【仕掛人】が食べる! 史上初「藤枝梅安」グルメ外伝コミック株式会社リイド社(所在地:東京都杉並区、代表取締役社長:齊藤哲人)は2022年4月13日(木曜日)に、『仕掛人 めし噺~藤枝梅安歳食記~』(武村勇治/池波正太郎)を刊行いたします。『仕掛人 めし噺~藤枝梅安歳食記~』書影作品紹介召しませ美味しいスピンオフ「藤枝梅安歳食記」池波時代ノワールの最高峰《必殺》《必読》の時代劇『仕掛人 藤枝梅安』。数々の映像化とともに50年以上愛される不朽の名作に、ありそうでなかったスピンオフ漫画が誕生!テーマは…池波文学の醍醐味のひとつ「グルメ」!『仕掛人 藤枝梅安』漫画版を完結まで描ききった武村勇治が、江戸の闇に生きる仕掛人たちのうたかたの安らぎと垂涎の絶品料理の数々を改めて入魂描破!豊川悦司主演の劇場版最新作『仕掛人・藤枝梅安』二部作でも話題沸騰の時代劇の金字塔を完全コミカライズ。池波正太郎生誕100年の節目に贈る、史上初『仕掛人 藤枝梅安』の〝美味しい外伝〟めし上がれ。漫画武村勇治:武村勇治(たけむら ゆうじ)1997年デビュー。『週刊少年サンデー』での連載などを経て、2008年『週刊コミックバンチ』にて『義風堂々』シリーズ(原作:原哲夫・堀江信彦)を連載開始。シリーズ計300万部超えのヒット作となる。また、人気芸人・インパルスの板倉俊之原作小説『トリガー』『蟻地獄』のコミカライズなどでもその手腕を発揮。近作に『弁護士・亜蘭陸法は漫画家になりたい』(原作:ゆうきまひろ)などがある。原作:池波正太郎(いけなみ しょうたろう)戦後日本を代表する時代小説・歴史小説作家。1923年東京生まれ。1960年『錯乱』で第43回直木賞を受賞し、小説家としての活動を本格化。1977年第11回吉川英治文学賞、1986年紫綬褒章、1988年第36回菊池寛賞を受賞。3大代表作といわれる『鬼平犯科帳』『剣客商売』『仕掛人・藤枝梅安』は映画化、TVドラマ化し、大ヒットシリーズとして永く親しまれる。1990年、67歳で永眠。概要作品名:仕掛人 めし噺漫画:武村勇治原作:池波正太郎発売日:2023年4月13日(木)判型:B6ページ数:200ページ定価:税込 726円ISBN:978-4-8458-6210-8社名: 株式会社リイド社所在地: 〒166-8560 東京都杉並区高円寺北2-3-2代表: 代表取締役社長齊藤哲人創業: 1960年4月設立: 1974年11月事業内容: 出版事業URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年04月13日池波正太郎の生誕100周年を記念し、ベストセラー時代小説シリーズを二部作で映画化した『仕掛人・藤枝梅安2』の初日舞台挨拶が4月7日(金) 、東京・有楽町の丸の内ピカデリーで行われ、主人公の藤枝梅安を演じる豊川悦司、その相棒・彦次郎役で共演する片岡愛之助が出席した。「鬼平犯科帳」「剣客商売」と並び、来年2023年に生誕100周年を迎える池波の人気シリーズである「仕掛人・藤枝梅安」が、時代劇専門チャンネルを運営する日本映画放送、NTTぷらら、スカパーJSATの共同製作によって映画化。腕の良い鍼医者という表の顔と、生かしてはおけぬ者たちを闇に葬る冷酷な仕掛人という裏の顔の持った藤枝梅安の活躍がスタイリッシュに描かれる。二部作で主演を務めた豊川は「この仕事は、僕にたくさんのものをもたらしてくれた」と強い達成感。「こういう企画は、今の日本映画の状況では生まれにくいが、また機会に恵まれたら、創意工夫をしたい」と意欲を燃やした。豊川悦司片岡愛之助舞台挨拶には豊川と愛之助に加えて、共演する菅野美穂(料亭の女中おもん役)、第2作ゲストの一ノ瀬颯(佐々木八蔵役)、椎名桔平(峯山又十郎/井坂惣市の二役)、佐藤浩市(井上半十郎役)、前作『仕掛人・藤枝梅安』でもメガホンをとった河毛俊作監督が出席した。豪華な顔ぶれが揃い、豊川は「最近の現場は、だいたい僕が最年長。今回、久しぶりに浩市さんや桔平ちゃん、同世代の俳優さんとがっつり共演できて幸福な映画だった。3人の年齢を足すと、何歳になっちゃうのか(笑)」としみじみ。愛之助も「皆さん優しい先輩ばかり。昔の話を聞かせていただき、当時は厳しかったんだなと」と話していた。菅野が「浩市さんは、まるでカミソリみたいで。燃えるような緊張感のある雰囲気で、現場が引き締まり、情熱と誠実さで引っ張ってくださった」と敬意を表すと、当の佐藤は「不機嫌だったんじゃない?ピリピリしていたら、ごめんなさい(笑)」と恐縮しきり。「まだまだ時代劇がやれるんだっていう、楽しさがあるんですよね」と笑顔で振り返った。菅野美穂佐藤浩市椎名は、菅野と映画『化粧師 KEWAISHI』以来の共演で、「菅ちゃんは何も変わっていないですね」と驚きの声。「豊川さんとは長いお付き合いですが、実は初共演。浩市さんはゴルフの師匠で、愛ちゃん(愛之助)は愛らしく、痛めつけるのが心苦しかった」と共演者への思いを語った。貫禄あふれるベテラン勢に囲まれ、若手俳優の一ノ瀬は、「最初は圧倒されていたが、皆さんが優しく見守ってくださり、リラックスして自分らしく臨めた」と感謝を示していた。椎名桔平一ノ瀬颯取材・文・撮影:内田涼<作品情報>『仕掛人・藤枝梅安』『仕掛人・藤枝梅安2』全国公開中原作:池波正太郎『仕掛人・藤枝梅安』(講談社文庫刊)監督:河毛俊作脚本:大森寿美男音楽:川井憲次■出演豊川悦司/片岡愛之助/菅野美穂/小野了/高畑淳子/小林薫第1作ゲスト:早乙女太一/柳葉敏郎/天海祐希第2作ゲスト:一ノ瀬颯/椎名桔平/佐藤浩市映画公式サイト:映画公式Twitter:
