新設されるドナー休暇第一生命保険株式会社は15日、社会貢献活動のより一層の充実を図るためとして、全職員を対象に「ドナー休暇制度」を新設することを発表した。12月1日より開始となるこの制度は、同社の職員がドナーとして臓器や骨髄液を提供する場合、それに要する相当の期間を、通常とは別の特別有給休暇として取り扱うというもの。※画像はイメージ骨髄移植を拡げるため同社は現在、骨髄移植の機会を拡げるための「命のバトンリレー・骨髄バンクドナー登録」を推進しているが、今回の制度によって、骨髄ドナー登録をした職員は検査や入院に必要な日数が特別有給休暇扱いとなり、負担が大きく減少する。臓器移植についても、社会貢献性が高いことから対象となった。同社は今回の制度について、下記のようにコメントを発表している。今後とも、当社は、自らが地域社会の一員であることを意識し、「良き企業市民」として発展することを目指し、社会貢献活動に積極的に取り組んでまいります。
2010年11月18日ジュード・ロウ主演の近未来アクション・サスペンス『レポゼッション・メン』のアニメ仕立ての特別映像が到着した。人工臓器の移植が巨大ビジネスと化し、人々が高額ローンで延命のために人工臓器を買う未来。主人公は、臓器購入者のローン支払いが一定期間滞った場合に、臓器を“回収”するレポゼッション・メンと呼ばれる任務に就いている男・レミー。有能で鳴らした彼だが、ある事件をきっかけに自身も負債を負い、取り立てる立場から、取り立てられる立場へと転落してしまう。映画では、レミーがかつての仲間に追われながら、自らの身に起こった転落劇の秘密を解き明かしていく姿が描かれる。今回到着したのは、本編で描かれるのとはまた異なる、レポゼッション・メンの任務の一端をアニメーションで描いた特別映像。「よく街は生き物だと言われる――」という主人公・レミーの言葉で始まり、精神科医と思われる女医に自らの仕事について語る彼の姿が映し出される。シニカルな口調で自らの任務を説明するアニメ版のレミーだが、ジュードそっくり!話の途中で登場する、債務者から臓器を“回収”する場面の映像もアニメーションなのになぜか、実写のように生々しい。一見、仕事に疲れたレミーが医師の診断を受けているように見えるが、実は――。映画本編の衝撃的な結末も話題を呼んでいるが、まずはこちらのアニメーションでレポゼッション・メンによる取り立ての実態を体感すべし!『レポゼッション・メン』は7月2日(金)よりTOHOシネマズみゆき座ほかにて公開。※こちらの特別映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:レポゼッション・メン 2010年7月2日よりTOHOシネマズみゆき座ほかにて公開© 2010 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED.■関連記事:ジュード・ロウとシエナ・ミラー、ついに今夏結婚を決意?ジュード・ロウ&シエナ・ミラーがガラ・イベントに復縁ツーショットで登場ラスト10分に衝撃!ジュード・ロウ主演『レポゼッション・メン』予告編独占配信!
2010年06月21日シリーズ90万部の売上げを誇る大ベストセラー小説「孤高のメス」。現役医師・大鐘稔彦が自らの実体験を基に、1989年当時タブーとされていた臓器移植を題材にして、医療現場で巻き起こる人間ドラマを描いた本作が同名映画化され、来夏に公開される。7月29日(水)、本作の撮影が行われる東映撮影所にて報告会見が行われ、成島出監督に主演の堤真一、夏川結衣、吉沢悠、中越典子、平田満、生瀬勝久が出席した。大組織の悪しき体制に立ち向かう医師・当麻に扮する堤さんは、「優れたスタッフ、キャストと充実した日々を送っています」と挨拶。「最初は当麻という医者を“ヒーロー”として意識していたが、作中で触れ合う親子や人の想いなどを受けて、ヒーローとしてではない、相手の話をじっくり聞く医者を演じていこうと思ってます」と決意を語った。看護師・浪子役の夏川さんは、「監督や共演者の方々からの指示に、喜びと緊張を持って毎日臨んでいます。今回、物語が浪子の日記のように展開していくので、ナレーションが多いのが特徴です。浪子の目線、母親の目線など様々な表現の中で、監督からの指導に安堵しています」と充実した様子を見せた。中越さんが演じるのは、肝硬変になった父親にドナーとして自ら名乗りをあげる女性、翔子。「両親から命を授かった娘として、父を命懸けで助けたいと思う気持ちを頑張って演じたいと思います」と意気込みを見せた。医者役はこれが初めてという吉沢さんは、「現場ではとても緊張していますが、自分と向き合って演じることで、日常の中で『これでいいのか』と思い悩んでいる人たちに、(吉沢さん扮する)青木という役を見てもらい、勇気づけられたらと思っています」と元気よくアピール。一方、島田役の平田さんは「私の役は内科医なので、外科医としての手術シーンがなくてホッとしています(笑)」と語り、現場を和ませた。「私は“悪役”を演じております!」と勢いよく宣言したのは、傲慢な外科医・野本に扮する生瀬さん。「ただ、何が“悪”で何が“善”なのでしょうか?私の役は、責任を回避しているだけで、違法ではない。そういう点を考えてもらいたい。また、この作品の台詞が戯曲のように美しく、素敵です。そこにも注目してください」と作品をアピールした。本作は、地域医療や脳死、生体肝移植の問題を通して、現代の医療体制に警鐘を鳴らす。最後に、成島監督より「現代医療においても答えの出ないことだが、それが逆に面白いと思う。この作品は脳死を肯定するわけでも否定するわけでもない。物語の中で描かれる『本当の医療』を見てほしいと思います」と力強いメッセージが贈られた。『孤高のメス』は2010年初夏、全国にて公開。■関連作品:孤高のメス 2010年初夏、全国にて公開
2009年07月31日