ソニア リキエル(SONIA RYKIEL)が、2019年プレスプリングコレクションを発表した。
2018年07月07日sacai(サカイ)の2019年リゾートコレクションが、フランス・パリで発表された。より自由なハイブリッドへの挑戦今季のsacaiは、これまで積み重ねてきた解体と再構築によるアプローチの中、これまでになく創作に自由がある。まるでこれまでのブランドのハイブリッドの定義を覆すかのようなディテールを踏まえながら、新しい形を生み出している。アウターは解体され、そこにはジッパーが配置された。しかし、ランウェイで閉めることはなく、つまりは再構築されることなくポンチョのようなフォルムで提案している。また、縫い目をわざと表に見せたり、裾を切りっぱなしにするディテールによって生まれた“乱暴なハイブリッド”は、新しいプロポーションへの試みのひとつとして捉えられる。主役はペンドルトンとのコラボレーションそんな今シーズン、主役となったのが、ペンドルトン(PENDLETON)とのコラボレーションだ。それはファーストルックから顕著だった。ウールなどの温かみある素材感の印象は拭い去り、軽やかなプリーツへとチマヨ柄を落とし込んだ。エスニックな模様は、まるでデジタル化されたグラフィックみたいに幾何学化されていて、プリーツの動きとも相性抜群。また、解体したプルオーバーに加えたシースルー素材やトラッドなチェック柄への投影は、サカイならではの表現だろう。レイヤードの発想で生まれるナイキとのコラボレーションこの主役を立てる、縁の下の力持ちとしてナイキ(NIKE)とのコラボレーションも光った。スポーティーなエッセンスもうまく取り入れるのが今季のムードだ。トップスにレイヤードされたインナー、あるいはショートパンツやスカートに重ねるスパッツは、「NIKE」と「sacai」が交わるようなロゴを挿入。また、足元を固めるスニーカーも登場しており、メッシュやスエードなど素材のハイブリッドはもとより、象徴的マーク「スウッシュ」の影や、シュータン部分は二重構造という、細やかなレイヤードのディテールがsacaiらしさのポイントとなった。
2018年07月03日フランフラン(Francfranc)の人気アイテムベスト10。2018年発売の新作からフランフラン スタッフが“実際に購入した”オススメアイテムをランキング形式で公開する。第1位「フレ 2WAY ハンディファン」フランフランのオフィスで続出しているという「フレ 2WAY ハンディファン」。人気の秘密は持ち運びに便利なコンパクトサイズであること。卓上しても場所をとらず、さらに軽量。また、小さいのに風量が5段階で調整できるなど、機能性も抜群な家電が第1位に。第2位「ルルド ハンドケア ホワイト」2位には“レアな”ハンド専用マッサージャーがランクイン。フランフラン人気のマッサージクッション「ルルド」シリーズから登場した「ルルド ハンドケア ホワイト」は、パソコン作業やスマホ操作で疲れた手をほぐしてくれる優れものだ。第3位「ペリグリ クリスタルビーズ アイピロー」続く3位は、電子レンジで温めて、冷蔵庫で冷やして使えるアイピロー。繰り返し使えるエコなアイテムは疲れ目を癒してくれる。バンドは、マジックテープで長さ調整が可能。第4位「ジップバッグ スター / タイポ」保存容器をモチーフにしたジッパー袋「ジップバッグ スター / タイポ」が第4位。スイーツや食材などの食品だけでなく、アクセサリーや薬など小物入れにもぴったりなキュートなルックスがポイントだ。サイズはS、M、Lの3サイズ展開。第5位「オリヴィア ティータイム ディフューザー」紅茶をモチーフにしたルームフレグランスが、目新しさから第5位に。ドライフルーツとドライフラワーをボトルに詰めた、華やかな見た目がポイント。第6位「アネモス ミニバスタオル」通常のバスタオルより少し小さめのW50cm×D100cmの「アネモス ミニバスタオル」。洗濯や収納がしやすいと、特にママから人気を集めた。