2023年04月07日今年は時代小説の名手、池波正太郎の生誕100年。それを記念した企画が目白押し。その中心になっているのが映画『仕掛人・藤枝梅安』だ。2月の第一作に続き、早くも第二作『仕掛人・藤枝梅安2』が4月7日(金) に公開される。豊川悦司の藤枝梅安、片岡愛之助の彦次郎はもちろん同じ。監督は2作とも、トレンディドラマのディレクターで最近は時代劇も多く手がける河毛俊作だ。「前作がフランス映画なら本作はアメリカ映画のテイスト」という。アクションシーンも増え、ロードムービーの作り。久しぶりの本格時代活劇、これぞおとなのエンタテインメントだ。『仕掛人・藤枝梅安2』江戸時代の、金で人殺しを請け負う“殺し屋”を、“仕掛人”と名付けたのは池波正太郎。それまで時代劇といえば、ヒーローはお侍かヤクザ、刀を使ったチャンバラアクションが当たり前だったけれど、池波は、職業が鍼医者、殺しの武器は「はり」、そんな斬新な趣向をもちこんだ。金が目的の殺人だが、殺していいのは世の中のためにならない本当の悪……と、自分なりのルールはある。“仕掛け”たら外さない。人知れず葬り去るプロ仕事。江戸の裏稼業を描く、藤田まことや東山紀之の“必殺シリーズ”の原点だ。そんな、底知れぬ闇を背負ったダークヒーロー・藤枝梅安に扮するのは豊川悦司。これまで映画やテレビで演じた緒形拳、萬屋錦之介、小林桂樹、田宮二郎、渡辺謙などの歴代のスターと比べても、原作では「六尺に近い大きな体」と書かれているから、超高身長の豊川はピタリとくる。最も薄情そうだし、ワルっぽい。何よりも、若かりしころからにじみ出ていた渋味と艶っぽさが、今回ダダ洩れしている。平辻哲也さんの水先案内をもっと見る()(C)「仕掛人・藤枝梅安」時代劇パートナーズ42社
2023年03月27日豪華キャストでおくる、映画『仕掛人・藤枝梅安』(第一作 2月3日(金)、第二作 4月7日(金) の連続公開)の完成披露試写会が、1月26日(木) にイイノホールで行われ、主役の藤枝梅安を演じた豊川悦司、相棒・彦次郎を演じた片岡愛之助をはじめ、菅野美穂、第一作ゲストの天海祐希、第二作ゲストの椎名桔平、佐藤浩市、そして本作でメガホンを取った河毛俊作監督が登壇した。イベントの開幕を飾ったのは、製作発表記者会見から映画公開に至るまでの映像。映像終了と同時に出演者陣のシルエット姿が壇上に吊るされた幕へと浮かび上がり、幕の振り落としと同時に登場。豪華出演者にふさわしいダイナミックな演出に、会場へ集まった観客のどよめきと拍手喝采でイベントがスタートした。仕掛人である藤枝梅安役の豊川は「撮影は約1年前の冬の京都で行われ、製作発表会を行ったのが2年前。その発表の場で皆さんにお約束したことを、自信をもってお届けできたと思います」と手応え十分。梅安の相棒、彦次郎役の片岡愛之助について、豊川は「彦次郎役は、時代劇・世話物のプロであり、豊富な映像経験を持つ愛之助さんしか思いつきませんでした。理想を超えて付き合いたいくらいです(笑)」と明かすと、愛之助は「テレビや映画で時代劇が減っている中でこの作品のお話をいただき、是非ともやらせていただきたいと思いました。スケジュールもなんとか調整できて、本当に御縁だと思います」と応えた。また、豊川演じる梅安については「豊川悦司さんは梅安そのもので、まさに原作通り」と、その仕上がりに太鼓判を押した。おもん役の菅野も豊川“梅安”について「豊川悦司さん演じる梅安は『これはお客さんも喜ぶね!』と思うくらい魅力が溢れていました。豊川さんは梅安のいでたちでも、生と死の両方を煮詰めたような業を背負った色気があり、普段とはまた違った魅力で素晴らしいと思いました」と惚れ惚れ。おみの役の天海は「豊川悦司さんとは何作品か共演をしていますが、今回は『たくましく熱い役柄』というわけではなく、一歩引いた『青白い炎』のような、背中に闇を背負った役柄で魅力的でした」と、これまでの豊川のイメージを覆す役の仕上がりに感心した様子。4月7日(金) 公開の第二作に登場する「峯山又十郎」と「井坂惣市」の二役を演じた椎名桔平は「(二役それぞれ)善悪がはっきりしているキャラクターでしたが、河毛監督と事前に相談をして、「善」以外の部分を作ったり、「悪」以外の部分を作ったりして役を深めていきました」と今作での役づくりについて語った。同じく第二作に登場する「井上半十郎」役の佐藤浩市は、「『仕掛人』シリーズは小学生時代に見ていた時代劇で『まさか自分がその世界に出演できるなんて……』と楽しく参加させていただきました」と幼少の頃から思い焦がれた作品への出演に、充実した表情を浮かべた。最後に豊川は「素晴らしいメンバーと一緒に芝居を作り上げましたので、ぜひ劇場の大きなスクリーンで、映画『仕掛人・藤枝梅安』の世界観に浸っていただきたいです」と観客にアピール。そしてイベント終了後には、なんと豊川と愛之助の両名が来場した観客をサプライズでお見送り。この予想外の展開に、集まった観客たちも思わず声をあげて歓喜した。<完成披露試写会でのコメント>■豊川悦司撮影は約1年前の冬の京都で行われ、製作発表会を行ったのが2年前。その発表の場で皆さんにお約束したことを、自信をもってお届けできたと思います。相棒の彦次郎役は、時代劇・世話物のプロであり、豊富な映像経験を持つ愛之助さんしか思いつきませんでした。理想を超えて付き合いたいくらいです(笑)。素晴らしいメンバーと一緒に芝居を作り上げましたので、ぜひ劇場の大きなスクリーンで、映画『仕掛人・藤枝梅安』の世界観に浸っていただきたいです。■片岡愛之助テレビや映画で時代劇が減っている中でこの作品のお話をいただき、是非ともやらせていただきたいと思いました。スケジュールもなんとか調整できて、本当に御縁だと思います。豊川悦司さんは梅安そのもので、まさに原作通り。梅安と彦次郎は自然体でいながら、近づきすぎず遠すぎずの関係。二人だけのシーンでもお互いの名前を呼び合ったりして、それが程よい距離感と関係性を生んでいるのではないかと思います。