■前回のあらすじこれまでのことを伯母に話したしろみ。伯母は同情し姉として謝罪してくれたのですが、口を出すことはできないと言います。やっと内定が…!?どこを選んでもOKしてもらえないのなら、新卒採用してない母の選んだ企業に飛び込むしかない! と迷惑を承知で突撃しました。しかし、経験者を募集していたらしく人事部の方もお困りの様子。私ももうこの苦しい就活から逃れたくて必死でした。そして熱意が伝わったのかなんなのか、何とか選考に参加させてもらえることに!年上の方と混じって一緒に面接を受けました。そして…。手応えと希望しかない内定を手にいざ母の元へ…!これで私も就活地獄から解放される…!!母からの労りの言葉はなく…え!?なぜか母は楽しそうに笑っていました。この会社だけではなくその後受けた企業についても、内定が出たと思えば、どこで仕入れてくるのかその会社の嫌な情報ばかりを私に与えてきました。選考中は何も口出しをしないのに母は一体何をしたいのか…。『すぐみんなが退職するくらい酷い会社みたいだけど、まあ入りたければ入れば?』と言う母の意見を押し切ってまで即決できるほど私も強くありませんでした。でもここを逃したらもうどこも採用してもらえないかも。しかも新卒採用してないところに無理やりねじ込んでもらった恩もあるし、やっぱり今度内定承諾書を郵送しよう…!すると…。側からみたら大学四年生の私は意味のわからない行為を何度も繰り返してる変な人だったと思います。私の就活の頃は売り手市場(企業よりも学生が有利で学生が就活しやすい市場)だったため、周りもこの頃はほとんどの子が就活を終えていました。大学の就職課の方からも『内定は何個も出てるのに何も決まってないの?』と変な生物を見るかのような目で見られる始末。こんなに内定蹴りまくって、行く気のない選考に参加するなんて選考荒らしのブラックリストにでも入ってるんじゃないのか(そんなのあるかどうか知らないですが)、だとしたらどこ受けても「こいつブラックリストのやつじゃね?」と書類審査すら通らなくなったらどうしようと思い鬱々としていました。終わりの見えなさすぎる就活…。次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年07月22日■前回のあらすじ母の気まぐれに振り回され、就職が決まらないしろみ。ある時伯母と2人きりになるチャンスがあり、現在の苦境を打ち明けました。伯母にすべてを話した誰にも吐き出せなかったのですっごく嬉しかったのを覚えています。私の母はどこか伯母のことを見下している節があったので、伯母が何かを言っても母の意見が変わるとは思えませんでしたが、どこかで伯母に話すことで、何かこの状況を打開できるかも…と期待していたのかもしれません。どれでも好きに買っていいのよと伯母は言ってくれて、私はあまり服を選んだことがないので戸惑いつつも、ワンピースはコーディネートしなくていいし一枚で上下揃うのですごいお得だなぁと、3着もワンピースを買ってもらいました。公共の場でブチギレる母。母からしたら伯母はお小遣いをくれる人なので、文句は言いつつもなだめられるとわりとすぐに落ち着いていました。母は昔伯母にも心ないことを言って傷つけていたそうです。伯母はすぐに実家を出て結婚をしたそう。そして毎年お正月などに会うと母含め私たちにお年玉をくれていました。もちろん私の分は母が没収していましたが…。さぁ、就活が全くすすまない私。もう私だけじゃ無理だとある強引な手段に出ます…。次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年07月21日■前回のあらすじあらゆる会社に難癖をつけてしろみの就職を阻む母。このままでは就職できないとしろみは焦りに焦ります。母が持ってきた求人票さて、未だ内定を一つも持っていない私に母が新しい求人票を持ってきました。あんなに大手大手と大騒ぎして、『あんたは無名の企業を探し出すのが特技なのか』と煽ってきた母なのに、持ってくる求人票は、地元の私ですらどれも見たことも聞いたこともない会社ばかり。言っていることとやっていることの矛盾がすごすぎる…。そもそも新卒が受けられる求人ですらありませんでした。伯母は母の4つ上のお姉さんです。