カラーは全4色での展開だ。第7位「フラフィー バスタオル」同じくバスタオルから、柔らかな肌触りの「フラフィー バスタオル」が登場。一度使ったらやみつきになるというテクスチャーは、ふわふわで肌に優しい。また吸水速乾機能がついているので、湿気の多い梅雨時期は特にオススメだ。第8位「プリュイ バイカラー ビニール傘 58cm ブラック」クリア×ブラックのバイカラーがポイントのビニール傘。洗練されたデザイン性だけでなく、深めのバードケージ型なのでフェイス周りも濡れにくいと、その機能性からも票を獲得した。第9位「ジッピィ バスマット」ワッフル織りのバスマットは、その名の通りスイーツのワッフルのような凹凸がポイント。ふわふかと弾力のある素材で珍しい肌触りから、見事ベスト10へランクイン。第10位「フロリス カッティングボード」花や葉をモチーフにしたカッティングボードは、キッチンに置くだけで華やかになると人気。両面使え、表裏でデザインが異なるので、気分に合わせてモチーフをチェンジすることもOK。デザインは全3種類が揃う。【問い合わせ先】お客様相談室TEL:0120-500-924(9:00~18:00土日祝日休み)
2018年07月02日ジョニー・ヨハンソン(Jonny Johansson)によるアクネ ストゥディオズ(Acne Studios)が、2019年春夏ウィメンズコレクションのルックを公開した。
2018年07月02日ヘロン・プレストン(HERON PRESTON)が、2019年春夏コレクションをフランス・パリで発表した。カニエ・ウェストとともにYeezyも手掛けたヘロン・プレストンナイキ(NIKE)のグローバル デジタル プロデューサー、そしてカニエ・ウェスト(Kanye West)のクリエイティブ・コンサルタントとしてLife of PabloやYeezyを手がけてきたヘロン・プレストン。2017年秋冬シーズンより自身のブランドをスタート。同じくカニエ・ウェストと交流のあるヴァージル・アブロー手掛けるオフ-ホワイト c/o ヴァージル アブロー(OFF-WHITE c/o VIRGIL ABLOH)とのコラボレーションで一気にストリートシーンから脚光を浴びた。作業服の魅力に迫る2019年春夏シーズン今シーズンは、ブランドのDNAである作業服の魅力、インダストリアルデザインからインスピレーションを受け、セーフティウェアのグラフィックやハードウェアのディテールと機能服の再構築をテーマとした。ワークジャケットは、フィッシャーマンコートのようなディテールをミックス。さらにリフレクターを配してデザイン性と機能性を高めた。偶然だろうか、リフレクターのオレンジはブランドのアイコニックなカラーとも重なっている。ボトムスはもちろんワークウェアから着想を得ていて、カーゴタイプかつダブルニーの仕様。特に目立った装飾はなく“機能性”へのフォーカスが垣間見える。アイテムそのものがリフレクターの役割を果たすかのようなウィメンズのラップコート、解体と再構築によってまた新しい形を手に入れたデニムジャケットなど、ワードローブの従来とは異なる在り方を模索している。また、「PULL」と書かれたタグ付きのベルト、工場のアッセンブリーラインやファクトリーでよく見られるプリント、シリアル番号など、機能的部分から生まれたディテールは、今季らしさの表れだ。今季は、フレームにヘロン・プレストンのシグニチャー "HP"と "STYLE"ロゴを装飾したナイキとのコラボレーションアイウェアも登場。軽量かつ滑らかなシルエットの「Nike Tailwind」の特徴を活かし、グレー、オレンジグレー、イエロー、ブラックの4種類の交換可能なアクセサリレンズを完備。変化する日陰に合わせてレンズを変えることができるという。今季のワークウエアに、ひと際シャープな印象を加えた。
2018年07月01日ストーンアイランド(Stone Island)が、2019年春夏コレクションのルックとムービーが到着。
