『青いパパイヤの香り』『エタニティ 永遠の花たちへ』のトラン・アン・ユン監督の最新作『ポトフ 美食家と料理人』が公開されている。カンヌ映画祭で監督賞に輝いた本作は、19世紀末を舞台に美食家の男性と料理人の女性の愛と人生を描いた作品だが、少し大胆なことを言うと、この映画は“料理映画”でも“グルメの映画”でもない。本作が描くのは、料理を媒介にした人間のコミュニケーション、ふたりの登場人物の深い愛情と信頼、そして映画でしか描けない描写の数々だ。本作はいかにして生まれたのか? 「観客がスクリーンに身体ごともっていかれるような作品を撮りたい」と語るトラン・アン・ユン監督に話を聞いた。(c)Stéphanie Branchu (c)2023 CURIOSA FILMS- GAUMONT - FRANCE 2 CINEMA物語の舞台は19世紀末のフランス。美食家ドダンと料理人のウージェニーは共に暮らしながらドダンの考えたメニューをふたりで追求し、その名声は欧州各地に広がっている。信頼と愛情で結ばれたふたりの日々は永遠に続くかに思われたが、彼らに大きな転機が訪れる。本作には劇中に様々な料理が登場する。ミシュラン三つ星シェフのピエール・ガニェールが完全監修した料理は、目にも鮮やかでバリエーションも豊か。次々に調理され、テーブルに出される料理を観ているだけで圧倒される。しかし、本作の主役は料理ではない。『ポトフ…』に登場する料理は“調理する人”と“食べる人”を媒介するもの。作り手の想いや情熱が料理を通して食べる人を巻き込む場面が様々な角度から描かれる。「まさにその通りです。私たちは味覚という非常に洗練された器官と感覚を持っています。料理を食べて味わうという行為を通じて、作る人と食べる人の間に対話が生まれます。料理を食べる人が作り手の想いやこだわりをキャッチする時、そこには感動や作った人への賞賛の気持ちが生まれ、そこに友情や愛情が生まれるのです。それはとても人間的なものだと思いますし、それこそが料理という芸術なのだと思うのです」先ほど、美食家のドダンがメニューを考え、ウージェニーが調理すると紹介したが、ふたりは共に調理場に立ち、対等な立場で“最高のひと皿”を追求する。調理者は“作業員”ではない。メニューを考える者と、調理する者、食べる者は相互に敬意と友愛の情があることが、さりげないやりとりの中で繰り返し提示されるのだ。(c)Carole-Bethuel (c)2023 CURIOSA FILMS- GAUMONT - FRANCE 2 CINEMA「ドダンとウージェニーは愛情によって結ばれていますが、本作では“友情”も重要な役割を果たしています。劇中でふたりの友人たちが招かれて、料理を食べるシーンがありますが、彼らはウージェニーに対して多大なリスペクトがあることがわかります。それにただ食べるだけでなく、“過去に皇太子に出されたメニューはこんなものだった”という情報も彼女と共有する。そこにはすごい敬意があるのです。ウージェニーは調理をしますが、単なる“作り手”ではありません」それぞれの想いや愛情、敬意が料理を通じて伝わっていく。カメラは調理する手、その表情、完成した料理を口に運ぶ手、その口元を繰り返し捉えるが、それらは時にカットを割らずに、ひと続きに描かれる。広い調理場ではある者がソースを塗り、別の者がオーブンに運ぶさまが浮遊するようなカメラで捉えられる。「本作では常にカメラを自由に動かす、この考えを追求することになりました。カメラは常に動きながら、俳優の手や顔のクローズアップをしっかりと捉える。そんな動きを模索したのです。撮影では俳優は導線を理解しながら演技をし、カメラは移動撮影でつねに流動的に動いている状態です。そんな中で“ここが最善のアングル”と思える場所を見つけることが求められました。この映画では“かまえて撮る”のではなく、時に即興を交えながら“良い瞬間”を見つけ出していくわけです。それは例えるならば、彫刻家が大きな大理石を削って彫像を作り出すような感覚でした。自分で何かを作り出すのではなく、すでに“そこにあるもの”を見つけ出す行為です。それは簡単なことではありませんでした。しかし、私は信じることが大事だと思います。“僕には最高の瞬間が見えている”と自分を信じて臨むわけですね」映画でしか描けない表現と勢いを求めてトラン・アン・ユン監督 (C)Hung_LaPassionDeDodinBouffant画面を埋め尽くすほどの食材、流れるような調理のプロセスと調理の音、そこを行きかうカメラ……“スペクタクル”と表現したくなる壮大さと、映画的な語りの豊かさが本作にはある。「僕がいつも目指しているのは、スクリーンに広がる映像や音響の勢いの波が観客をさらうような映画です。観客がスクリーンに身体ごともっていかれるような作品を撮りたいのです。現代では映画を観た時に感じる高揚感がすごく少なくなっていると感じます。それは、映画でしか描けない、映画ならではの表現に力が入れられていなくて、テーマやストーリーを伝えるためにだけ映像があるからではないでしょうか? だから僕はストーリーやテーマよりも、観客がスクリーンにもっていかれるような勢いを求めています」(c)Stéphanie Branchu (c)2023 CURIOSA FILMS- GAUMONT - FRANCE 2 CINEMAトラン・アン・ユン監督はそう言って笑顔を見せるが、『ポトフ…』はダイナミックな表現だけでなく、繊細な感情や細やかなドラマも丁寧にすくい取っている。中でも、体調を崩したウージェニーのためにドダンが調理し、料理を振舞うシーンが忘れがたい。自ら想いをこめて作った食事を愛するウージェニーに差し出したドダンは言うのだ。“あなたが食べている顔を見ていたい”恋愛を描いた映画の中でも屈指の名セリフではないだろうか。「ありがとうございます! そうなんです! この映画でとても大事なセリフです! このセリフがあるので、このシーンを撮るのは本当に難しかった! 少し滑稽に思えるかもしれませんが、本当に素晴らしい場面だと思います。あの場面で僕が思うのは、ドダンは“あなたが食べている顔を見ていたい”と言ったら、きっとユージェニーが“いいわよ”と言ってくれると信じていると思うです。だって、食べている場面を人に見られるなんて普通は気づまりなものですし、よほど信用していないと難しいですよね? つまり、ふたりはお互いに信用しあっていて、そこには交感がある。ふたりが本当に愛し合い、信じあっているから、あのセリフは成り立つと思うのです」心をこめて料理を振舞い、食べている姿をずっと見ていたいと思うほどに愛している相手がいる美食家。その想いを受け入れて、相手が見守る中で食事をする料理人。『ポトフ 美食家と料理人』はそんなふたりの心の機微を、ダイナミックな映画言語で巧みに描き出した傑作だ。(c)2023 CURIOSA FILMS- GAUMONT - FRANCE 2 CINEMA『ポトフ 美食家と料理人』公開中
2023年12月22日北海道東川町では、昨年、長編映画『莉の対』(れいのつい)の撮影に協力しました。その作品が、第53回ロッテルダム国際映画祭(オランダ) のメインコンペティション部門である、タイガーコンペティション部門に入選したことをお知らせいたします。舞台を中心に活動をしている俳優・田中 稔彦(たなか としひこ)が初監督・脚本を務めた作品になります。今作は映画制作経験が全くなかった、監督の田中と監督補の池田 彰夫(いけだ あきお)の2名が、豪雪の雪山で撮影をするところからスタート。その後、二人の声かけによって集った畑違いのアマチュアスタッフ達だけで全編を撮影。リアルな春夏秋冬をカメラに収めるため撮影期間は約1年にわたり、北海道 東川町(ひがしかわちょう)や占冠村(しむかっぷむら)をはじめとした数多くのロケ地の協力も得ながら、今年の1月に無事にクランクアップを迎えました。雪山でのホワイトアウトや、気象条件が非常に厳しいロケ地での撮影も多々クリアし、少人数で作ったとは思えないほど豊かな自然の表情が観られる作品に仕上がっています。日本国内での上映も来春に決定しており、2024年1月ロッテルダム国際映画祭でのワールドプレミア上映を皮切りに、国内はもちろん、世界各国での上映も目指している、海外からの注目度も高い作品となっています。来春以降東川町での地域上映も予定しておりますので、どうぞご期待ください。作品概要タイトル:『莉の対』(れいのつい) ※ 英語版タイトル『Rei』監督:田中 稔彦 (たなかとしひこ)上映時間:190分キャスト:鈴木タカラ、大山真絵子、森山祥伍、池田彰夫、勝又啓太、田野真悠、菅野はな、内田竜次、築山万有美/田中稔彦公式X:@reinotsui公式HP: あらすじ自分の存在の希薄さを感じながら生きている光莉。ある日、ふとしたきっかけで1枚の写真に心惹かれた光莉は、その写真を撮った人物に自分のポートレイト写真を撮ってくれないかとメールで依頼する。光莉の元に返ってきた返信は「人物の写真は撮った事がありません。あと。僕は、耳が聴こえません。なので、喋ることもできません。うまくコミュニケーションが取れないと思います。それでもよければ・・・」風景写真家である真斗からのメッセージ。真斗は失聴者だった。光莉と真斗、それぞれを取り巻く人間関係が少しずつ影響を与えあい、そして脆く崩れていく。自然の美しさと対比されるように描かれていく人間模様。『莉』は単独ではほとんど意味を持たない。他と結びつくことで初めて意味を持つ。監督プロフィール田中 稔彦(たなか としひこ)1983年生まれ。大学卒業後、某都市銀行に就職。その後退職し、俳優に転身。2022年に制作会社、株式会社NoSaint.& Bloomを設立。『莉の対』は自身初の長編映画になる。>予告編 YotubeURLRei Trailar (International Ver.) : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年12月22日カンヌ国際映画祭よりも長い歴史があり、国内で最も権威と実績を持つ映画賞「第78回毎日映画コンクール」の各賞のノミネート作品、ノミネート者が発表。日本映画大賞・日本映画優秀賞候補作5作品は、『怪物』『ゴジラ-1.0』『せかいのおきく』『福田村事件』『ほかげ』となった。『万引き家族』でカンヌ国際映画祭最高賞パルム・ドールに輝いた是枝裕和監督が、「今一番リスペクトしている」と語る脚本家の坂元裕二と初タッグを組んだ『怪物』が最多9部門ノミネート。『ゴジラ-1.0』次いで、貧しくもたくましく生きる長屋の住人たちを阪本順治監督がみずみずしく描いた『せかいのおきく』が8部門ノミネート。『せかいのおきく』今年を代表する話題作、秀作、力作、優れた映画スタッフらが揃った。受賞作・受賞者発表は2024年1月下旬となっている。第78回毎日映画コンクール主なノミネート作品(者)【作品部門】<日本映画大賞、日本映画優秀賞>『怪物』『ゴジラ-1.0』『せかいのおきく』『福田村事件』『ほかげ』<外国映画ベストワン賞>『EO イーオー』『イニシェリン島の精霊』『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』『TAR/ター』『フェイブルマンズ』『別れる決心』【俳優部門】<男優主演賞>綾野剛『花腐し』稲垣吾郎『正欲』鈴木亮平『エゴイスト』藤竜也『高野豆腐店の春』横浜流星『春に散る』『エゴイスト』<女優主演賞>安藤サクラ『BAD LANDS バッド・ランズ』黒木華『せかいのおきく』菊地凜子『658km、陽子の旅』趣里『ほかげ』杉咲花『市子』『市子』<男優助演賞>磯村勇斗『月』宇崎竜童『BAD LANDS バッド・ランズ』加瀬亮『首』宮沢氷魚『エゴイスト』永山瑛太『福田村事件』『首』<女優助演賞>阿川佐和子『エゴイスト』安達祐実『春画先生』田中裕子『怪物』広瀬すず『キリエのうた』二階堂ふみ『月』『キリエのうた』<スポニチグランプリ新人賞・男性>アフロ『さよなら ほやマン』池川侑希弥『雑魚どもよ、大志を抱け!』黒崎煌代『さよなら ほやマン』黒川想矢『怪物』塚尾桜雅『ほかげ』柊木陽太『怪物』『怪物』<スポニチグランプル新人賞・女性>アイナ・ジ・エンド『キリエのうた』石田夢実『遠いところ』サリngROCK『BAD LANDS バッド・ランズ』當真あみ『水は海に向かって流れる』東野絢香『正欲』山崎七海『渇水』『水は海に向かって流れる』【スタッフ部門】<監督賞>石井裕也『月』是枝裕和『怪物』阪本順治『せかいのおきく』塚本晋也『ほかげ』森達也『福田村事件』山崎貴『ゴジラ-1.0』<脚本賞>足立紳、松本稔『雑魚どもよ、大志を抱け!』荒井晴彦、中野太『花腐し』佐伯俊道、井上淳一、荒井晴彦『福田村事件』阪本順治『せかいのおきく』坂元裕二『怪物』港岳彦『正欲』『正欲』<対象作品>2023年1月1日から12月31日までに国内で14日間以上、有料で劇場公開された作品。なお、アニメーションおよびドキュメンタリー部門は、同期間に完成もしくは上映された作品が対象。<表彰>▽作品部門=日本映画大賞日本映画優秀賞外国映画ベストワン賞▽俳優部門=男優主演賞女優主演賞男優助演賞女優助演賞スポニチグランプリ新人賞▽スタッフ部門=監督賞脚本賞撮影賞美術賞音楽賞録音賞▽ドキュメンタリー部門=ドキュメンタリー映画賞▽アニメーション部門=アニメーション映画賞大藤信郎賞▽TSUTAYADISCAS映画ファン賞▽田中絹代賞▽特別賞<発表>2024年1月下旬の毎日新聞、スポーツニッポン新聞紙上(シネマカフェ編集部)■関連作品:エゴイスト(2023) 2023年2月10日より全国にて公開© 2023 高山真・小学館/「エゴイスト」製作委員会福田村事件 2023年9月1日よりテアトル新宿、ユーロスペースほか全国にて公開(c)「福田村事件」プロジェクト2023正欲 2023年11月10日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開ⓒ 2021 朝井リョウ/新潮社ⓒ 2023「正欲」製作委員会怪物 2023年6月2日より全国にて公開©2023「怪物」製作委員会せかいのおきく 2023年4月28日より全国にて公開©2023 FANTASIAキリエのうた 2023年10月13日より全国にて公開Ⓒ2023 Kyrie Film BandBAD LANDSバッド・ランズ 2023年9月29日より全国にて公開©2023「BAD LANDS」製作委員会月 2023年10月13日より新宿バルト9、ユーロスペースほか全国にて公開(C)2023『月』製作委員会ゴジラ-1.0 2023年11月3日より全国東宝系にて公開©2023 TOHO CO.,LTD.ほかげ 2023年11月25日よりユーロスペースほか全国にて順次公開©2023 SHINYA TSUKAMOTO/KAIJYU THEATER高野豆腐店の春 2023年8月18日より公開市子 2023年12月8日よりテアトル新宿、TOHOシネマズシャンテほか全国にて公開©2023 映画「市子」製作委員会
