■これまでのあらすじ新米パパの大和は、妻の激しい依存と束縛に苦しんでいた。どこにいても妻に逐一連絡しなければならず、さらにGPSで監視される日々。反論すれば異性関係を疑われ、二度と子どもには会わせないと脅されるため、娘のために言いなりになるしかなかった。そうして諦めていたある日、妻のスマホに届いたメッセージから、大和は妻に疑問を抱き始める。探偵を雇い、自宅に仕込まれた盗撮用カメラと妻の不貞の証拠映像を発見して妻に突きつける。泣き叫んでいた妻だったが、証拠により離婚が成立し、親権は大和が持つことになった。しかし職場に大和が妻から娘を奪い連れ去ったという元妻からのDMが流れ、会社で浮いてしまう大和。さらに娘を保育園に迎えに行くと、元妻が待ち伏せしており…。なぜ絵美がここにいるのか、さっぱりわかりませんでした。実家の場所は知っているとはいえ、保育園が決まったのは数週間前。もちろん教えてなんていません。しかし、絵美はそこで当然のように笑っていました。まだ結婚しているかのように。笑ったかと思えば怒り、泣き叫ぶ絵美を、桜に見せないように俺は必死でした。桜は、もちろん絵美のことは覚えているでしょう。きっと恋しいでしょう。でもこんな姿は…見せちゃいけないと思ったのです。これまで俺がはっきりとした態度を取ってこなかったから、元妻は諦めがつかないのかもしれない。そう思った俺は、はっきりと今後関わりたくないことを告げました。すると絵美は…。次回に続く 「依存する妻から逃げ出したい」(全18話)は21時更新!※この漫画は実話を元に編集しています
2023年12月16日■これまでのあらすじ妻に依存され息苦しい日々を送る新米パパの大和。仕事中も妻に逐一報告をしないと離婚すると脅されるが子どもの親権を取られるのを恐れて言いなりになるしかなかった。ある日妻のスマホのプレビュー表示を見て妻を疑うようになった大和は、探偵を雇った。探偵は家じゅうに仕込まれた盗撮用カメラと、妻の不貞の証拠映像を発見。証拠を突き付けられた妻は大和に対する異常な執着心を露わにし、大和とずっと一緒にいられず寂しいからほかの男と会っていたと言うのだった。まだ幼いとはいえ、娘に言い争う両親の姿を目の前で見せてしまったこと。そしてきっと…母親の狂気の瞬間を以前から見ていただろうこと…それに気付けなかったこと。俺は一生悔やむと思います。如月さんの正論に何も言えなかった絵美は、彼女が出て行ってからも逆上して叫び続けていました。追いかけようとする絵美を必死で止めながら、義両親に連絡し、経緯を説明しました。絵美は義両親との仲があまり良くなかったためこれまで連絡はしてきませんでしたが、今回は事情が違います。 証拠の写真と映像を見せながら離婚について話すと、「申し訳なかった」と謝ってくれました。彼女がどこかの男と使っていたベッドに眠る気にはならず、俺は桜を連れて実家に帰りました。離婚も成立し、もう絵美に会うこともなく平和な毎日になったと思っていたある日…事態は一変したのです。次回に続く 「依存する妻から逃げ出したい」(全18話)は21時更新!※この漫画は実話を元に編集しています
2023年12月14日■これまでのあらすじ新米パパの大和は、妻の過剰な束縛に疲れ切っていた。職場復帰に猛反対し、会社の女性と話すことも疑われるようになり、反論すると今度は「DVだ」と泣き出してしまうのだ。意にそぐわないと娘を盾にして脅してくる妻に、娘と離れたくない夫は途方に暮れていた。スマホの検索履歴、閲覧履歴に通話相手まですべてチェックされ、ランチの写真でさえ勝手に妻のスマホに共有されている。反論も許されず、娘と離れたくなければ妻の言うことを聞くしかない現状。さらに、勝手に盗聴アプリを仕掛けて監視している絵美に、大和は通院を勧める。すると絵美は混乱し、ベランダへ駆け出してしまい―…!夫の行動を制限し、束縛し続ける妻。夫はいつまで耐えることができるのか。妻と娘と、また平穏な毎日を過ごすことはできるのだろうか…。 ベランダに出る絵美を止めたとき…彼女はとても嬉しそうでした。「生きていてほしいんだよね?」「私が大事ってことだよね?」