産休・育休中の女性は、肉体的にも精神的にも忙しいものですが、職場復帰を考えているママは、この時期に仕事に戻りやすい環境を整えておくのは重要なポイントです。どんなことに気をつけて、産休・育休中を過ごせば、良い感じに職場復帰できるのかを先輩ママとしてピックアップしてみました。■職場の状況をリサーチする育児休暇や産後休暇中でも、同僚や上司とのコミュニケーションはきちんと取っておくことが大切です。企業によっては休暇中に社内報が届いたり、社内の行事のお誘いがある場合もありますが、まずは自分からアクションを起こす事が重要。仕事仲間には時々メールや電話をして、社内の状況を気にしておく必要があります。コミュニケーションを取ることで、職場との繋がりが途切れないので、復帰後も安心して仕事を再スタートすることができます。■「人との付き合いの勘」を鈍らせない赤ちゃんと1対1で過ごす時間が長くなると、人とのコミュニケーションの仕方が変わってしまう傾向があります。オフィスに戻ってみると、頭の回転が遅くなっていてびっくりすることも。仕事人としての勘を忘れないためにも、少しでもいいので育児以外のやり取りも大切に。赤ちゃんが少し大きくなれば外出することもできるので、意識的に外に出ることもオススメ。実際に「コミュニケーション能力が高い人は職場復帰も早い」という声もあるほど。イベントなどに足を運び、家族以外の人との交流を持つことで、人と関わる力を養うことができますよ!■骨盤ケアをする妊娠・出産によって骨盤は大きく開きます。産後1週間~10日で自然に閉じてくるとされていますが、閉じた時にゆがんでしまい、そのまま固まってしまうこともあるので注意。骨盤の歪みは、腰痛や太る原因にもなります。骨盤を矯正するための教室やサロンなどもありますが、まずは骨盤を戻す意識を忘れずに、足を組まないなどの姿勢を意識するだけでも改善します。さらに積極的な骨盤ケアのための体操、骨盤ベルトをなどは、自分の体調に合わせて正しく行ってください。 復職後は肉体的に忙しくなりますので、それを見据えて体調を整えておきましょう。■いろんな先輩ママと話をするこれまで仕事で適用してきた「段取り」は子育てには通用しません。分からないこと、想定外のことに対応する、臨機応変さが重要になるのですが、仕事ができる人は、これまでの成功体験が使えないために焦ってしまう傾向もあります。仕事と育児のストレスを溜めこまないことが、復帰を成功させる秘訣です。世代を問わず、いろんな働くママに話を聞くのもオススメです。考え方が近いママが見つかったり、子どもが中学生で手がかからなくなったママの話を聞いたりなど、気が楽になりますよ。産休に入る前にも、復職前にも意識するべきは「権利を主張しすぎないこと」。「穏便に」をモットーにすることが、戻りやすい環境を整える近道のようですよ! これから産休に入る人は、ぜひ念頭に置いておいてくださいね。
2014年07月24日育児は女性がするというのが、一般的な認識になっていますよね。確かに母親であることや、授乳という点からも仕方のないことかもしれませんが、一方で「イクメン」と呼ばれるパパが増えてきたのも事実です。朝の幼稚園へのお見送りはパパがするという家庭も増えてきたそうですよ。しかし「イクメン」として育児に協力的なパパは増えてきましたが、育休を取得してママの代わりに育児に専念する…というのはあまり聞かないですよね。それもそのはず、現状の男性育休取得率はなんと1.89%に留まっているそうです(※)。※厚生労働省「雇用均等基本調査」(平成24年度)より結婚・出産後の女性の復職を推進するとして、安倍政権では『2020年までに男性の育休取得率を13%にする』という目標を掲げたというニュースは、記憶に新しいですよね。しかし現状の数値を見る限り、あまり男性は育休に対して前向きではないのかもしれませんが、実はメリットもあるって知っていましたか?■男性が育休を取得するメリットって?実際に育休を取得したことのある男性と、取得したことのない男性にアンケートをとったところ、育休を取得したメリットとして「子育てに関われる」のはもちろんのこと、「効率的な時間の使い方に対する意識が上がる」と答えた人が未取得者16.7%に対し、取得したことのある男性は22.2%と上回った答えをしたそうです。男性が育休を取得することにどんなメリットがあると思いますか?(株式会社ユーキャン「男性の育児休暇取得に関するアンケート」)実際、育休中の1日の自由時間は1時間~2時間未満だったという人が多いようですが、その時間を自分磨きとして「資格取得に向けた勉強」にあてたという人が一番多かったという結果でした。育休中の時間を有意義に活用し、仕事に追われている日常ではできなかったスキルアップをするというのも育休を取得するメリットのようですね。育休中の自由時間に自分磨きをするとしたら何がしたいですか? (株式会社ユーキャン「男性の育児休暇取得に関するアンケート」)■本当のところ男性が育休を取得できるの?「メリットがあるのは知っているけど実際は育休を取得することができない」という男性も多いと思います。そもそも会社で男性が育休を取得できるような制度があるのかが疑問なところです。実際、育休の取得経験者に比べて、取得したことがない人が働く会社では育休を取得しづらいという結果もありました。また、制度以外でも様々な障壁があるようで「職場の理解が足りない」「育児休暇中の家計が不安」「出世に響きそう」など、クリアしなければいけない問題があるのも事実のようです。男性の育休の取得率を上げるための現在の障壁として感じるものについてお答えください(株式会社ユーキャン「男性の育児休暇取得に関するアンケート」)■男性が育休を取得するためには?やっぱり男性が育休を取得するのは難しいことなのでしょうか。そんなことはありません。1)企業のイメージアップに繋がる! と会社を説得してみる男性が育休を取得できる企業って素敵な会社だな、という女性目線での意見はよく聞きます。実際に「男性の育休取得率が上がると、社会的に良い影響があると思うものは?」というアンケートに取得経験者の58.4%が「企業・組織・団体のイメージが良くなる」と回答していました。男性の育休取得率が上がると、社会的に良い影響があると思うものは?(株式会社ユーキャン「男性の育児休暇取得に関するアンケート」より)2)各種社会保障制度を利用する社会保険料の免除や、育児休業給付金、パパ・ママ育休プラスなど、国が定めている制度はいくつかあります。育休取得経験者はこれらの制度をうまく取り入れて仕事や家計などへの負担を軽減したようです。3)まずは1週間から始めてみる女性の育休のイメージから長期での育休を想像してしまいますが、36.8%の育休取得経験者の育休期間は「1週間未満」だったそうです。このくらいなら、会社にも言いやすく、ママの仕事復帰の最初の1週間をお手伝いするということもでき、負担なく取得できそうじゃないですか?子どもは欲しい、でも仕事は続けたい・復帰したい、という女性がスムーズに結婚・出産できるように、また、パパ自身も貴重な子どもとの時間をとるよい機会として、男性の育児休暇取得も積極的に考えてみてはいかがでしょうか?参考:
2014年06月13日育休家事レッスン最後となる今回は、“家の中の紙類”について考えてみます。「紙類を制するものは、家事を制す」と言いたくなるほどに、紙類整理には頭を悩ませてきました。■書類は、とにかく! 扉のある棚に紙類を棚や机の上に出しておくと、とたんに乱雑感が漂うもの。とにかく! というマストな勢いで、届いた書類は扉のある棚に突っ込む。ただそれだけでも、“リビングの美観”という意味ではかなり効果がある。とにかく! の前に選別される書類もある。つまりは、扉の中に入れず、秒殺される書類である。例をあげると、「保健だより」「給食のこんだて」「市からの催し物のお知らせ」などだ。「保健だより」は太文字にザッと目を通して、“引き”がなければ捨てる、「給食のこんだて」も、即捨てだ。「夕食メニューは給食を考慮して(被らないように)決める」というご家庭も多いけれど、私は絶対に見ない。その日に自分が作りたい料理を作るというスタンスなので、「今日、昼もカレーだったのに、夜も??」的な抗議を受けることもあるけれど、きっと変わらない自信がある。(どんだけ、自分勝手!?)「市からの催し物のお知らせ」もじっくり読めば楽しいかもしれないが、「後で読もう」ととっておいて後から読んだためしがない。縁のある催しは友人からお誘いがあるので、そちらにお任せすることにして(どんだけ、人任せ!?)、基本、即捨てだ。書類とスッキリ付き合うには、潔さが大切。「後でゆっくり読もう」程度の書類は、即捨てくらいの覚悟が必要だと思うのだ。■後でゆっくり見る書類とは? では、扉の中に突っ込まれる書類とは何なのか? と言えば、「処理が必要な書類」だ。返事をしたり、スケジュールの転記など「一手間」が必要な書類は、扉の中に突っ込んでおく。これらも、ある意味、「後でゆっくり読もう」の一種だとは思うが、こちらは絶対にやらなければならない作業があるのだから仕方ない。長らく、この「後でゆっくり」の頃合いがつかめず、「扉の中に放置」→「提出(返事)期限切れ」という失態を犯し続けてきた。もう、いやとなるほど、たんまり!!!(←何の自慢にもなりません)そんな失敗を繰り返した結果、今は、わりとこまめに扉の中を整理する「勇気」がでてきた。そう、勇気! コレ、「習慣」というより「勇気」だということが、最近わかってきた。なぜなら、新たな仕事が増えるのがわかっていて書類を読まなければならないのは、どう考えたってダルい。それに立ち向かえるのは、「習慣」というよりも、もはや「勇気」だと思うのだ。■書類はできるだけ小分けにしておくこの「勇気」を支えているのは、「書類の行き先(ファイル)が決まっている」という安心感だ。書類を突っ込む棚具体的に言おう。我が家の場合は、「書類を突っ込む棚」の上に、「書類を立てておく棚」というのがある。たとえば小学校のプリント(学校に持たせるものが書いてある学年だよりなど)は、「小学校」というバインダーに挟む。サッカーの練習日程表は「サッカー」というバインダーに挟む。ここが書類の終着点である。書類を立てておく棚終着点に到着した書類は、保持必要期間が過ぎたら速やかに捨てていく。バインダーとまで細かく仕分けしてあるので、捨てる選別に手間取ることはない。「処理が必要な書類」は、一件ごとにクリアファイルに入れて、立てておいておく。クリアファイルに入れることで、一件、一件ごとが“自立した存在”となる。「処理すべき書類は、8件だ」と把握でき、処理の目処もイメージしやすい。よって「整理しなきゃいけない書類の山」よりも心理的な負担は軽い。こんなふうに、書類は「できるだけ小分け」にすることがポイントである。「時間がある時にゆっくり整理しよう」なんて思っていたら、そんな時間は永遠に訪れない。第一、共働き生活の中で、そういう時間を作ろうと思うこと自体が、ものすごく高いハードルなのだ。「できるところまで小分けしておく」というのは、紙類を制する鉄則だと思う。みなさま、育休家事シリーズの長らくのご愛読、誠にありがとうございました。
2014年05月17日「いつか、ちゃんとやろう!」と思っていることのひとつが、書類の整理だったりしませんか? 今回は、私が実践している書類整理の方法論をいくつかご紹介しますね。■子ども達へのカード保育園でもらう誕生日カード、祖父母からのお祝いメッセージなど、3人の子ども達へのカードは、各人の名前をつけたポケットフォルダーに整理している。カードを回収して時系列にファイルに入れていくだけだが、気がつけば立派な子育ての歴史になっている。同じように、卒入園式といった大切なお式の「式次第」や、「運動会」「展覧会」のしおりも、ファイルを一度作成し、時系列にいれておけば整理完了。老後、これらを眺めて、子育てをネットリと懐かしむ予定。きっとキラキラと輝いて思い出されるのだろう。■便箋・カード、切手メールではなく、なるべく手書きの手紙を書くようにしている。その際に気をつけていることは、便箋や切手で、季節感を出すこと。よって気にいったものを見つけたら買い貯めている。切手は季節ごとのインデックスをつけた可動式フォルダー(クリアポケットの順番をいれかえられるタイプ)にいれて整理する。以前はポケット型のファイルで整理していたが、切手は使えばなくなる。時間が経つと、使ったページは歯抜けになるし、季節ごとの仕分けもしづらい。可動式フォルダーの方が、こまめに整理できる。