■菅野美穂おもんは梅安さんに精神的に寄り添い、尽くす女性です。梅安さんは大きな闇を抱えていますが、おもんはそこに惹かれています。豊川悦司さん演じる梅安は『これはお客さんも喜ぶね!』と思うくらい魅力が溢れていました。豊川さんは梅安のいでたちでも、生と死の両方を煮詰めたような業を背負った色気があり、普段とはまた違った魅力で素晴らしいと思いました。■天海祐希(第一作ゲスト)おみのは大きな闇を抱えた女性で、生きていくために手段を選ばない危なっかしいところもあります。豊川悦司さんとは何作品か共演をしていますが、今回は「たくましく熱い役柄」というわけではなく、一歩引いた「青白い炎」のような、背中に闇を背負った役柄で魅力的でした。京都での撮影は、時代劇のプロフェッショナルたちに囲まれ、伸び伸びと演じることができました。■椎名桔平(第二作ゲスト)双子の設定で峯山又十郎役と井坂惣市役の二役を演じました。善悪がはっきりしているキャラクターでしたが、「完全な善」「完全な悪」として演じると魅力が薄くなってしまうので、河毛監督と事前に相談をして、それぞれ「善」以外の部分を作ったり、「悪」以外の部分を作ったりして役を深めていきました。■佐藤浩市(第二作ゲスト)井上は梅安を憎み続けることが生きていくためのよすがである人物。河毛監督とは30年来の仲ですから、役について詳しく話し合うこともなく、ドンと任せていただきました。「仕掛人」シリーズは小学生時代に見ていた時代劇で「まさか自分がその世界に出演できるなんて……」と楽しく参加させていただきました。■河毛俊作監督池波正太郎先生の原作を擦り切れるまで読み、原作に忠実に撮影に臨みました。梅安のイメージは、体が大きく、動きも綺麗で、地の底から這い上がってくるような色気がある人物。それを考えると、梅安を演じられるのは豊川悦司さんしかいないだろうと思いました。撮影中は「カメラの前に梅安が立っている!」と思いました。<作品情報>『仕掛人・藤枝梅安』2023年2月3日(金) 全国公開『仕掛人・藤枝梅安2』2023年4月7日(金) 全国公開原作:池波正太郎『仕掛人・藤枝梅安』(講談社文庫刊)監督:河毛俊作脚本:大森寿美男音楽:川井憲次■出演豊川悦司/片岡愛之助/菅野美穂/小野了/高畑淳子/小林薫第1作ゲスト:早乙女太一/柳葉敏郎/天海祐希第2作ゲスト:一ノ瀬颯/椎名桔平/佐藤浩市映画公式サイト:映画公式Twitter:
2023年01月27日公益財団法人 するが企画観光局(所在地:静岡市葵区、理事長:田辺 信宏)は新たな観光誘客、諸費促進を目的に「お茶」「マグロ」を活用したオリジナルハンバーグとして、静岡ハンバーグ王国プロジェクト 田形 友幸氏の協力の下「Suruga Burg(するがバーグ)」を参加飲食店(33店)とともに開発、販売を開始いたしました。また回遊促進を目的とした「Suruga Burg(するがバーグ)」のフォトビンゴ(R)キャンペーンを2023年1月21日(土)から2月5日(日)まで藤枝市内の飲食店13店舗で開催いたします。「お茶」、「マグロ」は域内を代表する食材であり、特に茶処静岡として「お茶」は近年の消費低下から派生する生産量の減少、消費者のお茶離れが深刻な課題となっております。その課題に向き合う一環として、全国比で県内消費が大きい「ハンバーグ」を掛け合わせた「Suruga Burg(するがバーグ)」を開発し、新たな地域の稼げる看板商品として継続的な販売提供を目指し、誘客と域内の回遊・リピート訪問を検証、促進してまいります。するがバーグ(1)■「Suruga Burg(するがバーグ)」概要1. 事業エリア静岡市、藤枝市、焼津市2. 事業参加店舗事業エリア内の33店舗参加店舗は特設WEBページ、または添付資料をご覧ください。 また商品情報の詳細につきましては公式Instagramもご覧ください。【公式】Instaguram3. 販売開始12月よりテスト販売を開始しておりますが、フォトビンゴ(R)キャンペーンの実施に合わせて本リリースを発行、新たに事業促進を実施してまいります。4. フォトビンゴ(R)キャンペーンについて開催期間:2023年1月21日(土)~2月5日(日)実施店舗:藤枝市内参加店(13店舗)で開催参加条件:参加費無料、参加各店先着30名様ご自身のスマートフォンをご用意ください(アプリダウンロードは不要)参加方法:(1) WEBサイト掲載の参加店舗にてオリジナル「するがバーグ」をご注文(2) 参加店から読込用の二次元バーコードを配布(3) 情報を入力~ニックネームでの参加登録を完了(4) フォトビンゴ(R)を開き、ご注文いただいた店舗部分をタップし、「するがバーグ」を撮影(5) キャンペーン期間内にその他「するがバーグ」店舗、域内のスポットなどを撮影してビンゴを完成させてください。(タテ・ヨコ・ナナメ、1列揃ったらビンゴ!です)(6) ビンゴを達成ただいた方の中から抽選で、商品をプレゼント5.添付書類・「するがバーグ」各市別参加店一覧(静岡市、藤枝市、焼津市)・静岡ハンバーグ王国プロジェクト 田形友幸氏プロフィール 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年01月19日来年2月3日(金)、4月7日(金) に公開される映画『仕掛人・藤枝梅安』2部作の第2弾ビジュアルと本予告編映像が公開された。本作は池波正太郎による同名時代小説シリーズの実写化作品で、腕の良い鍼医者として人の命を救う顔と、生かしておいては人の為にならない悪を葬る仕掛人というふたつの顔を持つダークヒーロー・藤枝梅安の活躍を描く。これまで何度も映像化されており、緒形拳、田宮二郎、萬屋錦之介、小林桂樹、渡辺謙など、多くの名優が梅安を演じてきた。