大日本印刷(以下、DNP)は10月14日、パスワードを用いないオンライン認証の標準化を目的とする国際的な非営利団体「FIDO Alliance (ファイドアライアンス)」にスポンサー・メンバーとして加入したと発表した。2016年度を目処に、FIDO仕様に準拠した強固なセキュリティと利便性を兼ね備えた認証サービスの提供を開始する。提供を予定する認証サービスは、スマートフォンやウェアラブル端末などが装備する生体認証機能などを利用し、直観的でわかりやすい認証方式を採用するほか、新たな脅威に対しても新しい認証方式を常に提供していく予定。サービスの運用は、高いセキュリティと耐震性を備えるという同社のデータセンターで行う。これによりユーザー企業は、IDとパスワードを使った既存の認証方式から、パスワードを使わない生体認証などの方式に移行することで、セキュリティを強化することが可能。認証には、生活者のスマートフォンなどを使うため、専用のリーダーやトークンなどの配布が不要で、簡単に認証機能を追加できる。一方、生活者は、パスワードを使わない認証が可能になることで、パスワード管理の負荷を軽減することが可能だ。同社は今後、金融機関やインターネット・サービス事業者などを中心に同サービスを提供し、2019年度までの4年間累計で20億円の売上を目指す。なお、同サービスは、10月15日・16日に東京国際フォーラムで開催される「金融国際情報技術展 FIT2015」のDNPブースで紹介される予定となる。
2015年10月15日ジェーシービー(以下、JCB)は7日、 富士通および富士通フロンテックと、手のひらの静脈認証技術を用いた決済スキームの実証実験を海外で実施すると発表した。○手のひら静脈情報とカード情報を紐付け同決済スキームは、高い認証精度と耐偽造性能を備えた富士通の静脈認証技術と、国際ペイメントブランドJCBのネットワークを融合させ、あらかじめ手のひらの情報をカードの情報へ紐付けすることで、手のひら静脈認証での本人確認によりカードレス決済を実現するもの。このようなシステムを用いた決済スキームは世界初となるという。日本国内では、2015年7月にJCB本社で実証実験を実施。今回は、10月に海外で開催するパートナー企業向けのカンファレンスの場で実験を行うことにより、国内外における様々な決済プロダクトで利用可能な「グローバル決済スキーム」としての実用化へ向けた検証を行う。同社広報は「国内での実証実験ではクレジットカードによる使用確認を行った。今回は海外での使用およびブランドプリペイドカードでの使用確認を行う」と話している。JCBは、今後も他の国・地域において実証実験を重ね、利用者のニーズに沿った同決済スキームの実用化を目指す。国内においては、既にATMで手のひら静脈認証技術を導入済みのOKB大垣共立銀行やその他金融機関と、決済分野における協業を検討していくという。
2015年10月07日NTTドコモは、2015-2016冬春モデルとして虹彩認証システムや高速AF(オートフォーカス)カメラを搭載する5.4インチAndroidスマートフォン「arrows NX F-02H」(富士通製)を11月下旬に発売する。30日より予約受付を開始しており、価格は未定。「arrows NX F-02H」は、5.2インチサイズのAndroidスマートフォン。前モデルである「ARROWS NX F-04G」同様に、虹彩認証システム「Iris Passport」を搭載している。同システムにより、パスワード入力の代わりに画面を見るだけでdocomo IDのログインや、ドコモ ケータイ払いが利用できる。ボディは、ナノテクファイバーを織ったシートと樹脂によるハイブリッド成形を採用。米国防総省の軍用機郡「MIL-STD-810G」に準拠した耐久性を備える。端末上部には、従来モデルと比べ約2倍の耐傷性があるという「ハードアルマイト」が使われているほか、本体も耐傷性コーティング「タフレイヤーコート」が施されている。2,150万画素のメインカメラは、富士通独自の「コントラストAF」と位相差AFを組み合わせた「高速ハイブリッドオートフォーカス」に対応。約0.14秒でピント合わせが行える。また、画像処理エンジン「GRANVU」により、暗い場所でも高品質な写真が撮影できる。そのほか、屋外でもディスプレイが明るく見やすい「スーパークリアモード」、周囲が騒がしくても通話相手の声が聞き取りやすい「スーパーはっきりボイス4」、使用中は画面が消えない「持ってる間ON」などユーザーをサポートする機能を搭載している。主な仕様は次の通り。OSはAndroid 5.1。CPUはMSM8992(ヘキサコア、1.8GHz+1.4GHz)。内蔵メモリは3GB。ストレージは32GB。外部ストレージはmicroSDXC(200GB)。バッテリー容量は3,390mAh。連続待受時間や通話時間は未定。ディスプレイ解像度は1,440×2,560ピクセル。背面には2,150万画素、前面には240万画素のカメラを内蔵。IPX5/8、IP6Xに準拠した防水・防塵性能を備える。サイズ/重量は、高さ約154mm×幅約75mm×厚さ約7.9mm/約167g。カラーバリエーションは、Iris Green、Black、Whiteの3色。通信面では、受信時最大225Mbps/送信時最大50MbpsのPREMIUM 4G、受信時最大14Mbps/送信時最大5.7MbpsのFOMAハイスピードをサポート。そのほか、IEEE802.11a/b/g/n/acに準拠したWi-Fi、Bluetooth 4.1、VoLTE(海外対応)、ワンセグ/フルセグなどに対応している。
2015年09月30日認可外保育所の見学時に見るべきポイントは前回お伝えした通りですが、実は「見る」だけでなく「見られる」ことにも注意してもらいたい点があります。保育園を見学に行く立場としては限られた時間の中で色々と確かめたいこともあり、見ることばかり意識してしまいがち。でも、実は保育園側も見学にくる親御さんの様子を見ています。○入園者決定の裁量を持つ認可外保育所認可保育所は保護者の就労状況などを指数に落し込んで選考する自治体が多いのですが、認可外保育所の場合は、基本的に園側が自由な方法で入園者を決めることができます。都市部では先着順で選考する園が多くみられますが、親子で面談したり、中には認可園のように勤務時間などから保育ニーズを点数化して選考している園もあります。このように選考方法は各園それぞれでも、結果的に園側が入園者を決める裁量を持っている点では同じです。そうなってくると、園側としても「できれば良いご家庭に入園してもらいたい」と考えるのはある意味当然のことかもしれません。ここでいう良い家庭とは、経済的な豊かさやお家柄云々とは全く別の視点によるもので、「園の保育理念や方針に合っていて、一緒によりよい子育てを目指して頑張っていけそうだ」と思える家庭かどうかです。保育理念や方針に合った人以外は入園させない! という認可外保育所が一般的とは思えませんが、よりよい保育を提供するためにも、見学に訪れた親御さんの様子を意識して見ている園は多いでしょう。