結婚当初、夫は自分がバカにされたくないあまり私の悪口をよく義両親に言いふらしていました。私からするとまったく理解できない夫の謎な行動に何度も悩まされ、涙し、喧嘩をしたことも。夫のありえないと思ったエピソードを紹介します。 お酒が入ると悪口のオンパレード義家族は、帰省するたびに外食に連れて行ってくれます。息子とお酒を飲みながらワイワイ話がしたいのだと思います。結婚当初は、私との差を少しでも早く埋めようしてくれ、よく食事会のセッティングをしてくれました。 しかし、お酒が入り楽しくなってくると、夫は私の悪口を言い出します。しかもそれは私が化粧室に行っているときに……。化粧室から戻り、食事中の個室の扉を開けようとすると部屋の奥から夫の声が。「家事が手抜きで困ってて、俺が代わりにやることもある」「行儀が悪くて目につくところが多い」「義実家に帰ると兄妹との会話中の言葉遣いが汚い」などと義両親に私の悪口を言っているではありませんか。私は扉の外で夫の私に対する悪口をただただ聞くことしかできず、悔しくて再び化粧室に戻り泣きました。 お風呂に入ることが恐怖私に対する悪口は義実家に行ったときも。私がお風呂に入っているときにリビングで私の悪口を言っているのを聞いてしまいました。いつもはゆっくり入るお風呂ですが、義実家ということもあり早く上がるようにしています。そのため、私がまだお風呂に入っていると思い、夫は私の悪口を言いふらしているのです。 しかも、悪口は毎回同じ内容です。私はお風呂に入ることが怖くなり、入る前は「また今日も私がお風呂に入っているときに悪口を言うのだろう」とソワソワしてしまうように……。悔しくなりお風呂のなかで泣いたこともありました。そのときは涙が止まらず目がパンパンになってしまい、お風呂上がりに異変に気付いた義母が「どうしたの?」と心配してくれましたが、「いつもと違うメイク落としを使ったから目が染みて」となんとか笑って答えました。 夫は私がお風呂から上がり、場に戻るとケロッとした顔をしています。さすがに怒りと悔しさが込み上げてきて、しっかり夫と話さなければと心に決めました。 「悪口言ってるでしょ」夫を問い詰めると夫に話すと、「酔っぱらっていたからか、ごめん覚えていない」と言われました。余計に腹がたった私は、夫が言った私の悪口のすべてを伝えると、「うん……そう言われると言ったような気がする。ごめんなさい」と謝られました。 普段は周りからうらやましがられるほど、素敵な夫です。家事も率先して手伝ってくれ、私の負担が減るようにと自ら動いてくれて、私に対しては「不満はない」と言ってくれていました。夫に「不満があるならなぜ直接私に言ってくれなかったの」と問うと、「本当に不満はない。今自分が一番戸惑っている」と納得のいかない返答が。 私は「結婚して間もないのに、自分の両親に俺の結婚相手は最悪だと言っているもの。自分が恥をかくだけなのにどうして悪口を言ったのかちゃんと答えて」とさらに問い詰めると、夫からは「見栄を張りたい自分がいて……」と返ってきました。 夫が悪口を言っていた理由は…「見栄を張るために、家族に私の悪口を言ってどうなることを望んでいるのか?」とさらに問うと、「両親からの”頼りない息子”というイメージを変えたかった」と夫は言います。私は、その言葉で夫の気持ちが少しだけわかった気がしました。 義父は、夫のことを「何もできない。頼りない」などといろいろな面で小バカにするところがあり、きっと夫はしっかり家事や嫁の手伝いをしていることや、義父ができないことを自分は率先してやっているということを伝えたかったのだと思いました。 しかし見栄っ張り=悪口でないことをわかってほしかった私は、「いつも私がいない時間に悪口を言うのはやめて。あなたが悪口を言うことで、私からの信頼がなくなる。それを忘れないで」としっかり伝え、それ以降、夫が私の悪口を言うことはなくなりました。そのため、今では気持ちよく義実家に帰省できるように。 結婚生活にはいろいろな困難がありますが、わが家の場合は悪口から始まりました。私の悪口をコソコソと話している夫に、正直「離婚」も考えましたが、しっかり話すと夫は私を貶めたいわけではなく両親にバカにされたくないと、そのような手段をとってしまったことがわかりました。許せない手段でしたが、この経験があったからこそお互い言いたいこと、思っていることをその場で伝え合えるようになりました。結婚生活も8年目、今ではコソッと悪口を言われることもなくなりました。 著者/平津光歩作画/霜月いく ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! イラスト制作者:イラストレーター 霜月いくマンガとイラストを描いてます。
2021年12月29日「夫にキレる私をとめられない」第14話。同じ時期に出産するママがいるため育休がとれなかった夫は、「会社のママをサポートするのも自分の役目だから」と言います。「夫は誰かを守る一員なのだ」。いくたさんは、自分が夫を愛している気持ちを再認識します。3男1女の4児の母で、Instagramのフォロワーは23万人超えのいくたはなさんの人気コミックエッセイ「夫を捨てたい」の続編、「夫にキレる私をとめられない」第14話をご紹介します。⇒【前作】「夫を捨てたい」はこちらから! そんないくたさんに、早めの陣痛が訪れます。赤ちゃんは無事生まれてきましたが、産後、いくたさんの体調が急変して……!? 「夫にキレる私をとめられない」第14話 ※(誤)検診→(正)健診 産休中を穏やかに過ごしていただいくたさん。妊婦健診中に突然予定よりも早い陣痛が始まります。そしてそのまま出産に臨み、数時間後、元気な男の子を出産しました。 しかしその後、いくたさんの体調が急変! 息苦しさ、目のかすみを感じるようになり、医師が内診をすると、「ビシャ」と大量の出血が! 「さ、酸素つけて」「準備ね!」 医師たちもバタバタ動き出しました。 ただことじゃない様子に万が一がよぎり、夫はぼう然。 3回目の出産だから大丈夫と、思い違いをしていたことを反省しつつ自宅に帰ります。そして長男に弟が生まれたことを報告しました。 「大丈夫だよ。明日みんなで会いに行けたらいいね」 そう伝えました……。 著者:イラストレーター コミックエッセイ作家 いくた はな3男1女、4人の兄妹の母。コミックエッセイ作家。書籍『夫を捨てたい。/祥伝社』。夫婦関係や子育ての体験談マンガが共感を呼び、Instagramのフォロワーは23万人超!(2021年6月時点)
