エプソンは1日、インクジェットプリンタ/複合機「Colorio(カラリオ)」シリーズの2015年秋モデルとして、A3対応の複合機「EP-978A3」を発表した。9月10日から発売し、価格はオープン、店頭予想価格は30,000円台中盤の見込み。EP-978A3は、2014年モデル「EP-977A3」の後継に当たる。「ふだんはA4、ときどきA3」をコンセプトに、A4モデル並みの本体サイズでA3印刷を実現したモデルだ。新しい要素としては、よりすっきりとした新デザイン、画像処理技術「オートフォトファイン!EX」の強化による暗部階調性の向上、普通紙画質の向上(背景除去・文字くっきり・細線強調)、NFC機能の搭載などが挙げられる。そのほかの機能はEP-977A3を引き継ぐ。印刷開始に合わせて自動で電源オン、および操作パネルと排紙トレイがオープンしたり、印刷終了後に電源をオフにすると排紙トレイが自動クローズといった動作が可能だ。インク構成はシアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(Bk)、ライトシアン(LC)、ライトマゼンタ(LM)という全6色染料で、各色独立のインクカートリッジとなる。最大プリント解像度は5,760×1,440dpi、最小インクドロップは1.5plだ。印刷スピードの目安は、L判写真で約13秒、A3写真(光沢紙)で約1分55秒。L判光沢用紙を使った印刷コストの目安は約25.5円だが、大容量インクカートリッジの場合は約19.9円だ。給紙場所は、上下2段のフロントトレイと、手差し用のリアトレイ。フロントトレイの容量は、上段がハガキで20枚、下段が普通紙で100枚(ハガキで40枚)。リアトレイは1枚単位の手差しで、A3用紙はリアトレイを使う。また、自動両面印刷とCD/DVD/BDレーベル印刷にも標準で対応している。イメージセンサーは光学4,800dpiのCIS、対応原稿サイズはA4。インタフェースは、USB 2.0、外部機器接続用USBポート、10BASE-T/100BASE-TX対応有線LAN、IEEE802.11b/g/n対応無線LAN、IrDA(赤外線)。本体サイズは使用時がW479×D668×H295mm、トレイなど収納時がW479×D356×H148mm、重量は約8.7kg(インクカートリッジと電源ケーブルを含まず)。
2015年09月01日エプソンは1日、インクジェットプリンタ/複合機「Colorio(カラリオ)」シリーズの2015年秋モデルとして、A4対応ながら小型の本体が特徴の「EP-808A」シリーズを発表した。ホワイト、ブラック、レッドの3色を用意。9月10日から発売し、価格はオープン、店頭予想価格は30,000円台前半の見込み。近年の売れ筋となっているシリーズの2015年モデル。ベースのハードウェアや機能は2014年モデル「EP-807A」シリーズを踏襲しており、プリント・コピー・スキャンが基本記法だ。操作パネル・用紙カバーの自動開閉や、本体の自動電源オン・電源オフといった便利機能を持つ。新モデルではNFC機能を搭載し、画像処理技術「オートフォトファイン!EX」の強化による暗部階調性の向上、4.3型タッチ液晶の操作性と画面デザインを改善、普通紙画質の向上などを図っている。普通紙画質の向上では、背景除去モード、文字くっきりモード、細線強調モードを備えた。また、作品印刷機能(余白/余黒・情報付きインデックス印刷)も加わっている。インクは独立カートリッジの全6色染料で、構成はシアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(Bk)、ライトシアン(LC)、ライトマゼンタ(LM)だ。最大プリント解像度は5,760×1,440dpi、最小インクドロップは1.5plとなる。印刷スピードの目安は、L判写真で約13秒、A4文書で約1分1秒。L判光沢用紙を使った印刷コストの目安は約25.5円だが、大容量インクカートリッジの場合は約19.9円だ。給紙場所は、上下2段のフロントトレイと、手差し用のリアトレイ。フロントトレイの容量は、上段がハガキで20枚、下段が普通紙で100枚(ハガキで40枚)。自動両面印刷とCD/DVD/BDレーベル印刷にも対応している。イメージセンサーは光学2,400dpiのCIS、対応原稿サイズはA4だ。インタフェースは、USB 2.0、外部機器接続用USBポート、10BASE-T/100BASE-TX対応有線LAN、IEEE802.11b/g/n対応無線LAN、IrDA(赤外線)を搭載。本体サイズは使用時がW390×D598×H196mm、トレイなど収納時がW390×D341×H141mm、重量は約6.9kg(インクカートリッジと電源ケーブルを含まず)。
2015年09月01日キヤノンは25日、A4対応のカラーレーザー複合機「Satera MF726Cdw」「Satera MF722Cdw」「Satera MF628Cw」を発表した。9月10日から発売し、価格はオープン。「キヤノンオンラインショップ」での価格(税別)は、「Satera MF726Cdw」が76,800円、「Satera MF722Cdw」が71,800円、「Satera MF628Cw」が59,800円。○Satera MF726Cdw「Satera MF726Cdw」は、毎分20枚の印刷が可能なA4カラーレーザー複合機。コピー / プリンタ / ファックス / スキャナという4つの機能を内蔵する。3.5型のカラー液晶タッチパネルを備え、フリック操作などによって直感的に操作できるようになっている。ホーム画面には使用頻度の高い定型業務のボタンも作成でき、業務の効率化にも役立つ。IEEE802.11b/g/n対応無線LANを搭載し、シリーズ初となるNFC機能を搭載した。NFC対応のAndroidスマートフォンをかざして印刷が可能。スマートフォンのダイレクト接続もサポートする。PC向けには「MF Scan Utility」ソフトを用意し、スキャンしたデータをEvernoteやDoropboxなどのクラウドストレージにアップロードできる。モバイル機器用アプリ「Canon PRINT Business」も刷新されており、モバイル機器との連携も強化した。スキャン機能の1つ「サーチャブル PDF」では、紙文書をPDFとして保存できる。「Compact PDF」では、画像を文字と写真に分離してそれぞれに適した圧縮をかけることで、サイズの小さいPDFを生成。そのほか主な仕様は、トナー定着方式がオンデマンド定着方式、コピー時解像度が600×600dpi、ウォームアップタイムが23秒以下、リカバリータイムが約8秒、ファーストコピータイムがカラー17秒以下・モノクロ16秒以下。給紙容量は標準カセットに約250枚、手差しトレイに約50枚、オプションの給紙カセットを装着することで最大550枚まで拡張できる。排紙トレイ積載枚数は最大125枚で、両面印刷にも対応。インタフェースはUSB 2.0、10BASE-T/100BASE-TX対応有線LAN、IEEE802.11b/g/n対応無線LAN。本体サイズは約W430×D484×H479mm、重量は約31kg。○Satera MF722Cdw「Satera MF722Cdw」は、「Satera MF726Cdw」からファックス機能を省略したモデル。そのほかの仕様はほぼ共通。○Satera MF628Cw「Satera MF628Cw」は、毎分14枚の速度で印刷が可能なモデル。基本仕様は「Satera MF726Cdw」とほぼ共通。主な相違点は両面印刷に対応していないことや、ファーストコピータイムがカラー / モノクロとも19秒以下、給紙容量が標準カセットに約150枚、手差しトレイに1枚であることなど。本体サイズは約W430×D484×H429mm、重量は約26kg。