入園希望者との接点はそう多くありません。見学に来た際や問い合わせ、申し込みに関するやりとりなど、非常に限られた場面でしか直接コミュニケーションを取る事はできないので、そこでどんな印象を与えるかが重要といえるでしょう。とはいえ、良い印象を与えようと意識するあまり、聞くべき事を聞かなかったり、言うべき事を言わないのはダメです。疑問に思う事、詳しく説明を聞いて判断すべき事についてはしっかりと質問し、子どもを預けるために伝えておくべきことはしっかり言う。逆にこういった姿勢がなければ、園側も親として信頼することが難しくなります。認可外保育所を見学に行く際には、「この親御さん達の子育てに伴走したい」と思ってもらえるようなコニュミケ―ションを心掛けたいですね。※画像は本文と関係ありません。○著者プロフィール株式会社ここるく 代表取締役 山下真実「わが子を大切するために、ママが自分自身を大切にできる子育てスタイル」を提案し、人気のレストランが託児付きで楽しめるサービス「ここるく」を運営するママ起業家。投資銀行や金融系コンサルなど金融業界でキャリアを積みつつ、2011年に第一子を出産。初めての子育て中に「今まで気にもとめていなかった当たり前の事が、産後は一気にできなくなるんだ! 」と感じたことがきっかけとなり、現代に合った子育て支援を実現するため2013年に株式会社ここるくを設立。また、広範な情報収集と体系立てた理解をモットーとした独自手法による保活情報や両立アドバイスも人気で、「実践的で分かりやすい」と雑誌等でも監修多数。全プラン託児付き! 新しい子連れランチ・おでかけスタイル「ここるく」
2015年09月30日インテル セキュリティは29日、2016年版の個人向けセキュリティ製品として、「マカフィー リブセーフ」新製品を発表した。生体認証アプリ「True Key」の搭載やAndroid Wear搭載スマートウォッチとの連携などが特徴。発売日は10月16日。価格は「マカフィー リブセーフ」1ユーザー1年版が税込8,208円、同3年版が税込15,408円など。インテル セキュリティWebサイトや店頭(パッケージ/POSA)で販売されるが、すべてダウンロード提供となる。「マカフィー リブセーフ」は、WindowsやMac、Android、iOSなどマルチデバイスに対応したセキュリティソフトウェア。2016年版では、新たに生体認証機能「True Key」を提供。顔、指紋、デバイス本体といった要素を組み合わせ、モバイルアプリやWebサイト、デバイスに生体認証を利用してログインできるようになる。また、スマートウォッチ連携では、Android Wear搭載スマートウォッチからの遠隔ロックやアラーム再生のほか、モバイルデバイス上の脅威の検知をスマートウォッチ側で受信するといった操作が行える。このほか、セキュリティ製品非搭載デバイスを検出する機能や、製品インストール用URLを保護したいデバイスにメール送信する「簡単インストール」、バッテリ管理機能へ手軽にアクセスできるホーム画面ウィジェットなどの機能も強化されている。
2015年09月29日ディラックは15日、台湾SilverStone製の電源ユニットとして、80PLUS Platinum認証を取得した550Wモデル「SST-ST55F-PT」、650Wモデル「SST-ST65F-PT」、750Wモデル「SST-ST75F-PT」を発売した。店頭予想価格(税別)は「SST-ST55F-PT」が19,000円前後、「SST-ST65F-PT」が23,000円前後、「SST-ST75F-PT」が24,000円前後。同社として初となる80PLUS Platinum認証取得の電源ユニット。冷却に120mmファンを搭載し、負荷が20%未満の場合に、ファンの動作を止めるファンレスモードを備える。また、ケーブルは取り回ししやすいフルモジュラー式を採用する。「SST-ST55F-PT」の各DC出力は、+3.3Vが20A、+5Vが20A、+12が45.9A、-12Vが0.3A、+5Vsbが3A。コネクタ数はメイン20+4ピン電源コネクタ×1、4+4ピン電源コネクタ×1、6+2ピンPCI-E電源コネクタ×2、SATA電源コネクタ×8、ペリフェラルコネクタ×6、FDDコネクタ×2。「SST-ST65F-PT」の各DC出力は、+3.3Vが20A、+5Vが20A、+12が54.2A、-12Vが0.3A、+5Vsbが3A。コネクタ数はメイン20+4ピン電源コネクタ×1、4+4ピン電源コネクタ×1、6+2ピンPCI-E電源コネクタ×4、SATA電源コネクタ×8、ペリフェラルコネクタ×6、FDDコネクタ×2。「SST-ST75F-PT」の各DC出力は、+3.3Vが20A、+5Vが20A、+12が62.5A、-12Vが0.3A、+5Vsbが3A。コネクタ数はメイン20+4ピン電源コネクタ×1、4+4ピン電源コネクタ×1、6+2ピンPCI-E電源コネクタ×4、SATA電源コネクタ×8、ペリフェラルコネクタ×6、FDDコネクタ×2。本体サイズはW150×D140×H86mm。
2015年09月15日サイズは9日、80PLUS GOLD認証を取得したセミプラグイン方式の電源ユニット「超力短セミプラグイン」シリーズを発表した。550Wと700Wの2モデルを用意する。○SPCT-550SP「SPCT-550SP」は、80PLUS GOLD認証を取得している定格出力550Wの電源ユニット。奥行きが125mmのショートタイプ電源でケーブルはセミプラグイン方式を採用。SATA電源コネクタ / ペリフェラルコネクタ / FDDコネクタを取り外すことができる。不必要なケーブルを外すことでPC内部の電源ケーブルを整頓可能。12Vはシングルレーン仕様で、冷却用に120mmのファンを搭載。保護回路は過電流保護回路(8OCP)、過電圧保護回路(OVP)、短絡防止回路(SCP)などを備える。主な仕様は、各DC出力の+3.3Vが20A、+5Vが20A、+12Vが45.5A、-12Vが0.5A、+5Vsbが2.5A。コネクタ数は、メイン20+4ピン電源コネクタ×1、4+4ピン電源コネクタ×1、6+2ピンPCI-E電源コネクタ×2、SATA電源コネクタ×4、ペリフェラルコネクタ×2、FDDコネクタ×1。本体サイズはW150×D125×H86mm、重量は1.6kg。○SPCT-700SP「SPCT-700SP」は、定格出力700Wのモデル。基本仕様は「SPCT-550SP」とほぼ共通。主な仕様は、各DC出力の+3.3Vが20A、+5Vが20A、+12Vが58A、-12Vが0.5A、+5Vsbが2.5A。コネクタ数は、メイン20+4ピン電源コネクタ×1、4+4ピン電源コネクタ×1、6+2ピンPCI-E電源コネクタ×4、SATA電源コネクタ×4、ペリフェラルコネクタ×2、FDDコネクタ×1。本体サイズはW150×D125×H86mm、重量は1.7kg。