と何度も確かめられて…。俺は妻がとても大事でした。愛していたし、感謝もしていた。家事や育児の負担を絵美だけに押し付けることもなかった…と思っています。だから、絵美のこの現状も、何とか治してあげたい、寄り添ってあげたいと思っていました。でも…。毎日何を言っても信じてもらえず、逐一報告させられ、友人にも気軽に連絡も取れない毎日に、頭がおかしくなりそうでした。それでも娘と離れるよりはと、耐え続けました。…だけどもう、絵美のことを大事に思う気持ちよりも、恐怖心のほうが大きくなってしまっていたのです。それでも、自分が耐えることが娘のためだと思って過ごしていたのですが…ある疑惑が出てきてしまうのです。次回に続く!(全18話)※この漫画は実話を元に編集しています
2023年12月08日■これまでのあらすじ新米パパの大和は、妻の過剰な束縛に疲れ切っていた。「会社に行ってほしくない」と職場復帰に反対したかと思えば、会社の女性と話すことも疑われるようになり…。反論すると今度は「DVだ」と泣き出し、娘を盾にして「出ていく。二度と娘には会わせない」と脅してくるため大和は途方に暮れていた。スマホの検索履歴、閲覧履歴に通話相手まですべてチェックされ、あらぬ誤解で声を荒げては夫を責めてくる妻。その行為について謝ることもない妻に、大和はどうしていいかわからなくなっていた。さらに、会社で女性上司と話していると、まるでそれを見ているかのように「その女と話さないで」とメッセージが届き…。夫の行動を制限し、人間関係をせばめて束縛し続ける妻。娘と離れたくない一心で耐えていた夫だが、いつまでこの生活は続くのか。妻は「安心させてくれないあなたが悪い」という主張。いったいどうしたら平穏な毎日に戻れるのだろうか。谷口さんには、ちょうど束縛のひどい彼氏がいる友人がいるそうで…同様に知らないアプリを入れられていたことから、今回のことに気がついたとのこと。たしかに谷口さんの言葉で気がついたけれど、こんなことまでする絵美は明らかにおかしい。俺の言葉は全く聞き入れてくれない妻に、カウンセリングや適切な治療が必要なのではないかと思いました。俺と一緒にいてそこまで不安になってしまうのなら、一度離れたほうがいい。娘にとってもよくないし、何をしでかすかわからない…。そう告げると…妻は叫びだし、そして…窓に向かって走り出したのです。次回に続く (全18話)!※この漫画は実話を元に編集しています
2023年12月07日■これまでのあらすじ新米パパの大和は、妻の過剰な束縛に疲弊していた。職場復帰の日に「会社に行ってほしくない」と突然怒りだしたことを発端に、会社の女性と話すことも疑われるようになっていたのだった。あまりのひどさに苦言を呈すると、今度は「DVだ」と泣き出してしまい…大和は途方に暮れていた。そして今度は大和のスマホを勝手にチェックし、検索履歴に残っていた「夜のお店」に行ったのだと決めつけて「汚らわしい」と罵り出して…。LINEや通話履歴もチェックしていた妻は、大和がそういう行為をしたと決めつけて譲らない。さらに「娘には二度と会わせない」と家を出ていこうとする。絵美の誤解を解くために大和が思いついたのは…?夫の女性関係、行動を制限し、違和感を責め立てる妻。娘と離れたくない一心で耐える夫だったが、その心は疲弊するばかり。逃げ出したいけど逃げ出せない、夫が取った行動は…。完全なる言いがかり。完全に絵美の誤解でした。でも、一言も謝ってはくれませんでした。むしろ、そんな紛らわしいことをした俺が悪いかのような言い方で…。その後からは普段の絵美に戻ったのですが、俺の心は晴れませんでした。これからも、ワケの分からない言い分で言い合いになるたびに、妻は娘を盾にして俺から謝罪を引き出そうとするのでしょうか。しかし、絵美の言い分を認めてしまえば、きっと俺はよその女性と関係を持った人間になってしまい、さらに絵美に責め立てられるはず。でも否定したところで、納得してはくれません。俺は娘と離れたくない。一体、どうすれば…。そうして悩む日々に届いたメッセージ…俺は背筋が凍りつきました。次回に続く !(全18話)※この漫画は実話を元に編集しています
