術職)・「これは本当においしい!」(28歳/商社・卸/技術職)・「博多でしか買えない」(27歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)■高菜(たかな)……・「高菜(たかな)が一番好き」(24歳/情報・IT/技術職)・「ご飯に合う」(24歳/金融・証券/営業職)■ひよ子(ひよ子本舗吉野堂)……・「福岡の銘菓と言えばひよ子だから」(22歳/金属・鉄鋼・化学/技術職)■めんべい(山口油屋福太郎)……・「おいしいという評判を聞くから」(26歳/小売店/販売職・サービス系)総評福岡で買いたいご当地名物ランキング、第1位は「辛子明太子」でした。知名度抜群で、しかもかさばらず軽いので、まさにお土産に最適ですね。辛子明太子と一口に言っても、福岡県内では大小さまざまな会社が、いろいろなブランド名で辛子明太子を販売しています。福岡の家庭では、それぞれのお気に入りの品があると言われています。いつも有名ブランドの商品ばかり買っている人は、地元の人に隠れた名品を教えてもらってはいかがでしょうか。2位以下は「博多ラーメン」、「博多通りもん」、「高菜(たかな)」、「名菓ひよ子」、「めんべい」と続きます。ベスト5にランクインした品は、まさに福岡土産を代表するものばかり。博多に行ってお土産に悩んだら、この5つを買えば間違いなさそうです。調査時期:2011年9月9日~9月26日調査対象:COBS ONLINE会員調査数:211名(その他と回答した10人を除く)調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【ランキング男性編】好きなご当地ラーメン【ランキング男性編】宮城県で買いたいご当地名物【ランキング男性編】もらってうれしい北海道のお菓子土産完全版(画像などあり)を見る
2011年11月05日AVILO直営店が福岡にオープン9月10日にオリーブを使った製品の専門店「AVILO」(アビーロ)が福岡市にオープンする。バラエティーにとんだオリーブ製品を扱う専門店は日本初らしい。AVILOは「健やかで美しく」をコンセプトに、体の外からも内からもきれいにしていく製品を扱っている。ほとんどの製品がイタリア産のオリーブを使ったオリジナル製品だが、2010年に熊本県天草市でオリーブの栽培を始めた九電工は、「将来的には天草で収穫したオリーブを使った製品も販売したい」と国産のオリーブ製品を目標にしている。バラエティに富んだオリーブ製品9月10日にオープンするAVILO直定店では、スキンケアソープ、フェイスミスト、ハンドクリームなどの美容品や、シャンプー、コンディショナー、オリーブオイルなど計140種類の商品を販売する。9月8日に開かれた内覧会では九電工のエコ企画部商品開発販売グループ長の功野一也は「美容と健康に役立つオリーブに親しんでもらいたい」と語っていた。店内にはオリーブの魅力や特長などをアドバイスできる「オリーブソムリエ」がおり、詳しい説明や相談もできる。お買い物の後のお茶には店内にあるイタリア・モデナの魔法のコーヒー「カフェカリアーリ」もある。元の記事を読む
2011年09月10日