2015年09月09日認可外保育所への保活も、保育園リストができたら次は見学へと進みます。わりとサクサクと見学できていた認可保育所とは違って、認可外は見学するプロセスに最も時間と労力を要するかも知れません。というのも、各園に予約をとった上で見学に行く流れは、認可も認可外も変わりませんが、認可外の場合は連絡を入れてから実際に見学できるまでの期間が長くなる場合があるからです。特に都心部などの申し込みが集中しやすいエリアでは、「7月に見学を申し込んだけど、予約が取れた見学日は9月だった」なんてことも珍しくありません。○認可外の現状を理解しようというのも、認可外の多くは(認可と比較すると)限られた人員とスペースで日々の保育運営をしなければならないため、見学者を頻繁に受け入れるだけのリソースを確保しづらい現状があると思います。見学者を受け入れるとなると、通常は保育にあたっているスタッフが応対することになり、その分の保育者を補わなければいけません。また、資料を見ながら説明するとなると、子どもたちが活動しているスペース以外の場所が必要になります。こういった状況の中で、可能な日を見つけて見学者を受け入れているので、おのずと回数が少なくなってしまいます。また、申し込みが殺到している認可外では、既に申し込み(キャンセル待ち)している人が多すぎて、新たな見学を受け入れていない園もあるようです。新たに見学に来てもらっても入園できる可能性はほとんど無いと園側が判断した際などに、こういった対応も取られているようです。このように、認可外保育所の保活では、見学を申し入れてもすぐには見学できないことがあるので注意が必要です。認可外に申し込む人が多いエリア(都市部など)では、作成したリスト内の園を全て見学し終えるまでには、かなり期間を要するものと考えておいた方がよいでしょう。初動を起こしてから完了するまでに時間がかかると、単純なアクションでも結構ストレスがかかってしまいます。「認可外の見学には時間がかかるもの」と心づもりしておき、落ち着いて保活を進めましょう。リスト内の園に電話を入れて見学日が決まったら、うっかり忘れなどのミスを防ぐためにもきちんとスケジュール管理してくださいね。※画像は本文と関係ありません。○著者プロフィール株式会社ここるく 代表取締役 山下真実「わが子を大切するために、ママが自分自身を大切にできる子育てスタイル」を提案し、人気のレストランが託児付きで楽しめるサービス「ここるく」を運営するママ起業家。投資銀行や金融系コンサルなど金融業界でキャリアを積みつつ、2011年に第一子を出産。初めての子育て中に「今まで気にもとめていなかった当たり前の事が、産後は一気にできなくなるんだ! 」と感じたことがきっかけとなり、現代に合った子育て支援を実現するため2013年に株式会社ここるくを設立。また、広範な情報収集と体系立てた理解をモットーとした独自手法による保活情報や両立アドバイスも人気で、「実践的で分かりやすい」と雑誌等でも監修多数。全プラン託児付き! 新しい子連れランチ・おでかけスタイル「ここるく」
2015年09月09日NECは9月4日、顔検出/顔照合ソフトウェア開発キットである「NeoFace」に顔認証アルゴリズムを搭載し、新バージョンとして販売開始した。なお、同アルゴリズムは米国標準技術研究所(NIST)による顔認証技術ベンチマーク・テスト(FRVT2013)で第1位を獲得し、世界最高レベルにあると同社はいう。新製品は、真正面ではないやや横向きの顔画像や解像度が低い画像、照明が暗い場所など、厳しい撮像環境での認証精度の改善や、大規模データベースでの照合速度の向上など、性能を大幅に強化したとのこと。同製品は、ベンチマーク・テスト第2位のアルゴリズムと比べて1/8のエラー数、ベンチマーク・テスト参加の全アルゴリズムの中で最高速、従来のバージョンと比べて1対Nの認証精度が28%向上、同じく1対1の認証エラー率を2/3低減といった特長を持つ。同製品の利用により、官公庁から地方公共団体、民間企業まで、大小多様なシステムに、出入国管理や本人確認といった幅広い用途で顔認証を容易に組み込むことができ、利便性とセキュリティ性の向上を実現するとしている。
2015年09月07日米Nok Nok Labs Inc.(NNL)はこのほど、日本に拠点を開設すると発表した。これまで米国から行ってきたサポートを日本から提供する。同社は生体認証などを利用したオンライン認証技術の標準化団体「FIDO Alliance」の創設メンバー6社の中の1社。FIDO Allianceはパスワードではなく、公開鍵暗号と生体認証などの技術を利用し、サーバを介して認証を行う新方式を推進している。参加企業は順調に増え、マイクロソフトやGoogle、PCメーカー、スマートフォンメーカー、決済ソリューションを提供するPayPal、アリババの支払いソリューションを担当する支付宝といったサービスプロバイダー、NTTドコモなどの携帯キャリアを含め、全世界で210社以上が参加している。NNLはFIDO Allianceの技術を活用しビジネスを展開。「パスワードに比べ強固な認証技術であり、これを採用した企業にとってはブランドロイヤリティの向上、エンドユーザーとのエンゲージメント確立、ユーザー当たりの収益拡大の実現といったメリットを生む」(NNL 社長兼CEO フィリップ・ダンケルバーガー氏)と、そのメリットをアピールする。日本の拠点はNNLのビジネス・デベロップメント担当ディレクターの宮園 充氏が担当する。すでにNNLのソリューションを採用しているNTTドコモなど既存顧客へのサポートを拡充するとともに、まだ顧客になっていない日本企業へのアピールを行う計画だ。FIDO Allianceが提供する認証技術は、すでに提供されているスマートフォンなどデバイスが持っている技術を活用。指紋認証センサーをはじめ、カメラ、Trusted Execution Environment(TEE)など、デバイスに搭載されている機能を活用できる。ユーザーは事前に自分の端末をレジストレーションしておけば、デバイスが持っている指紋認証などの認証技術を使って、アプリケーション用の秘密鍵を取り出すことができる。端末と認証サーバのやりとりにはFIDOが制定した標準化されたプロトコルを利用し、サーバに対する認証でデバイスが秘密鍵を用いて認証する。現在主流となっているパスワードを使った認証方式に比べ、機密性が高いことから、「これまでにない強固な認証技術となると考え、アライアンスとして公開することとした。すでに提供されているデバイスの認証技術を活用することから低コストで実現可能で、ユーザー側の使い勝手もよい。ECサイトなどのサービスを提供する事業者にとっては、ユーザー当たりの収益拡大につながるものとなる」とダンケルバーガー氏はアピールする。NNLはFIDOのプロトコルを採用し、デバイス側にはアプリケーションを開発するSDKの提供、認証デバイスを開発するオーセンティケーター向けSDKの提供を行う。サービス事業者が利用する認証サーバ向けには、ポリシー、ルールに準じた認証サーバを提供する。