竹中直人と生瀬勝久がタッグを組む「竹生企画」が4年ぶりに第二弾を放つ。前回に続き倉持裕を作・演出に迎えて挑戦するのは、『ブロッケンの妖怪』なるホラーコメディ。これが初舞台の佐々木希をはじめ、大貫勇輔、安藤聖、田口浩正、高橋惠子らとともに、笑いと怪奇の不思議な世界を作り上げる。超個性派のふたり、今度はどんな激突を見せるのか。舞台『ブロッケンの妖怪』チケット情報そもそもは、「竹中さんの芝居が好きで、憧れの人とぶつかりたかった」という生瀬のラブコールから始まった「竹生企画」。受けて立った竹中にとっても、「お互いに馴れ合いにならず、心地いい緊張感を持って静かに戦えた」場となったそうだ。実際、「もう1回、もう1回と繰り返していくうちに感情が動く瞬間がある稽古が好き」という竹中に対し、生瀬は「繰り返すよりも早く舞台に上げる形を見つけたい」と、ふたりは考え方も異なる。しかし、「違うから良かった」と竹中が言えば、生瀬も「すごく仲良くなったわけでもないんですけど(笑)、竹中さんという存在は唯一無二。絶対またやりたかった」と、さらなるタッグを望むようになったと話す。そうして立ち上がった第二弾は、洋館が1軒だけ建つ孤島が舞台。そこで、ブロッケン現象で霧に映ったもうひとつの洋館が日に日に近づいてくるという物語が展開していく。第一弾に続いて作・演出を担うのは、「あの何とも言えない不思議な世界がたまらなく好き」と竹中が依頼した倉持裕。「今回も演劇でしか表現できない不思議なエンターテインメントになると思う」と生瀬も期待を膨らませる。さらに、「生瀬くんと僕でホラーコメディをやるなんて、『ヴあああ~!』っていう恐怖の顔合戦がすごいことになるんじゃないかと思う(笑)」と竹中が楽しそうに言うと、「僕、そういうテンションを上げることを良しとする先輩たちの考え方が、今すごく大事だと思うんです。ギリギリでやるっていうことがやっぱり美しいと思う」と生瀬が力強く応えた。今回の物語がホラーコメディになったのは、実は、ホラー映画マニアの竹中の声が発端。自分たちで立ち上げた企画だからこそ、何ものにもとらわれず、やってみたいことに、やってみたい人を呼んでトライできる。「とにかくすごい芝居になる予感がする」と竹中。そして、「2回目が勝負。面白いことやってるらしいよと噂になって、3回目を期待してくれる人が増えたら」と生瀬。純粋に、自由に、ふたりの俳優が舞台に取り組む。10月30日(金)より東京・THEATRE1010を皮切りに、全国で公演。取材・文:大内弓子
2015年09月09日ベイクルーズのブランド&「鈴木えみ」とのコラボ商品!株式会社ベイクルーズが運営するイエナ スローブ(IENA SLOBE)は、人気モデルの鈴木えみとのコラボレーションによる、お洒落なファッション商品を発表する。秀でたセンスを持つカリスマ“えみちぃ”で愛される、鈴木えみとのコラボで実現したファッションアイテムは“今、身につけたい物”がモチーフだ。同ブランドならではのガーリーな雰囲気とともに、流行スパイスがブレンドされた素敵なコレクション!IENA SLOBEのブランドコンセプト“今を自由に生きる、女性の為のリアルクローズ。伝統的な価値観をベースに流行を常に取り入れる。あくまでも自分らしく、活動的に生きる女性の為の洋服。ガーリッシュで気ままな雰囲気の中に、品の良さを感じるラインナップ。形にとらわれることのない、遊び心あふれる大人のスタイリングを提案”などが、おもな同ブランドのコンセプトという。鈴木えみについて1985年生まれ。“えみちぃ”などの愛称で親しまれ、日本のファッションモデルとして活動。1999年のデビュー以来、テレビやCM、ファッション雑誌および写真集など幅広い分野で活躍している。(画像はプレスリリースより)【参考】・株式会社ベイクルーズ プレスリリース (PR TIMES)・株式会社ベイクルーズ
