慣れないスーツに身を包み、説明会や選考に挑む就職活動では、心身ともに疲れてしまうこともあるでしょう。そんな時、人の優しさに触れると嬉しくなるものです。北海道で就職活動をしている、しの様(@ON_2310_NO)さんは、就職活動中の電車内で体験したエピソードをSNSに投稿しました。車掌に渡された1枚のメモ、そこには?就活疲れがたまっており、快適に移動時間を過ごすため、JR北海道の普通車指定席『uシート』を利用したという、投稿者さん。席でくつろいでいると、前の席では、サラリーマンの集団が酒を飲んで盛り上がっていたといいます。すると、車掌から1枚のメモを渡されました。もし前の方の話し声が気になるようでしたら、1つ前の車両の席を押さえてありますので、使っていただいて大丈夫です。就職活動の移動中には、選考の準備をしたり、心を落ち着かせたりして、静かに過ごしたいもの。前の席が盛り上がっていることに気付いた車掌は、就活生である投稿者さんが静かに過ごせるよう気遣い、別の車両に席を用意してくれたのでしょう。投稿者さん自身、話し声は気にならなかったそうですが、車掌さんの気遣いが何よりも嬉しかったといいます。「こういうの、JR北海道にお手紙でも書けばいいの?」と感動した様子でコメントしました。心温まるエピソードに感動した人は多く、「車掌さんの乗客に対する愛を感じますね」「優しい世界だなぁ」など、さまざまな感想が寄せられています。車掌からの温かい気遣いは、就活中の投稿者さんの心を励まし、大きな力を与えたことでしょう。[文・構成/grape編集部]
2023年07月31日東京都八王子市にある高尾山は都心から近く、ハイキングコースも整備されているため、ファミリーの観光客や登山初心者にも人気です。高尾山のケーブルカーとリフトを営業している高尾登山電鉄株式会社は、2023年7月6日、Twitterを更新。投稿された1枚には、高尾山ならではの『マスコットキャラクター』が写っていました。車掌の肩に乗って、指令を出していたのは…。肩のクワガタが指令を出すスタイル #高尾山 pic.twitter.com/iB9EHISXkg — 高尾山ケーブルカー【公式】 (@Takao_Tozan) July 6, 2023 『昆虫好きキッズ』の憧れ…ミヤマクワガタ!ミヤマクワガタは、標高の高い、冷涼な場所に分布するといわれており、大きなアゴと茶色っぽい体の色が特徴的です。子供の頃、昆虫採集をしたことがある人なら、「一度見てみたい」と思うクワガタではないでしょうか。高尾山では、そんなミヤマクワガタがよく見られるとのこと。車掌さんの肩に乗ったミヤマクワガタは、張り切って指令を出しているようにも見えて、クスッとさせられます。投稿には「すごい!ミヤマクワガタだ」「ミヤマ、高尾山にいるんだ。かっこよすぎる」「なんかかわいい!」などの声が寄せられていました。夏はハイキングのほか、ミヤマクワガタをはじめ高尾山ならではの昆虫観察を目的に訪れる子供たちも多くいるでしょう。まさに、招き猫ならぬ『招きクワガタ』ですね![文・構成/grape編集部]
2023年07月07日2~3月上旬に花を咲かす河津桜。ひと足早く桜を見ることができ、まだ少し寒い中でも春を感じることができます。河津桜と電車をひと目で見渡せる場所から写真を撮影した、ベラス(@velous_93)さん。「美しい1枚が撮れた」と写真を見返すと、あることに気が付きました。電車の中に注目です!桜と電車いいじゃん!カメラカシャーん!? pic.twitter.com/Q4bm97bjKt — ベラス@JK (@velous_93) February 21, 2021 なんと、カメラに気付いた車掌が電車の中でピース!車掌は、運転手とは違い電車の後ろに乗り、車内放送やドアの開閉を行う仕事を担っています。後ろ向きで乗車していたため、カメラに気が付いたのかもしれません。桜と、電車、さらにピースをする車掌が写る貴重な1枚となりました。お茶目な車掌のサービスに、たくさんのコメントが寄せられています。・この写真、最高すぎる!こんなに素敵な場所を走っていたら車掌さんも気持ちがいいだろうな。・1枚目で「すごくきれい!」と思ったら4枚目を見て目を疑った!いい車掌さん。・かっこいい!カメラに気付くなんてすごいな。それだけ周りを見て安全を守ってくれているんだね。実はこの電車は、1週間に1~2回程度、限られた区間でしか運転されない珍しい車両として『しあわせの黄色い電車』と呼ばれているもの。貴重な写真はきっと、見た人にも幸せを運んでくれることでしょう![文・構成/grape編集部]
