こんにちは!海外で1歳児の育児に奮闘するママライターなかやまあぽろです。ママ友と、よく妊娠中の症状や出産時についての話になることはありませんか?ひと口に“妊娠”と言っても、つわりが重かったり、逆に全くない人など十人十色ですね。妊婦さんに特に多いのは、眠気やだるさが続いたり、常に空腹でついつい何かを口にしてしまい、産科に行けば体重コントロールで注意の嵐……なんてことも。後期に入るとおなかで足元が見えないし、赤ちゃんに膀胱(ぼうこう)が圧迫されて思わず尿もれ。妊婦生活は、思った以上に大変!でも、そんな妊娠中にしか体験できないこともあるはず!今回は妊娠中のおもしろエピソードをママたちに聞いて、まとめてみました。現在妊娠中の読者様も、育児真っ最中の忙しいママたちも、しばしの間楽しんでいただけたら幸いです。●夫とのエピソード:イクメン誕生のきざしが見えるかも?『おなかがふくらんで靴下がうまく履けなくなったとき、旦那さんが手伝ってくれるようになりました。ありがとうと伝えると、「僕の老後の介護は頼むよ」 と一言。思わずクスリと笑っちゃいました』(3か月の男の子のママ)『妊娠がわかってから、フィルムカメラでおなかが大きくなる様子を撮っていって、子どもが産まれてから現像して記念にしようということになり、夫が撮影をしてくれることに。私はてっきり全身が写っていると思い込んでいましたが、いざ現像してみるとおなかの部分しか写っていなくてショック。「幸せそうな顔も写ってないと意味ないじゃん!」と夫に言ったら、「赤ちゃんのことしか考えてなかった……」 とのこと。その返事になんだか気が抜けて笑っちゃいました』(1歳の女の子のママ)旦那様との間では、ほっこりするようなエピソードが特徴でした。妊娠中の奥様への気づかいは、パパとして目覚める重要なキーとなり、出産後の子育てへの協力にも影響すると言われています。皆様、イクメンと呼ばれているのでは!?●家族とのエピソード:孫の誕生が待ちきれない両親の、おちゃめな一面『里帰り中のある日、父が畳み終わった洗濯物をキッチンにいるわたしに渡しながら「これ台拭き用のふきんだからしまっておいてね」と一言。何気なくふきんを見たら、なんとわたしの妊娠中に愛用していたデカパンツが…… 。「ちょっと、これわたしのパンツだよ!」と言ったものの、父はわたしがこんな大きなパンツをはいているとは想像もつかないという様子。他の家族は大笑いでした』(2か月の男の子のママ)『息子はおなかにいるうちから名前を決めていて、里帰り先では家族がみんな名前を呼びながらおなかに話しかけていました。特に母は初孫の誕生を待ちわびていて、毎日おなかの息子の名前を呼んではうれしそうにしていました。ある日、母が間違えて実家暮らしのわたしの兄をおなかの息子の名前で呼んだ ときには、家族全員大爆笑でした』(1歳の男の子のママ)孫の誕生を待ちわびるご家族の熱気は、本当に熱くありがたいものですね。出産後に知る両親のありがたみは計り知れないものです。これからお子さんと一緒におじいちゃんおばあちゃん孝行をしたいですね。●外出先でのエピソード:妊娠中は、意外と大胆になる?『妊娠中、わたしはおなかをなでてもらうとすごく幸せな気持ちになって、いろんな人によくなでてもらっていたのですが、他の妊婦さんもきっと同じ気持ちだろうな、と思っていました。ある日、外出先で母のパート仲間の女性に会い、おなかがふくらんでいたのでニコニコしながらなでたのですが、後から母が青ざめた顔で「あの子妊娠してないよ……」 と一言。どうやら元からふくよかな体型の方だったよう。あとから母を通じて謝りましたが、ご本人も爆笑だったみたいで救われました』(1歳の女の子のママ)『健診で産院に行くと、予約をしていなかったので1時間半待ちと言われました。わたしは妊娠中、常におなかがすくタイプだったので、待っている間も何かを食べたい衝動にかられていました。あまりにも待ち時間が長いので、ついに近くのコンビニでおにぎりを買い、待合室でむしゃむしゃ。顔見知りの助産師さんが近づいてきて、「ここでおにぎりを食べたのは、私が知る限りあなたが始めてよ」 と。急に恥ずかしくなり、思わず隅の席に移動しました』(2歳の男の子のママ)妊娠前の自分からすれば、思ってもみなかった行動をとってしまった……というおもしろいエピソードでした。子育てをしている現在では、さらに大胆になっているのでは!?----------妊婦生活は、目まぐるしく変化する自分の体に戸惑いつつも、毎日が赤ちゃんの誕生を待つ幸せな気持ちでいっぱいですね。普段子育てに忙しいママたちも、たまにはパパと妊娠中の出来事を思い出して語ってみては?●ライター/なかやまあぽろ(ママライター)