2015年05月04日15年前、明石家さんまが本格的な舞台に進出するきっかけとなった『七人ぐらいの兵士』が、ついに再演される。当時のきっかけは、テレビドラマで共演した生瀬勝久がさんまの生返事を真に受けて(?)、本作の脚本を書き下ろしたこと。だがその舞台は芸人としての魅力はもちろん、“役者・明石家さんま”の新たな表情をも引き出して絶賛を浴びることとなった。以降、数年に一度のスパンで、これまで5度タッグを組んできたふたり。伝説の舞台の再演を前に、意気込みと初演の思い出を語ってもらった。舞台『七人ぐらいの兵士』チケット情報戦時下の中国に駐屯している、日本軍のある分隊。ここには一度戦地に派遣されたものの、その役立たずぶりに再訓練となったダメ兵士ばかりが集められていた。リーダー格で元漫才師の木下兵長(生瀬)も演習に励んでいたが、訓練中の事故で野戦病院に運ばれてしまう。そこで出会ったのが、死んだ妹のさくらに生き写しの看護師・花子(内田有紀)。そして、大事な高座から逃げた元相方の水嶋(さんま)だった。ウソと詭弁の天才、水嶋は仮病を使って日本に帰ろうとしていたが、木下はそれを見抜いて自分の隊に引き入れる。それでも脱走を図ろうとする水嶋は、口八丁で兵士たちを巻き込むが……。生瀬は「再演に向けて台本に手を入れますが、基本のストーリーは変えないつもりです。この作品はさんまさんへの当て書きから始まってますし、劇中の『死にたくないんやない、生きたいんや』という水嶋のセリフは、さんまさんが言うから意味のあるもの。初演から15年経った今だからこそ、聞きたいセリフでもありますね」と語る。さんまも「初めてのストレートプレイだったし、人生で初めてソファでウトッとした(ほど大変だった)からね」と初演を振り返るが、すかさず生瀬が「2ステを終えた翌日のソワレ前にゴルフに行ってたじゃないですか!」と横からツッコミを。「山西(惇)とか共演の役者たちが呆然としてましたよ」という生瀬と、「そうだった?」とトボけるさんま。丁々発止のやりとりは役の関係性にも似て、取材陣からも思わず笑いがもれた。役どころを戦時下の元漫才師にしたことについて、生瀬は「もともと演芸の世界に憧れがあったし、さんまさんの“どんな時代でも生き残ってしまう”バイタリティを表したかったから」と話す。一方のさんまにとっては馴染んだ世界だが、「ピン芸人だったのでコンビの心情はリアルには分からないけども」と断りつつ、木下が水嶋の才能を認めながらも、同時に憎悪を持ち続ける二律背反の感情については「これまで色んな漫才コンビを見てきたけれど、“大好きなのに大嫌い”というのは相方に対する気持ちとして多いかもしれない」とサラリ。「その芸人らしい複雑な心情を、シーンごとに表していけたら」と、“笑い”の世界を牽引し続けるさんまならではの目線で語ってくれた。公演は7月5日(日)から26日(日)まで東京・Bunkamuraシアターコクーン、8月19日(水)から25日(火)まで大阪・シアターBRAVA!にて。チケットの一般発売は4月25日(土)より。取材・文佐藤さくら
2015年04月24日ライフスタイルファニチャーブランド「アルフレックス(Arflex)」が、テキスタイルデザイナーの鈴木マサルとコラボレーション。特別展「MARENCO×鈴木マサル」が4月21日まで、アルフレックスショップ大阪で開催中。鈴木マサルは多摩美術大学の染織デザイン科を卒業後、粟辻博デザイン室に勤務。やがて独立すると、05年からファブリックブランド「オッライピイヌ(OTTAIPNU)」を主宰している。その後はフィンランドの老舗ファブリックブランド「マリメッコ(marimekko)」のデザインを手掛けるなど、これまで様々なメーカーやブランドのプロジェクトに携わってきた。今回のイベントは家具とテキスタイルデザインの楽しさを伝えることを目的に、昨年東京で開催された展示会を再現。アルフレックスのシンプルな家具に、鈴木の大胆かつ鮮やか、そしてユーモラスな要素を併せ持つデザインが融合している。中でも注目なのが、ブランドを代表する「マレンコ(MARENCO)」のコラボモデル。このソファーはデザイナーのマリオ・マレンコが一瞬のうちに描いたスケッチから生まれたもので、無駄のない個性的なフォルムは、発売から40 年経った現在でも多くの人々に愛され続けている。