2015年08月26日リコーは31日、A4モノクロ複合機「MP 401 SPF」、「SP 4510SF」、「SP 3610SF」、およびA4モノクロプリンタ「SP 4510」、「SP 4500」、「SP 3610」の合計6モデルを発表した。8月5日に発売し、価格(税別)は64,800円から。○MP 401 SPF / SP 4510SF「MP 401 SPF」は、印刷速度が40枚/分のA4モノクロ複合機。価格は350,000円(税別)。原稿の読み取り速度も30ページ/分となっている高速モデル。描画部にLED機構を採用することで光照射距離を短縮。本体の高さと奥行きを抑えコンパクトな本体となった。自動両面印刷機能を搭載し、給紙容量は標準トレイに500枚。オプションを含めた最大給紙容量は1,600枚。操作用として4.3型のカラー液晶タッチパネルを装備する。主な仕様は、印刷方式がLEDアレイ+乾式1成分電子写真方式、印刷解像度が最大1,200×1,200dpi、ウォームアップタイムが19秒以下(スリープモードからの復帰時:10秒以下)、ファーストプリントタイムが5秒以下。本体サイズはW419×D427×H484mmmm。保守形態が、カウンター式保守契約となっている。「SP 4510SF」は、保守形態が年間保守契約になっているモデル。価格はオープン。複合機としての機能は「MP 401 SPF」とほぼ共通。○SP 3610SF「SP 3610SF」は、印刷速度が30枚/分、スキャン速度が20ページ/分のモデル。価格はオープン。自動両面印刷やスキャンなどの機能は「SP 4510SF」に準ずる。主な相違点は、ファーストプリントタイムが6.5秒以下、給紙容量が標準トレイに250枚、オプションを含めた最大給紙容量が850枚、操作パネルが4行LCDであることなど。本体サイズはW400×D392×H406mmmm。保守形態は年間保守契約。○SP 4510「SP 4510」は印刷速度が40枚/分のA4モノクロプリンタ。価格は75,800円(税別)。「MP 401 SPF」をベースに、プリンタ機能のみとしたモデルで、プリント性能は「MP 401 SPF」とほぼ共通。操作パネルは4行LCDとなっている。印刷耐久性は60万ページ。ICカードを用いた個人認証への対応やHDD搭載時の暗号化、コピー抑止のための地紋印刷など、セキュリティ面にも配慮されている。本体サイズはW370×D392×H306mmmm。保守形態は年間守契約。○SP 4500「SP 4500」は印刷速度が30枚/分のA4モノクロプリンタ。価格は64,800円(税別)。印刷速度以外の仕様は「SP 4510」とほぼ共通。○SP 3610「SP 3610」は、印刷速度が30枚/分のA4モノクロプリンタ。価格はオープン。プリンタとしての仕様は「SP 3610SF」とほぼ共通。本体サイズはW370×D392×H258mmmm。
2015年07月31日ロジックはこのほど、世界最小サイズの手のひらサイズで環境になじむ自転車ラック「CLUG」を発売した。CLUGは限られた室内スペースに、効率的にかつインテリアとして自転車を収納したい人にぴったりの自転車ラック。タイヤ部分を挟むタイプなのでフレームを傷つける心配はなく、ネジで壁などにCLUGを固定するだけで簡単に設置できる。タイヤサイズに合わせてS(対応タイヤ幅:約23~32mm)、M(32~42mm)、L(1.75"~2.5")の3種類を用意。また、色は外側がホワイトで、内側がオレンジ、ブラック、グリーン、ブルーとなった4種類展開なので、部屋に合わせてインテリアのワンポイントにすることもできる。なお、落下の恐れがあるため、CLUGに挟まっていないタイヤは必ず地面に接するようにして使用することを求めている。価格は全サイズ2,300円(税別)。
2015年07月17日Freescale Semiconductorは、ARM Cortex-A7およびCortex-M4コアを搭載したアプリケーションプロセッサ「i.MX 7シリーズ」を発表した。同シリーズは、i.MX 7Soloファミリとi.MX 7Dualファミリの2ファミリが第一弾製品としてラインアップされており、いずれも最大1GHz動作のCortex-A7と、最大266MHz動作のCortex-M4コアを搭載。コア電力効率は最大15.7DMIPS/mWとするほか、LPSR(低消費電力状態保持)モード時の消費電力250μWを提供するとしている。また2種類のコアは、必要に応じて個別に電源投入が可能。第4世代EPDコントローラも統合しており、これまで継続して行ってきた電子書籍端末市場向けサポートも継続されている。さらに同社では、コンパニオン・チップであるパワーマネジメントIC(PMIC)「PF3000」を組み合わせることで、ウェアラブル・コンピューティングやIoTに向けたセキュアかつ高い電力効率の製品を実現できるようになるとしている。すでにi.MX 7はサンプル出荷を、PF3000は量産出荷をそれぞれ開始しており、評価ボードなども利用可能となっている。
2015年07月10日エプソンは4日、ビジネスインクジェットプリンタの新製品としてA4複合機「PX-M860F」、A4プリンタ「PX-S860」を発表した。7月下旬から発売し、価格はオープン。店頭予想価格はPX-M860Fが70,000円台後半、PX-S860が50,000円台後半。○PX-M860FPX-M860Fは、印刷コスト(A4普通紙)が、カラーで約6.1円/枚、モノクロで約1.8円/枚のA4ビジネスインクジェット複合機。インクは水に強く、マーカーにもにじみにくい高発色顔料インクを採用。インクカートリッジのサイズは、MサイズとLサイズが用意されている。大容量のLサイズを使うとモノクロの場合、約5,000枚の印刷が可能。動作時の消費電力も約32Wと低い。ADFの容量は50枚で、自動両面読み取りに対応。コピー機能やプリンタ機能も自動両面印刷に対応している。操作パネルは4.3型のカラータッチパネル。また、ファックス機能を充実させ、パネル上でプレビューしてから送信する「見てからファックス送信」、受信したファックスを画面で確認してから印刷できる「見てからファックス印刷」機能などを搭載している。主な仕様は、印刷方式がPrecisionCoreインクジェット方式、プリンタ機能の印刷解像度が最高4,800×1,200dpi。対応用紙サイズはA4サイズまで。ファーストプリントタイムは約7秒、印刷速度はカラー、モノクロともに約16ipm(A4)。標準用紙カセットには最大500枚、背面のMPトレイには最大80枚の用紙をセットできる。スキャン機能は、読み取り解像度が最大9,600dpi、読み取りサイズが最大216×355mm。インタフェースはUSB 2.0、Gigabit Ethernet対応有線LAN、IEEE802.11b/g/n対応無線LAN。本体サイズはW516×D756×H540mm(使用時)、重量は約31.6kg。対応OSは、Windows XP / Vista / 7 / 8 / 8.1、Windows Server 2003 / 2003 R2 / 2008 / 2008 R2 / 2012 / 2012 R2、Mac OS X 10.6.8以降。○PX-S860PX-S860は、2.2型のモノクロパネルを装備するA4カラープリンタ。ファックスとスキャナの機能が省かれる以外は、上記の「PX-M860F」とほぼ共通。本体サイズはW478×D756×540Hmm(使用時)、重量は約23.6kg。
