■前回のあらすじ夫と私の見えている世界は全く違っていました。このまま話し合いをしなかったら、一生すれ違ったままだったかもしれません。私との約束を守ってくれた夫。ようやく私の心も落ち着きました。そして夫の提案してくれた「絵を描くこと」は私の息抜きになりました。しかし夫のある一言で、楽しいだけではなくなっていったのです…。次回に続きます。 【同じテーマの連載はこちら】 夫婦の危機 この連載の全話を見る >>
2020年08月08日「いかに自分がラクできるか」をモットーに、整理収納サポートやセミナーを開催している整理収納アドバイザーの佐野裕香子(@shuikumama)さん。私生活では2人の男の子のママで、子育て中のママ・パパがマネしたい暮らしの工夫を発信しています。今回はラク家事の達人・佐野裕香子さんが、あるものをなくすことで家事がラクになる方法を教えてくれました! 洗濯機の上の収納を見直し!わが家の洗濯機の上には造り付けの収納があります。この収納の扉の中には今までフェイスタオルが入っていました。 でも動線的にココには洗濯洗剤を置きたい! タオルもココだと子どもたちが届かないから、いつも呼ばれてめんどくさい!ということで、見直しすることにしました。 “あれ”をなくすと家事もラクになる!まずは置きたかった洗濯洗剤を置いて、タオルも子どもたちの届く場所に移動。そしたらこの扉がジャマに思えてきたので……外してみました! お試しなので蝶番はそのまま残してしばらく使ってみると、これがまぁ何てラクチンなんでしょう♡ 想像以上に使いやすいということで扉の撤去、決定! でも収納の中が丸見えになったので……*イオン ホームコーディのランドリーボトル(左下)*セリアの詰め替え容器用ラベルシール(左下)*無印良品のポリエステル綿麻混・ソフトボックス(右下)*ダイソーのスチールワイヤーバスケット(左上) で見えてもいい収納にチェンジしました!“見せる”収納ではなく、“見えてもいい”収納。これだとハードルも低めで挑戦しやすいですよね。 使いやすくて、とにかくラクチン! 扉があると中身の出し入れに「扉を開ける閉める」というアクションが追加されるから、ラクチンではなくなる。扉があると隠せてスッキリ見えるけれど、実は中はカオスだったりすることもありますよね。 たかが扉一枚とあなどるなかれ。ラクするためなら、あって当たり前をなくすのもアリだと思います! ぜひ試してみてください♪ ベビーカレンダーでは家事や収納、ファッションなど、ママたちの暮らしに寄り添った【ライフスタイル記事】を強化配信中! 毎日がもっと楽しく、ラクになりますように。 著者:佐野裕香子整理収納アドバイザー。「紡ぐ・暮らし」にて収納サポートサービスや収納関連のセミナーを開催。自身も2人の男の子の子育てをしながら「どこに何があるか誰でもわかる仕組み」「安全で快適なお部屋」「いかに私がラクできるか」を考えて整理収納と向き合う。Instagram:@shuikumama
2020年08月02日はじめまして。あり子と申します。このたびウーマンエキサイトで連載をさせていただくことになりました。どうぞよろしくお願いいたします!「産休、育休」わたしが最初にそのことを意識したのは、同じ部署の先輩が産休を取得することになった時でした。同じ部署では先輩がはじめての産休取得者。わたし自身はこの時まだ結婚していませんでした。仕事は残業続きの日々。みんな自分の仕事で手いっぱいでした。そのため「産休に入る先輩の交代が入るのだろう」と、みんなが思っていました。しかし…交代はいれず、産休に入る先輩の仕事はみんなで分担しておこなうことになりました。キャパオーバーでしたが、妊娠中の先輩には心配かけたくありませんでした。そして先輩は産休へ。先輩は、交代が入らずみんなで仕事を分担することについて産休に入る日までずっと心配してくれました。そしてこれから出産を迎える先輩にそんな心配をさせてしまったことが申し訳なかったです…特に私の部署は女性率が高かったので、今後も産休・育休取得者がでてくる可能性がありました。人手を増やしてほしいと直訴しましたが、残念ながらその意見は通りませんでした…「もし誰かが次に産休に入ることになった時、今度こそ交代の人をいれてくれないとみんな倒れてしまう」という不安な声も出ていました。交代が入らず、仕事を分担する皆に謝りながら産休に入った先輩。交代として入った人に仕事を引き継ぎ、晴ればれした顔で辞めた同僚。仕事の引継ぎ相手が新しく入るのと入らないのとでは、こんなにも変わるのだと感じました。その後なんとかギリギリの人数で仕事を回し、先輩が産休育休を経て復職。そしてその数カ月後、先輩は二人目ご懐妊で再び産休を取ることになりました。そんなある日、先輩が参加していない飲みの席で…空気が凍りました。そんな意見がでることに衝撃を受けました。そして産休はおめでたいことのはずなのに、取得することでこんな風に周りに言われることに少なからず怖いと感じました…共働きの時代で、昔と比べると今は産休育休が取りやすくなっているのだろうと思います。しかし私も数年後に実感することになりますが、産休育休を取得することはできても「産休育休が取りにくい」「周りに申し訳なくて産休に入るのが心苦しい」と感じてしまう空気がありました。あくまでこれは私の職場の話であり、会社によって状況はさまざまだと思います。しかし、仕事量過多、人手不足、産休育休への理解不足…このような状況がある場合、産休・育休(男性の育休も含め)を取りにくくさせる要因の一つなのでは…と個人的には感じました。
2020年06月28日赤ちゃんとの毎日がもっとラクに、もっと楽しくなる。ベビーカレンダーは、そんな毎日を応援するコラムを絶賛連載中! 現在、6歳と2歳の男の子2人を育てています。長男が生まれたときは共働きだったため、「時短家事」についてネットや書籍でたくさん調べたり、先輩ママに聞いたりしました。しかし、「おすすめ!」と書かれた時短家事が原因で、かえって忙しくなるように……。私がやめた時短家事とその理由をご紹介します。 洗濯は2日に1回共働きの先輩ママから「洗濯は2日に1回まとめて洗っている」と聞き、さっそくまねすることに。たしかに毎日洗うよりも家事が1つ減り、まとめて洗うことで電気代や水道代の節約にもなりました。ただ、洗濯物の量が多くなり、干すのにかなりの手間が……。 さらに、天気が悪い日は部屋干しになりますが、狭い部屋に2日分の洗濯物を干すとかなりの圧迫感があります。次男はコップに入った水をこぼすことも多く、濡れたままのズボンや上着を1日放置するのにも抵抗感がありました。 1カ月くらい実践したのですが、やはり毎日洗うことに。ドラム式の洗濯乾燥機ならまた違ったかも知れません。 休日、料理の作り置き休日に1週間分の食材を購入して冷凍や作り置きをするのも、よく見かける時短家事。まとめて作ることで、普段の食事作りがラクになります。作り置きは1年くらい続けていたのですが、私の料理のレパートリーと技術が豊富でないため、毎回同じような作り置きメニューに……。 夫からも「このメニュー飽きた~」と言われてしまい、作り置きをやめることにしました。やはり冷凍や作り置きですと、味が多少なりとも落ちてしまうことも理由の1つです。代わりに「茹でるだけ」「焼くだけ」などのシンプルな調理法で作るように変えました。 買い物は週末にまとめてこちらも有名な時短テクですが、車のないわが家には向いていませんでした。キャスター付きの買い物カートを買ったのですが、夫が不在時は子どもが引っ張りたがり大変なことに……。また、食材を大量に購入すると、冷蔵庫にしまうのも面倒でした。 さらに大雑把な性格の私は、結局足りない食材や調味料が出てきてしまい、追加の買い物に行くこともしばしば……。私には小まめに少しずつ買い物するほうが性に合っているようでした。 時短家事も私に合っているものは、そのまま継続しています。例えば、洗濯物をたたむのは2日に1回ですし、お風呂も夏場は湯舟にお湯は入れずシャワーにしています。自分の性格と環境に合った時短家事をおこなうことが大事だと感じました。 ベビーカレンダーでは家事や収納、ファッションなど、ママたちの暮らしに寄り添った【ライフスタイル記事】を強化配信中! 毎日がもっと楽しく、ラクになりますように。 著者:竹内優実5歳と2歳の男児を育児中。時短と節約が大好きなアラフォー母。簿記2級・MOSマスター・初級シスアド取得。パソコンを活かした育児グッズの作成が得意。夫は激務の為、ほぼ一人育児中。
2020年05月09日現在は、感染症の拡大により、在宅勤務をしていたり、保育園や学校が休園、休校となっていたりして、いつもより家で過ごす時間が長くなっている家庭も多いでしょう。そうなると増えていくのが「家事」ですよね。いつもより長く過ごすことで部屋のなかが汚れやすくなったり、一日三食用意することで料理の負担が増えたりしているかもしれません。そこでパートナーの家事のやり方や、うまく家庭で家事を回すための方法について考えてみたいと思います。■約7割がパートナーの家事のやり方に驚いた経験ありアンケートでは、パートナーの家事のやり方に驚いたことがあるかどうか聞きました。その結果、「ある」「少しある」と答えた人が69.2%となり、約7割の人がパートナーの家事のやり方に驚いた経験があることがわかりました。Q.パートナーの家事のやり方に驚いたことがある?ある 41.3%少しある 27.9%ほとんどない 18.1%ない 8.6%その他 4.1%■「タラコが爆発!?」家事ができないガッカリエピソードアンケートのコメントでは、「こんなに家事ができないのか」というパートナーに対する怒りとともに悲痛な叫びが多くみられました。なかには、パートナーのとんでもない行動を訴える声も!「タラコをチンして爆発。しかもラップをせずに」(千葉県 40代女性)「フッ素樹脂加工のフライパンに、お玉をたたきつけて炒め物しているときは、『大丈夫か?』って思った」(神奈川県 30代男性)「私が出産で入院中、レトルトカレーを電気ケトルに入れて温めようとして壊した。すごい発想だと逆に感心してしまった」(神奈川県 30代女性)「洗濯物をシワになったまま干していた。干す場所が足りなくなったのか重ねて干していた」(徳島県 30代女性)たしかに、パートナーがしたら驚いてしまうだろうなというエピソードも数々寄せられていました。さらに、家事全般に対してのスキルについて、率直な思いをぶつけるコメントもみられました。「ごみの分別は、何回も教えても覚えない。洗い物は水を流しっぱなしで、油のついたフライパンと茶わんを洗いおけに一緒に放り込む。言っても覚えないし、ふてくされる。小学生の子どもたちの方が上手なので、夫には戦力外通知出しときます!」(神奈川県 40代女性)「何もかもにため息。ご飯すらたけなかった。洗濯物も、雨が降っていてもそのままで、言わないと、取り込んでくれない。脱いだ服もそのままで、靴も脱ぎっぱなし! それを見て子どもまでため息」(広島県 40代女性)「もっと効率よくできるやろって思っていますが、黙っています」(徳島県 40代男性)パートナーの家事スキルに対して、「驚き」以上の思いを抱いているパパやママたちは多くいるようです。おそらく、一緒に暮らす前にはわからなかったお互いの家事スキルが見えてきて、そのギャップにショックを受けている人も少なからずいるのかもしれません。■高い家事スキルに驚き! しかし悩みもまた、予想よりも高いパートナーのスキルの高さに驚いたというコメントも多く寄せられていました。「夫は皿洗いのときめっちゃ水で流していたり、洗濯物をキレイにたたんだり、休みの日に床を水拭きしたりしていて、几帳面(きちょうめん)だなぁと思う。私は家事、最低限しかしないので」(神奈川県 30代女性)「働きながら子どもの食事や洗濯物…。すべてに全力で取り組む姿に驚きと感謝です。嫁さんが入院したときに、自分には無理だと痛感しました」(千葉県 40代男性)「針仕事が意外とうまい旦那です。