2021年02月24日*画像はイメージです:月27日、車掌が寝坊し乗務する新幹線に乗り遅れ、約10分の遅れが出たという報道がありました。在来線と異なり、あまり遅延をすることがない新幹線ですが、遅延した場合は乗客に補償等はあるのでしょうか?解説してみたいと思います。 ■新幹線が遅延した場合は乗客に補償はあるのか商法第590条を根拠にすれば、JR東日本は乗客に対し、乗客を新幹線で運送する債務を負っており、使用人である車掌のミスについても責任を負います。したがって、車掌の寝坊等によって新幹線が著しく遅れたような場合、乗客としては、JR東日本の債務不履行(約束違反)を理由として、生じた損害について賠償請求することが一応は考えられます。しかし、JR東日本の場合、約款(旅客営業規則)が存在しており、列車が運航時刻より遅延した場合についての規定(旅客営業規則第282条(2))も設けられておりますので、こちらが適用されることになります。これによると、乗客としては、「列車が運行時刻より遅延し、そのため接続駅で接続予定の列車の出発時刻から1時間以上にわたって目的地に出発する列車の接続を欠いたとき又は着駅到着時刻に2時間以上遅延したとき」、旅客運賃・料金の払い戻し、有効期間の延長、無賃送還といった補償を求めることができるだけということになります。ですので、10分の遅れでは補償を求めることはできません。 ■電車が遅延した場合も新幹線と同様電車が遅延した場合も、新幹線が遅延した場合と同じです。様々な事情によって時刻表どおりいかないことは仕方がないことですし、乗客を運送する債務といっても時刻表どおりの到着まで保証しているわけではないと考えられます。電車が多少遅れただけでは損害の賠償を請求することができませんし、約款があるのであれば、約款がよほど不当な内容でない以上、約款が適用されるわけです。 ■電車や新幹線の遅延を故意に引き起こした人がいたら……?新幹線・電車の遅延を故意に引き起こした人がいたような場合、その人は不法行為を行ったといえますので、鉄道会社はもちろん、損害を被った乗客も、被った損害についてその人に対して賠償請求することができます。 *著者:弁護士 冨本和男(法律事務所あすか。企業法務、債務整理、刑事弁護を主に扱っている。親身かつ熱意にあふれた刑事弁護活動がモットー。)【画像】イメージです*yoshi / PIXTA(ピクスタ)
2017年08月03日青森県の津軽鉄道はこのほど、1日限定で活動する「ペット車掌」の募集を開始した。犬や猫などペットに専用の帽子を着用させて駅で記念撮影を行い、一緒に津軽鉄道の列車に乗ることもできる企画だという。今回の企画では、「車掌」としての業務が求められるわけではなく、車内では津軽鉄道が用意するキャリーケースまたは飼い主持参のケージやキャリーケースに入ることに。このため、「ペット車掌」への応募も、ケージやキャリーケースに入れる大きさの犬・猫・うさぎなどに限られる。参加費用は無料だが、撮影したペットの写真や動画を津軽鉄道の広告として利用することに同意することが条件となる。「ペット車掌」として活動する当日は、飼い主とその家族をはじめ、同行者全員に津軽鉄道のフリー乗車券が支給される。実施期間は10月24日から11月30日まで。1日1匹限定となる。希望者は乗車希望日の7日前までに、郵便はがきか専用メールアドレスへのメールで申し込む必要がある(先着50名限定)。応募方法の詳細は津軽鉄道ウェブサイトで確認できる。※写真は本文とは関係ありません。
2015年10月09日