2021年12月24日夫はもともと無口で物静か。そして喧嘩になるとさらに口数が減るため、私が一方的に攻めているようになりモヤモヤしていました。私はこの状況を打開すべく、なぜ黙ってしまうのか、どうしたらいいのかを考えることに。そして辿り着いた解決策は……! 喧嘩をする度に黙り込んでしまう私の夫はもともとかなり物静かで口数も少なく、基本的には私が夫に話しかける形でコミュニケーションをおこなっています。くわえてお互いにもめごとが嫌いなため、めったに喧嘩をすることはありません。 しかし、一緒に生活している以上、ささいな喧嘩はときどき発生します。そんなとき、夫はいつも以上に増して口数が減り黙り込みます。私が一方的にまくし立てるように話すことになってしまい、もちろん話し合いは進まず、まるで私が一方的に攻めているような気持ちになって余計イライラしていました。 黙り込んでしまう理由は…付き合っていた当時は、ある程度の時間と距離をおけば仲直りできていましたが、一緒に暮らし始めるとなかなかそうはいきません。そこで、喧嘩をしていないときに夫に「なぜ黙ってしまうのか」と聞いたところ「自分の感情がうまく言葉で表現できないから」とのこと。 私は最初、彼の言葉の意味をよく理解できませんでした。しかし周囲に彼のことを相談してみたところ、彼以外にも、口下手な男性は感情が表現できず黙ってしまうことがあるという話を聞き、そういった人もいるのだと徐々に理解していきました。 聞くときは、YesかNoで答えられる質問でとはいえ、喧嘩中でもコミュニケーションが取れなければ根本的な解決にはなりません。そこで私はYesかNoで答えられる質問で、コミュニケーションを図ることにしました。 たとえば、彼が怒っているのであれば「どうして怒ってるの? 私が食器の片付けをせずに寝たから?」と聞きます。彼が「うん」と答えるなら正解、「ううん」と答えるなら間違っているので、次に原因として考えられるものを聞いていきます。 これをおこなうことで喧嘩の原因がぐっとわかりやすくなり、イライラすることも少なくなりました。 現在では彼も自分の感情を言葉にできるよう努力してくれ、私の質問にYesかNoで答えたあとに、自分の今の気持ちを少しずつ話してくれるようになりました。 これまでは「どうして怒ってるの? 何とか言ってよ!」と私が一方的にまくし立てるばかりでしたが、質問形式に変えたことで、今まで自分が彼の話を聞く姿勢になっていなかったことがわかりました。まだまだお互いに感情を伝え切れていない部分もありますが、これからも相手を尊重し話に耳を傾ける姿勢を大切にしていきたいと思います。 原案・文/百田作画/村澤綾香 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! イラスト制作者:イラストレーター 村澤綾香<p>明治学院大学文学部芸術学科、桑沢デザイン研究所卒業。2009年よりフリーランスのイラストレーターとして主に女性誌、webなどで活動中。Oggi.jpにて土日月公開の4コマ「なでし娘ちゃん」連載中。</p>
2021年12月18日「夫にキレる私をとめられない」第13話。夫に対して自分と同じつらい目にあってほしいと思っている自分の気持ちに気付いたいくたさん。思わず自分でもぞっとします。そしてそんな複雑な気持ちを抱えたまま、いよいよ職場に3人目の妊娠を報告……。上司の反応は!?3男1女の4児の母で、Instagramのフォロワーは23万人超えのいくたはなさんの人気コミックエッセイ「夫を捨てたい」の続編、「夫にキレる私をとめられない」第13話をご紹介します。⇒【前作】「夫を捨てたい」はこちらから! そして、夫の方は育休を無事取得できるのでしょうか?夫の会社への交渉の結果を受け、いくたさんはあることに気付くのでした……。「夫にキレる私をとめられない」第13話 職場に妊娠を告げると、温かい言葉をもらい、自分の居場所があることとその幸せをかみしめたいくたさん。復帰したら助けてもらった分お返しできるように働こうと心します。 しかし、夫はというと、同じ時期に出産するママがいることから、育休の取得はとれませんでした。そんな夫は、 「会社で働くママ社員をサポートするのは自分の役目。自分の奥さんも、会社の人たちにサポートしてもらうのだから。」 と言います。 夫は誰かの帰る場所を守っている一員なのだ。 そして、そんな考え方ができる夫を私は愛している―。 次回、いよいよ3回目の出産を迎えるいくたさんに、まさかの事態が……!? 著者:イラストレーター コミックエッセイ作家 いくた はな3男1女、4人の兄妹の母。コミックエッセイ作家。書籍『夫を捨てたい。/祥伝社』。夫婦関係や子育ての体験談マンガが共感を呼び、Instagramのフォロワーは23万人超!(2021年6月時点)
2021年12月17日「夫にキレる私をとめられない」第12話。私よりもやることが遅いのにいいパパ、いい旦那さんと褒められる夫。いくたさんは「いいパパとかいわれてムカつく」そんな本音を胸にしまいます。そんな矢先、なんと3人目の妊娠が発覚して―。3男1女の4児の母で、Instagramのフォロワーは23万人超えのいくたはなさんの人気コミックエッセイ「夫を捨てたい」の続編、「夫にキレる私をとめられない」第12話をご紹介します。⇒【前作】「夫を捨てたい」はこちらから! 複雑な気持ちもありつつも、3人目の妊娠がうれしいいくたさん。夫に妊娠を報告します。そして自分の中にある、夫に対する恐ろしい気持ちに気付くのでした……。「夫にキレる私をとめられない」第12話 3人目の妊娠を報告を受け「今回、育休をとってみようかな!!」と張り切る夫。 夫が育休をとってくれたら、今みたいに子どもの急病で早退して迷惑をかけることもなくなる……。それなのに「夫だけ楽してずるい」といくたさんの心はざわつきます。 「私が経験したように、保育園から呼び出しの電話がかかってきたとき、職場に謝って早退して、大変な思いをしてほしい。私と同じつらい目にあってほしい。」 いつの間にか、「私と同じ経験をしてほしい」という気持ちから、「私と同じつらい目にあってほしい」に変わり始めているいくたさん……。自分の心の闇に気付いてぞっとします。 しかし、次回そんないくたさんに、夫への愛を再認識する出来事が起こって……!? 著者:イラストレーター コミックエッセイ作家 いくた はな3男1女、4人の兄妹の母。コミックエッセイ作家。書籍『夫を捨てたい。/祥伝社』。夫婦関係や子育ての体験談マンガが共感を呼び、Instagramのフォロワーは23万人超!(2021年6月時点)
2021年12月10日■前回のあらすじ子どもの面倒も見ずに遊びに出かけた夫。しかも帰ってきたと思ったら、家を購入するとか言い出して……! >>1話目を見る 夫が謝ってきたことには内心ホッとしていました。しかし、これまでさんざん自分のやりたいことを突き通してきた夫には、きっと私の気持ちは伝わっていない。この機会に私はしっかり話し合うことにしました。次回に続く(全5話)毎日19時更新!※この漫画は実話を元に編集しています原案・脚本/ 青春脚本 /イラスト・ 転勤族ママぽん
