5月17日に初日を迎える舞台『市ヶ尾の坂-伝説の虹の三兄弟』の公開フォトコール&初日前会見が16日、東京・下北沢の本多劇場で行われ、 大森南朋、麻生久美子、三浦貴大、森優作、池津祥子、岩松了が報道陣の取材に応じた。前列左から岩松了、大森南朋、麻生久美子、後列左から池津祥子、三浦貴大、森優作同舞台は、俳優としても活躍している作演出家の岩松了とM&Oplaysが定期的に行っている公演で、今回は1992年に竹中直人の会で上演された『市ヶ尾の坂』を岩松の新しい演出によって26年ぶりに上演する。舞台は1992年の神奈川・横浜市の市ヶ尾。その坂にある家で暮らす三人兄弟は、田園都市計画で家が無くなることを余儀なくされていた。そのような中、懸命に生きていこうとする母なき兄弟、 三人と触れ合うことになった母になることが出来ぬ美貌の人妻の絵合わせのような家族劇を描く。公演初日を前日に迎えたこの日は、報道陣向けに三兄弟が住む家でのシーンの一部が公開され、その後に記者会見。長男役の大森南朋は「この1カ月頑張って稽古をしてきました。皆さんに気に入ってもらえる作品になればと思います」と初日の公演が待ち遠しいようで、人妻役の麻生久美子は「正直とても緊張していて、明日を迎えるのが少し不安です。でもせっかく岩松さんの舞台でこういう機会をいただけたので、できるだけ楽しんでやりたいと思っています」と気合十分。岩松作品初参加の三浦は、出演が決まってから周囲に「厳しい」と脅かされたそうだが、「何度も同じことをやるとは聞いていましたが、稽古でその意味が分かりました。何度もやっていくとセリフが身体に馴染んできて、人間関係でセリフを言わないといけないことに気づきました」と振り返り、「これからの役者人生で大切にしていきたいと思える稽古期間でした」と岩松の演出に刺激を受けた様子だった。大森と麻生は、これまで何度か岩松が手掛けた舞台に出演している。大森が「セリフがすごくきれいなのと、その人間が置かれている状況を空間的に教えてくれるので勉強になりますね。岩松さんの作品が大好きです」と岩松作品の魅力について言及。一方の麻生も「私は今まで稽古が楽しいと思ったことがないんですが、岩松さんの稽古場ではすこし楽しさを感じ始めました。岩松さんの言葉が格好良いし、結構しびれています」と絶賛していた。舞台『市ヶ尾の坂-伝説の虹の三兄弟』は、5月17日~6月3日(5月21日、28日は休演)に東京・下北沢 本多劇場、6月5日に宮城・仙台 電力ホール、6月7日に福島・白河文化交流会館コミネス、6月9~10日に大坂・梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ、6月12日に富山・富山県民会館ホール、6月14~15日に愛知・名古屋 日本特殊陶業市民会館ビレッジホール、6月17日に静岡・三島市民文化会館 大ホールにてぞれぞれ公演。
2018年05月17日直木賞作家・西加奈子による絵画展、「おまじない」「“i” beyond」展が東京・千代田区のAI KOWADA GALLERYで開催される。本展は西が「文学」と同じく情熱を傾ける「絵画」にスポットを当てた、2度目となる企画展示となる。孫係 “私たちは、この世界で役割を与えられた係なんだ。” ボール紙にクレヨン 550x460mm 2018©Kanako NISHI courtesy of AI KOWADA GALLERYこれまでも、小説のテーマを絵画でも制作してきた西。その作品は表紙絵や挿絵となり、ストーリーを理解する鍵となる存在でもあった。クレヨンが油絵の具のように厚く塗り重ねられた段ボールのタブローには、西の華奢な体に宿るエネルギーが放出され、力強さに溢れている。西は小説を通し、自己のアイデンティティに悩み、途方に暮れる人々の背中を“あなたはあなたのままでいい”と押し続けてきているが、そのメッセージは絵画にも投影されている。西が画材としているのは、幼少時から親しんでいるクレヨン、そして通っているスーパーで譲り受けるという段ボール 。正式な美術教育を受けず身近な素材を“画材”とし 、表現するという西独自の制作スタイルは、 ニューヨークなどの街角で、描く素材や場所を選ばず、さまざまな社会問題を訴えてきたストリート・ アーティストの姿にも重ねられる。今回の作品展は前期「おまじない」と、後期「“i” beyond」に分けて行われる。前期「おまじない」では、先月刊行された、10年ぶりとなる短編集『おまじない』(筑摩書房、2018)にも表現される心の“ゆらぎ”や“不安定さ”をも見事に表現。夕焼けのように赤く染まる空をバックに煙を吐く煙突や、こちらを見上げる子犬の何か言いたげに揺らぐ瞳、地を這うカタツムリの滑らかな躰と魅惑的な殻模様。具体的な輪郭を与えられて描かれたそれらは優しい印象を持つ一方、不安定さも感じさせる。本展では、短編集それぞれの物語にあわせて描き下ろされた、具象絵画8点を展示する。後期「“i” beyond」は、小説 『 i(アイ)』(ポプラ社、2017)の刊行とともに本ギャラリーで開催された「インスタレーション “i”」 を、再構成したもの。ギャラリー全体を力強いストロークで描き上げた波や渦で埋め尽くし、西の表現世界に包まれる空間インスタレーションは、小説の登場人物たちの心の機微を追体験させ、たくさんの観客を圧倒。今回、そのインスタレーションを、「“i” beyond」というテーマで、個別のタブローとして再構成している。西が様々な色彩を自在に操りながら、鮮烈な生命観を描いた抽象絵画、13点が展示予定だ。小説を読んでなくても、西加奈子の豊穣な表現世界を体験できる貴重な機会となる。 【イベント情報】西加奈子「おまじない」「“I” beyond」会期:前期(「おまじない」)6月10日〜6月24日/後期(「“i” beyond」) 6月30日〜7月16日会場:AI KOWADA GALLERY住所:東京都千代田区外神田6丁目11-14 3331 Arts Chiyoda 2F時間:14:00〜18:00 ※会期中無休入場無料
2018年05月14日12月28日に米国の映画情報サイト「TC Candler」にて発表された「世界で最もハンサムな顔100人」に歌手の赤西仁(33)がランクイン。これに対し、赤西は自身のインスタグラムで喜びを報告した。 今年2017年は66位にランクイン。赤西は2013年スタート当初より83位(2013)、52位(2014年)、34位(2015年)、31位(2016年)と5年連続でランクインを果たしている。 赤西は「Wow wow wow」と驚きを見せ「Thanks for ur love!!」と英語でコメント、続いて「世界で最もハンサムな顔100人2017に選ばれあそばせました。JINファンの皆様おめでとう!」とメッセージを送った。 これに対しファンは「さすが!おめでとうございます」「永遠のハンサムボーイ!JINラブ」「5年連続ランクインおめでとう!もちろん私の1番は仁ちゃんです」「なんで1位じゃないんですかね」「選ばれると思ってました!」など喜びの声が届いている。 また、日本人のランクインは、96位にEXILE/三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBEの岩田剛典(28)、81位に山崎賢人(23)がランクイン。また、K-POPグループCROSS GENEの日本人メンバーTAKUYA(25)が42位で日本人首位を獲得した。 今年の1位はK-POPアイドルグループ防弾少年団のV(21)となり、2位に米俳優のジェイソン・モモア(38)、3位に同じく米俳優のアーミー・ハマー(31)という結果となった。