2023年12月05日■これまでのあらすじ新米パパの大和は、職場復帰の日から変貌してしまった妻に困惑していた。「会社に行ってほしくない」と怒りだし、さらに大和の1日の行動をすべて把握したがるようになったのだ。しかしそれも一時のことで、すぐに穏やかな妻に戻ることもあった。ある日、何気なく職場の女性を話をした大和。すると妻は「その人あなたのこと好きなんじゃない?:と言い出し、突然暴言を吐き始める。耐えかねた大和が声を大きくして注意すると、今度は「DVだ」と泣き出してしまう…。少しでも違和感があれば夫を責め立て、娘を連れて出ていくと離婚をちらつかせるようになった妻。娘と離れたくない夫は妻に従うしかなく、過剰な束縛に疲弊していく。夫はこのしがらみから抜け出すことは出来るのか…。このとき俺は豹変してしまった絵美を心配する気持ちの方が大きかったのです。そのため、産後の妻の心が不安定になる原因や、対処法などをたくさん検索していました。また昔のような幸せな家族に戻れるように。昔の妻に戻ってもらうために、自分ができることは何かと…。その流れでたまたま指が触れた広告が、まさかこんなことになるなんて…。絵美はひどい誤解をしているようでした。たまたま開いてしまった「そういう店」に、俺が行っていたと思っていたのです。娘に指一本触れさせてくれず、「不潔」「汚い」と罵声を浴びせられました。昨日は残業で遅くなってしまったこともあって、紐づいてしまったのかもしれませんが…なぜ、俺のスマホの履歴を知っているんだ…?次回に続く !(全18話)※この漫画は実話を元に編集しています
2023年12月03日■これまでのあらすじ新米パパの大和には悩みがあった。半年間育休を取り、娘の成長を妻の絵美とともに見守り、幸せな時間を過ごしていた大和。しかし職場復帰するころに、妻が豹変してしまったのだ。妻は大和の1日の行動…ランチの内容に至るまで逐一行動を把握したがるようになり、そこに納得いく答えを返せないと、激しく責めたて「出ていく」と言ってきて…。娘と離れ離れになりたくない夫は何も言えない。妻の過剰な束縛に、逃げ出したいけれど逃げ出せない、夫の苦悩は続いていく…。育休中は、夫婦で家事も育児も分担して、娘の成長を毎日眺めて…本当に幸せそのものでした。絵美は元々少しヤキモチ焼きではあるものの、愛情深くて心の優しい女性でした。以前会社の人間関係がうまくいかずに退職してからは専業主婦として家を支えてくれていました。そうして毎日24時間一緒にいた反動でしょうか…。職場復帰に向けて会社の人とオンラインで話していても、そこに女性がいると絵美はヤキモチを焼いていたようでした。でも距離感が近いわけでもないし、もちろん何もありません。仕事だしわかってくれると思っていたのですが…。次回に続く!(全18話)※この漫画は実話を元に編集しています
2023年12月01日~NHK大河ドラマ初出演決定~2023年10月22日、株式会社アデッソ所属の俳優、網川凛が、NHK大河ドラマ「どうする家康」第40回「天下人家康」から藤堂高虎として出演いたします。網川凛NHK大河ドラマ『どうする家康』■放送局:NHK総合テレビジョンほか■放送日:毎週日曜日午後8時~ほか放送中(全48回)■HP: ☆YOUTUBE: ☆X(旧twitter): ☆instagram: ■網川凛は、2023年10月22日(日)午後8時<第40回「天下人家康」>より藤堂高虎役にて出演いたします。<藤堂高虎>天下人家康の流れをつくった知将。羽柴秀長のもとで活躍、知将としての才能が開花。唐入りでは水軍を率いて、最前線で激闘を重ねる。秀吉死後は武将の心を解さない三成に見切りをつけ、いち早く家康支持に転じる。網川凛網川凛網川凛<プロフィール>東京都出身。映画・TV・CMなどで活躍中の俳優。藤井道人監督、権野元監督、手塚眞監督作品などで活躍。今回、NHK大河ドラマへ初出演。事務所HP: 個人HP: <網川凛コメント>知将、築城の名手、主を7回変えた猛将、と様々な側面を併せ持った印象の武将です。