今回は、実の兄が「毒親な母親」から救ってくれたエピソードを紹介します。「いつか母親に認めてもらいたい」と思っていたけど…「子どもの頃から母は兄ばかりひいきしていました。『お兄ちゃんに比べてあんたは』と母に侮辱されるたび、胸が締めつけられる思いでしたね。そして兄はトップ進学高、一流大学から一流企業へ就職。一方、僕は高校卒業後大学には進学せず、デザイナーになりました。すると母は『大学も出ないで、訳の分からない仕事をして!』と怒鳴り、まるで僕の存在を否定するかのようでした。ただ僕は『いつかデザイナーとして成功して、母さんに認めてもらいたい』と、淡い期待を抱いていたんです。そんなある日、兄がなんと不慮の事故で亡くなったのです。悲しみに暮れる葬儀の場で、母は僕に向かって『あんたが死ねばよかったのに』と信じられないような言葉を吐きました。怒りも悲しみも通り越し、ただ呆然としましたね……。それから数か月たち、兄がいない日常に慣れてきたある日のこと。兄がかつて住んでいた家の整理をしていたのですが、亡くなったはずの兄の姿が見えたのです。『え……兄さん? どういうこと?』と驚きました。すると兄は『母さんとは縁を切れ』『母さんとは関わらない方がいい』『母さんのそばにいる限り、お前は幸せになれないよ』『実は俺も、ずっと母さんの期待にこたえるために生きてきて、苦しかったんだ』と言い、すっと消えてしまいました。その言葉にハッとし、僕はようやく目が覚めました。それからすぐに家を出て、母との連絡手段をすべて断ったんです。それまで僕にまったく関心がなかった母ですが、僕と連絡がとれなくなった途端、狂ったように僕の引っ越し先を見つけようとし、毎日泣いて暮らしているそうですが……そんなの知ったこっちゃないですね」(体験者:20代男性・デザイナー/回答時期:2024年10月)▽ この男性だけではなく、お兄さんも母親のことでずっと苦しんでいたのだと思うと、胸が痛みますよね……。※Googirlが独自にアンケートを実施し、集めたGoogirl読者様の体験談をもとに記事化しています。
2025年03月03日ウーマンエキサイトの皆さん、こんにちは!ドイツで子育てをしている主婦のぱん田ぱん太です!私はこうしてウーマンエキサイトで漫画を連載しているだけでなく、自身のブログ、SNS、書籍などでも描いた漫画を皆さんに読んでいただいています。「毒親」に関する知識は、仕事にもプライベートにも有用で重要なものなのです。そうしてお勉強した内容で、気になったものが一つ。「子供に手を上げる」「侮辱する」「育児放棄をする」といったタイプの毒親が最悪なのは、分かりやすい。一方、「過干渉」タイプの毒親もいます。過干渉ってそこまでNGなのかな?と最初は思っていましたが、実は「過干渉」タイプの毒親は、子供の心にとても強い悪影響を及ぼすのだそうです。我が子が心配で、道を修正してあげたり、助けてあげたりしたくなるのは親心ですよね。だけどその度が過ぎると、子供は「親に信頼されていない」と自信を失い、それが長期的な自己肯定感の低さや、自分を信じられない価値観につながってしまうのだそうです。果たして「過干渉」に、ある程度の基準のようなものはあるのでしょうか?通学路かつ子供が多い住宅街の割に、どうも危険な道が多く……。家との距離は徒歩5分ほどとかなり近いのですが、私は送迎を欠かさないようにしています。言った直後にはっと気付く…。「あなたが心配なのよ」のようなネガティブっぽいワードをなるべく使わないように説明してみることに。すると、フリッツ君の方から質問が。親から押し付けるのではなく、子供が望むのであれば、なるべくかなえてあげたいもの。あ、すみません、それはさすがに自立してください(笑)私はこれからも勉強をして知識をつけます。そして小学校の送迎はしばらく続けますが、親としてしっかり彼の能力を見極め、さまざまな事を教えながら信頼し、少しずつ少しずつ自立できるようにお手伝いをしていきたいと思います!
