あの音は想像するだけで寒気が走る毎日生活していると実にいろいろな音が聞こえてきますが、快適に感じる音、不快に感じる音は人それぞれ違うのでしょうか。それとも皆、同じ音が好きだったり嫌だったりして、共通点があるものなのでしょうか。そこで、苦手な音について、女性629名に理由とともに聞いてみました。>>男性編も見るQ.苦手な音を教えてください(複数回答)1位黒板にツメを立てる音57.7%2位ガラスをひっかく音49.3%3位食べ物をくちゃくちゃ食べる音45.0%4位耳元で蚊が飛んでいる音33.7%5位金属類が擦れ合う音28.8%■黒板にツメを立てる音……・「想像しただけで、叫びたくなるぐらい気持ち悪い」(28歳/学校・教育関連/専門職)・「実際に自分が黒板をひっかいている、爪の不快な感覚を思い浮かべてしまう」(31歳/そのほか/販売職・サービス系)・「実際に聞くとなんともないが、想像するのは耐えられない」(25歳/電機/事務系専門職)・「想像しただけで鳥肌が立つ」(26歳/建設・土木/事務系専門職)・「頭にき~んとくる。想像するのも嫌な音」(24歳/そのほか)■ガラスをひっかく音……・「どれもあまり得意でないが、ガラスをひっかく音は寒気がするので大嫌い」(28歳/商社・卸/秘書・アシスタント職)・「小さいころ、うっかりガラスをひっかいてしまって、トラウマ」(25歳/建設・土木/事務系専門職)・「想像しただけで寒気がする」(28歳/金融・証券/専門職)■食べ物をくちゃくちゃ食べる音……・「どうしても許せない。なぜ音が出るのかが不思議」(24歳/運輸・倉庫/事務系専門職)・「食べ物をくちゃくちゃと食べる音は、その姿を想像できてしまうので気持ち悪い」(28歳/金融・証券/専門職)・「食べ物を食べるときは口を閉じて食べるのが普通。食べ物をくちゃくちゃと食べる音ほど不快な音はありません」(23歳/マスコミ・広告/クリエイティブ職)■耳元で蚊が飛んでいる音……・「布団の中で聞いたら最後、顔を刺されることを想像し、奴を倒すまで眠れない」(29歳/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)・「夏、夜寝るときに蚊が飛んでいる音がすると眠れなくなる。蚊の音を聞くといらいらする」(25歳/情報・IT/技術職)・「寝ているときに音がすると必ず起きてしまう。その時にはたいてい刺されているから嫌」(28歳/医薬品・化粧品/営業職)■金属類が擦れ合う音……・「電車に乗っているとたまに金属がすれ合う音が聞こえてきて、それが気になって眠りたくても眠れない」(30歳/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)・「子供のころから嫌いな音でしたが、今も一番ビクっと反応してしまう不快な音」(31歳/情報・IT/クリエイティブ職)・「歯がむずむずする感じがして本当に苦手」(23歳/商社・卸/営業職)総評できれば聞きたくない音はたくさんあるようで、半数近くの人から支持を集めた音が、「黒板にツメを立てる音」、「ガラスをひっかく音」、「食べ物をくちゃくちゃ食べる音」と3項目ありました。「黒板にツメを立てる音」「ガラスをひっかく音」は、「想像するだけで寒気が走る」というコメントが多数。理由うんぬんというよりも、生理的に受け付けない音なのでしょう。「食べ物をくちゃくちゃ食べる音」は、「その音を出しながら食べている姿も嫌だ」という人がいました。音を出している人の人格まで疑ってしまう音といえそうです。4位「耳元で蚊が飛んでいる音」は、夏の夜に悩まされる音の一つ。「この音がして起きると、かゆくて眠れなくなった」という体験談も寄せられました。1~5位を見ると、不快に感じる音は同じで、その理由も似たようなものばかりです。周りにも嫌な思いをさせないためにも、これらの音は出したくありませんね。調査時期:2011年11月9日~11月20日調査対象:マイナビ ニュース会員調査数:女性629名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【ランキング女性編】小学校時代にブルーになりがちだったこと【ランキング女性編】小学生の夏休みで嫌な思い出【ランキング女性編】嫌いな男性のしぐさ・クセ完全版(画像などあり)を見る