ミシンも私よりまっすぐ縫うので、家庭科で裁縫に苦戦している娘の救世主になっています」(神奈川県 40代女性)「夫は、料理を小さい頃から妹のために作っていたそうです。料理を作るのが好きな夫で助かっています」(神奈川県 30代女性)そのほかにも、「汚い所の掃除が苦手な私にとってはトイレや排水溝の掃除をしてくれるのはほんとにありがたい」というコメントも寄せられていました。どれもパートナーに対して感謝の気持ちが伝わるもので、読んでいて温かい気持ちになりますね。ところが、相手の家事スキルが高すぎたり、家事のやり方に対してこだわりがありすぎるがゆえに、苦しい思いをしているという声も少なからず寄せられていました。「旦那は一人暮らしの経験があるので家事全般私よりできて助かるけど、こだわりも強く『めんどくさいな』ってときもある。お風呂場の掃除に関しても、『ここはこのスポンジ、ここはこのブラシ』って使い分けていて、私からしたら場所も取るし邪魔くさいという感じ」(神奈川県 30代女性)「潔癖症なのでいろいろと細かすぎる。子どもがいるから、朝しっかり掃除をしてもホコリくらい落ちるのに、『掃除のやり方が悪い』と文句を言われます」(兵庫県 40代女性)「きまぐれで年に何回か料理を作ってくれるが、『いい材料を使った方がいい』と言われ、材料費が高くつく。調味料なんて日頃は使わないものを買われても使い方に困るし本当に無駄」(宮崎県 40代女性)パートナーの家事スキルが高いことに対してはありがたい思いを抱きつつも、その意識が高いがゆえのつらさもあるようです。■「家事をしないから、驚かない」一方、パートナーの家事のやり方に驚いたことがないという人からは、「そもそもパートナーが家事をしない」というコメントが寄せられていました。「やり方に驚くもなにも、最初から家事も子育ても手伝いすらしてもらったことがない」(愛媛県 40代女性)「茶わんを洗うくらいはたまにしてくれるけど、基本的に自分は関係がないと思っている節がある。毎回言わなくてもやってほしい」(新潟県 40代女性)「何にも手伝わないから文句も言わない旦那です。手伝ってほしいことを明確に伝えても嫌な顔をされたりして、諦めました。私も雑だから『指摘や文句を言われないだけましかなぁ?』って思うようにしています」(神奈川県 40代女性)「パートナーが家事も子育てもしてくれない」というコメントからは、悲痛な思いが伝わってきます。たしかに、そもそも家事をしていなければ、どれだけ家事ができるか、どのようなやり方をするかもわからないため、疑問に思うこともできないですよね。■うまく家事を回していくにはそれでは、家庭内でうまく家事を回していくためには、どのような工夫が必要なのでしょうか? コメントからヒントを探してみたいと思います。▼家事を回すコツ1、文句を言わない「お互いに一人暮らしの経験があるから、気分よくできるように、やってくれた人のやり方に文句は言わないルールです!」(神奈川県 40代女性)「やり方はみんなそれぞれだし、育った環境も違うから、お互いビックリするでしょう。相手がやっているときには目をつむり、見ないことにしました。そしたら平和。ストレスもたまらない」(千葉県 40代女性)▼家事を回すコツ2、言い方を工夫する「初めは、洗濯の干し方や茶わんの洗い方など、いろんなことが気になっていましたが、言う方も言われる方も嫌な気持ちになるので、希望を伝えるようにしました」(神奈川県 40代女性)「夫の洗濯物の畳み方がお店みたいにキレイということに、新婚のとき気がついたので褒めちぎりすっかり夫の役目にしました」(茨城県 40代女性)「結婚するまで家事を一つもやったことがなかった旦那なので、『これをこういう風にやってもらえるとすごい助かるからお願いしていい?』ってやり方を見せながら毎回お願いすると、すんなりやってくれるようになった」(北海道 30代女性)▼家事分担のコツ3、気にしない「私がきれい好きなので、細かいことにもイラッとしていました。でも十数年もたつと、旦那もイラつきを察知して改善してくれ、私もそこまで細かいことは気にならなくなりました!」(三重県 40代女性)「初めて見ることに驚くことはあってももうウン十年も一緒にいると気にならなくなる。それなりに『鈍感力』も必要じゃないかな!」(神奈川県 40代男性)▼家事分担のコツ4、自分も相手も変わる「妻の実家は、昔ながらの男性が一切家事をしない家庭で、私が『手伝うよ』と言っても、なかなか受け入れてはもらえなかった。でもいまはお互い歳を取り丸くなって、私も家事手伝いをできるようになりました」(宮城県 40代男性)「10年前、夫の洗濯物の干し方はめちゃくちゃでした。角ハンガーは適当に挟むから向きはバラバラ、バランスも取れずに傾いているし、ひどかったです。いまでは完璧に美しく干してくれます」(神奈川県 40代女性)▼家事分担のコツ5、お互いの苦手を補い合う「ガサツな私よりきれい好きな主人。掃除道具、洗剤類などすべてを使い分けていてビックリします。ただ、料理はまったくできないので、お互い得意な方を担当して尊敬しあえてます!」(東京都 40代女性)「うちは私が片付けや収納、掃除が苦手なのでほぼ旦那の担当になってます。結婚当初はそれでギスギスしていましたが、お互い不得手な所は得意な方がやればいいと結論が出たのでありがたく思ってます。何度も話し合って出た結果ですが、とても感謝です」(三重県 40代女性)▼家事分担のコツ6、お互いを認めて感謝する「ゴミ出しを毎朝してくれるので、感謝! あとは子供と遊んでくれているので、それだけで十分かなって思います! 私も仕事していますが、旦那も早く起きてがんばってくれているので感謝しかないです!」(宮崎県 30代女性)「それぞれの やり方があるんだから認め合えばいいと思う。あまりなときは、話し合えばいい」(滋賀県 50代男性)ここまで、パートナーの家事のやり方と、うまく家事を回す方法について考えてきました。家庭ごとにさまざまな悩みがあり、それぞれが工夫をしながら生活しているのだと、あらためて感じさせられます。衣食住のさまざまな基盤でもある家事は、生活とは切り離せないもので、多くの場合、家族の誰かが担う必要があります。共働き家庭も増えているため、どちらかだけが担うのではなく、分担する家庭も増えていて、さらに家事代行などのサービスを使い、家事を家族以外の人に担ってもらうという選択肢も出てきていますよね。しかし、感染症の拡大が深刻化している今、おうちで家族だけで過ごすことの増加により家庭での家事の負担がジワジワと重くなっているようにも感じます。このため、もしかしたらこれまで以上にパートナーのトンデモ家事に驚く人も増加しているのかもしれません。さらに「コロナ離婚」というキーワードが話題になるなど、家庭にも不穏な空気が流れ始めているようにも思えています。そんな今だからこそ、家事をどうやって行っていくかも見直すチャンスといえそうです。自分がどうしたいのか、パートナーはどうしたいのか、どんな家事がそもそも得意で苦手なのか、自分の気持ちを伝えたり、相手が思っていることを確認することで、日々の生活が少しでも快適になるヒントが得られそうです。そして休校中のいまは、子どもも家事のおおきな戦力になります。役目を与えると、意外な子どもの几帳面さやまじめさ、得意なことが見えてくるかもしれません。普段家事をやり慣れている人でも三食の用意や自粛によるストレス、1日顔を合わせることでのイライラが溜まってきているかもしれません。レトルト、デリバリー、お掃除ロボット、時短グッズ、ズボラ飯など手を抜くための工夫もぜひ家族で考えてみるのも楽しそうです。筆者も、現在はほぼ在宅で仕事をしています。緊急事態宣言が出てからは、子どもたちも在宅させているため、家事の負担が増えていると感じる日々です。一度、ここで夫とも相談をして、まだまだ続くおうちでの生活をどうやって快適に組み立てていくか、検討してみたいと思います。終わりが見えずつらくなることもありますが、まずは快適に家事をする工夫から始めてみませんか?Q.パートナーの家事のやり方に驚いたことがある?アンケート回答数: 4272件調査期間:2019年11月25日~12月9日 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2020年04月30日父親のパパ頭(@nonnyakonyako)さんは、第2子が生まれたため会社に育児休暇(以下、育休)を申請。2歳と0歳の子供を夫婦で育てる生活での『気付き』を漫画で描き、反響が上がりました。父親が育休を取って『気付いたこと』内容に「完全に同意!」「ほんとこれ」てんやわんやな育休期間も終わりが近付き、4月から仕事に復帰することになったパパ頭さん。育休の終了を前に思ったことは…。育休を終えて、父親が思ったこと日々のつぶやき。育休が終わった日のこと(2/2) pic.twitter.com/s041RPEzx1 — パパ頭 (@nonnyakonyako) April 18, 2020 赤ちゃんが生まれると、どうしても上の子との時間が減ってしまいがち。「我が子にさびしい思いはさせたくない」という思いから、パパ頭さんは長男との時間を大切にしました。しかし親子の絆が強くなった反面、長男はこれまで以上にパパ頭さんから離れるのを悲しむようになってしまったといいます。普段は働いている父親と毎日一緒に過ごすことができて、長男はとても嬉しかったのでしょう。育休を経て、たくさんの親子の思い出を作ることができたパパ頭さんと長男。この経験は、今後の人生にいい影響を与えるのではないでしょうか。パパ頭さんの心温まる漫画は拡散され、12万件以上の『いいね』が寄せられました。・自分も、仕事と家庭を大切にできるかっこいい父親になりたいです。・もうすぐ育休が終わるので、同じ気持ちです!一緒にいられる時におもいっきりそばにいてあげたい。・泣けてきてしまった…。愛情はちゃんと子供に伝わるんですね。今後、日中に0歳と2歳の子供を1人で見なくてはならなくなる妻を心配し、「仕事も頑張らにゃあかんが、きっちり区切りをつけて家に帰ろう!」と思っているというパパ頭さん。育休を経験すると、子育ての大変さが身に染みて分かるようになるもの。パートナーを思いやる気持ちにつながり、夫婦の二人三脚はより歩調があうことでしょう。[文・構成/grape編集部]