2021年12月10日「夫にキレる私をとめられない」第11話。次男の入院中、夫との関係が良くなっていることに気付いたいくたさん。そして次男は無事、退院となり、いくたさんも夫も仕事に復帰。また日常が戻って―。3男1女の4児の母で、Instagramのフォロワーは23万人超えのいくたはなさんの人気コミックエッセイ「夫を捨てたい」の続編、「夫にキレる私をとめられない」第11話をご紹介します。⇒【前作】「夫を捨てたい」はこちらから! またもいくたさんは夫に対してモヤモヤしてしまうのでした。そして、3人目の赤ちゃんを妊娠したことが発覚して……!?「夫にキレる私をとめられない」第11話 次男の入院中は、夫との関係が良くなったと感じたいくたさん。退院して日常が戻ると、またも完璧なはずの夫にモヤモヤ……。 「いいパパとかいわれてムカつく」 理想のパパになっていく夫と、母としても妻としても中途半端な自分を比較し、自信をなくしていくのでした。 そんなとき、3人目の赤ちゃんを妊娠していることが発覚します。 「パパ、喜んでくれるよね」 夫の反応はいかに……!? 著者:イラストレーター コミックエッセイ作家 いくた はな3男1女、4人の兄妹の母。コミックエッセイ作家。書籍『夫を捨てたい。/祥伝社』。夫婦関係や子育ての体験談マンガが共感を呼び、Instagramのフォロワーは23万人超!(2021年6月時点)
2021年12月03日「夫にキレる私をとめられない」第10話。前回、原因不明の病気で次男が入院。いくたさんは泣きながら夫に電話。しかし、電話がつながると態度は一変、「休みとってよね」と高圧的な態度になってしまいます。3男1女の4児の母で、Instagramのフォロワーは23万人超えのいくたはなさんの人気コミックエッセイ「夫を捨てたい」の続編、「夫にキレる私をとめられない」第10話をご紹介します。⇒【前作】「夫を捨てたい」はこちらから! 次男の入院は、義両親が来てくれて、全員でこの事態を乗り切ることに。すると、いくたさんと夫の関係性に、ある変化が起こります……。「夫にキレる私をとめられない」第10話 家族全員で次男の入院時期を乗り切ると、夫婦の関係性がよくなったように感じたいくたさん。 長男と夫と過ごす時間が短かったからか、会社にいかなかったからか、夫が会社に休みをもらっていくたさんと同じ立場でいたからか、理由はわからないけれども、心穏やかでいられたのでした。 しかし、次男の退院によって、また日常が戻ります。はたしてこのまま夫婦の関係はよくなっていくのでしょうか? それとも……!? 著者:イラストレーター コミックエッセイ作家 いくた はな3男1女、4人の兄妹の母。コミックエッセイ作家。書籍『夫を捨てたい。/祥伝社』。夫婦関係や子育ての体験談マンガが共感を呼び、Instagramのフォロワーは23万人超!(2021年6月時点)
2021年11月28日■前回のあらすじ夫の男友達の妻たちの協力のおかげで、迷子になった息子を発見。その時、ようやく現れました夫たちに妻たちは…。 >>1話目を見る 息子の迷子事件は、家族で協力して子育てすることの大事さに、改めて気付かされる出来事でした。夫にとっても、良い機会になったように思います。いずれにせよ、同じことを繰り返さないよう、これが日常になっていくようにと願うばかりです。※この漫画は実話を元に編集しています原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・ 青春脚本 /イラスト・ よし田
2021年11月25日「夫にキレる私をとめられない」第9話。前回、次男が発熱するも「ママが休めないから」と自分の実家を頼る夫に、「は?休めないのはパパもでしょ?わたしのせいにしないでよ!」と感情的になるいくたさん。くやしい、ずるい、羨ましい、妬ましい、いろいろな感情が込みあげてきます。3男1女の4児の母で、Instagramのフォロワーは23万人超えのいくたはなさんの人気コミックエッセイ「夫を捨てたい」の続編、「夫にキレる私をとめられない」第9話をご紹介します。⇒【前作】「夫を捨てたい」はこちらから! 疲れ果てた自分を見て、いくたさんは「私の方が夫よりもえらいんだって」と思うのでした。そんなある日、ある事件が起きて……。「夫にキレる私をとめられない」第9話 次男がまたまた高熱を出した! あわてて急患で診てもらうと、まさかの入院。痛々しい次男の点滴姿に涙するいくたさん。不安で心細くなってしまい、泣きながら夫に電話をかけました。が、つなかったとたん、夫に対してなぜか高圧的な態度をとってしまいます。 「どんな仕事でも休みとってよね」 夫に対してはどうも複雑な感情がぬぐえないのでした。 次回、夫の両親たちと協力して次男の入院を乗り越えると、いくたさん夫婦にある変化が訪れます……。 著者:イラストレーター コミックエッセイ作家 いくた はな3男1女、4人の兄妹の母。コミックエッセイ作家。書籍『夫を捨てたい。/祥伝社』。夫婦関係や子育ての体験談マンガが共感を呼び、Instagramのフォロワーは23万人超!(2021年6月時点)
2021年11月25日「夫にキレる私をとめられない」第8話。反響を呼んだ人気マンガ「夫を捨てたい」の続編。次男の誕生を機に完璧パパへと変わった夫に嫌味がとめられない!よきパパへと変わった夫に対しても「夫につらかったわたしのこと、少しずつわからせないといけない」とピリピリしているいくたさん。いよいよ2度目の職場復帰を迎えます。3男1女の4児の母で、Instagramのフォロワーは23万人超えのいくたはなさんの人気コミックエッセイ「夫を捨てたい」の続編、「夫にキレる私をとめられない」第8話をご紹介します。しかし、入園後まもなくして、次男の発熱で保育園から呼び出し電話。そのときの夫のあるひとことにカチンときて……。「夫にキレる私をとめられない」第8話 次男が発熱するも、仕事を休みづらいいくたさん。夫は自ら実家に次男をみてもらえないか相談の電話をしてくれたものの、「ママが休めないから」の余計なひとことを言ってしまいます。 会社を休めないのは夫も同じなのに。わたしのせいにしないでよ! 「くやしい」「ずるい」 今まで自分が仕事を休み、なんとか頑張ってきたいくたさん。夫が実家を頼るのを見てくやしさもこみ上げます。 夫がうらやましい、妬ましい、そしてそんな風に思う自分がみっともない。 でも、鏡に映った自分を見て思うのは、わたしの方が夫よりもえらいんだってこと。 次回は次男がまさかの入院! いくたさんは病院から泣きながら夫に電話をかけますが……? 著者:イラストレーター コミックエッセイ作家 いくた はな3男1女、4人の兄妹の母。コミックエッセイ作家。書籍『夫を捨てたい。/祥伝社』。夫婦関係や子育ての体験談マンガが共感を呼び、Instagramのフォロワーは23万人超!(2021年6月時点)