2012年01月07日高音で鳴り響くあの音に身の毛がよだつ人の耳には無意気のうちにもいろいろな音が届いています。人の歩く靴音やパソコンのキーをたたく音など人の気配を感じるもの、鳥のさえずりや川のせせらぎなど心を癒やしてくれる音もあります。その一歩で、不快にさせられる嫌な音も……。そこで、できれば聞きたくない苦手な音を男性371名にリサーチしてみました。>>女性編も見るQ.苦手な音を教えてください(複数回答)1位ガラスをひっかく音48.8%2位黒板にツメを立てる音42.3%3位食べ物をくちゃくちゃ食べる音22.4%4位耳元で蚊が飛んでいる音20.8%5位金属類が擦れ合う音15.9%■ガラスをひっかく音……・「小学校のときに、掃除中にガラスをひっかいてしまい、その音が今でも思い出せるくらい嫌い」(28歳/生保・損保/事務系専門職)・「全身の身の毛がよだつ感じがするから。この世の音とは思えない」(31歳/運輸・倉庫/事務系専門職)・「耳をふさいでも鳥肌が立つ」(29歳/医療・福祉/専門職)・「この音を聞くと歯が痛くなる感じがする」(28歳/情報・IT/事務系専門職)・「鳥肌が立って嫌な気分になる」(23歳/食品・飲料/販売職・サービス系)■黒板にツメを立てる音……・「小学校のころに初めて聞いたとき、発狂しそうになった」(27歳/情報・IT/技術職)・「ツメから全身へ不協和音が伝わって身震いしたくなる」(27歳/学校・教育関連/事務系専門職)・「考えただけでも寒気がする」(33歳/情報・IT/技術職)■食べ物をくちゃくちゃ食べる音……・「生理的に受け付けない」(35歳/通信/技術職)・「外食とかで気になる」(25歳/情報・IT/技術職)・「見た目も悪い。いいことがない」(25歳/医療・福祉/技術職)■耳元で蚊が飛んでいる音……・「音が嫌なだけでなく血を吸われてかゆいから」(37歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・「耳元でとばれると、背筋に悪寒が走るから」(25歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・「一度でも耳元に来られると寝られなくなる」(27歳/食品・飲料/技術職)■金属類が擦れ合う音……・「自分はどんな音も平気だが、これだけは物心ついたときから鳥肌が立つ」(27歳/ソフトウェアIT/技術職)・「鳥肌が立つような嫌悪感のある音だから」(26歳/そのほか/技術職)・「きーんとするような音は悪寒を感じる」(24歳/金融・証券/専門職)総評最も聞きたくない音は「ガラスをひっかく音」でした。小差で2位の「黒板にツメを立てる音」と、この二つの音は似ていますよね。文字にはなんとも表しにくい「キーッ」という高音の不協和音は、「思い浮かべるだけでも嫌」というコメントのオンパレードでした。3位は「食べ物をくちゃくちゃ食べる音」。レストランでたまたま近くにこんな人がいたら、落ち着いてご飯も食べられませんよね。心掛け次第で防げる音ですので、マナーの観点からもぜひ口を閉じて食べてほしいものです。4位は「耳元で蚊が飛んでいる音」。夏の夜、寝ているときに聞くと、途端に目がさえてきそうです。しかも、刺されるとかゆくなるという実害もあるため、「これを聞くと倒すまで眠れない」というコメントにもありました。5位は「金属類が擦れ合う音」は、1位、2位と同様、「聞くと鳥肌が立つ音」とのコメントが多数。ランキングを見ると、共通しているのは「高音」。低音よりも圧倒的に苦手な人が多い音といえそうです。調査時期:2011年11月9日~11月20日調査対象:マイナビ ニュース会員調査数:男性371名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【ランキング男性編】小学校時代にブルーになりがちだったこと【ランキング男性編】小学生の夏休みで嫌な思い出【ランキング男性編】嫌いな男性のしぐさ・クセ完全版(画像などあり)を見る