2023年12月21日カンヌ映画祭より歴史ある、国内で最も権威と実績の映画賞第78回毎日映画コンクール「怪物」「ゴジラ-1.0」「せかいのおきく」「福田村事件」「ほかげ」日本映画大賞・日本映画優秀賞候補作5作品決定!!男優主演賞に、綾野剛、稲垣吾郎、鈴木亮平、藤竜也、横浜流星女優主演賞に、安藤サクラ、黒木華、菊地凜子、趣里、杉咲花「怪物」が、最多9部門ノミネート!「せかいのおきく」が、8部門ノミネート!この度、国内で最も権威と実績、歴史のある映画賞「第78回毎日映画コンクール」の各賞のノミネート作品、ノミネート者が決まりました。「万引き家族」でカンヌ国際映画祭最高賞パルム・ドールに輝いた是枝裕和監督が、「今一番リスペクトしている」と語る脚本家の坂元裕二と初タッグを組んだ「怪物」が最多9部門ノミネート。次いで貧しくもたくましく生きる長屋の住人たちを阪本順治監督がみずみずしく描いた「せかいのおきく」が8部門ノミネート。今年を代表する話題作、秀作、力作、優れた映画スタッフらが揃いました。受賞作(者)発表は来年1月下旬。是非、ご紹介のご検討をお願いいたします。第78回毎日映画コンクールノミネート作品(者)一覧【作品部門】<日本映画大賞、日本映画優秀賞>「怪物」「ゴジラ-1.0」「せかいのおきく」「福田村事件」「ほかげ」<外国映画ベストワン賞>「EO イーオー」「イニシェリン島の精霊」「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」「TAR/ター」「フェイブルマンズ」「別れる決心」【俳優部門】<男優主演賞>綾野剛「花腐し」 稲垣吾郎「正欲」 鈴木亮平「エゴイスト」藤竜也「高野豆腐店の春」 横浜流星「春に散る」<女優主演賞>安藤サクラ「BAD LANDS バッド・ランズ」 黒木華「せかいのおきく」 菊地凜子「658km、陽子の旅」趣里「ほかげ」 杉咲花「市子」<男優助演賞>磯村勇斗「月」 宇崎竜童「BAD LANDS バッド・ランズ」 加瀬亮「首」宮沢氷魚「エゴイスト」 永山瑛太「福田村事件」<女優助演賞>阿川佐和子「エゴイスト」 安達祐実「春画先生」 田中裕子「怪物」広瀬すず「キリエのうた」 二階堂ふみ「月」<スポニチグランプリ新人賞・男性>アフロ「さよなら ほやマン」 池川侑希弥「雑魚どもよ、大志を抱け!」 黒崎煌代「さよなら ほやマン」 黒川想矢「怪物」 塚尾桜雅「ほかげ」 柊木陽太「怪物」<スポニチグランプル新人賞・女性>アイナ・ジ・エンド「キリエのうた」 石田夢実「遠いところ」 サリngROCK「BAD LANDS バッド・ランズ」 當真あみ「水は海に向かって流れる」 東野絢香「正欲」 山崎七海「渇水」【スタッフ部門】<監督賞>石井裕也「月」 是枝裕和「怪物」 阪本順治「せかいのおきく」 塚本晋也「ほかげ」 森達也「福田村事件」 山崎貴「ゴジラ-1.0」<脚本賞>足立紳、松本稔「雑魚どもよ、大志を抱け!」 荒井晴彦、中野太「花腐し」佐伯俊道、井上淳一、荒井晴彦「福田村事件」 阪本順治「せかいのおきく」 坂元裕二「怪物」 港岳彦「正欲」<撮影賞>笠松則通「せかいのおきく」 鎌苅洋一「月」 川上皓市、新家子美穂「花腐し」近藤龍人「怪物」 柴崎幸三「ゴジラ-1.0」 浜田毅「首」<美術賞>上條安里「ゴジラ-1.0」 瀬下幸治「首」 原田恭明「花腐し」原田満生「せかいのきおく」 三ツ松けいこ「怪物」<音楽賞>坂本龍一「怪物」 佐藤直紀「ゴジラ-1.0」 ジム・オルーク「658km、陽子の旅」小林武史「キリエのうた」 安川午朗「せかいのおきく」<録音賞>志満順一「せかいのおきく」 高須賀健吾「月」 竹内久史「ゴジラ-1.0」冨田和彦「怪物」 深田晃「花腐し」【ドキュメンタリー部門】<ドキュメンタリー映画賞>「「生きる」大川小学校 津波裁判を闘った人たち」 「キャメラを持った男たち―関東大震災を撮る―」「ケアを紡いで」 「劇場版 ナオト、いまもひとりっきり」 「国葬の日」 「絶唱浪曲ストーリー」 「チョコレートな人々」【アニメーション部門】<アニメーション映画賞、大藤信郎賞>「I stitch my skin to the ground」 「アリスとテレスのまぼろし工場」 「Our Pain」 「URAHARA ― TEASER」 「丘にいる ft.VX-β」 「オクトポリス ―プロローグ―」 「己踊り」 「君たちはどう生きるか」 「520」 「駒田蒸留所へようこそ」 「Sewing Love」 「ゾウのかたち」 「太陽が水を汲んでいる」 「月見ごこち」 「並んだLAND」 「ニンジンは待ってくれない」「HIDARI」 「火の鳥 エデンの花」 「BLUE GIANT」 「北極百貨店のコンシェルジュさん」 「マイスクール」 「Magnified City」 「みじめな奇蹟」 「Monk SEISHIN」 「屋根裏のラジャー」 「ユーフラジー=モンタージュ」「来世 ユニコーンの首筋後ろのホクロになりたい」 「La nuit des illusions(迷走の夜)」 「Return」(50音順)毎日映画コンクール概要毎日映画コンクールは1946年(昭和21年)、日本の映画産業の振興に寄与し、国民に映画の楽しさを広く伝えることを目的に、毎日新聞社とスポーツニッポン新聞社によって創設された国内最高峰の映画賞です。演技、作品はもちろん、撮影や美術、録音などのスタッフ、日本映画を代表する名女優田中絹代の名を冠する賞など、幅広い部門を設けていることが特徴です。各賞は、第一線で活躍中の映画評論家やジャーナリスト、専門家など約70人が選考にかかわり、毎日映画コンクールはその歴史と伝統とともに、選考の厳正公明さによっても映画業界から高い評価を得ています。第75回から表彰式の開催地は都内へと戻り、目黒区の協力を得て「めぐろパーシモンホール」での開催を予定しています。今後も、一般にも開かれた映画賞として毎日映画コンクールは成長を続けていきます。第78回毎日映画コンクール<対象作品>2023年1月1日から12月31日までに国内で14日間以上、有料で劇場公開された作品。なお、アニメーションおよびドキュメンタリー部門は、同期間に完成もしくは上映された作品が対象です。<表彰>▽作品部門=日本映画大賞 日本映画優秀賞 外国映画ベストワン賞▽俳優部門=男優主演賞 女優主演賞 男優助演賞 女優助演賞 スポニチグランプリ新人賞▽スタッフ部門=監督賞 脚本賞 撮影賞 美術賞 音楽賞 録音賞▽ドキュメンタリー部門=ドキュメンタリー映画賞▽アニメーション部門=アニメーション映画賞 大藤信郎賞▽TSUTAYA DISCAS映画ファン賞 ▽田中絹代賞 ▽特別賞<発表>2024年1月下旬の毎日新聞、スポーツニッポン新聞紙上<表彰式>2024年2月14日、めぐろパーシモンホール(東京都目黒区八雲1の1の1)主催 毎日新聞社、スポーツニッポン新聞社共催 目黒区芸術文化振興財団特別後援 カルチュア・エンタテインメント、CCCMKホールディングス後援 経済産業省、文化庁、日本映画製作者連盟、映像文化製作者連盟、ユニジャパン、映像産業振興機構(VIPO)、目黒区協賛 映画演劇文化協会、えがお、集中出版、スマイルコミュニケーションズ、セーフティーステップ、東急グループ、東日印刷、ハナマルキ協力 エース、黒谷美術、芸游会、サッポロビール、下関市(山口県)、シモンズ、Base KOM<公式HP> 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年12月21日米国アカデミー賞公認・アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア」(SSFF & ASIA)と、外務省が日本文化発信拠点として、また日米交流による人材育成のプラットフォームとして展開するジャパン・ハウス ロサンゼルスは、米国ロサンゼルスのTLC チャイニーズシアターにて、ショートフィルムの映画祭「UNLOCK CINEMA | Short Films, Infinite Possibilities」を開催することを発表した。同映画祭では、SSFF & ASIA 2023グランプリ=ジョージ・ルーカスアワード受賞作『希望のかけ橋』(監督:吉田和泉)、役所広司主演の『ありがとう』(監督:永山瑛太)、アカデミー賞受賞により世界が注目する濱口竜介監督による『天国はまだ遠い』、2018年にアカデミー賞短編部門にノミネートした『ネガティブ・スペース』(監督:桑畑かほる/マックス・ポーター)ほか、日本人若手監督の世界へ向けた無限の可能性が体現されるショートフィルムを上映。さらに特別作品として、ヴィム・ヴェンダース監督が日本で撮影した最新ショートフィルム『Some Body Comes into the Light』も上映が決定。ほかにも、SSFF & ASIA代表の別所哲也と、ヴィム・ヴェンダース監督作『PERFECT DAYS』の共同脚本・プロデュースを務めた高崎卓馬、南カリフォルニア大学の映画配給およびタレント開発部門シニアディレクターのSandrine Cassidyによるトークイベントも行われる。開催にあたって別所さんは、「動画と情報があふれる今だからこそ、映像、とりわけシネマの持つチカラを信じて、ショートフィルムが映像文化と映像産業の歴史と未来をつなぐ結節点となると信じています。今回、エンターテイメントの世界の都であるハリウッドで再びSSFF & ASIAを開催できる光栄を胸に、映画祭とクリエイターたちの飛躍を目指します」とコメントを寄せている。「UNLOCK CINEMA | Short Films, Infinite Possibilities」は2024年1月11日(木)TCL 6 Chinese Theaterにて開催(※現地時間)。(シネマカフェ編集部)
2023年12月20日2024年の映画賞レースの幕開けとなる第81回ゴールデン・グローブ賞のノミネーションが現地時間12月11日、ライブストリーミングにて発表。グレタ・ガーウィグ監督『バービー』が最多9部門、続いてクリストファー・ノーラン監督『オッペンハイマー』が8部門にノミネートされた。本賞を主催していたハリウッド外国記者協会(HFPA:Hollywood Foreign Press Association)が多様性の欠如や倫理的問題を「ロサンゼルス・タイムズ」に指摘され、俳優やクリエイター、映画会社などが一斉にボイコット。昨年はMCのコメディアン、ジェロッド・カーマイケルが壇上で、黒人メンバーの不在についてジョークを交えて指摘したことも記憶に新しい。すっかり権威の落ちた感のあるゴールデン・グローブ賞だが、今回、組織が一新。ハリウッド外国記者協会は6月に解散し、賞に関する資産を買収した投資会社エルドリッジ・インダストリーズの子会社ディック・クラーク・プロダクションズが主催に。候補者と受賞者は75か国・300人のメンバーの投票によって選出され、候補作・候補者の顔ぶれは例年と比べると確かに印象が異なっている。また、新たに2つの賞も新設。映画部門では世界的支持を獲得し、最も収益が高い/あるいは最も視聴された映画を選出し、テレビ部門では最優秀スタンドアップコメディを選出する。これまでTV放映していたNBCの契約も終了となり、授賞式の模様は現地時間2024年1月7日、CBSで生中継、 Paramount+でストリーミング配信される予定。主なノミネートは以下のとおり。