2025年03月01日今回は、美容室で「毒親な母親を撃退してくれた人物」についてのエピソードを紹介します。美容師さんに、大声で娘の悪口を言う母親…「ウチの母親は性格がきつく、他人の前で平気で私の悪口を言うのが本当に嫌です。ある日母と美容室に行きましたが、他のお客さんがいるにもかかわらず、母は『ウチの娘、30過ぎてまだ独身よ。本当に恥だわ』『このまま独身でいたら、最後は私の介護をするだけの人生で終わるわね』『なんでこんな子産んだのかしら』と大声で美容師さんに話していたんです。恥ずかしいし耐えがたく、私はずっとうつむき『一刻も早くここを出たい』と思っていたのですが、そのとき隣の席にいた女性(母と同年代ぐらい)が、『あのさ、不快だから黙ってくれる?』『よくもそんなくだらない話、大声でできるわね』『介護なんかしないでしょ(笑)』と、母にさらっと言ってくれたのです。母は真っ赤な顔をして黙り、美容室は一瞬で静まり返りましたね。そしてこれを機に、実家を出て母とは距離を置くようになりました」(体験者:30代女性・会社員/回答時期:2024年12月)▽ この女性客の発言が正論だからこそ、お母さんも黙るしかなかったのでしょうね……。※Googirlが独自にアンケートを実施し、集めたGoogirl読者様の体験談をもとに記事化しています。
2025年02月23日※このお話は作者リコロコさんに寄せられた複数のエピソードをもとに脚色を加え再構成しています。 ■これまでのあらすじユメノや弟・ユウキを心配するアケミだったが、2人の状態はわからないまま。そんな時、ユメノの祖父がミユキ宅を訪ねてきたところに遭遇。ユメノの祖父がどこまで知っているのか不安になりながらもアケミはユメノのことを尋ねる。すると祖父の口からユメノの病気は治っていることを知らされる。■祖父が訪ねてきた目的は?■余計なことを言わないで!■異様なミユキの行動ユメノの祖父から「病気は治っている」と聞かされ、動揺が隠せないアケミ。そのやりとりを陰から覗いているミユキは気が気でない状態です。アケミがさらにユメノの祖父に質問しようとしたその時、ミユキが居ても立っても居られず話に入ってきました。余計に怪しさが増していきますね…。次回に続く「違和感のある家族」(全103話)は22時更新!
2025年02月01日※このお話は作者リコロコさんに寄せられた複数のエピソードをもとに脚色を加え再構成しています。 ■これまでのあらすじ祖父母宅を訪ねた児童相談所の職員は、ミユキの嘘に気づいた。再婚相手である夫にはユメノを病気といい、ユメノを預けていた祖父母には再婚相手がユメノを邪険に扱う、と説明。児童相談所の職員には、夫の無実を訴えていたためだ。一方で祖父は児童相談所の職員の訪問に違和感を覚え、ユメノに「新しい父親のことは好きか」と聞く。ユメノは笑顔で「好き」と答えるのだった。■ご近所さん宅を訪れたのは…■あの子は元気?■祖父との会話を聞いている人物がミユキ宅の近所に住むアケミは、ユメノが幼稚園を去って以来、弟のユウキの姿も見ていないことを気にしていました。ユウキの身にも危険が及んでいるのではないか…と考えていたからです。すると、ミユキ宅を訪ねてきたユメノの祖父と遭遇。ミユキが我が子にしていることを知っているのだろうかと不安になりながらも、アケミはユメノについて尋ねました。すると祖父は「ユメノは元気で、病気はとっくに治っている」と伝えます。その様子を物陰から、ミユキが見ていました…。次回に続く「違和感のある家族」(全103話)は22時更新!
2025年01月31日※このお話は作者リコロコさんに寄せられた複数のエピソードをもとに脚色を加え再構成しています。 ■これまでのあらすじ再婚相手への嘘や両親への嘘が児童相談所の職員の訪問によって明らかになった。いずれも自分の手元からユメノを遠ざけるためのものだったようだ。ご近所に住むアケミにもさらに嘘を重ねたことで、ミユキ自身への疑いを深める結果に。これから児童相談所はどう動くのだろうか。■ユメノは保護される?■児童相談所の訪問を驚かない祖母■祖母から驚きの言葉が…児童相談所の職員は、ユメノをひとりきりにしないよう、祖父に忠告しました。しかしこれまでずっとユメノを放置してきた祖父母の対応がすぐに変わるとは思っていないようです。そしてユメノだけでなく、弟・ユウキへの疑惑についても確認することにしました。祖父は祖母が帰宅してから児童相談所の訪問があったことを伝えますが、一切祖母は動揺しません。しかも再婚相手にさらに金銭をたかろうと言い出します。次回に続く「違和感のある家族」(全103話)は22時更新!
2025年01月29日※このお話は作者リコロコさんに寄せられた複数のエピソードをもとに脚色を加え再構成しています。■これまでのあらすじかつて通報を受けてミユキやユメノと面会していた職員は、当時、行政ができることはない、と判断していた。ユメノの病気の診断書があり、ミユキの話にも真実性があったためだ。しかし祖父の話や通告内容とミユキの話の整合性が取れなくなった今、違和感は確信となっていた。■見逃さなかった「違和感」■職員が見抜いた!■暴かれた実母の嘘祖父母宅からの帰路、職員は訪問の振り返りをしていました。かつてミユキ宅を訪問したとき、見逃したかもしれない…と感じたようです。当時は病気が治っていなかった可能性もあり、職員にできることはなかったでしょう。しかし病気が完治した今は、当時と状況が異なります。ミユキの話に違和感を覚え、行動にうつした職員の執念が、嘘を暴きだしました。次回に続く「違和感のある家族」(全103話)は22時更新!