2017年12月28日2018年5月より、M&Oplaysプロデュース「市ヶ尾の坂-伝説の虹の三兄弟」を上演することが決定。大森南朋、麻生久美子、三浦貴大らを迎え、ミステリアスな家族の物語を描いていく。1992年、市ヶ尾の坂で暮らす三人兄弟がいた。田園都市計画の名の下、無くなることを余儀なくされている兄弟の家。状況に抗うすべとてなく懸命に生きていこうとする母なき兄弟と、3人と触れ合うことになった母になることが出来ぬ美貌の人妻の、絵合わせのような家族劇。この公演は、作演出家の岩松了と「M&Oplays」が定期的に行っている公演で、1992年に「竹中直人の会」で上演された「市ヶ尾の坂」を、今回“新演出”で26年ぶりに再演する。本舞台に出演するのは、現在放送中の人気ドラマ「コウノドリ」に出演し、2013年の「不道徳教室」以来4度目の岩松作品となる大森南朋、2009年の「マレーヒルの幻影」で初舞台を経験した麻生久美子、『劇場版 SPEC』『進撃の巨人』などに出演し、今回が初の岩松作品となる三浦貴大。そして森優作、池津祥子、さらに岩松さんも加わり創り上げる。岩松作品に参加するにあたって大森さんは、「いつも何年か毎に、岩松さんの舞台に出させて頂くと、“ゆるまったなにか”が戒められたように感じます。今回も“ゆるまったなにか”を持参して戒めてもらおうと思っているのでよろしくお願いします」とコメント。いまからドキドキしていると明かした麻生さんは、「岩松さんに初舞台を踏ませて頂いてから、もう8年。舞台に立つことがこの上なく怖い私ではありますが、同時に岩松さんの書いた台詞を言葉にすることが出来る喜びもいつも感じています。今作もしっかりと岩松さんについて行き、出来る限り楽しんでやらせて頂ければと思っております」と意気込み。一方、岩松作品初参加となる三浦さんは、「台本を読んですごく素敵な本だなと思いました」感想を述べる。また「舞台は3本目なのですが初めての日本人役にどうしていいのか少し戸惑いを感じています」と不安要素もあるようだが、「皆さんと一緒に作品に出られるのが楽しみです」と話している。なお、本公演は東京公演終了後、宮城、福島、大阪ほかにて地方公演も実施。チケットは来年3月中旬の発売を予定している。M&Oplaysプロデュース「市ヶ尾の坂-伝説の虹の三兄弟」は2018年5月17日(木)~6月3日(日)本多劇場(東京公演)にて上演。※地方公演あり(cinemacafe.net)
2017年12月08日ストリーミングサービスが広がり、音楽はますます身近に。今回は、世界中で1億4,000万人ものユーザーを擁する最大級の音楽ストリーミング・サービス「Spotify」で公開された、くるりや赤西仁などの人気アーティストから桑原あいやビッケブランカ、シンリズムなどの注目の新進気鋭アーティストを含めた全13組による、“今の季節に聴きたい曲”を選曲したプレイリストをお届けしよう。くるり 「Hot Christmas - ホット・クリスマス - by くるり」赤西仁 「Blessed by Jin Akanishi」また、国内の人気アーティストだけでなく、サム・スミス、ノラ・ジョーンズ、マイリー・サイラス、デミ・ロヴァートなど、海外のトップアーティストがSpotifyユーザーのために新たに録音したクリスマス・ソングのカバーや、自身のオリジナル曲を集めたスペシャル・プレイリストも公開。クリスマスを彩るBGMには最適な本プレイリスト、自宅や移動中などにぜひチェックしてみてほしい。マイリー・サイラス「Spotify Singles: Holiday」
2017年12月07日赤西仁と山田孝之のユニット「JINTAKA」が、11月9日(水)に幕張メッセにて行われた赤西さんのライブ「JIN AKANISHI LIVE TOUR 2016 ~Audio Fashion Special~ in MAKUHARI」で、一夜限りの復活を果たしていたことが分かった。6月にセルフプロデュースアルバム「Audio Fashion」をリリースした赤西さん。7月から全21公演がソールドアウトしたホールツアーを行い、45,000人を動員。本公演はそのアンコール公演で、7,000人のファンを集めた。クラブの様相となった今回のライブは、オープニングムービーから圧巻。胎児のように丸まった、全裸の赤西さんに客席からは嬌声が上がる。生れ出た後に感情のない瞳で囚人のように歩く赤西さんがチューニングされると、魂が宿り服をまとう。そこで映像とリアルの赤西さんが交錯し、1曲目の「Only Human」がスタート。そして、このオープニングからなんと11曲目が終わるまで、一切、赤西さんがしゃべることはなかった。そしてこの日、一番の盛り上がりを見せたのが「Choo Choo SHITAIN」。本楽曲は9月21日にリリースされた「JINTAKA」のデビュー・シングル。オリコンデイリーCDシングルランキング2位になりながら、10月3日に行われた同作のリリースイベントで早々に「方向性の違いで」と突然の解散を発表し話題を集めていた。ライブでは、モニターに大きく「一夜限りの再結成」の文字が出ると、会場にひと際大きな歓声が上がり、センターステージから「JINTAKA」が登場!赤西さんが「タカユキヤマダ!」と紹介すると、「スペインから来ました」と、海外撮影からライブに駆けつけた山田さんの登場に観客はヒートアップしていた。さらに曲は続いていき、ラストにはアルバム「Audio Fashion」唯一の日本語詞、ピアノが映えるバラード曲「Episode」を披露。その後アンコールを3曲歌唱しライブは終了した。(cinemacafe.net)
2016年11月11日女優・麻生久美子らが、俳優・オダギリジョーの主演映画『オーバー・フェンス』(9月17日公開)についてコメントを寄せた。同作は『海炭市叙景』(10年)、『そこのみにて光輝く』(14年)に続く、作家・佐藤泰志の原作による「函館三部作」最終章。妻(優香)に見限られて故郷・函館に戻った白岩(オダギリ)が、失業保険で暮らしながら職業訓練校に通う中でホステス・聡(蒼井優)と出会い、孤独と絶望の心情が徐々に変化していく様を描く。オダギリと麻生といえば、テレビ朝日系ドラマ『時効警察』シリーズ(06年/07年)で主人公とヒロインだった間柄。かつてのパートナーの主演作を「登場人物たちの心の闇に引きずり込まれそうで怖くなった。もう見たくない、でも何回も見たいような忘れられない作品」と表現し、「自分はこういう感情に蓋をしているんだろうかとふと考えてしまう」と自身の心の動きと重ね合わせた。一方、『海炭市叙景』に出演した女優・南果歩は「ヤッター! 思わず拳を振り上げるほどに心躍るラストに、生きる突破口を見た」と結末を評価。『そこのみにて光輝く』の呉美保監督も「男が女を包み込んだ瞬間、血液が体中を激しくめぐり、涙があふれました。大切なひとと何度でも見たい映画です」と称賛の言葉を送っている。■著名人から寄せられたコメント呉美保監督(映画監督)「男が女を包み込んだ瞬間、血液が体中を激しくめぐり、涙があふれました。大切なひとと何度でも見たい映画です」南果歩(女優)「三度よみがえる佐藤泰志の世界。大人になるのが、こんなにも息苦しく切ないなんて、あの頃は夢にも思っていなかった。しかし屈託無く笑えない大人にも、ほんの一言が、誰かとの関わりが、フェンスを越える力になる。大人になるのも悪くはない。いや、大人になったからこそ、その力が掛け替えのないものだと知るのだ。ヤッター!思わず拳を振り上げるほどに心躍るラストに、生きる突破口を見た」清川あさみ(アーティスト)「人は大人になるとバランスをとる生き物。ただ何かが欠けているということは、究極にピュアだということだとも。時には人生の中でそれに振り回されてみる事も大事な宝物が見つかるキッカケになるのかもしれない」若木信吾(写真家)「目の前で人がはじけたり、泣き崩れたり、キレたりするのを観て、これは自分のことではないと思うか、この人たちのおかげで自分が同じことをせずにすんだと思うか。いずれにせよ自分の内側になにかが降り積もっていくのは避けられない」加藤登紀子(歌手)「オダギリジョーは本当にいい!その体温から、むなしさや、耐えられない切なさや、狂おしいほどのいとしさが、確かに伝わる。虚無感の中にキラキラとした光を見ようとした、作家 佐藤泰志の世界が、見事に描けている!」韓英恵(女優)「幼かったときより、純粋さがいつの間にかすり減って、笑うことも泣くことも怒ることも愛することも、無駄に我慢することが増えた。だから、感情むきだしに生きる彼らは壊れていない。むしろ壊れてしまったのは私たちの方なのかもしれません。お互い傷を追いながらも、求愛する白岩とさとしの本能に、最後まで震えました。観た人みんなが大切な人に会いたくなる、そんな映画でした」平間至(写真家)「退屈な日常の中、線香花火のようにじわじわと燃える男と女。どんな平凡な毎日も恋愛と言う花火によってコントラストを高めていく。恋愛の原点を思い出させてくれる映画」武藤昭平(勝手にしやがれ)「例えば映画『カッコーの巣の上で』のように、そして自由に空を飛ぶ鳥のうように。そのフェンスを越えていくさりげない人たち。なんか、すごくジーンときました。生きるということ」辛酸なめ子(漫画家・コラムニスト)「本能的に、刹那的に生きている男女だけが、恋愛サインに気付くことができるのでしょう。この作品を観るとさび付いていた求愛センサーが稼働しそうです」河本準一(次長課長)「日常生活なドキュメントを見てるぐらい全ての人が自然でした。40歳を過ぎた人が『もうどうでもいいや』ではなく、学校に通ったり恋愛したり本気で言い合ったり、無理をするのではなく今できることをやって行く。自然体で生きる爽快感を感じました。無理してる所はうまく息抜きしながら生きていけたらいいなとも思いました。オダギリジョーという男は40歳を過ぎたのでこの作品に出会ったんだと思います」(C)2016「オーバー・フェンス」製作委員会
