11月22日、森 大翔の初のツアー『Mountain & Forest』の東京公演が渋谷WWWにて開催された。今から振り返れば、約半年前、森の20歳の誕生日である6月9日に渋谷eggmanで開催された初のワンマンライブは、彼の10代の歩みの集大成を示す場であったといえる。今回の公演も、5月にリリースした1stアルバム『69 Jewel Beetle』の収録曲を軸にセットリストが構成されている点は同じであったが、それらの楽曲に加えて、その後にリリースされた新曲や現時点では未発表の曲が披露され、結果として、絶え間なく変化・成長を重ね続ける森の最新のモードを色濃く反映した公演となった。ライブの幕開けを飾ったのは、インストナンバー「Eureka」だ。サポートメンバーが鳴らす激烈なバンドサウンドの中で輝かしい存在感を放つブルージーなギタープレイ、また、速弾きや高速タッピングをはじめとした超絶技巧の数々によって、ギターヒーローとしての華々しい姿を超満員のフロアに見せつけていく。続けて、一度暗転したステージでスポットライトを受けながら、エレキギターの弾き語りで「すれ違ってしまった人達へ」を歌い出す。高い天井の会場に伸びやかに広がる彼の歌声は、6月のワンマンライブの時よりも堂々たる響きを放っていて、この短期間における彼のシンガーとしての大きな成長を感じた。また、「みんな、ブルースのあの曲は好きかい?」と観客に問いかけた後に披露した「オテテツナイデ」では、「まだいけるか!」と力強くフロアを煽る一幕も。観客を巻き込みながら熱い一体感をつくりだしていくライブアーティストとしての姿がとても頼もしかった。この日初めてのMCでは、今回のツアー初日にあたる札幌公演で、デビューした頃によくライブをしていたPLANTのステージに約1年半ぶりに立ったことを振り返った。彼いわく、懐かしのライブハウスで久々にライブをした時、「高校生の頃の自分が重なった」という。今がいっぱいいっぱいになると、どうしても昔のことを忘れてしまうけれど、自分は確かにここにいた。辛かったことも、嬉しかったことも、これまで経験してきたこと全てが、今ここに繋がっている。そのように胸の内の想いを語った森は、高校生の頃から披露し続けている楽曲「君の目を見てると」を披露する。ラストの〈また明日から 強くなれる気がした〉という言葉が特に印象的で、これまでの歩みをしっかりと噛み締めたからこそ、次の未来へ進めることを深い確信をもって伝える名演だった。また、目の前の観客へ向けて〈この歌が届くといいな〉という切実な願いを歌い届ける「歌になりたい」も、彼のポップミュージシャンとしての揺るがぬ決意が滲む素晴らしいパフォーマンスだった。続けて、彼の出身である羅臼町が舞台の曲「知床旅情」のカバーを、エレキギターの弾き語り&独奏で届ける。そして、バンドメンバーと共に、大切な故郷を思いながら書いた楽曲「いつか僕らは〜I Left My Heart in Rausu〜」を披露。森は、「皆さん、一緒に歌ってくれますか?」と観客に呼びかけ、そして、フロアから巻き起こった歌声を自らのエネルギーに替えるかのように、深いサスティンが効いた渾身のギターソロを炸裂させていく。ここから、未発表の新曲が2曲連続で届けられる。1曲目は、「アイライ」。タイトルの由来は、「愛が来る」で、「自分が好きなことを自信をもって発信すると、愛が返ってくる」という意味が込められているという。この曲は、会場を鮮やかに照らす水色とピンク色のライティングと相まって、カラフル&ダンサブルなポップナンバーとして響き渡っていて、未発表の楽曲にもかかわらずフロアからは大きな歓声や手拍子が巻き起こっていた。一転、2曲目の「雪の銀河」は、ピアノの伴奏による静謐な歌から幕を開け、その後、まるでロックオペラのようにダイナミックな展開をみせる圧巻のナンバーだった。彼は、この2曲について、「新曲の温度差よ」「サウナゾーン」と語っていて、まさに、彼が誇る表現の幅の広さを高らかに示す時間になっていたように思う。ハードロック調のリフ、メタルからの影響を色濃く感じさせるライト&レフトタッピング、また、切れ味鋭いカッティングプレイなどを織り交ぜたギターソロパートを経て、いよいよライブはクライマックスへ。11月にリリースされたばかりの新曲「ラララさよなら永遠に」は、この日の数あるハイライトの中でも屈指の名演だった。言葉にして届けたい想いを、歌にして届ける。言葉にならない想いを、ギターに託して鳴らしていく。その2つの表現は彼の中で一つに繋がっていて、歌うようにギターを奏で、ギターをかき鳴らすように感情を爆発させて歌う森の姿に、改めて彼のシンガー&ギタリストとしての真髄を見た気がした。また、本編を締め括った勇壮なライブアンセム「たいしたもんだよ」「剣とパレット」の2連打は、まるで残されたエネルギーの全てを放出するような非常に熱烈なパフォーマンスで、その熱い余韻が本編終了後もいつまでも胸の中に残り続けた。アンコール1曲目は、原点の一曲「日日」。本編の大半のパフォーマンスは、頼もしいバンドメンバーたちによって支えられていたが、この曲は一人で弾き語りで披露してみせた。たった一人の手による演奏とは思えないほど豊かな響きを放つアコースティックギターの音色は、思わず息を呑むほどの美しさを帯びていた。MCでは、今回のツアーから初のグッズを販売開始したこと、また、来年の春に新しいツアーを開催することを告げ、フロアから温かな拍手が巻き起こる。その後、再びバンドメンバーをステージに迎え入れ「台風の目」へ。ストリングスの音色を大胆にフィーチャーした音源とは異なり、バンドサウンドの熱量と気迫を感じさせるエネルギッシュなパフォーマンスで、クライマックスに向けてさらなる高揚感を生み出していく。そして、今回のライブは、「ありがとう」「また雪が溶ける頃に会えますよ」という言葉を添えて披露した「明日で待ってて」で幕締め。〈そしてきっとすぐに 暖かな未来が来るから 君は明日で待ってて〉という歌詞が、まるで、この日集まった観客との約束の言葉のように響いていて、とても感動的だった。この日の公演の中で発表されたように、来年3月には新しいツアー『Mountain & Forest “愛来”』の開催が控えている。東京公演の舞台は、渋谷CLUB QUATTRO。彼自身が凄まじいスピードで変化・進化を重ねているのに合わせて、動員も右肩上がり、ライブ会場も次々とスケールアップを果たしている。今回のライブを観て、始まったばかりの森の20代の歩みに、改めてとても大きな可能性と希望を感じたし、きっと彼なら、今はまだ想像もできないような大きな景色を見せてくれる予感がする。総じて、これから先の未来へ向けた期待が際限なく高まるような、とても素晴らしいライブだった。