2025年01月27日※このお話は作者リコロコさんに寄せられた複数のエピソードをもとに脚色を加え再構成しています。 ■これまでのあらすじユメノの祖父は児童相談所の職員にユメノの病気は事実だが、すでに完治していることを伝える。そしてミユキから聞いた通り、再婚相手である父親がユメノを邪険に扱うため、一緒に暮らせないことも話した。ミユキ宅を訪問したときの話と整合性がとれないことに職員は「ある事実」への確信を深めるのだった。■昔を思い出す…■あの頃はわからなかった…■職員が確信したこと祖父母宅を訪問した職員のうちひとりは、昔通報を受けてミユキ宅を訪問していました。そのときは診断書を確認し、ミユキの切実な環境を聞くのみでした。当時、それ以上の対応は難しかったでしょう。しかし病気が完治した今は、当時と全く状況が違います。職員はミユキの嘘を確信していました。次回に続く「違和感のある家族」(全103話)は22時更新!
2025年01月26日※このお話は作者リコロコさんに寄せられた複数のエピソードをもとに脚色を加え再構成しています。 ■これまでのあらすじ祖父母宅を訪問した児童相談所の職員たちは、いくつかユメノに質問する。家に帰りたい、パパが好き、というユメノの答えからは再婚相手である父親への恐怖は感じられなかった。ただ、病気について職員が確認しようとユメノの体に触れようとすると、強くユメノが拒絶し…。■母親を思いやるユメノ■祖父母はちゃんと世話してる?■「慣れちゃった」異常な生活を送るユメノ児童相談所の職員がユメノの体に触れようとしたとき、ユメノはミユキから言われた言葉を信じて、強く拒絶しました。職員はユメノに謝り、今度は祖父母の接し方についてユメノに確認すると、祖父母は日中ほとんど家におらず、ユメノを放置していることがわかりました。「絵本とおもちゃがあるから寂しくない」と異常な生育環境に慣れきったユメノは、自分の現状にまったく違和感を持っていないようです…。次回に続く「違和感のある家族」(全103話)は22時更新!
2025年01月24日※このお話は作者リコロコさんに寄せられた複数のエピソードをもとに脚色を加え再構成しています。■これまでのあらすじ児童相談所の職員が祖父母宅を訪問する。1人は以前、ミユキ宅を訪れた職員。もう1人は過去、ユメノに面会したことがある職員だった。祖父母宅まで来た職員たちの目的は、ユメノの病気や手を上げられているかの有無を確かめることだった。■徐々に深い質問へ…■ユメノの反応は…■母親の嘘を信じきっていた児童相談所の職員たちは、幼稚園からの通報時「継父(再婚相手)が虐待している可能性」を聞いていました。しかしユメノの話から、再婚相手である父親への恐怖はみえてきません。児童相談所が抱く違和感は、ミユキへの疑惑に変わりつつあるようです。アザを確かめるためにひとりの職員がユメノの体に触れようとすると、強くユメノが拒否しました。「アザができたら家に帰れない」というユメノの言葉を、職員たちはどう受け止めたのでしょうか。次回に続く「違和感のある家族」(全103話)は22時更新!
2025年01月23日※このお話は作者リコロコさんに寄せられた複数のエピソードをもとに脚色を加え再構成しています。 ■これまでのあらすじ祖父母宅に預けられたユメノは、祖父母に構ってもらえるでもなく、ひとりぼっちで過ごす日々が続いていた。ある日、祖父母宅に児童相談所の職員がやってくる。祖父の話から「ユメノの母・ミユキが連れ子であること」「ユメノと祖父は血縁ではないこと」が判明する。■ユメノは覚えている?■家族のことを質問され…■ユメノの答え祖父母宅を訪問した児童相談所の職員のうち、ひとりは以前、ミユキの家を訪問した職員でした。ミユキの話から感じた「違和感」を無視することなく、行動していたのです。そしてもうひとり、ユメノと過去に面会したことがある職員が、ユメノにいくつか質問していきます。その様子をそばで見守る職員の目は、鋭く光っています。何を感じとったのでしょうか…。次回に続く「違和感のある家族」(全103話)は22時更新!