2016年09月09日声優・洲崎綾と西明日香の2人による、文化放送 超! A&G+で放送中のラジオ番組『洲崎西』(毎週火曜日25:00~25:30放送)と、同じく文化放送 超! A&G+の巽悠衣子と大橋彩香の2人によるラジオ番組『あどりぶ』(毎週土曜日25:00~25:30放送)の2番組が、2016年5月22日(日)に合同でイベントを開催することが決定した。気になる会場は、シーサイド・コミュニケーションズのイベントではおなじみとなった「中野サンプラザ」。「あどりぶイベント(仮)」と「洲崎西イベント(仮)」の2回公演で、それぞれ内容が異なる。各公演タイトルやイベントの詳細、チケット購入方法などが決まり次第、特設サイトや公式Twitterにて随時発表される。■「洲崎西×あどりぶ合同イベント(仮)」概要【出演】洲崎綾、西明日香(洲崎西)、巽悠衣子、大橋彩香(あどりぶ)【日程】2016年5月22日(日)あどりぶイベント(仮) …… 13:00開場/14:00開演洲崎西イベント(仮) …… 17:00開場/18:00開演【会場】中野サンプラザ【チケット価格】各4,000円(税別)
2016年02月07日女優の麻生久美子が出演するパピレスの電子貸本サービス「Renta!」の新CMの第2弾が25日、公開された。麻生は今回も、忙しい毎日でもマンガを楽しむことは忘れない"大人のマンガ好き女子"というキャラクターを熱演。今回の舞台は会社の資料室で、後輩女子と残業メシをしながら、最近のオススメマンガタイトルの話題で盛り上がっていると、背後から"意識高い系"の男性上司が「マンガいいよな」と話しかけてくる。麻生は「マンガのこと知らないのに何言っちゃってんの?」と心の中で思いながら、作り笑顔で対応。すると、上司が「でもさ、仕事にメリットのある本も読んどかないと」と言いだし、「難しい本読んでれば、マンガ読むよりエラいんですか?」と心の中でつぶやく。その次の瞬間、上司は「これ、俺のオススメ」と言って、麻生の頭の上に本を"ポンッ"。ついに麻生は「やってらRenta!」と心の中で怒りが爆発する内容だ。この強烈なキャラクターの上司に、にらみをきかせる麻生の表情に、現場のスタッフも思わず息を飲むほどの緊張感。さらに、自宅のシーンも撮影し、ここでは麻生がスルメイカを片手にマンガを楽しむ、至福のひと時がチャーミングに映し出される。このシーンで麻生が着用しているメガネは本人のもので、シチュエーションのリアリティさを後押しした。なお、Renta!では、このCMの放送を記念して、「100冊無料キャンペーン」を開催。来年1月11日まで展開される(一部作品により期間・巻数は異なる)。
2015年12月25日映画『俳優 亀岡拓次』の特別試写会が11月30日(月)に都内で開催。まもなく42歳の誕生日を迎える主演の安田顕のために、共演の麻生久美子、メガホンを握った横浜聡子監督からサプライズのケーキを贈られた。脇役を主にこなす俳優として活動する亀岡拓次。37歳独身の彼がロケ先で出会った女性と恋に落ち、さらには世界的巨匠からも声がかかるなど人生の転機を迎えるが…。横浜監督は主人公・亀岡拓司を「下心はあるけど、欲のない人」と称するが、演じた安田さんは「私は欲のかたまりです」と悪びれることなく堂々と宣言する。麻生さんは、そんな安田さんとの共演に「初めてご一緒しましたが、刺激的でした」とニッコリ。クリスマスシーズン到来ということで、これまでのクリスマスの思い出を尋ねると安田さんは「高校時代、雪の降る夜にカノジョの家の前の公衆電話から『映画を見に行こう』と電話しましたが、フラれました」と苦い思い出を告白。「帰りの雪が冷たかった…」と沈痛な表情(?)を見せた。一方、麻生さんは「子供のころ、おもちゃ屋さんの新聞広告に、ほしいものをサンタさんにお願いしましたが、一度も買ってもらえず…(苦笑)」と2人とも、あまりいい思い出はないよう…。さらに、傷口を広げるかのように今年のクリスマスの予定を尋ねると案の定(?)、安田さんは「仕事を埋めてほしい。黙っていると死んでしまう」とポツリ。負けじと(?)横浜監督は「去年はコンビニで半額ケーキを買いました、ことしはもっといいケーキを買いたい」と語り、笑いを誘っていた。12月8日の安田さんの誕生日を前に、麻生さんと監督は“亀拓”の特製ケーキをサプライズでプレゼント!安田さんは「誕生日は主役になれる日。『亀拓』は脇役が主役の映画です。Wな主役に感謝しています」と笑顔を見せた。『俳優 亀岡拓次』は1月30日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:俳優 亀岡拓次 2016年1月30日よりテアトル新宿ほか全国にて公開(C) 2016『俳優 亀岡拓次』製作委員会
2015年11月30日声優の洲崎綾と西明日香の2人による、文化放送 超! A&G+で放送中のラジオ番組『洲崎西』だが、番組初となる単独ライブイベント「洲崎西SUPER LIVE」の開催情報および先行抽選申し込みの受付日時などの詳細が明らかにされた。開催日程は2015年12月6日(日) 16時30分開場 / 17時30開演予定で、開催場所は大宮ソニックシティ。チケット価格は全席指定で6,000円(税別)となっている。そして、『洲崎西THE ANIMATION』Blu-ray&DVDに封入される先行抽選申込券による申し込みは10月28日(水)の10:00よりスタートするので、こちらもあわせてチェックしておきたい。■「洲崎西SUPER LIVE」イベント開催概要【出演】洲崎西 (洲崎綾、西明日香)【日程】2015年12月6日(日) 16時30分開場 / 17時30分開演【会場】大宮ソニックシティ【チケット価格】全席指定6,000円(税別)【チケット先行受付】「洲崎西THE ANIMATION Blu-ray&DVD」封入先行10月28日(水)10:00~11月3日(火・祝)23:59※枚数制限 : 1人1枚までそのほか詳細は「洲崎西SUPER LIVE」特設サイトにて。
2015年10月07日『洲崎西』でおなじみの声優・西明日香によるラジオ新番組『西明日香のデリケートゾーン!』が、文化放送超! A&G+にて10月5日(月)より毎週月曜日24:00~に放送される。西明日香のことをより深くデリケートな部分まで知ってもらおうというとても"デリケート"な番組『西明日香のデリケートゾーン!』。西のトークはもちろん、リスナーとも交流できるような企画や動画付き放送ならではのコーナーなど盛り沢山の内容となる。放送開始にあたり番組では、普通のお便りや各コーナーへのメールなどを募集中。番組コーナーなどの詳細は番組公式サイトなどをチェックしてほしい。『西明日香のデリケートゾーン!』は、2015年10月5日(月)より、文化放送 超! A&G+にて毎週月曜日24:00~24:30放送(簡易動画付き)。なお、ニコニコ動画シーサイドチャンネルにて毎週水曜日午後にアーカイブ配信も行われる。