2012年01月07日2010年に上演され、セクシーな衣裳とダンスで話題を呼んだ藤原紀香主演のブロードウェイ・ミュージカル『キャバレー』が、2012年春に再演される。本公演の製作発表が12月14日に行われ、藤原紀香、諸星和己、大貫勇輔、演出の小池修一郎が登場した。「キャバレー」チケット情報本作は1966年に初演された傑作ミュージカル。日本でも度々翻訳・上演され、2010年、藤原紀香を主演に迎えた小池修一郎演出の作品は第35回菊田一夫演劇大賞など各賞を受賞し、高い評価を受けた。「キャバレー」の舞台はナチズム台頭前夜のドイツ・ベルリン。キャバレー“キット・カット・クラブ”の歌姫サリー・ボウルズ(藤原紀香)とアメリカ人作家クリフォード・ブラッドショー(大貫勇輔)が運命的な出会いを果たす。次第に忍び寄る時代の影に翻弄されながらも、力強く信じる道を生きる姿が描かれている。ファンの強い要望に応え再演することになった藤原は、「とても嬉しいです。サリーという役は、先の見えない時代の中において、後悔しない選択で人生を歩いていく、そういった女性像ですので、震災の起こった今、この役がやれることに感謝しています」と語った。相手役に抜擢された大貫は、「ホントにびっくりしました。僕は普段ダンスしかやってこなかった人間なので、純粋に嬉しかったです」と喜びを語った。藤原が初参加の大貫を「普段は普通な感じですけど、音楽がかかると彼の中からほとばしるようなエネルギーが出てきて。舞台に大貫君というスパイスが入って、いいものになっていくんじゃないかと思います。早く稽古に入りたいです」と期待を込めると、諸星は「負けたくないです」と対抗心を燃やし、会場を爆笑させた。また、ミステリアスなMC役を演じる諸星は、「舞台全体の狂言回しの役でもありますので、(小池)先生のおっしゃてる気持ちだとかを全部受け止めて、なるべくシーンの邪魔をしないように、気にならないように。表現でいったら“鹿のはく製”のような、いるんだけど気にならないみたいな。ああいう感じでやってみたいと思います」と話し、再び会場を大爆笑させた。ブロードウェイ・ミュージカル『キャバレー』は、2012年3月2日(金)から18日(日)までは東京国際フォーラム ホールC、3月30日(金)から4月1日(日)までは大阪・梅田芸術劇場 メインホール、3月23日(金)・24日(土)は石川・北陸電力会館 本多の森ホール、4月7日(土)・8日(日)は愛知・中日劇場にて上演される。チケットは愛知公演が先行受付中、その他公演は発売中。文:門宏
2011年12月15日交際中の乾氏との旅行へ女優・藤原紀香が、交際中のUBS証券会社アナリストである乾牧夫氏と婚前旅行と思われる旅行に出かけていることがわかった。6日発売の写真週刊誌「フライデー」が報じ、各スポーツ紙なども詳細を伝えている。フライデーによれば、2人は3日、成田空港にツーショットで現れたそうで、出発ロビーでも仲むつまじく寄り添う姿が目撃されたという。その後2人は南国のリゾート地へ飛んだといい、乾氏は藤原に700~800万円相当の婚約指輪をすでに渡しているとも伝えている。いよいよ結婚か?!藤原紀香の所属事務所は、プライベートなことは本人に任せているということで、とくに否定はせず、それ以上のコメントもしなかったそうだ。2人は今年7月に交際中であるということが報じられていた。その後、藤原はオフィシャルブログで交際中であることを認め、「いつの日か強い絆となるようゆっくりと大切に育められたら」ともコメントしていた。いよいよ、その絆が結ばれて結婚へ…というときが間近に迫ってきているのだろうか。2人は6日現在、現地にまだ滞在中とのことであるので、帰国後なんらかコメントが出されるか、その展開に注目が集まっている。元の記事を読む