2025年01月22日※このお話は作者リコロコさんに寄せられた複数のエピソードをもとに脚色を加え再構成しています。 ■これまでのあらすじ祖父母の家に預けられたユメノは構ってもらえず、室内でひとり読書をして日々を過ごしていた。一方で幼稚園にまた通いたい、と願望も捨てていなかった。ミユキの両親は無職で収入がなく、ミユキが渡す再婚相手からの援助に頼り切っている現実。援助ほしさにユメノを預かっていたのだった。■祖父母宅にも児童相談所が■なぜここまで来た?■祖父とミユキの関係祖父母の家に児童相談所の職員がやってきました。ミユキの話に違和感を持った女性職員が、動いたようです。祖父からは、「ミユキの母とは再婚。ミユキ(ユメノの母)は連れ子であり、ユメノとは血のつながりがない」ことが語られます。そして以前も会ったことがある、という職員がユメノに話を聞きます。祖父母の家にまでわざわざ児童相談所がきた理由が気になりますね…。次回に続く「違和感のある家族」(全103話)は22時更新!
2025年01月21日※このお話は作者リコロコさんに寄せられた複数のエピソードをもとに脚色を加え再構成しています。 ■これまでのあらすじ児童相談所の訪問を終えたミユキは、充実した笑みを浮かべる。なぜなら娘・ユメノの病気そのものは真実であり、嘘をついたわけではないから。しかし診断書の日付はミユキによって改ざんされたものだ。ミユキがユメノに手をあげる理由はただユメノが「前の夫に似ているから」。再婚相手と、ユメノのいない家庭を築きたいだけだったのだ。■また幼稚園に通いたい!■両親も知らない「預かる期限」■ミユキを追及しない事情祖父母の家に預けられたユメノは、まだ幼稚園に通う夢をあきらめていませんでした。よほどあの日々が楽しかったのでしょう。一方で再婚相手がユメノに手を上げていると聞かされているミユキの両親は、ユメノをいつまで預かるのかをミユキから聞いていませんでした。ミユキの両親は仕事をしておらず、ミユキが渡す援助で生活している負い目があるため、深く追及できないでいたのです。次回に続く「違和感のある家族」(全103話)は22時更新!
2025年01月20日※このお話は作者リコロコさんに寄せられた複数のエピソードをもとに脚色を加え再構成しています。 ■これまでのあらすじ児童相談所の職員に、それらしい話を涙ながらに繰り広げたミユキ。男性職員はミユキの話を信じたようだが、女性職員は通報内容と異なる点があることに違和感を抱いていた。男性職員は違和感を訴える女性職員の話に耳を貸さなかったが…。■児童相談所を騙すことなどたやすい■ユメノに執着する理由とは…■今度は自分が幸せになる番児童相談所の訪問を終え、嘘で切り抜けたミユキは充実した表情を浮かべていました。そしてユメノの病気が真実であったことがわかります。とはいえ診断書の日付はミユキによって改ざんされていました。ミユキがそこまでユメノの存在にこだわる理由は、ただユメノが「前の夫に似ているから」。ミユキは前の夫に似たユメノがいない家庭を夢見ていたのです。次回に続く「違和感のある家族」(全103話)は22時更新!この記事に記載された症状や治療法は、あくまでもフィクションであり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2025年01月19日※このお話は作者リコロコさんに寄せられた複数のエピソードをもとに脚色を加え再構成しています。 ■これまでのあらすじミユキ宅を再び児童相談所の職員が訪れた。職員たちはユメノの病気や子どもへの暴力の疑いについて改めて確認する。ミユキは「悲劇の母」を演じ、診断書の写真を見せて職員たちを信用させようとするが…。■職員たちはミユキの話を信じた?■女性職員が感じた違和感とは■何かがおかしい…ミユキ宅からの帰路、児童相談所の職員たちはミユキの言動について話し合います。男性職員は、まったくミユキを疑っていないようです。一方で女性職員は、通報内容とミユキの話が微妙に異なることに違和感を持っていました。「よくあること」と耳を貸さない男性職員に対し、女性職員はミユキの話から感じた違和感を無視できないようです。次回に続く「違和感のある家族」(全103話)は22時更新!
2025年01月18日※このお話は作者リコロコさんに寄せられた複数のエピソードをもとに脚色を加え再構成しています。 ■これまでのあらすじ幼稚園を辞めたユメノに思いを馳せるアケミ。しかし第三者である以上、ここから先の手出しはできなかった。ミユキは娘・ユメノを気づかう再婚相手をかわし、ユメノを遠ざけようとしていた。そんなある日、再びミユキ宅に児童相談所の職員が訪れる。■母は何を語る?■核心を突いた質問にどう答える?■ユメノの病気は真実?再びミユキ宅を訪れた児童相談所の職員は、ユメノの病気について問いただしました。我が子に手を出しているのでは…と疑われ、「哀れな母」をミユキは演じます。ユメノの病気について問いただした職員に対しミユキは、病名を答えます。さらに診断書や病院についての情報も共有しました。くわしく調べられれば、本当か嘘かはわかってしまうはずですが…。ミユキの言葉は真実なのでしょうか?次回に続く「違和感のある家族」(全103話)は22時更新!