便箋やカード、封筒は書類ケースにひとまとめにして入れている。手紙は家事の合間にダイニングテーブルで書くことが多い。仕事机の引き出しにいれておくよりも手軽に持ち運べるので、手紙を書くのが億劫にならないからだ。■取扱説明書・保証書取説を一箇所にまとめておくだけでは、探しづらい。そこで「キッチン」「リビング」など、家電の置いてある場所ごとにファイルを分けて収納している。冊子型の分厚い取扱説明書を収納する「冊子の取扱説明書」というラベルを貼ったボックスも用意する。この他に「家電・サマリーファイル」を新設した。これは、どこのファイルに何が入っているからの目次を一覧表にしたものである。新しい取扱説明書は、“とりあえず突っ込む引き出し”に入れておく。「とりあえず」の着地場所確保により、「どこのファイルにしまうんだっけ?」というストレスや、ファイルを探して整理するという作業が面倒なことからくる「結局、ぐちゃ、ぐちゃ、じゃん」という敗北感を解消できる。「とりあえず」の着地場所の確保により、3年に一度のファイルメンテナンスになる予定である。(1年で3冊の“取説”新入りが入ったとして、3年分はファイルを放置できるという計算)■二山ファイルで関所を作る行きたいお店、お料理のレシピ、ちょっと気になる記事…。「あ、とっておきたいな」と思う書類は数あれど、それをそのままファイルしていたら、いくら場所があっても足りない。その解決策として、二山ファイルで“関所”をつくることにした。切り抜きは、まず二山ファイルに入れておく。二山ファイルが一杯になったら「やっぱり保存しておきたい」と思うもののみ、ファイリングをする。そこで「やっぱり、いらないかも」と感じるものは、潔く破棄する。一度ファイリングしたものを→フォルダーから外し→捨てるというのは、心理的にも手間的にも、二度手間だと思うからだ。
2014年05月17日前回のストック食材 に続いて、今回も「働く母にとっての台所」について考えてみる。いやいや。キレイ事は言うまい。今回は、柳宗理について熱く語らせて下さい!■結婚祝いには、柳宗理のボールとザルを結婚祝いを贈る時は、柳宗理のボールとザルを選ぶことが多い。先方に既に買ってないかどうか確認し、買っていない場合は、これ幸いと「ボールとザル、贈るから」と宣言する。それくらいの勢いで、家財道具として推奨したい品が、柳宗理デザインのボールとザルなのである。贈った年若い友人達の評判は、「洗いやすくて、びっくりした」「デザインが美しいから、食卓にそのまま出しても違和感がない」と、上々である。そう、柳宗理のボールとザルの特徴は、この2点に集約されるのかもしれない。ザルは外枠と本体の繋ぎ目が平らなデザインなので、ゴミがたまりづらく、洗いやすい。ボールが描く曲線は、手で触りたくなる優しさがある。そのまま食器として食卓に出しても、遜色がないので、夏、このボールでそうめんを出すこともある。お酒が飲めないので我が家では出番はないが、ボールをワインクーラーにしても楽しそう。■柳宗理は、柳宗悦の息子私の柳宗理コト始めは、前述のボール&ザルだった。もう10年以上前だろうか、暮らし上手な方々が雑誌で何度も紹介していた(例:大橋歩さんも長年愛用されているようだ)、ある種のブランド品なので、「おお、これが例のボールとザルか」と手にとったら最後、思わず買ってしまった。自宅に帰ってから柳宗理の公式ページを見て、より一層、ラブになった。だって柳宗悦の息子なんだもの! 柳宗悦とは、ウィキペディアによれば、「民芸運動の創立者。日常的な暮らしの中で使われてきた手仕事の日用品の中に用の美を見出した人である」。日々の暮らしを大切にし、そこに美を見出す。そんな父の下で育まれた美意識とセンス、ひいては生き方が生み出すデザインは、サラブレッド的なお墨ツキがあるような気がしてしまう。■ミルクパン、私の失敗談次なる我柳宗理は、ミルクパンだった。以下は、ある日の私のブログ。「今日、柳宗理のミルクパンが届いた。その美しさに唸る。う~ん完璧。グリップは手に馴染むし、両方にある注ぎグチのカーブの自然なカタチは、造形美の極み。もちろん道具としても優秀で、注いだ時の汁きれの良さは最高! これで作るロイヤルミルクティが、ただ今のマイブームです)」実は、今現在、使っているミルクパンは二代目である。上記の如くウハウハと使い出したものの、すぐにグリップの一部が溶けてしまった。小ぶりな鍋なので、コンロの火を小さくしておかないと、グリップに火が届いてしまうのである。すぐさま二代目を買ったが、グリップ溶けが怖くて何年もお蔵入りしていた。最近、知ったことだが、柳宗理のキッチン用品は部品交換ができる。部品は柳宗理のキッチン用品を扱っている店で取り寄せができ、たとえばミルクパンのグリップを日本橋三越本店で取り寄せた場合、2週間程度かかり、費用は650円(税抜き)。 取り扱いサイト を見てみると、ステンレス製品の汚れ落としや焦げとり、黒柄カトラリーのハンドル交換などのサービスなどもあり、長く使い続けることが前提の商品なのがわかる。メーカーからの直接取り寄せも可能だが、その場合は別途送料が必要。ミルクパンの場合、グリップの取り付け金具が破損してないか要確認(そこが破損している場合は、部品交換がNG。■カトラリーも柳宗理結婚した時に揃えたカトラリーはDANSKだった。だが、使っているうちに大きい方のスプーンがよろしくないことに気付いた。アメリカで買ってきたせいか、口に入れる部分が広すぎなのだ。毎回のことだからストレスに感じて、ある日、柳宗理のスプーンを、ひとつだけ買ってみた。口に入れた時のすんなりした感じは、外国旅行から帰った直後に食べる日本食のよう。口の中の感覚って、大切だ。なので思い切って、柳宗理のスプーンを5つ買い、次に対になるフォークもエイっと5つ買ってしまった。これが、正解! 何となく違和感を感じながら使っていたカトラリーだが、買い換えをしてからは、不満が湧かない。時々、布巾でフォークやスプーンを拭きあげながら、「何て美しいデザインなのだろう!」と、ウットリするのは何とも楽しい時間だ。働く母にとって、納得のいく生活道具に囲まれていることは大切なことだ。その点、甘すぎず、機能性も兼ね備えている美しい柳宗理の台所道具は、どれをとっても、オススメなのだ!