認証技術を製品として提供するだけでなく、スマートフォンを開発するメーカー、認証用デバイスを開発しているメーカーに対しては、OEM形式で技術を提供するビジネスも行っている。「より簡単で、公開鍵暗号による高いセキュリティ、統一されたインフラによる複雑さの解消といった点が理解されれば、FIDOに対応したデバイスが大きく広まっていくだろう。2017年までには何十億台ものデバイスが出回る見込みだ」(ダンケルバーガー氏)また、AppleのiPhone、iPadなどはAppleがFIDOに参加していないものの、利用されている指紋認証センサーを活用すれば、対応アプリケーションの開発は可能となっている。もちろん、Apple製品以外のスマートフォン、タブレットも同様にサポート可能なものが多数存在する。「対応できるのは指紋認証だけに限らない。生体認証以外の認証方式に対応することも可能で、現在は登場していない、将来出現する新技術にも対応できることがNNLの強みとなる」(NNL ビジネス・デベロップメント担当ディレクター 宮園充氏)日本の拠点では、以前からリクエストがあった米国本社からではない、日本からのサポートを行う。「以前から数社のサポートを米国で行っていた。しかし、NTTドコモのように同じタイムゾーンでサポートをしてくれないかとの要望もあって、今回、日本に拠点を開設する。今後、サポートを強化していくことで、日本向けデザイン要件などもヒアリングし、製品に反映させていきたい」(ダンケルバーガー氏)
2015年09月05日ドスパラは、指紋認証で解錠するタイプの南京錠「DN-13083」を、同社直営の「上海問屋」限定で2日に販売開始した。価格は税込11,999円。解錠を指紋認証のみにしたことで、一般的な南京錠で起こりうる鍵の紛失や盗難といった問題を解決し、高いセキュリティ性を保持しながら手軽に解錠できるようになっている。シャックル(南京錠のUの字型になっている部分)は直径8mmあり、物理的な安心感もあるとする。指紋は10人まで登録でき、多人数での共用も可能。本体サイズはW64×D2.8×H128mmで、重量は約470g。電源は単4形乾電池×2本。
2015年09月03日ASUSTeK Computerは1日、同社の液晶ディスプレイがテュフ ラインランドのブルーライト低減機能の認証(26機種)と、フリッカーフリー機能の認証(28機種)を取得したことを発表した。テュフ ラインランドは、ドイツに本拠地を置く第三者認証機関。工業製品の安全試験や認証、マネジメントシステムの監査や認証などを行っている。今回の認証はテュフ ラインランドが開発したブルーライトの強度と波長、および画面上におけるフリッカー試験の技術基準に基づく。ブルーライト低減機能については、26機種がテュフ ラインランド認証(証明書ID:0000044278)を取得。ASUS製の液晶ディスプレイでは、ブルーライトを4段階で調整可能。Level 1はWebブラウジングに適した設定で、色変化を最低限に抑えてブルーライトを20%カットする。Level 2は写真やビデオの鑑賞に適した設定で、ブルーライトを30%減らす。Level 3は長時間の読み書きに適し、ブルーライトを50%減らしている。Level 4は薄暗い環境下での使用でもっとも効果的に表示を行える設定となり、ブルーライトを70%カットする。対象機種は以下の通り。一方のフリッカーフリー機能については、28機種がテュフ ラインランド認証(証明書ID:0000043082)を取得。ASUS製の液晶ディスプレイが持つフリッカーフリー機能は、動的にバックライトを調整し、フリッカーが現れやすい低輝度時でもフリッカーの発生を防止。これにより眼精疲労や肩こり、頭痛などの症状を和らげ、長時間の作業でも快適に使用できるとしている。対象機種は以下の通り。
2015年09月01日K2Dは8月28日、シンガポールのSTAMPが保有するデジタル認証システム「STAMP」を活用した事業の開始を目的として、同社との間で合弁契約を締結したと発表した。合弁会社のStamp Technologies Japanで「STAMP」に関する日本国内における独占販売契約およびライセンス契約を締結している。「STAMP」では、スタンプカードやポイントカードの機能をスマートフォンやタブレットなどのデジタル端末上で実現する。サービス提供店舗などに設置された専用機器とスマートフォンが直接タッチするという簡単な操作で、ポイント取得と蓄積が可能になる。すでにタイなどでは、「Citi Bank」「Esso」「SINGHA」といった企業に導入実績があり、主にスマートフォン向けのスタンプカードの代替として、現在までに35万人にSTAMPアプリがダウンロードされ、100万件以上のトランザクションを達成しているという。「STAMP」の導入により、多面的な顧客情報の管理や、管理データに基づいたプロモーションやクーポン戦略が可能となる。また、ユニークIDとOTP(ワンタイムパスワード)を組み合わせた独自の電子指紋生成技術による、安全で確実な本人認証を実現しており、今後、ポイントカードシステムとしてだけでなく、決済システムとの連携などのサービス展開も見込むとしている。
2015年08月31日ウェルクスはこのほど、「保育士の恋愛事情」に関する調査結果を発表した。調査は8月7日~20日、20代~50代の保育士の女性100名(平均年齢31.8歳)を対象に行われた。○「保育士は"モテる"」と実感した人、17%「付き合いたいと思う女性の職業」「結婚したいと思う女性の職業」といったランキングでは、毎年保育士が上位にランクインしている。そこでまず、保育士は"モテる"と実感したことがあるか尋ねたところ、「ある(17%)」「ない(55%)」「どちらとも言えない(28%)」と、意外にもモテる実感のある人は少数派となった。"モテる"と実感した人からは「保育士が来ると言うだけで、人数が集まると言われた。合コンで仕事を話したときの食いつきかたがすごい」(30代)、「友達の結婚式で 保育士ですって言っただけで男子の輪ができた」(30代)といったエピソードが寄せられたが、一方で「職業での食いつきはいいが、それだけで、最終は容姿でモテるかどうか決まる」(30代)、「女ばかりの職場なので、男性と出会う機会は少ないと思う。結婚していない上司(40~50代)がたくさんいる」(30代)など、案外"モテない"というコメントも目立った。○保育士という職業ステータスは役立つ?続いて、現在、恋人や配偶者がいるか尋ねた結果、57%が「いる」と回答。「今の恋人や配偶者とお付き合いするうえで、保育士という職業ステータスが役立っていると感じますか?」という問いに、半数以上が「いいえ(50%)」「むしろ弊害である(2%)」と、役立っていないと回答した。○出会いの場は「友人・知人の紹介」がトップ最後に、恋人や配偶者とはどこで知り合ったのか教えてもらったところ、「友人・知人の紹介(21人)」が1位に。次いで、現代らしく「SNS・インターネット(8人)」「合コン(6人)」と続き、「職場」と答えた人はわずか3人だった。女性の多い職場だけに、仕事での出会いは難しいことがうかがえる結果となった。