2025年01月17日※このお話は作者リコロコさんに寄せられた複数のエピソードをもとに脚色を加え再構成しています。 ■これまでのあらすじミユキの再婚相手は離れて暮らすことになった、娘・ユメノのことを気にして、ミユキに旅行を提案する。しかし話が終わらないうちにミユキに遮られ「ユメノの療養を優先したい」と断られてしまう。一方ユメノは祖父母の家で構ってもらえず、ひとりぼっちで過ごしていた…。■あの子は元気に過ごしているの?■ご近所さんの家を訪れたのは…■児童相談所の訪問、再びアケミは1ヶ月前に幼稚園を辞めたミユキの娘・ユメノのことを気にする日々を送っていました。ユメノが楽しみにしていた運動会がもうすぐやってきます。ユメノだけでなく、ユメノの弟のことも気になりますが、他人にはどうすることもできません…。そんなある日、ユメノがいなくなったミユキ宅に再び、児童相談所の職員2人がやってきました。目的は何でしょうか。次回に続く「違和感のある家族」(全103話)は22時更新!
2025年01月16日※このお話は作者リコロコさんに寄せられた複数のエピソードをもとに脚色を加え再構成しています。 ■これまでのあらすじ娘のユメノが妻の実家に預けられていても、再婚相手はつねにユメノへの配慮を忘れていなかった。義両親へ挨拶したほうが良いか、義両親にタバコを控えるように言ってくれたかなど…。しかしミユキは再婚相手の配慮を一蹴し、ユメノを気にかけることはなかった。■再婚相手からの提案!■妻のこたえは…■一方ユメノの暮らしぶりは…ユメノへできるだけ配慮しようとする再婚相手の「旅行に行こう」という提案。その言葉をさえぎってミユキは断りました。どうしてもユメノと一緒にはいたくないようです。「まず療養が優先」とまた嘘をつくのです。一方、ユメノは祖父母の家でひとりきり…。放置されているようです。次回に続く「違和感のある家族」(全103話)は22時更新!
2025年01月15日■これまでのあらすじ小学校でいじめを受け、その時に母に頼れなかった経験から、母との関係を長くこじらせてしまったくら。社会人になってひとり暮らしを始めたこと、妊娠・出産を経験したことから母との関係に光が見えてくる。しかし、自分が育児をすることになっても「母にされて嫌だったこと」は記憶から消えず、息子にはそんな思いはさせないと心に誓うのだった。だが現実は、食べ物を投げた息子に怒鳴ってしまったり、夫と会話中に息子が話をさえぎろうすることにどう対応するか迷ってしまったりで…。■息子にイライラしても…■意見を聞いて存在を無視しないこれは息子がめちゃくちゃ優しい性格だというのも大いに関係してくるので一概には言えないのですが、息子は最初は行きたくないって言っていても、お話しして息子のやりたいことにリンクさせた提案をすると、だいたい気持ちよくついて来てくれます。昔私が、頭では「親について行くしかない」ってわかっていたのに悲しかったり反発していたのは、これだったんじゃないかなと今は思います。こちらの意見を聞いてくれず、頭ごなしに「こうしなさい!」って言われて、まるで存在を無視されている、または軽視されていると感じて悲しかったのかな…と。もちろん、ただの外出と引っ越しはまた重みが違いますし、6年生で引っ越しなんて普通に嫌ですけどね…。■姉との関係は…?番外編。姉との関係についてです。姉とはむしろ大人になってからのが仲が良いです。私は親戚の集まりや知らない人と話すことがすごく苦手で、考えすぎてしまって親しくない人と話すことがストレスなのですが、姉はとても社交的で、初対面の人と話すことや親戚の集まりなどがまったく苦にならないようで…。そういうところは本当にすごいなって尊敬できるし、一緒にいるとそういったコミュニケーションを取ってくれるし、結婚式のお呼ばれの時や入学式などで必要なちゃんとした服も借りられるし、すごく便利で…(笑)年も近い先輩ママでもあるし、いろいろアドバイスをもらえるし、友だちとはまた違った近さで話せるので、貴重な存在です。子どもの時はお下がりも2番手も嫌でしたが、今ではありがたくて仕方ありません!以上で、私の反抗期と家族のお話はおしまいです。ここまで読んでいただきありがとうございました!こちらもおすすめ!幸せな日常が突然崩壊…優しい両親との何不自由ない幸せな毎日…。しかしその生活が一変する出来事が!? 「母とうつと私」1話目はこちら>>
2025年01月15日※このお話は作者リコロコさんに寄せられた複数のエピソードをもとに脚色を加え再構成しています。 ■これまでのあらすじ母・ミユキは娘のユメノに「あなたは病気だ」と嘘を信じ込ませて、コントロールしていた。母親に愛されていると信じているユメノは、ミユキが少しでも不機嫌になると、わがままを言ったことを謝り、母親を気遣う。そこまでしてなぜミユキは、ユメノを遠ざけるのだろうか?■3人での生活がスタート■再婚相手からある質問が…■夫婦の温度差…娘・ユメノが妻の実家に預けられて、ご近所さん家族は3人での生活がスタートしました。再婚相手はユメノを病気だと信じており、ユメノや義両親への気遣いの言葉を口にします。以前から義両親がタバコを吸うことも気になっていたようです。しかしミユキがユメノへ配慮することはありませんでした。再婚相手の言葉も聞き流しているようです。次回に続く「違和感のある家族」(全103話)は22時更新!