2016年05月03日母乳育児中は、すぐに授乳できるようにと、首元の開いた服や前開きの服を選びがち。本当はお気に入りなのに、授乳のことを考えると着られない服があるという方も多いのではないでしょうか。かといって、授乳のことを気にせず服を選んでしまうと、授乳のたびに下からシャツをめくることになるので、お腹が出て冷えてしまうし、寒い時期はニットなど厚手の服を重ね着するので、授乳の間、服をめくって持ち上げているだけでも大変です。そんな時、重宝するのが「授乳ネックレス」です。昔はゴムひもを適当な長さで輪にして、首にぶら下げ、そこにめくり上げた服をかけていたようですが、つけていてもかわいいものがいいなぁと思い、作ってみました。 これなら、首にかけていても、首元に見えるレースがかわいらしい上、肌もチクチクしません。リボンやレースモチーフをあしらえば、ネックレスのように、コーディネートのワンポイントとして、服の上にサラリとつけておくことができます。お好みでアレンジをして、母乳育児にも、普段のコーディネートにも役立ててください。 ■ 母乳育児におすすめ、オーガニックレースの授乳ネックレスの作り方<用意するもの> ・オーガニックコットンレース 50~60cm・オーガニック ストレッチレース 20~30cm・針と糸などの裁縫道具・リボンやレースモチーフ(肌触りが気にならないのであれば、ビーズやパールでもOK)<作り方>作り方は簡単。レースの端をそれぞれ三つ折にして、モチーフの裏に縫い付けて輪にするだけです。手芸用の仮止めクリップで留めてから縫うと、作業しやすいです。編み物が好きな人は、毛糸で輪のモチーフをいくつか作って繋げるだけでもよいでしょう。最近は工夫された授乳服もたくさんありますが、実際使ってみると、後ろの首が引っ張られて肩がこったり、胸元で布がもたついたりするので案外使いづらいことが多いもの。私は結局、・やわらかいカップキャミソール + 前が開きやすいカットソーやニットまたは、・普通のカットソーやニット + 授乳ネックレスこの2つのスタイルに落ち着きました。授乳服を試してみるのも、もちろんよいですが、今持っているお洋服を活かすために、授乳ネックレスも1つは作って持っておくと役立ちますよ! 母乳育児中の方も、これから赤ちゃんを迎える方も、ぜひ参考にしてください。
2014年12月02日抱っこ紐の機能やファッション性がどんどん充実し、外出している親子連れの多くが前抱っこのママたちです。しかし、東日本大震災や、まだ記憶に新しい広島での土砂災害など、自然災害の際、小さな子連れには抱っこよりも「おんぶ」が大活躍しています。自然育児への回帰が進む中、「おんぶ」が今、再注目されていることをご存じですか? ■おんぶは、ママの生活の理に適っている! 多くのママたちは子どもの世話だけでなく、掃除・洗濯・食事の支度などを同時並行して、家事をこなしています。家事をしている間、子どもが寝ていたり、ひとりでいい子にしてくれたりしてくれればいいのですが、現実にはそんなふうにタイミングよくはいきません。そこで、おんぶの出番です! おんぶは、両手を自由に使えるうえ、ママの視界も広がります。包丁を持ったり、火を使ったり、掃除機をかけたり、抱っこではできないことができるのがおんぶです。おんぶをすると、ママの体への負担が少なく、そして、安全に家事をこなすことができるのです。■抱っこと同じ母子一体感が感じられます! おんぶでは、ママが子どもの顔を見ることはなかなかできませんが、子どもにとっては背中からママの息づかいやぬくもりを感じることができます。ママの心臓の鼓動は、背中からのほうが伝わりやすいともいわれているので、抱っこと同じような密着度や一体感を得ることができます。■実は、ママから与えられる情報が多い!? 「おんぶをしていると、ママと赤ちゃんは同じ方向に体が動くので、いろんなことを身につけやすい!」と、脳科学おばあちゃんでおなじみの久保田カヨ子さんが、あるインタビューで語っています。おんぶの場合、ママが歩けば(ママの)お尻から動きが赤ちゃんの足に直接伝わり、歩き方を感覚で身につけることができるので、抱っこの時よりもママから得る情報が多いそうです。(「ダイヤモンドオンライン 脳科学ばあちゃん直撃インタビュー」より)また、ママと同じ目線で状況を共有するということは、子育てにおいてとても大切なこと。まさに「親の背中を見て育つ」というわけです。たとえば、ママが食事の支度をしている時には、ママの背中を通して、視覚(食材、調味料、食器などの見た目)・聴覚(食材を切ったり焼いたりする音)・嗅覚(料理の匂い)がしっかり刺激されます。こうしたことが子どもの発達や成長に、とてもよい影響を与えるのだそうです。私も1人目の時は、子どもをおんぶすることはありませんでした。子どもの顔が見えないことと、おんぶが上手にできなかったことに不安があったのかもしれません。しかし、2人目の時はそうは言っていられませんでした。上の子のお世話に掃除や料理など、日中はほぼおんぶでした。家でも外でもおんぶをしているので、下の子のほうが上の子より、はるかに密着時間が長かったと思います。今は進化したおんぶ紐もたくさんありますが、昔ながらのおんぶ紐は、日本ならではの子育ての知恵です。子どもとたくさんスキンシップのとれるおんぶ育児を、この機会にぜひ取り入れてみませんか?