2018年06月30日ケンゾー(KENZO)の2019年春夏ウィメンズコレクションが、2018年6月24日(日)にフランス・パリで発表された。様々な出会いを描く今シーズン今季のショー会場は、天井から植物が吊るされた、ボタニカルな空間。ステージが設置されているのだが、特にそこに意味はなくて、皆が分け隔てなく盛り上がれるように、ランウェイはオーディエンスからステージに至るまで迷路のように配置された。今季、クリエイティブディレクターのウンベルト・レオンとキャロル・リムが表現したかったのは「様々な出会い」だ。ショーがスタートする合図は、トランペットの音。ブラスバンドの生演奏が、会場を快活とした音で満たしていく。今季のウィメンズコレクションは、とにかくカラフルで、ジョーゼットやパイソンなどのクラシックで上質な素材イエローやグリーン、コバルトブルー、ライラック、オレンジといった明るいカラーであわせた。そこに絡み合うローズやバード柄、チェックのプリントは、センシュアルな服の上で自由に出会い、華やかでロマンティックなムードを創り出す。特に目を惹いたのは透け感のある素材とレイヤードしてこれらの柄を立体的に見せるスタイリング。ドットのワンピースにはシースルーのドットを、ギンガムチェックのショートパンツには、バード柄の総レースを。これだけ楽しい色とプリントがあっても、ポップになるわけではない。なぜならシルエットは常に女性らしいエフォートレスなフォルムだから。ドレープがナチュラルに感じられる、繊細なドレスルックを主流としている。一方で、柔らかなウールやニットによるスーツスタイルは、とにかくタイトな提案で、ウエストラインからヒップラインにかけてぴったり身体に添っている。また、アクセサリー類では、キャリアバッグからインスパイアされた「ドット」と「グディ」が登場している。また、ケンゾーらしい和洋折衷なエッセンス満載の下駄のようなサンダルは、カラフルなノームコアスタイルに抜群のインパクトを与えていた。
2018年06月28日カラー(kolor)の2019年春夏メンズコレクションが発表された。今季は、スポーツのフレーバーを香らせながら、カラーお得意の異素材と色のミックスを楽しんだシーズンだ。今季のハイブリッドはスポーツフレーバーカラーの真骨頂“ハイブリッド”で、スポーティとトラッドをミックススポーツブルゾンは、カラフルなナイロンとメッシュの組み合わせで構築。ボトムスはトロピカルウールを合わせて爽やかなトラッド感をプラスしている。グログランテープを走らせたフーディーも、ガングラブのクラシックなスラックスにタックイン。レザーやナイロンなど異素材をミックスしたスニーカーを合わせて、さらにアクティブな要素を加えた。ニットカーディガンは、編地そのものの色使いが独特で、カラーパレットだけでも今季らしさが感じられるのだが、ディテールが何よりポイント。メッシュを被せたナイロンにドローコードを通して、アウトドア感あふれるポケットを配置。そのアイテムに、シルエットの緩いスーツをあわせているのも面白い。対照的に、トップスがトラッド、ボトムスがスポーティなスタイルも提案していて、深いブラウンのチェック柄テーラード、あるいは脇部分だけナイロン素材のVネックカーディガンには、ジャージ感覚のジョガーパンツをセレクトした。ウィメンズではフェミニンも加えてウィメンズも同じように、スポーツフレーバーが効いていて、メンズに比べるとよりミックスする素材感に色柄が増える印象。ランダムにプリントが配されたプリーツスカートやワンピース、シェブロン柄とドット柄に加えて立体的なクロッシェレースを被せたタイトスカート、解体したところにビジューを並べたようなニットなど様々。チェック柄とデニムのハイブリッドでは、さらにその境目からフリルを覗かせている。