2015年10月03日俳優の安田顕が主演を務める映画『俳優 亀岡拓次』(2016年1月30日公開)に麻生久美子、染谷将太、杉田かおる、三田佳子らが出演していることが、このほど発表された。本作は、戌井昭人氏が2011年にフォイルより刊行した同名小説が原作。37歳独身で脇役メインの俳優・亀岡拓次(安田)を主人公に、うだつのあがらない仕事風景やプライベートでの出会いを描く。メガホンを取るのは、映画『ウルトラミラクルラブストーリー』(09年)などで知られる横浜聡子監督。不器用ながらも愛すべきキャラクター・亀岡の脇役人生に転機が訪れる様が映される。発表された追加キャストは、麻生、染谷、杉田、三田のほか、宇野祥平、新井浩文、浅香航大、工藤夕貴、山崎努の9名。麻生が演じるのは、亀岡がロケ先の居酒屋ムロタで出会い恋に落ちる女性・室田安曇。「監督は、前(『ウルトラミラクルラブストーリー』とロックバンド・100sによる2009年の楽曲「モノアイ」のミュージックビデオ)と変わらず妥協しない姿がとてもカッコよくてすてきで、その姿が見られただけに幸せでした」と横浜監督との3度目のタッグに喜びを見せた。安田のことは「リアリティを追求する役者さん」と分析。「お酒を飲んでいるシーンでどんどん酔っていく姿が亀岡さんにしか見えず、すてきだなと思いました」とそのリアルな演技を認めている。染谷は、インディーズ監督の横田監督役。安田とは『映画 みんな!エスパーだよ!』(2015年)で共演したが、「打ち明けるまでに約2年かかりました」と明かしつつ「シャイだけど打ち解けるととてもダンディでおちゃめなヤスケンさんが出てくる」と評した。亀岡の行きつけのスナック・キャロットのママを演じた杉田は、「とても真面目で真摯な姿勢で役に取り組んでいらっしゃるところと底抜けに明るいところが北海道の大地を彷彿とさせる素晴らしい俳優さん」と室蘭市出身の安田の二面性も指摘した。「横浜監督は、鋭い感性で、確固たる独自の世界を持っていらっしゃる」と話すのは、劇中の大女優・陽光座座長の松村夏子役の三田。横浜監督の醸し出す空気を称賛する一方、「女性らしい細やかさと柔らかさで、懐深く私の女優人生をまるごと受け止めていただけた思いがいたします」と感動をあらわにした。安田については、「よくぞ、もんでくれたわね(笑)」と意味深なコメント。加えて「オンもオフも、本当に自然体で役に集中し続けていらっしゃったのが印象的でした」と語った。このほか、劇中で亀岡の俳優仲間・宇野泰平役を宇野が、Vシネマ監督の山之上監督役を新井が、亀岡が参加した作品の主演俳優でイケメン人気俳優の貝塚トオル役を浅香が、亀岡のマネージャー役・藤井役を工藤が、大御所監督の古藤監督役を山崎がそれぞれ務めることが、決定している。(C)2016『俳優 亀岡拓次』製作委員会
2015年10月01日声優・洲崎綾と西明日香の2人による文化放送 超! A&G+で放送中のラジオ番組『洲崎西』(毎週火曜日25:00~25:30放送)がTVアニメ『洲崎西 THE ANIMATION』となって、2015年7月8日よりTOKYO MXほかにて放送される。ラジオ番組のアニメ化という業界初の試みに大きな注目が集まる本作。TVアニメ化にあたり、監督・シリーズ構成は『血液型くん! 2』助監督の平峯義大氏、キャラクターデザイン・総作画監督は『普通の女子校生が【ろこどる】やってみた。』キャラクターデザインの清水祐実氏、アニメーション制作はfeel.がそれぞれ担当する。キャストはもちろん、「洲崎綾」役を洲崎綾、「西明日香」役を西明日香が担当。高校を舞台に、転校生としてやって来る洲崎と西が繰り広げるストーリーは、ラジオで語られた2人のエピソードを元に構成されるという。そこで今回は、初回アフレコ終了後の2人が語ったメッセージを紹介しよう。○洲崎綾と西明日香が語るTVアニメ『洲崎西 THE ANIMATION』――TVアニメ化が発表された後の周囲の反応はいかがでしたか?洲崎綾「ほかのアフレコ現場でも、『「洲崎西」、アニメ化するんだって』と、今まであまりお話したことがないような人にも声を掛けて頂いたりします(笑)。業界的にも前例のないことなので、私たちも手探り状態ですが、家族は石川県で観られるということで、すごく喜んでいました」※『洲崎西 THE ANIMATION』は、TOKYO MXのほか、洲崎綾の地元放送局・テレビ金沢と西明日香の地元放送局・サンテレビにて放送される。西明日香「イベントのお昼の部の最後に発表したのですが、お客さんの反応も、喜びよりも驚きのほうが大きかったと思います。ほかの声優さんもどうなるんだろう、楽しみだねって、笑って受けとめてくれているので、良かったなって思いました」――初回アフレコを終えた感想をお願いします西明日香「台本をもらってからも、ずっと不安が大きかったのですが、実際に収録に入ると、すごく楽しかったです。演技での笑い方と普段の笑い方とではやはり違うので、マイクの前でちゃんと笑えるかが不安だったのですが、あやっぺ(洲崎)のセリフがすごく面白くて、思っていた以上に自然に笑えました。今はまだ線画の状態ですが、実際に色がついて動く完成版が今から楽しみです」洲崎綾「絵はもちろんですが、脚本を読んだとき、性格的なところもある程度デフォルメされていたので、普段の素の面白さがちゃんと出せるのか少し不安だったのですが、ストーリーの制約がある中でどれだけ面白くできるか、セリフの語尾を変えたり、言い回しを変えたりしながら、普段の私たちの面白さとデフォルメされたキャラっぽい喋りをうまくミックスできるように考えながら演じました。収録自体はすごく楽しくて、第1話から喉と血管が千切れるんじゃないかというぐらいのハイテンションだったので、きっと観てくれる方も楽しんでいただけるのではないかと思います」――第1話は転校生である2人が出会うシーンから始まるということですが、実際の高校時代にお互いが転校してきたら?西明日香「絶対に仲良くなると思います。私は、とりあえず転校生に興味を持つタイプなので、積極的に話しかけていくほうなんですよ。たぶん洲崎綾ちゃんが転校してきても、積極的に話しかけていって、今と同じように学生時代もきっと仲良くなれたと思います」洲崎綾「私の場合、転校生が来ると、最初は一歩遠慮して待って、みんながいなくなった頃に、ググっと距離を詰めていくタイプです(笑)。ラジオでも十分あけすけなんですけど、普段の2人はもっとあけすけなので、たぶん高校時代に出会っていたら、"若気の至り"テンションで、もっと仲が良かったかもしれません」西明日香「もっとうるさかったかも」洲崎綾「よくいる、うるさい女子になっていたかもしれません、2人で(笑)」――それでは最後に放送を楽しみにしているファンの方へのメッセージをお願いします洲崎綾「今アフレコが終わって、すごく手応えを感じています。やっぱり明日香と一緒なら、どんなことでも面白くなるなと思いました。自信を持ってお届けいたしますので、ぜひ7月から観てください。よろしくお願いします」西明日香「アフレコはとても楽しかったです。ラジオを聴いてくださっている方がアニメを観たら、ニヤッとするシーンが多々ありますし、『洲崎西』を知らずにアニメを観てくださる方もきっと笑っていただける内容になると思いますので、ぜひ皆さん観てください。よろしくお願いします」TVアニメ『洲崎西 THE ANIMATION』は2015年7月8日(水)よりTOKYO MXほかにて放送開始予定。洲崎西(洲崎綾、西明日香)の2人が歌う主題歌「Smile☆Revolution」は2015年8月26日の発売予定となっているので、こちらも注目しておきたい。(C)洲崎西 シーサイド・コミュニケーションズ/洲崎西製作委員会
2015年07月08日伊坂幸太郎の120万部突破したベストセラーの映画化『グラスホッパー』。このほど、すでに発表されていた主演の生田斗真、浅野忠信、山田涼介に加え、麻生久美子、波瑠、菜々緒、吉岡秀隆ら豪華追加キャストが発表された。グラスホッパー(=トノサマバッタ)は密集して育つと、黒く変色し、凶暴になる。人間もしかり…。ここは世界有数の人口過密都市、東京・渋谷。真っ黒に染まった凶悪な街の住人たちは、ある事件をきっかけに気弱で心優しい草食男を一斉に標的とする――。「元中学校教師」鈴木。鈴木がこの場違いな黒社会に身を置く目的は、たったひとつ。殺された婚約者の復讐のためだった――。組織に追われながら、あの夜の真実に迫っていく鈴木。そこに鯨と蝉、圧倒的な力を持ちながら闇の中でもがく彼らの生き様が交錯する。果たして鈴木は、目的を果たし、この世界から抜け出せるのか?これまでにもその著作の多くが映像化されてきた伊坂幸太郎の“最強小説”とされる原作を、『脳男』の監督・瀧本智行、『あなたへ』『ツレがうつになりまして。』『東京難民』の脚本・青島武といった布陣で映像化に挑む本作。