2021年11月22日3人目の子どもを出産後、私は夫との性生活を拒否するようになりました。夫には「子どもの寝かしつけがあるから」「眠いから」という理由で誘いを断っているのですが、実は違います。私には、夫には絶対に言えない本当の理由があるのです。スキンシップはもういらない「子どもは3人がいい」⋯⋯これは結婚前からずっと希望していたことです。そして、ありがたいことに3人目を授かり無事に出産しました。しかしそのころから私にとってのセックスは夫婦のスキンシップではなく、「子どもをつくる行為」という意味合いになってしまいました。 産後、幼い子どもたち3人のお世話に追われる日々のなかで、年齢的にも体力的にも私はもう子どもを授かるつもりはないと心に決めました。つまり、子どもをつくる行為であるセックスをする理由がなくなってしまったのです。 絶対に言えない!夜の営みを拒否する理由実は私には夫には絶対に言えない、夜の営みを拒否する本当の理由があるのです。それは、夫とのセックスを生理的に受け入れられなくなってしまった、ということです。 自分でもよくわからないのですが、セックスはもちろんキスすらもしたくない、スキンシップすら受け入れられない、3人目を出産後になぜかこう思うようになってしまいました。もちろん夫のことは好きで、よきパートナーであり、よき父親だと思っています。離婚なんて考えたことありません。でもセックスはしたくないのです。 夫の気持ちを考えるとかわいそうだけど…セックスレスになってもう3年が経ちました。この間に夫から誘われることは何度もありましたが、私は子どものお世話を理由に断り続けてきました。一度でも生理的に嫌だなと感じてしまったらもう最後、どうしても気持ちが前向きにならないのです。 もちろん夫の気持ちを考えると、かわいそうだな、応じてあげたほうがいいのかなと思います。でもやっぱりなんだか嫌なのです。しかし、「あなたとセックスしたくない」なんて理由が言えるわけありません。これは私の心の問題であり、自分自身で解決するしかないのかなと感じています。 今後も夫婦で一緒に生活していく以上、夜の営みは必要なことだと思っています。セックスレスが原因で離婚なんてことにならないように、夫の誘いを受け入れるべきだとは頭ではわかっています。まずは、夫婦で会話する時間をとってみたり、隣にくっついてみたり、少しずつ夫とのスキンシップを増やしていこうかなと思います。 監修/助産師REIKO著者:小山田ちよえ2男1女の母、アラフォー主婦。夫の仕事が忙しく平日はワンオペ育児に奮闘中。チョコレートとパンが大好き。復職に向けて資格取得を目指している。
2021年11月21日■前回までのあらすじ治療を始めて3年半…。なかなか前に進めない焦りと不安で辛い日々を過ごしていました。そんなとき、あるメッセージが届いたのです。このメッセージをきっかけに、「転院」について考え始めるようになりました。※この物語は、2014年~2018年までの筆者の身内の不妊治療記録を基に一部編集しています。※この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の身内の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師や専門家に相談いただき、ご自身の判断によって適切なご対応をお願いいたします。次回に続く(全24話)毎日10時更新!
2021年11月20日「夫にキレる私をとめられない」第7話。反響を呼んだ人気マンガ「夫を捨てたい」の続編。次男の誕生を機に完璧パパへと変わった夫に嫌味がとめられない! 前回、睡眠不足でフラフラになって倒れてしまったいくたさん。実母に「頑張ってるね」と言われて涙があふれます。本当は夫に言ってもらいたかった言葉だから……。3男1女の4児の母で、Instagramのフォロワーは23万人超えのいくたはなさんの人気コミックエッセイ「夫を捨てたい」の続編、「夫にキレる私をとめられない」第7話をご紹介します。そして出産から1カ月がたち、自宅に戻ったいくたさん。夫に少しずつ、自分がつらかったことをわからせようとして……。「夫にキレる私をとめられない」第7話 「つらかったわたしのことを、もっともっと知ってもらわなきゃ。そうでなきゃフェアじゃないじゃない」 そう決めたいくたさん。 一方、育児に協力的になった夫は長男を連れて公園へ遊びにいくように。 しかし、いくたさんは「なんで泥だらけなの?わたしならこんなに汚さない」と嫌味で攻撃します。 そして、いよいよいくたさんは2度目の職場復帰を迎えました。 次回、さっそく次男が発熱したと、保育園から呼び出しの電話があって……!? 著者:イラストレーター コミックエッセイ作家 いくた はな3男1女、4人の兄妹の母。コミックエッセイ作家。書籍『夫を捨てたい。/祥伝社』。夫婦関係や子育ての体験談マンガが共感を呼び、Instagramのフォロワーは23万人超!(2021年6月時点)
2021年11月19日「夫にキレる私をとめられない」第6話。前回、睡眠不足でフラフラになりながらも助けを求めなかったいくたさん。次男を抱っこしたままお風呂で倒れてしまい、実母に「ママも休む努力が必要」とやさしい言葉をかけられます。そこへ夫が帰ってきて、「明日病院に連れていってくれる?」とお願いしますが、夫の反応は……!?3男1女の4児の母で、Instagramのフォロワーは23万人超えのいくたはなさんの人気コミックエッセイ「夫を捨てたい」の続編、「夫にキレる私をとめられない」第5話をご紹介します。「夫にキレる私をとめられない」第6話 「明日病院に連れていってくれる?」と夫にお願いするも、「1日に寝てたら治るでしょ?」と断られてしまういくたさん。産後のつらさを伝えようとするも、むなしくなってしまい、つい、「もういいよ」と言ってしまいます。 そんなとき、実母が「あなたのママ、とっても頑張ってるのね」と次男に語りかける言葉を聞き、いくたさんの目に涙があふれました。 だってそれは夫に言って欲しかったから……。 夫にわかってほしい、頑張ってるって認めてほしい、そんな思いがあふれるのでした。 次回、いくたさんは夫に産後のつらさや育児の大変さをわかってもらおうと試みますがー。 著者:イラストレーター コミックエッセイ作家 いくた はな3男1女、4人の兄妹の母。コミックエッセイ作家。書籍『夫を捨てたい。/祥伝社』。夫婦関係や子育ての体験談マンガが共感を呼び、Instagramのフォロワーは23万人超!(2021年6月時点)