母とのこんなくだらないやりとり、誰にも相談なんてできませんでした。初めてこの時の苦しさを伯母に話すことができた私…。すると叔母は…?次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年07月20日■前回のあらすじ県外の企業に応募したことを知り激昂した母は、しろみの就職活動を管理するようになりました。しかし母から受けてもいいと言われて受けた会社から内定が出ても、母は就職を禁止し、就活は難航するのでした。最近の母はますます荒れている…みんながほとんど就活がおわり卒業旅行に行く人も多い中、私はと言うと母からの許可が降りず全く進んでいませんでした。卒論は3年のうちに終わっていたので就活に専念できるのが不幸中の幸い…。この会社はどうですか? と言うとこんな感じに煽られるのがお決まりのパターン。母は昔海外で働かことを夢見ていた時期もあったらしくこれなら喜んでもらえるかと思いましたが全然ダメでした。第一志望を勝手に受けたのをきっかけに全部把握させろと言われて就活の状況は母に筒抜けでした。どこなら許してもらえるんだろう、周りは内定決めてる子もいるのに…。私は本当に就職できるのだろうかという不安に押しつぶされていました。次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年07月19日■前回のあらすじ就職活動を再開し、県外の企業への内定をもらったしろみ。しかし内定を承諾するために親の印鑑が必要。当然母は捺印を拒否、さらに県外の会社を受けたことを知って怒ります。出ていくなんて許さない実家を出て行くことはそんなにもわがままなことなのだろうか? 弟はあんなにも応援されて家を出て一人暮らしをしているのに…。弟も実家には帰りたくないのかあれ以来全く実家に帰って来ようとはしませんでした。私も家を出て行けばもう家に寄り付かなくなる、つまり母はこの家で一人ぼっちになってしまうと思ったのか母はものすごい勢いでブチ切れまくっていました。就活先は母が探す!?高校と大学に続き、母は今回も自分が進路を決めるとのこと。さぁここから地獄の就活スタートです…。受けてもいいよと言われ選考に進み、内定が出てそれを報告すると『何その会社?全然ダメよ』と許してくれませんでした。もう母が何を就活に求めてるのかさっぱりわからなくなった私。内定が出なくて難航するならまだしも、内定が出た上で難航するとは思いませんでした。母はさらに私の就活にイチャモンをつけるように…。しばらく就活はこの無限ループでした。理由は大抵は「大手ではない」「あまり有名ではない」から。私は母が何をしたいのかよくわかりませんでした。こんな田舎に大手企業なんてそもそもないのに市内で探せとブチギレる母。もう何社受けたかわからない、何枚履歴書を書いたかわからない…私の精神はすり減る一方でした。次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年07月18日■前回のあらすじしろみが反論すると母はさらにしろみに酷い言葉を言い放ちます。あまりの情けなさにしろみは何も言えなくなり、もう2度と母の言いなりにはならないと誓うのでした。就活を再開することに早い人はもうすでに内定を手に入れているし、他の人も最終選考に進んでいたりする。焦りました。仮に勝手にハンコを押して就職したとしてものちに揉めるのは明白なので母に報告するしかありませんでした。母に就職を機に家を出る作戦がばれました…。母が怒らないわけありません。次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年07月17日■前回のあらすじ母があまりにしつこく聞くので電車の中でのことを話したしろみ。すると母はここぞとばかりに「隙を見せたのが悪い」などと言い、しろみがいやらしい服を着ていたから、誘うそぶりを見せたからなどと言ってきました。思わずしろみは反論してしまいます。小学生の頃から母には色々と報告していたのですが、これからは絶対に何も報告してやらないと思いました。私の反抗期がここでやっと遅れてきたのかもしれません。次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年07月16日■前回のあらすじなんとか無事に研究授業を済ませたしろみ。