2014年05月16日みなさんは「家事代行サービス」を利用したことがありますか?掃除や料理だけでなく、子どもの送迎や荷物の受け取り、靴磨きなど、大がかりな家事からちょっとした用事までお願いできるこのサービス。利用したことがなくても、興味をお持ちの方は多いかも。今回はそんな「家事代行サービス」について調査してみました!■「掃除」が圧倒的人気で第1位Q 家事代行サービスにお願いしたい家事は何ですか?(複数回答可)第1位:掃除……:65.8%第2位:部屋の片付け……:23.8%第3位:料理……:18.6%第4位:洗濯……:10.2%第5位:アイロンがけ……:7.8%第6位:引っ越しの荷造り……:7.2%第7位:買い物……:5.2%※第8位以下は略第1位は「掃除」で、約7割の人が選択。「掃除が一番苦手なので」(29歳/女性/情報・IT)や「(自分で)掃除する暇がないので」(31歳/男性/情報・IT)という主に2つの理由が目立ちました。その他、「自分だとなかなか改革ができないからぜひプロにやってもらいたい」(27歳/女性/金融・証券)や「掃除は永遠の悩み。特に油汚れや水まわりをお願いしたい」(33歳/女性/ホテル・旅行・アミューズメント)など、自分ではなかなかきれいにできない部分をプロの手でお願いしたいという意見が多数ありました。続く第2位は「部屋の片付け」でした。「すっきりときれいに片づけて、収納してもらえたら、少しはそれを維持できそう」(27歳/女性/学校・教育関連)のように、プロの片付けを参考にしたり、それを生かしたいという意見が多く挙げられました。「ものを捨てるのが苦手なので、プロのアドバイスを受ければ一人で行うよりもうまくできそう」(27歳/女性/運輸・倉庫)など、自分以外の人に断捨離をお願いしたいという声も。そして、第3位は「料理」。「帰りが遅い日や休みの日は特に料理の準備が面倒くさい」という意見がほとんどでした。食事は毎日のことですし、また準備に時間もかかるので、面倒な家事ととらえる人が多いようです。今回の調査で、家事代行サービスにお願いしたい家事は「掃除」が人気ということがわかりました。実際にこのサービスを利用した経験のある人はごくわずか(今回のアンケート回答者中6.0%)でしたが、「ぜひ頼んでみたい」という声もいくつか挙げられていました。また、中には「妻へのプレゼントとして使いたい」(38歳/男性/自動車関連)なんてステキな回答も。母の日のプレゼントとしてこのサービスを贈るのもいいかもしれませんね。仕事が忙しく家事がおろそかになりがちという方、一度「家事代行サービス」を試してみてはいかがですか?【アンケート対象】調査期間:2014年4月23日~24日アンケート対象:マイナビニュース会員調査対象数:500人調査方法:回答者限定ログイン式アンケート
2014年05月10日厳寒期は、水仕事が辛い時期。そんな時、品質の良いゴム手袋を使うと、気分は随分と違う。今回は、私のゴム手袋遍歴を振り返りつつ、現在のマイベストなゴム手袋についてお伝えしよう。■私が「ゴム手袋に求めていること」とは、何か? この時期、ただでさえ指先が冷たいのに、ゴム手袋(以下、手袋)に手を入れた瞬間の、ヒンヤリ&ゴワっとした感触を想像するだけで気持ちが萎える。「あの一瞬を、何とかしたい!」ということで、「マイベスト手袋」を探すべく、スーパーに並べてある手袋を大人買いして使用感を比べたことがある。私が手袋に求めているのは、手を入れた時の迎え入れてくれる感じ。ただでさえツライ水仕事を、励ましてくれるような「いらっしゃぁ~い」という優しさが欲しいのである。ま、簡単に言えば、フィット感のことですが。それからゴムが劣化しないこと。いくら新品時のフィット感がよくても、あっという間にゴワゴワと硬くなるのであれば、採用は厳しい。■わたくしの手袋遍歴結論から言えば、スーパーで買った手袋はどれも変らなかった。反対に言えば、「これ、いい!」とダントツな手袋に、スーパーで買った物の中では出会えなかった。ある時、作業服専門店で見つけた医療用の使い捨て手袋は、当時のマイベストだった。この時も数種類の使い捨て手袋を比較してみたが、「庭掃除用に」なんて書かれて10枚くらいセットでビニールパックに入って売っているものと、箱に入った医療用手袋ではフィット感が格段に違う。それに使い捨てなので、ゴム劣化も気にしないですむ。当時、子どもが小さく育児が大変な時期だったので、「手袋を使い捨てにする」という贅沢を自分に許すことにした。だが手袋を捨てるたびにチクっとする心の痛みに、だんだん耐えられなくなってきた。「一回じゃなくて、2回使おうか」と洗濯バサミで干したりもしたが、何だかな~の気分になる。かくして私の手袋探しの旅は、再び始まった。■ふらりと入った雑貨屋で出会う出会いは突然やってくる。ある日、ふらっと入った雑貨屋で見つけたのが、マリーゴールドの手袋である。まず、真っ赤という色がいい。かねてから手袋のファンシー系(薄めのピンクや水色)色づかいは何とかならんものか? と思っていた。女が使うものだからファンシー系にしとけばいいだろう的な発想が感じられる。家事をなめたらいかんぜよ! そんな訳で、大胆な赤という色を選択した心意気を評価し、見た目だけで即買いしてみた。