米・20世紀フォックスの人気医療ドラマ「Dr.HOUSE」のグレゴリー・ハウス役でも知られる俳優のヒュー・ローリーが、『ロボコップ』のリブート作品で悪役を演じることになるようだ。先日からアビー・コーニッシュがジョエル・キナマン扮する主人公アレックス・マーフィの妻役での出演交渉中というニュースが飛び込んできたり、サミュエル・L・ジャクソンがカリスマ的なメディア王のパット・ノヴァクとして出演が決定するなど、豪華競演者が続々と発表される本作で、今度は悪役としてヒューの名前が浮上してきた。「Variety」誌によれば、ヒューが出演交渉中の役柄は、ロボコップを造りだすオムニ社の私利私欲に駆られた社長役だという。そんなヒューは、「Dr.HOUSE」が全米で5月21日(現地時間)にシーズン8をもってグランドフィナーレを迎えたばかり。『TIME/タイム』のマーク・エイブラハムとエリック・ニューマンらがプロデュースを手掛け、来年夏の公開を目指して9月にもカナダのトロントでクランクイン予定だ。■関連作品:Dr.HOUSE [海外TVドラマ]
2012年06月14日ジェイミー・フォックスが、『デイ・アフター・トゥモロー』や『紀元前1万年』で知られるローランド・エメリッヒ監督のアクション大作『White House Down』(原題)のキャストに加わるかもしれない。ジェイミーは、ホワイトハウスがテロ集団によって襲撃され、大統領を含めた全員が人質となるという極限状態で闘うシークレット・サービスを描いた同新作スリラー映画への出演を検討しているようだ。出演契約は完了していないものの、ジェイミーは大統領役に興味をそそられており、この役柄について代理人を通して製作者と接触しているという。また、チャニング・テイタムも大統領を救う使命をおびたエージェント役に関して出演交渉中だ。間もなく公開となる『アメイジング・スパイダーマン』も手がけたジェームズ・ヴァンダービルトが同作品の脚本を担当し、2013年に公開予定を目指して年内にクランクイン予定とのこと。本作は、ジェラルド・バトラーが出演予定の『Olympus Has Fallen』(原題)に続く、ホワイトハウスを題材にした2作目のアクション映画となる。そんなジェイミーは、セス・ゴードンが手がけたコメディー作品『モンスター上司』が最後のお目見えとなっていたが、レオナルド・ディカプリオが悪役を演じることでも話題のクエンティン・タランティーノ監督最新作『ジャンゴ繋がれざる者』が次回作として待機中だ。■関連作品:アメイジング・スパイダーマン 2012年6月30日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2012 Columbia Pictures Industries, Inc. MARVEL, and all Marvel characters including the Spider-Man character ™ & © 2012 Marvel Characters, Inc. All Rights Reserved.ジャンゴ繋がれざる者 2013年3月、丸の内ピカデリーほか全国にて公開
2012年06月08日近年ではアジア作品を中心に配給を手がけている株式会社エスピーオーと、20世紀フォックス ホーム エンターテイメント ジャパン株式会社が業務提携を行ない、20世紀フォックス作品の劇場公開を共同で進めることを発表した。その他の写真エスピーオーといえば、洋画からアジア映画まで幅広い作品を配給し、シネマート新宿、シネマート心斎橋などの映画館運営も手がける映画ファンにはおなじみの会社。今回の提携では、20世紀フォックス ホーム エンターテイメントが作品の提供と劇場公開後のパッケージリリースを担当し、エスピーオーは自社劇場で提携対象作品の公開を行う。提携のきっかけとなったのは、昨年から今年にかけて公開された20世紀フォックス作品『ラブ&ドラッグ』と『恋人たちのパレード』で、この両作をシネマート新宿で公開したところいずれも好評を得たことから、両社のコラボをさらに進めることになったのだという。