2021年11月16日ゴミの分別が細かく定められている市に住んでいる私たち。いつも私任せで分別を覚える気がない夫に対し、イライラが募っていきました。夫に当事者意識を持って正しく分別してもらうにはどうしたらいいのか考えた末に、私がとった行動についてお伝えします。 ややこしいゴミの分別私たちが住んでいる市では、ゴミの分別が細かく定められています。例えばペットボトルのラベルとフタはプラスチックゴミですが、ペットボトル自体はリサイクルステーションに捨てます。そして特にややこしいのが缶の分別です。ヘアスプレー缶やカセットボンベなどの缶は金属ゴミに分類されます。 一方、ツナ缶のように食べ物が入った缶、缶ジュースのように飲み物が入った缶などの飲食用の空き缶は、街の各所に設置されているリサイクルステーションに捨てます。ところがそれらのフタは金属ゴミに捨てるのです。 分別を覚える気がない夫にイライラ確かに私もこの市に引っ越してきてから、このようにややこしい分別を覚えるのには苦労しました。だけど、私はわからないときにはその都度ゴミの分別表で調べ、正しく分別するよう心掛けていました。 一方、夫はそもそも覚える気がなかったのでしょう。どうせ私があとで分別し直してくれるだろうと思っていたようで、ペットボトルのラベルをつけたまま、缶のフタをつけたまま、リサイクルステーションに持って行く用の袋に捨てていることが何度もありました。 そしてある日それに気付かず、私と長男でリサイクルステーションに捨てに行ってしまったのです。そのときは分別に手間どり、夫が分別してくれなかったことに非常にイライラしました。 分別してもらうために私がとった行動どうしたら当事者意識を持ってゴミの分別を覚えてくれるのだろうか……私は考えた末、分別していなかったゴミを夫に持たせ、リサイクルステーションまで長男と一緒に捨てに行かせたのです。 すると帰ってきた夫は「ペットボトルのラベルを剥がしてなくて手間どった」「〇〇(長男)が分別を教えてくれて驚いた」「本当は俺が教える立場なのにな……」などと話してきました。どうやら長男がきちんと分別しているのを見て、自分も正しく分別しようという意識が芽生えたようです。 今でも夫がゴミの分別を完璧に覚えているわけではありません。でもわからないときはその都度私に聞いたり、ゴミの分別表で調べたりするなど、当事者意識を持って分別しようと努力している様子が伺えるようになりました。市民としての自覚を持ち、ルールに従って行動することで、子どもにとっての良いお手本になってほしいと思った出来事でした。 イラストレーター/ライコミ監修/助産師 松田玲子著者:今岡めい6歳と3歳の超わんぱく兄弟を育てるママであり、フリーライター。「子育てで一番大切なのは母親が笑顔でいること」「幼児期最大の英才教育は遊びである」をモットーに掲げ、日々テキトー育児を繰り広げている。
2021年11月08日「夫にキレる私をとめられない」第3話。前回、夫がいくたさんに話しかけるも、「あのさぁ、こんな時期くらい自分の話、我慢しなよ。長男と話してる時は静かにしてて。子どもが優先でしょ?」とピシャリ。夫の傷ついている様子に、ニヤリとするいくたさん。3男1女の4児の母で、Instagramのフォロワーは23万人超えのいくたはなさんの人気コミックエッセイ「夫を捨てたい」の続編、「夫にキレる私をとめられない」第3話をご紹介します。やっといくたさんに話を聞いてもらえた夫。自宅での長男とのエピソードを笑って話しますが、その話を聞いたいくたさんから出た言葉は……。 「夫にキレる私をとめられない」第3話 育児に協力的になった夫が語る育児のエピソード。とってもほほえましい話なのに、いくたさんは「育児ってそんな気軽じゃないんですけど」と攻め立てます。 いまさら協力的になられても、過去にワンオペで苦しめられたことは変わらない。そんな思いがいくたさんを攻撃的にしているのでしょうか…… 次回、いくたさんは退院して次男のお世話が始まりフラフラに。そのとき夫を頼るか頼らないか迷ってしまい……。 著者:イラストレーター コミックエッセイ作家 いくた はな3男1女、4人の兄妹の母。コミックエッセイ作家。書籍『夫を捨てたい。/祥伝社』。夫婦関係や子育ての体験談マンガが共感を呼び、Instagramのフォロワーは23万人超!(2021年6月時点)
2021年11月07日私は真奈美。34歳の専業主婦です。6歳の息子と1歳の娘がいます。そして、接客業をしている夫は、よく言えば楽観的、悪く言えばおふざけが過ぎるところがある人で…。最近、近所の人に突然話しかけられて、ある事実を知ることになったのです!そこに映っていたものとは…。接客業の夫のSNSは、フレンドリーな雰囲気を出すために家族写真をSNSにアップすることで、顧客とのつながりも良好とのこと。このためこれまで家族の写真掲載について、あまり強く伝えていませんでした。でもまさか夫が私や子どもたちの写真を面白おかしく載せているなんて、衝撃でした。顧客からの反応が上々だからと言って、家族をさらし者にするような夫には、本当に腹が立って…。特に子どもたちの顔をアップするのは、万が一のこともあるのに…。そこで「家族写真アップは禁止」と約束させたのですが…。次回に続く(全4話)毎日19時更新!※この漫画は実話を元に編集しています原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・ 青春脚本 /イラスト・ 深白(アトリエPP)
2021年11月05日「夫にキレる私をとめられない」第2話。完璧なパパに変わった夫はママ友からもうらやましがられるが、おもしろくないいくたさん。「わたしの方が大変だったんだから」「わたしの方がえらいんだって」そう思い始め、いくたさんは夫に嫌味で攻撃していきます。3男1女の4児の母で、Instagramのフォロワーは23万人超えのいくたはなさんの人気コミックエッセイ「夫を捨てたい」の続編、「夫にキレる私をとめられない」第2話をご紹介します。妻からの攻撃に謝る夫。それみてしてやったりと快感に浸るいくたさん。 「夫にキレる私をとめられない」第2話2人の関係はどうなっていくのでしょうか……。 朝の支度、家事などはもちろん、子どもの発熱時も対応するなどいくたさんの夫は家事にも子育てにもとても協力的になりました。それでもいくたさんは夫に対して粗探しと嫌味が止まりません。 次回はさらにいくたさんが夫のある子育てについて嫌味が炸裂。さらに夫を追い詰めていきます。 著者:イラストレーター コミックエッセイ作家 いくた はな3男1女、4人の兄妹の母。コミックエッセイ作家。書籍『夫を捨てたい。/祥伝社』。夫婦関係や子育ての体験談マンガが共感を呼び、Instagramのフォロワーは23万人超!(2021年6月時点)