2020年04月20日赤ちゃんと気軽におでかけできる場所の1つである、子育て支援センター。私は育休中かなりお世話になりました。私の体験談をお伝えします。 生後1カ月、初めての子育て支援センター私が初めて子育て支援センターに行ったのは、娘が生後1カ月を過ぎたころ。家の外に出たい、でも娘はまだまだ小さいし、授乳間隔も定まらないから気軽に出かけられない……と悩んでいたときに、行ってみようと思い立ちました。 もちろんまだ娘はおもちゃで遊ぶことはできず、先生や他のママと話をして終わりました。寝ている娘を眺めるだけの時間もあったので、娘と遊べるようになるまでは、ベビーマッサージなどのイベントがあるときに行っていました。 先生に悩みを聞いてもらうことも娘が手足を動かしてメリーを触ったり、おもちゃを舐めたりするようになってからは、イベント以外の時間も行くようになりました。自分と娘のタイミングで行けるし、授乳もいつでもできると思うと気軽に行くことができました。 月齢の近い子が遊んでいる様子を見たり、そのママと話をしたりすることで、子どもによって発達の個性があっておもしろいなぁと思いました。また先生にちょっとした悩みを聞いてもらうことができ、安心することができました。 煮詰まった気持ちがラクに!娘はどんどん動けるようになると、人見知り・後追いも出てきました。支援センターに行っても娘は私から離れず、他のママや先生と目が合うと泣く……という感じでした。 それでも支援センターに行っていたのは、私の気分転換になっていたからです。家でずっと娘と向き合っていると煮詰まってしまいますが、家と同じように娘が泣いていても、他のママや先生と話しながらだと気がラクになりました。 なかには雰囲気や先生によって、合う・合わないがあると思います。私もいくつか行ってみましたが、結局通っていたのは2カ所でした。地元が離れている私にとっては、近所の情報を聞くことができたのもありがたかったです。育休の時間は限られていますが、通ってよかったなぁと思っています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。※新型コロナウイルス感染症の感染拡大予防のため、一部地域子育て支援拠点では利用人数や時間などの制限をしている可能性があります。ご利用の際には感染防止対策を十分におこない、安全性に配慮していただくなどご注意ください。外出を楽しめる日が1日も早く訪れますように! 先輩ママの体験談、いかがでしたか?「共感した」「私の場合はこうだった」など、ぜひベビーカレンダーサイトのコメント欄にご感想をお寄せください。また、ベビーカレンダーでは皆さんから募集した体験談を記事でご紹介させていただくことも。ベビーカレンダーに会員登録すると届くメルマガから、皆さんのオリジナル体験談をご応募ください。 イラスト/マメ美監修/助産師REIKO著者:金子ゆかこ11カ月の女の子のママ。職業は助産師。仕事も育児も必要不可欠!をモットーに、両立を目指して奮闘中。不妊治療や妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2020年03月31日■前回のあらすじ夫に期待をしないと決めてから、状況はどんどん悪い方向に…。夫のゲーム時間は増えていき、昼まで寝る生活は定着。モヤモヤを抱えたまま生活した結果、私は眠れなくなっていました。ある日、モヤっと生活を進展させる、ある連絡が入りました。次回ついに私のモヤモヤが大爆発します。モヤモヤしていた私に追い打ちをかけるような夫の言動が…!次回は4月2日(木)更新予定!\人気作家の動画もぜひご覧ください!/ 母ちゃんTVはコチラ チャンネル登録お願いします♪
2020年03月29日■前回のあらすじ私を超過保護状態にする暴走育休夫、もちろん家事も禁止。掃除も料理もしてはいけない状況でしたが、夫は掃除も料理も苦手…。料理は母・義母に鬼電し、掃除は2週間に1回という頻度で乗り切るのでした。ついにこの日が…!幸せを感じたのもつかの間、床上げから数日後からだんだん夫がモヤっとする行動をとりはじめます…。床上げが済むと、育休夫は…、仕事に行っていれば「しゃーないな!」って思える事も、育休で家にいるんだからと頼りにしてしまう自分がいて…。夫も、そう思う自分も、嫌で嫌でたまらなかったです。そして子育てあるあるだと思いますが…、寝不足だと心の余裕がなくなりますよね。育休夫がいるなら、どこかのタイミングで寝れるのでは?って思っていましたが、うちの育休夫は寝かせてくれませんでした(笑)この話は夫の許可を得て描いているのですが、今では反省して家事も育児もやってくれています。次に続きます。3月27日(金)15時公開予定!\人気作家の動画もぜひご覧ください!/ 母ちゃんTVはコチラ チャンネル登録お願いします♪
2020年03月26日■前回のあらすじついに息子誕生、夫の育休生活が始まりました。退院してからは夫は宣言通り、私の体をいたわりよく動いてくれました。しかし超がつくほどの過保護状態…、育休夫は暴走していたのです…!暴走中の育休夫、今回は夫が苦手な「料理」&「掃除」についてをご紹介します。今まで食べる専門だった夫が『かんたん!男メシ』みたいな本とか買って、私より料理上達したらどうしよう!って妄想してたけどそんなことなかったです(笑)代わりにお母さん達にヘルプの電話してくれたり、コンビニやスーパーへ走ってくれたり、理想とは違うけどがんばってくれました。退院から2週間ほどたつと、だんだん動けるようになり、そして夫の家事の粗さも見えてくるようになりました。夫は「汚い」というセンサーが人より鈍いみたいです。「床上げまではオレが掃除するよ!」って言ってくれてたのに…。仕方がないので、隠れて掃除をしていました。次回はついに床上げ。このあたりから育休夫にモヤっとし始めます…。\人気作家の動画もぜひご覧ください!/ 母ちゃんTVはコチラ チャンネル登録お願いします♪
2020年03月20日■前回のあらすじ育児と大学院を両立すると言う夫、もともとワンオペ育児を覚悟していたから大学院があってもだいぶ助けになるのではと思い「受け入れて応援する」を選択。そしていよいよ出産後、夫の育休生活がはじまります。出産後の母体を心配していろいろと気にかけてくれるのは嬉しかったのですが、何をするにも夫に声をかけないと注意される日々は息苦しくもありました。トイレに行くと出待ちされたりとかして恥ずかしかったです…。そして、さらに…夫が【育休夫】として覚醒しました(笑)私はおっぱいの出が良くなく混合だったのでこのやり方が採用され、ミルクの時は旦那さんにお任せすれば、連続して眠ることができました。次に続きます。3月20日(金)15時公開予定!\人気作家の動画もぜひご覧ください!/ 母ちゃんTVはコチラ チャンネル登録お願いします♪
2020年03月19日■前回のあらすじ夫からの育休の相談を誤魔化してしまったが、実は勇気ある決断をしてくれたのでは…と考え直す。もう一度夫と相談する機会を設けようとするが夫はすでに決意を固めていた…!最初仏かと思ったのに最後のセリフで上げてから落とされた気分でした(笑)。調べてみると育休中にスキルアップする人って結構いるようです。当時は妊娠して目の前のことしか見れていなかったけど、先を見据えた夫の決断に今は尊敬と感謝をしています。次に続きます。3月13日(金)15時公開予定!\人気作家の動画もぜひご覧ください!/ 母ちゃんTVはコチラ チャンネル登録お願いします♪
2020年03月12日■前回のあらすじ料理できない、掃除しない、大雑把な夫から突然6ヶ月の育休相談。気持ちは嬉しいのだけど会社への影響とかお金とかいろいろ考え誤魔化してしまった…。どうなる夫の育休!決断力がすさまじい夫…。次回、緊急家族会議を開催、そこで衝撃の事実が発覚します…!次へ続きます。3月12日15時公開予定!\人気作家の動画もぜひご覧ください!/ 母ちゃんTVはコチラ チャンネル登録お願いします♪
2020年03月11日インスグラムで人気のツムママさん、第1子出産後に旦那さんが育休をとってくれたときのお話です。6ヶ月…。夫が育休をとってくれたこと、今ではとても感謝しておりますが、正直相談されたときは嬉しさより不安が大きかったです。次へ続きます。\人気作家の動画もぜひご覧ください!/ 母ちゃんTVはコチラ チャンネル登録お願いします♪
2020年03月10日パパにもっと家事・育児に参加してほしい! という願うママは多いのですが、日本はいまだ男性が働いて生活費を稼ぎ、女性が家事育児をするという役割分担意識が強く働き方改革などと叫ばれてはいるものの長時間労働から抜け出せていない人たちが多いのが現状。ママからは「もう諦めた…」という声もたくさん届きます。そこで、改めて「男性が家事育児に参加する」ことは、どんなメリットがあるのか? NPO法人ファザーリング・ジャパン主催のフォーラム「パパ育休は今度こそ本当に進むのか?」の取材で考えてきました!「パパ育休は今度こそ本当に進むのか?」では、育休取得経験のある知事や議員、経営者、ジャーナリストが登壇し、男性が家事育児に参加する最初のキッカケとして男性育休の必要性のプレゼンが行われました。男性の仕事と家庭の両立には「イクボス」が必要内閣府少子化危機突破タスクフォース委員の経験があり、2015年にはイクメン オブ ザ イヤーも授賞している三重県知事・鈴木英敬さんが登場。( 「WEラブ赤ちゃん」プロジェクト へも賛同いただいてます!)三重県は、特殊出生率(前年からの伸び幅)、育児休業取得率、育児参加休暇率1位の県です。こうなれた施策の1つが「イクボス」の普及・促進。「イクボス」とは、部下の家庭と仕事の両立を応援し、成果を出しつつ自らも仕事と私生活を楽しむ上司のこと。上司が育児に協力的であることで、女性だけでなく男性の仕事と家庭の両立が進み、それは子の心の安定や生き抜く強さ、女性の社会進出へもつながる大きな変化になっていくのです。ちなみに、今では家庭を大切にしている夫で父というイメージが強い鈴木知事ですが、結婚前の通商産業省(現経済産業省)時代には、名刺に「年中無休24時間男」とキャッチコピーを入れていたとか。「人は変わります!」と本人の弁。育休を取った経営者が語る、出社がマストではない働き方3人の父でもあるサイボウズ 代表取締役社長・青野慶久さんは、第一子と第二子では2回育休を取り、第三子のときには半年の16時退社という時短勤務を実践したそうです。会社としては、「個性が違うことを前提に、100人100通りの働き方を導入しており、育休はもちろん、出社がマストではない働き方を推進することで、離職率が激減、採用も順調とのこと。「そんなことをしたら、会社の生産性が落ちるのでは? というご心配の声もありますが、売上も株価も順調に伸びてます(笑)」と経営者の視点で男性育休のメリットが語られました。男性育休は家族の幸せにつながるワーク・ライフバランス代表取締役社長・小室淑恵さんは「産後の妻の死因1位は自殺です」と衝撃的な事実を発表。産後のホルモンバランスの不安定さによって生じる産後うつ病が重症化して自殺してしまう、または子どもへの虐待につながってしまうこともあるそうです。そんなリスクを回避するためにも、男性が育児に参加すること、そしてそのきっかけとなる育児休暇の重要性を訴えました。フランスは国家戦略として「父親休暇」があるまた、少子化専門ジャーナリストの白河桃子さんは、男性が育休を取得したのに家事育児にたいして参加していない「とるだけ育休」問題について、子どもが産まれただけでは親になることができない人も多いので、レッスンが必要であることを訴え、フランスの取り組みについて紹介。1人の女性が何人の子どもを産むかというという特殊合計出生率と女性の就業率の両方が高いことでも有名なフランスでは、「父親として赤ちゃんと知り合うこと」「夫婦の転換期をどう対応していくかを考えること」を目的に、国家戦略として2002年から「父親休暇」が設けられているそうです。他にも、積極的に男性育休の取得を進めている積水ハウス、東京三菱UFJ、千葉銀行の担当者たちが口を揃えて「育休を取ることがいいことと捉えられるようになり、社内の雰囲気が良い方へ変わってきた」と話していたのが印象的でした。男性育休は会社にも社会にもメリットがある!このフォーラムを通して知ったことは、男性が家事育児に参加することで「少子化対策につながる」「児童虐待が減る」「働き方改革や女性の社会進出が進む」「会社の生産性もアップする」という、家庭にも会社にも社会にもメリットがあるということでした。「育休を取ること」って、会社や社会に迷惑をかけるのでは…と思っていた考えがひっくり返りました。男性育休は、誰でも働きやすい社会を目指すきっかけのひとつのようです。育休をとった小泉進次郎環境大臣からのメッセージ最後に、現在育児休暇中(フォーラム開催時)の小泉進次郎環境大臣から届いたメッセージが発表されましたので、一部抜粋にてご紹介します。「80%の人が育休を取りたいと思っているのに、6%の人しか取れていない」のは制度以上に空気が問題だと言いましたが、早速、野党にも男性議員の育休が波及し、自民党内のある議員からも私に育休をとる予定と伝えてくるなど、確実に空気は変わりつつあります。育児を始めてまだ間もない立場ですが、睡眠不足を育児の楽しさとかけがいのない喜びで補い、育児と仕事に励みたいと思います。そして、育児のお陰で得た気づきや学びを政策を通じ、日本の将来に活かし、一人一人の生き方、働き方に合わせた選択肢がある社会を創っていきたいと思います。」小泉大臣の育休が、より良い日本の将来につながるきっかけになりますように!