今後の提携対象となるのは、ジャック・ブラック、スティーヴ・マーティン、オーウェン・ウィルソン出演のコメディ作品『ビッグ・ボーイズ しあわせの鳥を探して』(6月30日公開)、2011年サンダンス映画祭正式出品作『WIN WIN/ウィン・ウィン ダメ男とダメ少年の最高の日々』(8月公開予定)、アクション・スリラー『ザ・ダーケスト・アワー』(12月公開予定)、また2011年サンダンス映画祭正式出品作『Martha Marcy May Marlene(原題)』の4作品の予定。長らく叫ばれている“洋画不況”のなか、海外で人気を得た作品が日本では劇場公開されないというケースが増えているが、このような取り組みでハリウッド作品に改めて光が当るのは、映画ファンにとっては喜ばしいことではないだろうか。『ビッグ・ボーイズ しあわせの鳥を探して』6月公開予定
2012年05月15日昨年、日本中を感動させた小惑星探査機「はやぶさ」の軌跡を20世紀フォックスが映画化した『はやぶさ/HAYABUSA』が10月1日(土)、全国で公開初日を迎え、主演を務める竹内結子を始め、西田敏行、高嶋政宏、佐野史郎、鶴見辰吾、堤幸彦監督が東京・TOHOシネマズ 六本木ヒルズで舞台挨拶を行った。この日は同作が2012年3月、ロサンゼルスなど全米10都市以上で公開されるという嬉しいニュースも発表に!竹内さんは「すごいことですよね。まだ実感が湧かない部分もありますが、とても光栄なこと」と感激した様子。堤監督は「日本人の誇りというべき、この感動的なストーリーを世界中の方々に観ていただければ嬉しいです」と感無量の面持ちだ。数々のピンチを乗り越えながら、2010年に奇跡の帰還を遂げた小惑星探査機「はやぶさ」。その7年間に及ぶ壮大なプロジェクトに携わったスタッフたちの挑戦と苦闘が、竹内さん演じる宇宙科学研究所(現JAXA)の若き女性研究者・水沢恵の視点から描かれる。撮影中は「実は様々な障害もあった」(竹内さん)と言い、登壇者はみな、本作の“発進”と言える公開初日に感慨しきりだった。主人公の上司を演じた西田さんは「去年地球に帰還したはやぶさに本当に力をもらいました。私たちは映画を通して追体験させていただき、改めて日本人の誇りとも言えるこの偉業を、そしてはやぶさの感動をたくさんの方々に伝えていければと思っております」。はやぶさ開発チームを演じたキャスト陣も「(自身が演じた理学博士の)齋藤潤先生ができなかったとおっしゃられていた心の叫びを、私が映画の中で体現させていただきました」(高嶋さん)、「衣裳、セット、仕草、顔、髪型に至るまで、ビデオや資料を繰り返し見て、完全コピーを目指しました」(佐野さん)、「たくさんの方々に少しでも感動を届けられればと思います」(鶴見さん)と作品にかける思いは格別だ。自称“文系”の堤監督は「正直、不安もあったのですが、竹内さんが『私も文系なので』とおっしゃったので、じゃあゼロからやりましょうと。JAXAの方々にお会いしたら、本当にお茶目でおもしろい、そして普通の人ばかり。そういった方々が世界的な偉業を達成したという点に深く感動しました」とコメント。竹内さんは「苦しいときに、はやぶさの存在を思い出し、何とも言えないエネルギーをいただいた。私にとっては主演できたことが大きな財産」と胸を張る。自身も“文系”ながら、宇宙に関する専門用語が満載のせりふをこなし、新たな一面を披露しているだけに、ついに訪れた公開初日に満面の笑みだった。『はやぶさ/HAYABUSA』は全国にて公開中。■関連作品:はやぶさ/HAYABUSA 2011年10月1日より全国にて公開© 2011『はやぶさ/HAYABUSA』フィルムパートナーズ■関連記事:感動のドラマが詰まった『はやぶさ』の新画像が到着!満天の星空に映る正体は?竹内結子インタビュー一人の人間として向き合ったプロジェクト、好きという気持ち竹内結子、映画『はやぶさ』をメガネフェチに猛アピール!奇跡の帰還の真実を再現『はやぶさ/HAYABUSA』試写会に25組50名様ご招待竹内結子専門用語に脱帽?「宇宙って広いんだな」
