Skype(スカイプ)を使い、20カ国語のオンライン語学レッスンを提供しているイーコミュニケーションは、11月5日から11月7日までの3日間、オンライン語学(主にオンライン英会話)学習サービスの利用満足度調査を行った。対象は、ポータルサイトgoo会員の中で「語学の上達に関心がある、または語学の勉強をしたいと思っている」と答えた男女350名(20代から60代)。まず、「一度でも、TV電話形式のオンライン語学レッスンを体験したことがありますか?」と尋ねたところ、「ある」が3.1%、「ない」が96.9%だった。「ない」と答えた人に未体験の理由を聞いたところ、「興味はあるが、機会がなかった(42.1%)」が最多だった。また、「実際、語学学習にオンラインレッスンを使ってみての感想は?」と質問したところ、「とても満足」、「やや満足」をあわせた「満足」の割合は27.3%。「やや不満」、「とても不満」をあわせた「不満」の割合は、54.6%だった。満足したと回答した人からは、「面白い」、「普通の語学学校よりも断然いい」、「格安で予約の融通も利くので」などの声がよせられている。一方、不満と回答した人たちからは、「講師の発音が気になった」、「講師の質が悪い」、「聞き取りづらい」などの声があがった。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月16日ロゼッタストーン・ジャパンは、法人向け語学学習ソリューション「Rosetta Stone TOTALe PRO(ロゼッタストーン トターレ プロ」を新たに導入。少人数から数千人規模まで、複数のユーザーの登録や学習進捗(しんちょく)などをオンラインで管理できる。同サービスは、既存製品「Rosetta Stone TOTALe」に、複数のユーザーを管理するための管理者向け機能「Rosetta Stone Manager」を搭載した、法人向けのオンライン語学学習ソリューション。また、管理者やユーザー向けのサポートを提供する「カスタマーサクセスサービス」を新たに組み込んでいる。「Rosetta Stone Manager」では、企業の人事担当や教育機関の教職員などの管理者が、ユーザーの登録から学習状況の確認まで、全ユーザーの管理を容易に行うことができる。管理者はユーザーまたはグループごとに学習進捗状況レポートを定期的に閲覧し、平均点やカリキュラムの進捗状況なども、グラフやチャートで随時把握することが可能。また、既存のプログラムを基に、個人のレベルや目標に合わせて独自のカリキュラムを作成しカスタマイズすることもできるという。さらに、24言語のラインアップの中から学習言語を選択できるため、ユーザーや言語の変更も管理者が自由に行える。例えば、英語終了後は中国語の学習に切り替えることも可能。海外赴任者の利用数を確保した上で、帰任後はユーザーを入れ替えて登録するなど、グローバルな人材育成に役立てることができる。対象言語は、英語(アメリカ)、英語(イギリス)、アイルランド語、アラビア語、イタリア語、オランダ語、韓国語、ギリシャ語、スウェーデン語、スペイン語(スペイン)、スペイン語(ラテンアメリカ)、中国語(マンダリン)、ドイツ語、トルコ語、日本語、ヒンディー語、フィリピン語(タガログ語)、フランス語、ベトナム語、ヘブライ語、ペルシア語(ファルシ語)、ポーランド語、ポルトガル語(ブラジル)、ロシア語の全24言語。同サービス導入にあたり、同社は管理者となる企業や学校などの担当者向けのサポート、ユーザーへの学習トレーニング、学習促進サポートなどを行う。継続的かつ充実したカスタマーサポートを提供していくという。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月13日NHKで深夜0時から放送中のニュース番組『NEWS WEB24』が、一風変わっている。真面目でお堅い印象のNHKにもかかわらず、メインは女性キャスターで、ふわっとしたイメージのある橋本奈穂子アナウンサー。“ネットナビゲーター”と呼ばれる日替わりコメンテーターは、イケメン男子ぞろい。さらに番組タイトルにある“WEB”によろしく、放映中に視聴者からのツイートがテロップで流れていく。いったいNHKに何が起こったのか?番組プロデューサーの沖田喜之さんは、「ネット時代の新しいニュース番組」を目指したという。■ツイッターで視聴者に「参加感」と「共感」を「平たく言えば、『ニュースはテレビでなくてもネットのサイトを見れば十分』という人たちにも見てもらえるニュース番組をつくりたかったんです」と沖田さん。視聴者離れは、ニュースがテレビ局の一方的な価値観のお仕着せになっていることが原因ではないか、と考えたという。「一般視聴者が知りたいことを伝えられるように取り組もうと。そのツールを考えたときに『ツイッター』が最適だと判断しました」。25分間の放送中に寄せられるツイートは2800ほど。それらを番組の編集責任者が自ら選んで採用していく。さらにキャスターやネットナビゲーターがツイートを巧みに拾っていき、番組を進行させていく。