2021年11月04日「夫にキレる私をとめられない」第1話。反響を呼んだ人気マンガ「夫を捨てたい」の続編です。次男の誕生を機に完璧パパへと変わった夫に嫌味がとめられない! 夫との正しいつきあい方がわからなくなって家庭を壊したいくたはなさんの後悔の記録。3男1女の4児の母で、Instagramのフォロワーは23万人超えのいくたはなさんの人気コミックエッセイ「夫を捨てたい」の続編、「夫にキレる私をとめられない」第1話をご紹介します。育児も家事も妻に丸投げだった夫が、次男出産を機に完璧パパへと覚醒するも、粗探しして嫌味で攻撃してしまう。 「夫にキレる私をとめられない」第1話なぜか夫にだけ優しくできないいくたさん。ついに夫から出た言葉は……。 優しくしてくれる夫への粗探しと嫌味が止まらないいくたさん。ついに夫から「ママのそれ、モラハラだと思うんだ。」と言われてしまいます。 「モラ……ハラ? 」「わたしが? 」 いくたさんの後悔の記録のはじまりです。 著者:イラストレーター コミックエッセイ作家 いくた はな3男1女、4人の兄妹の母。コミックエッセイ作家。書籍『夫を捨てたい。/祥伝社』。夫婦関係や子育ての体験談マンガが共感を呼び、Instagramのフォロワーは23万人超!(2021年6月時点)
2021年11月01日夫の転勤を機に退職し稼げなくなった私に、夫は何かあるたびに「お前は稼いでないくせに」と見下してくるようになりました。私も働いていないことに対する罪悪感を抱くように。黙っている私に夫の言動はエスカレートしていったのです。 稼げない私を見下す夫夫の転勤先に子どもと一緒について行くため、私は勤めていた会社を退職し、わが家の家計は一馬力となりました。無駄づかいはせず毎月やりくりを頑張っていたため、毎月まとまったお金を貯金できていました。しかし、私が仕事を辞めたころから夫の厳しい家計チェックが始まったのです。 私がドラッグストアで購入した1,000円の化粧水さえも夫は無駄と言ってきたり、夫のリクエストで購入した夕飯の牛肉は「稼ぎのないお前は食べるな!」と、私だけ鶏むね肉を食べるように強要されることも。 私は最初こそ夫に抗議しましたが、何を言っても「稼いでから意見しろ!」としか夫は言わないのです。そんな毎日に、私は働いていないことに対する罪悪感をだんだんと抱くように……。喧嘩をしながらも夫の言うことを受け入れるようになったのでした。 言動はさらにエスカレート夫の言動はさらにエスカレートしていき、水道とガス代がもったいないからと私だけお風呂の時間を5分以内に制限されるように。5分が過ぎると早くお風呂から出るよう夫が催促をしにきて、「お前はこんなこともできないなんて、本当に無能だな」と言ってくるようになりました。そんな日々が続き、とうとうブチ切れてしまう出来事が起こったのです。その日、夫にテレビのリモコンを取ってほしいと私はお願いされましたが、ちょうど生後3カ月の息子のおむつ替え中で手が塞がっていたため、今は無理だと夫へ伝えました。すると「ごちゃごちゃうるせーな! お前ら(私と息子) は稼いでねえんだから、まずは俺の言うことを聞け!」と怒鳴ってきたのです。 私だけではなく、子どにも怒鳴った夫に私の怒りは爆発。慣れない育児や寝不足の日々も重なり、私は夫へ今までの不満をすべてぶつけ、最後は離婚すると切り出しました。 原因はプレッシャーだった「離婚」という言葉と今まで見たことのない私の怒りように、さすがの夫も冷静になったようで何度も謝ってきました。そして、夫は私に本音を明かしてくれたのです。「本当は自分の言動が異常だって気付いてた。自分(夫) ひとりで家族を支えなきゃいけないことが想像以上にプレッシャーで、自分でも感情をコントロールできなくて……」と、かなり追い詰められている様子の夫を見て私も仕事をすることを決意。 しかし、これからも夫の転勤は続くため、決まった場所で働き続けることは難しく……。夫と相談した結果、息子を家で見ながらフリーランスで働くことにしました。最初こそ育児と仕事の両立はうまくいきませんでしたが、現在は何とか軌道に乗ったのです。少しですが収入も増えたおかげで、夫と私の心にも余裕ができ、以前のような穏やかな日々が戻ってきたのでした。 夫が妊娠・出産のつらさを知らないように、私も夫が仕事や家族を養うことで感じるプレッシャーやストレスを本当の意味では理解できていないと思います。もしかしたら、そういった日ごろの私の態度が夫を暴走させてしまった理由の1つだったのかもしれません。自分が経験したことのないことでも想像力を働かせ、相手に寄り添う大切さを学ぶことのできた体験でした。 監修/助産師REIKO著者:米久 熊代0歳男児の母。人材会社や人事の仕事を経験し、夫の転勤を機に退職。現在はフリーランスとして前職関係の仕事とライターをしながら、プレママ・新米ママ向けブログを運営中。 イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター こちょれーと漫画家。6人家族で、双子を含む4姉妹のママです! 今は主にイラストを描いていますが、もとは紙面で漫画を描いていました。
2021年10月25日長女を出産したころ、夫は仕事で帰りが遅く、私はいつもひとりで家事・育児をこなす日々を過ごしていました。ワンオペ育児に不満がたまる中、長女が生後10カ月のときに職場復帰。家事・育児にフルタイム勤務が加わり、私はストレスがたまる一方で…… ワンオペ育児に不満がたまる日々ワンオペ育児に不満がたまる中、私は夕飯づくりに時間がかかりイライラ。その横でのんびりしながら「何をそんなにイライラしてるの?」と言う夫の言葉に更にイライラが増し、「代わりに食事くらい作ってよ! 私は家政婦じゃないし!」と言い残し、家を飛び出してしまいました。 人生最初で最後のプチ家出衝動的にバッグだけ持って家を飛び出し、行くあてもなく車に乗ってドライブ。何となく近所の高台にある公園に行き、自動販売機で買ったコーヒーを飲みながら夜風にあたって冷静さを取り戻しました。不満がたまっていたとはいえ、当たってしまったことや、いくら夫がいても子どもを置いてきてしまったことなどを反省……。 家を出てから2時間くらいたったので家に帰りました。これが私にとって、人生最初で最後になるであろうプチ家出です。家に帰ってみると作りかけの食事はそのままでしたが、夫は長女には離乳食のストックをあげてお風呂に入れてくれていました。 