帰宅すると、母から昨晩泣いていた理由を聞かれました。母には泣いているところを見られたくなかったのですが…。母がしつこく聞くので仕方なく多分熱でしんどいだけだったのですが…。一通り話を聞いた母は…。そして…。ここぞとばかりに再び、追い打ちをかけるようなセリフを放ってくる母。と責め立てます。たとえ心の中でそう思っていても、どうしてこんなことを口に出して言えるんだろうか…。リクルートスーツがダメなら、私は何を着て就活や実習をすればいいの? 熱で頭が回らないことも相まって私もついに言い返しました。次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年07月15日■前回のあらすじ母が勝手に第一希望の会社を辞退したことを知ったしろみ。その翌朝は教育実習の集大成の日でしたが、疲れとショックのためか、高熱が出ました。しかし休むという選択肢はなく、薬を飲んで学校へと向かいます。なんとか研究授業へ熱が出てる状態で交通ルール上自転車漕いでいいのか? と思い母に電話してみたのですが、やっぱりだめでした。潔癖症一家の鉄の掟。帰宅後は即お風呂。見られてたんだ…。もう嫌な予感しかしませんでした…。次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年07月14日■前回のあらすじ終電で帰ってきて少しだけ眠ろうとしたしろみを防犯ベルでたたき起こした母。しろみの第一志望の企業に勝手に断りの電話を入れたと伝えるためでした。この家から出ていけると思ったのにまだ内定をもらっていたわけではないのですが、ここに入社できたら頑張れそう…と思っていた企業だったのでとてもショックでした。でもクヨクヨしても選考をこちらから辞退をしてしまった以上どうしようもないと考えた私は、再び布団に潜りました。もう時間か…。あと少しで教育実習も終わりだし頑張らなきゃ…あわてて体温計で測ってみると…3週間の疲れが出たのか、緊張であまり食事を取れなかったからなのか、平熱が低い私にとってはかなり高めの熱。今日は研究授業もあるし…。教育実習の集大成。授業がない先生や校長、担当教科関係なく様々な先生がくる研究授業をこんな最悪なコンディションで迎えることになろうとは。次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年07月13日■前回のあらすじ教育実習で終電になったしろみ。電車の中で触られる被害に遭いましたが、以前母から、触られるしろみも気持ち悪いと言われたトラウマがあり、母にバレないよう家についてベッドに入りました。3時間眠れると思っていたのですが突然防犯ベルの音が…夜中にたたき起こされた理由は…教育実習中に受けた第一志望の企業の選考を断ったと言い出す母。母は私の第一志望の選考を電話で辞退したといいました。意味がわかりませんでした。母親だからってやっていいことと悪いことがある…。でも母に内緒で、しかも選考日と実習日が被らないとはいえ 教育実習中に選考に進もうとした私も悪いのでバチが当たったのかもしれません…。次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年07月12日■前回のあらすじ門限を過ぎても教育実習の課題に追われていたしろみ。帰宅が遅いと怒る母をなだめ課題を終え、やっとの思いで終電に乗ると、さらなる悲しい出来事が…。防犯ブザーを持っていない…!顔を見ると20代後半から30代前半といったところ…。人の顔ってすぐ忘れるのに何故かこういう気持ち悪い人たちの顔はすごい覚えてるんですよね。いやだいやだ。私が隙を与えたから…?母から傷つくことを言われたエピソードは、高校生編でも書いたのですが、それがあって、トラウマで今回のことは絶対母にバレたくありませんでした。家に帰ると母は寝ていた模様。少し安心しました。次の日も早いからと眠りについたのですが急にすごい音がして何事かと飛び起きました。次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年07月11日親子の日普及推進委員会は、「親子の日」20周年を記念し公式企画を実施しています。