視聴者の「参加感」と「共感」、それがこの番組の真骨頂である。■ネット世代の代弁者をネットナビゲーターにネットナビゲーターは、結果的に全員男性となったが、「ものの見方に独自の切り口を持っている」「ネットを空気のように使っている『ネット世代』である」という点から絞り込まれた。スポーツに興味がないと公言する古市憲寿さんも、その一人。古市さんは「本当に興味がないのに知ったかぶりをして、後でボロが出るほうが怖い」とのこと。このような正直な感覚こそ、価値観が多様化した今の視聴者に近いといえる。■“放送後記”が話題! Webサイトと連動した番組づくり同番組は、ニュースサイト『NHK NEWS WEB』と連動するなど、WEBサイトとの融合も進めている。取り上げるニュースに、サイトのアクセスランキングを利用しているのも、「伝えたいことから知りたいことへの転換」の施策の一つ。沖田プロデューサーは、「アクセス数を見て、視聴者の関心について、スタッフで議論しています。私たちとしても新鮮な感覚で番組制作にあたっています」と語る。サイト上で、“放送後記”を配信しているのも新しい試み。「ネット世代には、番外編のような素のトークがうけるのではないか」ということで採用となった。放送を終えて40~50秒後には収録開始。取り直しも編集もない。先日の放送では、番組で解説した宮下記者が、橋本キャスターの初任地・金沢での1期先輩で、数年ぶりの再会に緊張したという話題で盛り上がっていた。「視聴者のツイートにもありましたが、『この番組は放送後記も含めてワンセット』です」と沖田プロデューサー。情報発信から、情報共有へ。物事を視聴者の視点からあぶり出していく新しいニュース番組の動向に、今後も注目したい。■番組へのツイートの仕方ハッシュタグに「#nhk24」をつければOK。NHKのWebサイト番組HPによると、表示するテロップのスペースの関係上、50文字以内に収めてほしいとのこと。また、「RT」や「ReadingNHKニュース」以下は自動カットされてしまうので、投稿文を先に書くのがルールとなっている。とりあげられやすいツイートのポイントはこちらのHPから確認できるのでチェックしてみよう。・ 番組ツイートの極意 ・ 番組HP
2012年07月06日NHKエデュケーショナルはパソコンでのみ提供してきた語学学習コミュニティ「ゴガクル」を、スマートフォンでも提供することを発表した。ゴガクルは、NHK語学番組で放送された重要フレーズを使って学習する語学学習支援サイトで、2007年4月にオープンした。英語のほか、中・韓・独・仏など全10言語、計2万フレーズを掲載している。2011年、ユーザー同志が教え合い刺激し合いながら学ぶという「ソーシャルラーニング」の取り組みが評価され、第8回日本e-Learning大賞にて「経済産業大臣賞」を受賞。そして今回、いままでのPCサービスに加えてスマートフォン(Android iPhone iPad) 対応のサービスを開始した。同サイトでは「和訳」「外国語訳」「リスニング」のレベル別ミニテストができる(英語、中国語、ハングル対応)。1回5問なので、移動中や休憩時間、就寝前の語学トレーニングなどスキマ時間を使っての学習に最適だ。また、日記機能も付いており、10言語が使える学習日記をスマートフォンからも記入可能。出張や旅行などの時も欠かさず日記を付けることができる。twitter、Facebookからも学習が可能で、7月3日現在、フォロワーは7万人に達したという。(7月3日現在)ゴガクルtwitterアカウントは、@gogakuru(英語)、@gogakuru_lite(英語Lite)、@gogakuru_zh (中国語)、@gogakuru_ko (ハングル)【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月05日サッカー日本代表の川島永嗣選手が発起人の、世界に挑戦するアスリートを語学面でサポートする「Global Athlete Project(C)(グローバル・アスリート・プロジェクト)」が、6月13日で結成1周年を迎えた。同プロジェクトでは、ロゼッタストーンが全面的にサポートしており、支援対象となるアスリートに、30種類の言語に対応する実用外国語トレーニングソフト「Rosetta Stone Version 4 TOTALe」を無償提供している。今回は、このプロジェクトに参加しているアルペンスノーボードの戸崎啓貴選手、ロードレースの日隈優輔選手、同じく石上優大選手、トライアスロンの中西真知子選手に英語の学習方法について話を伺った。―競技のトレーニングと英語学習、どのようにして両立していますか?日隈僕はフランスや台湾、アメリカなどのチームに所属してプロとしてロードレースをやっていますが、2012年の2月からは、アメリカ・ロサンゼルスのチームに移籍しました。英語圏ですから、英語を使わなければ競技はおろか、生活もできません。勉強は、寝る前にベッドに寝転びながらタブレット端末でロゼッタストーンをやっています。