2014年10月11日女性の悩みに応える株式会社デジタルブティックと株式会社ohana本舗は妊活中、妊娠中、育児中の女性に必要な栄養素を考慮した、オリジナル野菜セットを共同開発し、6月から販売を開始しており、9月19日に販売サイトをリニューアルオープンしたと24日発表した。デジタルブティックは、年間700万人以上のママに利用されている妊娠・出産・育児ソーシャルメディア「ベビカム」の運営を通して、「もっと野菜を摂りたいが、どんな野菜を食べれば良いか分からない」「買い物をするのが大変」「野菜の品質が気になる」といった女性たちの声を元に、今回のセット開発に至った。大分県臼杵市の農場で、無農薬・無化学肥料の野菜栽培に取り組んでいるohana本舗と共同で開発することで、妊活・妊娠・育児といった、特にからだに気を配りたい時期の女性たちにとって気になる、安全性、栄養価、利便性などを最大限に考慮した野菜セットが完成した。また、今回の販売サイトリニューアルによって、WEBサイトから手軽に購入できるようになった。(画像はプレスリリースより)無農薬・無化学肥料野菜価格は各2,500円(配送料・消費税込)で、定期購入の場合は、初回1カ月間1,250円とお得になる。ビタミンC、E、葉酸、鉄、カルシウム、食物繊維など、妊活中、妊娠中、育児中の女性にとって特に重要な栄養素を、多く含む野菜を厳選し、旬の野菜7品目+おまかせ1品目+おたのしみ1品目を届け、バランスの良い食生活による、健康なからだづくりを応援する。「ベビ待ちさん」には冷え・ストレス改善、ホルモンバランス改善等の働きがある栄養素、「妊婦さん」には胎児の発育や、貧血・便秘防止等に必要な栄養素、「ママとベビー」には母乳育児や離乳食に役立つ栄養素と、それぞれに重要な栄養素を含んだ野菜が届く。野菜はすべて、無農薬、無化学肥料栽培で、種まきから苗の育成、栽培まですべて自社農場で行い、土づくりにもこだわった、高品質な野菜であるだけでなく、収穫したその日に箱詰めし、クール宅配便で当日中に発送されるため、買い物の手間が省けるだけでなく、新鮮な野菜を楽しむことができる。【参考】・株式会社デジタルブティックのプレスリリース(PR TIMES)・[ohana本舗×ベビカムオリジナル野菜セット]
2014年09月25日このところ「おむつなし育児」という育児法が話題になっています。多くのママは、「おむつなし」と聞くと、まった全くおむつをしないの? 床や部屋が汚れはしないのかな? などと疑問に思うかもしれません。そこで今回は話題の育児法、「おむつなし育児」について解説、検証してみます。■「おむつなし育児」は、かつては日本でもやっていた「おむつなし育児」は、決して目新しいものではなく、布おむつも紙おむつもなかった時代、当たり前にやっていた方法です。いつのまにか日本では途切れてしまいましたが、今再び注目されています。簡単に言えば、「おむつの中でおしっこやうんちをすることを当たり前にせず、なるべくおむつの外でさせることで、赤ちゃんのうちに排せつの気持ちよさを伝えてあげる方法」です。言い換えれば、「おむつでうんちやおしっこをすると気持ち悪い」という感覚を当たり前にすることだといえます。■おむつをまったくしないわけではありません「おむつなし」とは言っても、普段はおむつをしています。赤ちゃんをよく観察して、おしっこやうんちが出そうかな? というタイミングでおむつを外し、なるべくおまる・トイレなどでさせてあげるのが、おむつなし育児の基本です。とはいえ、何がなんでもおむつなしで! と気合いを入れ過ぎる必要はありません。家ではおまるでしていても、外出時は紙おむつでしてOK! くらいの緩やかな気持ちで取り組むことがポイントです。「おむつを外す」ことが目的ではなく、赤ちゃんの頃から排せつの仕組みや楽しさを親子で共有することが最も大切な目的。そこが、いわゆるトイレトレーニングとは違うところでもあります。