「親子の日」当日となる7月23日(日)には、スタジオに親子を招待して3年ぶりの撮影会「スーパーフォトセッション」を開催いたします。「親子の日」ポスター2003年に産声をあげた「親子の日」。今年が20周年の記念すべき年です。「親子の日」の記念イベントとして、「親子の日」誕生以来毎年実施してきた親子写真撮影会「スーパーフォトセッション」は、2022年までの3年間コロナ禍で中止されていましたが、今回3年ぶりに開催されます。撮影するのは、在住40年になる米国人写真家、「親子の日」オリジネーターのブルース・オズボーン氏。年に1度、親と子がともに向かい合う日があったっていい。その日を通じて、すべての親子の絆が強められたらすばらしい。写真家ブルース・オズボーン氏のそんな願いが実を結ぶために、今年も「親子の日」に共感し応援を続けてきた人たちはそれぞれの場所で各々の「親子の日」を計画。全国の写真館や市町村でも、撮影会やイベントの開催を計画しています。5月第2日曜日は、母の日。6月第3日曜日は、父の日。7月第4日曜日は、親子の日。「親子」は社会の土台です。「親子の日」が多くの人にとって特別な記念日となりますように。皆様からの応援パワーも必要としています。<親子の日普及推進委員会の公式企画>●写真コンテスト instagram を使っての写真コンテスト。募集:2023年5月1日(月)~8月31日(木)●エッセイコンテスト 老若男女を問わない他にも海外からの応募者も増えつつあるエッセイコンテスト。募集:2023年5月1日(月)~8月31日(木)●親子大賞 「一番輝いている親子」を投票で決定。※ヌートバー親子もノミネート投票:2023年5月1日~8月31日●#親子でDO 開催中オンラインフェス。親子動画コンテスト(SNSに投稿)●オンライントークライブ 毎月第4日曜日YouTubeを利用したオンライントークライブ。テーマは「未来への贈り物~Present to the Future~」ライブがリレー式となった初回の2002年9月は岡崎友子 (オーシャンアスリート)、12月は小林弘人(株式会社インフォバーン 代表取締役会長CVO)、2023年1月は森山賢(琉球補聴器 社長)、2月は藤井青銅(放送作家)、3月はマーク・パンサー(globeのメンバー)、4月は久住昌之(漫画原作者・漫画家)、5月はカオハガン島に住み島民の生活の糧をサポートする活動をされている崎山克彦(今年88歳)、6月は杉山サリー、7月はピーター・バラカン(DJ ブロードキャスター)が出演。●写真絵本「たいせつなもの」制作ブルース・オズボーンが 撮影した親子写真にイラストと言葉が加わり、「世界はたいせつなものでできている」というメッセージを込めた、見て読んで考える写真の絵本。<2023年『親子の日」を応援してくださっている皆様>●後援 :文部科学省●特別協賛:DACグループ●特別協力:毎日新聞社 公益社団法人日本写真協会東京写真月間2023●協力 :チョーヤ梅酒株式会社/株式会社円谷プロダクション/株式会社浪漫堂/お母さん業界新聞/千葉県我孫子市/愛知県児童総合センター/BBスタジオ広尾/一般社団法人日本記念日協会/株式会社オゾン 他 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年07月11日親子の日普及推進委員会は、「親子の日」20周年記念イベント「親子写真まつり ~親子の数だけ親子の物語~」を日本外国特派員協会で2023年8月4日(金)まで開催いたします。親子写真まつり<「親子写真まつり」の開催宣言>年に1度、親と子がともに向かい合う日があったっていい。その日を通じて、すべての親子の絆が強められたらすばらしい。写真家ブルース・オズボーンのそんな願いが実を結んで2003年に産声を上げたのが「親子の日」です。親子の日普及推進委員会はこの願いを多くの人に伝え「親子の日」を定着させるべくさまざまな活動を続けています。「親子」という関係が大きな社会問題を生み出し、悲しい事件に繋がる事が頻発する昨今ではありますが、しかしまた、「親子」というテーマは、現代社会が抱える諸問題(少子化、高齢化、貧困、環境破壊、戦争など)を解決する糸口となりうる可能性も秘めています。