ゲーム感覚で気軽にできるのに、しっかり英語が上達するんですよ。覚えたことを次の日に使うようにしているのも効果的なのかもしれません。中西ゲーム感覚で気軽にできるというのは私も同感!楽しみながらできるから、三日坊主の私でも苦痛なく継続できます(笑)。それに、ロゼッタストーンはレッスンを毎日続けてやると皆勤賞スタンプがもらえる。これも継続するモチベーションになっていますね。自分としては、競技のトレーニングプログラムに組み込んでしまって、練習が終わったら、必ず1時間ロゼッタストーンをやると決めているんです。石上僕も毎日、決まった時間にやっていますよ!ただ、勉強しているのは英語ではなく、フランス語です。フランス語を勉強し始めたのは、フランスで1カ月間に渡って合宿をした時に、同年代のフランス人選手と話せるようになりたいと思ったのがきっかけです。今、中学3年なので、昼間は学校に行って、帰ってきたらロードレースの練習をして、その後、学校の勉強と合わせてロゼッタストーンで勉強をしています。戸崎みんな、毎日やっているんですか?僕は、2日に1回くらいのペース。今はオフシーズンだけど案外忙しいんです。午前中はトレーニングをし、午後からはスポンサー獲得のために企画書作成など事務的なことをやって、夕方からはジムと、時間がとられてしまうので、食事後の空いた時間などに必ずロゼッタストーンの時間を作るようにしています。反対にシーズン中は意外と時間があるので、毎日やっていました。雪山に長時間いられないため、午前中に雪山で練習した後、午後は、軽く体を動かす程度なんです。夕方からは時間がたっぷりあるので、その時間を利用してロゼッタストーンをやっていました。日隈それから、僕は飛行機移動が多いので、待ち時間に空港のカフェでiPadを使ってレッスンすることも多いかな。この間、喫茶店にいた時に学習していたら、発音チェックが入って、思わず「She is drinking water」と声を出してしまったんです。そうしたら、目の前でコーヒーを飲んでいる女性が驚いた顔をしていました(笑)。――みなさんが使っている教材、ロゼッタストーンの魅力はどんなところだと思いますか石上ロゼッタストーンでは、「“Bonjour”は“こんにちは”の意味です」なんて教え方はしません。“Bonjour(ボンジュール)”という言葉を日本語と組み合わせてではなく、それを使うシチュエーションと組み合わせて教えてくれます。レッスンでは“Bonjour”という言葉とともに、それを使っている場面の写真が画面に現れるんです。つまり、フランス語のニュアンスをそのまま教えてくれるというわけです。日隈僕も、同感ですね。英語を日本語と対比せずに、一つの言語として覚えられるのがロゼッタストーンの大きな特長だと思います。例えば、ロゼッタストーンのレッスンに日本語は一切出てきません。僕はフランスにいたことがあって、フランス語も勉強したんですが、その時はフランス語で聞いて、日本語に訳し、日本語で答えを考えて、フランス語に訳して発音するというプロセスをとっていました。これが夢にまで出てきて、毎晩うなされた思い出もあります。英語学習はロゼッタストーンでやっていて、日本語と対比せずに学んでいるから、この疲労感がまったくありません。戸崎僕は、ロゼッタストーンで言葉のニュアンスを身に付けられたせいか、以前よりも簡単な単語だけで自分の気持ちを伝えられるようになりました。中西あとは、目に、耳に、口に……、すべてを使って学ぶというのがいいですね。それに、「ショッピング」「レストラン」など、シチュエーションの写真を見ながら進めるのもロゼッタストーンならでは。机上の勉強が苦手な私でも、英語が上達しているのは、この学習方法が合っているからかもしれません。やればやるだけ上達するんですよ。でも、実は最近、ちょっとレッスンをお休みしてしまっているんです。アメリカに合宿から戻ってから、疲労が残ってしまい、生活のリズムが崩れちゃったんですよね。続けることで効果があるということを知ってしまったので、ちょっと怖い。戸崎ああ、それ、僕もよくわかります。パソコンが壊れてしまって、レッスンができない期間があったのですが、同じ気持ちになりました。英語が話せるようになるだけでなく、書けるようになった――ロゼッタストーンで英語を学んで、どんなところでその効果を感じましたか?中西アメリカのコーチから水泳のトレーニングメニューを送ってもらっているのですが、それを英語のメールでやりとりしています。以前は1つのメールを送るために8時間くらいかかっていましたが、最近は1時間くらいで書けるようになりました。コーチからも「英語が上手になったね」と褒められましたね。戸崎確かに話す・聞く力だけでなく、書く力もアップしますよね。僕はフランス人のコーチと英語でコミュニケーションを取りますが、だいたいメールかSkypeを使ってやりとりしています。以前は、日本語を複数の翻訳ソフトにかけてから文章を送っていたので、時間もかかっていましたし、誤訳したまま送ってしまうことも多々ありました……。