2020年02月26日私は長男、長女、次男の3人の子どもの母です。長女の育児休業中、次男を妊娠しました。次男を出産すると、職場復帰するまでに期間が空いてしまうと思い、妊娠5カ月のときに仕事に復職したときの体験談を紹介します。 育休中の妊娠育休の期間が残すところ3カ月のときに、次男の妊娠が判明しました。会社の上司と相談して育休の延長も考えましたが、仕事から離れる期間が長くなってしまうことを考慮して、一度復帰してから産休をもらうことにしました。 職場復帰した直後は体の変化がほとんどなく順調でしたが、間もなくつわりがスタート。無理のないよう、不調を感じたときは産院にも相談しながら仕事に取り組むことにしました。 妊娠中期の体調管理仕事に復帰してから1カ月ほど、つわりによる吐き気と頭痛がありました。職場の理解があったこともあり、休憩時間を設けながら仕事に取り組むことで大きく体調を崩すことはありませんでした。 日々の体調管理として、血圧と体調の変化も記録。体調不良で仕事に影響を及ぼすことがないよう、睡眠時間の確保、バランスの良い食事、適度な休息に気を付けて過ごしました。 妊娠後期の体調管理妊娠7カ月になるころにはつわりはおさまり、胎児の成長に合わせて腰痛や便秘、おなかの張りの症状が現れるようになったので、体調管理を心がけ、骨盤ベルトも着用することに。 また、職場での関係を良好に保てるよう、同僚への連絡や報告をおこなうと同時に配慮への感謝も。毎日の体調変化の記録は、体調管理や家族への配慮、仕事のバランスを保つために体調を整えたり休憩を取ったりする際にもとても役立ちました。 自ら決めた仕事復帰でしたが、つわりや体調の変化で仕事が思うようにできないことも……。自分の調子が良いときと悪いときの違いを知っておくなど、体調管理の大切さを実感した期間でした。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:簗田智花4歳の長男、2歳の長女、1歳の次男との育児ライフを楽しむ34歳の母。現在は、仕事と家事、育児に奮闘中。ドライブ、スポーツ、スポーツ観戦が趣味のアクティブママ。
2020年02月12日私は現在、長男、長女、次男の3人の子どもたちと生活している母親です。長男の産休・育休中は余裕がなく、時間の有効活用ができませんでした。その経験を踏まえ、産休・育休で持て余している時間の活用方法を紹介したいと思います。 長女のときの産休育休の活用(1年間)長女の産前休暇は、長男が間もなく2歳になるころからスタートしました。仕事に復帰するまで約1年間で何かできないかと考え、育児の合間の持て余している時間を使って、「介護職員実務者研修」を受けました。 レポートや研修会場で8回の実務を受講し、子どもや自分の体調不良時は研修先と調整をしながら研修を進めました。資格取得を目指す場合は、余裕のある日程、日程調整の可否についての確認が必要でした。 次男のときの産休育休の活用(半年間)次男のときの産前休暇は、長女のときよりも短く約半年でした。半年という期間で取れる資格のなかでピンとくるものがなく、今回は趣味を開拓することにしました。 産休に入った当初は、妊娠中に2人の育児の合間にできることとして、動きが少なく、手軽ですぐに作業を中断できる「縫製」を選びました。また、パソコンとネット環境があればできるうえに、さらに報酬もあるということで、在宅ワークサイトに登録しました。 結果、新しい趣味や時間の使い方に出合えた!次男の産休に入ってから3カ月。現在でも、縫製と在宅ワークは余った時間を使って続けることができています。縫製は、簡単なティッシュケースや子どもたちのガーゼケットから始め、今では来年の夏に向けて子ども用の甚平やワンピースに挑戦中です。 また、在宅ワークには徐々に慣れてきたこともあり、3つの業務内容に挑戦中です。自分の趣味に費やす時間が10分でもあることで、心身ともにゆとりを持つことができています。 産休や育休という時間は、自分の体調、子どもたちとの生活、家庭のことなどが一気に変化しますが、この機会を有効に使うことで、新しい趣味や時間の使い方に出合うことができました。仕事に復帰するとさらに自由に使える時間が減少したり、時間帯の変化が見られると思いますが、出合えた趣味を続けていきたいと思っています。 イラスト/sawawa監修/助産師REIKO著者:簗田智花長男、長女、次男との育児ライフを楽しむ母。現在は、仕事と家事、育児に奮闘中。ドライブ、スポーツ、スポーツ観戦が趣味のアクティブママ。
2020年01月22日令和元年8月に結婚した小泉進次郎環境大臣とフリーアナウンサーの滝川クリステルさん。令和2年1月17日、お二人の間に、第一子となる男の子が生まれました。小泉環境大臣は、先日、育児休暇を取得すると表明したばかり。そこでベビーカレンダーでは、4回に渡り「男性の育休」についてシリーズでお送りしていきたいと思います。今回は、パパの育休にまつわる体験談をまとめてみました。 パパが育児休暇を取って大変だったこと1つ目は、育児休暇を取得するということに対して上司の理解がなかなか得られず、良い印象を持たれなかったことです。これまで、男性が育児休暇を申請したことがない会社だったので、上司に育児休暇を取りたい、と伝えたときは「奥さんに任せればいいよ」と言われ、なかなか理解してもらえませんでした。2つ目は、同僚の負担が増えてしまうことについて、理解が得られなかったことです。育児休暇を取ると、スタッフが1人減り、その状況の中で業務をこなしていかなければなりません。負担が増えることを望むスタッフはおらず、私の会社では理解してもらうことが難しかったです。3つ目は収入が減ってしまったことです。出費が増えるときに収入が減るのは非常に困りました。 パパが育児休暇を取ってよかったこと1つ目は、「子どもとの時間がたくさん持てた」ということです。育児休暇を取ると毎日一緒に過ごすことができるので、日々の成長を身近に感じることができました。2つ目は、「ママの負担を減らすことができた」ということです。そこで私が育児休暇を取得して家事や育児を分担したことで、ママの負担が減り、気持ちとしても余裕が出てきたようです。3つ目は、「パパとママがお互いにひとりの時間を持つことができた」ということです。 育休取得当時はダメダメだったパパだけど…私の夫は、私が妊娠する前から「絶対に育児休暇をとる!」と息巻いていました。しかし、赤ちゃんが生まれた直後、夫の知られざる本性が露わになったのです……。部屋の片づけをお願いしていたのですが、夫は何もしていませんでした。これには私も大激怒。ところが、「何をどこにどう置くのか、一つひとつ教えてくれないとわからない」と夫はブツブツ文句を言います。私が産後1カ月半で仕事に復帰するころには、夫ひとりで赤ちゃんのお世話ができるようになっていました。しかし、赤ちゃんを無理矢理、長い時間お昼寝させて惰眠を貪り、相変わらず掃除などの家事は手抜き。私が仕事から帰ってくると、赤ちゃんを押し付けてぐうたらしていました。それなのに、「育児休暇をとったイクメンパパ」と言われ、鼻高々の夫……! 「その辺の父親よりは育児もできるし、家事もしている」と言って開き直っていた夫でしたが、私が過労でうつ病になったことによって病院の先生や看護師さんの指導を受け、育児はもちろん、家事も真面目にこなしてくれるようになったのです。 育休取得はできなかったけれど…私は上の子2人が帝王切開での出産で、次の子も帝王切開が決まっていました。パパはおおよその日程がわかった時点で、会社側に「この日あたりで出産になるので、産後も含めて何日か休みたい」と伝えていたようで、そのおかげで早くから仕事の調整をしてくれました。出産日から産後10日目までは有給を取ることができましたが、その間にどうしても出社してほしいと会社から連絡が入った日がありました。上の子2人は未就園児で預け先がなく、また、私も帝王切開後2日目で動くことができなかったため、産院にも連れて来ることができませんでした。そこで、仕方なく子連れで出社をしてもらいました。パパが仕事に励んでいる間は事務員さんが子どもたちの相手をしてくださり、何とかなったそうです。 男性の育休について、4回に渡ってお送りしてきました。男性の育休取得に関して、男性本人だけでなく周りの人や企業の理解もまだまだ……というのが現状かと思います。政府は男性の育休取得をすすめるための制度改正の他、企業への働きかけとして「イクメンプロジェクト」を推進しています。ベビーカレンダーでも、男性の育休取得に関して今後もさまざまな情報を発信していけたらと思っています。 監修者・著者:助産師 REIKO医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2020年01月20日令和元年8月に結婚した小泉進次郎環境大臣とフリーアナウンサーの滝川クリステルさん。令和2年1月17日、お二人の間に、第一子となる男の子が生まれました。小泉環境大臣は、先日、育児休暇を取得すると表明したばかり。そこでベビーカレンダーでは、4回に渡り「男性の育休」についてシリーズでお送りしていきたいと思います。今回は、日本の男性が育児休暇を取得しない理由に迫ってみました。 育休取得割合は少ないけれど…「平成29年度 仕事と育児の両立に関する実態把握のための調査研究事業 報告書」によると、配偶者の出産に伴い、「育児休業を取得した」男性は8.2%、「育児休業以外のいずれかの休暇・休業を取得」した男性が 68.0%、「いずれの休暇・休業も非取得」だった男性が 23.8%となっています。 男性の育児休業の取得期間では、「8日~1カ月以内」の割合が31.5%でもっとも高く、「4日~7日以内」が25.2%、「3日以内」が23.4%、「1カ月より長い」が19.8%でした。しかし休暇・休業期間の長さ・時期に関係なく、「自分の希望通りではなかった」と回答している男性が 14~15% となっていました。 育休を取ったものの…配偶者の出産に伴い休暇・休業を取得した男性の73.9%は、休暇・休業後に職場で感じる変化は「特にない」としていますが、「帰宅時間を配慮されるようになった」が 17.3%ともっとも高く、次いで「仕事の量を配慮されるようになった」が 10.4%、「責任ある仕事をまかされにくくなった」5.3%、「周りからの評価が変わった」4.3%となっています。 また、休暇・休業に職場で感じるそれぞれの変化について不満に感じる割合をみると「責任ある仕事をまかされにくくなった」が 81.0%と最も高く、「周りからの評価が変わった」54%、「仕事の量 を配慮されるようになった」が 52.5%となっていました。 育休制度を利用しなかった理由は?