親から子へと引き継がれていく命。その重さを真摯に受け止めることこそ、私たちが向き合う諸問題を解決するための大きな鍵となるはず。「親子」は、国境も文化も宗教も超えられる世界の共通語!親子の日普及推進委員会は「世界中の命が、生まれたことに感謝できる日」を目標に、第3回「親子写真まつり」の開催をここに宣言いたします。写真展「親子写真まつり ~親子の数だけ親子の物語~」主催 :親子の日普及推進委員会後援 :文部科学省会場 :日本外国特派員協会(千代田区丸の内)開催期間:2023年7月1日(土)~8月4日(金) <以下参加写真家です>Anne-Francoise Tasnier (ベルギー)Constanza Portnoy (アルゼンチン)Fahad_Rai (パキスタン)ハービー・山口 (日本)広川泰士 (日本)マーク・ヒガシノ (日本)Laetitia Vancon (フランス)三井昌志 (日本)Bruce Osborn (アメリカ)一ノ瀬泰造 (日本)Mark Edward Harris (アメリカ)宮嶋茂樹 (日本)Wusa Wuli (カナダ)Ada Trillo (USA)Lenka Klicperova (チェコ共和国)高砂淳二 (日本)Yulia Nevskaya (ロシア)清水匡 (日本)高桑常寿 (日本)平間至 (日本)熊切大輔 (日本)西川隼矢 (日本) 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年07月11日■前回のあらすじ教育実習が始まると忙しく、気づくと20時になっていました。門限は17時。やっと一息ついてスマホを見ると、母から怒涛の着信が来ていました。結局終電に母からの着歴がえげつないことになっていたので、ひとまず電話をすることに。研究授業の打ち合わせでこの後も残って欲しいと担当教員に言われていたのでまだ帰れないと説明すると…びっくりするくらいブチギレる母、怒りの矛先は私から私を遅くまで引き止めている担当教員へ。結局私が1番初めに提出した授業案に決定。なんとも無駄な時間でした…。疲れ切ってるのに…。嫌なことって続く時はほんと続きますよね。次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年07月10日■前回のあらすじどうしても希望する就職先に行きたかったしろみは、母に内緒で書類選考に応募、無事一次選考へと進めることになりました。教育実習が始まったほんと教員って体力勝負…(私の要領が悪いのかもしれませんが)。ちなみにこの実習先の指導してくださる先生は、周りから『しろみちゃんの指導者大ハズレだね』と言われるくらいの厄介者でした。忙しすぎてスマホを見れる状況ではありませんでした。このころの門限は17時だった私。大幅に時間が遅れていてスマホには母からの鬼のような留守電と通知が…。実習のため遅くなることは伝えているし、まだ研究授業の準備も終わっていないというのに。次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年07月09日■前回のあらすじ母の言う通りの進路に進まされたしろみとは対照的に、希望通り県外の大学に進んだ弟。その姿に羨ましさを抱いていたしろみは、就職先こそは県外にしようと心に決めます。希望する会社の選考が教育実習と重なってる!真面目に教員を目指している方に対しては、本当に申し訳ないのですが…、母は私に教員になってほしいわけでもなく、(帰りが遅い職場は全部嫌がっていた)ただただ教員免許というものを娘に取らせたかっただけ。そのことは私も知っていたので、「教育実習なんて私行く意味あるのかな? 他の人の邪魔になるだけじゃ? そもそも私教師って柄じゃなさすぎる…」と思っていました。次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年07月08日斬新! もこみちさんオリジナルの「香ばし親子丼」 この投稿をInstagramで見る 速水もこみち(@mocomichi_hayami)がシェアした投稿 俳優として活躍する傍ら、料理家としてもさまざまなレシピを考案している速水もこみちさん。