Text by 松本侃士Photo by 関口佳代<公演情報>『Mountain & Forest』東京公演11月22日(水) 東京・渋谷WWW【セットリスト】01. Eureka02. すれ違ってしまった人達へ03. オテテツナイデ04. 君の目を見てると05. 歌になりたい06. 知床旅情(カバー)〜エレキギター弾き語り07. いつか僕らは〜I Left My Heart in Rausu〜08. アイライ(新曲)09. 雪の銀河(新曲)10. エレキギターソロ11. ラララさよなら永遠に12. たいしたもんだよ13. 剣とパレットEN1. 日日EN2. 台風の目EN3. 明日で待ってて<ライブ情報>森 大翔 2nd Tour『Mountain & Forest “愛来”』■2024年3月3日(日) 愛知・名古屋SPADE BOX3月15日(金) 北海道・札幌cube garden3月20日(水・祝) 大阪・Music Club JANUS3月24日(日) 東京・SHIBUYA CLUB QUATTRO■オフィシャル先行受付:11月29日(水) 23:59まで<配信情報>「雪の銀河」12月8日(金) 配信リリース配信リンク:森 大翔 Official HP:
2023年11月27日繰り返し何度でも使えるオーガニック・フードラップ、“Bee Eco Wrap”を販売するBee Eco Wraps Japanは、2022年2月1日に新作「re: food wrap(リ・フードラップ)」を発売します。re: food wrap■Bee Eco Wrap(ビーエコラップ)とはプラスチックを使わない、地球に優しいオーガニック・フードラップ。天然の抗菌性と保存性を備え、食品の鮮度と美味しさをより長持ちさせます。化学物質を一切使わず持続可能な方法で採集したミツロウと、コールドプレス製法のホホバ油、そして木の樹脂を独自のブレンドで製法。野菜や果物、その切り口に。おにぎりやサンドイッチに。使い方は色々。カラフルでスタイリッシュな模様が日常のキッチンを楽しく彩ってくれます。■“re: food wrap”生地のストーリー日本全国の食品メーカーや飲食店、農園から規格外や切れ端など廃棄予定だった食材を買い取り、糸や生地を染める際の染料として再活用。新しい価値を生み出しました。re: food wrap(左からSAKURA、MATCHA、RED TURNIP)色味は3種類。(写真左側から)SAKURA:桜食用に塩漬け加工されて古くなった桜を回収し、染料に。日本の春を思わせるような優しい色合い。MATCHA:抹茶石臼挽き後のふるい掛け時に残った不揃いの茶葉を回収。染めるとスッキリとした緑色に。RED TURNIP:赤カブすんき漬けに使用される葉に対して余ってしまう赤カブの実の部分を使い染料に。落ち着いた青色に変身。■シンプルで飽きのこないデザインこれまで、鮮やかで賑やかな色柄が多かったBee Eco Wrapですが、“re: food wrap”は食材から染められたその自然で優しい色合いと、シンプルなデザインも魅力の一つ。お持ちの食器にもきっと合わせやすく、初めてBee Eco Wrapをお使いいただく方やギフト用としてもオススメです。サイズはMサイズ(約 27cm×27cm)とLサイズ(約 35cm×35cm)の2展開。お好きな色の組み合わせを選べる2枚セットもご用意しました。いつものキッチンに爽やかな色味をプラスするアイテムとして、取り入れてみてはいかがでしょうか。2022年2月1日発売です。ぜひお楽しみに。■商品概要商品名:【日本限定】re: food wrap(リ・フードラップ)サイズ:Mサイズ(約 27cm×27cm)Lサイズ(約 35cm×35cm)カラー:MATCHA、SAKURA、RED TURNIP価格 :Mサイズ 1,650円(税込)Lサイズ 2,640円(税込)M/Lセット 4,070円(税込)販売店:オフィシャルオンラインショップ( )&全国の取扱店舗※全て手作りのため大きさに若干の誤差が生じる場合がございます。※本商品のLサイズは、GOTSシリーズのLサイズ(約 33cm×33cm)と比べると少々大きめです。※手作業のため、工程上若干の作業跡が見られるものもございます。気になる方はご使用前に一度水洗いしてからお使いください。Bee Eco Wrap■Bee Eco Wrapの使い方チーズの保存や、野菜やハーブ、果物やパンなどをくるんだり、器のフタとしてお使いいただくのに適しています。おにぎりやサンドイッチも形を保ちしっかり包んでくれるのでお弁当やお出かけにもぴったりです!包むときは手の暖かみでミツロウがやわらくなり、冷蔵庫に戻すとミツロウが固くなりしっかり形を保ち食品を保護します。使い始めはコップや容器にミツロウや、その香りが残ることがありますが、お使いいただくうちに消えていきます。安心・安全な素材を使用しておりますので、小さいお子様にも安心してお使いください。Bee Eco Wrap使用例■作り手 オーストラリアのデヴァイン一家オーストラリアはサンシャインコースト。その北部ヌーサの内陸部にある自然本来の姿を残した土地に、デヴァイン夫妻は5人の子ども達と暮らしています。森の中という人里離れた場所に住んでいるため、行政によるゴミの収集はデヴァイン家まで及びません。自分たちのゴミは全部自分たちで処理しないといけないため、彼らはゴミを減らそうと工夫し始めました。その対策として、昔から伝わる保存方法を学び、家庭内のプラスチックの替わりとなり、土へ還るものを一家は作り出しました。彼らはビーエコラップを作る工程を、一家や仲間みんなの力を合わせて、全て手作りで生産しています。作り手:デヴァイン一家 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年01月07日三越伊勢丹プロパティ・デザインが運営している「FOOD&TIME ISETAN YOKOHAMA」のクリスマスキャンペーンの一環として、AIコミニュケーションロボット「Cruzr Anti-Epidemicモデル(UBTECH社製)」を導入します。入口での検温やショップメニューをご案内することで、お客さまにはロボットとのコミュニケーションを体験いただけます。 また、他にも館内ではクリスマス期間中にクリスマス限定デリバリーメニューのご紹介や、オルガン演奏会を開催し、クリスマスを楽しみながら安心・安全にお食事いただけます。検温・案内機能を持つAIコミュニケーションロボット「Cruzr Anti-Epidemicモデル(UBTECH社製)」フードコート入口で検温ロボット「Annちゃん(安心・安全のあんちゃん)」が皆さまをお迎えします。Annちゃんは、検温に加え、施設内を自由に歩いたりダンスしたりします。お客さまがAnnちゃんの前に立っていただくことで、サーモグラフィにより検温を行います。