オリエンタルランドが10日、東京ディズニーランドと東京ディズニーシーを対象とする45歳以上限定の「45PLUSパスポート」「45PLUSプレミアムパスポート」を、期間限定で販売することを発表した。「45PLUSパスポート」(5,900円)は、通常の1デーパスポートの大人料金6400円よりもお得に入園できるほか、当該パスポート利用者限定の2つの特典(有料)が利用できる。1つは、『アナと雪の女王』をイメージしてプラチナとダイヤモンドで仕上げた、オリジナルデザインの特製ネックレス(20万円)を購入できる特典。もう1つは、ディズニーホテルのレストランで限定スペシャルメニュー(2,500~8,800円)を楽しめる特典で、対象レストランにて、パスポートを提示すると、グループ全員で限定メニューが味わえる。そして、今回初登場の「45PLUSプレミアムパスポート」(8,800円/9,800円)は、1日40人限定で販売。東京ディズニーシーのレストランでのランチ付きのパスポートで、「45PLUSパスポート」と同様の特典も利用できる。レストランを3店舗から選べ、「セイリングデイ・ブッフェ」での食事付(8,800円)は1日20人限定、「リストランテ・ディ・カナレット」「レストラン櫻」での食事付(9,800円)は各1日10人限定となっている。「45PLUSパスポート」は、名称は価格を変えつつ、2007年より毎年期間限定で販売しており、今回初めて「45PLUSプレミアムパスポート」が登場。オリエンタルランドの広報部は「45歳以上限定のパスポートは毎年好評をいただいているので、今回も、45歳以上の方々の来園のきっかけにしていただきたい。そして、『45PLUSプレミアムパスポート』は、レストランがはじめから付いているので、よりぜいたくな時間を楽しんでいただけたら」と話している。「45PLUSパスポート」の実施期間は2015年1月6日~3月20日の平日、販売期間は2014年12月11日~2015年3月20日(配送チケットは3月13日23:59までの販売)。「45PLUSプレミアムパスポート」の実施期間は2015年1月13日~3月20日の平日、販売期間は2014年12月18日~2015年3月13日23:59。両チケットとも、東京ディズニーリゾート・オフィシャルウェブサイト「ディズニーのおとな旅」にて販売する。(C)Disney
2014年12月10日2015年2月1日(日)に東京・オーチャードホールにてデビュー45周年記念コンサートを行う野口五郎が、ぴあのインタビューに答えた。まずは、45周年という歴史を感じさせない、永遠の青年のような風貌を維持し続ける秘訣について「後輩に、『どうしてそんなふうに歌っていられるんですか?』って聞かれることがありますが、答えようがないんです。気づいたらこうなっていただけで。スタッフにも『あまり45周年と言わないでね。内緒にしておいてね』と言ってるんだけど(笑)。限界を作らないほうがいいんですよ。人間って、結構どこまでもいくものですよ。キープしようと思わないで、進化を望めばいい。経験は残っていくけれど、物質的にためこんでいくものではなくて、理由があって空洞のように形が変わっていくのが人生。余計なものを捨てて、あるべき方向に導かれていくのが進化だと思います」と語った。また、これまでの歌手生活で開催したコンサートの数を聞くと、「デビュー当時は、1日3回やってましたから、それをカウントすると3000回はゆうに超えていると思います。当時、歌手は今以上にシリアスで、『歌』を大切にしていました。その時代に、照明と音響のスタッフをパッケージにして、スタジオ・ミュージャンを使い始めたのは、おそらく僕が初めてだったではないかと思います」とのこと。10代の頃から世界中の実力派プレイヤーとレコーディングを行う卓越したミュージシャンであった野口。子供の頃に始めたギターは、13歳で地元の大学生バンドに加入するほどの腕前。11月19日(水)には、ギター、ベース、ドラムスをすべてひとりで演奏・アレンジしたアルバム『Playin’ ItAll』をリリース。同作収録曲は2月のコンサートでも演奏される予定。同作に話が及ぶと「エンジニアもひとりでやっているので、すべて録り終えるのに5か月かかり、その間全くひとりきりの作業でした。女性の曲ばかりを集めたアルバムで、最初は簡単に進むと思っていたのですが…。総合的なアレンジから徹底的に始めてみると、こだわりの強さゆえに終わりが見えなくなってしまって、そのうち『自分は鬼だ』と思うようになりましたね。どうしてこんなに自分自身を苦しめられるのかと。しかし、全部自分でやると、それがどう評価されようと『やることはやった』という気持ちになるものです。すべてのレコーディングが終わって数日たちますが、心にぽっかり穴があいたような気分です」と、現在の心境を明かした。「すべての要素を確実にして、自分のオンリー・ワンと呼べるコンサートにしたいと思っています。自分自身にプレッシャーをかけるのがクセになっているのかも。オーチャードホールのコンサートに向けて、また、鬼になって頑張ります(笑)」と力強く語った。妥協を許さないミュージシャンシップは、今回のコンサートでも十二分に発揮されそうだ。2015年2月1日(日)の公演、チケットの一般発売は11月8日(土)より。(取材・文:小田島久恵)
2014年10月29日