親子丼が大好きだというファンからのリクエストにこたえ、YouTubeで「速水流の親子丼」のレシピを紹介しています。材料は長ねぎ1本、鶏ムネ肉1/2枚、ごま油大さじ1、塩・胡椒各少々、玉ねぎ1/2個、だし汁180ml、卵3個、ご飯丼1杯、青ねぎ2~3本、しば漬け、七味唐辛子、白ごま、ごま油各適量、酒大さじ1、砂糖大さじ1/2、みりん大さじ1、醤油大さじ2です。はじめに鶏ムネ肉を一口大に、長ねぎを3~4cmの長さに切り、玉ねぎを薄切りにそれぞれカット。小さめのフライパンにごま油を熱して鶏肉と長ねぎをこんがり焼き色がつくまで焼いたら、長ねぎを取り出しておきます。長ねぎを焼くときは動かさずにそのままで、しっかり焼き色をつけるようにしましょう。フライパンに残した鶏むね肉に塩・胡椒を振り、醤油、砂糖、酒、みりん、だし汁1/3を入れて、味をからめるイメージでしっかり煮込み、タレが少なくなってきたら取り出します。残っているタレはとっておいてください。キッチンペーパーなどでフライパンの汚れを拭き取ったら、残りのだし汁と薄切りにした玉ねぎを入れ、玉ねぎが少ししんなりしたら、溶いた卵を流し入れて半熟に。その上に、取り出しておいた鶏むね肉と長ねぎを彩りよくのせて、フタをして火を通しましょう。卵でとじない親子丼、斬新……!鶏むね肉を煮込んだ際に残っていたタレをご飯にかけてから、親子丼の具をのせます。そこにしば漬けを添えて、白ごまと青ねぎの小口切りを振って完成!お好みで七味唐辛子とごま油を入れてもおいしいです。もこみちさんオリジナルの「香ばし親子丼」は、しっかり焼いた鶏むね肉や長ねぎで親子丼の概念が変わるほどのおいしさ!しば漬けや青ネギも味のアクセントになりますし、彩りもキレイなのでおもてなしメニューとしても喜ばれそうですね。
2023年07月08日■前回のあらすじしろみは母の言う通り家から通える大学で英語を学んだのに対して、弟は希望通り県外の大学に進学することになりました。県外へと進学する弟一方弟はというと…普通だったら少し泣いたりするのですかね?弟は1人になれるのが嬉しいと言わんばかりにすごい笑顔でしたその言葉を聞いて…言われても全く嬉しくない弟からのありがとう…。そしていよいよ就活がスタート!今まで進路は全て母が決めてきたけれど、今度は絶対自分の行きたいところ、しかも県外に行くんだ、とやる気は十分でした!次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年07月07日■前回のあらすじ母の機嫌がいい時に卒業旅行で夜行バスに乗る許可をもらったしろみですが、前日になり突然母から「許可した覚えはない」と言われ、旅行をキャンセルされてしまいました。母が希望した大学での生活4年間で取らなきゃダメなコマ数というものがあらのですが、パンパンに詰め込みすぎて取れる授業ほとんど全部取ったと思います。日本舞踊の伝統についての授業とか、映画の歴史を学ぶ授業とか、化学の授業など学部に関係のない色んな授業に参加していたので楽しかったのですが、空きコマは夢の存在でした。有言実行、大学は県外に行くという夢を弟は果たしたようでした。弟がいたことにより母の怒りが鎮まったシチュエーションなどがあったので、これから弟がいなくなったらどうなるんだろう、実は弟が県外に行くことを心のどこかでは許していなくてそのストレスが私に向かってきたらどうしよう、とドキドキしていました。次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年07月06日■前回のあらすじ結局推薦を受け母の言いなりの大学への進学が決まったしろみ。その頃、未来の夫となるゆうとの出会いがありました。しかし母は恋愛に関して嫌悪感があるため、母に見つからないようにしなくてはなりません。そして卒業シーズン。友だちと卒業旅行を計画していましたが、母が許してくれるとは思えません。母が卒業旅行を許可してくれた!何てグッドタイミング! 私はすかさず母にお願いをしました。思いの外夜行バスの承諾書をもらうことができてびっくりしました。しかし…旅行前日だというのに雲行きが怪しい…。前日なのに…キャンセル!?そして…前日にこんなことが起ころうとは…楽しみだった卒業旅行まで、母の思い付きに振り回されることになったのです。