2018年06月28日グッチ(GUCCI)の2019年リゾートコレクションが発表された。世界遺産・アリスカンの遺跡に現れたランウェイこれまでロンドンのウェストミンスター寺院の回廊、フィレンツェにあるピッティ宮殿のパラティーナ美術館など、文化的ロケーションで開催されてきたグッチのショー。今季はフランス・アルル市に位置する最も有名なローマ古墳のひとつ、アリスカンの遺跡にそのランウェイは現れた。ユネスコの世界遺産にも指定されているアリスカンの遺跡でのイベント開催は歴史上、初めてとなる。アリスカン遺跡は、4世紀頃からの高貴なローマ人たちが眠る場所。苔むす古代の墓石が並ぶこの遺跡に、キャンドルライトが灯され、また会場はスモークに包まれ幻想的な雰囲気に。真っ暗な会場の中でランウェイに炎が走ると、ショーは幕を開けた。シンボリックな黒い十字架序盤に登場した淡いピンクのジャンパー&スカートにグリーンのタイツを合わせたルックや、セーラーカラーのブラックドレスは、アレッサンドロ・ミケーレがこれまでに築き上げてきたノスタルジックなムードに沿うものではあるのだが、何かが違う。そこには必ず黒い十字架が存在するのだ。チョーカー、イヤリング、ネックレス...様々なアクセサリーとして取り入れられた十字架は今シーズンのシンボリックなモチーフと言ってよいだろう。祭服を彷彿とさせるブラックドレス多くのルックが脇に抱えたクラッチバッグは、どこか聖職者が携える聖書のようにも感じられる。祭服を彷彿とさせる黒いドレスに、大胆にも骨のモチーフを落とし込んだピースも登場し、墓石の並ぶアリスカン遺跡を舞台としたミケーレの折衷主義的世界観は加速していく。散りばめられた鮮やかな花々プリーツスカートやジャケット、ガウン、ドレスには鮮やかな花々が。花鳥風月もミケーレの象徴的な表現ではあるが、他シーズンと比較しても目を惹くのは、花束が古代の墳墓のシンボルであることも多分に関係しているのだろう。遺跡に眠る者たちを弔うためのものだろうか、モデルたちが持つ色とりどりの花束も、ミケーレが生み出す世界に欠かせない要素の1つとして存在している。
2018年06月27日メゾン ミハラヤスヒロ(Maison MIHARA YASUHIRO )の2019年春夏コレクションが、2018年6月22日(木)にフランス・パリで発表された。パリに帰ってきた三原康裕、膨大なアーカイブにフォーカスした今シーズン前シーズンでブランド20周年を迎え、東京で盛大なショーを行ったメゾン ミハラヤスヒロ。その際には、これまでの膨大なコレクションにフォーカスを当て、新しいものへとリプロダクトしてくことにフォーカスを当てた。発表の場をパリにうつした今シーズンもまた、同じ気持ちをもってコレクションの創作に挑んだという。ハイブリッドによる日常着の複雑化最初から最後まで一貫した、何かと何かを複雑に組み合わせるハイブリッドは、20年間変わらず三原康裕の創作に欠かせない手法だ。今季の主役はステレオタイプな服。あくまで日常カジュアルに着られるワードローブだ。2枚のスキッパ―シャツやデニムパンツ、MA-1とスタジャン、そしてストライプシャツとハーフパンツなど、解体と再構築という手順ではなく、構築を繰り返して服を服が装飾していく。パターンの複雑化は、不要なまでの装飾に繋がっていて、特にデニムスタイルはその筆頭。濃淡異なるデニムのジャケットとパンツは幾枚もレイヤードして、さらに袖は計4本備えた。また、MA-1は袖があるのに、そこから腕を通すことはせず、脇に穴をあけることでベストのように着こなす。そうすればインナーシャツがあらわになるという構造だ。ブランドの原点であるシューズはスニーカーを中心にブランドの原点であるシューズは、スニーカーを中心とした豊富なラインナップ。バルカナイズ製法の靴の長年の歩みを表現した、ソールが歪んだ「インパーフェクトソールスニーカー」や、シューレースが膜に覆われた「トランスペアレントスニーカー」などのスニーカー、釣り込みをあえてせずにアッパーのスエードを遊ばせたデッキシューズ。靴を知り尽くした三原だからこそできる独自製法は、アヴァンギャルドでありながらも日常性をもった靴を生む。これが恐らく、服にも通ずるメゾン ミハラヤスヒロの真意である。