【映画部門】作品賞(ドラマ部門)『オッペンハイマー』『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』『マエストロ:その音楽と愛と』『Past Lives』(原題)『The Zone of Interest』(原題)『Anatomy of a Fall』(原題)『オッペンハイマー』作品賞(ミュージカル・コメディ部門)『バービー』『哀れなるものたち』『American Fiction』(原題)『The Holdovers』(原題)『May December』(原題)『AIR/エア』『バービー』監督賞ブラッドリー・クーパー『マエストロ:その音楽と愛と』グレタ・ガーウィグ『バービー』ヨルゴス・ランティモス『哀れなるものたち』クリストファー・ノーラン『オッペンハイマー』マーティン・スコセッシ『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』セリーヌ・ソン『Past Lives』脚本賞『バービー』『哀れなるものたち』『オッペンハイマー』『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』『Past Lives』『Anatomy of a Fall』『マエストロ:その音楽と愛と』主演男優賞(ドラマ部門)ブラッドリー・クーパー『マエストロ:その音楽と愛と』キリアン・マーフィー『オッペンハイマー』レオナルド・ディカプリオ『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』コールマン・ドミンゴ『Rustin』(原題)アンドリュー・スコット『異人たち』バリー・コーガン『Saltburn』『異人たち』主演女優賞(ドラマ部門)リリー・グラッドストーン『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』キャリー・マリガン『マエストロ:その音楽と愛と』サンドラ・ヒュラー『Anatomy of a Fall』アネット・ベニング『ナイアド ~その決意は海を越える~』グレタ・リー『Past Lives』ケイリー・スピーニー『プリシラ』『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』主演女優賞(ミュージカル・コメディ部門)ファンティジア・バリーノ『カラーパープル』ジェニファー・ローレンス『マディのおしごと恋の手ほどき始めます』ナタリー・ポートマン『May December』アルマ・ポウスティ『枯れ葉』マーゴット・ロビー『バービー』エマ・ストーン『哀れなるものたち』『カラーパープル』主演男優賞(ミュージカル・コメディ部門)ニコラス・ケイジ『Dream Scenario』(原題)ティモシー・シャラメ『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』マット・デイモン『AIR/エア』ポール・ジアマッティ『The Holdovers』ホアキン・フェニックス『ボーはおそれている』ジェフリー・ライト『American Fiction』『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』助演女優賞エミリー・ブラント『オッペンハイマー』ダニエル・ブルックス『カラーパープル』ジョディ・フォスター『ナイアド ~その決意は海を越える~』ジュリアン・ムーア『May December』ロザムンド・パイク『Saltburn』ダヴァイン・ジョイ・ランドルフ『The Holdovers』『ナイアド ~その決意は海を越える~』助演男優賞ウィレム・デフォー『哀れなるものたち』ロバート・デニーロ『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』ロバート・ダウニー・Jr.『オッペンハイマー』ライアン・ゴズリング『バービー』チャールズ・メルトン『May December』マーク・ラファロ『哀れなるものたち』『哀れなるものたち』アニメ映画賞『君たちはどう生きるか』『マイ・エレメント』『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』『スーパーマリオ・ブラザーズ・ムービー』『すずめの戸締まり』『ウィッシュ』『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』非英語映画賞『Anatomy of a Fall』(フランス)『枯れ葉』(フィンランド)『Io Capitano』(イタリア)『Past Lives』(アメリカ)『雪山の絆』(スペイン)『The Zone of Interest』(イギリス)映画評価と興行成績(Cinematic and Box Office Achievement)『バービー』『オッペンハイマー』『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーVOLUME 3』『スーパーマリオ・ブラザーズ・ムービー』『ジョン・ウィック:コンセクエンス』『ミッション:インポッシブル/デッドレコニングPART ONE』『ティラー・スフィフト:THE ERAS TOUR』【テレビ部門】作品賞(ドラマ部門)「1923」「ザ・クラウン」「ザ・ディプロマット」「THE LAST OF US」「ザ・モーニングショー」「メディア王~華麗なる一族~」主演女優賞(ドラマ部門)ベラ・ラムジー「THE LAST OF US」エマ・ストーン「The Curse」ヘレン・ミレン「1923」イメルダ・スタウントン「ザ・クラウン」ケリー・ラッセル「ザ・ディプロマット」サラ・スヌーク「メディア王~華麗なる一族~」主演男優賞(ドラマ部門)ブライアン・コックス「メディア王~華麗なる一族~」ドミニク・ウエスト「ザ・クラウン」ゲイリー・オールドマン「窓際のスパイ」ジェレミー・ストロング「メディア王~華麗なる一族~」キーラン・カルキン「メディア王~華麗なる一族~」ペドロ・パスカル「THE LAST OF US」作品賞(ミュージカル/コメディ部門)「アボット・エレメンタリー」「バリー」「一流シェフのファミリーレストラン」「ジューリー・デューティ ~17日間の陪審員体験~」「マーダーズ・オブ・ビルディング」「テッド・ラッソ」主演女優賞(ミュージカル/コメディ部門)アイオウ・エディバリー「一流シェフのファミリーレストラン」エル・ファニング「THE GREAT ~エカチェリーナの時々真実の物語~」ナターシャ・リオン「Poker Face」(原題)クインタ・ブランソン「アボット エレメンタリー」レイチェル・ブロズナハン「マーベラス・ミセス・メイゼル」セレーナ・ゴメス「マーダーズ・オブ・ビルディング」主演男優賞(ミュージカル/コメディ部門)ビル・ヘイダー「バリー」ジェイソン・シーゲル「シュリンキング:悩めるセラピスト」ジェイソン・サダイキス「テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく」ジェレミー・アレン・ホワイト「一流シェフのファミリーレストラン」マーティン・ショート「マーダーズ・オブ・ビルディング」スティーヴ・マーティン「マーダーズ・オブ・ビルディング」作品賞(ミニシリーズ・テレビ映画部門)「BEEF/ビーフ~逆上~」「レッスン in ケミストリー」「デイジー・ジョーンズ・アンド・ザ・シックスがマジで最高だった頃」「すべての見えない光」「Fellow Travelers」(原題)「ファーゴ」主演女優賞(ミニシリーズ・テレビ映画部門)アリ・ウォン「BEEF/ビーフ~逆上~」ブリー・ラーソン「レッスン in ケミストリー」エリザベス・オルセン「ラブ&デス」ジュノー・テンプル「ファーゴ」レイチェル・ワイズ「戦慄の絆」ライリー・キーオ「デイジー・ジョーンズ・アンド・ザ・シックスがマジで最高だった頃」主演男優賞(ミニシリーズ・テレビ映画部門)デヴィッド・オイェロウォ「Lawmen: Bass Reeves」(原題)ジョン・ハム「ファーゴ」マット・ボマー「Fellow Travelers」サム・クラフリン「デイジー・ジョーンズ・アンド・ザ・シックスがマジで最高だった頃」スティーヴン・ユァン「BEEF/ビーフ~逆上~」ウディ・ハレルソン「ホワイトハウス・プラマーズ / 米国政治の失墜を招いた男たち」助演女優賞アビー・エリオット「一流シェフのファミリーレストラン」クリスティーナ・リッチ「イエロージャケッツ」エリザベス・デビッキ「ザ・クラウン」ハンナ・ワディンガム「テッド・ラッソ」J・スミス=キャメロン「メディア王~華麗なる一族~」メリル・ストリープ「マーダーズ・オブ・ビルディング」助演男優賞アラン・ラック「メディア王~華麗なる一族~」アレキサンダー・スカルスガルド「メディア王~華麗なる一族~」ビリー・クラダップ「ザ・モーニングショー」エボン・モス=バクラック「一流シェフのファミリーレストラン」ジェームズ・マースデン「ジューリー・デューティ ~17日間の陪審員体験~」マシュー・マクファディン「メディア王~華麗なる一族~」スタンダップ・コメディ賞「エイミー・シューマーのアナタは緊急連絡先!」「クリス・ロックの勝手に激オコ」「リッキー・ジャーヴェイスのこれじゃ世も末」サラ・シルバーマン「Sarah Silverman:Someone You Love」トレヴァー・ノア「Where Was I」ワンダ・サイクス「私はエンタテイナー」(シネマカフェ編集部)■関連作品:スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース 6月16日(金)全国の映画館で公開© 2022 CTMG. © & ™ 2022 MARVEL. All Rights Reserved.哀れなるものたち 2024年1月26日より全国にて公開©2023 20th Century Studios. All Rights Reserved.ウォンカとチョコレート工場のはじまり 2023年12月8日より全国にて公開© 2023 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン 2023年10月20日より世界同時劇場公開画像提供 Apple TV+異人たち 2024年、公開(C)2023 20th Century Studios. All Rights Reserved.ボーはおそれている 2024年2月16日より全国にて公開© 2023 Mommy Knows Best LLC, UAAP LLC and IPR.VC Fund II KY. All Rights Reserved.枯れ葉 2023年12月15日よりユーロスペースほか全国公開© Sputnikオッペンハイマー 2024年、全国にて公開© Universal Pictures. All Rights Reserved.
2023年12月12日第16回「小田島雄志・翻訳戯曲賞」の受賞者・団体が発表された。今回の受賞者・団体は、『火の顔』『アンティゴネ』『未婚の女』の翻訳・ドラマトゥルクを務めた大川珠季、『アナトミー・オブ・ア・スーサイド―死と生をめぐる重奏曲―』の翻訳を担当した關智子、『黄色い封筒』を上演した劇団青年座、パレスチナ演劇上演シリーズ『占領の囚人たち』、現代カナダ演劇上演 ニコラス・ビヨン2作品上演『慈善家-フィランスロピスト』『屠殺人 ブッチャー』を上演した名取事務所。贈呈式は2024年1月15日(月) 13時より東京・あうるすぽっとで行われる。本賞は、2017年までの10年間、小田島個人が主催し、海外戯曲の優れた翻訳者に贈呈されてきた。第11回からは名称と趣旨を引き継ぎ、実行委員会が主催して運営。翻訳者に加え、海外戯曲の優れた上演成果も対象に、実行委員の合議で選考している。第16回「小田島雄志・翻訳戯曲賞」受賞者・団体大川珠季■『火の顔』『アンティゴネ』作:『火の顔』マリウス・フォン・マイエンブルク『アンティゴネ』ベルトルト・ブレヒト(原作:ソフォクレス)演出:深作健太翻訳・ドラマトゥルク:大川珠季上演期間:2023年4月8日(土)~4月16日(日)会場:吉祥寺シアター■『未婚の女』作:エーヴァルト・パルメツホーファー演出:深作健太翻訳・ドラマトゥルク:大川珠季上演期間:2023年10月18日(水) ~10月22日(日)会場:銕仙会能楽研修所關智子■『アナトミー・オブ・ア・スーサイド―死と生をめぐる重奏曲―』作:アリス・バーチ演出:生田みゆき翻訳:關智子上演期間:2023年9月21日(木)~9月29日(金)会場:文学座アトリエ劇団青年座■『黄色い封筒』作:イ・ヤング(李羊九)翻訳・ドラマトゥルク:石川樹里演出:須藤黄英上演期間:2023年7月5日(水) ~7月10日(月)会場:吉祥寺シアター名取事務所■パレスチナ演劇上演シリーズ『占領の囚人たち』「Prisoners of the Occupation」東京版作:パレスチナ人政治囚、エイナット・ヴァイツマン「I, Dareen T. in Tokyo」作:ダーリーン・タートゥール、エイナット・ヴァイツマン翻訳・ドラマトゥルク:渡辺真帆演出:生田みゆき上演期間:2023年2月17日(金)~2月26日(日)会場:下北沢「劇」小劇場■現代カナダ演劇上演 ニコラス・ビヨン2作品上演『慈善家-フィランスロピスト』『屠殺人 ブッチャー』作:ニコラス・ビヨン翻訳:吉原豊司演出:「慈善家-フィランスロピスト」小笠原響「屠殺人 ブッチャー」生田みゆき上演期間:2023年11月17日(金)~12月3日(日)会場:下北沢「劇」小劇場
2023年12月12日12月11日(日本時間)夜、アカデミー賞のゆくえを占う最大の前哨戦「第81回ゴールデン・グローブ賞」のノミネーションが発表され、スタジオジブリ製作・宮崎駿監督作品『君たちはどう生きるか』(英題:The Boy and the Heron)と新海誠監督『すずめの戸締まり』(英題:Suzume)がアニメ映画賞 ノミネーション作品として選出されたことが明らかとなった。宮崎駿が原作・脚本・監督を手掛けた本作は、監督が少年時代に感銘を受けた書籍「君たちはどう生きるか」からタイトルを採用し、まったく別のオリジナルストーリーとして完成させた冒険活劇ファンタジー映画。公開後、米津玄師による主題歌「地球儀」やボイスキャストとして山時聡真、菅田将暉、柴咲コウ、あいみょん、木村佳乃、木村拓哉、大竹しのぶ、風吹ジュン、國村隼、小林薫らが参加していることが大きな話題となった。これまでニューヨーク映画批評家協会賞、ロサンゼルス映画批評家協会賞、ボストン映画批評家協会賞で「最優秀アニメーション賞」を受賞している本作。前作『風立ちぬ』は第71回ゴールデン・グローブ賞に「非英語映画賞(外国語映画賞)」としてノミネートされ、惜しくも受賞を逃す結果となった。『すずめの戸締まり』は日本各地の廃墟を舞台に、災いの元となる“扉”を閉めていく少女・すずめの解放と成長を描く現代の冒険物語。新海誠監督の最新作として2022年11月11日より全国公開され、87日間で観客動員数は1,000万人、国内興行収入は134億円を突破した。2023年2月には、世界三大映画祭のひとつ「ベルリン国際映画祭」の「コンペティション部門」へ正式出品された。アニメ映画賞部門にはこのほかに、『マイ・エレメント』『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』『ウィッシュ』がノミネートされている。なお、「作曲賞」に久石譲がノミネートしており、『君たちはどう生きるか』は2部門のノミネートとなった。「ゴールデン・グローブ賞」結果発表&授賞式は、2024年1月7日(現地時間)に行われる。(シネマカフェ編集部)■関連作品:すずめの戸締まり 2022年11月11日より全国東宝系にて公開Ⓒ2022 「すずめの戸締まり」製作委員会君たちはどう生きるか 2023年7月14日より公開©2023 Studio Ghibli