2011年10月07日映画『インシテミル 7日間のデス・ゲーム』の公開を記念して、主演の藤原竜也をパーソナリティに迎え10月18日(月)、ラジオ番組「藤原竜也のオールナイトニッポン『インシテミル』スペシャル」が放送されることが発表された。時給11万2,000円で、仕事内容は“暗鬼館”と呼ばれる館での7日間の生活を24時間監視されるだけ。この求人広告に釣られて集まった10人が思いもよらず繰り広げることになる、生死を懸けた“推理ゲーム”の模様を描いた本作。映画の公開を記念して、今回の特別番組が放送されることに。藤原さんは、親友の小栗旬がパーソナリティを務める「小栗旬のオールナイトニッポン」に飛び入りで生出演するなど、ゲストとしての出演は多数あるが、自身がパーソナリティを務めてのオールナイトニッポンは2003年以来、実に7年ぶり!「元々、ラジオが好きなので素敵なラジオ番組にしたい。自分はラジオを聴いて育った世代だから」と思い入れを語る。番組では意外なプライベートや交遊録、そして映画の撮影の裏話などが語られ、共演者の石原さとみからのコメントも届くとのこと。放送は10月18日(月)25:00〜27:00、ニッポン放送および全国36局にて。『インシテミル 7日間のデス・ゲーム』は10月16日(土)より丸の内ピカデリーほか全国にて公開。「藤原竜也のオールナイトニッポン『インシテミル』スペシャル」放送日時:10月18日(月)25:00〜27:00放送局:ニッポン放送をキーステーションに全国36局ネット公式サイト:■関連作品:インシテミル 7日間のデス・ゲーム 2010年10月16日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2010「インシテミル」製作委員会■関連記事:藤原竜也インタビュー「劇中の状況に置かれたら?武器次第かな…(笑)」藤原竜也、綾瀬はるか、石原さとみ、北大路欣也ら、現金1億6,128万円と豪華舞台挨拶犯人は誰?かつてない心理戦がいま始まる『インシテミル』試写会に5組10名様ご招待究極の心理ゲーム『インシテミル』主題歌がMay’nの「シンジテミル」に決定!ビョンホン、主演ドラマの声優、藤原竜也と初対面「好きな俳優、嬉しい」
2010年10月15日タイトルからして謎である。藤原竜也は『インシテミル』というこの作品のタイトルについて「最初は全く意味が分からず、イメージがわかなかった」と言う。時給11万2,000円。仕事の内容は10人の男女が外部から閉ざされた館の中での7日を監視されるだけ。何も起きなければ7日後に1,600万円を超える報酬を手にして終わるはずだったこのアルバイト。だが、2日目に一人の死者が出たことで恐るべき生き残りゲームへと化していく――。一見、非現実的にも思えるこの世界観の中で、藤原さんは主人公・結城をどのように作り上げ、どのようにして物語に灯をともしていったのか?「綾瀬さんにコンビニで声掛けられたら付いて行くでしょう(笑)」『カメレオン』に『カイジ 人生逆転ゲーム』、『パレード』。ここ数年、藤原さんが主演映画で演じた主人公は、どこかで一般人とは一線を画した、屈折した感情や“闇”を抱えている人物であったが、本作で求められたのは、エキセントリックな物語とは裏腹に、ごく一般的な感情、リアクションだった。「中田(秀夫)監督に言われたのは、現実的とは言えない世界の中で、結城の目線で物語を進めていきたい。“正しい感情の流れ”で行ってほしいということ。つまり、ごく普通の人間がこの世界を見て感じる喜怒哀楽をそのままその瞬間に表現してほしい、と。実は、クランクイン後も物語の結末が決定していない部分があって、演じる上でそこに不安を感じてもいたんですが、その中で監督は『僕に付いてきてほしい』ということを仰ってくださった。撮影の中日を過ぎて決定稿が出てからは、もうその結末に向かっていく感じで。その中で、監督の『藤原くんのキャラクターは、常に“正しい”ジャッジをしてほしい』という言葉に救われた部分はありますね」。もしも、藤原さんがこの“暗鬼館”でのゲームに参加させられることになったらどのように振る舞うのだろうか?「実際、現場でもみんなで話してたんですよ。『生き残るのは石原さとみちゃんだろう』とか(笑)。そもそも僕も含めて、世の男性は、コンビニで綾瀬はるかさんに声を掛けられたら付いて行ってしまうでしょうしね…。映画の中では結城たちが暗鬼館に入る際に、警告のアナウンスが入りますよね?『非倫理的なことが起きる可能性が…』って。その時点で僕は間違いなく帰ります(笑)。時給11万2,000円ということ自体、裏があるんじゃないか?と考えちゃうと思います。強制的に参加することになったら?僕だったら、部屋から出ないで、ずっとドアを押さえてますね。じっとしていてお金だけもらうかな」。極限の状態で人はどのような反応を見せるか?