そして来年、池波正太郎生誕100年という記念すべき年に豊川悦司を主演に迎え、新たな「仕掛人・藤枝梅安」が誕生する。公開されたのは2部作それぞれのビジュアル。第1作は主人公・藤枝梅安の目元を隠し、唇に鍼をはさんでいる姿、第2作は梅安の相棒である彦次郎の目元を隠し、 口元に吹き矢を構えている姿をメインに構成。いずれも仕掛け(殺し)を行う際に使用する道具をフォーカスして目元を隠す大胆な構図となっており、「悪には、最悪の結末を。」「狂った悪。狂った善。」の各キャッチコピーと組み合わさることで、鍼医者や楊枝職人といった日常とは対照的な“仕掛人”としての顔が醸し出す冷酷さがより際立つビジュアルとなっている。『仕掛人・藤枝梅安2』ビジュアルまた、既に発表されている菅野美穂、高畑淳子、小林薫、天海祐希(第1作ゲスト)、柳葉敏郎(第1作ゲスト)、佐藤浩市(第2作ゲスト)、椎名桔平(第2作ゲスト)ら豪華キャスト陣に加えて、今回「時代劇、新時代。」を牽引する若手キャスト2名の早乙女太一(第1作ゲスト)、一ノ瀬颯 (第2作ゲスト)のポスタービジュアルが初公開された。本予告編映像を手掛けたのは、今年8月に発表された特報に続き『シン・ゴジラ』で監督・特技監督、最新作『シン・ウルトラマン』で監督を務めた映画監督・樋口真嗣。映像では「人を殺せばいつかは殺される身となるだけだ」「私たちもいつかはこうなるんだろうね」という梅安のセリフを効果的に配することで、原作・池波正太郎の作品に通底する「人は悪事を成しながら、その一方では善事を行う」極めて矛盾に満ちた存在であるというテーマを端的に表現すると同時に、仕掛人として生きることの葛藤を際立たせている。音楽は、映画『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』やテレビドラマ『科捜研の女』シリーズなどを手掛けるサントラ界の大御所・川井憲次が、本作のために劇中曲を書き下ろした。映画『仕掛人・藤枝梅安』2部作 本予告(60秒)映画『仕掛人・藤枝梅安』2部作 本予告(90秒)<作品情報>『仕掛人・藤枝梅安』2023年2月3日(金) 全国公開『仕掛人・藤枝梅安2』2023年4月7日(金) 全国公開原作:池波正太郎『仕掛人・藤枝梅安』(講談社文庫刊)監督:河毛俊作脚本:大森寿美男音楽:川井憲次■出演豊川悦司/片岡愛之助/菅野美穂/小野了/高畑淳子/小林薫第1作ゲスト:早乙女太一/柳葉敏郎/天海祐希第2作ゲスト:一ノ瀬颯/椎名桔平/佐藤浩市映画公式サイト:映画公式Twitter:
2022年12月07日静岡県藤枝市の団体「職人さんの汗と夢」(活動拠点:静岡県藤枝市、代表:杉村 喜美雄)は、家づくりにかかわる職人さんの技や心をテーマにした絵本「絵ことば」(以下、「絵ことば」)を、職人さんの家族に無償で届けるためのクラウドファンディングを2022年11月30日に開始します。職人さんの子どもに親の仕事の魅力を知ってほしい、そして職人さんが腕を振るえる現場を増やし、やりがいや誇りにつながってほしい。絵本の制作と配布を通じて、職人さんを応援し、未来の職人さんを増やすためのプロジェクトです。「住まいをつくる職人さん家族を応援する絵本を作り届けたい」クラウドファンディングサイト 職人さんの汗と夢■プロジェクト立ち上げの背景「職人さんの後継者がいない」今から15年前。工務店を経営していた団体代表の杉村が、長年付き合いのある建具屋の仕事場に行ったときのことです。建具職人のAさんが「仕事をやめる。息子も少し手伝っていてくれていたけれど、ほかの仕事を目指すそうなんだ」と言うのです。Aさんが息子さんに仕事を教える姿を見ていて、技は受け継がれていくだろうと思い込んでいた杉村は言葉を失いました。後継者のいない畳屋のBさんからも「来月で店を閉めるよ」と話があり、手仕事が残せないことに寂しさと不安が抱きました。畳屋さん「職人の仕事は3Kじゃない。誇りだ」職人さんたちとの会話の中で「職人といえば、3K(危険・汚い・きつい)なんて言われるよね」という話題が出たとき、「俺はそんな風に思ったことはない。誇りを感じて仕事をしている!」とやや怒り気味に話した左官屋さんがいました。天候に左右されながら、工期に間に合わせよう、いい仕事をしようと努力する職人さんたち。杉村は、3Kという言葉は、職人さんやその家族の気持ちを理解していないところから発せられていると感じています。建具屋さん「職人の家族を励ましたくて綴った『職人ポエム』」年々減っていく職人の数。このままでは家づくりやリフォームの現場から職人技が消えてしまう。そんな危機感を年々募らせていた約10年前、まずは職人さんの家族に仕事の魅力や親の技術や情熱を知ってもらうのはどうかと考え「職人ポエム」をつくりました。50年現場に立っていた杉村が、職人家族の日常をイメージし、短い文書にまとめてみたのです。家づくりに関わる職人さんの子どもたちが「お父さんってすごい」「職人の仕事っていいな」と思って仕事をつなごう、継ごうと思ってくれたら、という想いが形になった最初のできごとでした。板金屋さん<参照>激減する大工の数(国土交通省「大工就業者数の推移」より)大工の人数は1995年以降年々減少し、2015年に約35万人と、20年間で半減している。大工就業者数の推移「リタイア後、初めての絵本づくりからプロジェクト始動を決意」70歳を過ぎ、リタイアした杉村。職人課題を残したままでいいのかと自問して思いついたのが「職人ポエム」の絵本化でした。絵本になれば興味を持って、手にとってくれる人がいるかもしれないと考えたのです。そしてご縁がつながり、地元で活動する安本さんと武山さんという2人のアーティストが絵を描いてくださることになりました。