2011年10月03日7月29日(金)より日本公開の『トランスフォーマー』シリーズ第3作『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』で、前2作のヒロインだったミーガン・フォックスが降板したのは、製作総指揮のスティーヴン・スピルバーグの指示だったと、監督のマイケル・ベイが明かした。マイケルはアメリカの男性誌「GQ」7月号のインタビューで、ミーガンが撮影現場で心ここにあらずの状態で携帯電話ばかりのぞいていたと話し、「それから、例のヒットラー発言だよ」と、ミーガンが雑誌インタビューでマイケルを「撮影現場の彼はまるでヒットラーみたい」とナチスドイツの独裁者に例えたことを挙げた。この発言がユダヤ人であるスピルバーグの耳に入り、「スティーヴンは『すぐに彼女を降ろせ』と言った」という。「僕は発言に傷つきはしなかった。ミーガンはそういう性格だから。人の気を引こうとして、間違った行動に出てしまうんだ」と言うベイは「悪かったよ、ミーガン。1日12時間も働かせたり、時間厳守をさせたりして。でも映画作りは甘いものじゃないんだ」と皮肉たっぷりに結んだ。シリーズ3作目の降板は自分の意思だと話していたミーガンは、この件に関してコメントを出していない。(text:Yuki Tominaga)© Splash/AFLO■関連作品:トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン 2011年7月29日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© TR3■関連記事:『トランスフォーマー』のニューヒロインは世界で最もセクシーな女性『ハリー・ポッター』新画像が到着夏の3D戦争をノンストップのアクションで制す?ジョシュ・デュアメル、東日本大震災被災者救援のチャリティ・ランを企画
2011年06月24日最新鋭の映像技術を駆使し、壮大なスケールで描いた作品の数多くを送り出してきた20世紀フォックス映画配給のもと、映画『20世紀少年』や『BECKベック』で、世間を熱狂させてきた堤幸彦監督が人類の永遠のロマン“宇宙”をテーマに、竹内結子主演で贈る『はやぶさ/HAYABUSA』の特報映像がシネマカフェに到着した。2003年5月9日。小惑星探査機「はやぶさ」は、小惑星・イトカワを目指し、地球を出発。イオンエンジンの実験、さらに(成功すれば)世界初となる小惑星からのサンプル入手などを目的として2005年9月にイトカワに到着した。そして、姿勢制御装置の不具合や通信の遮断など、様々なトラブルに見舞われながらも、奇跡的な帰還を果たしたはやぶさ。「NASA」さえもなしえなかった7年間にわたるこの一大プロジェクトに携わる開発者たちの、挑戦と苦闘の人間模様を描く。今回到着した映像では、竹内結子、西田敏之、山本耕史、佐野史郎などなど、“実力派”とされる豪華な面々が演じる開発者たちの苦闘の表情と共に、それぞれの“諦めない”姿が映し出されている。そして、ラストには青く輝きながら地球を目指すはやぶさの奇跡の帰還シーンが…。さらに、はやぶさが地球に帰ってきた際、子供からお年寄りまで大勢の人々から、(はやぶさの帰還に対する)歓迎のメッセージやイラストがプロジェクトチームのもとに届いたという感動のエピソードも映画では再現される。このほど『はやぶさ』公式サイトでは同シーンで使用されるイラストやメッセージを募集するキャンペーンが実施されることに。もしかすると、あなたの手紙もスクリーンデビューできるかも?『はやぶさ/HAYABUSA』は10月1日(土)より全国にて公開。※こちらの特報はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY『はやぶさ/HAYABUSA』イラストキャンペーン公式サイト■関連作品:はやぶさ/HAYABUSA 2011年10月1日より全国にて公開© 2011『はやぶさ/HAYABUSA』フィルムパートナーズ■関連記事:竹内結子、メガネ&ほぼノーメイクで色気なしの研究者姿を披露!竹内結子×堤幸彦監督のタッグで「はやぶさ」映画化!今年は、はやぶさ作品目白押し?