話し合いで家事・育児を分担長女を寝かしつけたあと、きちんと夫婦で話し合いをしました。仕事から帰ってひとりで長女の相手をしながら食事を作って食べさせ、お風呂に入れて寝かしつけ。食事の片づけに洗濯物にと、ワンオペ育児に疲れていたこと、それが当たり前だと思っている夫にイライラが募っていたことなど伝えました。 夫は、「短時間でもひとりで家事・育児をしてみて大変だった。いつもひとりで全部させて申し訳ない」と言ってくれました。とはいえ、仕事が終わって帰る時間が遅いことは変わらないので、食事の片づけや洗濯物たたみなど急いでしなくてもいい家事を分担することに。これが夫がイクメンになる1つのきっかけとなった1日でした。 その後は、家事や育児を一緒にしてくれるイクメンになった夫。料理だけは苦手で滅多にしてくれませんが、アイロンがけや掃除機をかけてくれるなど頼もしい存在です。不満をためて爆発してしまうより、夫婦で話し合って協力体制を作ることが大切だと実感しました。 イラストレーター/さくら監修/助産師REIKO著者:小林更紗中1・小4・2歳の三姉妹の母。通関士資格保有。長女が小学生になるタイミングで、勤めていた通関業者を退職。自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。
2021年10月18日■前回のあらすじ夫婦ともにリモート勤務に。あらかじめ用意しておいた昼食を告げるも、なぜか勝手に宅配を頼みだしてしまう夫。「たまにならいいか…」とモヤモヤしながらも見過ごす薫だったのだが…。 >>1話目を見る 昼食を事前に用意しても、宅配を頼むことを止めてくれない夫。「そんなに食べたいものがあるのなら事前に教えて欲しい」と伝えても、それには答えてくれず…。かといって最初から宅配を頼むつもりはないようで、なぜか私に「今日は何?」と聞いて気に入らなければ宅配を頼むという理解不能な行動を取り続けます。夫が宅配を頼まない場合に備えて、念のために食事の準備も最小限しておくという面倒な日々が続いてしまい…。さらに食費は私が預かっていたために、家計費から支払わされることにもモヤモヤが続いていました。私が作った料理は、別の日に出したり、冷凍したり。もう私が食事を作る必要性はないのかも…そんな風に考えては、健の健康のためにこのままではダメだとする自分もいて。自分の中でもどうすべきか結論が出ずにいた頃、健の様子に変化が起こります…!その日を境に、私と健だけはこれまでどおりの食事に戻りました。「どうせ食べないのなら夫の分はもう作ることを止めよう」そう思いながらも、私はまだ家族3人で食卓につける日が来ることを願っていたのですが…。次回に続く(全6話)毎日19時更新!※この漫画は実話を元に編集していますイラスト・ 1日1鶏(いちにちいちにわとり)
2021年10月14日■前回のあらすじ本当は家族にそばにいて欲しかった…、心が折れそうになった時に現れた救世主は…。■頼りになるベテラン助産師さん登場!■夫と助産師さんどちらを選ぶ?よくよく考えたら、1人目の出産のときだって、精神的には「ひとりで産んだわ!」って気持ちだったと思い出しました。結局産むのは自分ですもんね。でも夫も当時は、初めての出産立ち合いで、痛いのも自分じゃないからどうしたら良いか分からなかったんだと思います…。次回、ベテラン助産師さんの技はいかに…!次回に続く「お産ウォーズ」(全17話)連載は12時更新!本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2021年10月06日■前回のあらすじ記念日当日プロポーズをしたものの、妻をガッカリさせてしまった夫。しかし、彼女を喜ばせるためにプロポーズのリベンジを決意!■夫との結婚に疑問を感じて迷走…私が見てもらった占い師は、本当に絵に描いたような怪しさでした。突っ込んで欲しいのかと思うくらい自分で水晶動かしていました。帰宅すると、夫の様子がおかしいようで…。■妙に優しい夫え、何? もう、既に怪しいー!!占い師と同じくらい怪しさ全開の夫…。この怖いくらいの優しさの真相は…!?次回に続く「へっぽこ父ちゃんのプロポーズ」(全8話)は12時更新!
2021年09月27日■前回のあらすじよそのママさんのアレコレを褒めるだけでなく、自分自身に興味すら示してくれない夫にイライラッ…! 大輝が夫を真似て「お友達のママを褒める」のは良いことだと思うのですが…。家族を良いところを見つけて言葉にしない、身近な人に感謝できないのは違うと思うし、正直ちょっと悲しかったです。料理を薄味にするという復讐をしている場合じゃないと反省した私は…。次回に続く(全4話)毎日18時更新!※この漫画は実話を元に編集しています原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・ 青春脚本 /イラスト・ 星田つまみ
2021年09月22日よそのママさんのことをよく褒める夫。一方、私のことはというと…。口をひらけばよそのママさんを褒める夫…。私のイライラは解消されぬまま次回に続く(全4話)毎日18時更新!※この漫画は実話を元に編集しています原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・ 青春脚本 /イラスト・ 星田つまみ
2021年09月21日■前回のあらすじ私を理想だと信じて真似する美樹さん。そんな相手の対抗策として、「理想と思い込んでる部分を逆手に取ればいい」と夫。一体、具体的にどうすればいいの? >>1話目を見る 美樹さん対策として夫がくれたアドバイスは、”美樹さんの理想=私”というイメージを崩すこと。美樹さんが私の好きなお菓子を知っていたことも、自宅の場所を知っていたことも、勤務先を知っていたことも……すべて偶然ではなく、彼女に私の行動がチェックされていることは明らかでした。さらに以前来たメッセージからも通勤や買い物時も見張られている可能性が高いと思いました。そこで夫から出された指示とは…。いつ美樹さんに見られてもいいように、オフィス仕様な鞄とパンプスは会社のロッカーに保管。地元を歩く時には、履きつぶしたスニーカーとリュックスタイルに変更しました。また私が買い物する時は、赤札のついたセール品を中心に。それ以外の買い物は、ネットスーパーか、夫に頼むように。そして児童館のママ友メンバーとのグループメッセージは継続していたので、その場も利用させてもらうことにしました。じつは、これには裏事情があって…。児童館のママ友メンバーは、私のお願いに乗ってくれて、私の作戦について知らないふりをしてメッセージを返してくれていたのです。夫の作戦がうまくいくのかどうかは、実行している間はずっと不安でした。