育児休業制度を利用しなかった男性のうち、育児休業制度の利用希望があったにもかかわらず利用できていなかった割合は35.3%で、そのうちの20%が勤務先に育児休業制度がなかったということでした。育児休業制度を利用しなかった理由をみると、「業務が繁忙で職場の人手が不足していた」が 27.8%ともっとも高く、次いで「会社で育児休業制度が整備されていなかった」が 27.5%、「職場が育児休業を取得しづらい雰囲気だった」が 25.4%、「自分にしかできない仕事や担当している仕事があった」が19.8%となっていました。年々増加しているとはいえ、男性の育休取得率が1桁にとどまっている一方で、育休を取得したくてもできない男性が35%いるということに驚いた方もいらっしゃるのではないでしょうか? また、育休を取得した男性も、育休期間や職場の対応に不満を感じている割合が少なくないということがわかりました。育休明けの小泉環境大臣がどのような感想を持つのか気になるところです。参考:平成29年度 仕事と育児の両立に関する実態把握のための調査研究事業 報告書 監修者・著者:助産師 REIKO医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2020年01月19日令和元年8月に結婚した小泉進次郎環境大臣とフリーアナウンサーの滝川クリステルさん。令和2年1月17日、お二人の間に、第一子となる男の子が生まれました。小泉環境大臣は、先日、育児休暇を取得すると表明したばかり。そこでベビーカレンダーでは、4回に渡り「男性の育休」についてシリーズでお送りしていきたいと思います。今回は、男性の育休取得の現状です。 日本で育休を取っている男性はどのくらいいる?平成30年度雇用均等基本調査によると、平成28年10月1日~平成29年9月30日に配偶者が出産した男性のうち、調査時点(平成30年10月1日)までに育児休業を開始した人(開始の予定の申し出をしている人を含む)割合は6.16%と、前回おこなわれた平成29年度の調査(5.14%)より 1.02 ポイント上昇しています。また、同期間内において配偶者が出産した、制度の対象となる有期契約労働者の育児休業取得率は 7.54%で、こちらも前回調査(同 5.69%)より1.85 ポイント上昇しました。 男性の育児休業期間は?平成29年4月1日から平成30年3月31日までの1年間に育児休業を終了し、復職した男性の育児休業期間は、「5日未満」が 36.3%(平成27年度 56.9%)と最も高く、次いで「5日~2週間未満」が、35.1%(同 17.8%)となっており、2週間未満が7割を超える結果となっています。 諸外国の男性の育児休業の状況は?各国における男性の育児休暇取得割合を調べてみると、アメリカは13.9%、スウェーデン79.2%、フランス9.3%、ドイツでは18.5%というデータがありました。育児休業を取得している男性の割合は年々増加傾向ではありますが、諸外国と比較するとまだまだ低い状況にあるようです。政府は2020年の男性の育児休業取得率13%を目標としています。男性の育児休業取得を推進するためにも、男性が育児休業を取得しやすい職場環境のさらなる整備や国からの支援が必要と考えられます。小泉環境大臣の育休取得は、今後の男性の育休取得にどのような影響をもたらすのでしょうか。 参考:厚生労働省「平成30年度雇用均等基本調査」の結果概要男女共同参画局平成15年版男女共同参画白書新潟県ワーク・ライフ・バランス推進研究会調査報告書 監修者・著者:助産師 REIKO医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2020年01月18日小泉進次郎環境相が育休取得を表明したことで注目が集まっている「男性(パパ)の育休」。家事・育児といった家庭責任が女性に偏っている現状をどうにかしたい!との声は多く聞かれており、そのキッカケとしても男性育休は期待されています。そんな男性育休の実態について、ファザーリング・ジャパン代表の安藤哲也さんとママリ編集長の湯浅大資さんに詳しく聞いてみました!男性の育休取得率は、たったの6.16%安藤:ついに小泉進次郎さんが育休取得を表明しましたね~。湯浅:これでパパの育休取得率が上がるといいんですけれど。安藤:厚生労働省が発表した平成30年度雇用均等基本調査によると男性の育児休業の取得率はたったの6.16%だからね。湯浅:これまで僕は、妊活・妊娠・出産・育児に日々向き合う女性に向けたコンテンツ作りに取り組んできたのですけれど、その中で見えてきたのは「これ以上ママたちにがんばれなんて言えない…」という現状なんです。子どもを産み、育てるという「命を背負う」という大きな責任をママひとりが背負っている家庭があまりにも多すぎます。約4,000人のママリのユーザーを対象に行った調査では、びっくりするような結果が出ました。育休取得のパパの3人に1人は家事・育児に費やす時間が1日あたり2時間以下。約半数が1日あたり3時間以下だったんですよ!安藤:え? 育休中なのに? 育休を取得したのに?夫をあきらめるって…地獄の入り口?!湯浅:アンケート結果を読み解いていくと、さらに驚くことに、パパが育休を取らないで欲しいと思っているママが50%近くいるんです。安藤:どういうこと?湯浅:パパは「外で働く役割の人」になっているということなんじゃないかと…。安藤:パパの育児、家事参加を期待していないってことだよね? ファザーリングジャパンでは、育休を取るパパたちばかりだから、その後の家庭の様子とかもよく聞くけれど、パパが育休を取得したほうが、そのあともいろいろうまくいっている場合が多いんだけどなぁ…。パパも試行錯誤で最初からはうまくいかないけど、家庭では料理が上手くなっていったり、仕事でもマネージメントスキルが上がったり。湯浅:そうなれば、ママの負担も軽くなるし、パパも家事や育児の楽しさに気づいたりできますよね。安藤:僕からすれば「夫(パートナー)をあきらめることは地獄の入り口」ですよ。パパの家事や育児の参加をあきらめたら、その後、ずーっとママ独りでいろいろなことをこなしていかなければならなくなってしまうんだから。もちろん、今役割分担がうまくいっている夫婦に文句言うつもりはないけど。湯浅:ママリのアンケートでは、パパが育休を取得したママたちの約7割以上は満足という結果も出てるんです。安藤:夫の育休を体験していない人たちが、取らないで欲しいと思っているってことか。湯浅:育休を取ったら、家計にダメージがあるとか、どうせ家事育児もたいしてしてくれないだろうな…という予想不安ですね。ただ、その不安はわかるんです。男性が育休を1ヶ月とることが当たり前になる日も!安藤:子ども一人につき、原則1年最大2年の休業期間と、賃金の67%に相当する育児休業給付金(6カ月経過すると50%)の支給という日本の育休制度は、実は世界でもかなり手厚い良い制度だと思うんだけどね。湯浅:制度は良いんですけど、育休は基本女性が取るものとして設計されているので、現状パパの育休取得率は低いんですよね。安藤:でも、小泉進次郎環境相の育休取得宣言もあったし、国は少子化対策や世界から遅れてるジェンダーギャップ解消のため、女性活躍とセットで男性育休の推進を図ってる。だから来春から国家公務員は育休1ヶ月の義務化が始まる。民間企業にもその流れはくるはずだから、5年後ぐらいにはパパが育休を1ヶ月取って家にいることが当たり前になると思うよ。湯浅:男性が育休を取ること自体は進んでいくのが見えているからこそ、パパとママと2人で一緒に「育休を取ることについて」コミュニケーションが増えて欲しいと思っているんです。安藤:コミュニケーション取ってないから、起こる問題って多いもんね。湯浅:今回、作りたいと思っている冊子は、コミュニケーションを取るための、ツールの一つとして、すごく有用だと思っているんですよ。安藤:普段から、夫婦なんだから、話し合えばいいのに(笑)。湯浅:理想はそうなんですけれど(笑)。ママも妊娠して不安が増える中で、新たに「パパと育休についてどうするか話さないと」とママがパパを説得するような構図は、ママに負担が増えてしまう。だから、プレパパに冊子が自然と届くよう、自治体から配布したいなと思っていて。夫婦で話せば、不安は減る!安藤:人ってさ、話せば、不安は減るよね。ファザーリング・ジャパンでも、設立当初は、どうやってパパになったらいいかわからない人たちがいっぱいいたから、よくわかる。パパにとっても、対話は、不安を減らすことになる。湯浅:悲しいことに、出産、育児周りのニュースは、明るいものだけでなく、産後うつとか虐待などを耳にすることも多いじゃないですか。そばにいるパパがママを理解すること。それだけでママの心が救われることも多いと思うんですよ。安藤:育児や家事の大変さを知らないとママに対して横柄になってしまうところを、知っていればママに対して感謝が生まれるからね。湯浅:育休をきっかけに、子どもと向き合えるパパが増えればいいなと思っているんです。安藤:ファザーリング・ジャパンでもよくパパたちに伝えているんだけど、子育てって男性にとっても人生でのメリットが大きいんだよ。湯浅:働くママだと、マミートラップとかありますけど、パパにはないんですか?パパの育休は、パパにとってもメリットが大きい安藤:パパが育休を取得すると、昇進やキャリアに影響するという時代や価値観は変わってきていると思うんだけどね。もちろんまだまだだけどさ…。でも、長い目で見れば、自分の子どもやパートナーとしっかりと向き合うことで人生の充実度が変わってくるよ。ファザーリング・ジャパンのパパたちは、笑顔のパパが多いですよ。湯浅:「機嫌がいいパパがいる」ということが家族としては大事ですよね。安藤:ファザーリング・ジャパンには、育休を取得して、ママの気持ちに寄り添うパパ、笑顔のパパ、子どもと向き合うパパ。そんなパパばかりですよ。湯浅:そこにたどり着くには、まずは、育休の取得率をあげたいですよね。でも、収入が一時的に減ることでパパの育休取得をママが反対することもあるのが悩みところで。安藤:ファザーリング・ジャパンでは、そういうのを「嫁ブロック」と呼んでいます(笑)。湯浅:嫁ブロック?安藤:「育休なんて取らないでいいから稼いでこい!」ともすると、ジジババブロックとセットで構成されていることもある。昭和の旧来の家父長制の中での父親像からくる「男は外で働き、女は家を守る」という価値観をヨシとしているんですよ。湯浅:役割分担ができていて不満がないというご家庭も確かにありますよね。ママリのアンケートでもそのような声はありました。でもそれは、やはり一部でワンオペの大変さなどのママたちの悲鳴が聞こえてくることの方が多いです。今の時代にマッチした子育てを考える安藤:核家族や働くママが増えているんだから「男は育休を取らずに外で働き、女は家を守る」だけが幸せの形じゃないことがわかってきているよね。とにかく自分たちがどんな子育てをしたいのか、どう暮らしたいのかもっと話し合ったほうがいい。湯浅:今の時代にマッチした形で、苦しくない子育てをしてほしい。今回の冊子は、そのためのものです。安藤:この冊子をきっかけに、ママとパパがいっぱい話せるといいね。湯浅:今回は、育休を取ったパパのメリットなども教えていただき、ありがとうございました!ワンオペ育児をなくすために、パパ向け育休本を制作したい!今回のパパ向け育休本を制作するためのプロジェクトがクラウドファンディングにて支援金を募集中です。支援金は、冊子の制作費と印刷費の一部、リターンの原価や発送費、クラウドファンディング手数料に使われるそうです。クラウドファンディングからの制作および冊子配布のスケジュールは、下記の通りです。・2019年11月:クラウドファンディング開始・2020年01月:クラウドファンディング終了・2020年02月:本の制作開始・2020年05月:本の制作終了・2020年05月~:順次リターンの送付・2020年05月~:順次パートナー自治体にて配布開始 プロジェクト支援はこちら