家に持ち帰り、はやる心で封を開け、手をいれてみる。うん、いける! しっとりと吸い付くようなフィット感は、確実にスーパー物とは一線を画している。コストパフォーマンスも計算してみた。一般的なゴム手袋が200円前後なのに対し、希望小売価格399円は倍近くの値段である。ただ、ゴム劣化の速度が遅いので、一般的な手袋2回分くらいゴワゴワせずに使うことができる。ゴワゴワ感イヤさに穴も空いていないのに手袋を捨ててしまこともあるので、劣化の速度が遅いのはポイントが高い。よってコストはかかっても、手袋2枚分の満足を買うという意味で合格とした。マリーゴールドは世界100カ国以上で愛用されている。日本に上陸して約40年、超ロングセラーの商品でもある。とある有名女優が「このゴム手袋を使ったら、もう他のものは使えなくて」と女性誌で発言したことから、“女優手袋”という異名もある。とにかく一度使ってみると、そのフィット感に驚くこと間違いなしだ。文章/楢戸ひかる
2014年02月10日擦り切れたシーツや、ボロボロのタオル。こういった古布を「いつか有効活用しよう」と押し入れの片隅に突っ込んではいないだろうか? 家庭を数年営めば、古布は必ず出てくる。今回は、古布の循環について考えてみよう。■古くなったシーツ、どうしてる? シーツが破れた。「あ~あ」と思ったものの、次の瞬間、深く安堵する。なぜなら最近、古布についての取り扱い方法論が確立しつつあるからだ。どうやら私には、「古布は、再利用してから捨てたい」という欲望があるようだ。それも、かなり強く…。ゆえに「いつか処理する古布群」を突っ込んだ紙袋が、長らく押入れの一角を占めていた。■15分の作業で、雑巾大のハギレ40枚でも、今は破れたシーツは、洗濯をして仕事部屋に置いておく。どこかに「収納」しておくと、そのまま忘れてしまうからだ。仕事机に座るたびに、破れたシーツが目に入る。そして、ある日、ぽっかりと余力がある日が訪れる。余力は、15分でいい。キッチンタイマーを15分セットして、好きな音楽をかける。ハサミでチョキンとシーツの縁を切り、ザザザーと布地屋さんのように裂いていく行為は、ストレス発散になる。15分かかって、シーツ1枚分の古布が雑巾大のハギレ40枚になった。ちなみに。15分というのは、家事の一区切りのようだ。以前、ハウスクリーニング業者さんを密着取材した際、料金は「1コマ15分」で割り出していた。たとえば「毎週3コマ」を買うなら、45分の家事労働を依頼することができ、1コマ枠の洗面所と、2コマ枠のお風呂場の掃除をお願いすることができた。この「家事一区切り15分説」、やってみると生理的にしっくりくる。■ハギレの使い先こうしてできたハギレの使い道は、たくさんあるほどいい。排水溝の掃除をする時にはスポンジを使わず、このハギレを使って汚れをとる。子供の靴の泥も、水で濡らしたハギレで拭く。食器を落として割ってしまった時は、掃除機をかけた後、ガラスの細かい破片をハギレで拭きとり、そのままポイ! 使い道をたくさん「開発」したことで、ハギレは今では大切なお宝だ。当然、ハギレ作りのモチベーションはアップし、古シーツを処分する決断もしやすい。■有閑マダムとボロボロタオル「気がつくと、ボロボロのタオルを使ってるのよねぇ~」と言ったのは、有閑マダムの友人である。若くして資産家に嫁ぎ、すでに子どもは大きいので、優雅な日々をお過ごし中。だから敬意を込めて、有閑マダムと呼んでいる。「有閑マダムでもボロボロタオルを使っている」という事実に、ハッとした。お金や時間があっても、人はボロボロタオルを使う。反対に言えば、ボロボロタオルとお金や時間の相関関係はない、ということだ。■古布は循環が命!滞り(とどこおり)という言葉が思い浮かんだ。古布は、「ボロボロになったら、次に行く先」を確保しておかないと、間違いなく循環は滞る。たとえば私は、古いバスタオルは息子達の通っていた保育園に寄付している。夏のプール時に、普段の足ふきに…子どもが多数いる場所だから、古タオルはいくらあっても重宝するそうだ。またフェイスタオルは、真ん中で二つに切って雑巾にするといった具合に、ボロボロタオルの行方を、具体的にイメージするようにしている。具体的なイメージがあれば、ヨレっとしてきたかな? と思った時点で、古布を次のステージに連れていきやすいからだ。文章/楢戸ひかる
2013年12月13日主婦にとって衣替えは、一年の中でも大仕事。でも、我が家の秋の衣替えは楽ちん! その秘訣“下準備”についてのお話。■衣替えの下準備とは?育ち盛りの男の子3人(全員、サッカー小僧)がいるので、衣類は消耗品である。だから、おさがり大歓迎! あちらこちらからの頂いた衣類が、山ほどある。もちろん去年着ていて今年も着られそうな服、兄から弟たちへのおさがりもある。それを種類別、サイズ別に仕訳することを、私は“衣替え”の下準備と呼んでいる。■衣替えを1アクションだけやる家事を億劫なものにしない秘訣は、「1アクションだけやる」と決めて手をつけることだ。1アクションとは、文字通り1つの動作で終わること。衣替えを、アクションに区切って考えてみよう。大きく分けて、3つのアクションが必要なことがわかる。