正常値の場合は「LINEとインスタグラムのQRだよ。友達になれたら嬉しいな。」の音声と同時にロボットがハグの動きをしてQRコードのアピールをします。基準値以上の体温の場合、「今日は体調が良くないみたいですね。無理しないでね。」とロボットからアナウンスが流れます。検温終了後、「これから巡回します。」の5秒ほどのムービーを流し、ショップご紹介動画を流しながら、館内を周遊します。【ロボットに関する詳細】URL: おうちでもFOOD&TIME ISETAN YOKOHAMAをデリバリーでお届けいたしますデリバリー事前予約特設サイトでは、 FOOD&TIME ISETAN YOKOHAMA内ショップのクリスマス限定セットを多数ご紹介いたします。 中でも、丸鶏のローストやピザ、お寿司、クリスマスケーキがそろったバラエティセット(4~5名)がイチオシです! また、それぞれのセットにぴったりなワインを、クイーンズ伊勢丹のバイヤーが厳選しました。セットと合わせてお楽しみいただけます。FOOD&TIME ISETAN YOKOHAMAサイトクリスマスキャンペーン期間: 12月1日(火)~25日(金)URL:※12月1日(火)サイトオープン※横浜みなとみらいエリア限定※事前予約のみ受付の商品もございますので、詳細は上記リンク先にてご確認ください。※事前予約のみ受付の商品もございますので、詳細は上記リンク先にてご確認ください。CAFÉ DELI PLAZA内クリスマス限定企画 手回しオルガン奏者 てまわしオルガンKINOによる演奏会「てまわしオルガンKINO」が演奏をするのは、日本の職人が作った手回しオルガンです。古民家の廃材を活かして、ひとつひとつ手仕事でちいさな部品を仕上げました。手のぬくもりが伝わるかのような優しい木の音色を、お食事とご一緒に楽しみいただけます。会場には併せて手回しオルガンの製作模様の写真を展示します。(撮影・演奏=紀あさ)■FOOD&TIME ISETAN YOKOHAMAプラザ内■12月20日(日)13:00~・19:00~※時間帯は多少前後する可能性がございます。予めご了承ください。COFFEE STYLE UCC手回しオルガンを聴きながらお食事やお飲み物をお楽しみください。・ハニージンジャーコーヒーミルク・ほんのりスパイシーな生姜シロップを使用し、隠し味のシナモンがふんわり香るアレンジコーヒーミルク【FOOD&TIME ISETAN YOKOHAMA 概要】■ 施設名称:FOOD&TIME ISETAN YOKOHAMA■ 所在地:神奈川県横浜市西区南幸一丁目5番1号 新相鉄ビル(ジョイナス) 地下一階■ 運営会社:株式会社三越伊勢丹プロパティ・デザイン■ FOOD&TIME ISETAN YOKOHAMA 企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2020年11月25日ショップの名を冠したオリジナルフード「Devo Pre(デボレー)」「Devo Pre(デボレー)」シリーズは、新感覚の焼き菓子。たい焼きのような見た目とサクサクの食感が特徴で、小腹がすいた時にぴったりのメニューです。オリジナル(バターミルククリーム)、ミート、グルテンフリー(プレーン)の3種類から選べます。「デボレーオリジナル」は自家製のバターミルクカスタードを使ったフードです。甘酸っぱいりんごのコンポートが詰まっていてシナモンも利いており、まるでアップルパイのよう!トマトソースやチーズ、バジル、ミンチ肉が入りの「デボレーミート」は、ミートパイとピザを合体させたかのようなおいしさ。シリーズの中では、1番食べごたえがあります。からだに優しいグルテンフリーのメニューもあります。「デボレーグルテンフリー(プレーン)」は、手作りのバターミルクを使った米粉100%の生地はふわふわ、モチモチ!素材そのものの味わいを楽しんでみてください。ヤギのミルクを使ったキャラメル「CARAMATE(キャラメーテ)」シリーズ日本では珍しい、ヤギのミルクを使ったオリジナルスイーツも楽しめます。ヤギの栄養価は母乳に似ていると言われており、ミルクアレルギーの人でも安心。タウリンが牛乳の約20倍含まれていて、滋養効果も見込めます。ラインナップは、ソフトタイプとハードタイプの2種類。ソフトタイプは優しい甘さとなめらかな口当たりを堪能できます。ハードタイプは、チューインキャンディのようなカリッとした食感。「ココナッツ&ベリーズ」「ナッツ」「パイナップル」「ラム&チョコレート」の4種から選べます。店内には、輸入塗料「バターミルクペイント」やオリジナルブランド「グラフィティーペイント」の色見本やインテリア用品を見られるショールームも。おやつもDIYも楽しみたい女子に、おすすめしたいお店です。文/宅野美穂スポット情報スポット名:Devo Pre Tokyo住所:東京都中央区日本橋茅場町2-3-7電話番号:03-3527- 3777
2018年01月19日横浜・ジョイナス内に新しいフードスペース「フード & タイム イセタン ヨコハマ(FOOD & TIME ISETAN YOKOHAMA)」が3月にオープン。施設イメージ本スペースは、手軽なテイクアウト・イートインで軽食を提供する「QUICK&EAT-IN」、駅需要特化型のグロッサリー「FOOD MARKET」、多彩なメニューを気軽に楽しめるダイニング「CAFÉ&DELI PLAZA」、落ち着いた時を過ごせるバー&レストラン「CASUAL DINING」といった4つのゾーンで構築され、プライベートブランドの品揃えを中心とした、都市型小型店モデル店舗としてリニューアルオープンする「クイーンズ伊勢丹」の他、横浜初出店や新業態となるカフェ・レストランなど約30店舗が出店。「TIME with FOOD」~時を過ごす人に「食」が寄り添う~をコンセプトに掲げ、朝出勤前のシンプルな朝食、仕事仲間とのランチタイム、打合せの合間のスイーツタイム、気の合う仲間と軽く一杯など、人々の時のニーズに合わせ、一日を通して利用できる施設となっている。なお、ストアプランやショップラインナップ等の詳細は順次公表される。【店舗情報】フード & タイム イセタン ヨコハマ(FOOD & TIME ISETAN YOKOHAMA)開業時期:2018年3月(予定)住所:神奈川県横浜市西区南幸一丁目5番1号 新相鉄ビル(ジョイナス)地下1階店舗数:約30店舗