足軽の出、外様でありながら家康臨終の際には枕元に招かれるほど信頼されたその人柄は、合理的精神と忠義の人なのだと思います。あとかなり大柄だったとも。僕、大柄な方ではないんですよね。むしろ共演する方々が大柄です、顔も濃いです。家よりも人を重んじる、その部分を根底として大切に演じていきたいです。今作を通じて藤堂高虎という人物に興味を持ってくれる人が増えたら嬉しいです。大河の時代劇は役者なら誰しも一度は出演を願う憧れの場です。今回初参加させていただける事を大変光栄に思いつつ、本当に楽しみしかありません。※NHKHPより引用 株式会社アデッソは、 現在、インフルエンサーマーケティングが可能なアプリ「ENTAMAエンタマ」をローンチ中。ENTAMA : ENTAMA : 「ENTAMAエンタマ」☆WEBアプリ ☆AppStoreダウンロード ☆AndroidAPKダウンロード 「ENTAMAMOVIESTUDIO」多目的レンタルスタジオ 所属事務所:株式会社アデッソ 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年10月22日パーソナルトレーナーの柳本絵美さん(30)は鍛え抜かれた美ボディを競う世界的な大会で第2位に輝いた実績を持ち、レースクイーンやアイドルとしても活動していた経歴を持っています。鍛え上げられた肉体美で女性らしいラインを保ちつつ、可愛らしい笑顔が魅力の絵美さん。先日、鍛え抜かれた背中を公開したところ反響を呼んでいるようです。早速チェックしてみましょう!鍛え上げられた背中に視線集中!美バックショットに反響 この投稿をInstagramで見る EMILY????(柳本 絵美)(@emiyanagimoto)がシェアした投稿 「誰に負けない???もちろん、昨日の自分」と、背中がばっくり開いたボディスーツのバックショットを公開した絵美さん。引き締まった筋肉が美しい背中に、キュッとくびれたウエスト、そして上向きの形のいいヒップ。この美しすぎるバックショットに釘付けになった方も多かったのでは。コメント欄には「プリプリのお尻に、最強の背中、戦慄のくびれ」「引き締まったお尻もバッチリ!素晴らしいですね」「美尻美しいですね♡」と美しすぎるボディに絶賛のコメントが相次いで寄せられておりました。絵美さんの肉体美に憧れている女性も多く、彼女の発信する投稿に多くの注目が集まっているようです。今後の活躍からも目が離せないですね!あわせて読みたい🌈爆乳グラドルで野菜ソムリエ、柳瀬さきさん大胆ショットに「生やなパイにまさるものはない」の声
2022年12月13日坂口健太郎&杏共演「競争の番人」第10話が9月12日オンエア。小日向文世演じる藤堂が談合を進める理由に「そんな悲しい過去が…」と同情の声が上がるとともに、最終回の次回予告を見た視聴者からは「まだ見れるんだ嬉しい」といった反応も上がっている。「元彼の遺言状」に続いて新川帆立の原作をドラマ化した本作。独占禁止法に関わる違反行為を取り締まり、経済活動における自由で公正な競争の場を守るために目を光らせる公正取引委員会にスポットを当て、過去に談合で父を亡くした主人公が、その談合の裏で暗躍した官僚に挑むというストーリーが展開してきた。父親が経営していた建設会社が談合に関わったことで、父が自ら死を選んだ過去を持つ第六審査の審査官・小勝負勉を坂口さんが。殺人事件の犯人らしき人間を取り逃がし公取委へ異動してきた第六審査の白熊楓役を杏さんがそれぞれ演じる。また第六審査“ダイロク”の面々として桃園千代子を小池栄子が、風見慎一を大倉孝二が、六角洸介を加藤清史郎が演じるほか、検察官の緑川瑛子に大西礼芳。第六審査長で小勝負の父が亡くなった談合の調査にも関わっていた本庄聡子には寺島しのぶ。小勝負の父が亡くなった談合の裏で暗躍した国土交通省事務次官・藤堂清正役に小日向文世といったキャストも出演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。ダイロクはラクター建設の樋山雄也(平原テツ)が仕切る談合現場に踏み込むが、それは「東京湾岸地区再開発プロジェクト」の談合ではなく、藤堂が自分の身に危険が及ばないようにするため仕掛けた罠だった。