2025年01月14日■これまでのあらすじ小5の頃学校でいじめられていたこと、当時は知らなかったけど母がその頃大きなトラブルを抱えていたこと…。さまざまな問題が重なって、母との関係がこじれてしまったくらはその後、社会人になるまで反抗期が続いてしまう。しかしひとり暮らしや妊娠・出産をへて、母と和解。母に「されて嫌だったことは息子にはしない」と決め育児するくらだったが、ある日余裕のなさから息子を怒鳴ってしまう。そんな自分の行いを反省し、息子が安心できる存在にでありたいと強く思うのだった。■母になって牛乳をこぼされて…■怒りたくないのに…ミスは誰でもしますし、まして3歳の子どもがコップを倒すなんて当たり前にしてしまうことなのに一瞬でいろんな思考が巡って、怒りたくなってしまうんですよね…。叱るべきところと叱らない場面の判断は、その時の自分のメンタル具合もあるし判断が難しいですが、「子どもの時に嫌だと思ったことは我が子にはしないように」と気をつけたい所存です。いや、やっちゃうんですけどね…、人間だからさ…。■息子の姿が自分にだぶって…子どもの時、親に話を聞いてもらえなかったことが悲しかったので、なるべく息子の話を優先して聞いてあげたいと思う一方、平日に夫と会う時間がほぼないので、相談することがある時はそちらを優先せざるを得ないこともあります。しかも、「話の途中で割って入るのはしつけ的にどうなんだろう?」ということも思いますし…。何でも息子のいうことを聞いてわがまま放題にしてしまうのも嫌ですし、会話を待つとかそういうこともできるようになってほしいし、でも寂しい思いはさせたくないし…。そんな感じでどう接するのが正解か、日々奮闘中です。その時の優先順位によっても対応を変えなければならないし、育児って難しいなぁと改めて思っています。次回に続く「家族がしんどかった話」(全36話)は12時更新!
2025年01月14日※このお話は作者リコロコさんに寄せられた複数のエピソードをもとに脚色を加え再構成しています。 ■これまでのあらすじ児童相談所の訪問を切り抜けたミユキは、当初の計画通り娘のユメノを祖父母宅に預けることに。ユメノが「また幼稚園に通いたい」と願望を口にすると、ミユキは豹変し、ユメノを力ずくで黙らせる。やはりミユキはユメノに手をあげていたのだ…。■「優しい母」を演じるミユキ■嘘を真実と信じ込ませる手口■母親の思うがまま…児童相談所に嘘をつき、書類を偽造してまでユメノを自分から遠ざけようとするミユキ。ユメノに手をあげる一方で、嘘を吹き込み、自分を優しい母だと思い込ませています。ユメノは母親であるミユキを思うあまり、自分の言動を謝るのでした。いったいなぜ、ここまでしてミユキはユメノにばかり酷いことをするのでしょうか…。次回に続く「違和感のある家族」(全103話)は22時更新!
2025年01月13日■これまでのあらすじくらは母親との関係がこじれたことをキッカケに、小6から社会人になるまでという長い期間、反抗期が続いた。しかしひとり暮らしを始めた頃から、当時の母の行動の意味を考えるようになり、関係は良くなっていく。だが当時のつらかった思いは絶対忘れないし、同じ思いを息子にはさせたくないと思いながら育児に励むのだった。そんなある日、くらは忙しさで余裕がなかったせいか、初めて息子に怒鳴ってしまう。すると息子は泣きながら寝てしまい…。■自分がやられて嫌だったのに…■この関係は当たり前じゃない■息子の安心する存在でいたいということで、今回の連載を描き始めるきっかけのお話でした。ちなみにですが、泣いている子どもと物理的に距離を取ること自体は悪いとは思っていません。私は1番やってはいけないことは子どもに暴力を振るうことだと思っているので、自分が冷静になるために距離を置くのは安全上の対策としてありだと思っています。今回は「私が過去にダメージを与えられた方法」を、しつけの範囲でも冷静になるためでもなく、「息子にダメージを与えようと思ってやってしまったこと」を反省しました。母といえど人間、ちゃんとお話をして「ママも完璧じゃない」「怒ることも間違えることもある」ということも、ひとりの人間と人間として接しながら伝えていきたいなと思っています。次回に続く「家族がしんどかった話」(全36話)は12時更新!