2018年01月17日上田義彦による写真展「Forest 印象と記憶 1989-2017」が、1月19日から3月25日までGallery 916にて開催される。竹芝駅周辺の再開発に伴い4月15日に閉廊する同所は、2012年2月のスタート以来、かつてない写真体験の場、東京の主要なアートの発信地として、歩んできた。個展として最後になる本展では、30年もの長きにわたり、生命の循環と全身全霊で対峙した上田が紡ぎ出した、生けるものの原初の摂理を現す森の姿が、1989年から2017年の最新作まで約50点並ぶ。上田氏は、「僕が森を撮り始めて、30年が経とうとしている。そして今、アメリカ北西部のQuinaultの森と、日本列島の南に位置する屋久島の森、そして、日本の中心部に位置する奈良の春日大社の原生林、地理的には太平洋を挟んで存在するという以外、無関係に思える三つの森を、僕は写真に撮った。乱暴に言えば、行きがかり上、たまたま偶然、縁があって等など。しかし実は、これら三つの森には僕にとって重要な共通点がある。それはこれらの森が太古から人間によって守り継がれてきた、守らねばならないと、人に感じさせる何か大切な力があったからだということ。それを感じとる大事な力を、人は太古から受け継いできた。それを自分自身にも強く感じる。多くの森に僕は出かけた。しかしこの三つの森と出会った時、特別な感覚に襲われ、そして『撮らなければ』と、強く思った。それは言葉にならない、僕の中で起こった鋭い感覚だった。その感覚が僕に、この三つの森を撮らせることになったのだと思う」とコメント。本展覧会に併せて、青幻舎より写真集『FOREST 印象と記憶 1989-2017』が1月19日に出版される他、1月27日15時から16時半には後藤繁雄(編集者)、2月11日15時から16時半には伊藤俊治(美術史家)、3月3日16時から17時半には飯沢耕太郎(写真評論家)とのトークセッション&ブックサイニングが行われる。【展覧会情報】上田義彦写真展「Forest 印象と記憶 1989-2017」会期:1月19日~3月25日会場:Gallery 916住所:東京都港区海岸1-14-24 鈴江第3ビル 6F時間:11:00〜20:00/土日、祝日 11:00〜18:30料金:一般800円 大学生・60歳以上500円 高校生300円 中学生以下無料休館日:月曜日(祝日を除く)
2018年01月14日ビビッドヴアンが、FOODとDIYを融合させた新しいコンセプトショップとなる「DevoPre(デボレー)TOKYO」を、5月17日(水)に東京都中央区日本橋にてオープンしました。FOOD×DIYの新しいコンセプトショップアメリカ・オールドビレッジ社の正規輸入代理店である同社は、昨今のDIYブームに先駆けて、オリジナルペイント、ステンシルシート等のDIYツールを販売しています。デボレーでは、オシャレで本格的なプロ仕様の塗料でありながら環境にも優しく、絵具感覚で色彩を楽しめる、そんなペイントを中心としたインテリアツールを販売し、ワークショップも開催します。また、オリジナルフードとしてショップの名を冠した新感覚の焼菓子(デボレー)、日本では珍しいヤギミルク入りキャラメル(キャラメーテ)をコーヒーと共に味わうことができます。オリジナルフード『Devo Pre(デボレー)』ショップの名を冠した新感覚の焼菓子。具材はオリジナル(バターミルククリーム)、ミート、プレーンの3種がラインナップ。プレーンはグルテンフリー(小麦を使わない)なので小麦アレルギーの方でも安心して食べられます。オリジナルスイーツ『CARAMATE(キャラメーテ)』日本ではめずらしいヤギのミルクを贅沢に使用したからだにやさしいキャラメルです。ヤギの栄養価は、母乳に似ておりミルクアレルギーの人にも安心。タウリンが牛乳の約20倍あり滋養効果があります。『Devo Pre(デボレー)』の店舗概要<東京店>店舗名:DevoPre(デボレー)TOKYO所在地:東京都中央区日本橋茅場町2-3-7アクセス:東京メトロ東西線・日比谷線「茅場町駅」より徒歩5分営業時間:11:00-18:00TEL:03-3527-3777Web site<大阪店>2017年4月7日OPEN店舗名:DevoPre(デボレー)OSAKA所在地:大阪市北区西天満5-11-221Fアクセス:地下鉄堺筋線・谷町線「南森町駅」、JR東西線「大阪天満宮駅」より徒歩8分営業時間:11:00-18:00TEL:06-6191-7707Web site
2017年05月22日11月15日、アトレ品川3階に“食”をテーマにした発信型ライフスタイルストア「FOOD&TIME ISETAN」がオープンした。ニューヨークを意識したスタイリッシュな空間に、新鮮で身体に優しい食材を扱うスーパーマーケットとフードコート&デリ、さらにカフェや書店を含む9のショップが勢ぞろいする。「FOOD&TIME ISETAN」は、三越伊勢丹フードサービスが運営する食の新業態で、アトレ品川3階の1フロアを「嗜む」、「作る」、「食べる」、「過ごす」の4つのゾーンに分けて編成し、食から広がるライフスタイルを提案する。「嗜む」、「作る」ゾーンでは、スーパーマーケットのクイーンズ伊勢丹が出店。リカー、ワインバーや野菜、惣菜、チーズ、お菓子の他、地方の銘菓や珍しい調味料が並び、手土産も探せる気の利いたラインアップとなっている。「食べる」ゾーンでは、プレミアムな食体験ができるフードコート&デリがずらり。常時8種類のクラフトビールが楽しめる「アンテナアメリカ」、軽井沢の老舗ベーカリー「ブランジェアサノヤ」と、浅野屋が手掛けるバーガーショップ「グリ パン」が新業態として初出店。ビールと相性抜群の幅広いメニューをイートインコーナーで楽しむことができる。ヘルシー志向の方には、クイーンズ伊勢丹が初プロデュースし、北海道から九州まで各地の野菜を取りそろえたサラダ専門「ファーマーズグリーン」や、ラフォーレ原宿に国内1号店を構えるオーストラリア発のメキシカン「グズマン イー ゴメス(Guzman y Gomez)」がおすすめ。新鮮な野菜とジューシーな肉が詰まったヘルシーなブリトーを召し上がれ。テイクアウトももちろんOKだ。「過ごす」ゾーンには、サードウェーブコーヒーの代表的なカフェ、「ブルーボトルコーヒー(BLUE BOTTLE COFFEE)が出店。書籍・雑貨を取り扱うショップが併設され、ゆったりとしたくつろぎの時間が過ごせる空間となっている。品川駅のコンコースが見下ろせる窓際からの眺めは壮観。待ち合わせ場所としても使いやすく、ついつい長居してしまいそう。洗練されていながら、気軽に立ち寄れるライフスタイルストア「FOOD&TIME ISETAN」は、品川駅の新たな人気スポットとして要注目の場所となるだろう。【ショップ情報】FOOD&TIME ISETAN住所:東京都港区港南2-18-1時間:スーパーマーケット10:00~22:00、フードコート&デリ/カフェ平日8:00~22:00、土日祝10:00~22:00定休日:元旦、1月2日