コラボ作品の一つ「ダンス(DANCE)」(3人掛け/78万8,000円)は、鈴木が“攻める”気持ちで手掛けたという、日常使いのリアリティから逸脱したデザインが特徴。「色も柄も、なるべく合わないようなものを隣に並べた」という鈴木の言葉通りに、名作ソファーが現代アートのように芸術的な姿へと生まれ変わっている。一方、「パーク(PARK)」(3人掛け/74万2,000円)はシャープなモダニズムとは対局の存在として、可愛らしく感情移入のしやすい動物をモチーフに使用。ソファー全体を1枚のキャンバスとして捉え、座面や肘掛けなどを横断するようにプリントした。その中で、各パーツ間で分断され、結合されたモチーフが絵画的に表現されている。これと良く似た技法を用いているのが「バルーン(BALOON)」(3人掛け/61万2,000円)だ。マレンコのフォルムにも似たドッドモチーフを横断的にプリントすることで、予測出来ない変則的なパターンが誕生。あたかもソファの形が変化しているような錯視を生み出している。素材にはマレンコの定番である麻を用い、一版ずつ手捺染でプリントした。更に、木目の方向にまで気を配り、途切れることなく流れるようなフォルムを生み出しているチェア「リン(RINN)」(5万3,000円から)でも、今回鈴木とのコラボが実現。座面にマレンコにも用いられた全20種類のファブリックを使用し、アートな感性をプラスしている。また、音響メーカー「バング&オルフセン ジャパン」とコラボし、今年3月に発表された「BeoPlay A9」の限定スピーカーカバーも出展される。今回のコラボについて、鈴木は「異なる技術で作られた3種類のテキスタイルに包まれたマレンコは、皆さんの知っているあのクールなマレンコとはまったく別の姿を見せました。色柄が空間を漂い、人の心の中で揺らぎ、高揚させ、形にならない感覚が新しいリアリティとなって生活を、そして環境を変えていくのです。モダンデザインとカワイイデザインが絡み合い、テキスタイルによって劇的にソファー自体が、環境が、変わっていくその瞬間。皆様、是非高覧下さい」と語っている。【イベント情報】MARENCO×鈴木マサル会場:アルフレックスショップ大阪住所:大阪府大阪市中央区南船場4-2-11 ベネトン心斎橋ビル6階会期:4月10日から21日まで時間:11:00から19:00まで(10日は18:00から20:00まで)休館日:4月15日
2015年04月18日ドラマや映画、バラエティなど多方面で活躍する女優・佐々木希が、竹中直人と生瀬勝久が出演する「ブロッケンの妖怪」にて、待望の舞台デビューを果たすことが明らかとなった。2011年、竹中さんと生瀬さんが舞台で激突し話題となった「竹生企画」第一弾「ヴィラ・グランデ青山~返り討ちの日曜日~」から4年。屈指の超個性派俳優でありクリエイターでもある二人が本作で再びタッグを組む。物語の舞台は孤島。絵本作家の打越(竹中さん)、担当編集者の黒柳(生瀬さん)は小さな孤島を訪れる。打越には放浪癖と浮気性があり、心配する打越の恋人もやって来た。森と砂浜、そして大きな洋館がぽつんと一軒建っているだけの孤島。その洋館には、虹子(高橋惠子)という女と娘の小真代(佐々木さん)、使用人の稲井(大貫勇輔)が暮らしており、生活必要品は船乗りの泊(田口浩正)が本土から運んでくる。打越たちはこの島で目撃される「ブロッケン現象」を取材しに来たのだった。霧の濃い日に、洋館の影が霧に映り、海の上にもう一つの洋館が現れるのだという。謎めいた母娘の住む洋館、そして日に日に近づいて来るもう一つの洋館の影。打越はふとある日、その洋館の影にあるものを見つけ…。それぞれの思惑を巻き込みながら、霧に包まれた孤島で不思議な物語が展開する。前作に続き人気作家・演出家の倉持裕を作・演出に迎え、バラエティ豊かなキャストが集結。ドラマや映画、CMなどで美しさを遺憾なく発揮し、女子たちからの絶大な人気を誇る佐々木さんが初舞台を踏むのも本作の見どころのひとつだ。