2015年08月26日ここまでの連載記事では認可保育所に入園するための保活を解説してきましたが、今回からは認可外保育所を対象とした保活について見ていきます。まず、保育所は「認可保育所」と「認可外保育所」の大きく2つに分類することができます。国が定める基準に沿って設置された保育所が認可保育所で、それ以外は全て認可外保育所となります。よって、自治体が独自に基準を設けて認証などを行っている認証保育所(東京都)や認定保育施設(神奈川県など)も認可外保育所の一部になります。認可外は認可と比べると規模的に小さい園が多く、個性も出やすいので、良しあしを見極めるのは難しいかもしれません。しかし、「認可外だから認可より劣っているのでは!? 」とバイアスのかかった見方をしてしまうと、良い認可外と出会うチャンスを自ら逃してしまいます。ご自身の子育てに合った良い認可外を見つけるためにも、認可外の特徴や見極め方をしっかり理解しておきたいもの。まずは、保活において意識しておくべき認可と認可外の違いを整理します。○申し込み方法所定の用紙に希望する園名を複数記入して、役所で一括申し込みできるのが認可保育所の申し込み手続き。それに対して認可外保育所は、園ごとに独自の申込書が配布され、申し込み手続きも園ごとに行わなければいけません。つまり、10園に申し込もうと思ったら10カ所を訪問しなければいけないということになります。○選考方法保護者の就労状況や保育ニーズを指数等に落とし込んで選考する認可保育所とは異なり、先着順で選考する園が比較的多くみられます。とはいえ、認可外保育所は園側で入園者を決めることができるので、選考方法も園によってバラバラと考えておいた方がよいでしょう。また、入園基準に就労の有無を設けていない園も多いので、働いていなくても預けられる園が多いのも認可外保育所の特徴です。○保育料認可保育所は世帯ごとに保育料が異なりますが、認可外保育所では園側が設定する保育料を支払います。利用状況に関係なく一律設定の園もありますが、利用日数や利用時間に応じて金額が変わるところが多いようです。このように、認可外保育所は園ごとに異なる部分が多いので、個別にしっかり確認することが基本です。※画像は本文と関係ありません。○著者プロフィール株式会社ここるく 代表取締役 山下真実「わが子を大切するために、ママが自分自身を大切にできる子育てスタイル」を提案し、人気のレストランが託児付きで楽しめるサービス「ここるく」を運営するママ起業家。投資銀行や金融系コンサルなど金融業界でキャリアを積みつつ、2011年に第一子を出産。初めての子育て中に「今まで気にもとめていなかった当たり前の事が、産後は一気にできなくなるんだ! 」と感じたことがきっかけとなり、現代に合った子育て支援を実現するため2013年に株式会社ここるくを設立。また、広範な情報収集と体系立てた理解をモットーとした独自手法による保活情報や両立アドバイスも人気で、「実践的で分かりやすい」と雑誌等でも監修多数。全プラン託児付き! 新しい子連れランチ・おでかけスタイル「ここるく」
2015年08月26日日本電気(NEC)は6日、顔認証によるPCログオンや、ログイン中の利用者の常時監視が可能なPC用セキュリティソフト「NeoFace Monitor」を強化した「NeoFace Monitor V2」を発表した。販売は8月20日を予定している。「NeoFace Monitor V2」は、NECの顔認証エンジンをベースにしたセキュリティソフト。カメラに顔を向けるだけで行える顔認証と、重要情報の運用管理に便利な常時監視機能により、セキュリティを高めている。V2では、認証に失敗した人物の顔画像記録をログとして残すことができ、非登録ユーザーであったのか、単なる認証ミスであったのかといった理由が確認できる。また、NECの統合型PCセキュリティソフト「InfoCage PCセキュリティ」とも連携でき、ディスクの暗号化や周辺機器の利用制限なども行なえる。このほか、顔画像の登録やユーザー情報の変更といった、これまでは管理者のみに与えられていた権限を、一部他ユーザーに委譲することも可能。こうした作業負荷の分散で、大規模ソリューションでの柔軟な運用が可能となっている。同社は「NeoFace Monitor V2」で官公庁や企業の情報セキュリティをさらに強化し、情報社会における安全なビジネス環境の構築に貢献したいとのこと。価格は税別でクライアント用が15,000円、認証サーバ用が150,000円、AD(Active Directory)サーバ用が150,000円(いずれも税別)。
2015年08月10日日本電気(NEC)は8月6日、世界一の認証精度を持つという顔認証エンジンをベースに、顔認証によるPCログオンやログオン中の利用者の常時監視を可能とするPCセキュリティ・ソフトウェア「NeoFace Monitor(ネオフェイス・モニター)」を強化し、「NeoFace Monitor V2」として販売開始した。価格は、クライアント用が1万5,000円(税別)、認証サーバ用及びAD(Active Directory)サーバ用がいずれも15万円(同)。出荷開始はいずれも8月20日。新製品は、認証に失敗した人物の顔画像記録や、同社の統合型PCセキュリティ・ソフトウェアである「InfoCage(インフォケイジ) PCセキュリティ」との連携機能などを強化した。これらにより、マイナンバーを始めとする重要情報の漏洩対策が求められる環境に対応するとしている。なお、InfoCage PCセキュリティとの連携機能は9月に出荷開始の予定。同製品は、ログオン時・ロック解除時・常時監視中に認証NGとなった顔画像をログとして保存するため、不正利用の抑止が期待できるという。また、認証NGのログが残っている場合、登録ユーザーが横を向いているなどの理由で認証できなかったのか、未登録ユーザーが不正利用を試みたのか、またその時どのような人物が不正利用を試みたかを、写真で目視確認できる。ディスクの暗号化や周辺機器の利用制限など、幅広いセキュリティ機能を持つというInfoCage PCセキュリティと組み合わせた利用が可能。高度なセキュリティを実現しつつ、InfoCage PCセキュリティが標準搭載するパスワード認証をNeoFace Monitor V2の顔認証と連携させ、シングル・サインオンを実現することで利便性を向上するとしている。顔画像の登録やユーザー情報の変更など、これまで管理者だけが可能だった作業の一部を権限委譲できる。一部の管理者に集中していた作業負荷を分散することで、大規模ユーザーでの運用時のメンテナンス負担を軽減し、柔軟な運用を実現するとのこと。