2011年06月10日『トランス・フォーマー』のミーガン・フォックス主演のサスペンス・ホラー『ジェニファーズ・ボディ』が、30日(金)から公開されるにあたって、フォックスのセクシーなシーンが収録された予告編が解禁になった。『ジェニファーズ・ボディ』場面写真本作は、妖艶な美しさで町中の視線を集め、小悪魔的な性格で男たちを手玉にとる女子高生のジェニファー(フォックス)に、ある日、想像を絶する “恐ろしい出来事”が起こるサスペンス・ホラー。海外サイトでも話題になったこの予告編は、ある事件をきっかけに、急激に美しさを増すジェニファーの衝撃の真実が垣間見られる。次々と男を誘うジェニファーの妖艶で残虐なシーンは必見だ。『ジェニファーズ・ボディ』7/30(金)より、TOHOシネマズみゆき座ほか全国ロードショー
2010年07月29日公私にわたって何かと話題のミーガン・フォックス主演のサスペンス・ホラー『ジェニファーズ・ボディ』のポスタービジュアルが解禁となった。男性誌「FHM」のアンケートで「世界で最もセクシーな女性」の栄冠を2年連続で勝ちとっただけあって、このたび公開されたポスタービジュアルでも、セクシーなポーズと挑発的な視線を前面に押し出しているミーガン。本作では学園No.1の美貌を誇る女子高生・ジェニファーを演じている。このジェニファーが、ある事件をきっかけに変貌をとげ、急激にその美しさを増していくのだが、その一方で町では凄惨な殺人事件が続発する。ポスタービジュアルに写るミーガンの口許には血のようなものが!同じく公開されている劇中の写真でも、血まみれのミーガンの姿が写し出されているのだが…。ミーガン演じるジェニファーの親友で内気で臆病な少女・ニーディを『マンマ・ミーア!』のアマンダ・セイフライドが演じるほか、『JUNO/ジュノ』でオスカー最優秀脚本賞に輝いた注目のディアブロ・コディが脚本を手がけ、少女たちの心の奥に潜む感情を、笑いと恐怖を交えて描き出す。ジェニファーは小悪魔か?それとも正真正銘の悪魔!?そもそもこのキャラクター、あくまで映画の役柄なのか?それともミーガンの素なのか…?彼女の妖艶さ&残虐さをスクリーンでたっぷり楽しめそう!『ジェニファーズ・ボディ』は7月30日(金)よりTOHOシネマズみゆき座ほか全国にて公開。■関連作品:ジェニファーズ・ボディ 2010年7月30日よりTOHOシネマズみゆき座ほか全国にて公開© 2009Twentieth Century Fox
2010年05月24日浦沢直樹の傑作コミックを原作に、総製作費60億円を注ぎ込んで製作された3部作映画『20世紀少年』。昨年8月に公開され興収約40億円を記録した第1章、続く第2章の大ヒットを経て、遂に完結編『20世紀少年<最終章>ぼくらの旗』が8月29日(土)に公開初日を迎えた。公開まで一切伏せられていたラスト10分の謎も解禁され、興奮渦巻く初回上映後、堤幸彦監督をはじめ、主演の唐沢寿明に豊川悦司、常盤貴子、香川照之、平愛梨、石塚英彦(ホンジャマカ)、山寺宏一、佐野史郎の総勢9名が舞台挨拶に登壇した。登場するなり、観客から「顔小さい!」との声を浴びたケンヂ役の唐沢さんは、調子に乗り「『頭蓋骨を小さくしようの会』の唐沢寿明です」と自己紹介。おなじみの挨拶で観客の笑いをつかむや、「本当に今日で終わるなという寂しい気持ちもありますが、こんなにたくさんの方に来ていただいて嬉しい気持ちでいっぱいです」と名残惜しさもにじませた。