新たに発表となるキャストは、謎の主婦・すみれ役に、TV ドラマ・映画と幅広く活躍する女優、麻生久美子、生田斗真演じる鈴木の婚約者・百合子役を後期NHK連続テレビ小説「あさが来た」のヒロイン役も控える波瑠、鈴木を追う裏社会のヤンキーセレブ・比与子役に、モデルとしての活躍や「ふたがしら」などドラマや映画で女優としても才能を発揮する菜々緒、そして浅野忠信と山田涼介が演じる殺し屋たちに続くもう一人の殺し屋・“押し屋”槿(アサガオ)役には吉岡秀隆と、豪華なキャスト陣が名を連ねている。さらに、ニヒルな裏社会の “交渉人”岩西役に『ソレダケ / that’s it』『新宿スワン』と出演作が続く村上淳、“亡霊”鯨の父役に宇崎竜童、裏社会のドン“寺原会長”役に石橋蓮司、寺原会長の息子、“イカれた二代目”寺原Jr.に金児憲史が扮する。今回の追加キャストでさらに豪華さを増したキャスト陣がどんな“伊坂ワールド”を展開するのか?今後の続報にも期待がかかる。『グラスホッパー』は11月7日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年07月08日日本映画界の“劇薬”園子温の下、映画『ラブ&ピース』で主人公&ヒロインを演じた長谷川博己と麻生久美子。映画はいったいどんな凄まじいシロモノになっているのか…?完成した作品を鑑賞しての感想を尋ねると「ジーンとしてしまいました(笑)」(長谷川さん)、「なぜか泣けてきたし、子供に見せたい映画だなって感じました」(麻生さん)と、意外にも返ってきたのは感動コメントである。LOVEあり!ロックあり!初の特撮技術を用いた意欲作にして園版“トイ・ストーリー”!?なぜ泣ける?長谷川さんと麻生さんにたっぷりと話を聞いた。うだつの上がらない会社勤めの生活を送る鈴木。ある日、1匹のカメに惹かれるものを感じ“ピカドン”と名付けて可愛がるが、周囲の嘲りに耐え切れず思わずトイレに流してしまう。ピカドンは、捨てられたおもちゃたちと地下で暮らす謎の老人(西田敏行)に拾われるが、そこからピカドン、そして鈴木の運命が大きく動き出す…。サエないサラリーマンから、ロックミュージシャンとしてスターの階段を駆け上がり、自己を肥大させていく鈴木。長谷川さんは「やはり、誰もがうだつの上がらない時期というのがあり、そこから上がっていくことを夢見る――そういう願望はみんな、どこかしらで持っていると思うし、そういう意味で共感はありました」と語る。長谷川さんにとっては『地獄でなぜ悪い』に続く園組だが、園監督との関係はさらに数年をさかのぼる。「『紀子の食卓』(2006年公開)を見て、出演させてほしいとメールを送ったんです。まだ僕自身、映画にも全然、出ていない頃です。内側にある過剰な“何か”を発散しているような感じがして、その時、僕はまだ20代でしたが、そういうのがすごくやりたくて、園さんの映画に出たらそれができる!って気がしたんです。園さんの映画はどれも私小説的だと思いますが、そういう意味でも共感できるんですよね。前回もそうだったんですが、役に入り込むと負のオーラが出てきて、イヤな気持ちになってくることがあるんですよ(笑)。そこまで行っちゃうと『もうイヤだ!』ってなるんですけど、でもそれは実はすごくいい経験で、いいところに到達できているのかも…と思えるんです。そういう園さんの魔力のようなものを感じて、一緒にやりたいと思うんです(笑)」。麻生さんが「子供に見せたい」と強く感じたのは、自身が出演していない西田さん演じる老人と捨てられたおもちゃたちの地下のパート。「サラッと見ただけでも、子供にとっては何か感じるものがあると思う。個人的にいま、子供に『物を大切にする』とか『物にも感情はある』ということを伝えたいので(笑)」と語る。自身は、鈴木が密かに憧れる同僚であり、地味でダサいOLの裕子を演じているが、自らも関わる鈴木のパート――特に鈴木がスターへの道を歩み、自己を際限なく肥大させていくさまを見て、考えさせられる部分もあったという。「考えさせられたというか、反省させられましたね。人間の傲慢さや欲深さがすごく表現されていて、鈴木はスターになっていくけど、それはある犠牲の上に成り立っていて、見ていてつらくなりました。いま、私がここでこうしていられるのも、そうした積み重ねの結果なのかも…と思うと、いろいろ過去のことを考えちゃったりもしました」。本作が初共演となった2人。麻生さんは長谷川さんを「いい意味で無色透明」と評する。先述のように、己の内にある“願望”について「誰もが持っている」と語っている長谷川さんだが、一方で自分から「夢」を強く持つというよりは、園監督へのメールのエピソード然り、まさに無色のキャンバスとして立ち、出会った人々に染められ、思いもよらぬ何かを引き出されることを楽しんでいるようにも思える。「そうですね、僕が自分で欲を持つと、いつもそっちの方には行けないんです。自分から『これをやりたい』『あれがしたい』と思うと、絶対にかなわないんですよ(笑)。それ(=願望)を捨てた頃に、向こうからやって来るんですよね」と達観したように語る。麻生さんは子供の頃の夢が「アイドル歌手」だっただけあって、長谷川さんとは対照的に「夢見る少女」といった感が強いが…。そんなこちらの指摘に「そうですね(笑)。小さいころから夢見がちな子でしたし」と笑いつつ続ける。「実際、いまでも夢はたくさんあります。でも、いまの長谷川さんの話にもすごく共感できるんです。『こういう役がやりたい』『この監督と仕事がしたい』と言ってしまうと、かなわない気がするんです。だから夢がないわけではないし、想像はするけど、口にしないっていうのはありますね」。一方で「夢見がち」であると同時に、麻生さんはどこか現実への強い「耐性」を持っているようにも感じられるが…。「いろいろありましたからね(笑)。あるかも(笑)。私、目標は『強い女性』で、たくましく生きていきたいのでそうありたいですね」。そんな麻生さんは改めて、監督・園子温と『ラブ&ピース』についてこう語る。「出来上がった作品を見て『やっぱり園さんてすごいんだ!』って思いました(笑)。最近はお笑い芸人になったり、現場でも『今度、歌手としてデビューするんだ』なんて嬉しそうに話してましたけど、言ったことをちゃんと現実にしていく才能がある人なんですね。今回も脚本を読んだ時の3倍も4倍も膨れ上がった園さんの勢いみたいなものを見せられた気がします。パワフルすぎて若干、引くくらい…(笑)。園さんにしか作れない映画なんだなと感じてます」。長谷川さんは現場を経験して改めて、園監督だからこそ引き出せるものがあると強く感じたよう。「みんな、それぞれに心の奥にいろんな感情を持っているのだと思います。人間は1日で実は何千もの感情を経験しているとも言いますし。そこの部分は本当は出さなくてもいいところなんだけど、園さんの映画ってそういう感情をうつし出す作品なんです。見せなくていいはずの感情を、自分で引っ張り出して演じてる。しかも、そこで『もっと出していいよ』と背中を押してくれる(笑)。そこでアドレナリンが出るというか、我を忘れるような感覚になると気持ちいいんです」。“麻薬”のような園子温の魅力をまずはこの奇想天外なラブストーリーから感じてほしい。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ラブ&ピース 2015年6月27日よりTOHO シネマズ新宿ほか全国にて公開(C) 「ラブ&ピース」製作委員会
2015年06月26日園子温監督の新作映画『ラブ&ピース』に出演している麻生久美子の出演シーンの画像が新たに公開になった。本作で麻生は主人公の鈴木が恋をしている同僚・寺島裕子を演じている。その他の画像『ラブ&ピース』は、園監督が特撮を初導入し、劇中に怪獣が登場するエンターテインメント作品。主人公の鈴木良一はかつてはロックミュージシャンを目指していたが現在はうだつのあがらないサラリーマンで、同僚の寺島に恋をしているが、まともに話すこともできないでいる。しかしある日、鈴木はデパートの屋上で一匹のミドリガメと運命的な出会いを果たし、想像もしなかった展開に巻き込まれていく。映画だけでなく、ドラマ、舞台、アニメーションなど幅広いジャンルで活動している麻生は、作品によって様々な役どころに挑戦しているが、本作では園監督から「とにかくダサく、色気はゼロで麻生久美子だと分からない感じでやって欲しい」というオファーを受けて、これまでにない役どころを演じている。このほど公開された画像も、多くの人がイメージする美しく、愛らしい麻生のイメージとは少しはなれたダサくて色気のない姿だ。麻生は完成した作品について「ストーリーもファンタジーで心に響き、今まで観た事のない素敵なとんでもない映画になっていると思います。やっぱり園さんの才能は計り知れない凄さがあると思いました。一緒にお仕事出来てとても楽しかったです!」とコメント。劇中の寺島は見た目こそ地味だが、愛らしい面のある女性で、多くの観客が麻生が演じる寺島に好感を抱くのではないだろうか。『ラブ&ピース』6月27日(土)よりTOHOシネマズ新宿ほか全国公開