1)今季、着るための洋服を準備する2)洋服ダンスに、新しい季節の服を入れる3)終わった季節の服のメンテナンスをして、収納しておく■衣替えを始めるための魔法の言葉衣替えの下準備の日は、「今日は、上記の1)のみをやる!」と決めておく。2)、3)は別の日にやるのだ。そう思っていないと重い腰は上がらず、どんどん先延ばしになる。下準備は、頂いたおさがりや衣装ケースに散在する服を、1ケ所に集めるところからスタートする。これを、どんどん衣装ケースに放り込んでいく。ケースには、「半袖110センチ」「短パン140センチ」「夏用お出かけ着」「パジャマ」など、できるだけ具体的な内容を書いたメモを貼る。こうすると、何をどこにいれるかハッキリするので整理しやすい。■服の傷み具合、サイズをチェック次にケースに放り込んだ服を畳みがてら、傷み具合をチェックする。擦り切れているもの、汚れているものは、この時点で外す。またサイズアウトした服も傷み具合をチェックして、着られそうなものは次のおさがり先に差し上げるべく、紙袋に畳んで入れる。傷んだ服は、潔く捨てる。(今年は捨てる服だけでゴミ袋二袋分もあった!)■家事の力点を決めておく“下準備”さえ終わっていれば、衣装ケースから洋服ダンスに中身を移行する作業は、たいしたことはない。何がどんな状態でスタンバイしているか把握していれば、むしろ楽しい作業である。ちなみに、私は“下準備”は、春に1回だけしている。だから秋は“下準備”ができた服を取り出すだけ。更に、「来春に下準備をするんだ」と思っていれば、終わった服のメンテナンスも大らかな気持ちでやれる。つまりは、「いつ、ちゃんとやるか」という家事の力点を決めておけば、「アレもしてない」「コレもできていない」と、気持ちだけ先走って疲れることもないのだ。文章/楢戸ひかる
2013年11月20日家計簿はつけ始めたものの、「このお金、どう記帳しよう?」と、迷うコトはないだろうか。それを放置していると家計簿をつけるのは、ジ・エンドとなってしまう。これが、“家計簿が3日坊主”の王道だと考える。私自身、家計簿をつける上で迷うことは多々ある。 「3日坊主にならない家計簿術その1」 に続き、実際の記帳をする際、どう考え対処したか、について今回はご紹介したい。■費目で迷ったら「日用品」に記帳「これ、何費につけたらいいんだろう?」と迷うのが、家計簿つけの最初の壁。そこで止まってしまっては、家計簿は続かない。私は「費目で迷ったら、日用品に記帳しよう」と決めた。理由は、そう決めておけば、家計簿つけがストップしないと思ったから。しばらくそれで続けてみたら、自分がどんな費目つけに迷うかが見えてきた。我が家の場合は、子供関係のお金が迷いどころだった。文房具や衣類、月謝、医療費、子供関係のお付き合い…。これらの費目分けして記帳するのが面倒になったので、すべて一括して書き込める「こども費」という項目を新設することで対処した。■家計簿は、現金出納帳だと割り切る水光熱費や新聞代といった銀行口座から引き落としされるお金を、私は家計簿に記帳しない。最初はカード明細や銀行の通帳から転記していたが、ある時「これをリファーすればいいじゃん」と思った。以後、引き落とし分は、半年毎にカードの明細表や通帳から数字を拾い、エクセルで管理している。「家計簿は現金出納帳だ」と割り切ることで、日々の記帳はかなり簡略化される。引き落としされるお金は、専用口座を作り、月に一回一定額を入金する。最初は目安がわからないかもしれないので、我が家の水光熱費の年平均を紹介しておく。「電気1万3千円、ガス7,000円、水道5,000円」。■水光熱費は節約しないちなみに水光熱費というと、節約するものの代名詞のようだが、私は節約を気にしていない。金額を見て欲しい。電気代は洋服を1着、ガスや水道代は外食を1回我慢する程度のお金だ。それでのびのびと、たっぷりした気持ちで1ヶ月家族過ごせるのなら、金銭的な意味での節約は不要と考えている。(エコ的視点でエネルギーは大切にすべきだとは思っているけれど)■修繕積立金を積み立てる「大きな買い物」。これも家計簿つけのペースを狂わす大きな要因だ。そもそも。「金額いくらからが、大きな買い物なのか?」という話から始めなければならない。我が家の場合は、1週間2万5千円の現金で暮らすことにしているので、3千円以上は、「大きな買い物」として日常の生活費とは別処理をしている。別処理とは何か? それは「修繕積立金」という積立を毎月1万円して、そこから支払うのである。貯蓄と違うのは、このお金は使うことを前提に貯めている点。このお金を上回って「大きな買い物」をしてしまった場合は、貯蓄から補填する。貯蓄から補填した分は、次のボーナス時には補填するよう心がけている。文章/楢戸ひかる