2018年06月27日メゾン ミハラヤスヒロ(Maison MIHARA YASUHIRO)がパリで2019年春夏メンズコレクションを発表した。
2018年06月25日エトロ(ETRO)がミラノで2019年春夏メンズコレクションをプレゼンテーション形式にて発表した。
2018年06月25日アレキサンダー・マックイーン(Alexander McQueen)が2019年春夏メンズコレクションをパリで発表。
2018年06月25日アンブッシュ(AMBUSH)が、2019年春夏コレクションをパリファッションウィーク初日の2018年6月19日(火)にフランス・パリのポンピドゥー・センターからほど近い会場で発表した。「WAVES」と題した今季は、潮の流れに人生を照らし合わせ、さらにそこにリンクする服を表現しようとしている。タイトルから関連して、今季は海にまつわるデザインが主流だ。ダイビングスーツやスイムパンツはあたかも日常着のようにスタイリング。救命胴衣のようなダウンベストは、本物さながらに目立つカラーリングだ。また、アイコニックなシルバー925のアクセサリーは貝殻を模した形が印象的で、ビーチスタイルに一躍を担った。タイダイ染めやグラデーションはリゾート気分を盛り上げるひとつの要素。海の青から太陽のオレンジまでを一緒に楽しむデザインだ。クロッシェ編のキャミソールもビーチ・ライフスタイルには欠かせないアイテムで、それらをアンブッシュらしく、ストリート感を交えてパーカーにレイヤードするなどして着こなしている。素材は軽やかなリネン、コットン、ウールなどのニュートラルなラインナップ。しかし、海で快適に過ごすため、そして人生を快適に過ごすため提案したこれらワードローブにはきっと遊び心が必要だ。通常であれば、リラックスムードで着こなすはずのアイテム群にも、船で見た鎖やロープ、魚、貝殻、海岸の石ころといった海に纏わるあらゆるものをモチーフにした、ラグジュアリーなアクセサリーを合わせている。
2018年06月23日ミッソーニ(Missoni)が2019年春夏メンズコレクションを発表した。ミッソーニ・マンが行く壮大な旅ミッソーニ・マンが、活気にあふれた冒険に繰り出した。色鮮やかなカラーパレットは、まるで漲る大地のエネルギーのように快活。特に今季は砂漠の風景を背景とし、くすんだ砂岩のグラデーション、真夜中の空色、木々の緑、そしたいた太陽のように明るいオレンジなど旅で出会う色の数々を投影した。細い糸がつくる、大地の虹色は自然の広大さを表現するかのように多彩だ。ブランドのアイコニックなシェブロン柄に大地の力をそして何よりもブランドを象徴するシェブロン柄に、その力が宿っている。また、今シーズンはニットに落とし込んだ繊細なものから、コーチジャケットの大胆なペイントまで、チェック柄も豊作だ。さらに、もうひとつ今季らしいのが、旅の途中でつけたバイクタイヤの跡をグラフィカルに表現したテキスタイル。グリーンの濃淡で描いたそれは、モダンに解釈されて前述したシェブロン柄やチェック柄ともフィーリングがあう。ミッソーニの糸だけではなく、今季はまた違った手法で色の奥行を出している。プルオーバーはメッシュ素材で、大地の色“カーキ”にの下からは、カラフルなチェック柄が覗く。また、鮮やかなブルーのレザージャケットやイエローのパンツは、色を手塗りすることで生まれた陰影が感じられる。自然のカラーをインスピレーションとした、オーガニックなスタイルはリラクシングなシルエットがマッチする。ニットは丈を長めにしたり、テーパードのボトムスはほんのりワイドにしたり。春夏ならではのショートパンツも今季は数多く提案している。