でも、今は翻訳ソフトを使わずに短時間で文書が作れるんです。中西もちろん、書くだけでなく、話すことへの自信もつきました。以前は、外国人選手が困っている場面に出くわしても見て見ぬふりをしていたんですが、今では、自分から積極的に声をかけていけるようになりました。昔、バス移動で外国人選手と2人きりになったときに話かけられ、わかってもわからなくても、とにかく“Yes, Yes”と相づちをうっていたら、相手が怒り出したなんてことがありました。「そこは“Yes”というべきではないだろう!」なんて言って、そこから移動中4時間、スパルタの英会話レッスンが始まって……、地獄のような時間でした。石上それ、僕も経験あります。飛行機内でキャビンアテンダントさんに、フランス語で「コーヒーと紅茶どっちがいい?」と2択で聞かれていたのに、何を言っているかよくわからなくて、ずっと“Oui(ウィ)”と答えてごまかそうとして……。困った顔をされちゃいましたね。戸崎僕も英語に自信がなかった時は、できるだけ外国人選手に接触しないように、一歩引いてしまっていましたが、ロゼッタストーンで学んで自信がついてからは、たくさんの人と英語で話がしたくて仕方がないです。――みなさんのこれからの目標を教えてください。石上ツール・ド・フランスで優勝することが僕の目標。あと、世界的な大会では、各国の人が1カ所に集まるので、いろんな人と仲良くなりたいですね。まずはフランス語を勉強してフランス人から仲良くなって、マスターしたら次は英語を勉強して、もっと多くの人と話せるようになりたいです。中西今、私には現役での目標と、引退後のセカンドキャリアでの目標があります。まずは、現役での目標。オリンピックを目指して今年で17年目。ロンドンには出られませんが、オリンピックが好きだから、いけるところまでいきます!あとセカンドキャリアでの目標としては、これまで、海外での活動を視野に入れたことはありませんでしたが、最近ではアメリカにご縁があって、アメリカの文化やスポーツ文化を学んで、何らかの形で後身のアスリートに還元したいと考えるようになりました。そのためには、まず英語をマスターしたいと思っています。35歳という年齢ですが、英語の勉強を始めるのに、遅すぎるということはないと思っています。戸崎僕もオリンピックが一番の目標。まずは、ソチオリンピックが目標で、そのあとの韓国も視野に入れています。将来的には、次世代の選手の役に立てればと考えています。子どもたちに海外での道筋を作ってあげたいんです。そのために、今学習している英語とスノーボードの公用語でもあるドイツ語が話せるようになりたいですね。日隈僕はより多くの国で活動することによって、各国のロードレースの現状を日本に発信できればいいなと思っています。例えば、「ツール・ド・フランスに出られるレベルじゃない」とか、「ヨーロッパで通用しない」と感じ、ロードレースをやめてしまう選手も多いですが、僕みたいにアイデアと言語、コミュニケーション能力を武器に、大好きなロードレースをやりながら生きていけるヤツもいると、いろんな人に伝えていきたい。ロゼッタストーンを武器として、どんどん使える言葉を増やして、自分が活躍するステージを広げていきたいです!■お話を伺った人日隈優輔選手(ロードレース)日本国内のみならず、フランス、台湾、アメリカなどで活躍するプロロードレーサー。2012年2月にアメリカのチームに移籍したことをきっかけに英語学習を本格的に始める。現在はロサンゼルスのWonderful Pistachios ProCycling Team所属。石上優大選手(ロードレース)現在14歳。小学生で全国自転車競技大会(ロードレース)、全国小学生中学生マウンテンバイクで優勝経験あり。フランスでの1か月に亘る合宿を経験し、同年代のフランス人選手とコミュニケーションを取れるようになりたいと思ったのがフランス語を学び始めたきっかけ。中西真知子選手(トライアスロン)1996年からNTT東日本・NTT西日本に所属し、2009年からはベストアメニティに所属。2012年4月からはフリーとして活動。故障をきっかけに競技人生を振り返り、多くの国を転戦してきたのに、まったく世界を見ていなかったことに気が付き英語学習を始める。戸崎啓貴選手(アルペンスノーボード)PSA-ASIA公認のプロスノーボーダーとして、2009、2010シーズンでツアー総合優勝2連覇を飾るも、ソチオリンピックに向けて活動の場を集中させるために2012シーズンよりプロ登録を抹消。同じくして、外国人コーチに師事するようになったのをきっかけに英語学習を始める。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月29日オンライン語学学習サービスを提供している株式会社イーコミュニケーションは、Youtube上で配信している同社のビデオ学習コンテンツの総視聴数が、6月15日時点で100万回を突破したことを発表した。同社では2009年より、Youtube上において、英語をはじめ、中国語、フランス語、スペイン語、ドイツ語など、保有する数千本の語学学習ビデオコンテンツの配信を行ってきた。