2015年06月17日声優・洲崎綾と西明日香の2人による文化放送 超! A&G+で放送中のラジオ番組『洲崎西』(毎週火曜日25:00~25:30放送)にとって初となる単独ライブイベントが開催されることが決定した。開催日は2015年12月6日(日)で、場所は大宮ソニックシティ。出演はもちろん洲崎西(洲崎綾、西明日香)の2人となっている。気になるライブタイトルやチケット購入方法などは決まり次第、随時発表される予定。TVアニメ化に続き、ますます広がっていく「洲崎西」の展開に今後も注目していきたい。■ライブイベント開催概要【出演】洲崎西(洲崎綾、西明日香)【日程】2015年12月6日(日)【実施場所】大宮ソニックシティ【主催】シーサイド・コミュニケーションズ
2015年05月24日声優・洲崎綾と西明日香の2人による文化放送 超! A&G+で放送中のラジオ番組『洲崎西』(毎週火曜日25:00~25:30放送)がTVアニメとなって、2015年7月より放送されることが明らかとなった。タイトルはそのものずばり『洲崎西 THE ANIMATION』。出演キャストはもちろん、「洲崎綾」役を洲崎綾、「西明日香」役を西明日香が担当する。アニメ化にあたり、監督・シリーズ構成は『血液型くん! 2』助監督の平峯義大氏、キャラクターデザイン・総作画監督は『普通の女子校生が【ろこどる】やってみた。』キャラクターデザインの清水祐実氏、アニメーション制作はfeel.となっている。注目の本編内容は「『洲崎西』の二人が日頃ラジオ番組で話をしている話題などを中心に構成」とのことで、主題歌も「洲崎西」がユニットとして担当するという。なお、放送局はTOKYO MXのほか、洲崎綾の地元放送局・テレビ金沢と西明日香の地元の放送局・サンテレビの全3局ネットとなる予定。
2015年05月24日ウェザーニューズはこのほど、「第3回紅葉見頃予想」を発表した。○西~東日本ではそろそろ山から平野部へ同予想は、西~東日本の山沿いや北陸で紅葉のピークを迎えつつあることを受け発表。今週末(8日、9日)の紅葉狩りで"おすすめ"のスポットは、鳴子峡、芦ノ湖、伊香保温泉、紅葉台、黒部峡谷などとしている。特に、8日は全国的に広い範囲で晴れて、色鮮やかな紅葉を満喫できそうだという。今週末、関東と中部の紅葉狩りは、移動性高気圧に覆われ穏やかな秋晴れとなる8日を薦めている。一方、9日は高気圧が東に離れるため、雲が多くなると予想。関東では、紅葉が北部の山々から平野へと進み、中部では、山梨県や北陸エリアの市街地でも色づきが増すという。紅葉は現在、北海道はほぼ終了し、東北でも落葉が進んでいる。西~東日本の山で続々と色づきが進み、内陸の見頃は例年よりもやや早めか例年並、沿岸でも例年並となりそうとのこと。同社は、紅葉の名所750カ所の詳細情報を、スマホアプリ「ウェザーニュースタッチ」の「紅葉Ch.」や携帯サイト、インターネットサイトで公開している。
2014年11月07日銀座西並木通り会は、東京都・銀座の銀座西並木通りの年末の風物詩であるイルミネーションを、内原智史デザイン事務所がライティングデザインを手がけた「並木と時を刻む ~Timeless illumination~」に一新すると発表した。点灯期間は11月13日~来年1月15日 17:00~24:00。今回のイルミネーションのテーマは「大人のWAKU WAKU」。これまでと異なるデザインテーマを中心とした街路照明装飾で、大人の街に相応しいイルミネーションに仕上がっているという。銀座並木通り5丁目から8丁目の街路灯には、街路樹のリンデンをモチーフにした4万個のLEDによるオブジェや、53台ゴボプロジェクターによるシンボルデザインの投影、バナーによって、デザイン・ストーリー「並木と時を刻む~Timeless illumination~」を演出するということだ。なお、ライティングデザインを担当した「内原智史デザイン事務所」は、六本木ヒルズのクリスマスイルミネーションをはじめ、表参道ヒルズや羽田空港ターミナルの照明、金閣寺、銀閣寺、平等院鳳凰堂のライトアップなどを手がけている。所長の内原智史氏は、NHKのドキュメンタリー番組「プロフェッショナル 仕事の流儀」では"光の魔術師"と称されたライティングデザイナーの第一人者だ。
2014年11月07日横浜山手西洋館は12月1日~25日、「横浜山手西洋館 世界のクリスマス2014」を開催する。○横浜山手の西洋館がクリスマス装飾とイルミネーションで彩られる同イベントは、各西洋館がテーマ国を決めて、その国の特徴的なクリスマス装飾と文化の紹介を行うもの。今年もイベント全体に「『クリスマス、その語り継がれる憧憬(どうけい)』~ Christmas histories in your heart ~」というテーマを設けた。代々受け継いで来た伝統や文化は、いつの世も人々を魅了する。子供の頃に体験したきらびやかなそのシーンへの憧れは、永遠に記憶に残したい宝物となる。同イベントでは、次の世代へ語り継ぎたいクリスマスのワンシーンを演出するという。各館の飾り付けテーマは、山手111番館「日本」、横浜市イギリス館「イギリス」、山手234番館「フランス」、エリスマン邸「イタリア共和国(アッシジ地方)」、ベーリック・ホール「スペイン」、ブラフ18番館「シンガポール共和国」、外交官の家「アメリカ合衆国(ニューヨーク)」、山手68番館「フィンランド共和国」。期間中は、館の外観にはイルミネーションを施し「光のファンタジー」を演出。また、コンサート、フラワーレッスン、リース作りなど、多彩な催しも予定している。12月20日の日没後~19時(雨天時は翌日のみに順延)には、イタリア山庭園にて、約2,000個のキャンドルが庭園を彩る1日限定のイベント「キャンドル ガーデン」を開催する。開催日時は12月1日~25日の9時30分~17時。12月20日~24日は9時30分~19時。会期中は休館日なし。
2014年10月24日12月21日公開の映画『麦子さんと』のプレミア試写会イベントが19日、都内で行われ、主演の堀北真希をはじめ、松田龍平、余貴美子、麻生祐未、温水洋一、ガダルカナル・タカ、吉田恵輔監督が出席した。映画『純喫茶磯辺』や『さんかく』などの話題作を手掛けた吉田恵輔監督の最新作となる本作は、監督自身の母への想いを元に、構想7年という歳月を経て完成したもの。アニメ好きのオタク女子"麦子"(堀北真希)と麦子を捨てたはずの母・彩子(余貴美子)との絆を温かい視点で描く。主演の堀北は「この作品は本当に心温まる作品で、きっと皆さんがどこかで共感していただけるエピソードや思い当たるところがあると思います。自分のお母さんのことを改めて思って頂ける作品になればと思います」とアピール。そんな堀北に、麻生は「魅入ってしまうんですよ。最初は『梅ちゃん先生』だと魅入ってしまいましたね。横にいると吸引力がすごくて、目が離せないぐらいのパワーがある方。自分のセリフを忘れちゃうぐらいに。セリフも完璧で、リードしていただきました」と絶賛。ガダルカナル・タカも「最初にお話をいただいた時に、堀北さんと共演できると聞いてマネージャーに『やるやる』と言ったんですが、最終的に絡んだのはぬっくん(温水)だけで、あまり堀北さんの側にいられませんでした(笑)」と笑いを誘った。母と娘の物語ということで、自身の母についての思い出を尋ねられた堀北は「うちの母は手紙をくれる母で、私が仕事で遅く帰ったら、お手紙を書いてくれるんです。手紙はずっと残るものですから大事にしていますし、読み返すと母の温かさが伝わってきますね」と感謝の言葉を。母への想いを本作に綴った吉田監督は「僕は親不幸者で、いっぱい迷惑を掛けました。なので素直に自分の気持ちを言えないところがあり、この映画を作れば気持ちが伝わると思いましたが、2週間前に亡くなってしまいました。母への気持ちがどこかに届くのかなと思っています」と語り、「自分で言うのもなんですが、結構いい映画なんじゃないかと思います」と作品の出来に自信を見せていた。映画『麦子さんと』は、12月21日より全国公開。