続いてオッチョ役の豊川さんは、「唐沢さんがいつも微妙な空気を作った後で本当にやりにくい挨拶もこれで最後だと思うと、気持ちが楽になりました(笑)」と漏らしながらも「『20世紀少年』をやれて良かったです。すごく幸せな作品になったと思います」と満面の笑顔を浮かべた。また、ヨシツネ役の香川さんも「いつも楽しみだった唐沢さんの挨拶が聞けなくなると思うと寂しい」とコメント。しかし、公開を迎えて気を許したのか「犯人(“ともだち”)じゃなくて良かったと思いました。ワンシーンだけ被ったマスクはとても息苦しく、真夏の中、つらかったことを思い出します」と“ともだち”候補からの離脱を明かした。「ご紹介に預かりました、ゴールデンレトリバーです」と挨拶し、癒しオーラを吹き込むのはマルオ役の石塚さん。「この作品はこれで終わりますが、第4章『カンナとマルオの夢日記』がクランクインするので、ぜひそちらも楽しみにしてください」と嘘八百を堂々と並べる始末。完結編で新たに登場するコンチ役の山寺さんは、「普段は声でしか出演しない私にこんな大役をいただいて感謝しています」と一礼。「それでは、感謝の気持ちを込めて…」と前置きをし、撮影中にマスターしたという“ともだち”のモノマネで、「ケンヂくん、遊びましょ。そう、僕だよ、僕が…トモダチじゃないよ!」とコンチの潔白をアピールした。劇中と打って変わり、煌びやかな衣裳で一際視線を集める常盤さんが、観客に向けて「結末はいかがでしたか?」と尋ねると、盛大な拍手が沸き起こった。会場から“ユキジ姉”との声援が上がる中、常盤さんは「私たちはこの1年半近く、地球を守ってきたので(笑)、今日で最後だと思うと本当に残念ですが、夏休みが終わってからも、みんなで最後の夏祭りを盛り上げてください!」と力強く呼びかけた。一方、舞台挨拶早々から込み上げる涙を抑えきれずに、常盤さんに支えられながら号泣していた平さん。カンナ役への大抜擢をふり返り、「この偉大な作品にちっぽけな私が出演できたことを本当にありがたく思います。監督や共演者、スタッフの方々が私を育ててくれました。10年間も売れない私を見捨てずにいてくれた事務所の社長さんやスタッフに、今後ちゃんと恩返しができるように頑張ります」とひとしきりに感謝の言葉を並べると、温かい拍手が贈られた。そんな平さんを父親のような眼差しで見守っていたヤン坊・マー坊役の佐野さんは、「子供の頃の夏休みの楽しみと言えば、東宝の特撮映画でした。大スペクタクルの歴史がある中で、この映画はその最新作として捉えてます。これを超える特撮映画はこれ以上ないと思います」と思いの丈を語った。そして、第1章から完結編まで完成させた堤監督は、長きにわたるこのプロジェクトをふり返り、「この映画は自分の人生の一部になっていて、ずっと忘れることはありません。この経験を忘れないまま、監督を続けていきたいと思います。本当にありがとうございました」と込み上げる思いを口にした。さらに、本作のヒットを祈願して、この日のために作られた200万円相当の“ともだち”仕様のダルマが登場。一同を代表して唐沢さんは、二重丸の目を入れると「ダルマにこんなマークを入れられるなんて、最高の気分です」と冗談交じりに感動を語り、吸い寄せられるようにダルマに抱きついてみせた。そして最後の最後はやはり、これ!