2015年06月04日VIBEは、2013年10月に発表した段ボール製防音室「だんぼっち」のサイズバリエーションとして、ゆったりとしたサイズの「だんぼっちワイド」を発売した。価格は8万6,400円。同製品は、ニコニコ動画の人気コンテンツである「歌ってみた」動画の制作や、自宅でのカラオケ、さらに内部にスピーカーを置いてもスペースを活用できるため音楽鑑賞にも対応する段ボール製の簡易防音室。内寸で幅1,040mm×奥行き1,040mm×高さ1,480mmと、従来モデルと比較しゆとりある空間が確保されており、より余裕を持って歌や楽器演奏を楽しめる。付属品は、換気口(天井)、ケーブルを通すためのサービスホール、テーブル。さらに、だんぼっち内部の反響を抑える専用サイズにカットされた5枚セットのウレタンフォーム「だんぼっち公式吸音材セット」(1万5,000円)も、オプション品として近日中に発売予定とのこと。
2015年06月03日サンワサプライは、同社が運営するパソコン周辺機器の通販サイト「サンワダイレクト」で、A3サイズに対応した見開きの雑誌や大きめの写真、A3サイズの会議資料などを一度でスキャンできる、最大2400dpi解像度の「フラットベッドスキャナ 400-SCN025」を発売した。販売価格は46,111円(税抜)。サンワダイレクト(本店・楽天市場店・Yahoo!ショッピング店・DeNAショッピング・auショッピングモール店・Amazonマーケットプレイス店)のみの限定販売。同製品は、A3サイズの資料などを一度にスキャンできるフラットベッドスキャナ。一度にA4用紙を2枚同時にスキャンするなど、効率よくスキャンが可能。スキャン部のカバーは上開きカバー採用で、動作が大きくなりがちな横開きカバータイプと比較し省スペースで使用できる。カバーは工具不要で簡単に取り外しもでき、厚手の本のスキャンもしやすい。解像度は、低解像度の100dpiから高解像度の2400dpiに対応し、資料や名刺などスキャンのスピード重視の場合は低解像度、美術品などのビジュアル重視の場合は高解像度、と用途に応じて設定できる。複数の原稿を一度に同時にスキャンし、自動で別々に分割/保存できる「Batch Scan」機能も搭載されている。スキャンモードは、カラー/グレー/モノクロの3モードを選択できる。同製品のサイズは、幅576×奥行406×高さ72mmで、重量は約4.6kg。センサーはカラーコンタクトイメージセンサーで、LED。
2015年06月01日キヤノンマーケティングジャパンは21日、ドキュメントスキャナ「imageFORMULA」シリーズの新製品として、高速スキャンと用紙の搬送力に優れたA4対応モデル「DR-C240」を発表した。5月28日から発売し、価格はオープン、店頭予想価格(税別)は49,800円前後。A4サイズ対応のドキュメントスキャナ。自動両面スキャンに対応し、カラーで30枚/分、モノクロで45枚/分(A4縦200dpi時)とスキャンが高速。原稿の重送を検知する「超音波重送検知」を搭載し、重送による読み取りエラーを抑止する「リタード方式」を採用。個人はもとより、店舗や店頭窓口といった業務用途で威力を発揮するとしている。ADFの給紙性能も向上しており、普通紙のほか、薄紙 / カード / パスポートなどもスキャン可能。発注書 / 領収書 / 名刺などもスムーズに連続読み込みできる。頻繁に利用するモードや操作を最大9件まで登録でき、本体の操作パネルから実行可能。電源をオフにした時点で使用していたジョブを記憶する機能も搭載しており、スキャンを一時的に中断して再開するときなど、設定を気にすることなく作業に戻れる。操作パネルには DFR(DoubleFeedRelease)ボタンを搭載。付箋紙が貼られた原稿や封筒などが重送と検知されたときに押すことで、スキャンを継続できる。スキャンソフトには「CapturePerfect3.1」を同梱。ファイルの暗号化やファイル名の自動生成などをサポートし、1回のスキャンで複数の画像を生成できるマルチストリームに対応する。主な仕様は、イメージセンサーがCIS、光学解像度が600dpi、光源がLED。対応原稿サイズは幅が50.8mm~216mm、長さが54~356mm、長尺紙が最大3.000mm。最大トレイ積載量は60枚。インタフェースはUSB 2.0。本体サイズはトレイを閉じた状態でW291×D253×H231mm、トレイを開けた状態でW291×D603×H363210mm、重量は約2.8kg。
2015年05月25日NECは20日、業務用ページプリンタ「MultiWriter」シリーズとして、A4モノクロモデル「MultiWriter 5150」と「MultiWriter 5140」の2モデルを発表した。7月14日より出荷を開始する。価格(税別)は「MultiWriter 5150」が39,800円、「MultiWriter 5140」が34,800円。○MultiWriter 5150「MultiWriter 5150」は、きょう体の高さが500mlのペットボトルよりも低いA4コンパクトページプリンタ。印刷速度が従来モデルよりも約40%高速化しており、A4サイズで約30枚分での印刷が可能。両面印刷にも対応する。ファーストプリントタイムが約10秒、ウォームアップタイムが27秒。無線LANインタフェースも標準で搭載しており、様々な業務に柔軟に対応できる。主な仕様は、プリント方式がレーザービーム乾式電子写真方式(半導体レーザ)、最大解像度が2,400×600dpi相当。対応用紙サイズはA4サイズまで。標準トレイに普通紙250枚、手差しトレイに普通紙1枚をセット可能。インタフェースは10BASE-T / 100BASE-TX対応有線LAN、IEEE802.11b/g/n対応無線LAN。本体サイズはW356×D360×H186mm、重量は6.8kg(消耗品含む)。対応OSは、Windows Vista / 7 / 8 / 8.1、Windows Server 2003 / 2008 / 2008 R2 / 2012 / 2012 R2、Mac OS X 10.7.5以降。○MultiWriter 5140「MultiWriter 5140」は無線LAN環境を標準で搭載しないモデル。印刷速度が26枚/分となっている。それ以外の仕様は「MultiWriter 5150」とほぼ共通。
2015年05月21日エスエス製薬は、解熱鎮痛薬「イブA錠(24錠)」の限定パッケージ第4弾として、アートディレクターの増田セバスチャンがデザインしたパッケージ2種を数量限定で発売した。出荷開始日は5月18日。希望小売価格は810円。「イブA錠」限定パッケージは、初めて自分で解熱鎮痛剤を購入しようとする若い女性を対象に、自分にあった解熱鎮痛薬を楽しく選び、前向きに対処してほしいとの思いを込め、2013年5月より展開。第1弾・第2弾はタレントのローラが、第3弾は写真家で映画監督の蜷川実花がデザインを担当し、好評を得ていたという。今回発売された第4弾パッケージでは、原宿Kawaiiカルチャーの第一人者であるアートディレクター・増田セバスチャンがデザインを担当。ボードに素材やモチーフを接着し撮影するという同氏独自の手法を用いて、"ポップで持ち歩きたくなるパッケージ"をコンセプトとした「CUTE版」と「COOL版」の2種類を制作した。CUTE版は毛糸やファーを使用したデザインで、柔らかく痛みを軽減してくれるようなイメージに、一方のCOOL版は透明感のあるビーズやモチーフを使用したデザインで、スーッと痛みが引いていく涼しげなイメージを表現したという。