さらにはミュージカル「ピーターパン」のフック船長役や、舞台「アドルフに告ぐ」への出演決定など、舞台や映像で着実なキャリア重ねている大貫勇輔、前作に続き出演の田口浩正、竹生企画初参加となる高橋惠子と、個性豊かなメンバーが名を連ねた。佐々木さんは「私が舞台に立つ日がくるなんて、夢にも思いませんでした。今からとてもとても緊張しております。お芝居もまだまだ未熟な私ですが、竹中さん、生瀬さんを始めとするキャストの皆様から沢山の事を吸収したいと思います」と意気込みを語り、初舞台を心待ちにしている様子。そんな佐々木さんに対し、“先輩”となるお二人は「きっとコメディセンスも持っている女優だと思うのでかなり期待しています。初舞台だからと恐れず思い切って演じて欲しいと思っています」(竹中さん)、「同じ俳優ですので偉そうなことは言えませんが、舞台を好きになって頂きたいです」(生瀬さん)とエールを送った。公演は、10月下旬より、東京・シアタークリエ、シアター1010ほか、全国各都市公演を予定。<公演概要>「ブロッケンの妖怪」作・演出 倉持裕出演:竹中直人生瀬勝久佐々木希大貫勇輔田口浩正高橋惠子主催:東宝株式会社株式会社キューブ公演日程:2015年10月下旬~12月中旬シアタークリエシアター1010ほか各地公演予定。東京公演チケット一般発売:9月予定(text:cinemacafe.net)
2015年04月14日日本マクドナルドはこのほど、「マックシェイク さくらんぼ(さくらんぼ果汁0.15%)」を全国のマクドナルド店舗(一部店舗除く)にて期間限定で発売した。販売は5月上旬までを予定。同商品は、「マックシェイク」初のさくらんぼ味。さくらんぼ果汁には山形県産佐藤錦を使用し、さくらんぼ特有のほのかな甘みと香りがミルクのクリーミーな舌ざわりとともに楽しめるという。価格はSサイズが100円(税込)で、定番の「ハンバーガー」や「プレミアムローストコーヒー(Sサイズ)」とともに「100円マック」メニューとして販売。販売時間は10時30分~閉店まで(24時間営業店舗は翌午前1時まで)。Mサイズは195円(税込)で展開する。なお同商品の発売に合わせ、テレビCMも放映を開始した。"和"をコンセプトに、江戸時代の日本の美人画をモチーフにした内容で、イラストレーター・鈴木勝久氏が手がけている。
2015年04月01日鈴木おさむが作・演出を手がける舞台『美幸 -アンコンディショナルラブ-』に、大島優子、鈴木浩介の出演が決定。2016年5月、東京・本多劇場、大阪・サンケイホールブリーゼで上演する。本作は鈴木が、妻の森三中・大島の学生時代にあったいじめ経験に着想を得て書下ろしたふたり芝居で、2012年と2013年に山崎樹範、鳥居みゆきの出演で上演されている。書道コンテスト優勝をきっかけに学校で執拗ないじめにあい悲惨な学生生活を送った過去を持つ女・美幸が主人公。彼女は会社で出会った元役者の雄星に、自分の過去と同じ境遇を感じ“無償の愛”を捧げることを誓うが、その愛は次第にエスカレートして、雄星を悩ませるすべての人々に復讐を企てていく。今回タイトルロールの美幸を演じるのは、先ごろ映画『紙の月』で日本アカデミー賞優秀助演女優賞を受賞した大島優子。美幸の憧れの存在である雄星をはじめ、男性登場人物5役をひとりで演じ分けるのは舞台、ドラマで活躍する人気の個性派俳優・鈴木浩介。ふたりは出演決定にあたり以下のコメントを寄せている。■鈴木浩介おさむさんの奥様は大島さんですよね。今回ご一緒させていただくのも大島さん。ダブル鈴木、ダブル大島、不思議なご縁を感じております。まさか、僕の名字が鈴木だからキャスティングされたわけではないですよね?おさむさん、優子さん、ご一緒させていただくのを楽しみにしております。全力で頑張ります。■大島優子以前から、作品によって様々な表情を持つ鈴木浩介さんの演技に憧れていました。今回ご一緒できて大変光栄です。舞台上の二人芝居でどういう世界を作れるか今から楽しみで、興奮しています。いかに衝撃的に、そしてリアルに美幸を演じられるか、おさむさんに身を委ねて最後まで喰らいついていきたいです。