2015年08月07日セコムは、新しい指静脈を使った認証システム「セサモIDf(アイ・ディー・エフ)」を8月から発売すると発表した。「セサモIDf」は、従来の生体認証装置に比べ小型で、機器自体が防水となっているため、屋外ボックスなどが必要なく、屋内外問わず設置が可能。カードリーダー内蔵によりカードと静脈認証を組み合わせた入退室管理が可能となる。登録は6000人(1人につき両指)。また、セコムのセキュリティシステムとの連携のほか、出退勤管理にも対応しており、インターネットを利用して「セコムあんしん勤怠管理サービス」との連携も可能。同社では、データセンターでの入退室管理やマイナンバーを扱う区画での利用も想定している。
2015年08月05日LINEは4日、「LINE」アプリにおいて、友人になりすまし電話番号やSMS認証番号を聞き出す行為が発生しているとして、ユーザーに注意を呼びかけている。悪用するためのLINEアカウントの作成を目的としたもので、昨年、発生した電子マネーの購入を持ちかけるものとは異なっている。今回報告されたケースでは、友人になりすましたLINEを含むSNS・メッセンジャーアカウントから、「携帯番号を教えて。LINEの確認メッセージを認証して」といった旨の電話番号をたずねるメッセージが届くという。次に「4桁のPINコードが届いたら送って」など、「〇〇が届いたらその情報を教えて」というやりとりが続いていく。仮に、PINコードを教えてしまうと、犯人はこれを悪用して新しいLINEアカウントを作成したり、別のLINEアカウントにログインできるようになる一方で、ユーザーが今まで使っていたアカウントが使えなくなる。なお、こうした場合、LINEの利用はできなくなるが、ユーザーのLINEアカウントが他人に操作されることはない。また、事前にメールアドレス・パスワードの登録、Facebook認証のいずれかをしていれば、再度「LINEユーザーログイン」をすることでアカウントと一部の情報を引き続き利用できる。同社は、犯人の目的について、詐欺行為などに悪用するLINEアカウントを作成するため、ユーザーから電話番号や認証番号を聞き出していると説明している。また、電話番号やLINEから届く認証番号は、銀行口座や暗証番号、PCやメールのアドレスと同様、他人には教えていけない重要な情報だとし、家族や友人などの親しい人から、個人情報などを聞かれても教えてはいけないと、注意を呼びかけている。
2015年08月05日さくらインターネットは7月30日、SSLサーバ証明書のラインアップを拡充し、年額1500円から利用できるドメイン認証SSL「ラピッドSSL」を提供開始した。「ラピッドSSL」はシマンテックグループのジオトラストが発行するドメイン認証SSL証明書。1枚で複数のサーバに利用できるうえ、サーバ台数の制限もない。有効期間は1年・2年・3年の3パターンから選ぶことができ、最長で3年間は更新が必要なく、支払いや更新作業の手間も軽減できる。「さくらのレンタルサーバ」「さくらのマネージドサーバ」などレンタルサーバサービスのコントロールパネルからの申し込みであれば、入金確認後、数分で証明書を発行し、認証に必要なファイルは自動でアップロードされるうえ、証明書もサーバに自動でインストールされるため、複雑な作業なしにセキュアな環境をすぐ手に入れられる。対象サービスは、レンタルサーバサービス、VPSサービス、専用サーバサービス、クラウドサービス、ハウジングサービスとなっている。同社は9月30日正午まで、「ラピッドSSL 今だけ1年間分無料キャンペーン」を実施。同社サービスの利用者を対象に、ラピッドSSL1年分の料金(1500円)を値引きして提供するキャンペーンを実施する。
2015年07月31日楽天証券はこのたび、8月上旬にiPhone向け株アプリ「iSPEED」の国内株式版において、「Touch ID」を活用した指紋認証によるログイン機能を導入することを発表した。また、先物・OP、FX版の「iSPEED」や、iPad向け「iSPEED」にも順次対応していくとしている。「iSPEED」は、移動中や外出先でも快適に取引できるよう、スマートフォンやタブレット端末に特化したトレーディングアプリケーションで、国内株式やFX、先物・OPの取引はもちろん、チャート、四季報を含めた豊富なニュースをリアルタイムで閲覧できるという。楽天証券では、国内株式で38.3%、先物・オプションで56.1%、FXで66.1%の顧客がすでにスマートフォンから注文するなど、スマートフォン経由の注文が増加しているという。このたびの指紋認証機能の導入により、「iSPEED」の起動時に指紋認証によるロック解除が利用できる。さらに、自動ログイン設定を組み合わせれば、iPhoneに登録済みの指紋を「Touch ID」で認証するだけで、ログインが可能となり、正確かつスピーディに本人認証ができ、より安全に利用することが可能になるとしている。今後も継続的に「iSPEED」の機能追加・改善を行い、投資家の利便性向上に努めていくとしている。
2015年07月30日三井住友銀行はこのたび、個人の顧客向けインターネットバンキングであるSMBCダイレクトの認証ツールについて、従来のワンタイムパスワード「パスワードカード」に加え、同機能を有するスマートフォンアプリ(Android・iPhone)「パスワードカード(スマホアプリ版)」を8月19日より提供開始すると発表した。また、旧来の暗証カードによるSMBCダイレクトのインターネットでの認証を2016年度上期目途に停止するとしている。○パスワードカード(スマホアプリ版)の概要パスワードカードの持ち運びが不便であるという顧客の要望に応え、スマートフォンアプリにて、パスワードカードと同じ機能が利用できる「パスワードカード(スマホアプリ版)」(以下同アプリ)の提供を開始する。申込方法・利用方法○インターネットでの暗証カード認証の停止昨今、銀行を装った不審なメールや偽画面で顧客の暗証番号等の情報を盗みとり、不正送金を行う犯罪が発生している。SMBCダイレクトはセキュリティ強化のため、旧来の認証方式である暗証カードについて、2016年度上期を目途にインターネットバンキング・モバイルバンキングでの振込などの取引を停止するという。パスワードカードでは取引できないテレホンバンキングなどの一部サービスについては、2016年度上期以降も暗証カード取引を継続するとしている。引き続きインターネットバンキング・モバイルバンキングでの振込などの取引を利用するために、「パスワードカード(スマホアプリ版)」または「パスワードカード」への切替を必ず実施するようにとしている。三井住友銀行では、今後も顧客のさまざまなニーズに応え、きめ細かなサービスを提供するとともに、スマートフォンによる取引への対応を一層強化していくとしている。