2015年05月19日エプソンは5月13日、2014年8月から提供を開始しているプリントサービス「エプソンのスマートチャージ」に、従来のA3複合機に加え、新たにA4複合機、A3プリンタ、A4プリンタの3モデルを追加し、A4プリンタは月額使用料が5千円(税別)から提供すると発表した。6月中旬から順次提供を開始する予定だ。従来の「エプソンのスマートチャージ」は、本体・インク・保守サービス込みのオールインワンで月額1万円(税別)からの低価格な基本使用料金で利用できる製品。また、購入者自身によるインク購入や交換も不要で、消耗品管理が必要ない。今回は新たにA4複合機、A3プリンタ、A4プリンタをラインアップに加え、コピー・ファクス(オプション)・スキャン機能を利用している場合も、プリントのみ利用している場合も、必要サイズや用途にあわせて製品を選択できるようになった。A4複合機は、基本使用料が月額6千円(税別)で基本印刷枚数がモノクロ1,000枚/カラー400枚のスタンダートBプランか、モノクロ/カラーそれぞれ700枚のフルカラーBプランが選べる。カセット2段(給紙枚数831枚)のベーシックなA3プリンタは、基本使用料が月額8千円(税別)で基本印刷枚数がモノクロ2,000枚/カラー600枚のスタンダートBプランか、モノクロ/カラーそれぞれ1,000枚のフルカラーBプランが選べる。カセット4段のフルセットだと、基本使用料が月額1万円(税別)で基本印刷枚数がモノクロ2,400枚/カラー720枚のスタンダートFプランか、モノクロ/カラーそれぞれ1,200枚のフルカラーFプランが選べる。A4プリンタは、基本使用料が月額5千円(税別)で基本印刷枚数がモノクロ1,000枚/カラー400枚のスタンダートBプランか、モノクロ/カラーそれぞれ700枚のフルカラーBプランが選べる。エプソン販売 取締役 販売推進本部長の鈴村文徳氏は、発売からの同製品の反応について次のように語った。「コストや手間・煩わしさなどの課題を抱えているお客さまにとって、『エプソンのスマートチャージ』はコスト削減やインク交換の手間の払拭、インク購入の工数削減を実現してきた。また、導入費0円、月額1万円からという公平な価格設定によって、早くに導入を決定いただけるケースが多い」セイコーエプソン プリンタ事業部 プリンタ事業戦略推進部長の吉田潤吉氏は、同製品の戦略について次のように語った。「従来のA3複合機ではコピー市場のみをターゲットとしていたが、今回のラインアップ拡充によって、プリンタ市場も視野に入れていく」また、ページプリンタやインクジェットプリンタを利用している顧客に対してリプレイスや、既存複合機への追加導入を提案していくという。「旧製品であるページプリンタ『LP-S820』だと、トナーや感光体を36本消費するところを、『エプソンのスマートチャージ』A4プリンタだと、インク4本分でカバーできる。また、消費電力も旧製品は最大電力1,100W以下に対して、新製品だと100W以下と、環境負荷の低減が可能だ。カラー出力費用をみても、旧製品は1枚あたり約12.4円だったのに対して、新製品は1枚あたり約5円となる。インクジェットプリンタについても、消耗品管理の軽減、カラー出力時の低コスト化を実現させ、さらに生産性を向上させている。旧製品『PX-205』と比べると、旧製品の印刷スピードはカラーが9.5ipm、モノクロが15ipmに対して、新製品はカラーもモノクロも20ipmとなっている」(吉田氏)エプソン販売 販売推進本部 BP MD部 部長の北村光一氏は、同製品の販売戦略について、次のように説明した。「2014年度末時点で、同製品の導入件数は250社。ラインアップを広げたことによって、複合機との分散配置やグループ割引などの提案ができるようになった今年度は、1社あたりの販売台数を増やしていきたい」今年度の販売目標台数は3万2千台と掲げられた。今回の新製品の価格や詳細は下記のとおり。
2015年05月14日NTTドコモは13日、2015夏モデルとしてAndroidスマートフォン「Xperia A4 SO-04G」(ソニーモバイルコミュニケーションズ製)を6月中旬以降に発売すると発表した。4.6インチサイズというコンパクトボディが特徴。価格は未定。「Xperia A4 SO-04G」は、4.6インチのトリルミナスディスプレイ(720×1,280ピクセル)を搭載したAndroidスマートフォン。ソニーモバイルコミュニケーションズのフラグシップモデル「Xperia Z4 SO-03G」(5.2インチ)に比べ、コンパクトで丸みのあるデザインを採用しているため、持ちやすく操作しやすいのが特徴となっている。背面には2,070万画素のカメラを搭載。高感度で明るく、ノイズを抑えた写真の撮影が可能となっている。オーディオ機能では、ハイレゾ音源の再生、手持ちの音源をハイレゾ相当の音質で聴くことができるDSEE HXに対応している。「Xperia A4 SO-04G」の主な仕様は次の通り。OSはAndroid 5.0。内蔵メモリは2GB。ストレージは16GB。外部ストレージはmicroSDXC(128GB)。CPUはMSM8974AC(クアッドコア、2.5GHz)。サイズ/重量は、高さ約128mm×幅約66mm×厚さ約9.1mm/約129g。バッテリー容量は2,600mAh。最大連続待受時間は、LTE接続時が約620時間、3G接続時が約760時間、GSM接続時が約590時間、最大連続通話時間は、LTE接続時が約990分、3G接続時が約700分、GSM接続時が約650分。IPX5/8に準拠した防水、IP6Xに準拠した防塵性能を備える。背面には2070万画素、前面には220万画素のカメラを内蔵。カラーバリエーションは、Blue、Gray、Pink、Whiteの4色。通信面では、受信時最大150Mbps/送信時最大50MbpsのLTE、受信時最大14Mbps/送信時最大5.7MbpsのFOMAハイスピードをサポート。PREMIUM 4Gには対応していない。そのほか、VoLTE、IEEE802.11a/b/g/n/acに準拠したWi-Fi、Bluetooth 4.0、おサイフケータイなどに対応している。(記事提供: AndroWire編集部)
2015年05月13日LGエレクトロニクス・ジャパンは4月9日、幅27cmとA4用紙より設置面積が小さいブルーレイディスクプレーヤー「BP250」を発表した。発売は4月17日。価格はオープンで、推定市場価格は11,750円前後(税込)。BP250は、本体サイズがW270×D195×H43mmのコンパクトなブルーレイディスクプレーヤー。HDMI接続したLG製テレビのリモコンからも、音源オン・オフや再生などの操作を行える「SIMPLINK」機能を持つ。前面にはUSBポートを装備。USBメモリや外付けHDDなどに保存されたファイルの再生を行える。USBポートは録音にも対応しており、音楽CDの楽曲をMP3形式で保存することが可能だ。再生できるメディアは、BD-Video、BD-R/RE、DVD-Video、DVD-R/RW、音楽CD、CD-R/RW。AVCRECとAVCHDにも対応している。USBポートを装備しており、USBメモリや外付けHDDに保存したコンテンツも再生可能だ。音楽CDをMP3形式でUSBメモリに保存できる機能も持つ。重量は0.83kg。HDMIケーブルが付属する。