恒例となった豊川さんの音頭による三本締めといくところが、記念すべきラストは常盤さんの「お手を拝借…」の合図でゴールイン。会場一体となって、盛大に三本締めが行われ、最終章の門出を祝った。『20世紀少年<最終章>ぼくらの旗』は全国東宝系にて公開中。■関連作品:20世紀少年 第1章 2008年8月30日より全国東宝系にて公開© 1999浦沢直樹スタジオナッツ/小学館 © 2008「20世紀少年」製作委員会20世紀少年<第2章> 最後の希望 2009年1月31日より全国東宝系にて公開© 1999,2006 浦沢直樹 スタジオナッツ/小学館 © 2009 映画「20世紀少年」製作委員会20世紀少年<最終章>ぼくらの旗 2009年8月29日より全国東宝系にて公開© 1999,2006 浦沢直樹 スタジオナッツ/小学館© 2009 映画「20世紀少年」製作委員会■関連記事:謎に包まれたラスト10分、あなたはどう判断する?遂に完結!『20世紀少年』溝端淳平がよさこいを踊る!本場・高知を舞台にした青春ムービー製作決定トヨエツ、現役引退で解放感?『20世紀少年』ラストに向けてカウントダウン!平愛梨号泣に温かい拍手の一方で、ユースケセクハラ満載トークに会場ドン引き?元&現役肥満児たちが大集合?『20世紀少年』完成披露イベント
2009年08月29日累計発行部数2,800万部、世界13か国で翻訳出版される浦沢直樹の大ベストセラー・コミックを3部構成で映画化した『20世紀少年』。1年に及ぶ撮影期間を経て、昨年の8月に第1章、今年1月に第2章と公開されてきた本作が、遂に完結!『20世紀少年<最終章>ぼくらの旗』が8月29日(土)より公開される。これに先立ち、7月28日(火)、本作の完成披露イベントが開催され、主演の唐沢寿明に豊川悦司、常盤貴子、香川照之、平愛梨、石塚英彦(ホンジャマカ)、宮迫博之(雨上がり決死隊)、山寺宏一、佐野史郎に原作者の浦沢直樹、企画・脚本の長崎尚志の総勢11名が登場した。イベントのオープニングでは、暗転したステージにレーザー光線を放つ“ともだち”が現れるや、特大飛行船が客席に向かって飛び出すという豪華な仕掛けで観客を魅了。キャストがその背後から揃って登場すると、会場の興奮は最高潮に。第2章でのブランクを経て、謎の男・矢吹丈としてシリーズに戻ってきたケンヂ役の唐沢さんは、開口一番「ジョンソン綿棒です」と謎の挨拶を交わし、「第3章は、第1章、2章よりエンターテイメント性が増しているので、どこを見てもラストシーンじゃないかと思うほどです。私の言ってることワカリマスか?」とそのまま独走体勢で観客の笑いを掴んだ。これを受けて口を開いたオッチョ役の豊川さんは、「今日で僕たちも現役を引退しますが、『20世紀少年』の名は永遠に残ると思います。唐沢さんの後に挨拶するのもこれで最後だと思うと、やっと気持ちが楽になります(笑)」ともらしながらも、仲の良さをうかがわせた。これに便乗して、ヨシツネ役の香川さんも「軽い武道館のようなこの(会場の)大きさにもめげずに、『ジョンソン綿棒です』といつものように言う唐沢さんをすごく尊敬します」とコメント。作品については「第3章では、なぜ“ともだち”という人間が出来てしまったのか、心理的な面まで描かれていて、深くてすごい」と絶賛した。「こんばんは、東方神起です」と挨拶するのは、マルオ役の石塚さん。「第1章、2章とマルオをやってきましたが、第3章では飛行船の役に挑戦しました」と、巨大飛行船を横目に自虐ネタを披露した。