左官屋さん制作を進めていく中で「職人ポエム」よりも内容を言い得ている「絵ことば」に総称を変更。約1年かけて塗装屋さんと左官屋さんがテーマの本ができました。ここからが正念場です。この本を当事者である職人さんの家族に読んでもらうことで、将来的に職人の数を増やしていくためのクラウドファンディングを計画しました。■プロジェクトとSDGsの関係当プロジェクトは「SDGs」のうち、3つ(8・11・12)の目標達成に貢献しています。職人さんの汗と夢_SDGs【目標8:経済成長と雇用】職人さんは自然の素材と伝統的な技を使い、私たちに伝え残している。【目標11:持続可能な都市】職人さんの伝統的な技は自然の素材を活かす技術や技能である。【目標12:持続可能な消費と生産】職人さんが使う自然な素材は循環する。(土に還る)職人さんがいなくなれば化学に頼る素材や技術になり、今までの循環の営みが薄れていくと考えます。■プロジェクトを通じて叶えたい目標絵ことば Vol.02 お父さんの色のイロハ11. 職人さんの家族に「絵ことば」を贈る「絵ことば」を職人さんの家族に贈り、職人の仕事の素晴らしさに触れてもらう。なお、「絵ことば」を読んでほしい対象者の年齢は10歳から18歳がメインだが制限はない。職人の子どもが進路を決める際の選択肢に「職人」も含めてもらうきっかけづくりになる。2. 「絵ことば」をシリーズ化。10種の職人さんを紹介する「絵ことば」は現在、左官屋さん編と塗装屋さん編の2冊。シリーズ化して最終的に10種の職人さんの本を制作する。3. 既刊の2冊と第3冊目は、英語版も制作する既刊の2冊と次に制作予定の3冊目(畳屋さん編)を英訳することで、外国の方にも、日本の職人さんの仕事や現状を知ってもらう機会をつくる。日本の住文化を伝えることから、観光客誘致にもつなげていく。日本の家づくりや住文化を学びながら英語を学ぶ教材にもなる。4. 職人さんの評価と誇りを高め、数を増やす目覚ましく技術が進化する時代、なんでも手作業がよいとは限らない。それでも、手や身体の動きは道具に伝わり、その道具と技がひとつになり、人のぬくもりを感じる結果につながる。「絵ことば」を読んだ人が「職人さんっていいね、すごいんだね」と評価することで、職人さんのやりがいや誇りを生み出す。そんな魅力を子どもたちに知ってもらい、職人になりたい人を増やす。職人さんの汗と夢_未来図■目標達成のために―プロジェクトの内容「絵ことば」の制作と職人さん家族への配布、書店などでの販売皆さまからの支援をもとに「絵ことば」を制作し、職人さん家族に無償で配布する。また、藤枝市の江崎書店駅南本店や杉村個人からも購入できるようにする。〈動画〉1. クラウドファンディング申請の背景 2. 塗装編作画の思い ■リターンについて<3,000円>お礼のメッセージメールを送らせていただきます。活動の様子は Twitterで随時お知らせいたします。<10,000円>「絵ことば」絵はがきをお送りします。※その他、30,000円、50,000円、100,000円の金額も設けております。■絵ことば 作者紹介ことば:・杉村 喜美雄1級建築士。静岡県藤枝市で住まいを設計・施工する小さな工務店の元経営者。現在はリタイアし、娘婿が後を継いでいる。絵ことば作者_杉村 喜美雄「絵ことば Vol.01 お父さんの汗 お父さんは左官屋さん」ことば:杉村 喜美雄・岡本 國治絵 :たけやま としこ静岡県藤枝市在住。こどものアトリエ主催「こどもはみんなピカソかな?」絵ことば Vol.01 お父さんの汗「絵ことば Vol.02 お父さんの色のイロハ お父さんは、塗装屋さん」絵:安本 奈々静岡県静岡市在住のイラストレーター。職人さん応援活動に賛同し、絵本制作に参加。絵ことば お父さんの色のイロハ2■プロジェクト概要プロジェクト名: 住まいをつくる職人さん家族を応援する絵本を作り届けたい期間 : 2022年11月30日(水)10時~2023年1月19日(木)23時までの50日間URL : ■団体概要団体名 : 職人さんの汗と夢代表者名 : 杉村 喜美雄活動内容 : 「絵ことば」の制作と無償配布、販売活動拠点 : 静岡県藤枝市青南町2丁目8-7設立 : 2022年10月30日公式Twitter: <職人さんの汗と夢> 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年11月30日池波正太郎の生誕100周年を記念し、ベストセラー時代小説シリーズを二部作で映画化する『仕掛人・藤枝梅安』『仕掛人・藤枝梅安2』の取材会が10月13日、都内で行われ、主人公の藤枝梅安を演じる豊川悦司、その相棒・彦次郎役で共演する片岡愛之助が出席した。「鬼平犯科帳」「剣客商売」と並び、来年2023年に生誕100周年を迎える池波の人気シリーズである「仕掛人・藤枝梅安」が、時代劇専門チャンネルを運営する日本映画放送、NTTぷらら、スカパーJSATの共同製作によって映画化。腕の良い鍼医者という表の顔と、生かしてはおけぬ者たちを闇に葬る冷酷な仕掛人という裏の顔の持った藤枝梅安の活躍がスタイリッシュに描かれる。「梅安はダークヒーロー」だと語る豊川は、「良いことも悪いこともする梅安だが、『じゃあ、善悪って何だ』と問いかけているのが、池波先生の原作。必要悪という言葉もあるが、それはどこか誰もが認めざるを得ない感情であり、行為だと思う」と梅安に宿る“哲学”について思いを明かした。梅安といえば、過去には緒形拳さん、萬屋錦之介さん、渡辺謙らが演じた人気キャラクター。本作に出演するにあたり、原作はもちろん、過去の作品にも改めて触れたそうで「先輩方の出演作を見返す作業は、とても楽しかった。演じる切り口もたくさんある一方で、(梅安としての)軸はブレないので、演じがいがあった」と振り返った。