2015年04月09日ソニーは4月7日、ウォークマン NW-A16およびNW-A17について、高音質Bluetoothコーデック「LDAC」に対応するシステムソフトウェアの提供を開始した。今回のソフトウェアアップデートを適用することで、ウォークマンAシリーズでもLDACが利用可能となる。LDACは、Bluetooth A2DPのSBC (328kbps/44.1kHz)に比べて約3倍のデータ伝送(990kbps)能力を持つコーデック。2月に発売された「ウォークマン NW-ZX2」で初めて搭載された。LDACを利用するには、ヘッドホンやスピーカーもLDACに対応している必要がある。ソニーはLDAC対応ヘッドホンとして「MDR-1ABT」、LDAC対応スピーカーとして「SRS-X55」「SRS-X33」をリリースしている。
2015年04月07日エアバス(本社: 仏トゥールーズ)はこのほど、ANAホールディングスがA321を7機(シャークレット付きのA321従来型が4機、新型エンジンを搭載したA321neoが3機)を正式契約したことを発表した。同契約は1月に発表された発注が正式契約となったもの。これにより、今後合計37機のA320ファミリー機(A321neoが26機、シャークレット付きのA321従来型が4機、A320neoが7機)がANAグループに引き渡される。これらの3機種を日本で運航するのはANAグループが初となる。A321neoは、客室スペースを効率的に活用するエアバスの「キャビン・フレックス」(Cabin-Flex)によって快適な座席幅18インチを確保し、標準で240座席を装備する。A321従来型は220座席、A320neoは180座席を備える。エアバスのジョン・リーヒー顧客担当最高業務責任者(COO)は、「今回の正式契約により、ANAグループのような優れたエアラインがエアバス機の導入を拡大していることを非常に誇りに思います。単通路型機のなかで最も快適な客室空間と優れた燃費性能を提供するA320ファミリーは、ANAグループのオペレーションに最適な機材となるでしょう」とコメントしている。単通型機のA320ファミリーは、これまでに1万1,500機以上の受注を獲得し、400社以上の顧客に約6,400機が引き渡されている。このクラスで最も広い胴体幅を持つA320ファミリーの1座席の幅は、エコノミークラスでも標準で幅広い18インチ。A320ファミリーの最新機種となるA320neoは新世代のエンジンとシャークレットを装備し、15%以上の燃費削減を実現する。なお、2020年度までには20%の燃費削減を目指している。NEOに対する受注は、70社からの顧客より3,600機以上を獲得している。A320neoは2014年9月に初飛行に成功し、現在は飛行テストを行っている。
2015年04月02日全女性のみなさま!満足なセックスをする上で“男性器のサイズ”は重要ですか?お気に入りサイズはありますか?実は今回は、アメリカの雑誌『GQ』が男性器の平均サイズに関するちょっと面白い記事を公開しました。この記事を参考に、女性が知っておくべき男性器コンプレックス実態をご紹介します。■勃起中の男性器のサイズは13.1cm!なんと、勃起中の男性器は平均13.1cmということが判明したのです!大体、ベティナイフの刃渡りぐらいと言えばいいでしょうか。もしくは、ホールのチーズケーキの直径ぐらい。これは、15,000人のサンプルから明らかになった事実。でも、本当なのでしょうか?気になってさらに調べてみたところ、キングス・カレッジ・ロンドンの研究結果も同じだったのです![男性器の平均サイズ]通常時:長さ9.12cm/周囲長9.31cm勃起時:長さ13.12cm/周囲長11.66cmこちらも、15,521人の男性サイズをデータ分析した平均。やっぱり男性器は13.1cmと思っておいて間違いなさそう!9.1cmが13.1cmになるなんて……。思わず、親指と人差し指で13.1cmをピコピコ動かしながらエア計測してしまいますよね。■男性が男性器のサイズを気にする理由でも、男性器のサイズにこだわったり悩んだりするのって、男性だけ。女性が「彼の男性器が~」などと悩んでいるなんて話、聞いたことないですよね。これ、女性にとって疑問のひとつです。一体なぜなのでしょうか?男性向けのアダルトビデオや官能小説、エロ漫画などでも男性器のサイズは必ず絡んできて、その中に出てくる女性が最も口にする台詞ナンバーワンが「あぁ、すごくおっきぃ!」です。著者が官能小説系出版社で働いていた頃、原稿を読むたびにこの「おっきぃ」が疑問で、「セックスで男性器は大きいほうがいい?」と周囲の女性に手当たり次第質問したことがあります。手前味噌な結果ですが、ほぼ全員が「あまり関係ない」と答えました。(ちなみに、硬さはそこそこ重要だそうです)そう、女性は気にしていないのです!にもかからず、男性はオレ様の象徴として、大きく強い男性器を理想とし、生まれ持った現実とのギャップに不安や劣等感を抱きやすいです。これについて、『GQ』の記事では「男性の男性器への執着は女性の美容と同じで、企業や文化によって肉体への自己嫌悪感が私達の中に刷り込まれている」と分析しています。なにより大問題なのは、この悩みはセックスと深く関わっているのに、ほとんどの情報が男社会から生まれているところです。そこに肝心の女性が存在していません。そのため、永遠に中学校の部室ネタ状態。よって、この盲目的な男性の価値観は、女性がもっと積極的に蹴破るべきなのかもしれませんね。最高の男性器を持っていてもセックスが雑で身勝手なら、「永遠にパンツ脱がなくていいよ」って思うし、サイズが13.1cmより大きいか小さいかよりも、セックスの相性を感じてほしいと男性に願うのはムリなのでしょうか。自分の男性器のサイズにうなだれるくらいなら、セックスの相性や技量、愛情について学んで欲しいものです。「男性たちよ、漢(おとこ)の器はイチモツじゃ計れないぞ!」ということを、女性のみなさんは布教していきましょう。あ、でも飲み会の席でドン引きされない程度に……。(文/茶柱ズバ子)【参考】※男性のサイズの悩みにお答えします!-リンクdeダイエット※A Woman’s Real Take On Average Penis Size-GQ