2013年10月29日どこの家にも「いつか、ちゃんと片付けよう」と思っている場所があるはず。それが“魔窟”。今回は、私が魔窟に着手した時の様子、恥を忍んで!?公開!■どこの家にも魔窟はある共働きをしていれば、家の中に魔窟のひとつや、ふたつ、あるのは当たり前だ。問題は、「いつか、ちゃんと」というのが現実逃避の呪文である点。「“いつか”って、いつ?」「“ちゃんと”って、具体的に何をすること?」と聞かれても、もちろん答えられない。「仕事復帰すれば今より忙しい。片付けするなら、今のうち!?」と思いながらも、毎日の生活の大変さで片付けを先送りにする日々。でも、沸々とナニカは積もり続けている。それが沸点を越えて「もう本当にイヤ!」と爆発した時が、魔窟と対峙する時だ。今回のターゲットは、仕事机の後ろにある本棚。大容量の収納なのが災いして、何がなんだかわからなくなっていた。■迷ったらゴミと思え「本当にイヤ!」という爆発のエネルギーは、最大限に利用したい。牙城を切り崩すために、勢いに身を任せる。まずは「ゴミ予備軍」と「整理すべきもの」に分ける。「迷ったら、ゴミと思え」をキャッチフレーズに、基本的にはやみくもにゴミ袋に突っ込む。ここでのポイントは、ゴミを「ゴミ予備軍」と名づけている点である。ゴミ袋に入れたものは、再度見なおししてから捨てる。「再度見なおしをする」と思っておけば、ゴミ袋に突っ込む時の心のハードルが低くなる。爆発の勢いを止めず、その勢いで大まかなカタチをどこまで作れるか? これが最初の関門である。■やりはじめないと、やる気は出ないある本によれば、やりはじめないと、やる気は出ないらしい。曰く、「やる気を生み出す場所は脳の側坐核にあり、そこは刺激が与えられると活動する。やる気がない場合でも、やりはじめるしかないのです。(海馬―脳は疲れない― 池谷裕二・糸井重里 著/新潮文庫)」片付けをはじめたということは、流れに乗ったということである。この時点で、7割がた「ふふん・・」と勝ち誇っていいと思う。■途中で投げ出さない秘訣2つ残りの3割は、中盤戦をどう凌ぐか? ということだ。出だしは、勢いがあるからいい。終わりが見えれば、楽しい。この間にあるグレーゾーン、「片付けが進んでんだか、散らかしてんだかわからない」というあたりが、心理的に一番しんどい。難所を乗り切るために、心がけていたことがふたつある。ひとつ目は、一コマ2時間以内で終わらせること。ふたつめは、ノートをつけること。キッチンタイマーをセットして、キリが悪くとも2時間経ったら一区切りつける。取りこぼした分は、「次にやること」としてノートに書いておけばいい。ついでに「今日やったこと」もつけておくと、励みになる。全然キレイにならないと思っていても、何かしらは進んでいるという実感が得られるからだ。本当に苦しいと思い始めたら、イヤになる。結局のところ、中盤戦は「自分をどうあやすか?」なんだと思う。■片付けは未来に繋がるそんなこんなで15時間(延べ11日間)かけて、やっと片付けが終わった。本棚の4つの区画が空っぽになった。ここに何を入れていく? 何が入っていく? そう考えることは、未来に目を向けることだと思った。そして、気がついた。「いつか、ちゃんと」と先延ばしにしていたことは、過去の負債と向き合うことだったと。過去に整理・清算できなかったコトやモノを、引きずっていたのだと。今朝、新しいCDを聞いた。昨日、夕食に招待した友人がプレゼントしてくれたものだ。ボーカルの女性の声が、心地よい。彼女のライブに行ってみようかな? そんなアイデアが浮かぶのは、心が軽くなった証である。片付けをして本当によかった。文章/楢戸ひかる
2013年09月21日家にいることが多くなる育休中は、家の掃除が気になる時期。でも、重い腰はなかなか上がらず、「あ~あ、今日も掃除しなかったなぁ」なんて気持ちになることありませんか?■一番パワーを使うのは、スタート時掃除は、「始める時」が一番パワーを使う。例えるならば、スポーツクラブに行く前のようなもの。行ってしまえばそれなりに気持ちいいし、終われば達成感もある。それがわかっていても、なかなか始められないのが掃除なのだ。とりわけ「毎日、家にいる」という育休中は、「後でやろう」という誘惑に打ち勝つのは難しい。■通勤時間分 掃除をするそこで私が考えついたのは、「通勤時間分を掃除しよう」ということ。育休中は、育児が仕事。でも、通勤はない。会社に行っていれば、通勤に使う時間だけは、仕事(育児)をせずに掃除をしようと思ったのだ。ゆえに、出勤する時と同じテンションで、掃除を始める。反対に言えば、「掃除を始める」ということは、「出勤する時」のと同じくらいのテンション、パワーが必要だと自覚した。■1日1回、0(ゼロ)地点に戻すちなみに。「通勤時間分だけ掃除をする」というのは、相当な仕事量だ。そんなの、毎日やっていたら、すぐに挫折する。あくまで気持ちの問題です、そこは。大切なのは、「1日1回、家の中を0(ゼロ)地点に戻す時間(キッカケ)を作る」ということ。乳幼児が家にいると、家の中がゴチャゴチャしているのは常。でも、そこで諦めてしまうと、散らかり&汚れは蓄積していくだけになる。だから、「キレイにする」というプラスの動きはしないまでも、「0(ゼロ)に戻す」という作業だけは続けたい。【これが我が家のゼロ地点】■白木屋傳兵衛の箒はいい!0(ゼロ)地点に戻したら、箒をかけるようにしている。掃除機ではなく、箒なのは掃除機よりも手軽だからだ。柄をサッと手にとれば掃除開始!我が家で使っているのは、白木屋傳兵衛の箒だ。使う場所によって、2本の箒を使い分けている。和室を掃く時は、江戸箒(草のほうき)。草が持つ「コシ」でゴミを掃き出す。フローリングエリアで使っているのは、シュロ箒。シュロ箒は、柔らかいモップのような箒なので、床 をなでるようにして使う。植物性油脂を多く含んでいるので、掃くことによって油脂が床に移り、天然のワックスがけの効果もある。【江戸箒(向かって左)、シュロ箒(右)。真ん中はハタキ】【箒なら、階段掃除も簡単】ひと通り掃き終わるのに15分程度かかるが、軽い運動をしているような感じで心地良い。「掃除=心地良い」というシナプスが脳にできたら、こっちのものだ。毎日の掃除が、「やらなければいけないこと」から、「日常の1コマ」となる。文章/楢戸ひかる