ダイロクは樋山と小津建設が関わっていた談合の裏付け調査という名目で「ラクター建設」を立入検査するも、留置した資料からは証拠品がなかなか見つからない。そんななか藤堂が談合を一部合法化する法案を国会に提出しようとしていることがわかる…というのが10話のストーリー。かつての藤堂は不正を憎む役人だった。しかし出張中に阪神淡路大震災が発生し、幼かった娘の環を残し妻が亡くなってしまう。倒壊したマンションは安さを売りにする業者が入札しており、偽装されていたことを知った藤堂は、競争を憎み談合を推進するようになった…。「藤堂さんにもそんな悲しい過去が…」「だから「私にとっては競争が悪に思える」と言ってたのね」「談合してよい住宅を作れば悲劇を繰り返さないと思ったのね…」など、藤堂の過去に同情の声が上がる一方、「競争の結果の最安値だからこその悲劇だったのね……でもそれは入札の制度の問題では……?」といった声も。その後、藤堂は逮捕されるが、無茶な調査の責任を取らされる形で小勝負は四国に異動となる。ラストシーンでは数か月後、成長した白熊が立入検査する姿が映し出され、次回予告へ…。「最終回だと思って凄いグッと来まくって泣いちゃってたのに、最終回来週だった」「てっきり最終回だと思って見てた!!来週がほんとの最終回なのね!まだ見れるんだ嬉しい」「今日で終わりかと思ってたから来週もう1回観られるの嬉しすぎる」など、今回が最終回だと思っていた視聴者からは喜びの声が上がっている。「競争の番人」は毎週月曜21:00~フジテレビ系にて放送中。(笠緒)
2022年09月12日波瑠の民放連続ドラマ初主演作となるドラマ「ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子」の第2話が7月19日(火)今夜、オンエアされる。第2話はゲストに間宮祥太朗を迎えドラマオリジナルストーリーが展開する。波瑠さんにとって民放連続ドラマ初主演にして初の刑事役となる本作。今回彼女が演じているのは警察学校を優秀な成績で卒業し刑事部に配属された新人刑事・藤堂比奈子。彼女は「人を殺す者と殺さない者の境界はどこにあるのか?」という疑問を解決するため刑事を志したという設定。その強すぎる探求心から時に単独で殺人犯に接近しようとする危険な一面をのぞかせることもあるという比奈子の、これまでの波瑠さんが演じてきたキャラクターにはない“心の闇”に新鮮ながらも衝撃を受けた視聴者も多かったことだろう。内藤了の「ON 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子」シリーズ(角川ホラー文庫刊)をベースにドラマオリジナルの展開も加えドラマ化される本作。今夜放送の第2話では早速ドラマオリジナルのストーリーが展開する。空き地に乗り捨てられた冷凍車から椅子に座ったまま凍結された2つの遺体が発見され、両者が兄弟で殺害後に冷凍され遺棄されたことが判明する。一方、東京拘置所では一人の死刑囚が変死。先日留置所で自殺と思われる不審死を遂げた殺人犯の大友(三浦貴大)と同じケースだという。検死のため拘置所へ向かう妙子(原田美枝子)に同行した比奈子は受刑者の面談をしている中島(林遣都)と再会。中島は大友の事件をふり返り、比奈子が殺人犯の犯行の動機を“ある種の衝動”だと決めつけたことに対し「犯罪者の心理は一筋縄で解き明かせるものではない」とその考えに苦言を呈する。一方凍結遺体事件を追っていた厚田(渡部篤郎)たちは冷凍設備のある一軒の商店にたどり着く。比奈子や東海林(横山裕)、倉島(要潤)、清水(百瀬朔)が現場へ向かうと3か月前に閉店した店はもぬけの殻で、そこに住んでいるはずの父親と3人の子供の姿もない。だが裏庭にはなぜかいまも動いている大型の冷凍庫があり、中を調べるとそこにはテーブルセットの前に座っている老人と女性の凍結遺体があった――。第2話では次々と凍結された状態で発見される家族の遺体。仲良く暮らしていた家庭に秘められた“異常”に比奈子が迫る。