2015年03月27日●4チップで最大12OAまで出力が可能なデジタルDC-DCコンバータ米Alteraは米国時間の3月11日、単体で30A、4チップで最大120Aまでの出力が可能なデジタル制御DC-DCコンバータである「EM1130」を発表した。このEM1130に関する説明会が都内で開催されたので、その内容をお届けしたい(Photo01)。まずは簡単に背景を紹介。Alteraは2013年5月に、電源ICなどを手がけていたアナログ半導体ベンダーのEnpirionを買収、同社の製品ラインアップを自社製品に取り込んだ。その後、同社は自社のFPGA向けの電源ソリューションを拡充しており、今回発表されたEM1130はその最新のもの、ということになる。基本、Enpirionは同社のすべてのFPGAに対するソリューションとなっており(Photo02)、これに向けてさまざまな製品がすでにリリースされている。さて、今回のEM1130はハイエンドのPowerSoCに属する製品で、Arria 10やStratix 10に向けたDC-DCコンバータである(Photo03)。Photo03にもあるように、EM1130自身は非常に小さいパッケージに納められており、実装面積の削減に効果的である(Photo04~06)。さて、ではなぜArria/Stratix向けに新製品を出したのか? という理由がこちらである(Photo07)。これらのFPGAを使って、例えばLTEの基地局とかバックボーン向けのアプリケーションを作成するといったケースでは、多数のLEを利用したりInterLakenの様な高速リンクを多数接続したりといった事が考えられる。当然これは膨大な消費電力にそのまま直結するから、これを安定供給できるようにするための電源回路をシステムデザイナーは用意しなければならない。この問題に対するAlteraの回答がEM1130というわけだ。そのEM1130であるが、構造はこんな具合だ(Photo08)。個別の特徴は後述するとして、4.5V~14.5Vの入力電源に対して0.7V~5Vの範囲で、0.5%未満の精度と10mVp-p未満のリップルを保ち、90%近い効率を実現するという、かなり効率の良い製品となっている。まずEfficiecyであるが、もちろん電圧や出力電流値、スイッチング速度によって効率に多少の差はあるものの、競合製品と比較して3~6%の効率改善が可能としている(Photo09)。例えば30A出力のケースでは出力電圧が1Vとすると30Wほどになるが、ここで3~6%というのは1~2Wの節約になる訳で、必要とされるFPGAの数が多いデータセンターなどではトータルすると数百~数千Wの節約に繋がり、これは運用コストの削減にもなるとする。ちなみにスイッチング速度は、システムの負荷変動状況を見ながら、変動が少ない場合にはスイッチング速度を下げて安定した供給を行い、逆に変動が多い場合はスイッチング速度を上げて応答性を上げるといったAdaptive Compensationの機能も搭載されているという。またこの機能を利用することで、例えば外部に接続したコンデンサが劣化してきた場合でも、その特性をある程度まで補償することが可能になるそうだ。その実装面積の話がこちら(Photo10)。EM1130では必要となる周辺回路をすべて内部に統合しているため、必要となる周辺部品を最小限に抑えられる。このため、同じボード面積であれば、より多くの機能を搭載できるようになると説明した。●電圧変更機能により、システムトータルでの電力消費量の低減を実現そのEM1130であるが、動作パラメータなどをPMBusなどを経由して外部から制御できるようになっている。このためのGUIも用意されており、これを使ってテストとか動作パラメータの設定、あるいは後述する複数のEM1130の協調動作の設定なども可能とされる。EM1130そのものは8つのプリセットを保持可能で、このプリセット値をGUI経由で設定/変更できる仕組みだ。次が電圧変動周り(Photo12)であるが、昨今のハイエンドFPGAは動作周波数・消費電力共に汎用プロセッサ並みになってきており、これに伴い電源品質も高いものが求められている。EM1130はこうした目的に十分見合う品質を提供できる、としており副次的な効用として、電源応答の速度が高速なので、チップ周辺に必要となるパスコンの数や容量を減らすことも可能となり、実装面積とBOMの両方も削減できるとしている。また先にちょっと触れたが、EM1130自身を組み合わせて最大120Aまでの出力が可能となっている(Photo13)。この場合、EM1130そのものは全部独立して動作する(どれか1つのEM1130の中のコントローラが、他の3つのEM1130を制御するわけではない)が、Current Share Busを経由して協調動作を行うことになるという話であった。またこの際に、どう協調動作するか(Single Phaseで動作するのか、Multi-Phaseで動作するのか。あるいはMulti-Phaseだとどんな形になるのか)といったパラメータは、Photo11で出てきたGUIで設定できるとの事だった。またちょっと目新しいのが、SmartVIDによる電圧変更である(Photo14)。FPGAもいわゆる半導体だから、定格電圧そのものは決まっているが、実際の動作電圧は定格電圧の範囲の中である程度変化する。定格ぎりぎりで動くものもあれば、ずっと低い電圧で動作するものもあるわけで、この「実際の電圧」にあわせて電圧を変化させられる機能である。最大で40%程度の電力削減が可能というのは、消費電力が電圧の2乗で効いてくる事を考えればそれほど不思議ではない。ただ残念ながらこのSmartVIDは、FPGAの起動時に一度設定されるだけで、動作状況に応じて動的に電圧を変化させる機能は持っていない。これはEM1130が対応しているPMBus 1.2にそもそもそうした機能が無いからで、動的な電圧変化に対応したPMBus 1.3準拠になったらそうした機能が入ることになると思うが、それは次世代の製品で、という話であった。今のところ(Arria 10の内部のCortex-Aプロセッサとかはともかく)FPGA Fabricそのものはダイナミックに電圧を変化させる機能を持っていないから、そこまでの機能は不要という事なのだろう。ただいずれはFPGAもPower GatingやClock Gatingを本格的に使うことになるだろうし、動作周波数もダイナミックに変わる事が予想されるから、その世代では動的な電圧変化に対応するようになると思われる。ここまではEM1130はFPGA向けと説明してきており、実際Primary TargetはAlteraのFPGAなのだが、実際にはそれ以外の用途向けにも提供をしているとか。実際に、FPGA以外のデバイス向けに利用されている顧客もあるそうで(Photo15)、こうした用途にむけて拡販を進めてゆきたいとの事だった。このPhoto15の様な構成では、EM1130の稼働状況をPMBusあるいはI2Cを経由してモニタリングが可能であり、これを利用してシステム全体の管理が可能となるという説明もあった(Photo16)。ちなみに現時点ではまだ価格などは発表されていない。
2015年03月12日エアバス(本社: 仏トゥールーズ)は現地時間の3月9日、ターキッシュ エアラインズが貨物専用機A330-200Fを4機追加発注したことを発表した。A330-200Fは子会社であるターキッシュ カーゴによって運航され、貨物市場における同社のシェア拡大に貢献する。ターキッシュ エアラインズは現在5機のA330-200Fを運航させており、追加発注した4機とともに成長する貨物市場の需要に対応する。ターキッシュ エアラインズは現在合計で139機のエアバス機を運航させており、エアバスにとってはトルコ最大の顧客。保有機の内訳は、エアバス単通路型ファミリーが91機、A310貨物機が2機、A330-200が17機、A330-300が18機、 A330-200Fが5機、A340が6機となっている。A330-200Fはペイロード65tから70tを運び、4,000海里を飛行することができる。ユニットコストがより大型の貨物機と同等レベルで、新規路線開拓や路線の拡充にリスクを最小限に抑えながら運用できる中型貨物専用機となっている。