2015年03月17日※画像は、鈴木奈々オフィシャルブログ より結婚が決まり幸せいっぱいの鈴木奈々さんのプロデュースファッションモデルでタレントの鈴木奈々さんが、オフィシャルブログでプリシラとのコラボレーションをしたウィッグ商品のプロデュースをしたことを発表した。自身も雑誌やファッションショーの際にプリシラのアイテムを利用している。鈴木奈々さんは、同じくファッションモデルの益若つばささんの大ファンで、イベントやファッションショーの追っかけをしていたところ、Popteenのスタッフにスカウトされた。その後、Popteen専属モデルとなり、誌面で単独企画を任されるなどの看板モデルとして活躍。卒業後は、EDGE STYLEに移籍をし、テレビ番組などでも活躍をしている。自宅で簡単にイメージチェンジ今回発売されるウィッグは5種類。元気印の鈴木奈々さんのトレードマークでもあるツインテールのシュシュやポニーテール、前髪ウィッグなど使い勝手のよいアイテム。オフィシャルブログでは、実際につけてポージングをした鈴木奈々さんのカットも見ることができる。発売日程はまだ決定していないが、2013年11月予定。最近では、地毛が短いままでもロングヘアを楽しんだり、普段はできない髪色をウィッグで楽しんだりしている人も多い。エクステでは、毎回の手入れも不便だし、気軽に変更もできない。ウィッグなら、自宅で簡単に装着出来、違うタイプを楽しむことが簡単にできるのも、人気の秘密だろう。【参考】▼プリシラ▼鈴木奈々オフィシャルブログ実年齢マイナス20歳!愛用者の91%が満足する魔法のコスメとは?(9月3日)4カ月老ける研究結果も!! 知らないと怖い「お肌の悪習慣」(8月29日)元の記事を読む
2013年09月11日演劇界を牽引するふたりの怪優、生瀬勝久と古田新太が、“本気の劇団”立ち上げに挑んだドキュメンタリードラマ『勝・新(KATSUARA)』(現在WOWOWでシーズン2の第2回まで放送)。その最終回公開収録が、8月27日、東京・CBGKシブゲキ!!にて行われ、出演者の生瀬、古田、オーディションを勝ち抜いた12名の劇団員が囲み取材に応じた。シーズン2に入り、劇団として本格的なスタートを切った「勝・新」。旗揚げ公演としてふたりは、劇団名にちなみ、“勝新(かつしん)”こと勝新太郎の代表作『悪名』に挑戦すると決めた。本作は1961年から上映された人気任侠映画シリーズで、劇団「勝・新」ではその第1作を中心にしたダイジェスト版を上演する。演出を手がけるのは生瀬。「相手とちゃんと会話して」「起きている事象への芝居をしっかり」など、生瀬は舞台で演じる上での意識を若い劇団員たちに叩き込んでいく。そんな生瀬の演出に対し古田は、「非常に分かりやすい。ご本人も役者さんだから、その人が今どういう気持ちになっているのか細かく説明してくれます」と厚い信頼を寄せる。勝新太郎の当たり役、河内の暴れ者・八尾の朝吉に挑むのは古田。自身「オイラなりの朝吉を」と語る古田の芝居は、演出の生瀬から見ても「素晴らしい。やっぱり舞台での古田くんはピカ一です」と言わしめるほど。また時に古田は、劇団員たちのために手本を見せることも。そんな古田の芝居を見て、「完全にインプットしました!」と息巻くのは劇団員のイマニヤスヒサ。だがイマニの芝居を見た生瀬から、「全然出来てないじゃん!(笑)」とストップがかかると、スタッフや共演者からは爆笑が巻き起こっていた。また、WOWOW放送の『勝・新(KATSUARA)』では毎回豪華なゲストも話題で、シーズン1では伊勢谷友介、吉高由里子、藤原竜也などが登場。最終回にはなんとあの長澤まさみが出演しており、劇団「勝・新」の旗揚げを大いに盛り上げる。生瀬が「大人のバラエティって感覚で始まった番組ですが、みんなと稽古をしている今、真面目な気持ちでこの12人と向き合っていると自負しております」と語ると、その横では古田が力強く頷く。若い才能に触れ、舞台への思いを新たにしたふたり。今後、生瀬はケラリーノ・サンドロヴィッチ作・演出の『祈りと怪物~ウィルヴィルの三姉妹』(12月より東京・シアターコクーンにて上演)に、古田は自身が所属する劇団☆新感線の新作、SHINKANSEN☆RX『ZIPANG PUNK~五右衛門ロックⅢ』(12月より東京・東急シアターオーブにて上演)への出演が決まっている。映像から舞台へと、怪優ふたりの快進撃はまだまだ止まることを知らなそうだ。取材・文:野上瑠美子