そして今回、ゲストとして出演するのが間宮さん。映画『高台家の人々』やドラマ「早子先生、結婚するって本当ですか?」などに出演。映画、ドラマだけでなく舞台まで幅広い活躍を見せる間宮さんが今回演じるのは物語の鍵を握る謎の男。捜査線上にも浮かび上がらず、名前も年齢も明かされてない彼の秘密に比奈子がたどり着いた時明かされる事件の真実に、今週も驚愕すること間違いない。「短時間で濃縮された撮影はすごく刺激的でした。人間の禍々しさみたいなものを描いていて、挑戦的な作品だと思いました。関われてよかったです」と撮影の感想をコメントしてくれた間宮さん。オリジナルストーリーが展開する「ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子」第2話は7月19日(火)22時~フジテレビ系で放送。(笠緒)
2016年07月19日波瑠が民放連続ドラマ初主演にして初の刑事役に挑戦するドラマ「ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子」が7月12日(火)今夜から放送が開始される。原作は内藤了による「ON 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子」シリーズ(角川ホラー文庫刊)。ドラマでは「第21回日本ホラー小説大賞」読者賞受賞作を受賞した「ON」のストーリーに続編の「CUT」「AID」「LEAK」、そしてドラマオリジナルの展開も加えたストーリーになるという。今回主演を務める波瑠さんは連続テレビ小説「あさが来た」でヒロインの白岡あさを演じ全国的な人気を集め、4月から放送されたドラマ「世界一難しい恋」でもヒロインとして「嵐」の大野智と共演するなど、いま一番注目されている女優と言っても過言ではない。そんな波瑠さんが今回が演じるのは警察学校を優秀な成績で卒業し、刑事部に配属された新人刑事・藤堂比奈子。 「人を殺す者と殺さない者の境界はどこにあるのか?」という疑問を解決するため刑事を志した彼女は、強すぎる探求心から時に単独で殺人犯に接近しようとする危険な一面をのぞかせることもあるという設定だ。今回が初の刑事役となる波瑠さんだが「人の美しさだけではない、傷や苦しみ、怒りなどの感情も描かれていく作品になると思います。藤堂比奈子の歩む道がどんなものになるのか、皆さんに見届けていけたら嬉しいです!」とメッセージを発表している。波瑠さんが、風変りだが内に秘めたものを持っている“藤堂比奈子”をどう演じるのか期待だ。そのほか比奈子と同じ警視庁捜査第一課に所属し、かつてはエース刑事だったがある事件をきっかけに人生が一転、殺人犯を異常なまでに憎悪するという東海林泰久を「関ジャニ∞」の横山裕が演じ、篠田麻里子が制服警官役で出演。さらに渡部篤郎、林遣都、要潤、原田美枝子らも共演する。藤堂比奈子(波瑠さん)は、警視庁刑事部捜査第一課に配属された新人刑事。事件の情報をイラストに描きとめれば決して忘れない彼女は、上司の厚田巌夫(渡部さん) にその驚異的な記憶力を買われ、先輩刑事の東海林泰久(横山さん) 、倉島敬一郎(要さん)らと共に、ある変死体発見現場に向かう。そこには、かつて起きた未解決殺人事件の容疑者だった男の変わり果てた姿が。現場の状況、さらに監察医・石上妙子(原田さん)による解剖所見からも男は自殺したと推測される。しかしそれは到底自ら行ったとは考えられないほど凄惨な死に方で、しかも男が容疑をかけられていた殺人事件と同じ方法だった!これは本当に自殺なのか?それとも…。不可解な自死事件の謎が深まる中、さらなる殺人事件が発生!比奈子は捜査中に出会った心療内科医師・ 中島保(林さん) にアドバイスを求めるが――。「ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子」は7月12日(火)22時~フジテレビ系で放送。初回2時間スペシャル。(笠緒)