2023年12月11日映画祭「映画のまち調布 シネマフェスティバル2024」が2024年1月26日(金)から2月18日(日)まで東京・調布のイオンシネマ シアタス調布などにて開催される。「映画のまち調布 シネマフェスティバル」「映画のまち調布 シネマフェスティバル2024」は、映画製作の現場を支える技術者や制作会社など“映画の作り手”にスポットを当てた映画祭。約7か月にわたって調布市民やイオンシネマ シアタス調布の来場者などを対象に投票を集めた「第6回日本映画人気投票」から、選りすぐりの人気作品を上映する他、監督や映画賞を受賞した技術スタッフなどを招いてのトークショーなどが行われる。『すずめの戸締まり』など人気作を特別上映上映されるのは、日本映画人気投票の上位作品の中から選ばれた8作品。人気投票1位となった新海誠の長編アニメ映画『すずめの戸締まり』をはじめ、二宮和也主演映画『ラーゲリより愛を込めて』、清野菜名と松坂桃李のダブル主演で名作恋愛漫画を実写化した『耳をすませば』、のんがさかなクンの半生を演じた『さかなのこ』、庵野秀明がメガホンを取った『シン・仮面ライダー』、鈴木亮平主演の人気医療ドラマの映画版『劇場版TOKYO MER 走る緊急救命室』、宮沢賢治と父の“親子愛”を描いた『銀河鉄道の父』、直⽊賞受賞の小説を実写化した『月の満ち欠け』を上映する。スタジオジブリ『紅の豚』も特別上映また、イオンシネマ シアタス調布では1992年公開のスタジオジブリ劇場用長編アニメーション『紅の豚』を9日間の期間限定で上映。公開当初の35mmフィルム初号試写に近い状態を再現したDCPでの上映という、貴重な機会となるのでぜひ足を運んでみて欲しい。【詳細】「映画のまち調布 シネマフェスティバル2024」期間:2024年1月26日(金)~2月18日(日)開催会場:調布市文化会館たづくり、イオンシネマ シアタス調布、調布市グリーンホール■日本映画人気投票 選出作品上映チケット販売日:2023年12月22日(金)会場:調布市文化会館たづくり くすのきホール(全席指定)住所:東京都調布市小島町2-33-1料金:前売り 500円、当日 800円日時/上映作品:2月11日(日)18:00 『シン・仮面ライダー』2月12日(月・休)10:30 『銀河鉄道の父』2月12日(月・休)15:30 『ラーゲリより愛を込めて』2月17日(土)10:00 実写映画『耳をすませば』2月17日(土)14:00 『すずめの戸締まり』2月17日(土)18:00 『月の満ち欠け』2月18日(日)10:00 『さかなのこ』2月18日(日)15:30 『劇場版TOKYO MER 走る緊急救命室』■特別上映 スタジオジブリ作品『紅の豚』公開期間:2024年2月10日(土)~2月18日(日)※上映時間はWEBサイト参照会場:イオンシネマ シアタス調布 スクリーン1 ほか料金:(全席指定)大人・大学生1,300円 / 幼児~高校生1,000円チケット販売日時:2023年12月25日(月)e席リザーブ0:00~/劇場窓口8:00~チケット購入方法:WEBサイト参照
2023年12月08日Caravanが、毎年恒例となる新年祭を2024年2月4日(日) に川崎CLUB CITTAʼで開催することが決定した。10回目となる今回の新年祭は『Magic Number 3』と題し、Caravan(Vo&gt)、宮下広輔(pedal steel gt)、椎野恭一(ds)の3人編成でのライブとなる。また、毎年恒例となっている来場者への“振舞い酒”だが、2024年の振舞い酒は新年祭のタイトルに因んで、ベトナムを代表するビール「333(バーバーバー)」に決定。さらに、来場者にはスクラッチカードが配布され、当たりに応じた賞品が用意されている。チケットは、先行受付を12月11日(月) まで実施中。<ライブ情報>Caravan LIVE EXTRA 新年祭 2024 "Magic Number 3" supported by 333Beer2024年2月4日(日) 川崎CLUB CITTAʼ開場16:45 / 開演17:30『Caravan LIVE EXTRA 新年祭 2024 "Magic Number 3" supported by 333Beer』告知画像出演:Caravan(Vo&gt) / 宮下広輔(pedal steel gt) / 椎野恭一(ds)チケット料金:スタンディング6,600円(税込/D代別)※振る舞い酒 333Beer+スクラッチカード※3歳以上チケット必要■HARVEST official先行:12月11日(月) 23:59まで オフィシャルサイト:
2023年12月08日多くのアーティストが集まり、生放送でパフォーマンスを繰り広げる特別番組『FNS歌謡祭』。2023年の『2023FNS歌謡祭』では、同年12月6日と同月13日の2日に分け、日本の音楽界を盛り上げた豪華なアーティスト陣が出演します。第1夜である6日の放送では、5時間にもわたる生放送に、視聴者から大きな反響が上がりました。『LUNA SEA』SUGIZO、第一腰椎圧迫骨折を告白この日、バンド『LUNA SEA』や『X JAPAN』、そしてミュージシャンのYOSHIKIさんが始動した『THE LAST ROCKSTARS』で活躍する、ミュージシャンのSUGIZOさんも同番組に出演。『LUNA SEA』として楽曲『ROSIER』を披露するなど、会場と全国のお茶の間を盛り上げました。放送が終わった数時間後、SUGIZOさんはX(Twitter)を更新し、番組の出演に触れると、「実はここで報告があります」と切り出します。どうやらSUGIZOさんは、大変な状況でありながら、同番組でパフォーマンスを披露していたようです。FNS歌謡祭、楽しんでくれた?じつはここで報告があります。ファンのみんなが心配してくれていた僕の腰なんですが、残念ながら第一腰椎圧迫骨折でした仙台公演前日サウンドチェック時のステージでのアクシデントでした。どおりで痛みが取れないはずだ。。。— SUGIZO (@SUGIZOofficial) December 6, 2023 同年10月から、『LUNA SEA DUAL ARENA TOUR 2023』と題したライブツアーを実施している、『LUNA SEA』。神奈川県と福岡県を経て、同年12月2~3日には宮城県で公演を行ったのですが、会場にいたファンからは「SUGIZOさんの腰の調子が悪そう」といった心配する声が上がっていました。それもそのはず、SUGIZOさんは公演の前日にアクシデントに見舞われ、第一腰椎圧迫骨折を患ってしまったのだとか。第一腰椎圧迫骨折は、腰椎の椎体に圧力がかかることで起こる骨折。転倒などの強い刺激によって起こり、激しい痛みに襲われます。前述したように、『2023FNS歌謡祭』は生放送。SUGIZOさんはこの日、骨折による痛みに耐えながら、いつもと変わらぬパフォーマンスを届けていたのです。つらい状況でありながら、SUGIZOさんはファンに向けて、このように想いを明かしています。とは言えツアーは全力で全うするよ。演奏には支障ないから大丈夫。少し動きが不自由になるけど・・・心配かけてごめんなさい。年末まで(充分に気をつけながら)駆け抜けるよ。今、この瞬間のLUNA SEAを一緒に生きようね。名古屋、そして大阪で会おう!SGZ— SUGIZO (@SUGIZOofficial) December 6, 2023 ライブツアー中の行動から、腰になんらかのトラブルを抱えていることは予想されていたものの、まさか骨折をしているとは誰も思わなかったはず。SUGIZOさんの告白に、多くのファンが心配する声を寄せ、「身体を第一に考えてください」と温かいメッセージを送っています。ミュージシャンとして多くの人に笑顔を届けるために、パフォーマンスに踏み切ったSUGIZOさん。その姿から、音楽に対する熱意とファンへの愛を感じますね。[文・構成/grape編集部]
2023年12月07日映像ジャーナリスト・伊藤詩織による初監督映画『Black Box Diaries』(原題)が完成、第41回サンダンス映画祭《国際長編ドキュメンタリーコンペティション部門》に正式出品されたことが分かった。本作は、伊藤監督自身が被害にあった性的暴行への勇気ある調査に乗り出していくその姿を自ら記録した、これまでにない形のドキュメンタリー映画。映画の製作は、2017年、伊藤監督が元テレビ局員の記者からの暴行被害を訴えた記者会見の直後に遡る。実に6年もの製作期間を併走したのは、『新聞記者』(19)や『月』(23)などを手掛けたスターサンズ。イギリス、そしてアメリカとの国際共同製作として完成し、この度、2024年1月にアメリカで開催される第41回サンダンス映画祭の国際長編ドキュメンタリーコンペティション部門への正式出品も決定した。最も権威のある映画祭の1つであるサンダンス映画祭は、アメリカ最大のインディペンデント映画祭。過去には、『セッション』『ミナリ』『コーダ あいのうた』などアカデミー賞を多数受賞した作品が出品されてきた。今回選出されたコンペティション部門へは、数千本を超えるエントリーの中から12本のみが出品されており、日本製作作品の出品は史上2本目。なお、伊藤監督による性暴力被害についてのノンフィクション「Black Box」(文藝春秋社)は本屋大賞ノンフィクション部門にノミネート。第7回自由報道協会賞では大賞を受賞し、9か国語/地域で翻訳。また、伊藤監督は2019年ニューズウィーク日本版の「世界が尊敬する日本人100」、2020年米TIME誌の「世界で最も影響力のある100人」にも選出されている。『Black Box Diaries』(原題)は日本公開未定。(シネマカフェ編集部)
2023年12月07日「TBSドキュメンタリー映画祭」が、2024年3月15日(金) より開催されることが決定した。テレビやSNSでは伝えきれない事実や声なき心の声を発信し続ける、本気のドキュメンタリー作品に出会える場として、2021年より開催されてきた本映画祭。4回目の開催となる今回は、全国で拡大開催した2023年に続いて東京・大阪・京都・名古屋・福岡・札幌と、全国6都市で順次開催することとなった。新たな取り組みとしては、人種や戦争、社会問題など現代を取り巻く重要なテーマを考える今だから観るべき作品を選んだ「ソーシャル・セレクション」、家族の形や身体的な障害など、多様な生き方や新たな価値観を見出せる作品を選んだ「ライフ・セレクション」、視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚など、感覚を司る表現者たちやテーマを通して新たな感性に出会える作品を選んだ「カルチャー・セレクション」と、3つのテーマに沿って上映作品を選出。ひとつのテーマや人物など、関心ごとで映画祭に訪れた観客に他の上映作品に出会ってもらい、価値観を刺激する場を目指す。また、上映作品を観た観客が投票できる「観客賞」を設ける予定だ。<開催情報>「TBSドキュメンタリー映画祭」2024年3月15日(金)〜28日(木) 東京・ヒューマントラストシネマ渋谷2024年3月22日(金)〜4月4日(木) 大阪・シネ・リーブル梅田2024年3月22日(金)〜4月4日(木) 愛知・名古屋・センチュリーシネマ2024年3月22日(金)〜4月4日(木) 京都・アップリンク京都2024年3月29日(金)〜4月11日(木) 福岡・キノシネマ天神日程調整中 札幌・シアターキノ<作品ラインナップ >【ソーシャル・セレクション】人種や戦争、社会問題など、現代を取り巻く重要なテーマを考える今だから見るべき作品『坂本龍一 WAR AND PEACE 教授が遺した言葉たち』『坂本龍一 WAR AND PEACE 教授が遺した言葉たち』(C)TBS音楽家はなぜ、社会発信を強めていったのか。坂本龍一が遺したもの……監督:金富隆出演:坂本龍一『サステナ・フォレスト ~森の国の守り人(もりびと)たち~』『サステナ・フォレスト ~森の国の守り人(もりびと)たち~』(C)TBS“森の国”日本放置された末に今、「守り人」たちは……監督:川上敬二郎出演:橋本光治、橋本延子、橋本忠久、柴田君也、小林正秀、蔵治光一郎、佐藤宣子、齋藤暖生『家さえあれば ~貧困と居住支援~』※大阪・京都 限定上映作品『家さえあれば ~貧困と居住支援~』(C)MBSたとえ何度裏切られても──居住支援を続ける理由とは?