2016年11月15日株式会社三越伊勢丹ホールディングスの食品子会社である三越伊勢丹フードサービスが今秋、東京・品川にあるアトレ品川に「FOOD&TIME ISETAN」をオープンする。FOOD&TIME ISETANは食に関する専門性と、食から広がるライフスタイルを提案する発信型ライフスタイルストアで、ニーズに合わせて「嗜む(リカー・ワインバー・菓子・デリ)」「作る(青果・畜産・水産)」「食べる(フードコート)」「過ごす・暮らす・学ぶ(カフェ・雑貨・書籍)」の4つのエリアで構成されており、時間帯に応じて異なるサービスを提供していく。施設内の各エリアにおいて、「嗜む・作る」エリアでは鮮度感、ライブ感、清潔感でクオリティーの高い商品を提供するスーパーマーケット・クイーンズ伊勢丹が、「食べる」エリアには、1933年創業の本格はベーカリーであるブランジェ浅野屋、フレッシュな食材とハンドメイドにこだわって、クイックでヘルシーなメキシカンフードが味わえるグズマンイーゴメズ(Guzman y Gomez)、クラフトビールからカルチャーを発信するビアバー・アンテナアメリカ(Antenna America)などがオープンを予定している。「過ごす・暮らす・学ぶ」エリアでは2015年2月に日本初上陸したカフェ・ブルーボトルコーヒーがオープン予定となっているほか、三越伊勢丹グループがセレクトしたコスメ、雑貨、食と親和性の高い書籍も取り扱う計画。なお、プロデューサーは柴田陽子、デザイナーは谷尻誠と吉田愛の建築設計事務所 サポーズデザインオフィスが務める。
2016年08月05日インテリジェンス ビジネスソリューションズ(IBS)は、位置情報を活用したマーケティングシステム、「POS+ beacon(ポスタスビーコン)」サービスを開始したと発表した。「POS+ beacon(ポスタスビーコン)」は、short/middle/farの3段階で行動設定ができ、ブースで端末にタッチした人には詳細資料を、5m以内を通過した人には誘導のためのクーポンを、など対象者に合わせた最適な対応が可能で、「POS+ beacon(ポスタスビーコン)」はイベントだけでなく、オフィスの入退出管理や、商業施設や宿泊施設、飲食店での行動把握やクーポン発行などにも活用が可能だという。このサービスでは、滞在時間や詳細な行動履歴、イベント全体での繁閑傾向などイベント来場者等の情報を取得でき、それらの情報と個人の属性(年代・性別など)を掛け合わせることで情報を定量的に可視化できるという。また、来場者個人においても各ブースで配布される情報をスマートデバイスで入手したり、個人情報をデータで提供するなどの情報交換が可能だという。
2015年12月29日ヴァル研究所と表示灯、丸紅情報システムズの3社は7月10日、スマートフォンアプリ「駅すぱあと」に対してステーションナビタの筐体内に設置したBeacon(ビーコン)から周辺の店舗情報をプッシュ通知する実証実験の結果を公表した。実験は、「駅周辺案内図と経路検索アプリを利用したO2Oビジネスの可能性の検証」を目的としており、Bluetooth/Beaconの到達率およびプッシュ通知開封率を検証するため、1月15日~3月1日の期間に名古屋市10駅・大阪市8駅の構内で実施された。設置されたBeaconは名古屋と大阪で合わせて162個。同実験では、「駅すぱあと」でBeaconを受信したユーザの4人に1人が開封し、駅構内(ステーションナビタ筐体付近)におけるBluetooth電波は80%以上の到達率という結果が得られた。プッシュ通知に対してOKしているユーザの割合は、Androidで15.5%、iPhone77.5%、全体では33.2%。プッシュ通知の活用受信率は大阪で67.2%、名古屋では78.1%となり、両都市合わせた結果は71.5%となった。また、プッシュ通知開封率は大阪24.8%、名古屋31.6%、合計27.6%で、Androidユーザのほうが開封率が高い傾向が見られた。なお、実験期間中は、1度通知を受信したユーザにはその後7日間通知不可の条件で通知を行った。また、Bluetoothの電波受信状況を、ナビタ1台当たりビーコン2個を駅内12台のナビタに設置した大阪市のターミナルA駅と、ナビタ1台当たりビーコン3個を駅内24台のナビタに設置した名古屋市のターミナルB駅でのデータサンプルから検証した結果は、大阪では、筐体通過時の受信回数は平均1.7回/1台、到達率は約85%、名古屋では、筐体前通過時の受信回数平均2.4回/1台、到達率は約80%だった。これは、混雑やスマートフォンの保管状況(カバンの中など)が影響し、情報伝達手段として十分な到達率を得られないかもしれないという危惧を払拭できる数値であり、構内のBluetoothの受信環境が良好なことが判明した。同様に、Bluetooth無線は金属透過性が低いことから、「ナビタ筐体(アルミ板)内への設置では十分に電波が到達しないのでは?」という危惧があったというが、ナビタ筐体による干渉も認められない結果が得られたとしている。
2015年07月13日Beaconアプリケーション開発と人流解析ソリューションサービスを展開しているエンプライズは6月4日、Beacon事業を継続的に支援する新サービス「Beacon Platform」を6月1日から提供開始したと発表した。同サービスでは、システムのミドルウェアであるSDKと端末および運用管理システムを統合的に提供する。エンプライズが今回新たに提供を開始した「Emprize Beacon Platform」は、Beaconを活用した新ビジネスを展開する際、「自前で設備やインフラを調達するには手間がかかる」、「アプリケーション運用に専念したい」、「早くサービスを立ち上げたい」といったニーズに応えるサービス。Beaconを提供する上で必要となるSDKやミドルウェアをあらかじめ組み込んだITインフラリソースを始め、利用者管理、運用管理などBeaconの開発・運用に必要となる機能をすべて提供する。これにより、Beaconシステムの構築期間と費用削減が可能となり、サービスインを早期に、スムーズに実現できるという。「Emprize Beacon Platform」の特徴は、Beacon機能の導入がスムーズに行えることだ。アプリの初期開発や既存アプリへの組み込みもでき、多数のAPIを利用することで、さまざまな用途で活用できる。運営管理システムには、継続利用に最適な設計がされており、コンテンツ更新、ログの収集、Beacon端末管理までを網羅している。また、統合的なインフラを備えており、大量アクセスに対する堅牢性が高いシステム環境と、24時間365日の有人監視体制を完備する。プロジェクト初期の環境構築もサポート可能だとしている。