2013年08月21日毎日の食事を自分が作る・・。仕事中心の生活をしてきた人にとっては、かなり高いハードルだ。でも、子どもが生まれて育休中だもの。ごはんくらいは、毎日私が作らなくちゃ! と思って、苦しくなっていませんか? ■主婦歴16年、私の場合まず、私自身のことを言えば、長男の育休の時は、毎日ごはんを作らなかった。今、考えれば、「毎日ごはんを作れない自分」と向き合うのがイヤだったのだろう。理由をつけては、子どもをママチャリの前に乗せ、よく外食に行ったものだ。当時の私に言いたいのは、「毎日、何かしら作ろう。それは“料理”でなくてもいいんだよ」ということだ。そう思うには訳がある。■毎日、何かしら作ってみる今は毎日ごはんを作っているが、そのキッカケを思い出してみると、「料理とは呼べないシロモノを食卓に出していいんだ」と思えたことだった。私が思うに、世の中、素敵な情報が流れすぎている。かわいい子どもがいて、丁寧な生活をしていて・・的な? でも、子どもが生まれたからといって、仕事中心の生活していた私が、すぐに毎日の献立に困らないほどの料理のレパートリーがあるハズもない。加えて、始めての育児で疲労困憊。「毎日、素敵な食卓なんて無理だよな」と、当たり前の現実にやっと気がついたのだ。■献立の“へそ”を決める「でも、何かしらの“何か”も思いつかない」という場合は、献立の“へそ”を、まず決める。私の場合、それは野菜の梅酢あえ。【野菜の梅酢あえ】※作成時間5分強<材料>・キャベツ1/4個・キュウリ1本・人参1/2本・梅酢大さじ1・ゴマ大さじ2<作り方>キャベツは千切りにし、キュウリと人参は食べやすい大きさに切る。野菜をボールに入れ、ゴマと梅酢を上から回しかけ手で混ぜる。全体に混ざったら、浅漬用容器(ジップロックなどでも可)に入れる。すぐ食べても大丈夫だが、2~3時間置くと味が馴染む。これを作っておくと、すごく安心する。あとは肉を焼いたり、魚を焼いたりすればメイン料理は完成。ご飯を炊けば、とりあえず“食卓”ができあがる。余裕があって、味噌汁や小鉢をつけられた時は「あら、素敵!」と自分を褒める。ハードル低すぎですか!?(笑)■“できること”を増やしていくという気持ち家事のハードルをどこに設定するか? は、とても大事なことだと思う。「雑誌で見た素敵な暮らし」に憧れて、無意識に「憧れの暮らし」を「あるべき我が家の暮らし」だと設定してしまうと、苦しくなる。私はそういう失敗をしていたのだと思う。まずは、「今、できること」という地面にきちんと着地しよう! そして、そこから、“できそうなこと”を増やしていく、その積み重ねが我が家の暮らしとなり、自分の人生を作っていく。つまりは、今の私にがっかりしないで、自分で「できたこと」を喜び、自分を励ましてあげる。それが家事上手への第1歩だと思う。文章/楢戸ひかる
2013年08月09日コンビニエンスストアのファミリーマートが運営するインターネットショッピングサイト「ファミマ.com」()では、株式会社カジタクが提供する家事代行サービスのパッケージ商品「家事玄人(カジクラウド)」を2011年11月8日(火)AM11時より販売開始した。「家事玄人」は、クリーニング、お掃除などのプロが行う高品質な家事代行サービスを、「商品」として購入できるようパッケージ化。一律価格でサービス内容・価格が分かりやすいのが特徴だ。ご家庭での家事の手間を軽減するほか、両親や祖父母へのギフトとしても最適。年末の大掃除を控えたこれからのシーズンにぴったりのギフトとなるだろう。【商品内容】■家事玄人 ぽわぽわ保管付衣類クリーニングパック(6点)税込価格:¥6,300内容:衣類6点をクリーニングし、最長9ヶ月間お預かりします。■家事玄人 ぽわぽわ保管付衣類クリーニングパック(15点)税込価格:¥12,600内容:衣類15点をクリーニングし、最長9ヶ月間お預かりします。■家事玄人 ふわふわ保管付布団丸洗いパック税込価格:¥12,600内容:防ダニ加工付の布団3点丸洗い。最長9ヶ月間、最適な環境で保管。■家事玄人 らくらくお掃除セレクトパック税込価格:¥12,600内容:専門のプロが訪問して掃除を行う「お掃除メニュー」4種類(きらきら浴室パック/つやつやレンジフード洗浄パック/ぴかぴかキッチンパック/すやすやエアコンカビ取りパック)からひとつを選べるギフト商品。商品の詳細は、ファミマ.comのホームページにてURL:※「家事玄人」のサービス内容を動画にてご紹介プレスリリース提供元: PR TIMES
2011年11月08日