監督:海老桂介出演:坂本慎治ナレーター:田村裕(麒麟)『102歳のことば~生活図画事件 最後の生き証人~』※北海道 限定上映作品『102歳のことば~生活図画事件 最後の生き証人~』(C)HBC絵を描くことすらも許されない時代がかつて日本にあった監督:長沢祐出演:菱谷良一朗読:古舘寛治ナレーション:世永聖奈『リリアンの揺りかご』※福岡 限定上映作品『リリアンの揺りかご』(C)RKB「歴史の女神」は見つめているいつも愚かで不寛容な私たちを監督:神戸金史出演:リリアン・ギッシュ、植松聖、神戸金佑【ライフ・セレクション】家族の形や身体的な障害など、多様な生き方や新たな価値観を見出せる作品『私の家族』『私の家族』(C)TBSママが2人いる……丁寧に話したい、もう後悔したくないから監督:久保田智子『方舟にのって~イエスの方舟45年目の真実~』『方舟にのって~イエスの方舟45年目の真実~』(C)TBS鑑賞後もあなたは、ハーレム教団と呼びますか?監督:佐井大紀出演:千石まさ子、千石恵、千石美砂紀、井上安子、土田尚美、小串恵子、千石朋子、千石成美、鳥越俊太郎、千石剛賢『魚鱗癬と生きる ー遼くんが歩んだ28年ー』※福岡 限定上映作品『魚鱗癬と生きる ー遼くんが歩んだ28年ー』(C)RKB難病「魚鱗癬」を知っていますか?RKB報道部が伴走した軌跡監督:大村由紀子出演:梅本遼ナレーション:橋本由紀『劇場版 僕と時々もう1人の僕~トゥレット症と生きる~』※名古屋 限定上映作品『劇場版 僕と時々もう1人の僕~トゥレット症と生きる~』(C)CBC制御不能な“もう1人の僕“「ヘルプマークあっても変わらない」監督・撮影・ナレーション:柳瀬晴貴出演:棈松怜音、酒井隆成、ののか【カルチャー・セレクション】視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚など、感覚を司る表現者たちやテーマを通して新たな感性に出会える『映画 情熱大陸 土井善晴』※東京・大阪・京都 限定上映作品『映画 情熱大陸 土井善晴』(C)MBSありがとう先生!ご飯作って食べるのがメッチャ楽しくなりました監督:沖倫太朗出演:土井善晴ナレーション:窪田等音楽:葉加瀬太郎『最後のMR.BIG~日本への愛と伝承』『最後のMR.BIG~日本への愛と伝承』(C)TBS日本を愛し、日本に愛されたバンドによる最後の別れ──監督:川西全出演:MR.BIG[エリック・マーティン(Vo)、ポール・ギルバート(G)、ビリー・シーン(B)、パット・トーピー(Ds) ]『ダメな奴~ラッパー紅桜 刑務所からの再起~』『ダメな奴~ラッパー紅桜 刑務所からの再起~』(C)TBS「カッコ悪くていい」刑務所からの再起を賭けた男の物語監督:嵯峨祥平出演:紅桜ナレーション:大塚芳忠『旅する身体~ダンスカンパニー Mi-Mi-Bi~』『旅する身体~ダンスカンパニー Mi-Mi-Bi~』(C)TBS身体的特徴も個性もバラバラ。Mi-Mi-Biの身体を巡る旅監督:渡辺匠、志子田勇出演:内田結花、KAZUKI、武内美津子、福角幸子、福角宣弘、三田宏美、森田かずよ、大谷燠、文、橋本実弥公式サイト:
2023年12月06日中島健人(Sexy Zone)がMCを務める映画情報番組『中島健人の今、映画について知りたいコト。』の第33回が、12月10日(日)にWOWOWで放送・配信される。これに先駆け、中島からコメントが到着した。本番組は、ハリウッドをけん引する映画監督やクリエーター、さらに世界へ羽ばたく日本の映画監督へのインタビューや映画制作現場の取材等を通じて、中島が知りたい“映画の今”について学ぶ月1回のレギュラー情報番組。12月のテーマは【釜山国際映画祭を徹底取材(後編)~映画の売買市場&才能発掘の裏側~】。10月に行われた第28回釜山国際映画祭を取材した〈後編〉として、前回とは異なる切り口で迫る。今回中島は、映画や映像の売買が行われる「アジアコンテンツ&フィルムマーケット」、そして釜山国際映画祭独自の若手育成プロジェクト「アジア映画アカデミー」に潜入。今年のアジア映画アカデミーの校長を務める映画監督・諏訪敦彦へのインタビューでは、「日本は取り残されている」という監督の言葉にショックを隠し切れない様子だ。そしてWOWOWオンデマンドでは現在、プロモーション映像を公開中。次回(第33回)の予告映像に加え、前回(第32回)の未公開映像も配信している。本編には未収録のインタビューの模様のほか、中島が映画祭のグッズコーナーを楽しむ様子や、「将来のリハーサル」と称してレッドカーペットを歩いて見せる一幕など、釜山国際映画祭を満喫する中島のオフショットが満載だ。なお、ショートver.はWOWOW公式YouTubeチャンネルにて配信中。■中島健人・コメント今、アジアは海外に対して最も積極的な時期だと思いました。国際的な市場にアジアの扉が開かれる様子が、フィルムマーケットでよくわかり、自分が出演した映画も世界に売り出されていたことに驚きました。また、日本企業の方が積極的に韓国の市場にアプローチしている姿にも刺激を受けました。諏訪監督のアジア映画アカデミーは、積極的にメンバーを集め、アジアがどの地域にも劣らないように切磋琢磨できる状況を作っているのが、未来の映画界を廃らせないための重要な要素になると思います。『中島健人の今、映画について知りたいコト。』第33回 「釜山国際映画祭を徹底取材(後編)~映画の売買市場&才能発掘の裏側~」放送日: 12月10日(日)午前0:00 [WOWOWプライム] [WOWOWオンデマンド]毎月第2日曜日 午前0:00MC:中島健人(Sexy Zone)ゲスト:諏訪敦彦、深田晃司 ほかナレーション:津田健次郎番組オフィシャルサイト()WOWOWオンデマンド番組ページ()WOWOW映画公式X(旧ツイッター):@wowow_movie『中島健人の今、映画について知りたいコト。』公式インスタグラムアカウント:@wowow_nkeiga_official
2023年12月04日動画配信サービス「U-NEXT」は、12月8日(金)より開催される「カンヌ 監督週間 in Tokio」のメディアパートナーとして参画し、カンヌ「監督週間」の特集をスタートした。「監督週間」(Quinzaine des Cinéastes)は、フランス・カンヌで開催される「カンヌ国際映画祭」の独立部門。1969年以降、将来有望と評価された優れた映像作家を多数輩出してきた。今回、特定非営利活動法人映像産業振興機構(VIPO)が、日本で初めて「監督週間」を開催することを発表。12月8日から2週間にわたり、カンヌ国際映画祭「監督週間 2023」で上映された長編・短編を含む計17作品を上映する。「U-NEXT」は、「カンヌ 監督週間 in Tokio」にメディアパートナーとして参画するとともに、これまで選出されてきた作品をまとめた特集をスタート。「個性ある作家を世界へ!『カンヌ監督週間』上映作」と題して、『MEN 同じ顔の男たち』『リトル・ダンサー』『セッション』『フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法』などがラインアップされている。「カンヌ 監督週間 in Tokio」は12月8日(金)~12月21日(木)ヒューマントラストシネマ渋谷にて開催。(シネマカフェ編集部)
2023年12月03日スーウェイ(代表:佳乃香澄)主催、スーウェイ第2回本公演『逢いにいくの、雨だけど』が2024年1月31日(水)~2月4日(日)に下北沢小劇場B1(東京都世田谷区北沢2-8-18 北沢タウンホール地下1階)にて上演されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて発売です。カンフェティにてチケット発売中 公演ホームページ X(旧:Twitter) 作品概要スーウェイが今回上演する『逢いにいくの、雨だけど』は、二組の家族の姿を通して、恋愛、友人、家族の関係の中に発生した嘘やごまかしの罪の意識が歪める人間関係を描く。 同戯曲は演劇ユニットiakuの主宰・劇作家の横山拓也氏による作品。2018年初演。第22回鶴屋南北戯曲賞ノミネート、第26回OMS戯曲賞佳作受賞。キャストには武谷公雄、佳乃香澄、三澤康平、はやしきき、風戸蒔、伴優香、領家ひなた、山村真也、森岡宏治、土田有希、椎木美月、関洋甫、富奈賀一らが名を連ねる。 本作を通して人間関係の複雑さや奥深さを浮き彫りにし、観客も自らの人間関係を再評価して、それぞれの関係性の中に潜む深い絆や愛を再発見してもらいたい。第34回下北沢演劇祭エントリー作品。あらすじ恋愛、友人、家族の関係の中に発生した嘘やごまかしなどの罪の意識の重なりが歪める人間関係。そこに、突如起きた大きな事故が、彼らの間に妙なバランスをもたらしてしまった。事故の加害者と被害者という立場のはずが、いつしか、簡単な構図では語ることのできない状況に陥っていく。条件や時間では解 決できない、複雑に絡まり合った心の問題が深く横たわり始めるのだった。子ども同士が幼なじみで、家族ぐるみの付き合いのある、仲の良い二組の家族 。あるとき、不可抗力で、一方の子どもが、もう一方の子どもに大きなケガを負わせてしまい、人生に影響するような障碍を残す。この出来事以降、二組の家族は複雑な関係となり、疎遠となってしまい…。(引用元: )スーウェイとは「もっと多くの人に演劇の魅力を感じてもらいたい」という主宰・佳乃香澄の熱い願いから、スーウェイは生まれました。私たちは、演劇の内側だけでなく、その外側にも目を向け、SNSを駆使して演劇の楽しさを伝える活動を展開しています。公演では、初めての観劇者も夢中になれるような作品を選びつつ、演劇の熟練者も新しい発見ができるような斬新な演出を取り入れています。私たちの舞台は、すべての観客が共鳴し、心を動かされる演劇を目指しています。公演概要スーウェイ第2回本公演『逢いにいくの、雨だけど』公演期間:2024年1月31日(水)~2月4日(日)会場:下北沢小劇場B1(東京都世田谷区北沢2-8-18 北沢タウンホール地下1階)■出演者Aキャスト(1月31日19時/2月1日14時/2月2日19時 /2月3日13時)武谷公雄、 佳乃香澄、 三澤康平、 はやしきき、領家ひなた、山村真也、土田有希、関洋甫Bキャスト(2月1日19時/2月2日14時/2月3日18時 /2月4日13時)武谷公雄、 佳乃香澄、 三澤康平、風戸蒔、 伴優香、 森岡宏治、 椎木美月、 富奈賀一■スタッフ照明=江見千尋音響=上妻圭志(S.S.E.D.)衣装=柳本璃音舞台監督=緑慎一郎(演劇プロデュース『螺旋階段』)アートディレクション・プロデューサー=柳本順也宣伝美術/特設WEBサイト=Boundspike Design宣伝撮影・映像=堀伸也/蘭演出助手=末包愛大道具・小道具制作=劇団Q+主催=スーウェイ企画=デルトロ企画/スーウェイ/劇団Q+制作=デルトロ企画/スーウェイ協力=レトル/やまびこスタジオ/やまびこハウス/浜田千恵スペシャルサンクス=浜田千恵■公演スケジュール2024年1月31日(水)~2月4日(日)1月31日(水)19:002月1日(木)14:0019:002月2日(金)14:0019:002月3日(土)13:0018:002月4日(日)13:00※開場は開演の30分前■チケット料金全席自由一般 4,500円他 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年12月01日映画宣伝プロデューサー・叶井俊太郎の作品を上映する『第1回東京国際叶井俊太郎映画祭』が、12月16日(土)・17日(日) にヒューマントラストシネマ渋谷で開催されることが決定した。叶井は、1990年代前半から約30年にわたり、日本映画界で誰にも真似のできないような映画宣伝を繰り広げてヒットを飛ばす一方、壮絶な大コケ記録も作り、TVドラマ『東京ラブ・シネマ』のモデルになるなど、映画業界のみならず幅広い業界で語り草となってきた。そんな彼は1年半前に余命半年の宣告を受けており、満身創痍の身で今日も新作映画のために働き続けている。本映画祭で上映されるのは、盟友・河崎実監督とのタッグにして最大のヒットとなった『日本以外全部沈没』(06)、叶井が手がけた動物パニック映画の中で最大のヒットを記録した『キラーカブトガニ』(23)、世界初の劇場上映となる『ムカデ人間2』(12)のカラー版、劇場で途中退席者が多数出て物議を醸した『屋敷女 ノーカット完全版』(21)の4作品。映画祭開催について叶井は「マジで映画界初!フルネームでの映画祭やってくれるとは!死ぬ前に伝説作れた!」と喜びを明かしている。また各作品とも、叶井と彼の映画人生を語る上で欠かすことのできない映画評論家・江戸木純とのトークを予定しており、作品にまつわる秘話や裏話が語られるとのことだ。<イベント情報>第1回東京国際叶井俊太郎映画祭12月16日(土)・17日(日) ヒューマントラストシネマ渋谷【上映作品】『日本以外全部沈没』『キラーカブトガニ』『ムカデ人間2(カラー版)』『屋敷女 ノーカット完全版』特設サイト:
2023年12月01日「第2回東京インディペンデント映画祭」の開催が決定し、藤井道人、綾野剛が審査員として参加することが決定した。昨年誕生した「東京インディペンデント映画祭」。ゲスト審査員には奈緒を迎え、藤井監督指揮による映像映画業界から選出された精鋭の審査員チームによって開催され、自主製作映画シーンにおいて活動される多くの人から反響を得た。審査委員長の藤井監督は「今年も、次世代の映画業界を担う素晴らしい才能に出会えることを楽しみにしております」とコメント。「僕の最も信頼する俳優の一人、綾野剛さんも審査に参加してくれることが決まりました。本当に感謝です」と語るように、綾野さんは特別審査員として参加する。第2回となる本映画祭では、短編自主製作映画にフォーカスをあて、国内屈指の映画コンペティションへの成長を目標とする。また、さらなる才能ある若手映画監督のデビューまでの道のりをバックアップすべく、入選作品への賞金・副賞のほか、申込者へ株式会社東京オフラインセンターの利用クーポン5万円が送られる。次世代監督の育成スカラシップとして、グランプリ受賞作品には、ABEMAから支給総額1500万円の製作支援と藤井監督プロデュース長編映画製作の権利が得られる。作品募集期間は、来年2月1日(木)までとなっており、結果発表は4月、受賞式は5月上旬に予定されている。<第二回東京インディペンデント映画祭 実施要項>▼審査会審査委員長:藤井道人(映画監督)特別審査員:綾野剛(俳優)▼運営委員会久那斗ひろ(映画祭プロデューサー)谷口達彦(株式会社AbemaTV)中村好佑(株式会社AbemaTV)菅井ひなの(映画祭学芸員)▼募集期間2023年12月1日(金))~2月1日(木)▼応募料無料▼結果発表2024年4月2024年5月上旬 授賞式▼参加資格・自主制作作品を基本とし、新作旧作、応募監督のプロ・アマは問いません。・本映画祭における上映、配信などに関する権利の調整、手続きを済ませている短編映画(エンドクレジットを含む40分以内のもの)※最終ノミネート選出条件として、授賞式、受賞作品上映会への参加が必要となります。▼応募方法インターネットからのWEB受付となります。予め視聴制限付きで作品をアップロード頂き、応募フォームよりエントリーして下さい。※審査期間中(2024年4月末まで)視聴URLは削除しないようにお願いします。※開催期間や審査員は変更になる可能性がございます※本映画祭に関するお問い合わせは映画祭ホームページ内の『お問い合わせフォーム』よりお願いいたします。▼運営団体一般社団法人東京ビジュアルアーカイブス(シネマカフェ編集部)
2023年12月01日映画『戦場のピアニスト 4Kデジタルリマスター版』のプレミア上映が、東京・YEBISU GARDEN CINEMAで開催中の『ポーランド映画祭2023』にて11月26日(日) に実施。ダンスパフォーマンスグループs**t kingzのメンバーであり、NHK連続テレビ小説『ブギウギ』に出演するなど俳優としても活躍する小栗基裕(Oguri)が登壇した。第二次世界大戦中のポーランド・ワルシャワを奇跡的に生き抜いたひとりのピアニストの実話を基にした『戦場のピアニスト』は、第75回アカデミー賞主要3部門、第55回カンヌ国際映画祭パルムドールなど、世界中で数々の栄誉に輝いた作品。監督を自らも幼い頃クラクフのユダヤ人の強制居住区域であるゲットーで過ごし、母を収容所で亡くしたというロマン・ポランスキー、主演を昨今ではウェス・アンダーソン監督作の常連としても知られるエイドリアン・ブロディが務めた。初の4Kデジタルリマスター版として12月1日(金) から角川有楽町シネマなど全国で公開されるのを前に、ポーランド映画祭で初上映され、多くの映画ファンが集まった。映画が終わった後、小栗は「大きなスクリーンで映画を見ることができて感激です。戦争で壊された街の悲惨さ、壮絶さに言葉を失いました」と挨拶。映画と同じ原作をもとにした舞台『ある都市の死』に出演する小栗は、実際にポーランドにも訪れたとのこと。「ワルシャワの街のあちこちに戦争の記憶や、ゲットーの跡が残っていたり、それから当時の建物もそのまま残されていたりと、歴史を風化させないよう大切に伝えていこうという思いが浮かびました」と、現地を振り返りながらコメントした。また舞台については、「『戦場のピアニスト 4Kデジタルリマスター版』の原作である書籍をもとに、著者、ウワディスワフ・シュピルマンさんのご子息、クリストファーさんから見た父の人生や戦争の傷や記憶、そしてシュピルマンさんを助けたドイツ人将校、ヴィルム・ホーゼンフェルトさんがどのような人間だったのか、どのような思いで生きたのかなど様々な視点から知ることができる物語になっています」と見どころを説明。「原作を読んでから映画を鑑賞すると、ますますひとつひとつのシーンへの理解が深まります」と、昨今新装版が刊行された原作の書籍にも触れた。なお、12月6日(水) から10日(日) に東京・草月ホール、12月12日(火)・13日(水) に大阪・サンケイホールブリーゼで上演される舞台『ある都市の死』は、『戦場のピアニスト』のほか、シュピルマンの長男であるクリストファーの著書と、彼を救ったドイツ軍将校のホーゼンフェルトの手記をもとにした作品。シュピルマン役をs**t kingzの持田将史、そしてジャズピアニストの小曽根真が演じ、小栗は主人公・シュピルマンの息子役や、シュピルマンを窮地から救ったドイツ軍将校など、複数の役を演じる。<作品情報>『戦場のピアニスト 4Kデジタルリマスター版』12月1日(金) 公開公式サイト:<公演情報>舞台『ある都市の死』12月6日(水) ~10日(日) 東京・草月ホール12月12日(火)・13日(水) 大阪・サンケイホールブリーゼチケット情報:公式サイト:
2023年11月27日第15回TAMA映画賞の授賞式が26日に東京・パルテノン多摩にて行われ、受賞者が揃った。最優秀作品賞の是枝裕和監督『怪物』には黒川想矢と柊木陽太、足立紳監督『雑魚どもよ、大志を抱け!』には田代輝、白石葵一、松藤史恩、岩田奏、蒼井旬、坂元愛登も揃って登場。足立監督には、子供達から色紙が渡される。『怪物』是枝監督も「今、隣にいるこの二人の役者さんと出会えたことがこの作品にとって一番大きかったなと改めて思っております」としみじみ。黒川は「今このような舞台に立たせていただくことを想像してなかったので、この『怪物』に出演させていただけて感動してます」、柊木は「このような大きな反響をいただいて、素晴らしい作品に携わらせていただけたことがとて嬉しいです。これからいろんなことで悩んでいったりすると思うんですけど、この作品での経験を活かしてこれからもこのお仕事を続けていけたらなと思います」と思いを明かす。また是枝監督は「だいぶ撮影の現場でも最年長になることが増えてきたんですけども、珍しく大先輩が2人。阪本(順治)さんともご挨拶しましたけども、会うと緊張する方達がいるんですよ」と、授賞式ならではの後輩感を見せていた。この日は受賞者の他、『せかいのおきく』阪本順治監督、『エゴイスト』松永大司監督、『リバー、流れないでよ』藤谷理子、永野宗典も登場。特別賞の 『君たちはどう生きるか』からはスタジオジブリ執行役員 野中晋輔氏が登壇し、宮崎駿監督からの「歴史ある映画祭で特別賞をいただき大変光栄に思います。この映画の完成には構想から7年の時間がかかりました。僕もずいぶん歳をとって、長い時間仕事に集中することができなくなってるのに、映画を完成させて公開できたのは支えてくれた多くのスタッフと、キャストの皆さんのおかげだと思います。心から感謝申し上げます。映画はまだ上映されていますので、一人でも多くの人が映画館に足を運んでいただけたら嬉しいです」というコメントを読み上げた。○■受賞一覧■最優秀作品賞『怪物』(是枝裕和監督 及びスタッフ・キャスト一同)『雑魚どもよ、大志を抱け!』(足立紳監督 及びスタッフ・キャスト一同)■特別賞宮崎駿監督及びスタッフ・キャスト一同(『君たちはどう生きるか』)上田誠氏、山口淳太監督はじめヨーロッパ企画及びスタッフ・キャスト一同(『リバー、流れないでよ』)■最優秀男優賞佐藤浩市(『春に散る』『せかいのおきく』『仕掛け人・藤枝梅安 2』『大名倒産』『キングダム運命の炎』『ファミリア』『映画 ネメシス 黄金螺旋の謎』)鈴木亮平(『エゴイスト』『劇場版TOKYO MER 走る緊急救命室』)■最優秀女優賞菊地凛子(『658 km、陽子の旅』)黒木華(『せかいのおきく』『ヴィレッジ』『映画 イチケイのカラス』『ほつれる』)■最優秀新進監督賞福永壮志監督(『山女』)金子由里奈監督(『ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい』)■最優秀新進男優賞目黒蓮(『わたしの幸せな結婚』『月の満ち欠け』)奥平大兼(『君は放課後インソムニア』『ヴィレッジ』『あつい胸さわぎ』『映画 ネメシス 黄金螺旋の謎』)■最優秀新進女優賞山田杏奈(『山女』)高石あかり ※高ははしごだか(『ベイビーわるきゅーれ 2 ベイビー』『Single8』『セフレの品格 決意』『わたしの幸せな結婚』ほか)
2023年11月26日第15回TAMA映画賞の授賞式が26日に東京・パルテノン多摩にて行われ、受賞者が揃った。『658 km、陽子の旅』で最優秀女優賞を受賞した菊地は、ギラギラに輝くドレスで、会場内でも圧倒的存在感を発揮。「映画は完成してから観客の皆さんに手渡されますけど、心に残っていたのだと実感することができて、大変嬉しく思いますし、とても励みになりました」と受賞の喜びを表した。同作については、「ロードムービーなので最初から最後まで一つもかけることもなく彼女の1日をやってくわけですけど、一つ一つ進んでいくにあたって彼女が心を開いたり成長していったり自分を見直したりしていくんですが、そういった心の変化とか動きがあり、どうしたら彼女でいれるか考えて過ごしてやっていたと思います」と振り返る。今後については「とにかく丁寧に真摯に向き合っていければいいなと思っています。またこうして映画に巡り合うことを願って頑張っていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします」と意気込んだ。○■受賞一覧■最優秀作品賞『怪物』(是枝裕和監督 及びスタッフ・キャスト一同)『雑魚どもよ、大志を抱け!』(足立紳監督 及びスタッフ・キャスト一同)■特別賞宮崎駿監督及びスタッフ・キャスト一同(『君たちはどう生きるか』)上田誠氏、山口淳太監督はじめヨーロッパ企画及びスタッフ・キャスト一同(『リバー、流れないでよ』)■最優秀男優賞佐藤浩市(『春に散る』『せかいのおきく』『仕掛け人・藤枝梅安 2』『大名倒産』『キングダム運命の炎』『ファミリア』『映画 ネメシス 黄金螺旋の謎』)鈴木亮平(『エゴイスト』『劇場版TOKYO MER 走る緊急救命室』)■最優秀女優賞菊地凛子(『658 km、陽子の旅』)黒木華(『せかいのおきく』『ヴィレッジ』『映画 イチケイのカラス』『ほつれる』)■最優秀新進監督賞福永壮志監督(『山女』)金子由里奈監督(『ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい』)■最優秀新進男優賞目黒蓮(『わたしの幸せな結婚』『月の満ち欠け』)奥平大兼(『君は放課後インソムニア』『ヴィレッジ』『あつい胸さわぎ』『映画 ネメシス 黄金螺旋の謎』)■最優秀新進女優賞山田杏奈(『山女』)高石あかり ※高ははしごだか(『ベイビーわるきゅーれ 2 ベイビー』『Single8』『セフレの品格 決意』『わたしの幸せな結婚』ほか)
2023年11月25日第15回TAMA映画賞の授賞式が26日に東京・パルテノン多摩にて行われ、受賞者が揃った。『わたしの幸せな結婚』『月の満ち欠け』で最優秀新進男優賞に輝いた目黒蓮。「こうして賞をいただけると、作品が生き続けてくれているんだなと実感することができて、とてもありがたく思います」と感謝する。塚原あゆ子監督との出会いが大きかったそうで「『リアルを大切にしてほしい』ということをすごく言っていただいて。塚原監督はお芝居をするというよりも、『こういうことを言われたらこういう反応になるよね』とか、『こういう表情になるよね』とか、現実を大切にされている方なので、お芝居経験がまだ少ない時期に塚原さんと出会うことができて本当に幸運だなと思いますし、『わたしの幸せな結婚』を撮影した後の作品でも、塚原さんに教えていただいたことが生きてきたなと感謝しています」と語った。今田美桜との共演シーンについては「今田さんが今までやってこられていた役や印象として、華やかな方なのかなというイメージがあったので、初めて対峙してお芝居をした時に美世というキャラクターの悲壮感といいますか、そういう部分が表現されていて、僕自身やりやすかったですし役に没頭することができたなと思います。感謝しています」と表す。普段の活動と役者としての活動について聞かれると、「ダンスや歌、振り付けを覚えるのと、アクションは結び付いてはいけないものといいますか、塚原さんに教えていただいたことでもあるんですけど、アクションが振り付けっぽくならないように『きれいにやらないでほしい』と言っていただいて、崩していくような感覚でアクションをやらせてもらっていました」と振り返る。「逆にふだんのSnow Manの時の歌、ダンスパフォーマンスの表現力は、お芝居をたくさん経験させてもらううちに、表現の幅が増えたのかなと思います」と相互に作用している様子。さらに「Snow Manでいる時はなるべく『目黒蓮』というものをどれだけ足していくかという感じなんですけど、役を演じさせていただく時はどれだけ自分を引いていくか。足し算と引き算で全然違うことやってる感覚なんですけど、どちらもすみわけられて楽しくやらせてもらってます」と説明した。最後に目黒は「常に思っているんですが、自分というのは作品のためにあって、作品を通して何か思いを伝えたり、その思いが一人でも多くの方に作品を通して届けばいいなと思いますし、自分が演じるにあたって、観てくださった方の人生、生活に何らかの影響を与えられるようなお芝居ができたらいいなと思います」と語る。「ありがたいことに、いくつか話をいただいているんですけど、誰かがじゃなくて自分がやるべきだと思えるような作品、自分の心も動くような作品に出演させていただいて皆様にお届けできればいいなと思います」と今後の活動についても意気込んだ。○受賞一覧■最優秀作品賞『怪物』(是枝裕和監督 及びスタッフ・キャスト一同)『雑魚どもよ、大志を抱け!』(足立紳監督 及びスタッフ・キャスト一同)■特別賞宮崎駿監督及びスタッフ・キャスト一同(『君たちはどう生きるか』)上田誠氏、山口淳太監督はじめヨーロッパ企画及びスタッフ・キャスト一同(『リバー、流れないでよ』)■最優秀男優賞佐藤浩市(『春に散る』『せかいのおきく』『仕掛け人・藤枝梅安 2』『大名倒産』『キングダム運命の炎』『ファミリア』『映画 ネメシス 黄金螺旋の謎』)鈴木亮平(『エゴイスト』『劇場版TOKYO MER 走る緊急救命室』)■最優秀女優賞菊地凛子(『658 km、陽子の旅』)黒木華(『せかいのおきく』『ヴィレッジ』『映画 イチケイのカラス』『ほつれる』)■最優秀新進監督賞福永壮志監督(『山女』)金子由里奈監督(『ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい』)■最優秀新進男優賞目黒蓮(『わたしの幸せな結婚』『月の満ち欠け』)奥平大兼(『君は放課後インソムニア』『ヴィレッジ』『あつい胸さわぎ』『映画 ネメシス 黄金螺旋の謎』)■最優秀新進女優賞山田杏奈(『山女』)高石あかり ※高ははしごだか(『ベイビーわるきゅーれ 2 ベイビー』『Single8』『セフレの品格 決意』『わたしの幸せな結婚』ほか)
