ハイハイやつかまり立ち、ひとり歩きなどをし始めると、どんどんと筋力もつき始めてくる赤ちゃん。さぽんさんの息子・いせくんも、大分足腰が丈夫になってきたようです。筋力がついてきたいせくんは、意外なポーズで成長を見せてくれます。ある日、パパがいせくんを抱っこしていると、いせくんが思わぬ行動に出て……!? 1歳にしてそんな技まで…!! パパがいせくんを抱っこしていると、天井に設置された室内照明を目指し、ふんばりながらパパをよじ登り始めたいせくん。 いせくんが落ちないよう必死に支えるパパといせくんの体勢は、まるでフィギュアスケートのペア演技のようになってしまいました。 赤ちゃんも足腰がしっかりしてくると、パパやママの腕の中からよじ登ったり抜け出そうとしたり、想定外の行動をし始めます。足腰の発達がしっかり進んでいるという点では安心ですが、赤ちゃんを支えている親としては少しひやひやしてしまいますよね。 しかし、いせくんのように見事なエビぞりを決めてくれると、思わず褒めてあげたくなってしまいますね! しっかり支えてくれているパパにも「ナイス!」と言ってあげたいです。 いせくんがどんなおもしろいポーズを見せてくれるのか、これからも楽しみですね。 ※体を使った遊びは赤ちゃんの発達に応じて無理のない範囲でおこないましょう。※赤ちゃんを抱っこするときは、赤ちゃんを落とさないように脇腹とおしりをしっかり持って支えましょう。 著者:マンガ家・イラストレーター さぽん 監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2024年04月12日「足腰が弱る」のは「足指が弱る」ことから始まるという。なかでも、小さくて頼りなさそうな小指にこそ、全身の不調を根本から防ぐ大きな力が。足の小指を鍛えることで、連動するふくらはぎのポンプ機能を改善。血流をよくして一生歩ける足をつくろうーー。「姿勢のよさや骨盤の位置の正しさなどを気にされる方が多くいらっしゃいますが、私がいちばん言いたいのは足の指の大切さです」こう話すのは、『【痛み疲れしびれ解消】足の小指を動かせば一生歩ける』(池田書店)の著者で、のべ23万人の体と4万本以上の足の指をみてきた幹整体院代表の倉幹男さん。「整体の施術によって腰痛やひざ痛などの痛みがとれても、再び全身のバランスをくずし、すぐに同じ症状をぶり返す人が多いのはなぜか考えました。その結果、地面と接する足指の力が弱く器用に動かせないため、正しい姿勢が保てずに体がゆがんでしまう人が多いことがわかりました」足腰の不調は足指が弱ることから始まる場合が多く、そのまま筋トレをしたり背骨や骨盤を矯正したりしても、不調が治らない可能性があるという。というのも、外反母趾や内反小趾など、足の指に関わる骨がゆがんだままの状態で歩き続けてしまうと少しずつ負荷が積み重なり、体のあらゆる骨がずれて不調が起こるのだそう。健康のためにといって、ウオーキングや筋トレをしてもかえって体の不調を引き起こすことになりかねないようだ。また、腰痛や肩こりのほか、足の冷え、むくみがある人の足の指も調べたところ、約97%の人に足の指の間が開かないなどの機能の低下があったとか。そして特に40代以降の女性にこれらの症状が多かったという。そこで、足の指が体に与える影響と仕組みについて詳しく伺った。■“開く” “動かす” “握る”足の小指をトレーニング全身の柱となる骨や筋肉を支え、土台となる10本の小さな指たち。なかでも左右2本の小指には重要な働きがあるという。「足の小指は、“第二の心臓”であるふくらはぎを動かすスイッチになっています。足の小指が自在に動くようになれば、ふくらはぎのポンプ機能が働き、足の先までスムーズに血液が流れるようになります。そうすると、冷えやむくみも解消されていきます」(倉さん・以下同)手の小指を動かすと手首とひじの間の前腕の筋肉が動いたり、盛り上がったりするのがわかるが、同様の作用が足先からひざ下にかけても起こる。そのため、小指を動かすことでふくらはぎの筋肉も大きく使えるようになるのだ。また、20代から下降し、70代では毛細血管の距離がピーク時の半分まで減るといわれているが、足の指が動くようになると、体が足の指先の毛細血管も必要だと認識し、復活するという。倉さんのもとを訪れる人のなかには、足の小指の爪が米粒の半分ほどしかなかったが、トレーニングを重ねて、しっかりとした爪が生えてきたという人も多くいるそうだ。「健康な足の小指の特徴として“しっかり外側に開く”“器用に動かせる”“小指に力を入れて握れる”の3つが挙げられます」この3つができるようになると、体の外側を支える小指がしっかりと機能し、ふらつかずに歩けるようになり、骨のゆがみも解消されていくという。そこで今回は、倉さんが考案した「足づかみセラピー」の中から、足の指をほぐす3つの体操を紹介。この体操を日常生活に取り入れて、一生歩ける足に鍛えていこう。【1】まずは準備体操!「足指ほぐし」足の指を1本ずつ手で持って、ゆらしたり回したりしてほぐす。指1本につき5回ずつ。反対側の足も同じように行う。【2】ときどき、ながら体操!「太ペンはさみ」10分間、親指と小指の股それぞれに、太い油性ペンくらいの太さのペンをはさむ。足の指をパーの形にうまくできない人におすすめ。