時代劇を“リブート”するかのような今回の企画には「時代劇離れというか、劇場離れしている若い人たちに、同じ時間、同じ場所で映像体験を共有してもらいたい。この作品がそのきっかけになれば」と期待を寄せ、「古典が持つ影が、現代風に分かりやすく取り入れられているし、音楽も映像もすばらしい」とアピールしていた。豊川と初共演を果たした愛之助は、「現場で会った豊川さんは、原作からそのまま抜け出てきたようでしたし、優しく大きなオーラに包まれていた」と惚れ惚れ。豊川の提案によって、愛之助が起用されたそうで「愛之助さんは理想中の理想。役者として持っている“華”が他の俳優さんとは違うし、いつか共演したいと思っていました」(豊川)。この発言には、愛之助も思わず「本当ですか?そんなうれしいことはない」と笑顔を見せ、「二人の間には信頼と大きな愛がある。どこか孤独で、瞳の奥にある闇が共通している」と梅安と彦次郎の関係性にも言及していた。取材・文・写真=内田涼『仕掛人・藤枝梅安』2023年2月3日『仕掛人・藤枝梅安2』は2023年4月7日全国ロードショー
2022年10月14日株式会社リイド社(所在地:東京都杉並区、代表取締役社長:齊藤哲人)は2022年3月14日(月曜日)に、『仕掛人藤枝梅安』10巻(武村勇治/池波正太郎)を刊行いたします。『仕掛人藤枝梅安』⑩書影内容紹介50年愛される池波文学代表作時代小説の大家・池波正太郎の三大名作『鬼平犯科帳』『剣客商売』――そして鍼医にして殺し針で悪を闇に葬る仕掛人・藤枝梅安の暗闘を描く『仕掛人 藤枝梅安』。2023年公開の新作映画も進行中の大人気作品〝梅安〟を、累計300万部を突破した『義風堂々!!』シリーズを描いた武村勇治がコミカライズしました。《必読》《必殺》の時代劇を《最後まで》コミカライズ!互いの譲れぬもののため、大坂暗黒街の巨魁・白子屋菊右衛門を討ち果たし、さらにその残党を退けた藤枝梅安は、周囲の平穏のため江戸を離れる決意をする。だがしかし……なおも送り込まれる刺客に狙われる梅安、そして江戸での利権を得るべく音羽の半右衛門を狙う勢力、暗黒街の掟はさらなる血を求め立ちはだかるのだった…。著者病没のため絶筆となった「梅安冬時雨」を、初めて最後まで描ききった話題の長編7話を一冊に収録。新作映画化決定でますます注目を集める『藤枝梅安』シリーズ、《史上初》の堂々《完結》!!!『仕掛人藤枝梅安』⑩『仕掛人藤枝梅安』⑩『仕掛人 藤枝梅安』完結記念Twitterキャンペーンフォロー&リツイートで、直筆サイン入り銀箔仕様【色校】が当たる!『仕掛人藤枝梅安』⑩Twitterプレゼント企画絶筆となった原作を初めて結末まで描ききった〝梅安〟最終巻がついに発売!こちらを記念して武村勇治先生直筆サイン入り【『仕掛人 藤枝梅安』10巻銀箔仕様色校】を3名様にプレゼントします!【応募方法】1. コミック乱ツインズ(@ComicRanTwins)をフォロー2. キャンペーンツイートをリツイート※締め切りは2022年3月28日(月)23:59まで。著者漫画:武村勇治(たけむら ゆうじ)1997年デビュー。『週刊少年サンデー』での連載などを経て、2008年『週刊コミックバンチ』にて『義風堂々』シリーズ(原作:原哲夫・堀江信彦)を連載開始。シリーズ計300万部超えのヒット作となる。また、人気芸人・インパルスの板倉俊之原作小説『トリガー』『蟻地獄』のコミカライズなどでもその手腕を発揮。近作に『弁護士・亜蘭陸法は漫画家になりたい』(原作:ゆうきまひろ)などがある。原作:池波正太郎(いけなみ しょうたろう)戦後日本を代表する時代小説・歴史小説作家。1923年東京生まれ。1960年『錯乱』で第43回直木賞を受賞し、小説家としての活動を本格化。1977年第11回吉川英治文学賞、1986年紫綬褒章、1988年第36回菊池寛賞を受賞。3大代表作といわれる『鬼平犯科帳』『剣客商売』『仕掛人・藤枝梅安』は映画化、TVドラマ化し、大ヒットシリーズとして永く親しまれる。1990年、67歳で永眠。概要作品名:仕掛人 藤枝梅安10漫画:武村勇治原作:池波正太郎発売日:2022年3月14日(月)判型:B6判ページ数:240ページ定価:税込 820円SBN978-4-8458-5860-6社名: 株式会社リイド社所在地: 〒166-8560 東京都杉並区高円寺北2-3-2代表: 代表取締役社長齊藤哲人創業: 1960年4月設立: 1974年11月事業内容: 出版事業URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年03月14日特定非営利活動法人Cafe de 寺子屋(事務所:静岡県藤枝市、理事長:大石 紗矢香、以下 当団体)は、学び支援の拠点「寺子屋べーす」を10月以降に静岡県静岡市にて開設致します。UdagawaBaseCafeの店内■事業の概要当団体は、全国のカフェをお借りして寺子屋を開催し、学び支援活動を行っています。寺子屋では、当団体の学生ボランティアスタッフが小学生~高校生の自学自習のサポートを行っています。■活動の経緯当団体の事業のモデルとなる、カフェを会場とした寺子屋での学び支援活動は、2018年に山梨県甲府市で始まりました。その活動を、山梨県にとどまらず全国に広げるために、2020年の4月に学生団体を設立、8月にNPO法人化しました。現在は、静岡県に2つ(焼津市・浜松市)、山梨県に1つ、東京都に1つの寺子屋があります。そしてこの度、UdagawaBaseCafe (宇田川ベースカフェ)さんのご協力により、静岡県に3つ目の寺子屋を開設する運びとなりました。■「寺子屋べーす」の開催概要開始日 :10月以降、新型コロナの拡大状況を考慮しながら決定致します。