2023年11月25日2019年の東京国際映画祭にて『悪なき殺人』(原題:Only The Animals/映画祭当時は『動物だけが知っている』)が観客賞と最優秀女優賞を受賞し、日本公開でも口コミでヒットしたドミニク・モル監督による最新作『12日の殺人』が、2024年3月15日(金)より劇場公開されることが決定した。10月12日の夜、女子大学生クララが突然焼死体となって発見される。事件を担当することになったのは、昇進したばかりの刑事ヨアン(バスティアン・ブイヨン)とベテラン刑事のマルソー(ブーリ・ランネール)。捜査が進む中、彼女の周りの容疑者となり得る関係者への聞き込みをするが、男たちは全員クララと関係していたことがわかる。クララの殺害が明らかに計画的な犯罪であることは判明したが、取り調べに浮上する人物たちを誰一人として容疑者と特定することができない...。事件解決への糸口が見えなくなるなか、班長に昇格したばかりのヨアンは、事件の闇へと飲み込まれてしまう。彼はまだ知らなかった。この事件が、未解決事件として自分自身を蝕んでいくことをーー。本作は、2020年のノンフィクション本ポリーヌ・グエナ作「18.3. Une année passée à la PJ」を基に、ドミニク・モル監督がジル・マルシャンと共同執筆した脚本によるスリラー作品。第75回カンヌ国際映画祭プレミア部門に出品されたほか、第48回セザール賞で10部門にノミネートされ、作品賞・監督賞・助演男優賞・有望若手男優賞・脚色賞・音響賞と6部門で受賞。さらには、第28回リュミエール賞で作品賞、脚色賞を受賞するなど、世界で高く評価された。キャストは、前作『悪なき殺人』にも出演しているバスティアン・ブイヨンが主人公の刑事ヨアン役を務めている。さらに、今回解禁される場面写真では、ヨアンとマルソーが事件にのめり込んでいく心情を想像させる。物語は警官たちの熱い士気と絆、そして日常生活をも描きながら、彼らの心の奥底に存在する弱さも段階的に映し出していく。舞台となる辺境の小さな町では、誰もが顔見知り。そんな環境が住民たちを未解決事件の闇にいざない、一層の混乱を巻き起こす。『12日の殺人』は2024年3月15日(金)より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)
2023年11月25日ニジゲンノモリの大人気アトラクション『ゴジラ迎撃作戦 ~国立ゴジラ淡路研究センタ~』では、11月3日(金・祝)に公開されたシリーズ70周年記念映画『ゴジラ-1.0』の映画半券を提示することでニジゲンノモリをお得に楽しめる「『ゴジラ-1.0』映画半券キャンペーン」を2023年11月23日(木・祝)~2024年1月8日(月・祝)の期間限定で開催いたします。今回のキャンペーンでは、全国の映画で上映されている『ゴジラ-1.0』の映画チケット半券を提示頂いたお客様を対象に「ゴジラ迎撃作戦」のアトラクションチケットを20%OFFで提供いたします。映画公開で盛り上がる今、家族や仲間と一緒に、劇場×アニメパークでゴジラの世界を満喫しよう!■キャンペーン概要期間:2023年11月23日(木・祝)~2024年1月8日(月・祝)内容:アトラクション受付にて、全国で公開されている『ゴジラ-1.0』の映画チケット半券を提示頂いたお客様を対象に、「ゴジラ迎撃作戦」のアトラクションチケットを20%OFFで提供〈対象チケット〉通常セット券、謎解き付きセット券、スペシャルセット券、プレミアムセット券※半券1枚で1グループ全体会計から20%OFFとなりますURL: TM & © TOHO CO., LTD.■(参考)「ゴジラ迎撃作戦」概要『ゴジラ迎撃作戦』は、淡路島に上陸した世界最大、全長120mの実物大ゴジラをテーマにし、強大さと迫力を真に体感できる世界唯一のエンターテインメントアトラクションです。参加者は国立ゴジラ淡路島研究センターの一員となり、細部までこだわり抜いたゴジラの体内に参加者が突入する「ジップライン」や、飛散したゴジラ細胞を殲滅(せんめつ)する「シューティングゲーム」などのミッションに挑みます。また、国立淡路島研究センターのグッズをはじめ、『ゴジラ迎撃作戦』の世界感あふれるフード等も販売致します。■(参考)グランシャリオ北斗七星135°ゴジラコラボルーム「怪獣ランド」概要「ゴジラ」の70周年を記念し、歴代の「ゴジラ」映画作品に登場した怪獣たちが大集合したゴジラコラボルーム『怪獣ランド』を12月1日(金)よりオープン。室内には、歴代ゴジラと人気怪獣たちが描かれたインテリアやタペストリー、窓越しに見える実寸大ゴジラの一部、さらに、それらに光の照射で見え方が変わる特殊加工を施すことによって、昼・夜で異なった室内の雰囲気をお楽しみいただけます。室内に隠れた全ての怪獣たちを見つけ出すことで豪華特典が手に入る“特別任務”に挑戦していただくなど、昼夜通してお愉しみいただけるお部屋です。URL: ゴジラ迎撃作戦|【公式】ニジゲンノモリ : ホーム : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年11月22日株式会社ウィザス(大阪府大阪市、代表:生駒 富男)が運営する第一学院高等学校において、WITHUS DAIICHICUP<オンライン文化祭>を開催いたします。WITHUS DAIICHICUP<オンライン文化祭>は、全国にある第一学院のキャンパス生がオンライン上でつながる一大イベントです。普段は違う場所で学ぶ仲間がオンラインでつながり、自分の感性を表現したり、全国の仲間とコミュニケーションをとりながら絆を深めることで、一人ひとりの文化活動活性化と、全国的な発露・称賛・交流の場設定による生徒の意欲喚起および成長度促進を図っていきます。WITHUS DAIICHICUP<オンライン文化祭>は、全国の生徒の中から、自ら手を挙げて集まった生徒実行委員会が半年以上かけて準備をし、当日の運営を行います。詳しくはこちら( )【開催概要】・日時 :2023年11月25日(土)10時30分~15時45分・授業配信場所:第一学院高等学校 東京本部スタジオ(東京都港区芝1-5-9 住友不動産芝ビル2号館5F)※第一学院高等学校の生徒は、各所属キャンパスからオンラインで参加します。キャンパスへの取材も受け付けています。【2023年度実施種目】(1)クイズ大会 (2)じゃんけん大会 (3)eフットボール(ウイニングイレブン)(4)FALL GUYS (5)大喜利大会 (6)絵しりとり (7)パフォーマンスタイム第一学院高等学校では、生徒一人ひとりの「成長実感」を大切にしております。生徒の中には、不登校や高校中退等、何かしらの形で一度挫折を経験し、自分に自信が持てない生徒が多数在籍しています。そのような生徒たちも、第一学院での学校生活を通じてたくさんの方とふれあい、さまざまな経験を重ね、新たな一歩を踏み出しています。2023年度ポスター(生徒作品)生徒実行委員会(前回)■第一学院高等学校について株式会社ウィザスは、「『社会で活躍できる人づくり』を実現できる最高の教育機関を目指す」をコーポレートビジョンに、また、「1/1(いちぶんのいち)の教育」を教育理念と掲げ、学習塾や通信制高校の運営をはじめに、幅広い顧客層・多様な顧客ニーズに対して総合教育サービスを展開しています。高校・キャリア支援事業の中核として運営している第一学院高等学校(通信制・単位制)は、全国に54キャンパス(2023年5月時点)を展開。「生徒第一」「1/1の教育」の想いを大切に、「成長実感型教育」を掲げ、生徒をプラス思考に変える独自の「プラスサイクル指導」をベースとし、生徒一人ひとりの「『もっともっと自分を好きになる』自分づくり」をサポートしています。通信制の当校には、スポーツや芸能活動などの夢の実現と学業との両立を目指す生徒が在籍。卒業生もそれぞれの分野に羽ばたき、多彩に活躍しています。サッカー界では、2022ワールドカップ日本代表として活躍した山根 視来選手(川崎フロンターレ)や久保 建英選手(レアル・ソシエダ)、酒井 宏樹選手(浦和レッズ)、伊藤 洋輝選手(シュツットガルト)らが第一学院の卒業生です。スポーツ界では、稲場 悠介選手(水球)、西村 碧莉選手(スケートボード)が日本代表として選出されました。ほかにも野球、サーフィン、テニス、スノーボードなど、競技の壁を越えて第一学院生が活躍しています。芸能界では、ヴォーカルグループ「Little Glee Monster」のMAYU、かれん、アサヒも第一学院で学んだ卒業生です。また、チャンネル登録者数94.2万人のねお、同40.2万人ののえのん、同64.9万人のゆーぽんら人気YouTuberも、卒業後に自分らしい活躍を見せています。多様な生徒たちがそれぞれの希望する進路を実現できるよう、第一学院は生徒一人ひとりの自己成長を支援しています。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年11月20日“韓国のアカデミー賞”とも称される第59回大鐘賞映画祭にて、映画『コンクリート・ユートピア』が作品賞をはじめ、イ・ビョンホンの主演男優賞、キム・ソニョンの助演女優賞ほか6冠を獲得。また、シリーズ部門では「ムービング」が作品賞に選ばれるなどディズニープラスオリジナル作品が圧倒した。大鐘賞映画祭は、青龍映画賞、百想芸術大賞とともに韓国の3大映画賞といわれる中で最も長い歴史を持つ映画賞。今回、京畿アートセンター大劇場にて11月15日(水)に行われた授賞式はYouTubeで生中継された。『隠された時間』で高評価を得たオム・テファ監督が、イ・ビョンホン、パク・ソジュン、パク・ボヨン、キム・ソニョン、キム・ドユンら豪華キャストを迎えた『コンクリート・ユートピア』(2024年1月5日より公開)は、大地震により一瞬にして廃墟と化したソウルで唯一崩落しなかったマンションを舞台に、生存者たちが極限状態で巻き起こす濃密な人間ドラマを描いた。崩落をまぬがれたマンション=“ファングンアパート”では居住者だけのルールを定め、“ユートピア”を築こうとする。そこで住民代表に選ばれるヨンタクを狂気を持って演じたイ・ビョンホンが、『白頭山大噴火』などに続いて自身4度目の主演男優賞を受賞。「愛の不時着」や『三姉妹』『人生は、美しい』など多くのドラマ・映画で知られ、“ファングンアパート”の婦人会会長としてヨンタクを支持するグメを演じたキム・ソニョンが助演女優賞に。美術賞、音響効果賞、視覚効果賞とディストピア的世界観の表現も評価された。同作は現地韓国では8月9日より公開され、初登場動員数1位、公開7日で観客200万人を突破する大ヒットスタートを切った。トロント国際映画祭、シッチェス・カタロニア国際映画祭、ハワイ国際映画祭などへ出品され、第96回アカデミー賞国際長編映画賞の韓国代表作品ともなっている。また、監督賞は同じくトロント国際映画祭で北米プレミアされた『密輸』(原題/英題『Smugglers』)のリュ・スンワン監督。新人女優賞は『あしたの少女』のキム・シウン、新人男優賞は『貴公子』(原題)のキム・ソンホ。キム・シウン『あしたの少女』2月9日(金)より日本公開の『梟ーフクロウー』のアン・テジン監督は新人監督賞と脚本賞を受賞。ドキュメンタリー賞ではヤン・ヨンヒ監督による『スープとイデオロギー』が受賞した。今年から初めて動画配信サービスの作品も対象になったシリーズ部門では、「ムービング」が作品賞・女優賞(ハン・ヒョジュ)、「カジノ」が監督賞・男優賞(チェ・ミンシク)という結果となった。ハン・ヒョジュ「ムービング」ディズニープラスにて配信中主な受賞結果作品賞:『コンクリート・ユートピア』監督賞:リュ・スンワン『密輸』(原題)新人監督賞:アン・テジン『梟ーフクロウー』脚本賞:アン・テジン、ヒョン・ギュリ『梟ーフクロウー』主演男優賞:イ・ビョンホン『コンクリート・ユートピア』主演女優賞:キム・ソヒョン『ビニールハウス』(原題)助演男優賞:オ・ジョンセ『クモの巣』(原題)助演女優賞:キム・ソニョン『コンクリート・ユートピア』新人男優賞:キム・ソンホ『貴公子』(原題)新人女優賞:キム・シウン『あしたの少女』ドキュメンタリー賞:ヤン・ヨンヒ『スープとイデオロギー』音楽賞:『PHANTOM/ユリョンと呼ばれたスパイ』シリーズ作品賞:「ムービング」シリーズ監督賞:カン・ユンソン「カジノ」シリーズ男優賞:チェ・ミンシク「カジノ」シリーズ女優賞:ハン・ヒョジュ「ムービング」(上原礼子)■関連作品:スープとイデオロギー 2022年6月11日よりユーロスペース、ポレポレ東中野、シネマート心斎橋、第七藝術劇場ほか全国にて公開© PLACE TO BE, Yang Yonghiコンクリート・ユートピア 2024年1⽉5⽇より全国にて公開© 2023 LOTTE ENTERTAINMENT & CLIMAX STUDIO, INC. ALL RIGHTS RESERVED.