2015年06月04日ディレクタスは4月30日、屋内位置情報サービスを提供するタグキャストと共同で、Salesforce Marketing CloudにBeacon取得データを連係させ、パーソナライズしたモバイルアプリのプッシュ通知等を通じて店舗内の顧客体験を向上する新サービスの提供を開始した。同サービスは、コミュニケーションシナリオの設計からモバイルプッシュ・Eメールの設定や運用、TAGCASTビーコンの提供・保守、モバイルアプリ用設定モジュールの提供まで一括して実現するもの。Beaconによる位置情報と購買履歴やWeb閲覧履歴、会員ランク、保持ポイント、会員登録情報などのCRMデータを掛けあわせることで、よりパーソナライズしたコミュニケーションが可能だという。同連携は、店舗に設置したBeaconが発する位置情報をモバイルアプリで受信し、APIを介してその情報をSalesforce Marketing Cloudへ送信。オートメーション機能を使用し、事前に設定した組み合わせ条件に合致するユーザーに対しモバイルプッシュを発信する仕組みだ。例えば、Beaconの情報で特定顧客の来店を確認した際、最近の来店状況や興味関心に応じて異なるメッセージを送信することができるほか、会員システムと連係して実際に特定の売り場に訪問した人だけに便利なお知らせを届けることも可能となる。
2015年04月30日GMOデジタルラボは4月20日、店舗向けの集客支援アプリ「Biz Palette アプリ byGMO(Biz Palette アプリ)」用のオプションプラン「Beaconプラン」の提供を開始した。Biz Palette アプリは、店舗向けの集客支援アプリをオーダーメイドの制作するサービス。App StoreやGoogle Playへの申請も代行する。店舗側がアプリ制作の知識がなくても、自社ブランドを活かした店舗専用アプリを導入できることが特徴だ。同社によると、2014年9月に提供開始してから現在までで200社の導入実績があるという。今回のBeaconプランは、制作したアプリにBeaconとの連携機能を追加できるというもの。プランを利用するには、店舗にアプリックス製のBeacon端末を設置することが条件となる。プランの特徴の一つがスタンプの発行機能だ。店舗側がBeacon端末をレジに設置すれば、来店したユーザーがアプリをインストールしたスマートフォンを端末にかざしてスタンプを付与できる。従来のスタンプ機能は、ユーザーへの発行の際に管理画面を表示するものが多かったが、ユーザーに手間だと感じさせないように工夫されている。スタンプ機能の使い方も多彩だ。例えば、複数の店舗をもつチェーン店で、店舗ごとにBeacon端末を設置してスタンプラリーを実施することも可能だ。店舗ごとにスタンプのデザインを変えることもできるので、店舗の特徴に合わせたイベント企画やPRを行うことも可能となる。Beacon端末の検知エリアに入ったユーザーのスマートフォンに、特定のメッセージやPOP広告をプッシュ通知を表示させる機能もある。Beacon端末の設置場所や検知する距離を工夫することで、ユーザーのロケーションやニーズに合わせた情報を通知できる。管理画面は、Beacon端末で収集された情報を見られる。これにより、来店者の数、プッシュ通知を見てアプリを起動した来店者の数などをリアルタイムに集計したり、来店者の属性(性別・年代・職業・住んでいる地域など)情報を確認したりできる。来店者数は週間・月間で確認でき、曜日ごとやキャンペーン期間中の推移など、来店数の分析に活用できる。さらに、各ユーザーの累計来店回数も集計できるので、顧客の分析やマーケティングなどにもご活用いただけます。Beaconプランの利用料金は、Beacon1台あたり3000円/月(税別、以下同)。Biz Palette アプリは、スタンダードプランが1万5000円~/月、エンタープライズプランが2万5000円/月。支払は、12回払いの1年契約のほかに、さまざまな支払い方法を用意する。
2015年04月22日ACCESSは3月27日、同社のBeacon端末を用いた位置連動型コンテンツ配信サービスプラットフォーム「ACCESS Beacon Framework(ABF)」をネスレ日本(ネスレ)が採用したと発表した。3種類の本格カフェマシンを職場で無料使用できる「ネスカフェ アンバサダー」向けに新たに開始するBeaconと連動したサービス「ネスカフェ アプリ」を提供する。新サービスでは、バリスタに装着された「ABF」のBeacon端末と、バリスタユーザー向けスマートフォンアプリ「ネスカフェ アプリ」が連携し、プッシュ配信機能やSNS機能を駆使した様々なO2Oサービスが提供される。ユーザーがバリスタに近づき、コーヒーを淹れると、音を感知した「ネスカフェ アプリ」が、ポイント情報や占い・ルーレットといったエンターテインメント系コンテンツ、天気・マシンのお手入れ状況といった便利な情報を「ネスカフェ アプリ」へ発信する。ほかにも、社内外のバリスタユーザーと繋がるといった楽しみ方も出来る。さらに、「ABF」のGPS機能を使って、最寄りの「ネスカフェ」提供店の検索サービスも実現する。ACCESSは、「ABF」のスマートフォン向けアプリケーションSDK(開発キット)、Beacon端末、クラウド管理サービスを一括でネスレへ提供。また、新たに開発された「ネスカフェ アプリ」への「ABF」連携機能の実装を支援すると共に、バリスタ専用に「ABF」のBeacon端末をカスタマイズし、3月末時点で3万個を提供する。新サービス開始後も、利用者の増加に応じたBeacon端末の追加提供や柔軟なサーバ運用、機能アップデートやテクニカルサポートを行う。
2015年03月30日アプリックスIPホールディングス(アプリックス)は3月24日、Twitterと連動することによりBeaconの利用者に対してリアルタイムに情報を提供できるシステムを開発し、商店街のタイムセールや鉄道の運行・遅延情報の通知サービスでの利用を始めたと発表した。従来のBeaconシステムでは、スマートフォンに表示するデータを予め作成しておく必要があり、タイムリーに情報を提供するのが困難だったという。そこで同社はTwitterと連動するBeaconシステムを開発し、Twitterで情報を発信するだけで、その内容をリアルタイムでBeaconの利用者に通知することを可能にした。Twitterと連動するBeaconシステムの活用により、その日入荷された新鮮な野菜や魚などの情報とともにお薦めのレシピを知らせたり、通行中のお店でタイムセールが始まった商品やメニューといった身近にある便利でお得な情報をタイムリーに提供できる。世田谷区の経堂農大通り商店街の例では、Twitterと連動するBeaconシステムによって、商店街を通行する最寄路線となる小田急線の運行・遅延情報をタイムリーに通知するサービスを提供しているという。