2012年08月28日生瀬勝久と古田新太が2月14日、WOWOWの連続ドラマ・ドキュメンタリー「勝・新(KATSUARA)」の記者会見に登壇した。この番組は生瀬と古田が新劇団を結成し、東京・渋谷の「CBGKシブゲキ!」で公演を行う事を目標に、豪華ゲストとともにステージを練り上げていく姿をドキュメンタリータッチで描いていく。会見で生瀬は「せっかくやるんだったら、フェイクで始まっても最後はリアル(本物の舞台)でやった方が(番組を)観てる方も達成感あるでしょ」と本気で舞台上演を目指している様子。そんな生瀬を見て古田は「劇団は運営が大変だけど、生瀬さんは若い人の面倒みるのが好きだから」と軽いノリで笑わせる。会見に同席した演出の倉本美津留は「撮ってみて新しいことをしてるなと実感できます」と興奮した様子で語ると、すかさず生瀬が「僕らの負担が多すぎますって」と苦笑い。毎回違う大物俳優とのエチュード(即興劇)だけに「台本はあってもその日の僕らの体調やテンションによっても変わりますからね。危ない橋を渡っていますよ」と本音もチラリ。気になる豪華ゲストは、現時点で伊勢谷友介、吉高由里子、風間杜夫、岩松了、松雪泰子が予定されている。実名で登場するゲストと生瀬&古田がどんなステージを練り上げていくのか。ドラマ・ドキュメンタリー「勝・新(KATSUARA)」は3月11日(日)深夜0時よりWOWOWプライムで放送開始。(全5回)
2012年02月15日竹中直人と生瀬勝久が舞台初共演、新ユニット“竹生企画”として上演する『ヴィラ・グランデ青山~返り討ちの日曜日~』が11月11日(金)に東京・シアタークリエで開幕する。前日の10日には、舞台稽古の合間に竹中と生瀬、さらに本作品で初舞台を踏む共演の山田優が会見に応じた。「ヴィラ・グランデ青山」チケット情報はこちら物語はバブル期に建てられた、小洒落てはいるが造りの悪いマンション「ヴィラ・グランデ青山」が舞台。ここに住む男・民谷(竹中)が娘の元カレに殺されかけた、という事件を発端に、かつてここに住み民谷の友人だったが今は仲たがいしている男・陣野(生瀬)や、マンションの住民らを巻き込みながら展開するシニカル・コメディだ。作・演出は、以前からファンだったと語る竹中のラブコールに応えた倉持裕が担当する。もともと、竹中の監督映画に出演した生瀬が竹中を二人芝居に誘ったことから始まったこの企画。会見では生瀬が改めて「学生の頃からずっと拝見していた大先輩。竹中さんにずっと憧れてこの世界に入った人間なので、夢のような話なんです」と心中を話した。竹中は「私は、生瀬くんに圧倒されっぱなしの日々です」と照れ、「(最初に声を掛けられた時は)面倒くさいな、ふざけんなよって(笑)……いえ、嬉しかったですね。え、おれでいいの? って」とジョークを交えた竹中節で当時の心境を語った。また、陣野の部屋を借りている美女・早坂役はこれが初舞台となる山田優が演じる。山田は現在の気持ちを開口一番「よくわかりません……汗が止まらなくてずっと緊張してます」と話すが、その山田をふたりは「優ちゃんの佇まいがめちゃくちゃ美しい、これが初舞台かよ!って感じ」(竹中)、「色々特技を持っていてびっくりしちゃう」(生瀬)と絶賛。山田が生歌を披露するシーンもあり、山田曰く「初めてジャズを歌うので、一番緊張するポイント」とのことだが、こちらも生瀬が「すごいっすよ。稽古場なのにNYにいるんじゃないかなと思っちゃう」と話していた。なお、当初の企画だった“二人芝居”については竹中が「ずっとふたりは嫌だよ、煮詰まるし。想像しただけでも身体に汗が……」と語るも、「僕は諦めていないです!」と生瀬。今後も竹中と生瀬、ふたりの企画が期待できそうだ。ほかに出演は谷村美月、松下洸平、田口浩正。公演は11月11日(金)から27日(日)まで東京・シアタークリエ、12月1日(木)から4日(日)に大阪・サンケイホールブリーゼ、その他各地でも上演。チケットは発売中。