2018年06月23日アミ アレクサンドル マテュッシ(ami alexandre mattiussi)は、2019年春夏コレクションを、日本時間の2018年6月21日(木)17:00にパリで発表する。ファッションプレスではその模様をライブ配信。前シーズンのテーマは、恋に落ちた若い2人の逃避行。絶妙にアンクルを際立たせる丈のパンツや、ハイネックニット、スタンドカラーシャツといった高めのネックラインのトップスなど、縦長のシルエットを描くことで洗練された印象に仕上げた。また、暖かみのあるレッドカラーや象徴的なハートモチーフを使ったルックも散見され、幸せな恋愛を連想させた。2019年春夏コレクションではどのようなショーを見せるのか、期待が高まるところだ。【詳細】アミ アレクサンドル マテュッシ 2019年春夏コレクション開催日時:日本時間 2018年6月21日(木) 17:00現地時間 2018年6月21日(木) 10:00
2018年06月22日リック・オウエンス(RICK OWENS)がパリで2019年春夏メンズコレクションを発表した。
2018年06月22日ハンティング・ワールド(HUNTING WORLD)の2019年春夏コレクションが、ミラノファッションウィーク最終日の2018年6月18日(月)に発表された。創造の源、海をインスピレーションに大西洋、太平洋、カリブ海、インドの地中海、メキシコ湾など7つの世界の水域を繋ぐ海にこそ、ハンティング・ワールドのDNAがある。そして、海はハンティング・ワールドの誕生の地ニューヨークとコレクションの発表の地ミラノを結び、創造を集約させてきた存在でもある。相澤洋介とハンティング・ワールドのクリエイティブチームは、その事実に着目し、広大な海をインスピレーションとした。コレクションを通して感じるのは、まるで航海の旅を楽しむかのような創作だ。船での旅は柔らかな素材にのせて、帆に風を受けて走り出す船みたいに体の動きに連動させる。魚たちが生き生きと泳ぐ海中の世界、そして浜辺で見たヤシの木は、シャツやハーフパンツにのせてプレイフルに。マリンボーダーや結ばれたロープによるダイヤチェックなど、コレクションを彩るプリントは冒険を楽しくさせる。もちろん海を渡った先の国々も示している。終盤に登場した国旗を並べたテキスタイルは、旅の目的地を示し出し、旅の終わりを思わせるよう。リゾートに欠かせないシャツやハーフパンツがある一方、ワイルドな冒険に必要なワークジャケットもある。足元にはハイテクスニーカー、もしくはエスパドリーユを合わせて、アクティブなシーンにも備えている。さらに快適に旅に挑むためのバッグ類も抜かりない。アイコン素材のバチュー・クロスを用いたハンドバッグをはじめ、バッグは貝殻をあしらったカゴバッグ、結びのデザインが入ったトートバッグなどの豊富なバリエーションを揃えている。
2018年06月22日ルーク・メイヤー(Luke Meier)によるオーエーエムシー(OAMC)が6月20日、パリで2019年春夏コレクションを発表した。
2018年06月21日落合宏理によるファセッタズム(FACETASM)は、パリメンズファッションウィークにて、2019年春夏メンズ&ウィメンズコレクションショーを開催した。テーマは“Together”。
2018年06月21日ユン(YOON)とバーバル(VERBAL)によるアンブッシュ®(AMBUSH®)が2019年春夏コレクションをパリで発表。テーマは、“WAVES”。モダンアートの父、コンスタンティン・ブランクーシ(Constantin Brâncuşi)の思想をデザイン源としたことから、ポンピドゥー・センターにあるブランクーシのアトリエでプレゼンテーションが行われた。ビーチにまつわる要素に着想を得たカラーパレットの下、コットンやウール、リネンなどの素材を使った人の体に優しく沿うようなウエアがラインアップ。砂のような、また潮で褪せたような全体のトーンに、パールなどを用いたイヤリング、ブレスレット、リングといった大ぶりのジュエリーがアクセントになっている。