2025年01月13日※このお話は作者リコロコさんに寄せられた複数のエピソードをもとに脚色を加え再構成しています。 ■これまでのあらすじ児童相談所への通報を待たずにユメノは幼稚園を辞め、祖父母に預けられることに。児童相談所の訪問に一瞬動揺したミユキも、自分を信頼しきっている再婚相手の言動を受けて安心していた。一方で「ミユキが子どもたちに手をあげているのでは」と疑いを持つアケミの心中は穏やかではなかった…。■ユメノの言葉に母親は…■やはり…■娘を力でコントロールしていた母祖父母宅に預けられることになったユメノが「また幼稚園に通いたい。運動会までに戻りたい」と言った瞬間、ミユキはユメノを力ずくで黙らせました。ミユキはやはり…ユメノに手をあげていたのです。一瞬で「優しい母」の顔を作り、嘘でユメノをコントロールするミユキ。ユメノを誰か助けてあげて…。次回に続く「違和感のある家族」(全103話)は22時更新!
2025年01月12日■これまでのあらすじくらは小5のときにいじめに遭うが母に助けを求めることができず、それをキッカケに反抗期が始まり、母との関係も悪化。大人になるまで反抗期が続くが、ひとり暮らしを始めた頃から母のありがたみを感じるようになる。その後妊娠し、つらいつわりで実家にお世話になると、自分が小学生の頃に母が家族の間でさまざまな問題に直面していたことを知らされるのだった。母との関係が良好になった現在、母になったくらはある日、息子を初めて怒鳴ってしまい…。■もう食べなくていい!■怒鳴られた息子は…?■嫌な気持ちのまま…現在の話です。今までご飯をぽいぽい投げられても「あーあ」くらいしか思わなかったのに、この時はすごく嫌な気持ちになってしまいました。多分心の余裕がなかった…。この時保活中で保育園を見学したり、会社に連絡しなければならないこともあったし、書類の郵送やメールの返信に、息子の療育や病院、それからもちろん家事と育児もあって、とにかくやらなければならないことがちょうど重なっていたのです…。泣いていた息子が寝た後、すごい罪悪感というか後悔というか…、「やってしまった…」と思いました。嫌な気持ちのままで寝かせたくないと思っていたのに…。次回に続く「家族がしんどかった話」(全36話)は12時更新!
2025年01月12日※このお話は作者リコロコさんに寄せられた複数のエピソードをもとに脚色を加え再構成しています。 ■これまでのあらすじアケミの家の近所にある新築に引っ越してきたミユキ一家が、子どもたちに手を上げているかもしれない。アケミは意を決して幼稚園の先生に意見を求める。すると、先生たちもユメノの体にあるアザについて心配していたようだ。幼稚園は児童相談所と協力することを約束。後日、児童相談所の職員がミユキ宅を訪れる。児童相談所の来訪を受けても、ミユキはユメノを遠ざけることをあきらめなかった。再婚相手に促された診断書すらも、偽造するつもりのようで…。■ユメノとは今日でお別れ…■親同士はあたりさわりのない会話だけ…■ユメノを救ってくれると信じてミユキの娘・ユメノが幼稚園に通う最後の日がやってきました。親同士が別れの際に交わしたのは、当たり障りのない会話のみ。親しくしていた割には、あっけない別れとなっってしまいます。ミユキはアケミが通報したと考えており、アケミはミユキがあの子に手をあげている、と考えているわけですから、当然といえば当然かもしれません…。児童相談所がどう動いたかは、通報した者も含め第三者には知りようがありません。アケミにできるのは、ユメノの無事を祈ることのみです。次回に続く「違和感のある家族」(全103話)は22時更新!
2025年01月11日■これまでのあらすじ母との関係に溝ができ、小6から社会人になるまで長い反抗期を送っていたくらだったが、ひとり暮らしをキッカケに母との関係に変化が。くらが反抗を始めた頃、母がさまざまな問題を抱えていたことを知ったくらは、その中でも母が愛情をかけてくれていたことに気づくのだった。妊娠出産を母にサポートしてもらい、同じ母親という立場になって話すことも増える。そして、母にされて嫌だったことは反面教師に、嬉しかったことは自分の子にもしていこうと思うのだった。■息子にはイライラしない■しかし、ある日…■初めて息子に!?現在のお話です。とにかく何をされても息子のたまおがかわいくてかわいくて…。「ご飯を投げられるようになったか! 成長したな!」みたいに思っていたのと、赤ちゃんの行動から生じるイライラを全部夫へのイライラにすり替えるのが得意で(夫よ、ごめん…)。たまおが1歳半になるまで、たまおにイライラしたことがなかったのですが(困ったことや落ち込んだことは何度もありました)、この時はどうにもイライラしてしまい、初めてたまおに怒鳴ってしまいました…。次回に続く「家族がしんどかった話」(全36話)は12時更新!