2023年11月19日第12回「IKEBUKURO パン祭」が東武百貨店 池袋本店で2023年11月23日(木・祝)から11月28日(火)まで開催される。54店舗約600種のパンが集結第12回目を迎える「IKEBUKURO パン祭」には、パン祭初出店16店舗を含む54店舗の人気ベーカリー店が集結。約600種類の個性豊かなパンが一堂に揃う。“バリバリ&とろっと”食感のチョコパン中でも注目したいのは、東武百貨店 池袋本店限定で展開される“チョコパン”だ。福岡・オスピターレは、外は“バリバリ”、中は“とろっと”した「生スフォリアテッラ(Wチョコレート)」を提案。ベルギーホイップチョコレートの中に、ビターチョコレートが入った新フレーバーを味わえる。“チョコ尽くし”シナモンロール初出店のシナモンロール専門店 代官山 uzuは、生地もトッピングも“チョコレート尽くし”の「生ショコラロール」を用意。チョコレートのビターな味わいとまろやかな甘みを一度に堪能できる。“いも”を味わうパンさらに、秋の味覚“いも”の味わいを楽しめるパンも幅広く用意。押上・手づくりのデリとパン cafe coconaが、さつまいもやスクランブルエッグをトーストで挟んだ「おさつとたまごのよくばりトースト厚切りベーコン」を展開するほか、初出店の日暮里・ひぐらしベーカリーは、“まるで焼き芋”なコッペパンにスイートポテトとホイップクリームをサンドした「おいもちゃん」を発売。進化系クロワッサンもその他、自由が丘・モンノン(MONT-NOM)による表面はザクザク、中はしっとりしたクロワッサン「パンスイス」や、ブレドール葉山による和三盆糖をコーティングした「和三盆クロワッサン」など、進化系クロワッサンも店頭に並ぶ。【詳細】第12回「IKEBUKURO パン祭」期間:2023年11月23日(木・祝)~11月28日(火)場所:東武百貨店 池袋本店 8階催事場住所:東京都豊島区西池袋1-1-25営業時間:10:00~19:00店舗数:54店舗(パン祭初出店16店、実演12店)※写真はイメージ。
2023年11月17日東武百貨店 池袋本店は、11月23日(木・祝)から28日(火)の6日間、第12回『IKEBUKUROパン祭』を開催します。パン祭初出店16店舗を含む54店舗の人気ベーカリー店が日本各地から集結します。今回は、幅広い世代から人気の高い「チョコパン」を特集。パン好きバイヤーがおすすめする東武限定のチョコパンに注目です。また季節の野菜が主役となる「惣菜パン」や、『じゃがいも』、『さつまいも』、『タロイモ』などのバラエティ豊富な「いもパン」、ボリューム感のある贅沢な「栗パン」をご紹介。そのほか、例年絶大な人気を誇るクロワッサンからは進化系クロワッサンや、素材にこだわった個性あふれるクロワッサンを展開。本催事は、20代から30代のトレンドに敏感な女性のご来店を期待します。パン好きのバイヤーがおすすめ、東武限定チョコパンに注目!こだわりの生地の中にチョコが入ったものや、トッピングまでチョコづくしの東武限定パンを紹介。≪東武限定品・初出品≫大阪【KENTAUROS(ケンタウロス)】胡桃チョコピロDX価格:950円(4個入)〈各日販売予定30点〉胡桃を練りこんでチョコピロがパワーアップ。さらにホワイトチョコとドライフルーツをトッピング。≪東武限定品・初出品≫福岡【オスピターレ】生スフォリアテッラ(Wチョコレート)価格:451円(1個)〈各日販売予定200点〉外はバリバリッ、中はとろっとした、ベルギーホイップチョコの中にビターチョコレート入りの新フレーバー。≪東武限定品・初出品≫※実演北海道【イルマットーネ アルル】北海道銘菓とうきびチョコをのせたホワイトチョコパン価格:497円(1個)北海道のお土産の大定番「とうきびチョコ」をホワイトチョコと北海道産牛乳、生クリームを合わせ焼きあげたパンの上にたっぷりトッピングしました。◆人気ベーカリー16店がパン祭初出店ハード系パンの有名店や話題のシナモンロール専門店などが集結。≪パン祭初出店≫中央区【シニフィアン シニフィエ】プチバゲット価格:432円(1本)ハード系パンの有名店!国産小麦100%配合。料理を美味しく引き立てる、シンプルな味わいのバゲットです。≪初出店≫代官山【シナモンロール専門店代官山uzu】(1) UZUオリジナルロール 価格:411円(1個)(2) ロータス&キャラメル価格:451円(1個)(3) アップルシナモン価格:451円(1個)自慢のシナモンロールは、国産小麦や種子島産原糖にシナモン、カルダモンなどのスパイスを使用した人気商品。◆野菜が主役の惣菜パン旨味がぎゅっと詰まった野菜の個性を楽しめるパンを展開します。≪東武限定品・初出店≫荻窪【Honey】五種の秋野菜のマリネ&アボカドクリームチーズのサンド価格:692円(1個)〈各日販売予定50点〉さつま芋、蓮根、なす、エリンギ、パプリカをバルサミコソースでマリネし、クリーミーなアボカドとクリームチーズとともにサンドしました。≪初出品≫京都【梅鶯堂】ぺぺろん椎茸価格:378円(1個)〈各日販売予定100点〉丹波産椎茸を京都のだし醤油で和風ペぺロンチーノ風の味付けにしました。にんにくと唐辛子が効いています。歯切れのよいフォカッチャ生地と椎茸の相性抜群。◆進化系クロワッサン『パンスイス』、素材にこだわった個性あふれるクロワッサンまで!話題の進化系クロワッサン『パンスイス』や、黒米・和三盆糖を使ったものからクリスマスカラーのクロワッサンまで紹介します。≪初出店≫自由が丘【MONT-NOM(モンノン)】パンスイス(抹茶・レモン)価格:各420円から(1個)ストライプ模様の表面はザクザク、中はしっとりした進化系クロワッサン。レモンは、クリームチーズとレモンピール入りカスタードクリーム、抹茶は大納言と抹茶入りのカスタードクリームがたっぷり。葉山【ブレドール葉山】和三盆クロワッサン価格:361円(1個)〈各日販売予定60点〉黒米粉を使ったクロワッサンに和三盆糖をコーティングして、上品な味わいに。※表示価格は「消費税込み」の価格です。店内の飲食スペースでお召しあがり(イートイン)の場合は「消費税率10%」の価格となります。※写真はイメージです。【第12回「IKEBUKUROパン祭」概要】※出店店舗・期間は変更になる場合がございます。※イートインは閉場30分前がラストオーダーとなります。期間:2023年11月23日(木・祝)~28日(火)計6日間営業時間:午前10時~午後7時場所:東武百貨店 池袋本店 8階催事場(約210坪)店舗数:54店舗(パン祭初出店16店、実演12店)監修:パンマニア・パン料理研究家片山 智香子さん(出典元の情報/画像より一部抜粋)(最新情報や詳細は公式サイトをご確認ください)※出典:プレスリリース
2023年11月17日先日、第36回東京国際映画祭でワールドプレミア上映された中国映画「西湖畔に生きる」の主演として来日し、日本でも人気を集めている中国若手トップ俳優ウー・レイ(「琅琊榜(ろうやぼう)~麒麟の才子、風雲起こす~」)、“華流ラブコメの女王”として確固たる地位を築いているチャオ・ルースー(「黒豊と白夕~天下を守る恋人たち~」)、リー・ユンルイ(「これから先の恋」)、ユー・チョンエン(「Go!Go!シンデレラは片想い」)など、中国Z世代のファンを持つ美男美女俳優が集結!数々のランキングで1位を獲得した話題のラブ史劇「星漢燦爛〈せいかんさんらん〉」のDVD-BOX(全4BOX)が発売、同時にレンタル開始! ※()内は主な出演ドラマ作品名(C)2022 Tang Media Partners (China) Limited & Tang Media Pictures Shanghai Limited大ヒット家族ドラマ「明蘭~才媛の春~」の原作者である関心則乱の小説をもとにした本作は、復讐に生きる若き将軍と運命から自由になろうとするヒロインが織りなす大河ロマンス。自分だけを信じて生きてきた2人、凌不疑(リン・ブーイー)と程少商(チョン・シャオシャン)が、初めて人を信頼し、少しずつ互いを近くに感じ、愛するようになる。自らの宿命に翻弄されながらも確かな絆をはぐくんでいく2人の恋の行方は、じれったくも最高の胸キュンを与えてくれる。特に、程少商の危機にさっそうと現れ、彼女を救い出す凌不疑のスパダリっぷりに、ときめくこと間違いなし!この2人の心を紡ぐ恋愛関係以外、関心則乱氏ならではの壮大な世界観、個性豊かなキャラクターが多数登場し、それぞれの成長が繊細に描かれたストーリーを新進気鋭のフェイ・ジャンシャン監督が実写で完全再現!原作ファンからも高い評価を得て、シリアスとユーモア、争いと許しなどの要素を融合した“銀河のような愛”の物語は感動必至!中国では配信開始後、大手レビューサイト「豆瓣(Douban)」で、7.7点という高得点を叩き出し、2022年第3クールネットドラマ再生ランキング第1位、更には、アジアではNetflixを越える会員数を誇る配信サービスViuにおいて、シンガポールの2022年度ドラマランキング1位に輝くなど、2022年最も話題を呼んだラブ時代劇。さらに、4BOX合計80ページのボリュームに名場面をおさめたストーリーブックや、本編を彩る舞台裏の特典映像が含まれ要チェック!■ ■トレーラー動画1: ■ ■セルDVD-BOX(全4BOX)リリース情報・BOX1本編7枚組(第1話~14話+特典映像)/2024年2月2日(金)発売/¥17,930(税込)・BOX2本編7枚組(第15話~28話+特典映像)/2024年3月3日(日)発売/¥17,930(税込)・BOX3本編7枚組(第29話~第42話+特典映像)/2024年4月3日(水)発売/¥17,930(税込)・BOX4本編7枚組(第43話~第56話+特典映像)/2024年5月10日(金)発売/¥17,930(税込)<初回限定特典>BOX1:全巻収納ボックス/BOX2~4:大判フォトカード1枚<封入特典>BOX1~4:ストーリーブック(20P)片面・一層/カラー/MPEG-2/16:9/ドルビーデジタルステレオ/オリジナル中国語/日本語字幕発売元:株式会社ソニー・ミュージックソリューションズ/株式会社コンテンツセブン販売元:TCエンタテインメント株式会社■ ■レンタル情報全56話/28巻・Vol.1~7(第1話~第14話):2024年2月2日(金)・Vol.8~14(第15話~第28話):2024年3月6日(水)・Vol.15~21(第29話~第42話):2024年4月3日(水)・Vol.22~28(第43話~第56話):2024年5月10日(金)■ ■作品あらすじ戦乱のため、生まれてすぐに両親と離れた程少商(チョン・シャオシャン)は、母を嫌う祖母と叔母に育てられ、まともな食事も教育も与えられず、奔放に育つ。ある日、程少商の両親が帰還すると聞いた祖母と叔母は、慌てて程少商を田舎から呼び戻す。その道中で、賊を追っているという凌不疑(リン・ブーイー)に出会った程少商は、その場の機転で賊の居場所を凌不疑に知らせる。そして、待ちに待った両親との再会。しかし、他人の子供には優しく、娘である自分には厳しく当たる母に、程少商は失望する。一方、程少商の度胸と機転に興味を持った凌不疑(リン・ブーイー)は、軍備品の横流しの真相を探ろうと、程少商の企みをバラさない代わりに、あるものを手に入れてほしいと程少商に協力を求める。こうして2人は、次第に互いを近く感じるようになる。そんなある日、程少商と幼馴染の楼垚(ロウ・ヤオ)の間に縁談が持ち上がり…。■ ■メインキャスト凌不疑(リン・ブーイー)役:ウー・レイ(呉磊)程少商(チョン・シャオシャン)役:チャオ・ルースー(趙露思)袁慎(ユエン・シェン)役:リー・ユンルイ(李昀鋭)楼垚(ロウ・ヤオ)役:ユー・チョンエン(余承恩)■ ■スタッフ原作:グワンシンゾールワン(関心則乱)「明蘭~才媛の春~」監督:フェイ・ジェンシャン(費振翔)「鬼吹灯~魔宮に眠る神々の秘宝~」脚本:ゾウ・ユエ(鄒越)「鳳凰の飛翔」「玉昭令」、アン・イーモー(安以陌)「新・白蛇伝~千年に一度の恋~」■ ■関連する公式サイト&公式Xソニー・ミュージックソリューションズ配給作品の公式サイト(ASIALL): 「星漢燦爛〈せいかんさんらん〉」日本公式Xアカウント:@XHCL_JP「星漢燦爛〈せいかんさんらん〉」著作権表記:(C)2022 Tang Media Partners (China) Limited & Tang Media Pictures Shanghai Limited 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年11月17日北野武監督の実に6年ぶりとなる最新作で、本年度・第76回カンヌ国際映画祭「カンヌ・プレミア部門」に選出され、世界中を驚かせた映画『首』。そんな北野映画の真髄ともいえる、容赦ないバイオレンス描写を凝縮したファイナル予告映像が解禁となった。北野監督が初期の代表作の1本『ソナチネ』同時期に構想し、30年もの長きに渡って温めていた本作は、巨匠・黒澤明が生前「これを撮れば、『七人の侍』と並ぶ傑作が生まれるはず」と期待していた念願の企画の映画化。監督として数多くの名作を世に送り出してきた北野武の集大成とも呼べる、これまでも観る者の常識を破壊してきた北野監督の美学が詰まった作品だ。「さっさと死ねよ!」ビートたけし演じる羽柴秀吉の叫びで幕を開ける本映像は、「威風堂々」の壮大な音楽にのせて、圧巻のバイオレンスが描かれている。大義もなければ、情けもない、善人もいなければヒーローも存在しないこの『首』の世界で描かれるのは、ただ己の欲望のまま動く狂人たちの剥き出しの本性。※以下の映像には過激なシーンが含まれますので、ご注意ください。天下人である織田信長(加瀬亮)の“首”を巡る戦いには、武将、百姓、芸人と身分の違う男たちが“成り上がるべく”調略し、容赦なく邪魔者を消していき、これまでの時代劇で描かれてきた常識が通用しない作品へと昇華されている。そして、羽柴秀吉の「どうせお前、死ぬけどな」と、狂人揃いの登場人物全員の“死”を予感させるような痛烈なひと言も。何が起こるか分からない、誰が死ぬのか分からない、誰も観たことがない欲望渦巻く唯一無二の戦国エンターテイメントを予感させる映像に仕上がった。『首』は11月23日(木・祝)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:首 2023年11月23日より全国にて公開ⓒ2023KADOKAWA ⓒT.N GON Co.,Ltd
2023年11月16日