2013年11月20日映画『グッモーエビアン!』が12月15日(土)に公開を迎え、W主演の麻生久美子に大泉洋に三吉彩花、山本透監督が舞台挨拶に登壇した。吉川トリコの同名小説を実写化した本作。元パンクバンドのギタリストのアキと彼女が17歳で産んだ娘でしっかり者の中学生・ハツキ、かつてアキと一緒にバンドを組んでいた自由人のヤグの3人からなる、普通とはちょっぴり異なるが温かい絆で結ばれた家族の姿を描き出す。大歓声で迎えられた一同だったが、なぜか大泉さんがマイクを握ってしゃべり始めただけで映画を観終わったばかりの客席のあちこちでクスクスと笑いが起こる。これもスターの宿命なのか?挙句に客席からは「帰れ!」コールまで飛び出す始末。大泉さんが「何が帰れだ!」と激高して言い返すと会場は爆笑に包まれた。麻生さんは妊娠中に本作の撮影に臨み、撮影終了後の今年5月に女児を出産したが、「家族の話がやりたかったのでこの撮影をずっと待ってました。アキは私にとって理想の母親。ちょうど自分に必要な役だったのかなという気がした」と母という役柄を自らに重ね合せるように語る。大泉さんも「子供が生まれる前にいただいた台本で、完成したときには生まれていたので感慨深いです」と語るなどそれぞれに本作への特別な思いを明かしてくれた。劇中、大泉さんが三吉さんにビンタを食らわせるシーンがあるが、大泉さんが「心が痛んだ」と語ると、実際に叩かれた三吉さんは「痛かったですよ、リアルに涙が出ました!」と心どころの痛みではないとツッコミ。撮影では2テイクあったそうで、三吉さんは「1回目はあごをかすめたけど、2回目はモロにバシッと来て痛すぎて涙が止まらなかったです。大泉さんに『大丈夫?』と聞かれて、『大丈夫です』って言いながらウワーってなってました」とそのときの状況を明かし、大泉さんは「三吉さんに『一生忘れません』って言われて本当に心が痛みました」と苦笑していた。この日は三吉さんが麻生さん、大泉さん、山本監督への手紙とクリスマスプレゼントの手作りクッキーをサプライズで用意。3人とも感激していたが、大泉さん宛ての手紙を読んでいる最中に三吉さんが「時にウザいと感じることもあった…」とあくまでヤグの役柄について語ろうとしたところ、大泉さんが役ではなく自分のことだと勘違いしてオロオロする一幕も…。客席は再び笑いに包まれ、最後まで笑いの絶えない映画の船出となった。『グッモーエビアン!』は全国にて公開中。■関連作品:グッモーエビアン! 2012年12月15日よりテアトル新宿ほか全国にて公開© 2012『グッモーエビアン!』製作委員会
2012年12月15日映画『グッモーエビアン!』主演の麻生久美子と大泉洋が12月3日(月)、都内で開催された本作の学生限定試写会の舞台挨拶に登壇。2人は高校生たちの悩みや質問に答えた。まるで友達のような関係のアキとハツキの母子家庭に、かつてアキと共にバンドを組んでおり、海外を放浪していたという怪しい男・ヤグが転がり込んできたことから巻き起こる騒動をユーモラスに描き出す。壇上に登場した2人は、高校生たちの熱烈な声援に驚いた様子。麻生さんは制服姿の高校生たちを見て「かわいい!テンションが上がります」と上機嫌だったが、大泉さんは「誤解を恐れずに言いますと、僕は学生という生き物が好きじゃないです。怖いです…」と大胆告白。それでも客席からは「洋ちゃん!」などと歓声が上がり、大泉さんは苦笑交じりに手を振って応えていた。最初の相談は高校2年生の女の子の「将来が見えず不安」というもの。大泉さんは「16歳?それで(将来が)見えるはずないですよ。僕はその頃、将来のことなんて考えようともせず、夢も希望も持ってなかった。やりたいことはそのうち見つかるから焦ることない」と諭す。さらに2浪の末に希望の東京の大学に進学できなかったことを「僕にとって人生で唯一の挫折」と明かしたが、そこで演劇研究会に入ったからこそ現在の俳優活動があるとも。「その経験があるから、どんな最悪な出来事も必要なことだと思える」と語った。「幼稚園のときからアイドル歌手になるのが夢だった」という麻生さんは、「タレント募集」という求人広告に応募し芸能事務所に所属するも「歌手はやっていない事務所だった(苦笑)」と残念なエピソードを披露しつつ、それがきっかけで女優の道を歩むことになったことを明かした。「最近、『夢がない』という人が多いようですが、それでもいいと思います。流れに身を任せてみるのも一つの方法です」と説いた。続いては「2人にとって家族とはどんな存在か?」という質問。大泉さんは「僕は昔から全然遊ばないし、飲みに行ったりもしない。ウチが好きなんです。だから仕事が終わって早く家に帰って(妻と子供と)一緒にいられればそれでいい。僕が携帯なら家族は充電器」と粋な表現で歓声を浴びた。麻生さんは妊娠4か月のときに本作の撮影に臨み、撮影後に出産した。「私はネガティブな面があるので、家族に癒してもらって元気になれるところがあります。いまは子供が生まれて家族丸ごと私が守りたいっていう気持ちです」と出産後の心境の変化も明かし、力強い“母”の一面を覗かせた。最後に、麻生さんは改めて学生たちに向け「私自身は正直、学生時代は苦しかったです。いまそう思っている人もいるかもしれませんが、大人になると楽しいことがたくさんあります。いま考えると世界は広いんだな、自由で楽しいなと思います」と未来への“希望”を語りかける。大泉さんも「冗談のように思っていること、できるわけないと思っていることをやってみたらいいかもしれません。大事な人を見つけていい家族を作ってください」と“学生嫌い”を公言しつつも、若者たちにしっかりとメッセージを託し、会場は熱い拍手に包まれた。『グッモーエビアン!』は12月15日(土)よりテアトル新宿ほか全国にて公開。■関連作品:グッモーエビアン! 2012年12月15日よりテアトル新宿ほか全国にて公開© 2012『グッモーエビアン!』製作委員会
2012年12月03日足利銀行は19日、「リテールセンター駒生(駒生出張所)」(栃木県宇都宮市)を移転のうえ名称を「宇都宮西支店」に変更し、2013年2月4日に営業を開始すると発表した。宇都宮西支店は55台分の駐車場を備え、太陽光発電設備やLED照明の設置、バリアフリーなど、人と環境に配慮した地上4階建新築ビルの1階部分で営業する。店内では、ゆったりとしたロビースペース、資産運用などの相談コーナー「スマイルデスク」、車椅子の人でも利用できるATM、休日も利用可能な全自動貸金庫などの設備を整えている。あわせてビルの2階部分には、現在、戸祭支店の2階にある「戸祭ローンセンター」を移転し、「宇都宮西ローンセンター」として営業を開始する。同行では、これからも顧客の視点に立ち、サービスの向上につとめていくとしている。所在地〒320-0857 宇都宮市鶴田1丁目7番5号主要設備ATMは5台。視覚障がい者対応、うち1台は車椅子対応全自動貸金庫は364個相談コーナーは5カ所セミナールームは70人程度収容可【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月23日吉川トリコ原作の同名コミックを映画化した『グッモーエビアン!』の完成披露試写会が5日、都内で開催され、W主演を果たした麻生久美子と大泉洋、共演する三吉彩花、メガホンを執る山本透監督が登壇した。麻生は今年5月に第一子となる女の子を出産して以来、初めて公の場に登場。劇中では若くして娘を産んだ元パンクロッカーの未婚母を熱演。これまでも母親役を演じた経験はあるが、「お腹に赤ちゃんがいると、これまでと違う思いで撮影に臨むことができた」としみじみ語っていた。その他の写真毎日を面白おかしく過ごす元パンクロッカーの母・アキ(麻生)としっかり者の娘・ハツキ(三吉)、そこに突然転がり込んできたバンドの元メンバーで、長年アキに思いを寄せ続けるヤグ(大泉)の3人が、葛藤しながらも様々な問題を乗り越えて家族の絆を深めていく姿を描き出す。大泉は「僕自身、ロックの血が流れていないので、ムード歌謡の歌手に役柄を変更してほしかった」と振り返り、実際のパンク熱唱シーンには「ガラスのボイスを持っているので、あんな風に歌うとすぐに声がつぶれてしまう。(役作りの参考で)パンクロックのライブ映像を拝見しましたが…、黙って静かに歌っていればいいのにと思いました」と笑いを誘った。一方、麻生はギター演奏に苦労したそうで「体調も良くなく、もっと上手にできたんじゃないかと後悔の思いもある」。ちなみに大泉は撮影中、麻生の妊娠を知らなかったといい「だから、大事なシーンの撮影で風邪とかひいているし、なんと病弱な人なんだって…。今思えば、鈍感な男でした」と反省しきりだった。そんな麻生&大泉について、三吉は「本当の家族のように、優しく接してくれた。私自身も撮影当時は15歳だったので、中学生から高校生の間の反抗心や苛立ちは自然と理解できた」と話し、山本監督は「キャストの皆さんが、キャラクターを気に入ってくれ、演じてくれたので苦労はなかった。3人が日々、家族らしくなるので、撮影が終わりに近づく頃には『もっと撮りたい』という気持ちになってしまった」とハートウォーミングな撮影を振り返っていた。『グッモーエビアン!』12月15日(土) テアトル新宿他全国ロードショー