2015年03月10日エアバス(本社: 仏トゥールーズ)は2月18日、アルキア・イスラエル・エアラインズ(以下、AIZ)がA330-900neoを最大4機発注する覚書(MoU)を締結したことを発表した。これにより、AIZはイスラエルにおけるエアバスのワイドボディ機の初めての顧客となり、またこの地域で同機を運航させる最初の航空会社となる。A330-900neoによって、AIZは増加する長距離路線およびレジャー路線へのサービスを拡大する。A330-900neoは同サイズの航空機の中で最もコスト効率に優れ、座席当たりの燃費を14%を削減。航続距離を最大400海里(740.8km)延長し、整備コストも削減することが可能となる。AIZは2012年のファーンボロ航空ショーでA321neoを4機発注。エアバスの相互乗員資格(Cross Crew Qualification)によって、パイロットやエンジニアは単通路型のA320ファミリーからワイドボディ機のA330への移行訓練時間を短縮することができる。そのため、航空会社は同じパイロットやエンジニアで両機を運用、整備することが可能となる。A330neoは最新の第四世代機内エンターテイメントシステムを提供。また、携帯電話通信やインターネット、Wi-Fiサービス、個人の電子機器の使用もできる。A330ファミリーはこれまでに約1,400機の受注を獲得。A330neoはA330ファミリーをベースに最先端のロールス・ロイス製トレント7000エンジンを装備、空力性能を改良し、新しい客室を装備する最新型派生機となっている。
2015年02月19日ライフサイズ(Lifesize)は2月18日、ビデオ会議サービス「Lifesize Cloud」の機能拡張と、新製品として手のひらサイズのカメラ一体型ビデオ会議システム「Lifesize Icon 400」および「Lifesize Icon Flex」を発表した。提供開始時期は、Lifesize Cloudの機能拡張が2月から、Lifesize Icon 400が2月18日から、Lifesize Icon Flexが3月から。多種多様なデバイスに対応しシームレスに接続可能なビデオ会議サービスであるLifesize Cloudでは、新機能としてWebブラウザから直接接続、既存のワークフロー・ツールとのシームレスな統合、Microsoft Lyncとの相互運用性を追加した。これらにより、Firefox/Internet Explorer/Google Chrome/Safariなどのブラウザからワンクリックで直接Lifesize Cloudのビデオ通話を開始でき、新しいOutlookプラグインやChrome拡張機能を使用してGoogleカレンダーやOutlookから直接ビデオ会議のスケジューリングや参加者の会議への招待が可能になり、自社のLyncクライアント・アプリケーションからワンクリックでLifesize Cloud上でホストされている会議に参加できるという。Lifesize Icon 400は、手のひらサイズのカメラ一体型ビデオ会議システムを使ってLifesize Cloudでビデオコミュニケーションを実現するための専用ソリューション。小さい会議室用に設計し、IT担当者のサポート無しでインストール可能という。ノートPCやタブレット、スマートフォンでの会議参加が可能であり、シングル・グループ・コールに最大25人まで参加できる。Lifesize Icon Flexは、Microsoft Lync/Skype/Google Hangouts/Cisco Jabber/WebExなどのコミュニケーションツールや、会議ツールとしてCitrix GoToMeetingを既に展開している企業向けに設計したビデオ会議ソリューション。USB経由でPCやMacと接続することで、クリアな画像と音声による質の高い会議を実現するという。また、ビーム型卓上マイクやタッチパネル型のビデオ会議用電話機「Lifesize Phone」の利用も可能だ。
2015年02月19日ニトムズは2月23日、パーソナル文房具ブランド「STALOGY(スタロジー)」シリーズより、携帯しやすい「365Days Notebook」のA6、B6サイズを発売する。○スケジュール帳、日記帳など様々な使い方が可能「STALOGY365Days Notebook」(2013年発売)は、ユーザーの自由な発想で使い方が無限に広がるノートであるとして、第23回日本文具大賞デザイン部門で優秀賞を受賞した。携帯できるサイズの要望が高かったことから、持ち運びに適したA6、B6の2サイズを発売する。いずれも総ページが368ページあり、1日つき1ページ使用できる。スケジュール帳、日記帳、雑記帳など、ユーザーの発想次第で様々な使い方が可能。紙には薄くて軽く、インクが裏抜けしにくい手帳紙を採用した。5mmの方眼で、文字や図、グラフも書きやすくなっている。欄外(右上)には、月、日付と曜日、横軸に時間軸となる数字を記載しているため、スケジュール帳、日記帳、打ち合わせ記録などにも使用できる(A6サイズは、8時から21時、B6サイズは、7時から23時のタイムライン)。また、表紙は長期の使用に適した丈夫なクロス地を採用した。糸がかり綴じ製本なので、360°フラットに開き、使いやすい。枚数は184枚(368ページ)。価格はA6が1,300円、B6が1,500円(いずれも税別)。
2015年02月17日コルグは、Ableton Liveとの連携で、楽曲制作も直感的に行える手のひらサイズのシンセサイザー「kaossilator 2S」を発表した。2015年4月下旬発売予定。同製品では、定番シンセ・リードやシンセ・ベース、ピアノやギターなどのアコースティック・サウンド、リズム・ループや単音ドラム・キットなど、多様なダンス・ミュージックに対応する150種類のサウンド・プログラムを内蔵。スケール/キー、ノート・レンジ、ゲート・アルペジエーターなどの多数の機能を備えており、タッチ・パッドで直感的に演奏し、アンドゥ/リドゥも可能なループ・レコーダーで手軽にレコーディングできる。また、録音したフレーズをまとめてマルチ・トラック/Ableton Live形式でも書き出すことが可能。電池駆動に対応し、スピーカーを内蔵しているため、手軽に持ち運んで演奏を楽しめる。なお、同製品には音楽制作ソフトウェア「Ableton Live Lite」が付属する。
2015年01月30日サンワサプライは16日、最大2.1Aの出力に対応するUSBポートを備えたUSB 3.0対応の4ポートUSBハブ「USB-3HCA410BK」を発売した。価格は7,538円。USB 3.0に対応する4ポートUSBハブ。側面のUSBポートが2.1A出力に対応しており、充電に大出力を要求するスマートフォンやタブレット端末などの充電が可能。そのほかのポートの供給電流は1ポートあたり最大900mAで、4ポート合計最大3Aまでとなっている。なおバスパワー駆動の場合は2.1A出力は行えないので、付属のACアダプタを使用する必要がある。USB 3.0コントローラーにはVIA製「VL812チップセット」を搭載。本体サイズはW75×D51×H14.5mm、重量は約40g。対応OSはWindows XP(SP1) / Vista / 7 / 8 / 8.1。Mac OS X 10.4以降。
2015年01月16日村田製作所は1月8日(現地時間)、2016サイズの車載用水晶振動子「XRCGB-F-A」シリーズを発表した。同製品は、既存の水晶振動子にはない独自のパッケージ技術を用い、品質や量産性、コストパフォーマンスに優れている。さらに、水晶素子の設計を最適化することで自動車の一般的な動作温度範囲の-40~+125℃における周波数温度安定性を最小で-/+35ppmにまで縮めることに成功し、Ethernetなどの次世代車載LANや画像処理ECUにも対応できるようになった。また、車載電装部品の信頼性試験規格であるAEC-Q200に準拠し、RoHS/ELV指令にも対応している。なお、同製品はすでに1月より富山村田製作所にて量産を開始している。