2015年03月25日リクルートライフスタイルが運営するグルメ・クーポンアプリ「ホットペッパー グルメ」は2月9日、東京・神奈川エリアと福岡エリアにおいてBeaconを活用したO2O(Online to Offline)の実証実験を開始したと発表した。今回の実証実験は、飲食店の店頭や駅などに設置したBeaconを活用して、近隣エリアにいる「ホットペッパー グルメ」アプリのユーザーの飲食店への来店を促し、ユーザーに対してはクーポンやリクルートポイントを付与することで、飲食店の活性化を行うもの。福岡での実証実験の対象店舗は約400店舗で、期間は2015年2月16日~3月15日。市内の主要駅付近や対象店舗に設置してあるbeaconの近くを通ると、近隣飲食店のお得情報がプッシュ通知が届き、対象店舗に来店するとアプリのウォレット機能の利用を促す通知が届。さらに、起動して会計するとリクルートポイントが500ポイント付与される。東京・神奈川での実証実験の対象店舗は約500店舗で、期間は2015年2月9日~3月31日。こちらは、対象店舗の店頭・店内に設置してあるbeaconの近くを通ると、近隣飲食店のお得な情報が通知で届き、実際に対象店舗に来店すると、その店舗で使えるクーポンの通知が届く。
2015年02月13日GMOコマースは1月27日、アプリックスのBeaconを活用した、完全成果報酬型の店舗集客サービス「GMOチェックイン」の提供を開始した。同サービスは、ポイントサイトやアプリなどのスマートフォンに対応する提携メディアに対し、飲食店や美容院など店舗の広告を掲載し、同広告を見た顧客が来店すると、店舗に設置したBeaconが来店を検知してポイントを付与するというもの。完全成果報酬型のため、初期費用と月額固定費用費が無料で、顧客が実際に店舗へ来店した場合にのみ、サービス利用料金が発生する。各メディアへの広告掲載に必要な出稿業務等は、GMOコマースが代行するほか、2015年1月時点で、「ポイントタウン」や「Gendama」「はたらくまDX」などの媒体と提携が決まっているという。
2015年01月30日ヴァル研究所と丸紅情報システムズ(MSYS)は1月15日、スマートフォンアプリ「駅すぱあと for Android」とBeaconの実証実験を名古屋と大阪で行うと発表した。名古屋市・大阪市共に3月1日まで実施する予定になっている。実証実験では、駅周辺案内看板に設置されたMSYS製のBeacon端末「RapiNAVI Air」から、Androidスマートフォン用アプリ「駅すぱあと for Android」最新版へ、各駅周辺のMAPや周辺に立地する店舗の情報を発信する。「駅すぱあと for Android」最新版は、「RapiNAVI Air」SDKを組み込んでおり、「RapiNAVI Air」からの駅周辺情報受信に対応する。実際の店舗にも「RapiNAVI Air」を設置することで、駅周辺案内看板から駅周辺情報を受信した人数および、実際の店舗の来店数を計測し、駅周辺情報受信者に対する周辺店舗への誘導効果を測定。実証実験の期間中には、同じく「RapiNAVI Air」からの駅周辺情報受信に対応したiPhone用アプリ「駅すぱあと for iPhone」最新版もリリースし、あわせて効果を測定する。名古屋市内の駅周辺案内看板に「RapiNAVI Air(ラピナビ エアー)」100台の取り付けを既に完了しており、大阪市内の駅周辺案内看板にも1月23日までに98台の取り付けを完了する予定。名古屋と大阪、双方で3月1日まで実施するという。今回の実証実験では、全国の公共施設(約500カ所)・駅周辺(約3000カ所)などにおいて、案内看板「NAVITA(ナビタ)」での広告事業を展開する表示灯による協力を得ている。
2015年01月16日アプリックスIPホールディングスは12月19日、O2O/位置情報ソリューションのBeaconが、アーティストのGACKT(G-PRO所属)がプロデュースする「GACKTが仕掛ける、本気の遊び!!楽園祭!!『第91期 神威♂楽園 de マトメナ祭』」の大阪公演で採用されたと発表した。会場内に設置されたBeaconをトリガーにスマートフォンから行う少額決済の仕組みとして活用される。コンサート会場に設置されるアプリックスのBeacon「MyBeacon Pro 汎用型 MB004 Ac」により、近距離コミュニティアプリmateと連携。会場にいるファンだけが参加できる人気投票で、クラウドファンディングによりファンの気持ちをアーティストに伝える新しい試みを体験できるようになる。エンターテインメント業界では、ライブやコンサートなどのリアルイベント市場が成長を続けており、大勢のファンが集うコンサートやイベントなどのBeacon活用をアプリックスとして支援。会場内のみで体験可能な先進的なサービスや、会場内のみで配布可能な特典情報などの提供により、イベント会場への顧客の誘致ならびに顧客の満足度向上を図る。今回、GACKTがプロデュースするイベントに活用されるアプリックスのBeacon「MyBeacon シリーズ」は、iBeacon licensed technologyを用い、商用利用向けBeaconの必須機能である位置測位の精度向上と端末の負荷を軽減する通信方式を採用している。
2014年12月22日アプリックスIPホールディングス(アプリックス)は12月17日、同社のBeaconが、星野リゾートの運営する「星のや 軽井沢」において、インフォキューブLAFLAによるスタッフの位置動線と作業種別を収集・解析する実証実験に採用されたことを発表した。「星のや 軽井沢」では、アプリックスのBeacon「MyBeacon Pro 汎用型 MB004 Ac」を、客室と屋外に設置。インフォキューブLAFLAとの連携により、作業員別・エリア別の滞在時間と移動距離の測定が可能となった。今後、実証実験で得られた情報は、スタッフの作業効率改善などに活用していく。実証実験に活用した「MyBeacon シリーズ」は、iBeacon licensed technologyを用い、商用利用向けBeaconの必須機能となる位置測位の精度向上と、端末の負荷を軽減する通信方式を採用。電子認証によるセキュリティ機能などを備えるBeaconとして、今回の観光業界におけるスタッフの行動把握・分析だけでなく、飲食業界などのO2Oやマーケティング施策、自治体・公共事業などの医療・介護・所在把握、インフラなどの技術支援として活用が進んでいるという。