日時 :毎週水・金曜日 18時から20時(参加状況に応じて、曜日・時間を変更する可能性があります)会場 :UdagawaBaseCafe (宇田川ベースカフェ)〒420-0037 静岡県静岡市葵区人宿町2-6-3 パラダイスビル2階対象 :小学1年生から高校3年生参加費 :無料定員 :10名程度申込方法:参加を希望される方は、こちら( info@cafe-de-terakoya.or.jp )にご連絡ください。開始日が決定したらご連絡致します。■「寺子屋べーす」開設への想い(学生ボランティアスタッフ 静岡大学 熊谷)様々な方のお力をお借りしながら、念願だった静岡市での寺子屋開催となります。新型コロナウイルスの影響により、できなくなってしまったことに目を向けられがちな昨今ですが、“今だからこそできること”にたくさん挑戦していきたいと考えています。そんな前向きな気持ちで、寺子屋では子どもたち、大学生、保護者のみなさま、地域のみなさまと一緒に「ワクワクする学び」に取り組んでいけたらと思います。(理事長 東京大学大学院 大石 紗矢香)静岡市には、静岡大学の学生を中心に多くの学生ボランティアスタッフが所属しています。私も静岡大学の卒業生なので、この度静岡市で寺子屋を開催できることをとても嬉しく思います。大学生が大学での学びを活かして子どもたちに主体的な学びのきっかけを提供することで、大学生と子どもたちが共に成長できる場にしていきたいです。地域のみなさんと協力しながら、長く愛される寺子屋にしていきます。■会社概要名称 : 特定非営利活動法人Cafe de 寺子屋理事長 : 大石 紗矢香所在地 : 静岡県藤枝市堀之内1丁目14番地の3設立 : 2020年8月7日事業内容 : 小学生から高校生を対象とした学び支援ホームページ: ■お問い合わせ先特定非営利活動法人Cafe de 寺子屋担当 : 関口 (事務局)Tel : 090-4113-1989E-Mail: info@cafe-de-terakoya.or.jp 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年08月31日日本を代表する時代小説家、池波正太郎(1923-1990)の代表作『鬼平犯科帳』と『仕掛人・藤枝梅安』が、それぞれ新たに映画化することが発表された。そして両作の主演俳優を発表する製作発表が3月12日(金)13時、時代劇専門チャンネルで生中継(※スカパー!無料放送)、時代劇専門チャンネル公式 YouTubeチャンネル、同公式Twitter、LINE LIVE 映画・テレビチャンネルで無料生配信される。『鬼平犯科帳』『仕掛人・藤枝梅安』は、『剣客商売』と並んで池波正太郎の“三大シリーズ”に数えられる傑作長篇で、ともに時代小説の金字塔として、長年にわたって多くの読者に支持されている。『鬼平犯科帳』は「鬼の平蔵」こと火付盗賊改方長官・長谷川平蔵を主人公とする捕物(罪人の捕縛)を扱った物語。1967年から『オール讀物』(文藝春秋刊)での連載が始まり、池波が他界する1990年まで23年に渡り135作が発表された。累計発行部数3000万部に迫るロング&大ベストセラーで、過去に幾度もドラマ・映画・漫画・舞台化されている。映像作品では、八代目松本幸四郎(初代・松本白鸚)をはじめ、丹波哲郎、萬屋錦之介、中村吉右衛門といった名優が長谷川平蔵を演じてきた。『仕掛人・藤枝梅安』は、殺し針で人知れず悪を葬る「仕掛人」としての裏の顔を持つ鍼医者・藤枝梅安の活躍を描いたハードボイルド作品。1972 年に『小説現代』(講談社刊)で第1作が発表された途端、端正に描き込まれた江戸の暗黒街の仕組みや定法、独自に創案された用語、庶民の日常とのコントラストが圧倒的な支持を集め、その年の読者賞を獲得した。以降 1990年までの間に20作が発表されている。映像作品では過去、緒形拳、田宮二郎、萬屋錦之介、小林桂樹、渡辺謙、岸谷五朗が主演を務めた。製作発表で解禁となるのは、『鬼平犯科帳』の主人公、火付盗賊改方(ひつけとうぞくあらためかた)長官・長谷川平蔵と、『仕掛人・藤枝梅安』の主人公、鍼医者と殺し屋のふたつの顔を持つ藤枝梅安に新たに挑む、主演俳2名。令和を迎え、さらに原作者・池波正太郎の没後30年を経た、今なお、世代を超えて多くのファンを魅了してやまない国民的人気シリーズ。その新映像化プロジェクトの幕開けにぜひ注目したい。■番組情報池波正太郎 原作『鬼平犯科帳』『仕掛人・藤枝梅安』映画化決定 製作発表 記者会見3月12日(金)13時~14時(予定)時代劇専門チャンネルにて生中継※スカパー!無料放送(CS292)時代劇専門チャンネル公式 YouTube、同公式Twitter、LINE LIVE 映画・テレビチャンネルで無料生配信<登壇・発表者>『鬼平犯科帳』長谷川平蔵 キャスト『仕掛人・藤枝梅安』藤枝梅安 キャスト杉田成道(日本映画放送株式会社 代表取締役社長)永田勝美(株式会社 NTT ぷらら 代表取締役社長)米倉英一(スカパーJSAT株式会社 代表取締役 執行役員社長)宮川朋之(企画・プロデュース/日本映画放送株式会社 執行役員 編成制作局局長)公式サイト: www.jidaigeki.com/onihei-baian/