次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年07月05日■前回のあらすじ三者面談で、なんとか県外のA大学に通えるよう母を説得したかったしろみ。しかし、結局先生もしろみも母の圧に負けてしまい、母の思惑通りになってしまい…。ひょんなことから他校に通う旦那に出会い、向こうからアプローチ。「何だこのチャラ男は」と思いつつも、こんな私のこと好きなんてどんな人なんだろうかと思い始めたのが、私たちのざっくりしたなれそめです。彼氏ができたことは喜ばしいのですが一つ問題が…。そして卒業旅行シーズン…。なんとか母を説得する方法はないのでしょうか…?次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年07月04日■前回のあらすじ高校3年になり県外のA大学に興味を持ったしろみ。しかし、母は家から通えるB大学の推薦の話を進めようとしていました。しろみはなんとかA大学に進みたいのですが…。そして三者面談当日…母に負けないぞと意気込みは十分!センターとは、当時あったセンター試験のことです。母の勢いに担任の先生も押され気味です。やはり母には敵わないのか…、自分の意思が弱すぎるのか…。こんな流されてる人間私以外にいるんでしょうか? 当時の私は自分の意思が表に出せなさすぎて、ふわっとした人間で、担任の先生からも『あんた大丈夫!? クラゲみたいよ! 骨入ってる? もっとピシ! としなさい!』なんて言われていました。次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年07月03日■前回のあらすじ家に帰るなり、断末魔のような叫びを聞いたしろみ。見に行くと母が野良猫を餌でおびき寄せて捕まえていたのですが、懐きそうもないのでしろみに猫を逃がさせました。「この人は生き物の命をなんだと思ってるんだろうか」としろみは思います。気になる大学の広報課さんが優しくて優しくて…。知名度もそこそこでいかにも母が好みそうな大学…。進路を決める頃、必ず母は先手を打って自分が希望する学校を決めていました。私だってA大学に行きたい…。次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年07月02日■前回のあらすじゴン太が亡くなったと言うのに、冷たい態度をとる母を、しろみは心底軽蔑しました。そして、ゴン太のお葬式が済んだ矢先、家に帰ると断末魔のような悲鳴が。私だって猫触ったことないし、こんなに暴れ狂ってる猫の近くに行くのは怖い…。猫が外に走り出したのを見届けた母は…。へらへら笑っていました。気まぐれに餌をやって、何となく飼ってみたかったからと気分で捕まえて、自分の思っていた反応と違えば手放す。私ももしかしたら私もこの野良猫とおんなじ様な存在なのかな、都合が悪ければ怒鳴り叩き、私が必要な時はこの時みたいに少し頼って…なんてこの時は思ったりもしました。次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年07月01日■前回のあらすじ普段より遅く目覚めたしろみがゴン太のいる部屋に行くと、ゴン太は動かなくなっていました。そんなゴン太を見た母は「あらまあ」と言っただけでした。 無事ゴン太の火葬が済んだ矢先、家に帰ると断末魔のようなすごい声が聞こえました。次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年06月30日■前回のあらすじ1人でゴン太の介護を続けて1年。ある日突然ゴン太が立ち上がり、台車ナシで散歩に行けました。その晩、1年ぶりにゴン太は夜中吠えることもありませんでした。何だか嫌な予感…急いで下に降りました。包まれたゴン太をみて弟はすぐに走って母を呼びに行きました。母からの言葉はこの一言だけでした。次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年06月29日■前回のあらすじ愛犬ゴン太の脳に腫瘍ができたが、母は手術させることを拒否。しろみは毎日学校の後掃除をし、自作の台車でゴン太を散歩に連れていきました。