【3】痛み・疲れ・しびれを解消!「足指グーパー体操」(1)足の指をすべて曲げてグーをつくる。足先だけでなく指のつけ根から曲げる。特に小指から中指を、指のつけ根の骨が出るくらいしっかり握る。(2)パーの形をつくるように足の指を開く。特に親指と小指をしっかりと開く。親指と小指が外側に開いている形に。(3)(1)〜(2)を繰り返す。反対側の足も同じように行う。倉さんからはこんな助言も。「足のトラブルを防ぎ、器用に動くように鍛えるためには、靴選びも重要です。つま先部分は1〜1.5センチ空いており、締め付けがなく、ほどよいかたさがあり、歩いたり走ったりしても足にフィットする靴が理想です」また、家にいるときはできるだけはだしになって足を解放しておくとよいのだそう。自然と足が痛くならないように歩くため、腰への衝撃も軽減できるという。体操と併せて実践してみよう。
2021年09月20日ランニング中に足が疲れて腰が下がる、足を引きずるような姿勢になる、足腰の痛みに負けて立ち止まってしまうということはありませんか?ボディメイク・ダイエット専門家でボディメイクジムShapes(シェイプス)代表の尾関紀輝(おぜき・としあき)トレーナーに、走りながら足や腰の痛み、疲れを癒やす方法についてお尋ねしました。■上半身の正しい姿勢こそが重要――ランニング中、足腰の疲れを軽減する方法はあるでしょうか。尾関トレーナーランニングでは下半身に注意が向かいがちですが、実は、上半身の姿勢が肝心です。猫背にならず、また胸を張り過ぎない、背骨が緩やかなS字カーブを描く状態が理想です。この姿勢を意識して走るようにしましょう。すると、体が地面から受ける反作用の力(床反力)を利用することができます。ランニングによって足から伝わる力の衝撃を、頭上からスムーズに放出することができて、疲れにくくなります。もう一つ、腕を前後に同じ幅で振るようにしましょう。上半身の動きと下半身の動きは、X(エックス)のかたちでつながっています。つまり、左肩を動かすと右足が反応し、右肩を動かすと左足が前へ出やすくなるというように、腕を振るとその反対の足が自然に前へ前へと出るようになります。■ランニング中に手の指を握る。腕を伸ばすではここで尾関トレーナーに、具体的な方法をレクチャーしていただきましょう。尾関トレーナー立ち止まらずにできる2つのエクササイズをご紹介します。(1)手の指握りエクササイズ両手をパーの形に広げてから、小指、薬指、中指の順に軽く握ります。ランニング中は、無意識に手や指に力が入っていますが、それをほぐします。薬指には、左右のけんこう骨の間の奥に位置する小さな筋肉=菱形筋(りょうけいきん)をリラックスさせる神経があります。薬指を刺激すると固まったその筋肉がほぐされ、本来の「姿勢を保とうとする動き」を呼び戻します。ポイントは、親指と人さし指は握らないことです。親指と人差し指に力が入ると、背中の上部から首の部分にかけて広がる筋肉である僧帽筋(そうぼうきん)の上部=首に力が入り、首をすくめるような姿勢になります。このエクササイズに関わらず、ランニング中も親指と人さし指の力を抜いて走ることを意識してください。姿勢の矯正につながります。(2)腕伸ばしエクササイズ走りながら、片方の腕を伸ばして手のひらを前方に向け、2秒キープ。薬指と小指を伸ばすよう、意識しましょう。伸ばした腕をおろし、もう片方の腕を伸ばして同様に2秒キープ。これを、2~3回繰り返しましょう。ランニング中に疲れてくると、肩まわりの筋肉が縮んで腕が前後に振りにくくなります。同時に股(こ)関節のまわりも硬くなって窮屈な姿勢になりがちです。腕を伸ばすと、肩、わきの下、胸の前の筋肉が伸びてリラックスした状態で走ることができます。リラックスした姿勢は、足から伝わる力の衝撃を、スムーズに頭上から放出することができるのです。これらのエクササイズは、ランニング中に足腰が疲れたときだけでなく、「全身に力が入っているな」、「腕の振りが悪くなってきたな」と感じたときに早めに行ってください。――早速、取り入れてみます。ありがとうございました。実際に行うと、「手の指握りエクササイズ」では、「あ、こぶしは力んでいたんだな」と気付き、肩まわりから全身が軽やかになったように感じました。また、「腕伸ばしエクササイズ」はけんこう骨から指先までが伸びてとても気持ちがよく、気分転換にもつながりました。自分の背骨の状態を常に意識することは難しいですが、疲労感があるときにはぜひ試してみてください。監修:尾関紀輝氏。株式会社Shapes(東京都渋谷区)代表取締役。AFAA認定パーソナルトレーナー。"ダイエット・ボディメイク専門のパーソナルトレーナー"の日本における第一人者。ボディメイク指導歴は20年以上、1万人超の指導実績を持つ。『きほんのダイエット』(池田書店)、『体脂肪を落とすトレーニングプログラム』(西東社)、『一日5分で変わる体脂肪筋力トレーニング』(西東社)など著書多数。株式会社Shapes東京都渋谷区道玄坂1-20-1-B1F TEL:03-3463-6666 岩田なつき/ユンブル)【関連リンク】【コラム】細くしなやかな足を手に入れる美脚メイク・ランニング【コラム】専門医に改善策を聞くダイエット失敗集!~運動編【コラム】ご飯食べている時にこれはない!という行動
2012年01月11日