2015年01月09日ブラザー販売は8日、A4レーザープリンタ・複合機「ジャスティオ」シリーズの新製品として、コンパクトきょう体のA4対応モノクロ複合機を5モデル発表した。1月下旬より発売し、価格はオープン。○MFC-L2740DW「MFC-L2740DW」は、プリンタ / コピー / スキャナ / ファックス機能を備えたA4モノクロレーザー複合機。印刷速度はA4モノクロ30枚/分で、ファーストプリントも約10秒と高速。トナーとドラムを別々に交換できる分離型を採用し、ランニングコストを約3円/枚(トナーのみ交換時)に抑えた。自動両面印刷に対応し、2.7型のカラータッチパネル液晶で本体を操作する。無線LAN機能を標準で搭載しており、「Brother iPrint&Scan」 / 「AirPrint」 / 「Googleクラウドプリント」などのクラウドプリントが可能。PCを使わずにDropboxやEvernoteなどのクラウドストレージと直接アクセスできる「クラウド接続機能」にも対応する。スマートフォンなどからのダイレクト印刷が行える「Wi-Fi Direct機能」も利用可能。無線LAN簡単接続はAOSSとWPSに対応する。主な仕様は、プリント方式が半導体レーザー+乾式電子写真式、プリント解像度が2,400dpi×600dpi。給紙容量は標準トレイに250枚、ADFに35枚、手差しトレイに1枚、251枚。使用できる用紙サイズはA4サイズまでで、幅76。2~215.9mm、長さ127~355mm.6の用紙に対応。ウォームアップタイムは電源投入時から29秒以下、スリープモードから10.5秒以下。自動両面印刷も可能。スキャナの光学解像度は最大600×2,400dpi、読み取り方式はDual CISで自動両面スキャンに対応。スキャン速度はカラー7.67秒/ モノクロ2.56秒。インタフェースは、有線LAN、無線LAN、USB 2.0。本体サイズはW409×D398.5×H316.5mm、重量は約11.7kg。対応OSはWindows XP / Vista / 7 / 8 / 8.1、Windows Server 2003 / 2008 / 2008 R2 / 2012 / 2012 R2、Mac OS X 10.7.5~10.9.x。○MFC-L2720DN「MFC-L2720DN」は、「MFC-L2740DW」から両面同時スキャン機能と無線LANインタフェースを省略したモデル。重量は約11.5kg。そのほかの仕様は「MFC-L2740DW」とほぼ共通。○DCP-L2540DW「DCP-L2540DW」は、「MFC-L2740DW」から両面同時スキャン機能 / ファックス機能 / クラウド接続機能 / タッチパネルを省略したモデル。重量は約11.2kg。そのほかの仕様は「MFC-L2740DW」とほぼ共通。○DCP-L2520D「DCP-L2520D」は、「MFC-L2740DW」からプリンタ機能以外を省略したモデル。有線 / 無線LANも非搭載。本体サイズはW409×D398.5×H267mm、重量は約10.1kg。印刷速度などの仕様は「MFC-L2740DW」とほぼ共通。○FAX-L2700DN「FAX-L2700DN」は、「MFC-L2740DW」から両面同時スキャン機能 / クラウド接続機能 / 無線LANインタフェース / タッチパネルを省略し、受話器を追加したモデル。本体サイズはW481×D398.5×H316.5mm、重量は約11.9kg。そのほかの仕様は「MFC-L2740DW」とほぼ共通。
2015年01月08日エレコムは6日、丸みを付けたシンメトリーなフォルムが握りやすいUSB有線マウスを発表した。標準的なMサイズ「M-Y7UR」シリーズと、やや小振りのSサイズ「M-Y6UR」シリーズに、それぞれ4色の本体カラーを用意。1月中旬から発売し、価格はすべて1,501円。センサーは赤色LEDの光学式で、カウント数は1,000カウント、ボタン数は一般的な「3」(左右ボタンとホイール)。ケーブル長は1mで、対応OSはWindows Vista / 7 / 8.1 / RT 8.1だ。本体サイズ/重量は、MサイズのM-Y7URシリーズがW57.8×D95.2×H38.5mm/約60g、SサイズのシリーズがW50×D84×H35.2mm/約53g。
2015年01月06日アールエスコンポーネンツ(RSコンポーネンツ)は、名刺サイズのシングルボードコンピュータ「Raspberry Pi Model A+」の国内発売を開始したと発表した。同製品は、7月に発売された「Model B+」からメモリとUSBを削減し、小型、薄型、低消費電力、低価格を実現している。256MB RAMとシングルUSBポートを65×56mmサイズのコンパクトなボードに内蔵する他、「Model B+」と同じ仕様の40ピンGPIOを搭載しており、HAT(Hardware Attached on Top)対応ボードと接続することで簡単に機能拡張が行える。また、「Model B+」と同じ電源アーキテクチャを採用したことで、より少ない消費電力で動作するとしている。なお、価格は2620円(税抜き)。同社のWebサイトから、すでに販売を開始している。
2014年12月24日「ユナイテッドアローズ(UNITED ARROWS)」は、公式オンラインストアにおいて、11月19日より購入済みの手持ちの服とサイズ比較が出来る新サービス「サイズをチェック」機能を導入している。同サービスは、バーチャサイズ(Virtusize)とユナイテッドアローズが協業し、バーチャサイズの持つオンライン試着ソリューション「サイズをチェック」を独自の新仕様に開発。同オンラインストア内で購入履歴のある服と、販売中の服のイラストを重ねてサイズ比較を行いながらショッピング出来るというもの。使用法は、各商品の詳細ページにある「サイズをチェック」ボタンを押し、着用したことのある購入履歴商品の写真が表示された中から比較したいものを選択。するとイラスト化した二つのビジュアルが重なり合って表示され、サイズ誤差が目で見て確認できる。購入履歴のない手持ちの商品でも、サイズを手動で登録すれば比較が可能。これによりECの障害であるサイズ誤購入の可能性が減少、現在7%の返品率を5%まで縮小することを目指す。同機能には来年以内を目標に、ユーザーにフィットするアイテムだけを表示出来るシステムなど、より機能的に開発を続けていく予定。また、ユーザーのニーズに応じ現在ウエア、シューズ、バッグのみの登録アイテムも拡張していく意向。今後の活用検討例としてアーバンリサーチが行っている店頭での3Dバーチャル試着を挙げ、将来的には自社オンラインストアで2014年3月に開始された店舗へ商品を取り寄せ試着が予約出来るサービスのように、実店舗との連携も更に強化していくと考えだ。バーチャサイズは2011年にスウェーデンで創業。間もなくして、イギリスのエイソス(ASOS)、東南アジアのザローラ(Zalora)、インドのジャボン(Jabon)を始めとする、ヨーロッパ、アジアを中心とした40社もの大手Eコマースに「サイズをチェック」機能を導入した。日本国内では、マガシーク(MAGASEEK)、 ミックスドットトウキョウ(MIX.Tokyo)、ディノス・セシールなどにも活用されている。
2014年12月05日