2021年02月12日元日本代表のキャプテン長谷部誠選手の出身校、藤枝東高校は、高いレベルで勉強とサッカーを両立している学校としても知られています。県内トップクラスの進学校がどのようにして文武両道を行っているのか、同校出身の小林公平監督にお話を伺いました。選手自身が映像を編集してプレー分析も行うなど、自分たちで課題改善を行う取り組みなども伺ったのでご覧ください。(取材、文:本川悦子)藤枝東高校サッカー部の部員たち。練習後にチームメイトと談笑する姿■選手自身が映像を編集してプレー分析も名門・藤枝東がオンラインミーティングやサッカーノートのアプリを駆使して選手との意思疎通を図ってきたというのは前編でお伝えしました。彼らはそれ以外にもテクノロジーを使った活動を積極的に行っています。その1つが練習・試合の動画分析です。選手数人が公式戦や練習試合、紅白戦を撮影し、編集したものを共有ファイルにアップ。それを全員が帰宅途中や帰宅後に映像確認し、感想をサッカーノート(アプリ)に書いたり、ミーティングで議論し合ってフィードバックする形を取っているのです。今年から使っているソフトでは、個人のシュートシーンやゴールシーン、被ゴールシーンに特化した映像編集ができるほか、セットプレー時の好守も確認が可能です。さらには時間帯ごとのパス・シュート数などのデータも出てくるので、チーム全体が自分たちの課題や収穫を明確に捉えられます。こうした科学的アプローチの有効性を小林公平監督も実感しているといいます。「現場で見ている感覚と後から映像で振り返る感覚は全然違います。実際にプレーしていた選手も自分の一挙手一投足を映像で客観視すれば、何が課題でどう改善すればいいのかハッキリします。試合前に対戦相手の映像分析をするチームはよくありますけど、日常的に映像を使って可視化する作業に慣れておけば、将来的にそういう仕事に携わることも可能だと思います。ツエーゲン金沢入りが内定している稲葉楽選手もJクラブの練習に参加した時『藤枝東ではプロ同等の分析やスカウティングをしていることが分かって大きな自信になった』と話していました。藤枝東は社会のリーダーになるべき人材を育てている部分も大きいので、これからも可能な限り多くの情報を入手して、有効活用していくように、選手たちには働きかけていきたいと考えています」■加圧トレーニングの定期計測でフィジカル管理データ管理という意味では、2018年から取り入れている加圧トレーニングの定期的計測を行い、練習や試合に生かしています。今年のコロナ禍で3か月間活動休止になったこともあり、選手たちの太もも周りの筋肉が落ち、体脂肪率が増えてしまったといいます。そこで再び加圧トレーニングに注力し、フィジカル強化を図って、最大の目標である高校サッカー選手権に備えているのです。「6月時点ではそこまで数字的な変化は見られなかったのですが、夏場になって計測したら平均4~5㎝ダウンという状況が鮮明になりました。『これは大変だ』と危機感を抱き、意識的に取り組みました。日本ユース年代のSランクである高円宮杯プレミアリーグ参加チームと我々の一番の差はやはりフィジカル。僕が藤枝東の監督に就任した6年前も技術・戦術面の違いはほとんど感じませんでしたが、身長体重を筆頭に当たりの強さや激しさ、走力の部分が劣っていると痛感させられたんです。その差を縮めるべく、サッカーノートのアプリを導入したり、管理栄養士さんに食育の話をしてもらったりとさまざまな試みをスタートしましたが、短時間で筋量を増やせる加圧はかなり効果がありました。10月に計測したところようやくコロナ前の状態に戻った印象ですが、継続しないと意味がない。選手も自覚を持って取り組んでくれています」■高2まで目立った選手でなかった長谷部誠が急激に伸びたキッカケ小林監督が自ら行動を起こす重要性を繰り返し強調するのも、1学年上の長谷部誠選手(フランクフルト)という偉大な存在を目の当たりにしているから。長谷部選手は高2まではそこまで目立った選手ではなかったものの、高2の終わりに静岡県選抜に選ばれ、高いレベルに目覚めてからはグングンと成長していったそうです。練習から100%でやるように意識も変わり、意欲的にサッカーと向き合うようになって、浦和レッズ入りというチャンスをつかみました。2008年にドイツに渡り、日本代表に定着し、8年間もキャプテンを務めるといった飛躍的成長には小林監督も驚きを禁じ得なかったといいます。「高校生は何らかのきっかけをつかめば長谷部さんのようになれる可能性を秘めている」と今も自らに言い聞かせているのです。「県選抜に入ってからの長谷部さんは『自分は十分やれる』という自信と手ごたえをつかんだのか目の色が変わっていきました。浦和入りした後、長谷部さんのいるサテライトと練習試合をしたことがあるのですが、もう手が付けられないレベルになっていた。『17~19歳の2年間でここまで変わるのか』と本当にビックリしましたね。当時は服部(康雄=静岡県サッカー協会副会長)先生が指導されていましたけど、サッカーの楽しさを面白さを追求する姿勢を重んじていましたし、主体性や自主性も大事にしていました。そういう環境だったから長谷部さんは伸び伸びとやれたし、自分で気付いて成長できたんだと思います。僕自身も『ここでもう1回サッカーをやりたい』と感じたのが指導者になったきっかけです。そういう藤枝東の文化を引き継ぎ、発展させていくことが自分の大きな仕事。入ってくる選手も『長谷部さんみたいになりたい』という子が年々増えています。つねに誠実で多くの人に愛されるのが長谷部さん。今の選手にも『愛される選手になりなさい』とことあるごとに声をかけています」このように藤枝東は人間的成長を促しながら、かつてのような高校トップを目指しています。同じ高体連で2019年プレミアリーグ王者の青森山田高校らとはまだまだ実力差があると小林監督は感じているそうですが、藤枝東らしく文武両道を貫き、自主性や自立心を生かしながら進化を遂げていければ理想的。そうなるように今後も高いレベルに突き進んでいくつもりです。小林公平(こばやし・こうへい)藤枝東高校出身。高校時代は県を代表する左サイドバックで、全国総体準Vや国体制覇などに貢献。国士舘大卒業後、藤枝東高非常勤講師、湖西高監督を経て2015年に藤枝東高校サッカー部監督に就任。
2020年11月09日