美樹さんがもっと大胆に私への執着を増してしまったときには、警察に相談することも夫とは話していました。そのために、美樹さんから送られてきた強烈な内容のメッセージや、児童館のママ友のメンバーに送られたメッセージもスクリーンショットを保存しておきました。でもそれを使わずに済んで本当にほっとしました。今回の件でひとつ良かったことがあるとすれば、美樹さん対策ではじめたスニーカー通勤が、すごくラクだとわかり、このまま継続。さらにこれまで手作り料理や見栄えのするメニューにこだわっていましたが、これを機に節約料理や手抜き料理も臨機応変に取り入れるようになりました。私自身が、見た目を気にする人物だったのだということが美樹さんのことをきっかけに浮き彫りになり、自分自身を見つめ直すことができました。ちなみにプロレス好きは本当で、親友と夫しか知らない趣味でしたが、これを機会に堂々とアピールしようかなと思っています。そして今、自分の意思で柔軟に進んでいく人生は、とても気持ちがいい一方で、自分を持たずに人の真似をして生きる人生…美樹さん。彼女が今は、自分の意思を持って過ごしているのか、また別の誰かの真似をしているのか、夫との関係に変化があったのか、私にはわかりません。※この漫画は実話を元に編集しています原案・ウーマンエキサイト編集部/イラスト・ ニタヨメ
2021年08月07日■前回のあらすじ突然、我が家に訪問し、そして勝手に寝室に入った美樹さん。「トイレと間違えちゃった」と美樹さんは話すけれど、間違えたからって、わざわざ部屋の中まで入る? >>1話目を見る 美樹さんの行動に不信感を覚え、気味が悪くなった私。何とか美樹さんに帰ってもらおうと声をかけたのですが、美樹さんから飛び出た言葉は、まるで私を監視しているような内容で…!そのあまりの内容にビックリして、私は美樹さんからのメッセージをそのままスルーしてしまいました。すると、翌日から1日に何件もメッセージが届くようになったのです。なぜ美樹さんが私の家の場所、好きなお菓子、買い物に行ったことまで知っているのか…。それらは偶然と考えるべきなのか、裏があると思うべきなのか…。これまでもずっと悩んできました。でも「理央ちゃんのおすすめワイン、私も買ったよ」「今日の理央ちゃんのコーデは、『メゾンマダム』だね♪」など、どう考えても私のことを隠れて見張っているようなメッセージが、続々と届くようになったのです。私はそのメッセージを怒りと恐怖で見ていました。本当はブロックしたい…でも無視し続けると余計執着するような気がしてそれはできませんでした。だからほとんど返信はせず、本当にごくたまに「今忙しいから…」とだけ返すような日々が続いていました。そんなある日、会社から戻った夫が驚きながら話したのが…!夫は、バス停で私そっくりの美樹さんに出会ったのです。私が美樹さんのおかしな行動を説明しても、夫からは「女性が真似をするのは仲良しの証」といったぐらいの気持ちしか持ってくれませんでした。児童館のママ友たちも、美樹さんの行動をそこまで気にしている様子がなかったことから、「私だけ変に疑っているの…?」と自分の中にある美樹さんへの違和感が揺らいでいき…。そうこうしているうちに私は復職し、さらに忙しい毎日を送るように。美樹さんのことは気にかかりながらも、届くメッセージが少しずつ減っていったこともあり、私の中でも少しずつ美樹さんへの恐怖心が薄れていきました。そんなときに、突然人事部からの呼び出し。身に覚えがなかった私は、自分が何かミスを犯したのではとドキドキしながら人事部に向かったのですが…。次回に続く(全10話)毎日7時更新!※この漫画は実話を元に編集しています原案・ウーマンエキサイト編集部/イラスト・ ニタヨメ
2021年08月04日私には小学生と保育園児、2人の息子がいます。私はできればもう1人子どもが欲しいと考えているのですが、夫はあまり欲しくないようで……。夫の顔色をうかがいながらも妊活を続けてきました。そして今現在どのような状況かをお伝えします。 「3人目が欲しい」。夫とすれ違う気持ち私は現在7歳と4歳の男の子を育てています。下の子が保育園に通い始めたことで気持ちや時間に余裕ができ、もう1人子どもが欲しいと思うようになりました。そんな気持ちを夫に伝えてみたのですが、反対のようでした。 理由としては、経済的にそんなに余裕がないことや、夫の仕事が激務のため育児の負担が私ひとりにかかってしまうことが心配とのこと。それでも産みたい気持ちを伝えましたが、夫はなかなか頷いてくれませんでした。 あきらめようかと悩んでいたら…その後、夫からいい返事をもらえないまま半年が過ぎました。私はもう30歳を過ぎていることもあり、できるだけ早く産みたいという気持ちで焦っていました。もうあきらめるべきか悩みましたが、友人や母親に相談したところ「それで本当に後悔しないのか」「もう少し話し合うべき」とのアドバイスが。私自身も後悔するのは嫌だったので、もう一度、夫に強く自分の気持ちを伝えることにしました。 いざ妊活! でも夫は非協力的私は夫に「どうしてももう1人産みたい、自分に負担がかかっても大丈夫だから」と伝え、なんとか説得し、ついに了承の返事をもらうことができました。そしてやっと妊活をスタートすることができたのですが、そもそも夫は別に子どもが欲しいわけではないので、やはり協力的にはなってくれず……。 仕事で疲れている夫に「〇日、いいタイミングだからお願いできる?」と、毎月排卵日が近づくごとに夫の顔色を気にしながらお願いするようになりました。 夫の顔色をうかがうことに疲れてしまった夫の顔色を気にしながらも、なんとか妊活を続けてから1年。なかなか妊娠できないことと、夫の顔色を毎月うかがうことに私は疲れてしまっていました。特に夫が仕事で忙しい時期に排卵日が重なってしまうと「疲れてるって言ってるのになんでわからないんだ!」と怒鳴られてしまうことも。 子どもが欲しい気持ちはまだ強く残っているものの、夫の顔色をうかがいながら妊活を続けることに限界を感じ始めました。その後、さらに半年間なんとか妊活を続けていましたが結局妊娠できず……。今ももう1人子どもが欲しいという気持ちはありますが、しばらく妊活はお休みすること決めました。 妊娠はやはり夫の協力がないと難しいもの。妊娠できずつらい思いをしても励ましてもらえるわけではないので、自分だけが子どもを望んでいる状態での妊活はきついものがありました。いつか夫とともに妊活できるタイミングがきたときに頑張れるよう、今は心を休ませておきたいと思っています。 監修/助産師REIKO作画/キヨ著者:森井さやか小学生と幼稚園児の男児2人を子育て中。育児の経験やアパレル販売員をしていた経験を生かして、子育て体験談やファッション記事を執筆している。
2021年06月30日