2016年07月12日●猟奇的なシーンは「美しく」朝ドラ『あさが来た』で女性起業家の先駆けを、日本テレビ系『世界一難しい恋』でマイペースなやり手ホテルマンを演じてきた女優の波瑠が、きょう12日スタートの新ドラマ『ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子』で殺人犯に異常な好奇心を持つという、これまでとはガラッと変わったキャラクターに挑む。『サイレーン』の菜々緒、『僕のヤバイ妻』の木村佳乃と、女優の"怪演"ぶりが話題の"火10"ドラマだけに、波瑠の演技も…!? 制作を手がける関西テレビの河西秀幸プロデューサーに話を聞いた――。――今回の原作は、内藤了さんの猟奇犯罪ミステリー『ON 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子』シリーズですが、これをドラマ化しようと考えた背景はなんですか?昨年の10月クールに『サイレーン 刑事×彼女×完全悪女』という作品を手がけて、その中で少し猟奇犯罪を扱ったのですが、菜々緒さんの怪演ぶりもあって、面白いなと思ったんです。刑事モノや事件モノのドラマはたくさんありますが、刺激が足りないのではないかと個人的に思っていて、"刺激的な事件モノ"ができたら面白いんじゃないかなと、うっすら考えていました。――猟奇犯罪を扱う作品だと、地上波テレビのプライムタイムでは描写に限界があると思います。台本にも、遺体のあるシーンで「※見せ方は要検討」と書いてありましたが、どのような工夫をされているのですか?描き方のテーマとして「美しくしよう」というのを考えています。エグくなるだけではなく、どこかに美しさが出せると良いなと監督と話しているんです。例えば、光の具合だったりとか、ミイラの遺体には赤いドレスを着せたりですとか、そういう意識を持つようにしていますね。――とは言うものの、今回のような題材で、NHK『あさが来た』や、日本テレビ『世界一難しい恋』のヒロインで清純な役が続いてきた波瑠さんを起用した狙いはなんですか?以前、僕は『逃亡弁護士』(2010年)というドラマで波瑠さんと一緒に仕事をさせていただいたことがあって、そのときは偽装妊娠をするという、闇を抱えた女の子を演じていたんです。その印象があった中で、朝ドラで芯のある強い女性を演じられているのを見て、女優さんとして幅があって面白くなってきたなと思ったんです。そこで、今回の比奈子は二面性のある役なので、波瑠さんが演じたらすごく面白くなるなと考えて、お願いしました。――『サイレーン』での菜々緒さんや、前クールの『僕のヤバイ妻』での木村佳乃さんは、"怪演"と言われて大変話題になりましたよね。今回の波瑠さんも"怪演"と呼ばれるような役になりますか?そこはあるかもしれないですね。普段の状況では普通の明るい女の子なんですけど、殺人に向かって行くときは、ある種の怖さとか、冷たさといったものが感じられると思います。殺人犯に対する探究心が強すぎるヒロインなんていないですからね(笑)。もちろん、事件モノとしても楽しめるように作っていますけど、比奈子が他のメンバーとの関わり合いの中で成長してくところもあるので、人間ドラマとしても見てもらいたいですね。●波瑠に「極力まばたきをしないで」――今までのドラマでしたら、そうした異常な面を持つ刑事は男性が演じることが多かったですよね。そうですね。強くて芯のある女性で、みんなを引っ張る女子ヒロインの刑事ドラマは今までも結構あったと思うんですけど、そうした役は30歳以上の中堅の女優さんが多かったと思います。一方で若い女の子の刑事モノは、キャピキャピで右も左も分からないけど、何か一瞬のひらめきや特殊能力で、一発解決するというものが多いと思うんですが、そういうものにはしたくないんです。正義感だけではなく、殺人犯への興味で動いているというのが、今作の大きな特徴で、脚本家も物語の組み立て方が「難しい」と言っていますが、トライしていきたいと思います。――この役を演じる波瑠さんに、何か特別意識してほしいことなどは伝えていますか?普段の明るいときは、振りきれて本当に明るく演じてほしいと監督も言っていますが、僕からは、本性が出るときに「極力まばたきをしないでください」と言いました。