2020年01月18日令和元年8月に結婚した小泉進次郎環境大臣とフリーアナウンサーの滝川クリステルさん。令和2年1月17日、お二人の間に、第一子となる男の子が生まれました。小泉環境大臣は、先日、育児休暇を取得すると表明したばかり。そこでベビーカレンダーでは、4回に渡り「男性の育休」について、シリーズでお送りしていきたいと思います。 そもそも育児休暇って何?「育休」「育児休暇」というワードを聞いたことはあるけれど、詳しくは知らない……という方もいらっしゃるのではないでしょうか? 育児休暇は、育児・介護休業法によって 「子が1歳に達するまでの間(子が1歳を超えても休業が必要と認められる一定の場合には、子が最長2歳に達するまで)、育児休業をすることができる」と定められています。※「一定の場合」とは「保育所等への入所を希望し、申込をしたが入所できない場合」、「配偶者が養育する予定だったが、病気等により子を養育することができなくなった場合」を指します。 育児休暇は、働く女性はもちろん男性も取得可能もともと育児休業に関しては、女性公務員の一部を対象とした育児休業法(1975年制定)がありましたが、一般的なものとして〈育児休業等に関する法律〉が1991年成立、翌年4月に施行され、労働者は男女を問わず育児休暇が取得できるようになりました。そしてこれまでいくつかの改正がおこなわれています。 現在の男性の育児休暇は、①夫婦で取得すると、1歳2か月まで休業できる。(パパ・ママ育休プラス)②妻の産休中に夫が休業した場合、夫は2度目も取得できる。③配偶者が専業主婦でも休業できる。などの特徴があります。 そして育児休業中は、以下のような経済的援助も受けられます。●育児休業給付雇用保険に加入している人が育児休業をした場合に、原則として休業開始時の賃金の67%(6カ月経過後は50%)の給付を受けることができる。 ●育児休業期間中の社会保険料の免除事業主が年金事務所又は健康保険組合に申し出ることにより、育児休業等をしている間の社会保険料が被保険者本人負担分および事業主負担分ともに免除される。小泉環境大臣は「公務に支障をきたさないこと」「危機管理を万全にすること」を条件に育、最も母親の負担が大きいと言われる出産から3カ月間のなかで時短勤務やテレワークを取り入れながら、「2週間分」取得したいとしています。小泉環境大臣の育休取得に関してはさまざまな意見があるようですが、これも1つのケースとして見守れたらいいなと思います。 参考:厚生労働省「育児休業は、男性も取得できます!」 監修者・著者:助産師 REIKO医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2020年01月17日自民党の小泉進次郎環境大臣(38)が1月15日、育休を取得すると発表した。その選択について賛否が分かれており、今後の動向が注目を集めることになりそうだ。同日、自身のブログで産後うつになる女性が10%もいるとつづった小泉大臣。新入社員男性の8割近くが育休を取得したいと考えながらも、男性の育休取得率が6.16%程度というギャップについても触れた。そして「公務に支障をきたさないこと」などを前提に「最も母親の負担が大きいと言われる出産から3ヶ月間のなかで『2週間分』取得したい、と考えています」と育休について明かした。さらに「みなさんにも協力してもらいながら、臨機応変に取り方を考えて、私なりの育休を実践していきます」と意気込む小泉大臣は「制度だけではなく空気も変えていかなければ、育休取得は広がっていかないでしょう」ともつづっている。ネットではその選択に肯定的な意見が相次いでいる。《育休を取りやすい雰囲気になる企業が増えたら良いな。育休明け、インタビュー中に抱っこの癖で無意識に左右に揺れる進次郎議員が見たい》《大臣が育児休暇をとるということに大きな意味がある。こういうところから社会が動くんじゃないか。みんなで子どもを育てやすい社会にしようよ》《男性育休が広がってほしいし、生まれたばかりの赤ちゃんとの関わりを政治に生かしてほしい》そのいっぽうで《政治家と一般の労働者とはまったく違うと思うけど》《大臣や公務員が育休とっても余剰人員のない民間企業で育休がとれるわけでない》と否定的な声も上がっている。「『替えがきかない仕事なのに』という意見も多いですが、それに対しては『育児より仕事を優先すべきという考えにつながりかねない』という指摘が上がっています。小泉大臣が『みなさんに協力してもらって』とつづっているように、仕事も育児も1人でするより周囲の力を借りたほうが負担は少ない。そう考える人は、年々増えています。日本の現状から鑑みると今回の選択には意味があり、むしろ持ち帰る成果を今後につなげたい。小泉大臣はそう考えているのではないでしょうか」(全国紙記者)昨年12月には「週刊文春」で、小泉大臣自身の資金管理団体などから実態のない会社に4,300万円以上の政治資金が支出されているのではとの疑惑が伝えられた小泉大臣。また独身時代に、既婚女性と不倫していたのではとも報じられている。産経ニュースによると同月、小泉大臣はそれぞれの疑惑について「法令にのっとり適切に処理していると認識している」「個人の事柄について話をすることはない」と会見で話したという。しかし濁すような返答のため、育休の取得についても《パフォーマンス色が強すぎる》といった声が上がっている。そうしたなか、育休取得を選んだ小泉大臣。2週間で何を得て、どう語るのだろうか。
2020年01月16日最近では、女性の活躍を応援する企業が増え、産休や育休を取得しながら働き続けるスタイルが当たり前になってきています。一方で、男性の育休取得率は横ばいのまま。男性の育児休暇の取得が話題になってきている昨今、どのくらいの男性が育児休暇を取得しているのでしょうか?育児と仕事に関する男性の本音に、日刊住まいライターが迫ります!■ 「男性の育休取得率は?」の質問に言葉を濁す企業筆者は地方紙の取材などもしているのですが、その際企業に「女性社員の産休・育休の取得率はどうですか?」と尋ねると、ほとんどの場合、担当者は胸を張って「取得率は100%です」と答えます。しかし、続けて「男性の育休取得率はどうでしょうか」と質問すると、トーンががらっと変わります。「希望があれば取得できる体制は整えています。ただし、まだ前例がない状態でして……」と言葉を濁される場合がほとんど。詳しく話を聞くと、「希望する社員がいない」というのが最大の理由のよう。うーん、本当にそうなのでしょうか。知り合いの子育て中の男性と話をしていると、「育休をとってみたかったな」なんて言葉もポツリと聞かれます。■ 世代間のギャップが浮き彫りにマーケティング会社のインテージが実施した調査によると、男性の育休取得率は7.9%。数年前の別の調査では1%や2%という結果もありましたから、ここ数年でじわりと増加しているのが現状のよう。取得率を年代別に見ると、20代が20.4%、30代が14.9%と、ほかの世代と比較するとかなりの高水準であることが分かります。最近では、男性の育休取得を必須化する企業が出てきたり、国が男性の育休取得義務化を検討したりと、世の中の動きが後押しする形で、その影響が数字に出ているように感じられます。一方で、40代以上の世代では、そもそも男性の育休制度がなかったり、周りに育休を取る男性がいなかったという事情もありました。もし、管理職の立場になった彼らが「自分たちの時代は家庭は妻に任せて仕事に励んだ」と昔の感覚のままでいたら、「育休を申請したいけれど希望を言い出しにくい」という雰囲気になってしまうでしょう。世代間のギャップを埋めるための企業内の努力も必要とされているかもしれません。■ 女性に比べると短い!男性の育休取得期間女性の育休では半年や1年の長期間の取得が一般的です。しかし、育休を取得しているという男性の取得期間は、4割以上が「1週間未満」。1か月に満たない、数週間の取得が全体の75%以上を占めています。育休取得期間を男女で比較すると大きな開きがあり、「共働きで子育てをする」というスタイルは女性の育休で成り立っているというのが現状だと言えます。■ 「本当は育休を取得したかった」男性の本音では、本当のところ、男性は育児と仕事についてどのように考えているのでしょうか。育休を取得しなかった男性の中には「取得したかったが、取得しなかった/できなかった」という人が23.7%いることが分かりました。年代別に見ると、若い世代で「取得したかった」という人の割合が増えていますが、40代や50代でも一定の割合で同様の思いを持つ人がいることが明らかに。取得できなかった理由として最も多かったのは、「周りに育休を取得している男性が(ほとんど)いないから」(52.7%)、次に「育休中の収入減が不安だったから」(40.3%)、「元の業務/ポジションに復帰できるか不安だったから」(19.9%)というものでした。思い返せば、女性の産休・育休取得率が低く、結婚や出産を機に退職することが珍しくなかった時代、同じようなことを女性も悩みとして挙げ、「だから結婚しない」「だから産まない」という声もよく聞かれたものです。世の中の風潮が変わり、社会や会社のサポートを得ながら仕事と子育てを両立するのが当たり前になった今、女性だけでなく男性に向けてもその取り組みの枠を広げていく必要があるのではないでしょうか。【参考】※ 男性の育休取得率は7.9%、取得できても1週間足らず ~ 取得しなかった人も2割超が「取得したかった」~