2011年11月11日NHKの人気バラエティ番組を映画化した『サラリーマンNEO 劇場版(笑)』が11月3日(祝・木)に公開初日を迎え、主演の小池徹平に生瀬勝久、沢村一樹、堀内敬子、入江雅人、山西惇、八十田勇一、吉田照幸監督が都内劇場で行われた舞台挨拶に登壇した。サラリーマンを題材にした異色のコント番組を映画化した本作。業界第5位のビール会社に就職した新入社員が、個性的な上司たちと共にNo.1シェアのビール開発に挑む姿を描く。今回の劇場版からの参加となった小池さんは、TVシリーズのレギュラーメンバーに囲まれて「いまでもこのメンバーの中にいるのが不思議です」。撮影の初日をふり返り「(沢村さん演じる)川上くんの勢いに圧倒されました」と語った。これまで何度か試写会での舞台挨拶は行われてきたが、ついに初日を迎え、生瀬さんも「感慨深い」と笑顔。「これまで(の試写会)はタダで来たお客さんということで僕も『別に…』としか言ってなかったんですが(笑)、今日のお客さんはお金を払って観に来てくれたということで素晴らしい!」と本音トークで会場の笑いを誘った。その生瀬さんとの“確執”がたびたび伝えられてきた沢村さん。山西さんからは「映画の撮影のときはちょっと雪解けがあったんだけど、今日はまた緊張感が…」という説明が。沢村さんが「今日、まだ生瀬さんと目を合わせてませんから」と言えば、生瀬さんは「一緒に出てるコントないでしょ?まあこういうとこで言うことじゃないから」と何やらキナ臭さを感じさせる発言で会場を沸かせた。堀内さんは小池さんについて「本当にかわいいので子供にしたい」と語れば、八十田さんは現場で小池さんが「(女性のタイプは)『年上の人がいい』と言ってました」と暴露し会場はどよめいた。生瀬さんが「また次につながっていけば」と続編をほのめかすと会場からは大きな拍手がわき起こった。さらに生瀬さんは「小池くんもレギュラーで出ていただければ」とオファー。共演陣からの「そんな簡単に?」という言葉に「いいのいいの。ほとんどおれが決めてるから」とあっさり。この日は“じゃんけんの女王”篠田麻里子は欠席となったが、生瀬さんは急遽、次作の主役をじゃんけんで決定することを提案。壇上のキャスト陣で本当にじゃんけんが行われ、入江さんが見事に勝ち抜きガッツポーズ。「(地元の)博多ロケをしてほしい」と監督に希望を伝えていた。残念ながら早々に敗退した小池さんはそれでも「参加ができれば」と次作への出演を希望。一方で沢村さんは「これを機に三谷幸喜さんの作品に…。もう未練はないです」、生瀬さんは「おれも『カイジ3』があるかもしれないし」と主力2人があっさりと脱退を表明し、ファンを嘆かせていた。『サラリーマンNEO 劇場版(笑)』は全国にて公開中。■関連作品:サラリーマンNEO 劇場版(笑) 2011年11月3日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2011「劇場版サラリーマンNEO」製作委員会■関連記事:小池徹平×生瀬勝久インタビュー『サラリーマンNEO』は日本の縮図?シネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5(第20回)“ほっとけない男子”俳優は?【TIFFレポート】郷ひろみ「僕にしかできない」オレンジのスーツで登場!【TIFFレポート】映画祭開幕!ミラジョヴォら美しき女優陣のファッションに釘づけ痛快大逆転コメディ『サラリーマンNEO 劇場版(笑)』試写会15組30名様ご招待