このほど、同社の提供コンテンツが、語学学習者の間で人気を博し、総合計100万視聴を達成。アクセス解析を行ったところ、スマートフォンで視聴をする割合が急激に増えてきており、今年上半期だけで全体の20%にも上ることが明らかとなった。同社では、スマートフォンでの視聴が増えたことを受け、今後はスマートフォン視聴者を意識した番組作りのため、“短時間完結”“冒頭に結論をみせわかりやすくする”などの演出にこだわった番組を作っていくという。今後1~2年を目処に、TVのNHK語学番組に代わる、ネット上で視聴できる最も影響力の強い語学学習番組に成長させていくよう、コンテンツの充実に努めていくとのこと。同社がyoutubeで配信している語学コンテンツは英語、中国語、フランス語、スペイン語、ドイツ語、ロシア語、韓国語など。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月20日外国語トレーニングソフト「Rosetta Stone(ロゼッタストーン)」を販売するロゼッタストーン・ジャパンは、同社が語学面でアスリートの支援を行うプロジェクト「Global Athlete Project(グローバル・アスリート・プロジェクト)」のサポートアスリート数が、 2011年6月13日の発足から約1年で112名(アスリート、OB/OG、指導者などを含む・2012年5末現在)に達した、と発表した。「Global Athlete Project」は、自ら身につけた英語やイタリア語などの語学力を活かして海外チームで活躍する、サッカーの川島永嗣選手が発起人の一人となり、日本のアスリートが外国語コミュニケーションスキルを身につけ、世界を舞台に活躍し続けることを応援するプロジェクト。支援対象となるアスリートに、30種類の言語に対応する実用外国語トレーニングソフト「Rosetta Stone」を無償提供する。同プロジェクトは、2011年6月の発足以来、別府史之選手(ロードレース)、細貝萌選手(サッカー)、土居美咲選手(テニス)、大滝麻未選手(女子サッカー)ほか、多彩なアスリートの支援を行っており、全112名のサポートアスリートの競技数は合計24種目、サポートする言語数は合計9言語に達している。さらに、「世界のトップアスリートを目指すにはなぜ語学力が必要か」を広く啓蒙し、活動開始から最初の3年間で、サポートアスリート数300名の達成を目標に掲げる。将来的には、外国語のコミュニケーションスキルを身につけたアスリートを対象に、セカンドキャリアの場を提供できるプログラムの実施を想定しているという。発足2年目も、さまざまな支援活動を行っていく、としている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月16日5月スタートの連ドラに主演女優の木村佳乃が出産後初めての出演作として、5月にスタートするNHK連続ドラマ「はつ恋」に主演することが分かった。NHKでの連続ドラマ主演は彼女にとって9年ぶりと、久々の作品になる。復帰第一作として注目を集めそうだ。NHKとのタッグは久々ながら、主演デビューを飾ったのもNHKドラマであり、ある意味では新たなスタートとしての縁も感じさせるところ。キャリアを重ね、また母となって、新たな強い輝きを見せる演技が期待される。愛のはざまで揺れる大人のドラマストーリーは、息子をもつヒロインと夫、そしてヒロインの初恋の男性の3人を中心に、それぞれのかたちの愛、そのはざまで揺れ動く個々の心模様を描くもの。複雑に絡み合う大人の恋が展開される。木村が演じるのは、ヒロインで言語聴覚士の村上緑。年下の夫と息子とのあいだで幸せな家庭生活を築いていたが、あるとき肝臓がんに侵されていることがわかる。その手術の執刀医として、偶然にも初恋の人、三島に再会。手術は成功し、1年後家庭での穏やかな生活を取り戻した緑の前に、事故で言語障害を負った三島があらわれ……。絡み合う大人の三角関係を復帰作で演じる彼女。自身も家族をもち、新たな境地で挑むこの役は大きなものとなりそうだ。4月から東京近郊および静岡ロケでクランクインしているというこのドラマ。あらためて彼女の美しさや魅力を感じることができるだろう。放送はNHK総合にて、5月22日、火曜22:00スタート。元の記事を読む