歌を歌ったり、掛け声をかけたり、時には遊んでみたりと、コミュニケーションしながら行うのもおすすめです。■ママにとって子育ての自信につながります! 出産してすぐは、赤ちゃんがどうして泣いているのか、何を求めているのかがわからなくて戸惑うママがほとんどです。でも、時間を重ねて赤ちゃんに向き合っていくうちに、だんだんと赤ちゃんの欲求に気付きやすくなっていきます。これと同じように、おむつなし育児を続けていくと、徐々に子ども自身のサインやタイミングが、自然にわかってくるようになるそうです。しかも赤ちゃんは自分の欲求がすぐに満たされるとご機嫌な時間が長くなります。それは、ママにとって育てやすさを感じることにも繋がります。また、排せつ以外の欲求も気付きやすくなることが多く、結果的に子育ての自信に繋がることにもなります。とある国では、生後数ヵ月間は、家の床に赤ちゃんを置いてはいけないという風習があり、赤ちゃんはずっと、スリングのような布の中でママに抱っこされて過ごすそうです。すると、赤ちゃんとママがずっと密着しているため、五感で感じ合うようになり、排せつのタイミングがわかるようになる、という話を聞いたことがあります。おむつなし育児とは、まさにこうした感覚なのでしょうね。■おむつなし育児を実践しているママに聞いてみました!「いつの間にか子どもの排せつのタイミングがわかるようになって、親として自信が持てたような気がします!」(6ヵ月の子のママ)「ずっと便秘がちでしたが、おむつの外に出すほうがたくさん出るようで、便秘も自然に解消できました!」(7ヵ月の子のママ)「以前は布おむつを使っていましたが、だんだんおしっこの量が増え、洗濯が大変になってきたので、おむつなし育児に切り替えました。今では助かっています」(5ヵ月の子のママ)「オムツ代が節約できます! しかもエコですよね」(8ヵ月の子のママ)「トイレでうんちやおしっこをすることに抵抗を感じることがなかったので、トイレトレーニングに苦労せずに済みました」(1歳6ヵ月の子のママ)おむつオムツなし育児とはつまり、赤ちゃんとじっくり丁寧に向き合うこと、そして、親子のコミュニケーションを豊かにするためのひとつの方法だと感じました。軽い気持ちで構わないので、興味がある人はぜひ実践してみてはいかがでしょうか。
2014年09月19日赤ちゃんを母乳で育てるとママも痩せるよ! という経産婦さんの言葉をよく耳にしますよね。母乳育児には、産後のダイエット効果はもちろん、赤ちゃんの免疫力アップ、産後のママの手間の軽減や経済的にも嬉しいことがいっぱいです。今回は妊娠中からできる、母乳育児のために気をつけておいたほうがよいポイントを、食生活面を中心にお伝えします。■母乳育児のための食生活 ・和食中心の食生活臨月はとくに外食の機会が増えるプレママが多いですが、赤ちゃんが飲みやすいサラサラの母乳にするためには、外食の時でも和食を中心とした野菜たっぷりのメニューを心がけましょう。肉よりも魚、パンよりも白米を多めに食べること、などがコツです。おやつも、洋菓子より和菓子のほうが母乳にはよいといわれています。母乳中には、出血を止めるために必要な栄養素であるビタミンKの含有量が少ないといわれており、ごくまれにですが乳児ビタミンK欠乏性出血症という病気を引きおこすこともあります。そのため、妊娠中から普段の食事に納豆などのビタミンKが取れる食品を一品プラスしておくとよいかもしれません。・水分をたくさん取る授乳中は、一日に3Lの水分を取るのがよいとされています。とはいえ、産後にいきなり多くの水分を取ってといわれても難しいですよね。そのため、妊娠中の時から水分を少し多めに取る習慣をつけましょう。母乳を出やすくするために、身体の冷えるものは避け、ハーブティーやほうじ茶などの身体にやさしいお茶を飲むとよいですね。■母乳育児のための生活もそのほか、食生活以外でも、・ブラジャーをノンワイヤーのタイプに替える・お風呂あがりに馬油やベビーオイルなどを使って乳頭を指でつまみ、乳頭マッサージをするなどにも、母乳の出をよくしたり、赤ちゃんの吸い付く力で乳頭が切れるのを予防したりする効果があります。乳頭マッサージは、妊娠後期(妊娠8カ月、28週)以降に始める方がよいですが、主治医や助産師の指導の元で行ってください。切迫早産の場合などは控えてください。母乳育児は大変そうと思うプレママもいるかもしれませんが、慣れてしまえば手間や経済的負担が軽くて済みます。妊娠中からちょっとした習慣に気をつけて、ぜひ楽しい母乳育児をスタートさせてくださいね。