2018年06月21日ジョニー・ヨハンソン(Jonny Johansson)によるアクネ ストゥディオズ(Acne Studios)の2019年春夏メンズコレクションが、パリメンズファッションウィークにて発表された。
2018年06月21日エルメネジルド ゼニア クチュール(Ermenegildo Zegna Couture)の2019年春夏コレクションがミラノで発表された。
2018年06月20日ヴァレンティノ(VALENTINO)が、パリで開催する2019年春夏メンズコレクションショーをライブストリーミングで配信する。6月21日0時30分(現地時間20日17時30分)より。なお、Instagram、Twitter、Facebook、Snapchat、WeChat、Weiboなどのオフィシャルハンドルネームは「@MaisonValentino」、ハッシュタグは「#ValentinoSS19」「#ValentinoSoundOn」。ショーの様子はこちらから視聴が可能。
2018年06月20日マルセロ・ブロン カウンティ・オブ・ミラン(MARCELO BURLON COUNTY OF MILAN)の2019年春夏コレクションが、イタリア・ミラノで発表された。『未知との遭遇』とコラボレーションミラーのようなランウェイに、目を覆いたくなるぐらい眩しく輝く三角のトンネルが現れる。そこから登場するモデルたちは、この無機的かつ近未来的な会場の中で、ネオンカラーを纏って闊歩していく。今季は、スティーヴン・スピルバーグ監督の『未知との遭遇』がコンセプトだ。色だけで“未知数”がどんどんとアップしていく。そんな気さえした今回のコレクションでは、アノラックパーカーの差し色に、ストライプシャツに、ハイカットスニーカーにと、ネオンカラーが多用されている。フューチャリスティックなムードを創り出していたのは、こうしたカラーパレットだけではなく、おそらくプリント、ロゴの配置、シルエットなども一役買っている。しかし、意外にもベースとなるワードローブ自体は実用性に長けた、私たちになじみ深いものが多い。もっと言えば、ブランドが得意とするストリート感は、一切方向転換しているわけではないのだ。ブリーチデニムはネオンカラーに染めて、ひざの部分のみ黒いテープのようなものでダブルニーのようなデザインへ。ネオンピンクを指し色にしたスポーツパーカーはタイピングプリントを配したシャツ、さらにはチノパンをあわせた。ウィメンズではクロップド丈のシャツにTシャツ、あわせたワークパンツは宇宙っぽく見せるため、ポケットには止水ジッパーを採用。それが水にも強いという実用性にも繋がっている。ランウェイの最後には映画のワンシーンを想わせるプリントが登場し、コンセプトを今一度強調した。ポンチョ型のアウターには映画名までしっかりと記されている。マルセロ・ブロンが見せた『未知との遭遇』のなかには、未知だけじゃない、“ストリート”をはじめとする私たちが知ってるものが最後までベースにあった。
2018年06月20日ニール バレット(NEIL BARRETT)の2019年春夏メンズ&ウィメンズコレクションショーがミラノで行われた。
2018年06月20日ヴェルサーチ(VERSACE)の2019年春夏メンズコレクションが、2018年6月16日(土)にイタリア・ミラノで発表された。クリアなランウェイに、天井には枝垂れる花々。そこはまるで幻想的な花園。ヴェルサーチの贅沢さそのままだが、煌びやだったり厳格さだったり、そういったいつもの印象とは少し違う雰囲気だった。ヴェルサーチ流、ハイブリッドスタイルの追及いざショー始まると、とたんに厳格さや重厚なブランドらしさが現れると同時に、“今季らしさ”が漂う。スタートから続いたのは、クラシックとストリートの掛け合わせ。型の角ばった主張的なジャケットには、インナーにロゴTシャツとフリルを並べたシャツ、そしてデニムパンツをスタイリング。足元はハイテクスニーカーだ。今季はそのハイブリッドが秀逸で、スーツ地のジレは、ロゴTシャツと派手な開襟シャツ、そしてハイウエストのストレートデニム、足元にはカジュアルなサンダルをセレクト。