2015年07月22日大垣共立銀行は21日、手のひら認証登録30万人突破記念キャンペーンを開始した。○抽選で200名にギフトカード3,000円分をプレゼントこのたびの、手のひら認証登録30万人突破記念キャンペーンは、「手のひら認証ATM『ピピット』(OKB大垣共立銀行が2012年9月、全国で初めて開始したというキャッシュカードや通帳がなくても、手のひらだけで取引(引出し、預入れ、振込、残高照会)できるATMサービス)」の利用に必要となる生体情報(手のひら静脈情報)の登録者数が30万人を突破したことを記念して実施するものだという。10月31日までの期間中にピピットで手のひら認証により「引出し・預入れ・振込」のいずれかを利用した人の中から抽選で200名にギフトカード3,000円分をプレゼントする。OKB大垣共立銀行はこれからも、より多くの顧客に平時の利便性と災害時の安心と安全を届けるため、ピピットの普及に努めていくとしている。○手のひら認証登録30万人突破記念キャンペーンの概要期間:7月21日(火)~10月31日(土)対象者:個人の顧客対象取引:手のひら認証ATM「ピピット」での手のひら認証による「引出し」「預入れ」「振込」内容:抽選でギフトカード3,000円分をプレゼント(キャンペーン期間中に対象取引のいずれかを利用した人の中から抽選で200名にギフトカード3,000円分をプレゼント)
2015年07月21日リンクスインターナショナルはこのほど、Antec製電源ユニットの新モデルとして、80PLUS GOLD認証を取得した電源ユニット「EarthWatts Series」シリーズ3モデルを発表した。650Wモデル「EA650G」、550Wモデル「EA550G」、450Wモデル「EA450G」をそろえ、いずれも18日に発売する。店頭予想価格は、「EA550G」が税別11,980円前後、「EA550G」が税別10,480円前後、EA450Gが税別8,980円前後。電源ユニット内部の冷却としてアルミニウム製ヒートシンクと、120mmのダブルボールベアリングファンを備える。また、電源内部の温度変化に応じて、回転数を制御するファンコントロール機能や、サーマルマネージャを搭載し、ファンの回転数を動的に変化することで、静音性を高めた。本体サイズはW150×D140×H86mm。「EA650G」の各DC出力は、+3.3Vが25A、+5Vが25A、+12が50A、-12Vが0.5A、+5Vsbが3A。コネクタ数は、メイン24/20ピン電源コネクタ×1、4+4ピン電源コネクタ×1、6+2ピンPCI-E電源コネクタ×4、SATA電源コネクタ×6、ペリフェラルコネクタ×3、FDDコネクタ×1。「EA550G」の各DC出力は、+3.3Vが20A、+5Vが20A、+12が42A、-12Vが0.5A、+5Vsbが3A。コネクタ数は、メイン24/20ピン電源コネクタ×1、4+4ピン電源コネクタ×1、6+2ピンPCI-E電源コネクタ×2、SATA電源コネクタ×5、ペリフェラルコネクタ×3、FDDコネクタ×1。「EA450G」の各DC出力は、+3.3Vが20A、+5Vが20A、+12が34A、-12Vが0.5A、+5Vsbが3A。コネクタ数は、メイン24/20ピン電源コネクタ×1、4+4ピン電源コネクタ×1、6+2ピンPCI-E電源コネクタ×2、SATA電源コネクタ×5、ペリフェラルコネクタ×3、FDDコネクタ×1。
2015年07月13日じぶん銀行はこのたび、6月14日よりAndroidスマートフォン向けにサービスを開始した「スマホ認証サービス」を、7月1日よりiPhoneスマートフォンでも申込みできるようになったと発表した(手数料無料)。○セキュリティ対策として必須のスマホ認証サービススマホ認証サービスは、インターネットバンキングの不正送金被害の増加を踏まえ、より安全に利用するために、振込などの取引の際に、キャッシュカードに代わり、じぶん銀行スマートフォンアプリを「鍵」として使用するサービスだという。セキュリティ対策として利用してほしいという。○パソコン+スマホの2経路確認で不正送金を抑止できるパソコン、スマートフォンからの取引内容(振込など)を、登録したじぶん銀行スマートフォンアプリへ知らせることができる。アプリから確認後、振込を実行する。スマートフォンアプリで確認してから振込を実施する。パソコン+スマホの2経路で確認することで、不正送金を抑止できるという。また、顧客によるスマートフォンアプリでの承認操作が一定時間内に行われない場合は、不正取引と判断し自動的にキャンセルする。ワンタイムパスワードをメールで通知する認証方法は、パソコンがウイルス感染させられた場合にワンタイムパスワードが詐取されて、「なりすまし」取引が成功してしまう事例がある。 スマホ認証サービスを利用すると、パソコンとスマートフォンアプリに、認証経路をわけることで、セキュリティをより高めることができるとしている。じぶん銀行は顧客の利便性向上のため、一層のサービス拡充に努めていくとしている。
2015年07月03日日立製作所(日立)と日立産業制御ソリューションズ(日立産業制御)は7月1日、新型の指静脈認証端末を開発し、本端末を搭載した入退室管理システム「SecuaVeinAttestor」を2015年10月中旬から国内向けに販売を開始すると発表した。本端末は、従来機種(AFV-730-TC、FVTC720)に比べ、逐次認証方式の適用により他人受入率を約15分の1に低減できるとともに、約3倍の認証速度の向上を実現するという。逐次認証方式とは、1人につき2指を登録し、1回目の認証で本人と確定できなかった場合に2本目の指で認証することで、認証精度を大幅に向上させる認証方式。これにより、ICカードなどの媒体を必要とせず、指静脈のみによる多人数の認証にもスムーズに対応できるとしている。また、本端末の横幅を従来機種の半分以下にスリム化したことにより、これまで以上にさまざまな場所への設置が可能となっている。指静脈データやインタフェースについては、従来機種との互換性を有しているため、導入済みの入退室管理システムにおける認証端末のみの更新や増設にも対応できるという。
2015年07月02日楽天銀行は6月30日より、銀行が提供するアプリとしては国内初という、指紋認証によるログイン機能をスマートフォン向け「楽天銀行アプリ」に導入したと発表した。○iPhoneに登録済みの指紋を「Touch ID」で認証この指紋認証によるログイン機能を使えば、iPhoneに登録済みの指紋を「Touch ID」で認証するだけで、スマートフォン向け「楽天銀行アプリ」へのログインが可能。これまでのようにログインパスワードを入力する必要がないため、簡単・便利にログインできるとしている。iOS8以上、iPhone5S以降の機種でのみ利用でき、Androidには対応していない。指紋認証はスマートフォン向け「楽天銀行アプリ」へのログインにのみ対応しており、振込などの取引の際は暗証番号の入力が別途必要。ログインパスワード入力によるログインも引き続き利用できる。指紋認証によるログイン機能を導入したスマートフォン向け「楽天銀行アプリ」は、App Storeから無料でダウンロードできる。楽天銀行は今後も顧客の利便性向上を目指し、さらなるサービスや機能の拡充に努めていくとしている。