2014年08月30日監督や出演者が続々登壇!大ヒット公開中、『レンタネコ』初日舞台挨拶の様子をお届けする。●市川実日子コメントこんなにたくさんの人に来ていただき、嬉しいです。ありがとございます。荻上監督は、『めがね』の時とくらべて『トイレット』では言葉で的確に演出していたとお聞きしていたので、今回『レンタネコ』でもきっと的確な言葉で演出されるかと思っていたら、あまり『めがね』と変わらず(笑)、感覚のキャッチボールで演出されていました。今まで猫と接する機会がそんなになくて、今回ほぼ初めてでした。招き猫を含めて17匹いて、それだけいるとみんな性格が違くて、「よーいスタート」で画面からいなくなっちゃう子や田中さんが演じた吉沢が借りたがった猫は、寄り目でずっと揺れ続ける子で、猫にもいろいろいるんだなと思いました。●草村礼子コメント私はこれまで自分の方から進んで猫に近寄ったり、抱いたりすることはなかった人なんです。台本に「この猫は」というセリフがあると監督からは「この猫ちゃんは」と愛情をもった言い方で返されて、少しヤキモチを焼くくらいでした(笑)。監督だけじゃなくて、スタッフ全員が猫を愛している現場にいたから、本当に猫が自由に動いていました。スタッフの猫好きオーラが私たちを包んだ気がします。市川さんは猫と兄弟みたいで、18匹目の猫みたいでした。●光石研コメントひとりでも多くの方に観ていただきたいので、またお友達を誘ってきてください。僕が契約書にサインをするシーンで、共演した猫も契約書を見ていたり奇跡的な動きをしていたので、後から見てビックリしました。すごく可愛かったです。市川さんは相変わらず、変で不思議な方ですが「分からない」と言いながら、ちゃんと仕事をされていきます。●山田真歩この映画は老若男女、楽しめる映画だと思うので、ぜひ、小さい子やおじいさん、おばあさんと観に来てください!私は荻上監督の『かもめ食堂』や『めがね』を観て、まさかこのストーリーの中に自分が入るとは思わなかったので、中からと外からの印象にギャップがあって面白かったです。猫は大好きで小さい時から飼っていました。●荻上直子監督市川さんは、普通の人じゃないと思っています(笑)。その、おもしろいユニークなところが前面に出るといいなと思って、今後、間違いなく素敵な女優さんになられる一歩手前を撮らせていただきました。猫は言うことをきかないのは分かっているので、自由にその場にいてもらった感じです。たくさんの猫を撮影しましたが、最終的に自分が飼っている猫が一番可愛いと思いました(笑)!田中さんは、かっこいい!どうしよう…目を合わせられないという感じでした。ものすごく勘のいい方で、私が少し言うだけで何倍にも良くして返してくださいました。素敵な青年で、一緒に飲みたいなと思いました(笑)。小林さんはアイデアマンで、現場に入る前に“変なおばさん”のお話をしたら、「もっとこういうのはどう?ああいうのはどうだろう?」とアイデアを出してくださいました。“変なおばさん”がいつも最後に変な歌を歌って帰るというのも小林さんのアイデアです。あの歌は小林さんのオリジナルで、その場で歌ってくださいました。本当に素敵な可愛らしいおばさんになってくださったので面白くなりました。作品情報『レンタネコ』監督:荻上直子出演:市川実日子 草村礼子 光石研 山田真歩 田中圭 小林克也配給:スールキートス大ヒット公開中!(C)2012 レンタネコ製作委員会
2012年05月14日