ダブルステッチでミリタリーなエッセンスを抱合したクラシカルなストライプ地のセットアップなど、ディテールからも読み取れるハイブリッドもある。一方で、パイソン柄のセットアップなどを提案し、ブランドらしい極めてラグジュアリーな演出にもぬかりない。中盤以降は、会場に咲く花々と同じく華やかな、フラワープリントが投影される。その表現は様々で、ニットジャカードのプルーバーからシースルーシャツまで。先に述べた“ハイブリッド”のキーワードを共通項とするならば、これはおそらくフェミニンのハイブリッドである。花柄は徐々に自由を手に入れて、ランダムなフリルやギャザーなどと共にその共存を加速させた。後半にかけて登場したネオンカラーは、今季のヴェルサーチの、煌びやかであらゆるものが境界線を越える世界を、さらに呼び起こした。80年代を彷彿とさせるような、ポップな色使いはバスケットハットやスニーカーなどの小物でも登場している。そして、花柄のテキスタイルには、ビジュー刺繍などのディテールが加えられ、アイコニックなチェーンのモチーフと融合していく。最後には、ラメが輝くフリル付きのシースルーシャツを重ねて花柄を幻想的に表現。女性が女性らしく、男性が男性らしくという考えは撤廃することで、すべての垣根を越えた、ヴェルサーチ流のリッチなファッションの楽しみ方を伝藩させた。
2018年06月20日ステラ マッカートニー(STELLA McCARTNEY)がミラノメンズファッションウィークを締めくくる6月18日、2019年春ウィメンズ&2019年春夏メンズコレクションを発表した。
2018年06月19日アルベルタ フェレッティ(ALBERTA FERRETTI)の2019年春コレクションが、2018年6月16日(土)にイタリア・ミラノにて発表された。メンズファッションウィークの初日に発表した今回は、アルベルタ フェレッティがデザインを務めたアリタリア航空の客室乗務員の制服もともにお披露目となった。アリタリア航空の新ユニフォーム発表とともに会場はドゥオーモの大聖堂の近く。歴史と文化を感じられる荘厳なゴシック建築は、アルベルタ フェレッティが得意とするラグジュアリー、そしてエレガンスを引き立てるにふさわしい。会場までの階段には、アリタリア航空の新ユニフォームを身に着けた客室乗務員たちがずらりと並んで来場者を迎えた。ランウェイでも、アリタリア航空のロゴが入ったMA-1やTシャツ、プルオーバーなどのアイテムが登場している。サファリムードと共に増幅するエレガンスの表現ショーは、サファリジャケットやオーバーオール、エスニックなチマヨ柄ポンチョ、そしてウエスタンブーツなどを合わせる、カジュアルなルックが先行した。素材は滑らかなスエードや、ほんのり色褪せたミリタリーカーキ。そこにスタッズやストーンが並べられ、今季の象徴的なサファリムードを盛り上げていく。その一方でエレガンスなムードも徐々に勢いを増す。それは、ウエスタンやサファリでは定番ともいえるフリンジの変化が引き金となった。レザージャケットやスエードに配されたフリンジは、ランウェイが進むごとにだんだんと繊細になっていく。その繊細さを促すように、織り交ぜるシースルーの素材、そして煌びやかでセンシュアルな刺繍が加わる。こうした表現は、ショー終盤にかけて一気に加速した。フリンジはティアードワンピースに用いられ、プリーツやシフォンよりもしなやかな動きをもたらす。ケープ型のロングワンピースには、動きの余韻を残すかのように極細かつ密に施されたフリンジが、キラキラと揺れる。さらにフリルや軽やかなシフォン素材が登場することで、フェミニンな要素もプラスされた。そして、極めつけはフェザーやビジューによって完成した“新生フリンジ”。ロングドレスの全面を覆うそれは、サファリやウエスタンなどのカジュアルなスタイルを起点にしながらもラグジュアリーな女性像を表す、あるひとつの手段として採用された。
2018年06月19日