2015年07月01日東芝は6月19日、トランジスタの絶縁膜欠陥に起因する「ランダムテレグラフノイズ(RTN)」を利用した新たなチップ個体認証技術を開発したと発表した。同技術は、RTNの複製困難性、固有性や電気ストレスに対する安定性に着目し、電子回路を構成する個々のデバイスのばらつきを、チップ固有のID「チップ指紋」として利用することで、暗号・認証を実現するセキュリティ技術「PUF」に応用したもの。また、短時間でRTNを検出するアルゴリズムを新たに考案し、100万回以上利用しても「チップ指紋」を識別できることを確認したという。同社は今後、同技術の早期実用化に向けて、さらに信頼性と性能を高めたPUFセキュリティシステムの研究開発に取り組んでいくとしている。
2015年06月22日アスクは18日、Thermaltake製の電源ユニットとして、80PLUS PLUTINUM認証を取得した電源ユニット「Toughpower Grand Platinum(Fully Modular)」シリーズを発表した。850W / 1,050W / 1,200Wの3モデルを用意。6月25日より発売する。店頭予想価格(税別)は、850Wが25,980円前後、1,050Wが27,980円前後、1,200Wが31,980円前後。○ToughPower Grand 850W Pllatinum「ToughPower Grand 850W Pllatinum」は、80PLUS PLUTINUM認証を取得している定格出力850Wの電源ユニット。+12Vはハイエンドグラフィックスカードの使用を踏まえたシングルレーン仕様で、アイドル時の消費電力をゼロに近づける「Intel C6 ステート」に対応する。ケーブル類は必要な分だけを挿し込むプラグイン方式を採用。冷却ファンには140mm×1基を内蔵する。日本製105度コンデンサを採用するほか、過電圧 / 低電圧 / 過負荷 / 過電流 / 短絡などの保護回路搭載で、信頼性も高くシステムの安定性に優れる。主な仕様は、定格出力が850W、最大出力が1,020W、各DC出力が+3.3Vが25A、+5Vが22A、+12Vが70A、-12Vが0.3A、+5Vsbが2.5A。コネクタ数は、メイン24ピン電源コネクタ×1、4+4ピン電源コネクタ×1、8ピン電源コネクタ×1、6+2ピンPCI-E電源コネクタ×6、SATA電源コネクタ×12、ペリフェラルコネクタ×3、FDDコネクタ×1。本体サイズはW150×D180×H86mm。○ToughPower Grand 1050W Pllatinum「ToughPower Grand 1050W Pllatinum」は、定格出力1,050Wのモデル。基本仕様は「ToughPower Grand 850W Pllatinum」とほぼ共通。主な仕様は、定格出力が1,050W、最大出力が1,260W、各DC出力が+3.3Vが25A、+5Vが22A、+12Vが87A、-12Vが0.3A、+5Vsbが2.5A。コネクタ数は、メイン24ピン電源コネクタ×1、4+4ピン電源コネクタ×1、8ピン電源コネクタ×1、6+2ピンPCI-E電源コネクタ×8、SATA電源コネクタ×12、ペリフェラルコネクタ×8、FDDコネクタ×2。本体サイズはW150×D180×H86mm。○ToughPower Grand 1200W Pllatinum「ToughPower Grand 1200W Pllatinum」は、定格出力1,200Wのモデル。基本仕様は「ToughPower Grand 850W Pllatinum」とほぼ共通。主な仕様は、定格出力が1,200W、最大出力が1,440W、各DC出力が+3.3Vが25A、+5Vが22A、+12Vが100A、-12Vが0.3A、+5Vsbが2.5A。コネクタ数は、メイン24ピン電源コネクタ×1、4+4ピン電源コネクタ×1、8ピン電源コネクタ×1、6+2ピンPCI-E電源コネクタ×8、SATA電源コネクタ×12、ペリフェラルコネクタ×8、FDDコネクタ×2。本体サイズはW150×D180×H86mm。
2015年06月18日アスクは18日、Thermaltake製の電源ユニットとして、80PLUS GOLD認証を取得した電源ユニット「TR2 GOLD」シリーズを発表した。450W / 500W / 600W / 700Wの4モデルを用意。6月25日より発売する。店頭予想価格(税別)は、450Wが8,980円、500Wが9,980円、600Wが10,980円、700Wが11,980円。○TR2 450W GOLD「TR2 450W GOLD」は、80PLUS GOLD認証を取得している定格出力450Wの電源ユニット。+12Vはハイエンドグラフィックスカードの使用を踏まえたシングルレーン仕様。小型のPCケースにも収納できるよう、奥行きが140mmとコンパクトになっている。冷却用に120mmファンを1基搭載。安全規格はCE / UL / CUL / FCC / TUV / GOSTに対応。主な仕様は、各DC出力が+3.3Vが20A、+5Vが20A、+12Vが37.5A、-12Vが0.3A、+5Vsbが3.0A。コネクタ数は、メイン20+4ピン電源コネクタ×1、4+4ピン電源コネクタ×1、6+2ピンPCI-E電源コネクタ×1、SATA電源コネクタ×4、ペリフェラルコネクタ×3、FDDコネクタ×1。本体サイズはW150×D140×H86mm。○TR2 500W GOLD「TR2 500W GOLD」は、定格出力500Wのモデル。基本仕様は「TR2 450W GOLD」とほぼ共通。主な仕様は、各DC出力が+3.3Vが20A、+5Vが20A、+12Vが41.7A、-12Vが0.3A、+5Vsbが3.0A。コネクタ数は、メイン20+4ピン電源コネクタ×1、4+4ピン電源コネクタ×1、6+2ピンPCI-E電源コネクタ×2、SATA電源コネクタ×6、ペリフェラルコネクタ×4、FDDコネクタ×1。○TR2 600W GOLD「TR2 600W GOLD」は、定格出力600Wのモデル。基本仕様は「TR2 450W GOLD」とほぼ共通。主な仕様は、各DC出力が+3.3Vが22A、+5Vが22A、+12Vが50A、-12Vが0.3A、+5Vsbが3.0A。コネクタ数は、メイン20+4ピン電源コネクタ×1、4+4ピン電源コネクタ×1、6+2ピンPCI-E電源コネクタ×2、SATA電源コネクタ×6、ペリフェラルコネクタ×4、FDDコネクタ×1。○TR2 700W GOLD「TR2 600W GOLD」は、定格出力700Wのモデル。基本仕様は「TR2 450W GOLD」とほぼ共通。主な仕様は、各DC出力が+3.3Vが22A、+5Vが22A、+12Vが58.4A、-12Vが0.3A、+5Vsbが3.0A。コネクタ数は、メイン20+4ピン電源コネクタ×1、4+4ピン電源コネクタ×1、6+2ピンPCI-E電源コネクタ×4、SATA電源コネクタ×8、ペリフェラルコネクタ×4、FDDコネクタ×1。
2015年06月18日