第1章から3部作全てに出演した者、途中から参加した者、そしてブランクを経て再びシリーズに戻ってきた者。キャストそれぞれの作品への関わり方は異なるが、3部作通してユキジ役を全うした常盤さんは、長い月日をふり返り、「やっとこの日が来て嬉しく思います。みなさんと一緒になって『20世紀少年』を盛り上げながらこの日を迎えられて、本当にワクワクしています」とラストを迎える喜びを語った。また、ケンヂの姪・カンナ役の平さんは、「大好きなケンヂ叔父さんが戻ってこれるように、“原っぱ”のメンバーと一緒に、一生懸命取り組んできました。唐沢さんが戻ってきて、みなさんと一緒にこの場に立てていることを本当にありがたく思います」と感激を表した。一方、第1章以来の出演となったケロヨン役の宮迫さんは、「第1章ではポスターに顔が載らない、第2章では出てこないという…、非常に悲しい思いをしましたが、第3章では活躍していると思うので見てください」と、いない間に出来たキャスト陣との溝を明かし、一人悲しげな表情を見せた。今回、特殊メイクで別人と化した佐野さんは「映画の中では太ってますが、ダイエットをして戻りました(笑)。今回はヤン坊・マー坊、活躍してます。決してイジメっ子だけではありません」と自身の役どころをアピールした。声優としても活躍するコンチ役の山寺さんは、「(出演の)お話が来たときは、『20世紀少年』のアニメ化だと思ってたんです。そしたら、何と顔を出してくれと言われて、とにかくファンの方を裏切らないように顔を出すようにしました(笑)。ずっと浦沢先生の作品に出るのが夢でしたが、本当に素晴らしい作品で夢が叶って感無量です」と語った。そして、本作の原作・脚本を手がけた浦沢さんは、キャスト陣に向かって「みなさん、長い間ご苦労さまでした」と労いのコメント。完成作について「みなさんにお薦めできる名作が誕生してしまいました。原作者が言うのだから間違いありません。12年間、この作品に関わっている原作者が言うのだから、よほどのことです」と太鼓判を押し、納得した様子で我が子を送り出した。最後は、恒例となった豊川さんの三本締めでイベントが終了、クライマックスに向けて華やかなスタートを切った。ちなみに、本作の試写会では全てラストの10分をカットした本編が上映されるという、徹底した秘密主義を敢行。その結末は劇場で確かめるしかない――。『20世紀少年<最終章>ぼくらの旗』は8月29日(土)より全国東宝系にて公開。■関連作品:20世紀少年<最終章>ぼくらの旗 2009年8月29日より全国東宝系にて公開© 1999,2006 浦沢直樹 スタジオナッツ/小学館© 2009 映画「20世紀少年」製作委員会 20世紀少年<第2章> 最後の希望 2009年1月31日より全国東宝系にて公開© 1999,2006 浦沢直樹 スタジオナッツ/小学館 © 2009 映画「20世紀少年」製作委員会20世紀少年 第1章 2008年8月30日より全国東宝系にて公開© 1999浦沢直樹スタジオナッツ/小学館 © 2008「20世紀少年」製作委員会■関連記事:平愛梨号泣に温かい拍手の一方で、ユースケセクハラ満載トークに会場ドン引き?元&現役肥満児たちが大集合?『20世紀少年』完成披露イベント“ともだち”に原作と異なる新解釈!『20世紀少年』 引退を懸けて臨むのは誰?