2025年01月11日※このお話は作者リコロコさんに寄せられた複数のエピソードをもとに脚色を加え再構成しています。 ■これまでのあらすじミユキが不在のあいだに児童相談所が来訪したことで、ミユキは動揺していた。しかし再婚相手がユメノの病気やミユキの意図についてまったく疑っていないことを知り、安心する。そしてミユキは児童相談所に通報した人物がアケミであることに気づいていた。ミユキは一体何を計画しているのだろうか…。■何食わぬ顔で帰宅…■かわいそうな妻を演じる■ミユキの考えとは…児童相談所の来訪に動揺したミユキでしたが、再婚相手がユメノの病気についてまったく疑っていないことを知り、安心します。自宅に戻る直前に慣れた手つきでタバコのにおいを消す周到ぶりを見せるミユキ。再婚相手と相談し診断書を出すことにしますが、ミユキは偽造するつもりのようです。なぜミユキはここまでして、ユメノを遠ざけようとするのでしょうか…。次回に続く「違和感のある家族」(全103話)は22時更新!
2025年01月10日■これまでのあらすじ小6から反抗期が始まり、大人まで母との関係をこじらせていたくら。結婚して妊娠すると重いつわりに襲われたため実家に滞在することになると、姉から自分たちが小学生の頃、父が母を裏切っていた事実を聞かされる。母にも話を聞くとそれだけでなく、当時は祖母の介護もあって大変だったと言う。そんなことを知らず、反抗していた自分を振り返り母に謝るくら。しかし母も小学生のくらにしたことを反省していたと打ち明けられ、自分はちゃんと愛されていたんだなと思うのだった。■全部覚えてるけど…■母と世間話ができるように私がバリバリの反抗期に入るきっかけのことを、母も覚えていてずっと「悪いことしたな」と気にしてくれていたそうで…。それが嬉しかったですね。でも気恥ずかしくて「気にしなくていいよ」とは言えなくて、つい忘れたふりをしてしまいました。バリバリ覚えていてずっと根に持っていたけど(笑)。「こっちが覚えていないくらい些細なことだから気にしなくていいよー」という感じに装えるくらいには大人になったんだ…(と思いたい)。■反抗期を経て思うこと反抗期がいいか悪いかは置いておいて、今でも「あの育て方をされたら反抗期にそりゃなるわ」とちょっと思っておりまして…。大人になって事情を知った今だからこそ「申し訳ないことしていたな」と思いますが、正直に言うと「あの時期のお母さんは私に必要以上に当たりが強かったよな」「多分私に悪いことをした自覚があるからその後(大学生くらいまで)スネカジリーな私に何も言わなかったんだろうな」と、思ったりしていましたから。とはいえ母も人間、そりゃ人に当たることもあるでしょうし、子どもの時の私は言うこともきかないし、あまのじゃくだし、さぞイライラしたことでしょう。今では普通に話せますし仲が良い方だとは思いますが、10年くらい母娘のブランクがあるので時々「普通の親子はこういう時どうするんだろう?」と思うこともあります。母が「自分が子どもの時に嫌だったこと(お金がなくて苦労したこと)」を私にはさせないようにしてくれたように、私もいい意味で反面教師にして、母にしてもらって嬉しかったことはお手本にして、子育てに挑んでいこうと思います。さて、次回からは現在の私について描いていきます。次回に続く「家族がしんどかった話」(全36話)は12時更新!
2025年01月10日※このお話は作者リコロコさんに寄せられた複数のエピソードをもとに脚色を加え再構成しています。 ■これまでのあらすじミユキ宅を児童相談所の職員が訪問したとき、ミユキはユメノを預ける算段をしていた。祖母にお金を渡し、ユメノの面倒をみるよう依頼する。祖母には「ユメノと別居する理由は、再婚相手がユメノに手をあげるから」と話していた。帰路でミユキは再婚相手に折り返しの電話をする。そのときに児童相談所の訪問を知り、動揺するのであった。■児童相談所の目的を探る…■なにを計画している?■不敵な笑いに込められた想いとは児童相談所の来訪を聞き、ミユキは少なからず動揺しました。ただ再婚相手がミユキの話を信じていることを知り、安心します。そしてミユキは児童相談所に通報したのが、アケミであると勘づいていました。ただ…「あと少し」とはどういう意味? 以前にも同じようなことがあったのでしょうか…。次回に続く「違和感のある家族」(全103話)は22時更新!
2025年01月09日