「十人十色」とはよく言ったもので、人間の様々なタイプが見えてくるのが面白い。「結城は興奮とパニック状態にある人々に、平常心を持たせようと必死で説得する。僕自身、そういう面は持ってるかな、と思う。結城がとる行動は、決して自分と遠くないな、とは思いましたね。あとは…武器次第だな、武器(笑)!」「撮影所での時間の流れが好き」続いて藤原さん自身について話を聞こう。「舞台と映画、どちらが好きか?」などという問いに意味はない。が、タイプの違う役柄、表現を映画と舞台で見事なまでにこなしていく。藤原さんにとって映画という表現が持つ意味は?そう尋ねるとこんな話をしてくれた。「この間、舞台でN.Y.に行ったら、ちょうど日本の映画を集めた映画祭をやっていて『パレード』が上映されていたんです。そのとき思ったのは、国境を越えるというのは舞台であれ映画であれ素晴らしいことだけど、舞台の場合は肉体をもって表現しないと伝わらない。その点、映画は完成したら良い意味で一人歩きしてくれる。舞台では『今日もやるのか』って(苦笑)、大変な思いをして毎日やるところを、映画はひとりで繰り返し上映されて…その点を面白いなって感じましたね。それから何より、僕は撮影所が大好きなんです。撮影所での時間の流れ――早朝に入って深夜に帰ってまた早朝に入って――というのもすごく好き。極端な話、ワンカットとワンカットの間が何時間も空く日もあるけど、僕は全くそれが苦にならない。スタッフさんひとりひとりの動きを見ているのも好きだし…映画っていいなぁって思えてくるんです」。いま、一緒に仕事をしてみたい人は…現在28歳。十分に若いがすでに芸歴は10年を超える。「身毒丸」(1997年/演出・蜷川幸雄)での鮮烈なデビュー以来、周囲からは“天才”という評価を与えられ、出演作も常に話題を呼んできた。「あまり、昔をふり返ることはしない」と語る藤原さんだが、この十数年の中で、“転機”と呼べる半年間があったという。「4年ほど前にロンドンに行かせてもらったけど、そのときの時間は大きかったですね。イギリスにいながらにして、日本にいる自分を想像し、仕事や自分のあり方を客観的に考えたら、フッと楽になった瞬間があったんです。気づいたのはすごくシンプルで、魅力的な人、うまい俳優さんと一緒に仕事をさせてもらうのが面白い、ということ。それから…自分はここで何ができるか?何を表現するか?ということを少し深く考えられるようになったかな」。今後に話が及ぶと「まだまだ一緒にやったことのない監督さんはたくさんいらっしゃいますからね」とニヤリ。そういえば、数年前にインタビューした際に「仕事がしてみたい!」と語っていた三谷幸喜とは、念願かなって舞台「ろくでなし啄木」で来年、その演出を受けることに。では映画界でいま、気になる存在は?「豊田利晃監督ですかね…。つい最近、お会いしたんですが。でもいまはとにかく、いろんな新しい人と出会いたいという気持ちが強いですね。自分自身を打破して新しい一歩を進むには、地べたを這うような…人間くさい役をやった方がいいのかな?と28にして思うところもあり…」と思案顔。最後にいま、この映画のタイトルからイメージすることを尋ねると「異常なまでの世界――それは暗鬼館かもしれないし、もっと大きな世界なのかもしれないけど――そこに入り込んでいくというイメージかな。でも正解はないんだよね?」。正解のない世界へ漕ぎ出す男はこれから我々に何を見せてくれるのだろうか――?(photo:Yoshio Kumagai)■関連作品:インシテミル 7日間のデス・ゲーム 2010年10月16日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2010「インシテミル」製作委員会■関連記事:藤原竜也、綾瀬はるか、石原さとみ、北大路欣也ら、現金1億6,128万円と豪華舞台挨拶犯人は誰?かつてない心理戦がいま始まる『インシテミル』試写会に5組10名様ご招待究極の心理ゲーム『インシテミル』主題歌がMay’nの「シンジテミル」に決定!ビョンホン、主演ドラマの声優、藤原竜也と初対面「好きな俳優、嬉しい」綾瀬はるか&石原さとみがこれまでにない一面見せる?『インシテミル』クランクアップ
2010年10月14日