しろみがゴン太に「あまり一緒に散歩に行けなくてゴメン」と言っているのを聞いた母は、自分への当てつけかと思ってキレるのでした。そんな母を見て何て心が乏しい人なんだろうと思いました。そして私って結局何にもできないんだと思いました。ある夜ゴン太がスクッとたちあがりました。立ち上がれる気配もなかったのに突然立ち上がって、びっくりしたと同時にすごく嬉しかったのを覚えています。後から聞いた話によると体重が落ちた分体が軽くなり立ち上がれたとのこと。台車ももう必要なくなり、補助ベルトで元気よく歩いているゴン太を見て近所の人も「新しい犬を飼ったのか?」とめちゃくちゃ驚いていました。次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年06月28日■前回のあらすじ塾の先生に触られたしろみでしたが、母の影響で被害にあうのは自分が悪いのだと思ってしまいました。高2になったころハスキー犬のゴン太の調子が悪くなりました。母は渋りましたが、弟からも説得して病院に連れていくことに。脳腫瘍ができていたお散歩に連れて行けないのでペットシッターも解約。散歩がなくなった代わりに、家に帰るとゴン太のお下の世話をする毎日が始まりました。母はゴン太を少し離れた部屋に匂いが来ないように閉じ込めていました。ちなみにシッターさんは外の散歩だから頼んでいましたが、他人が家に入るのが嫌な潔癖症の母は介護を頼むのは論外と考えていました。当時セカンドオピニオンという言葉は知りませんでしたが、他の病院なら手術できる先生がいるのではと思い、母に他の病院にも行こうと言いました。でも『田舎の病院なんてどこも一緒だ』と言い取り合ってくれませんでした。お小遣いをもらっていない私は、どうしても困った時近所に住む祖父母に頼ることもあったのですが、祖父母は相談もなしに私の母がゴン太を飼ったことをよく思っていないようでした。そのため、祖父母の前ではゴン太のことは触れてはいけないという暗黙のルールがありました。それゆえ情けないことに、私は祖父母にゴン太のことについて助けを求めることができませんでした。祖父母からいつも資金援助を受けていた母も、手術となった場合、高額な医療費を祖父母から出してもらえる可能性が低いから、ゴン太の手術を渋っていたのかもしれません。この頃のことを思い出すともっと何かできたのではととても心が痛みます…。台車に載せて毎日散歩大型犬なのでのっけられる台車がなく、近所の人と一緒に手作りの台車を作りました。歩いている気分になっているのか尻尾を振って足を動かすゴン太。私も試験や進学クラスの補習授業などがあり、毎日つきっきりでゴン太に構ってあげられるわけではありませんでした。もっと何かできたことがあったのかなと今でも思い返してしまいます。自分から飼いたいといいだし飼い始めたゴン太。そして専業主婦で家にいるのに世話は少しもしない。そんな多少の後ろめたさを母も感じているのか、こんな些細な私の発言に母はいちいち突っかかっていました。次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年06月27日■前回のあらすじとっさに防犯ブザーを鳴らして講師から逃げたしろみ。塾長に触られたことを話したものの、「彼はクビにするから。もう帰っていい」と言われただけでした。先生はバイトをクビになって終わり幸いまだ体験入学だったので母も案外さらりとやめさせてくれました。そしてあの大学生先生はというと…。バイトなのでクビになってはい終わり。履歴書にも何も残らないのが悔しいですよね…。何かしらのペナルティがあればいいのに、そして就活とかで不利になればいいのに、と当時の私はめちゃくちゃ根に持っていました。ゴン太の足の調子が悪くなっていたこんな時は弟に頼るのが1番。母も弟の意見なら聞き入れてくれるからです。ハスキー犬の寿命は12~13くらいと言われているらしく、ゴン太はおじいちゃんですがまだ平均寿命には達していない。なのにこんなにも突然ヨボヨボしてしまうなんて…。病院に連れていくと、獣医さんから厳しい現実が突きつけられました。次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年06月26日