2014年12月18日アプリックスIPホールディングス(アプリックス)はこのたび、同社のBeaconが、2014年で20周年を迎える書泉ブックタワーで開催される「COMICメテオ」のイベントにて導入されたことを発表した。今回、アプリックスのBeacon「MyBeacon Pro 汎用型 MB004 Ac」が、書店でのイベント会場に設置されることにより、参加者は、作品の限定画像や限定音声などの特典コンテンツを手元のスマートフォンで受け取ることができる。同イベントは、12月13日15時から書泉ブックタワー9階イベントスペースにて実施。「エルフを狩るモノたち2」の矢上裕先生によるサイン会にてBeaconを活用した限定特典コンテンツの配布を行なった。書店でのイベントに活用されるアプリックスのBeacon「MyBeacon シリーズ」は、iBeacon licensed technologyを用い、商用利用向けBeaconの必須機能となる位置測位の精度向上と端末の負荷を軽減する通信方式を採用。電子認証によるセキュリティ機能などを備えるBeaconとして、多様な業界や公共事業、自治体などでの実用化が進んでいるという。同社は、今後も、出版業界においてBeaconを活用したイベントを開催し、書店への顧客の誘致ならびに顧客の利用満足度向上にむけ、技術面で支援する考えだ。
2014年12月15日JR東日本は12月2日、iPhone向けアプリ「東京駅構内ナビ」を試験的に公開して、ナビゲーションサービスの実証実験を行うと発表した。同アプリは、Beaconを用いて利用者の現在位置を表示し、目的地までのルートを、案内サインを目印に案内する。アプリの対象端末は、iPhone(iOS 7.1.2以上)。実験期間は2014年12月18日から2015年2月28日までの予定で、案内対象はJR東京駅1階、地下1階 改札内コンコース。東京駅構内の1階、地下1階の約160カ所に位置検出用のBeaconが設置される。アプリは12月18日から提供が開始される予定で、App Storeでダウンロードできるほか、同社のアプリの「実験に参加する」、「東京駅構内ナビ」公式サイトからもダウンロードページにアクセスできる。同社は、利用者へのアンケートや利用状況の調査を通じてサービス内容を評価し、今後の実用化を目指す。
2014年12月03日アプリックスIPホールディングス(アプリックス)は11月25日、O2Oや位置情報の幅広いサービスの新しいソリューションとして注目されるBeacon「MyBeacon Pro 汎用型 MB004 Ac」が、マルシェが運営する居酒屋チェーン店全国約600店舗に採用されたことを発表した。マルシェが展開する「酔虎伝」や「八剣伝」「居心伝」などの全国約600店舗に一斉に設置されたBeaconは、インタラクティブブレインズが開発した居酒屋チェーン店アプリ「マルシェ公式アプリ」との連携により、顧客の来店を検知。その場でチェックインすることが可能となるほか、顧客のスマートフォン上で来店ポイントの受け取りなどのさまざまなインセンティブを実現する。今回採用された「MyBeaconシリーズ」は、iBeacon licensed technologyを用い、商用利用向けBeaconの必須機能である位置測位の精度向上と端末の負荷を軽減する通信方式を採用。電子認証によるセキュリティ機能などを備えるBeaconとして、多様な業界や公共事業、自治体などでの実用化が進んでいるという。
2014年11月26日アプリックスIPホールディングスは11月11日、同社のBeaconが、ジェナのBeaconアプリを簡単に作成できる法人向けビーコンサービス「Beacapp」に採用されたと発表した。設備管理や点検、出退勤管理、行動解析、状況把握など、Beaconを活用した法人向けサービスとして同日に提供開始した。ジェナが採用したアプリックスのBeacon「MyBeacon シリーズ」は、iBeacon licensed technologyを用い、商用利用向けBeaconの必須機能である位置測位の精度向上と端末の負荷を軽減する通信方式を採用。電子認証によるセキュリティ機能などを備えるBeaconとして、多様な業界や公共事業、自治体などでの実用化が進んでいるという。なお11月13~15日に開催される産学官連携イベント「G空間EXPO 2014」では、公式アプリに「Beacapp」およびアプリックスの「MyBeacon Pro 汎用型MB004 Ac」と持ち運びに便利な「MyBeacon ペンダント型MB002 Ac」を使い、出展者情報や位置情報を活用したゲームなどを体験できるという。また、同イベントのシンポジウムでは、「Beacon活用の最新ビジネス事例とこれから」と題したテーマで、ジェナとアプリックスがBeaconの最新情報や国内外における活用事例、今後の広がりなどを話す予定だ。
2014年11月11日アプリックスは10月31日、京都市交通局の京都市営バスに同社のBeaconが導入されたと発表した。京都市営バスは、停留所に待つ人へのバスの接近を知らせる新たな通知システムの運用を開始する。Beaconは、停留所に設置されたディスプレイとデータをやり取りするために使われる。通知システムは、京都市交通局と京都高度技術研究所(ASTEM)が共同開発・運用してきた「ポケロケ」を応用したアプリとBeaconを連携させた。以前の実証実験を経て、本格的なサービス開始となる。京都市営場所は、所有バス788台にBeaconを導入する。開始当初は数カ所のバス停にディスプレイを設置し、残りも順次拡大する方針だ。年度内には60箇所まで増やす。アプリックスのBeaconは、「iBeacon licensed technology」を用い、商用利用向けBeaconの必須機能である位置測位の精度向上と端末の負荷を軽減する通信方式を採用する。公共事業、自治体などに提供している。
2014年11月07日ACCESSは10月9日、同社のBeaconを用いた位置連動型コンテンツ配信ソリューション「ACCESS Beacon Framework(ABF)」において、ユーザの認証機能を拡張したと発表した。「ABF」は、BLE(Bluetooth Low Energy)搭載のBeaconハードウェアや、スマートフォン向け標準アプリケーション、クラウド管理システムをワンストップで提供することにより、事業者のO2O(Online to Offline)サービス等の開発の迅速化と運用の効率化を実現する位置連動型コンテンツ配信ソリューション。GPSにも対応し、屋外の位置情報と連動したコンテンツのプッシュ配信もできる。認証機能付きABFは、標準のABFのBeacon機器同様のワンチップのBLEモジュールに認証機能を拡張することで実現したもの。ケースも標準版同様に小型軽量で、設置場所を選ばないコンパクトな設計となる。また、ポイントカードやスタンプラリーなどの標準アプリケーションや、クラウド管理システムを搭載する。同社は11月初旬より、小売店やレストラン、エンターテインメント施設などを運営する企業や広告代理店などを対象に提供開始する予定だという。
2014年10月10日