2019年12月24日出産・育児に際して、どのような手当・給付金があるかを確認してみましょう。働き方や雇用形態ごとに受け取れるお金について詳しく紹介します。育休中の給料について安心して育休に入るためにも、『手当・給付金』について情報を集めておきましょう。育休はいつからいつまで?基本をおさらいそもそも『育休』とされる期間がいつからいつまでかを確認し、その間にどれほどのお金が必要かを把握することが大切です。育休の期間は『雇用形態』によって大きく変動するため、詳しくは会社に確認する必要がありますが、法廷制度としては『最長2年』と定められています。ただし、この育休制度は自営業者には適用されず、契約社員・パート社員によっても適用期間が異なるため、実際の期間については『勤め先(雇用先)』への確認が必要になります。基本的に給料はなしと考えよう育休期間の給料は基本的にはありません。一部の企業で減額されるものの給料が支払われるケースもありますが、一般的には育休期間の給料は基本的にはありません。最長2年の育休を全て使用する場合、手当や給付金をもらえるにしても、『給料』がないとなれば、余裕を持って過ごすにはある程度の『貯蓄』が必要となりそうですね。ケースによっては手当・給付金がもらえる会社員・パート勤めのように『給料』という形ではありませんが、育休中には『手当』『給付金』として、お金をもらえるケースがあります。育休期間と同様に、この手当・給付金も企業や雇用形態によって変動し、各市町村によっても助成金の額が異なります。また、ここでも注意すべきは『自営業』には適応されない手当がある点です。『出産育児一時金』『児童手当(子ども手当)』は支給されますが、支給先が各企業となる『出産手当金』『育児休業給付金』は支給されないことを覚えておきましょう。もらえる手当・給付金を確認大まかな育休期間・育休手当について理解した後は、『手当』『給付金』を受け取るまでの流れをチェックしていきましょう。職種別での給付額や申請方法について紹介します。正社員・公務員など職種別にもらえるお金育休中の手当・給付金は『雇用形態』によって、大きく異なります。職種ごとにもらえる手当・給付金をチェックしてみましょう。正社員:出産育児一時金・出産手当・育児休業給付金・児童手当公務員:出産育児一時金・育児休業給付金・児童手当派遣・パート社員:産育児一時金・出産手当・育児休業給付金(事業主に確認が必要)・児童手当自営業:出産育児一時金・児童手当雇用会社からのサポートが手厚い『正社員』の一方、『派遣・パート社員』『自営業』は経済面での負担が大きいでしょう。自分がどれくらいの手当を受けられるか事前に調べる必要がありそうですね。給付金をもらうための条件・申請方法育休中の手当・給付金として『出産育児一時金』『出産手当』『育児休業給付金』『児童手当』の4つが挙げられます。それぞれ適用されるには、支払先が定める『条件』を満たした上で、適切に申請する必要がありますよ。各手当・給付金の申請先をまずはチェックしましょう。出産育児一時金:医療機関出産手当:勤め先育児休業給付金:勤め先児童手当:各市町村支給されるための条件は各医療機関・企業、また雇用者の雇用形態・年数によっても異なります。妊娠・育児を考えるときには早めに各申請先に問い合わせましょう。税金や社会保険はどうなる?育休中には、手当・給付金のほかにも『税金』『社会保険』の免除・軽減が適用されます。税金ごとに、どのような制度が適用されるかを詳しくチェックしていきましょう。所得税・各種社会保険は免除される育休中は『所得税』『各種社会保険料』は全額免除されます。給与明細を見ると分かりやすいですが『所得税』『各種社会保険料』は決して安い金額ではありません。給付・手当金のように手元に入ってくるお金ではありませんが、経済的な負担は非常に軽くなるでしょう。住民税は免除されない『所得税』『各種社会保険』は免除される一方で、『住民税』だけは支払う必要があります。そもそも『住民税』は前年の給料をもとに支払いが発生する税金であるため、出産・育児期間であったとしても免除措置はありません。ただし、どうしても支払いができない場合には、条件によって『減額措置』『徴収猶予』を受けられる可能性があります。また、出産・育休に際してもらえる給付金は『非課税』であるため、翌年の住民税には影響しないこともまとめて覚えておきましょう。安心して初めての子育てを楽しむために出産・育児にはお金がかかります。妊娠、出産、育児をサポートしてくれる国や自治体によるサポート制度を有効活用して、経済面での負担と不安を減らしましょう。※2019年11月末時点での編集部調べとなります。
2019年12月21日私は現在33歳で、長男、長女、次男の3人の子どもたちと生活をしています。私は28歳のときに結婚し、結婚後の生活のほとんどが妊娠・出産・子育て期間でした。そんな私が、産休・育休中にやっておけばよかったと後悔していることを3つご紹介します。 後悔していること その1「宿泊を伴う旅行」私たち夫婦はドライブや旅行が大好きで、ちょっとした時間を見つけては2時間程度のドライブから2泊3日程度の旅行などを楽しんでいました。 ところが、家族が増えるにつれて、お出かけの荷物準備だけを考えてもものすごい労力が必要なことを知りました。まして宿泊となると、条件の合う宿を探す、旅費や交通手段を考えるなど労力はさらに増し、現在はなかなか旅行に行けません。産休・育休中に時間を見つけて楽しんでおけばよかったと後悔しました。 後悔していること その2「楽しめる場所の開拓」子どもたちと一緒の時間はとても楽しく充実していますが、時には自分自身のリラックスタイムが欲しいと思う瞬間があります。そんなとき、近所や通える範囲内に子どもも大人もゆっくりでき、おいしいごはんを食べられる場所などがあると、心身ともにリラックスできます。 和室、個室のあるレストランや、日帰りで部屋を借りられるホテルランチなど子どもと一緒に楽しめる場所をもっと開拓しておけばよかったと後悔しました。 後悔していること その3「断捨離」家族が増えるとその分、衣類やおもちゃなどとにかく物が増えていきます。片付けの予定を立てていても、子どもが熱を出したり急な来客があったりと、なかなか予定通りにおこなうことはできませんでした。 気付けばたんすもクローゼットもパンパンで、物が入るところがない状態になっています。産休・育休の時間を使って、自分の衣類や持ち物を整理してすっきりさせておけばよかったと後悔しています。 家族が増えることは、とてもうれしいできごとです。しっかり事前準備をすることで、やっておけばよかったという後悔をできるだけ減らしたいですね。特に産前休暇をうまく活用できたらよかったと感じています。 イラスト/imasaku監修/助産師REIKO著者:簗田智花4歳の長男、2歳の長女、0歳の次男との育児ライフを楽しむ34歳の母。現在は、仕事と家事、育児に奮闘中。ドライブ、スポーツ、スポーツ観戦が趣味のアクティブママ。
2019年12月05日【調査結果】パパの家事分担の傾向は?パパの家事分担が進んでいるリクルートブライダル総研の「出産・育児調査2019」の調査結果によると、家事を女性が9割以上負担している家庭の比率は2018年では53.0%でした。この比率が2019年には48.8%と減少しています。育児においても、9割を女性が負担している比率は2018年で47.5%だったのが、 2019年には44.0%と減少しました(※)。女性側からみると高すぎる負担が少しずつ減り、男性が家事・育児に参加することが当たり前になりつつある兆しといえるでしょう。「家事や育児は女性がするもの」という偏見がなくなっていくことは、ママにとってもパパにとっても嬉しい変化ではないでしょうか。【体験談】実際にパパが担当している家事・育児は?パパの家事・育児分担が進んでいる中、実際にパパたちはどのような家事・育児を担当しているのでしょうか。ママたちから寄せられた体験談を紹介します。パパが担当している家事・育児の種類ゴミ出し朝、玄関にゴミを置いておくと出勤時に持って行ってくれます。洗濯ものをたたむ私は洗濯ものをたたむのが苦手で、かなりのストレスを感じていました。乾いた洗濯物をたたまずに毎回放置しているのを見て、パパが自然とやってくれるようになりました。私よりも几帳面だし、こまごまとした洗濯ものたたみはパパにぴったりでした。テレビを見ながら、空いた時間にきれいにたたんでくれます。お金の管理お金の管理や保険の手続きはパパが担当しています。私自身お金の管理が苦手なので、パパに任せたほうが安心できて助かっています。車関連の手続きや手配私は免許を持っていないので、車を使う用事や管理はすべてパパの担当です。赤ちゃんのおむつ替え赤ちゃんのおむつ替えはパパに率先してやってもらうようにしていました。というのも、赤ちゃんのうんちのおむつを替えるときに「俺、つらい」と言われたのがショックで。父親としての自覚を持ってもらいたい気持ちが強くなり、おむつ替えはできる限りやってもらうように促しました。はっきりした分担はなし基本的には私が手が空いてないときにお願いするかたちで、はっきりとは分担していません。ただし、私の機嫌が悪いときは率先して家事をやるようになりました。基本的に何でもできる妊娠中のお風呂掃除は絶対にパパでした。そのほかも、基本的に臨機応変に家事はなんでもやってくれます。パパにできなくて私にできることは丁寧さの追求くらいです。各家庭によって、分担する家事・育児の種類や程度は大きく異なっているようですね。パパとママの性格によっては、パパのほうが得意な家事もあるかもしれません。パパの変化を感じた体験談出産前後でできることが増えた産後に仕事へ復帰するまではほぼ全部の家事を私が担当していましたが、今ではパパが自分の服のアイロンがけ、たまに子どもの保育園への送り、ゴミ出し、皿洗い、私がいないときは、子どもの寝かしつけやはみがきなどひと通りできるようになりました。もともとパパは家事が全くダメでしたが、出産前後でできることが増えたなという印象です。子どもが増えて家事に積極的に3児のワーママです。私が仕事で忙しいときは、食器洗い、洗濯、お風呂掃除など基本的な家事はパパがしてくれるようになりました。個人的な感想なので一概に言えませんが、子どもが増えるたびに私のキャパオーバーが重なり、夫が家事に積極的に取り組むようになった気がします。ママの仕事復帰や子どもが増えたタイミングでパパが家事に積極的になるケースも見られました。環境の変化がきっかけで意識が変わるのかもしれませんね。夫婦で家事分担を調整していこうリクルートブライダル総研の調査結果のデータをよく見ていくと、興味深い事実が出てきます。男性の育児負担の割合が年々増えるにつれ、育児期に満足している男性も年々増えているのです。つまり、男性が家事や育児に積極的にかかわることは男性側の不満につながるとは限らず、むしろポジティブな変化をもたらすという傾向が見えます。パパに家事や育児をお願いするのは気が引けるというママは、実は、お願いすることが逆にパパの満足度につながるかもしれない、と考えれば頼みやすくなるのではないでしょうか。どのような家事があるのか夫婦で共有し、お互いができそうなもの、得意そうなものを担当していくと無理のない分担がしやすいでしょう。しかし、なかにははっきりと分担しないほうがうまくいく、という家庭もあるかもしれませんね。家事分担には「これ」という正解はありません。夫婦で相談し、試してみて、家族みんなが心地よく暮らせるよう調整していけると良いですね。