波瑠さんは目が大きくて特徴的なので、まばたきをしないと、すごい雰囲気が出るんですよ。それから本人が役に関して、演じているからこそ僕ら以上に分かる部分があるようで、監督に提案して、こちらが気付かされることも多いですね。――『逃亡弁護士』の頃から比べて、女優さんとしてすごく成長しているんですね。もう全然違いますね。今回は殺人犯に対して全くひるまないという役ですが、彼女の雰囲気やセリフで、むしろその極悪な殺人鬼たちが一瞬たじろぐくらいです。そこの波瑠さんの熱演ぶりは、すごくゾクゾクするところだと思いますね。――今回は、比奈子の先輩刑事役として、関ジャニ∞の横山裕さんも出演されますよね。かなりアクションシーンがあると伺っています。本人がボクシングをやっているので、パンチを繰り出す姿はカッコいいですね。こういうアクションシーンは、パンチを受ける側の役者さんもうまくないと強そうに見えないんですが、その方も上手なので、より横山さんのパンチがカッコよくなっています。●"火10"ファンにどんどん球を投げていきたい――『サイレーン』や『僕のヤバイ妻』など、最近の"火10" 枠ドラマはサスペンス作品のイメージが強くなってきていると思います。枠としてそういう部分を意識していることはあるのですか?ある一定の層は、こうした作品が好きな人がいると思いますので、やっぱり意識しますね。"火10"は変わった面白いことをやっているよねというイメージもあると思うので、そういう人たちにはどんどん球を投げていきたいなとは思います。――あらためて、サスペンス作品の魅力というのは、どう感じていますか?人間って、やっぱり新事実が分かっていくということを、すごく面白いと感じると思うんですよ。秘密が明らかになるっていうのは、見ていて気持ち良いんですよね。――同じ"火10"では、TBS系でも連続ドラマが放送されていますが、そちらの意識はいかがですか?めちゃくちゃ意識していますが、ジャンルが全然違うので、お客さんはうまくすみ分けができているのかなとは思います。とは言え負けていられないので、いい結果を出していきたいですね。裏同士に連続ドラマがあっても、『JIN-仁-』と『マルモのおきて』とか、両方視聴率が良いときもあるんですよ。だから、枠がかぶってるからどうこうということではないと考えているので、ドラマ全体が盛り上がればいいなと思いますね。――昨今、連続ドラマは厳しい状況が続いています。ドラマ全体を盛り上げていくというのは、それぞれの枠を超えた大きな課題ですね。とにかく、視聴者の皆さんの目がものすごく肥えてきているので、テレビドラマというのは何か1つ振り切れているものがないと、飽きられてしまうのではないかと思っているんです。"月9"も、若い人に向けて振り切れているじゃないですか。そういう思い切りの良さが必要なんじゃないかなと。以前のヒット作に似ていると思われるような"置きに行った"作品だと、視聴者の皆さんから弾かれますよね。――視聴率の数字以外にも、データニュース社が行っている「テレビウォッチャー」というアンケート調査で、"火10"ドラマが『お義父さんと呼ばせて』『僕のヤバイ妻』と、2作連続で、そのクールの満足度1位を獲得していますので、今作も期待がかかります。視聴率は良ければ賞賛されるけど、悪かったら「爆死」と言われたり、そこだけでものを言われることが多いので、そういった満足度調査とか、ネットの盛り上がりとか、視聴率以外にもいろいろな尺度があると、こちらとしてもやりがいがあります。――いろいろお話を伺わせていただき、ありがとうございました。あらためて、『ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子』の見どころをお願いします。ゾクゾクするスリリングな、新しい感じの事件モノ作品になっていると思います。今本当にフレッシュな波瑠さんのいろんな顔が見られて、それが面白くなっていると思うので、刑事ドラマとしても、彼女の人間ドラマとしても、ぜひ楽しんでください。もう皆さん、"不倫モノ"は十分だと思いますので!(笑)
2016年07月12日