2012年09月05日今年5月に第1子を出産した麻生久美子が出産後、初めて公の場に登場。9月5日(水)に都内で開催された映画『グッモーエビアン!』の完成披露試写会の舞台挨拶に共演の大泉洋、三吉彩花、山本透監督と共に登壇し元気な姿を見せた。映画は吉川トリコの同名小説が原作。元パンクロッカーの母・アキとしっかり者の中学生のハツキの母娘2人暮らしのアパートにアキのかつての同棲相手でバンド仲間のヤグが転がり込んでくる。気ままな大人2人にイラつくハツキだったが、自らの進路について決断したのをきっかけに彼らの真意や過去を知ることになり…。大きな拍手で迎えられた麻生さんは「撮影中はご迷惑をおかけしまして…(苦笑)」と恐縮気味。本作では17歳の若さで娘を産み育ててきた未婚の母を演じているが、「母親役は以前にも一度、経験はありますがお腹の中に赤ちゃんがいて、これまでとは違う思いで撮影に臨みました。妊娠中に撮影したのはこの作品だけなので格別の思いがあります」と感慨深げに語った。元パンクロッカーということでギターを演奏するシーンもあるが「苦労しました…」とふり返り、「体調が悪いときもあり『もっと上手にできたんじゃないか?』という後悔もあります」とも。それでも映画の中で描かれる“家族”については「普通の家庭とは違う、ちょっと変わった家族像だけど、いろんな形があっていいと思えます。自分の家族、周りの人たちに『いてくれてありがとう』という感謝の気持ちが改めて芽生えました」と語り、作品と自身の生活が相互に影響を与えたことを明かした。一方、大泉さんは「ロックの血が流れていないので、ムード歌謡の歌手に変更してほしかった」と苦笑。「歌うシーンでは(衣裳の)チェーンや金具が足にあたって青あざができました。黙って静かに歌ってればいいのに!」と不満を露わにし笑いを誘っていた。だが脚本の完成から撮影まで数年を要し、ついに完成に至った本作への思い入れは誰よりも強いようで「台本が面白くて、どうしても演じたかった役なので、時間がかかっても実現して良かった。自然と涙こぼれる作品です」と自信をのぞかせた。麻生さんは共演陣に気を遣わせまいと、妊娠中であることを告げずに撮影に臨んでおり、大泉さんはクランクアップ後に麻生さんの妊娠を知ったそう。麻生さんの撮影現場での“体調不良”について、大泉さんは「内心、どんな体調管理してるんだ?病弱なのかな?と思ってました。鈍感ですみません!」と自らの不明を恥じていた。監督はそんな撮影の日々をふり返りつつ「苦労はなかったです」とニッコリ。「逆にクランクアップが近づくと、どんどん家族になっていく3人の姿を『もっと撮影したい』という思いに駆られました」と3人が醸し出す空気感を絶賛した。『グッモーエビアン!』は12月15日(土)よりテアトル新宿ほか全国にて公開。■関連作品:グッモーエビアン! 2012年12月、テアトル新宿ほか全国にて公開© 2012『グッモーエビアン!』製作委員会
2012年09月05日吉川トリコ原作の同名コミックを麻生久美子、大泉洋のW主演で映画化する『グッモーエビアン!』の予告編映像とポスター画像が公開され、本作の主題歌をロックバンド・ONE OK ROCKが担当することが発表された。映画『グッモーエビアン!』予告編本作は、毎日を面白おかしく過ごす元パンクロッカーの母・アキ(麻生)と超自由人のヤグ(大泉)、アキの娘で真面目な中学生のハツキ(三吉彩花)の3人が、葛藤しながらも様々な問題を乗り越えて家族の絆を深めていく姿を描いた物語。ハツキの目線を通して描かれる本映像は、海外へ放浪の旅に出ていたヤグが突然戻ってくる場面からはじまる。毎日を自由に生きるアキと、本当の父親でないヤグとの不思議な共同生活に悩み素直に受け入れられない様子や、ヤグの過去の秘密や母親の想いを知ることで、自分の将来や家族のあり方を真剣に考えはじめるハツキの姿が映し出されている。ほか、本映像には能年玲奈がハツキの友人役、小池栄子が担任教師役として登場しており、それぞれのキャラクターが明らかになっている。また、予告編ではロックバンド・ONE OK ROCKが本作のために書き下ろしたオリジナルソング「the same as...」も一部公開。山本透監督は、「劇中、ヤグは『ROCKが何かなんてわからない』と言う。言葉にするだけ野暮で、ジャンルで語ろうとすると、とたんにつまらなくなる。ONE OK ROCKは、そんなモノは超越している、サイコーのROCK BAND」と絶賛しており、「もしこの映画が、誰かの心を突き動かすことが出来たなら、その人の人生の中、何度もこの曲が甦って、何かを支えてくれるに違いない」とコメントを寄せている。ポスター画像に描かれている、“ROCKじゃなきゃ、家族じゃない!?”というキャッチコピーの通り、個性豊かなキャラクターがどんな破天荒な家族の姿を見せるのか気になるところだ。『グッモーエビアン!』12月15日(土) テアトル新宿他全国ロードショー
2012年08月31日『モテキ』や『宇宙兄弟』、『ガール』など話題作への出演が続く麻生久美子が、圧倒的な人気を誇る大泉洋と共にW主演を果たし、吉川トリコ原作の同名小説を映画化した『グッモーエビアン!』が12月に公開されることが決定!初共演を果たした2人のハジケた姿を楽しめる貴重な特報映像とティザービジュアルが披露された。若くして娘を産んだ元パンクロッカーの母・アキ、お調子者でおバカだけど人一倍優しい男・ヤグ、そんな親とは対照的に真面目で冷静な娘・ハツキの3人が織り成す一風変わった家族の物語。タイトルにもある「グッモーエビアン!」と叫ぶ大泉さん扮するヤグが率いるパンクバンド「MISSION FROM GOD」の熱狂的なライヴシーンで幕を開けるこちらの映像。その暴れっぷり、ファッションは伝説のロックバンド「THE BLUE HEARTS」を彷彿とさせる。ティザービジュアルでも血管が浮き出るほどに熱唱する大泉さんの姿が大きく写し出されているが、その隣で鋭い視線を投げかけるのがアキ役の麻生さん。まもなく公開される『ガール』では家庭と仕事に奮闘する“デキる女”を演じる麻生さんだが、一転、本作で演じるのは娘にスカート丈を短くするように勧めてしまう、何ともハードコアな母親。これまで見たことのない強烈なキャラクターに挑戦している。アキの娘・ハツキを演じるのは、一昨年大ヒットを記録した『告白』に生徒役で出演しており、ティーン雑誌「Seventeen」の専属モデルとして活躍する三吉彩花。登場するキャラクターの中で誰よりも冷静だが、キレると恐いのは母親譲り?今月7日に第1子となる女児を出産し、実生活でも母親となった麻生さん。本作では彼女の母親ぶりにも要注目!『グッモーエビアン!』は12月、テアトル新宿ほか全国にて公開。※こちらの映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:グッモーエビアン! 2012年12月、テアトル新宿ほか全国にて公開© 2012『グッモーエビアン!』製作委員会ガール 2012年5月26日より全国東宝系にて公開© 2012 "GIRL"Movie Project■関連記事:深川栄洋監督、撮影中は香里奈、麻生久美子らのガールズトークにタジタジ?向井理VS香里奈のバトル勃発?「女性は陰険」「何かあったの?」と舌戦『宇宙兄弟』&『ガール』の監督が登壇! NCWクリエイティブセミナーに6名様ご招待女子必見のトークショー付き!『ガール』女子試写会に15組30名様をご招待きっと、あなたがここにいる。“女子力”バイブル『ガール』完成披露試写会に5名様ご招待
2012年05月15日