2012年04月03日毎日あふれかえるニュースや情報、きちんと納得して理解できていますか?難しいニュースに関しては、疑問や質問が浮かんでもなんとなく流してしまっている人も多いのでは。そんな方にぴったりのニュース番組「NEWS WEB 24」が、4月2日からNHK総合テレビでスタート!「NEWS WEB 24」は毎日のニュースに対する、視聴者の疑問や質問をツイッターなどから投稿すると、なんと番組上でNHKの報道最前線の記者やニュースデスク、そのテーマに即した専門家がこたえてくれる。さらに、インターネットに造詣の深い「ネットナビゲーター」も加わって、様々な視点からニュースを分析していく新しいタイプのニュース番組。番組キャスターの橋本奈穂子アナウンサーとともに、視聴者から寄せられる疑問・質問を汲み上げるネットナビゲーターたちからの番組への意気込みは以下のとおり。月曜日:古市憲寿さん(社会学者)「“偉くない”ニュース番組を作れたらいいなと思います。」火曜日:瀧本哲史さん(京都大学客員准教授)「ニュース番組を、みなさんとともに”再発明”したいと思います。」水曜日:津田大介さん(ジャーナリスト)「一つのニュースに対して3種類ぐらいの視点からニュースを見られるようにしたいと思います。」木曜日:速水健朗さん(ライター)「予定調和じゃニュースは面白くなりません。空気を読まない乱入をお待ちしております。」金曜日:木村俊介さん(インタビュアー)「報道現場の声とツイッターの声、その両方の隙間にあるものを伝えたいと思います。」あなたが感じた毎日のニュースへの疑問や質問の、番組への投稿方法は簡単。NHKのニュースサイト、「 NHK NEWS WEB 」などのニュース記事を見て、気になるニュース・もっと知りたいニュースがあったら、ツイッターからハッシュタグ「#nhk24」をつけてつぶやくだけ。※詳しい投稿方法や番組の情報は、 ウーマンエキサイト特設ページ へ。「NHKのニュースでこんなこと聞いちゃっていいの?」なんてことや、素朴な疑問もどんどんぶつけて、ニュースへの関心や理解を深めていこう。放送日:NHK総合テレビ月曜日~金曜日 深夜24時00分~24時24分>> ウーマンエキサイト 特設ページ >> NEWS WEB 24公式ページ
2012年04月02日NHK BSプレミアムの新番組「写ねーる」は、「写真」と「つぶやき」をもとに構成されるトーク番組。番組名の「写ねーる」とはなんとも聞き慣れない言葉だが、これは、「写真」+「メール」+「ひねる」を組み合わせた造語だそう。番組ではまず、世の女性たちが知りたいと思うことや、誰かに知らせたいと思うテーマに沿った「写真」+「メール」形式の「つぶやきフォト」なるものを視聴者から募集。たとえば、「ネイル」がテーマの場合には「ネイルはトークの重要なきっかけになる」といった投稿や、「ヒール」がテーマなら「女性はいい靴を履くだけでステージが上がる」などなど。女性にこだわった募集テーマは、“あるあるネタ”の体験談から、最先端の流行情報、自分だけが持つこだわり、意外と知られていないウンチクまで、実に多彩だ。この「つぶやきフォト」から、女性ならではのこだわりや価値観、心の中に隠し持った本音の部分などを導き出し、それをスタジオの女性出演者たちが「ひねる」ことでトークを膨らませていく。まさに、女性には必見の新感覚トーク番組といえよう。MCを務める冨永愛は、「投稿された写真とメールを通じて、視聴者と画面を超えてボーダレスに語り合う感覚を楽しみたい」と意気込んでいる。毎回ゲストとして招くのは、テーマに合った2人の女性。冨永とゲストと視聴者とがいっしょになって“オトナな女性のトーク”を楽しむように進んでいく「写ねーる」。何かと忙しい現代女性たちにとって、一日の終わりに心地良い時間を楽しめる番組になりそう。【パイロット版放映日】3月27日(火) 午後11時~午前0時 / NHK BSプレミアム<4月から>火曜日/午後11時15分~11時45分:NHK BSプレミアム翌週火曜日/午後0時30分~午前1時 (再放送):NHK BSプレミアム NHK BSプレミアム公式サイト
2012年03月22日flumpoolが3月10日(土)に行われるNHK震災特番『震災から1年“明日へ”コンサート』に出演することが発表された。この番組は東日本大震災から1年の節目に、アーティストが音楽の力を通じて被災地、そして全国にメッセージを届けるというもの。flumpoolの公演情報flumpoolは昨年、宮城県の中学生を対象にイベントを開催し、ライブでエールを送るなど様々な形で被災地への支援を行ってきたが、その中でも昨年NHK合唱コンクール中学校の部課題曲となった「証」が、今年多くの中学校や高校の卒業式で歌われ、新たな卒業ソングとしてふたたび注目を集めている。“仲間との絆”がテーマとなっている楽曲ということもあり、レコチョクで発表された“絆ソング名曲ランキング“でも並みいる強豪を抑えて1位となった。また、昨年12月に行われたキャリア史上最大規模のライブ『flumpool Special Live 2011「Present~ありがとう祭り!今宵は歌おう!踊り尽くそう!~」at さいたまスーパーアリーナ』をライブDVDとしてリリースする。今回は3月31日(土)からスタートする全国ツアー会場及び、アミューズ公式オンラインショップ「ASMART」での限定販売となっており、現在「ASMART」では3月9日(金)までの先行予約特典として、特典となっている写真集には使用されていない「さいたまスーパーアリーナLIVEフォトポストカード5枚組」が付く。なお、本日よりオフィシャルFacebookもスタートした。■NHK『震災から1年“明日へ”コンサート』3月10日(土)生放送[BSプレミアム] 16:00~22:00[総合テレビ] 19:30~20:45
