豊川悦司「たくさんのものをもたらしてくれた」 『仕掛人・藤枝梅安』二部作に強い達成感
池波正太郎の生誕100周年を記念し、ベストセラー時代小説シリーズを二部作で映画化した『仕掛人・藤枝梅安2』の初日舞台挨拶が4月7日(金) 、東京・有楽町の丸の内ピカデリーで行われ、主人公の藤枝梅安を演じる豊川悦司、その相棒・彦次郎役で共演する片岡愛之助が出席した。
「鬼平犯科帳」「剣客商売」と並び、来年2023年に生誕100周年を迎える池波の人気シリーズである「仕掛人・藤枝梅安」が、時代劇専門チャンネルを運営する日本映画放送、NTTぷらら、スカパーJSATの共同製作によって映画化。腕の良い鍼医者という表の顔と、生かしてはおけぬ者たちを闇に葬る冷酷な仕掛人という裏の顔の持った藤枝梅安の活躍がスタイリッシュに描かれる。
二部作で主演を務めた豊川は「この仕事は、僕にたくさんのものをもたらしてくれた」と強い達成感。「こういう企画は、今の日本映画の状況では生まれにくいが、また機会に恵まれたら、創意工夫をしたい」と意欲を燃やした。
豊川悦司
片岡愛之助
舞台挨拶には豊川と愛之助に加えて、共演する菅野美穂(料亭の女中おもん役)、第2作ゲストの一ノ瀬颯(佐々木八蔵役)、椎名桔平(峯山又十郎/井坂惣市の二役)