2009年07月30日これが新世紀のシャーロック・ホームズ&ワトソンだ!アーサー・コナン・ドイルが19世紀から20世紀にかけて発表した推理小説シリーズ「シャーロック・ホームズ」にインスピレーションを受けて誕生したコミックを映画化した『シャーロック・ホームズ』。ロバート・ダウニーJr.がホームズを、そしてジュード・ロウが相棒のジョン・H・ワトソン博士を演じ、これまで撮影現場の様子なども報じられ、大きな話題を呼んでいた本作のキャラクター・バナーがついに解禁となった。もやに包まれたかのようにボンヤリと映し出される街(恐らくロンドン?)を背景に立つホームズとワトソン。ロバート扮するホームズが、真剣な表情ながらも口元にわずかに笑みをたたえ、真っ直ぐ前を見つめるのに対し、ジュード扮するワトソンは、ややあごを引いて下からにらみつけるような眼差しでこちらを見つめている。ホームズのポスターには「NOTHING ESCAPES HIM.(彼の目を逃れることはできない)」という言葉が横たわり、一方のワトソンのポスターには「CRIME WILL PAY.(犯罪は割に合う)」と通常よく使われる「CRIME DOES NOT PAY.(犯罪なんて割に合わないものだ)」と逆の意味の言葉が…。意味深な表情と併せて、一体何を意味するのか、気になるところだ。監督を務めるのは、『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』、『スナッチ』など、裏稼業の男たちのドタバタ劇を描かせたら右に出る者なし。「長年ずっとシャーロック・ホームズの大ファンだった」と語るガイ・リッチー。「これまでとは異なる新しい手法で撮影する。そのためのアイディアもある」と自信のほどを語っており、斬新なシャーロック・ホームズ像に期待が集まる。これまで幾多の名優たちが演じてきたホームズを演じるにあたり、ロバートはというと「これまでのどの俳優の演技より素晴らしいものになるのに間違いないね(笑)」とこちらも自信たっぷりの様子。伝説の探偵はどのような名推理を披露してくれるのか?そしてロバートとジュードのコンビネーションやいかに?『シャーロック・ホームズ』日本での公開は2010年3月、全国の劇場にて。■関連作品:シャーロック・ホームズ 2010年3月、全国にて公開■関連記事:ジュード・ロウもセットに登場撮影順調なロバート・ダウニーJr.のホームズ映画
2009年06月27日最新作『トランスフォーマー/リベンジ』が世界に先駆けて日本公開中のシャイア・ラブーフとミーガン・フォックス。来日時のプロモーション活動でも息の合った名コンビで、互いについて「セクシー」、「ハンサム」と讃え合ってみせるのだが、「ただの友達同士」と恋愛については否定的だった。しかし、どうやら様子が少し変わってきたようだ。長期間のプロモーション・ツアーを終えてロサンゼルスに戻ったいまも、2人は行動を共にしている。21日の朝には、数か月前に遭った交通事故の後遺症治療に出かけるシャイアをミーガンが車で送っていく姿が目撃されている。ミーガンの車が午前7時にシャイアの家の前に停まっていて、8時頃に2人はシャイアの家から出て来て、まずはバーバンクにあるドーナツ・ショップに出かけたという。ミーガンは婚約していたブライアン・オースティン・グリーンと破局したばかりで、英国や日本、ロシア、フランス、ドイツをめぐった『トランスフォーマー/リベンジ』のプロモーション・ツアーの間ずっと「私はまたシングルになったの」と言い続けていた。それを受けて、シャイアが「じゃあ、僕が彼女とデートしようかな」と冗談っぽく話していたが…。果たして、これから全米公開となる映画のための壮大なプロモーション活動の一環なのか、それとも真剣な交際に発展するのか?答えが出るまでは時間がかかりそうだ。(text:Yuki Tominaga)■関連作品:トランスフォーマー/リベンジ 2009年6月20日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開■関連記事:【ハリウッドより愛をこめて】ハリウッド一セクシー男子は『フットルース』のあの人!シネマカフェ独占!日本未放映のUS版『トランスフォーマー』TVスポットが到着前作から“変身(=トランスフォーム)”?シャイア・ラブーフが明かす成長の軌跡『トランスフォーマー』新加入の2人が明かす舞台裏の応酬とは?『ターミネーター4』10億超スタート!梅雨真っ只中の興行戦線やいかに?
2009年06月23日