2012年03月02日NHKがBS1/BSプレミアムの平成24年度番組編成を発表。2月16日(木)に行われた記者会見では、キャスター及び出演者の総勢16名が一堂に会し、番組への抱負やみどころを語った。今期の編成で注目すべきは、BSプレミアムの「夜11台」。ビューティやおしゃれな雑貨など女性の関心が高いテーマを、女性からの支持が高いMCたちによるフリートークやナビゲートで掘り下げていく。家事や仕事を終えた女性がほっと一息つくこの時間に、くつろいだ気分で見てみたい番組がそろい踏みしている。●写真とつぶやきによる、こだわり発見トーク番組 「写ねーる」視聴者から投稿される、女性が知りたい・知らせたいテーマに沿った「つぶやきフォト」。その「つぶやきフォト」をもとに、そこに見え隠れする女性たちのこだわりや本音についてトークを膨らませていく新番組。MCの富永愛は、投稿された写真を通じて、視聴者と画面を超えてボーダレスに語り合う感覚を楽しみたいと意気込みを語った。ちなみに、「写ねーる」とは、“写真”・“メール”・“ひねる”を組み合わせた造語とのこと。富永の思う“ひねる”とは、女性が持つ個性やこだわりというエッセンス。それらをテーマとしたオトナの女性たちによるトークは、忙しい女性のココロをちょっとリッチにしてくれる番組になりそうだ。【初回放送:4月3日(火) 午後11:15~11:45】●雑貨大好き女優・モデルがとっておきを探して世界の旅へ!「恋する雑貨」女性がいくつになっても心ときめくキーワード、“雑貨“。「恋する雑貨」は、30代~40代女性が憧れる雑貨大好き女優やモデルが毎週世界に飛び出し、お気に入り雑貨を発掘していく。出演者は田丸真紀、マイコ、中越典子、生方ななえ。記者会見では、出席した田丸、マイコ、生方の3名が、自身のお気に入りの雑貨について熱く語った。コーヒーカップがお気に入りという田丸、リーズナブルな雑貨の中でもカゴが大好きで部屋にあふれているというマイコ、気分をハッピーにしてくれる器集めに夢中という生方。そんな雑貨愛にあふれる出演者たちが、とっておきを探して海外へ渡り、世界の雑貨と向き合い、その雑貨が使われている暮らしや歴史・文化まで掘り下げて紹介する。センスの良い雑貨と小さな幸せ探しのこの番組は、女性にとって至高の癒しの時間になりそう。【初回放送:4月2日(月) 午後11:15~11:45】●”女神の実践”と”科学の知恵”で美しく「アフロディーテの羅針盤(コンパス)」「美」と「健康」はいつだって女性に一番関心の高いもの。しかし、あふれかえる情報からなにを選ぶべきか悩んでいる人は多いはず。そして「本当に効くの?」「効果がみえないとやる気が続かない…」など、実践する前に挫折してしまうパターンも。新番組「アフロディーテの羅針盤(コンパス)」は、そんな女性たちの欲望を実現するための「新たな美のHow to」を、MCの緒川たまき、佐田まゆみがゲストとともに語り合い引き出していく番組だ。毎回テーマにそって招かれる”女神ゲスト”の「美」の実践や、科学的裏付けに基づく情報を紹介。記者会見では、それぞれの「美」の実践方法について問われたMCの2人。「自分のペースを守ること」という緒川に、そんな緒川のペースを、番組を通じて自分も習得したいという佐田。ゲストを交え、肩肘はらずフリートークのような雰囲気で進んでいくという番組のなごやかな雰囲気が垣間みえる会見だった。美しくなりたい女性必見の番組。【初回放送:4月4日(水) 午後11:15~11:45】 上記3番組は4月からスタートするが、一足先に番組の雰囲気を感じられるパイロット版が放映されるので要チェック!放映スケジュールは以下の通り。■パイロット版放映スケジュール・恋する雑貨3/10(土)午後10:00~11:00 BSプレミアム3/26(月)午後11:00~午前0:30 BSプレミアム・写ねーる3/27(火)午後11:00~午前0:00 BSプレミアム・アフロディーテの羅針盤(コンパス)3/28(水)午後11:15~午前0:00 BSプレミアム NHK BSプレミアム 公式サイト
2012年02月20日支持率43.4%の圧倒的な強さ!出社前の朝に見るテレビ番組。せっかく見るなら、さわやかで明るい気分にしてくれる番組がいいですよね。慌ただしい朝、面白そうな番組を求めてチャンネルを変えるという時間もないため、「朝はこの番組」と決めている方も多いと思います。そこで今回は「平日朝見ているニュース番組・情報番組」について、20代の女性561名に聞いてみました!>>男性編も見るQ.平日朝見ているニュース番組・情報番組を教えてください※地上波キー局のみ(複数回答)1位めざましテレビ(フジテレビ)43.4%2位朝、テレビは見ない16.6%3位NHKニュースおはよう日本15.3%4位ZIP!(日本テレビ)14.2%5位スッキリ!!(日本テレビ)11.0%■めざましテレビ(フジテレビ)……・「かわいいアナウンサーや『きょうのわんこ』、伊藤アナのダジャレに癒やされて出勤しています」(25歳/情報・IT/クリエイティブ)・「もう10年以上朝はめざましテレビ。