2019年11月14日日本の労働者は男性でも育児休業(育休)は制度上利用できるのですが、利用率は低いまま推移しています。2019年9月に小泉進次郎衆議院議員が自身の育休取得についてコメントし、賛否の意見が多く上がりました。 また、外国の首相や自治体の首長(知事や市長等)、有名企業のトップなどが育休を取ることが度々ニュースで取り上げられますが、男性の会社員等の育休はどうなっているのか、実態と制度についてお伝えします。 男性の育休の実態 2018年(平成30年)の男性の育休取得率は、厚生労働省・平成30年度雇用均等基本調査(速報版)によると6.16%でした。これは女性の育休取得率82.2%と比べると低い数字ですが、6年連続で上昇しています。なお、6年前の2012年(平成24年)の男性の育休取得率は1.89%でした。 同調査によると、男性の育児休業の取得期間は5日未満が最も多く全体の56.9%で、1カ月以上の育児休業を取得した割合は16.7%に留まりました。一方、女性は6カ月以上の育児休業を所得した割合は88.2%でした。また、育児休業の希望をした男性の35.3%は利用できておらず、育児休業を利用しなかった人の理由を見ると、「会社で育児休業制度が整備されていなかった」「育児休業を取得しづらい雰囲気だった」「業務が繁忙で職場の人手が不足していた」等が上位の理由となっていました。 参考資料::厚生労働省「男性の育児休業の取得状況と取得推進のための取り組みについて」 父親の育休の取得促進の制度と助成金育児休業(育休)は、以下の①~③の要件をすべて満たすと、男女の区別なく取得できる制度です。原則子どもが1歳になるまで(保育所に入れない場合等は最大2歳になるまで)育児休業が取得できます。①同一の勤務先に継続して1年以上雇用されていること、②子どもの1歳の誕生日以降も引き続き雇用されることが見込まれること、③子どもの1歳6カ月または2歳の誕生日の前々日までに労働契約の期間が満了し、かつ契約が更新されないことが明らかでないこと(左記までに労働契約の期間が満了し、かつ契約が更新されないことが明らかな人は育児休業が取得できない) また、父親の育児休業の取得促進の制度として、以下の2つの制度があります。【1】パパ・ママ育休プラス母だけでなく、父も育児休業を取得する場合、休業可能期間が1歳2カ月に達するまでに延長される制度(通常は1歳まで、延長された2カ月分は父が対象・また母と父は逆のパターンも可能)【2】パパ休暇(出産後8週間以内の父親の育児休業取得の促進)出産後8週間以内に父親が育児休業を取得した場合には、特別な事情がなくても再度の取得が可能。育児休業中は男女の区別なく給料は支払われませんが、雇用保険から月給の3分の2相当(180日以降は2分の1)の育児休業給付金が支払われます。父・母ともに育児休業中であれば、それぞれに育児休業給付金が支払われます。 男性の育休取得率は上昇中ですが、これからさらに育休取得をしやすくなるように政府も会社もさらなる制度の充実が見込まれます。ご夫婦のライフプランやキャリアプランによってパパが育休を取得するかどうかは異なると思いますが、取得したいパパや取得してほしいママは、この制度を最大限利用してください。また、定期的に制度は変わりますので、これから出産を控えている人や検討している人は利用前に制度を改めて確認することをおすすめします。 監修者・著者:ファイナンシャルプランナー 大野高志1級ファイナンシャルプランニング技能士、CFP®(日本FP協会認定)。独立系FP事務所・株式会社とし生活設計取締役。予備校チューター、地方公務員、金融機関勤務を経て2011年に独立。教育費・老後資金準備、税や社会保障、住宅ローンや保険の見直し、貯蓄・資産運用等 多角的にライフプランの個別相談を行うとともにセミナー講師として活動しています。
2019年10月25日赤ちゃんとの毎日がもっとラクに、もっと楽しくなる。ベビーカレンダーは、そんな毎日を応援するコラムを絶賛連載中! 今回は、ズボラ家事クリエイター・めぐさんの“考えない家事”に注目! 「ズボラだけどズボラに見えない生活」をモットーに、Instagramや公式ブログで家事テクや簡単レシピを発信している、ズボラ家事クリエイターのめぐさん(@megumi.kakei)。中高生のお子さんがいる働くママです。今回はめぐさんが実践している、家事がラクになる“考えない家事”のポイントやコツを教えてもらいました! 1.天気の心配はしない面倒くさがりで、考えながら家事をするのが大嫌いだというめぐさん。そこで、考えないで家事ができるような仕組み化を心がけているそうです。 そのひとつが「洗濯物干し」。「晴れた日に外で洗濯物を干そう」と考えて天気を待つのは、フルタイムで働いているめぐさんにとって難しい話。そこで季節を問わず、洗濯物は外に干さないことを決めたそう! “洗濯物は外に干さない”と決めてから、めぐさん宅で活躍しているのが「boltz 除湿乾燥機」。写真のように、部屋に洗濯物を干すスペースをつくり、除湿乾燥機を洗濯物の付近に設置しています。 除湿乾燥機のおかげで、天気を問わず毎日洗濯物が干せるうえに、ジメジメした季節でもカラッと乾くそうです。天気のことを考えながらやっていた洗濯物干しが、見事に“考えない家事”になりました! 2.下着は畳まないもうひとつが「下着は畳まないこと」。シャツは洗って干すときにハンガーにかけ、乾いたらクローゼットに移すだけ。パンツ類はシワになりにくいニット素材のものを選び、乾いたらそのままカゴへポイ! と、投げ入れ収納しているそうです。 なんと、パンツのカラーも「パパ:黒系、長男:紫、次男:青」と決めていて、仕分けの際に考えなくて済むようにしているそう! この方法にしてから、畳みにくいシャツを畳む必要がなくなり、パンツ類の仕分けも簡単になり、ストレスが格段に減ったといいます! また、自分の下着を見つけやすく、誰でも分かる簡単な収納にしたおかげで、家族が自分で収納してくれるようになり、家事分担にも役立ったとか。これはすごい変化ですね! 3.物を増やさない 「物を増やさない」ということも、“考えない家事”への第一歩だというめぐさん。実は、めぐさん宅の脱衣所にはタオルや着替えを置く専用の棚やワゴンがありません。購入を考えたこともあったそうですが、考える家事を減らすために、専用の棚やワゴンではなく「100均で購入したワイヤーネットを使うときに洗面台に置くだけ」にしたそうです。 ワイヤーネットを使用しないときは、洗濯機と壁の隙間に収納。脱衣所の省スペースにもなっていいですね! これが、なぜ“考えない家事”なのかというと、物が多ければ多いほど人は考えることが増えるからだと、めぐさんはいいます。 例えば、家具が増えればどこに何を入れるか、どこに置くのか、掃除の際に邪魔にならないかなど、これだけでも3つも考える必要が出てきます。物が増えれば増えるほど考えることもどんどん増えていく。そこでめぐさんは、考えないで済むように“物をできるだけ増やさない”をモットーに、日々買うものを厳選しているそうです。 思わず「なるほど~!」と言いたくなる、めぐさんの家事テク。いかがでしたか? めぐさんのInstagramや公式ブログには、ほかにも家事をラクにするテクがたくさん紹介されています。ぜひあわせてチェックしてみてください♪ この投稿をInstagramで見る めぐ⌘ズボラ家事クリエイターさん(@megumi.kakei)がシェアした投稿 - 2019年 8月月4日午後7時34分PDT ベビーカレンダーでは家事や収納、ファッションなど、ママたちの暮らしに寄り添った【ライフスタイル記事】を強化配信中! 毎日がもっと楽しく、ラクになりますように。 協力:めぐさん(@megumi.kakei)
2019年09月22日「いかに自分がラクできるか」をモットーに、整理収納サポートやセミナーを開催している整理収納アドバイザーの佐野裕香子(@shuikumama)さん。私生活では2人の男の子のママで、子育て中のママ・パパがマネしたい暮らしの工夫を発信しています。今回はラク家事の達人・佐野裕香子さんが、あるものをなくすことで家事がラクになる方法を教えてくれました! 洗濯機の上の収納を見直し!わが家の洗濯機の上には造り付けの収納があります。この収納の扉の中には今までフェイスタオルが入っていました。 でも動線的にココには洗濯洗剤を置きたい! タオルもココだと子どもたちが届かないから、いつも呼ばれてめんどくさい! ということで、見直しすることにしました。 “あれ”をなくすと家事もラクになる!まずは置きたかった洗濯洗剤を置いて、タオルも子どもたちの届く場所に移動。そしたらこの扉がジャマに思えてきたので……外してみました! お試しなので蝶番はそのまま残してしばらく使ってみると、これがまぁ何てラクチンなんでしょう♡ 想像以上に使いやすいということで扉の撤去、決定! でも収納の中が丸見えになったので……*イオン ホームコーディのランドリーボトル(左下)*セリアの詰め替え容器用ラベルシール(左下)*無印良品のポリエステル綿麻混・ソフトボックス(右下)*ダイソーのスチールワイヤーバスケット(左上) で見えてもいい収納にチェンジしました!“見せる”収納ではなく、“見えてもいい”収納。これだとハードルも低めで挑戦しやすいですよね。 使いやすくて、とにかくラクチン! 扉があると中身の出し入れに「扉を開ける閉める」というアクションが追加されるから、ラクチンではなくなる。扉があると隠せてスッキリ見えるけれど、実は中はカオスだったりすることもありますよね。 たかが扉一枚とあなどるなかれ。ラクするためなら、あって当たり前をなくすのもアリだと思います! ぜひ試してみてください♪ 著者:佐野裕香子整理収納アドバイザー。「紡ぐ・暮らし」にて収納サポートサービスや収納関連のセミナーを開催。自身も2人の男の子の子育てをしながら「どこに何があるか誰でもわかる仕組み」「安全で快適なお部屋」「いかに私がラクできるか」を考えて整理収納と向き合う。Instagram:@shuikumama この投稿をInstagramで見る 佐野裕香子 整理収納アドバイザー 大阪|高石市さん(@shuikumama)がシェアした投稿 - 2019年 8月月1日午後5時20分PDT
2019年08月08日