2011年11月04日日本を代表する個性派俳優、竹中直人と生瀬勝久が新ユニット“竹生企画”を立ち上げ、舞台『ヴィラ・グランデ青山~返り討ちの日曜日~』で共演する。この作品の稽古が10月11日に始まり、その様子が取材陣に公開された。作・演出は倉持裕。「ヴィラ・グランデ青山~返り討ちの日曜日~」チケット情報キャスト・スタッフが一堂に会する稽古初日の“顔合わせ”で、生瀬は「(竹中直人監督作の映画)『山形スクリーム』のロケ先で、竹中さんとふたりっきりになったときに『竹中さん、二人芝居って興味ありますか、もしよければ僕とやっていただけませんか』と言ったら、『いいよ』と言ってくれたのが最初。二人芝居ではないんですが、こうやって稽古初日を迎える状況になりました。夢のようですが、夢って本当に叶うんだなって思います」と感慨深げにこの企画が生まれたいきさつを語った。また「竹中さんに憧れがあるので、それをなくしたい。どうしても憧れがあると“受け”にまわっちゃうので。できれば本当に戦いたい」と気合を入れる。一方、竹中は「(二人芝居と言われたが)ふたりでずっと向き合っているのは恥ずかしいんで、誰か呼びたいなと思って直感的にキャスティングしたら、みんな『オッケー』と言ってくれた。ずっと倉持さんのファンだったので、脚本と演出を頼んだら倉持さんもオッケーだった。めちゃくちゃラッキーでした」と話していた。共演は山田優、谷村美月、松下洸平、田口浩正。山田優がこの作品で初舞台を踏むのも話題だ。「緊張で口から心臓が飛び出しそうで、昨日は眠れなかった」という山田は、「舞台を観るのがすごく好きで、だから初舞台は絶対後悔したくなくて、すごく好きな人たちとやりたいと思っていました。竹中さんに声を掛けていただいて、初舞台をやろうって決意しました」とその心境を語った。物語は小洒落ているが造りの悪いマンション“ヴィラ・グランデ青山”を舞台に、絶妙かつ軽妙な会話が繰り広げられるシニカル・コメディになるとか。公演は11月11日(金)から27日(日)まで東京・シアタークリエ、12月1日(木)から4日(日)に大阪・サンケイホールブリーゼ、その他各地でも上演。
2011年10月12日先日、まさかの(?)映画化が発表されたNHKの人気番組「サラリーマンNEO」。小池徹平、生瀬勝久のW主演で4月中旬より撮影が始まっているが、このたび、本作の撮影に参加している主要キャストが、休憩中に現場の一角に集まり、ゆるいトークを繰り広げ、その様子をネット上で生中継するという“『劇場版サラリーマンNEO』給湯室”が実施されることに。早速、本日4月27日(水)の昼の12時30分より開始される。NHKらしからぬパロディやシュールなネタを取り入れたコント番組として人気を博し、沢村一樹による“セクスィー部長”などの人気キャラクターなども生み出し、そのゆる〜い笑いが絶大な支持を集めてきた本番組。劇場版では、これまでレギュラーとして活躍してきた生瀬さんに加え、小池さんも“新入社員”として主演キャストに名を連ね、業界第5位のビール会社の営業一課を舞台にしためくるめくサラリーマン生活が展開する。映画の撮影のさなかに、休憩中のキャストがざっくばらんなトークを生で繰り広げるという今回の“給湯室”。小池さん、生瀬さんも参加する予定だが、実際の撮影の合間を縫っての生中継となるため、実際に誰が登場するのか?正確に何時何分に開始するのか?どんな内容のトークになるのかなどは不明…。厳しい(?)撮影から抜け出したキャストのホッと一息ついた表情、思わぬホンネ、撮影への意気込み、そして本番さながらのゆる〜い掛け合いが楽しめそうだ。中継は全部で3回。本日4月27日(水)の12:30〜13:30、28日(木)の17:00〜18:00、30日(土)の12:00〜13:00の予定で、当該の1時間で、各回5〜10分の中継となる。小池さんらはどんな劇中衣裳で登場するのか?当然、スーツ?それとも…。映画『劇場版サラリーマンNEO』は11月、全国にて公開。映画公式サイト内“給湯室”ページ:■関連作品:劇場版サラリーマンNEO 2011年11月、全国にて公開© 2011「劇場版サラリーマンNEO」製作委員会■関連記事:「サラリーマンNEO」がついに映画化!小池徹平が“新入社員”で参戦
2011年04月27日