お気に入りのコーナーは『今日の占いCountDown』」(22歳/ソフトウェア/技術職)・「朝の大塚さんと長野美郷ちゃんに癒やされるから」(25歳/自動車関連/秘書・アシスタント職)・「7時前の最近のはやりを紹介しているコーナーがお気に入りです。会社と家の往復だけだと世間とズレができてしまいそうなので、貴重な情報源です」(25歳/商社・卸/営業職)・「アナウンサーの仲が良さげなのが伝わってきて明るい気分になる。イマドキのコーナーが好き」(27歳/運輸・倉庫/販売職・サービス系)■朝、テレビは見ない……・「朝はNHKラジオ第一放送を聴きながら、朝食をとり、ニュースを聞いたら、仕事に出掛けます」(27歳/医療・福祉)・「朝テレビを見るとダラダラしてしまうからつけていない」(27歳/商社・卸/秘書・アシスタント職)・「朝は新聞を読んでいるし、朝にテレビを見る習慣がないので見ていない」(24歳/不動産/事務系専門職)■NHKニュースおはよう日本……・「落ち着いている。チャラチャラしていない。『まちかど情報室』が案外面白い」(23歳/学校・教育関連/事務系専門職)・「ニュースはやっぱりNHKが一番分かりやすいと思う。ニューヨークからの中継が好き」(24歳/生保・損保/専門職)・「まじめに、地域の情報も伝えてくれる唯一の番組だと思う」(27歳/団体・公益法人・官公庁)■ZIP!(日本テレビ)……・「今までずっとズームインを見てたので、その延長で日テレを見てます。火曜レギュラーのMAKIDAIがかっこいいです」(27歳/医療・福祉/事務系専門職)・「関根麻里さんがなんとなく好きだから。この番組ののほほんさが朝にちょうどいいから」(23歳/電力・ガス/技術職)・「女性をターゲットとしたコーナーが多い気がする」(24歳/機械・精密機器/営業職)■スッキリ!!(日本テレビ)……・「とにかくMC(加藤浩次さん、葉山エレーヌちゃん)がいいし、海外の歌手とか有名人がよく出るのがイイ!あと『エンタメまるごとクイズッス』を毎日楽しみにしています」(22歳/そのほか/販売職・サービス系)・「ニュースなどが見やすいしエンタメコーナーや歌手などの特集コーナーが好きだから」(28歳/自動車関連/営業職)・「『スッキリ商品開発部』。モスバーガーとのコラボは毎年期待しています」(26歳/マスコミ・広告/クリエイティブ)総評なんと、支持率43.4%と圧倒的な人気で1位を獲得したのは「めざましテレビ(フジテレビ)」でした。メインキャスターの大塚さんや人気女子アナウンサーの面々を見ると、「癒やされる」人も多いよう。17年も続いているという安定感、番組の平和な雰囲気が朝にぴったりなのかもしれません。続いて、2位から5位のランキングも、男性編と全く同じ。2位の「朝、テレビは見ない」派には、ラジオや新聞で情報収集する方が多いようです。3位の「NHKニュースおはよう日本」では、生活に役立つ便利グッズを紹介する『まちかど情報室』が人気でした。地域密着の情報を提供してくれるというのも人気の秘密のようです。4位の「ZIP!」はズームインを引き継いで、今年始まったばかり。これからの躍進が期待されます。「ZIP!」が伸びれば、その後の時間帯の「スッキリ!!」の視聴率もアップしそう。たまにはチャンネルを変えて、別の番組を見ると新しい発見があるかもしれませんね。(文・ペンダコ)調査時期:2011年5月25日~6月1日調査対象:COBS ONLINE会員調査数:女性561名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【ランキング女性編】日曜日の昼間(10時~14時)につい見てしまうキー局のTV番組【ランキング女性編】平日の朝「なんか良い1日になりそう」と思える出来事【ランキング女性編】通勤電車でしていること完全版(画像などあり)を見る
2011年07月31日NHKで早朝に放送されている、番組とも言えない番組(映像?)に癒されている。優しげな音楽と共に犬猫がただじゃれあうだけの映像。仕事でヘトヘトになりながら早朝に帰宅したときなど、このほんのささやかな数秒の映像に心から救われることもある。ちなみに、インターネット上ではこの映像が時間調整用の映像であるとのことから、そこに出てくる犬・猫のことを「調整犬(ちょうせいけん)」とか「調整猫(ちょうせいねこ)」などと呼んでいるようだ。では、どんな人がこの映像を作っているのだろう。NHKに問い合わせてみたところ、広報局制作部の貫井さんという方が答えてくれた。驚くべきことに、あの映像は20年以上も前のものだという!―まさかそんなに古い映像だったとは!「映像を作っていた方が定年を迎えて退職されているので、当時のことを知る人も少なくなってきました。私が知っている限りでお答えさせてもらうと、あの犬猫映像には10パターン以上ありましたが、フィルムが古くなってしまい、ノイズが入って使えなくなってしまったものが半分ぐらいあって今でも実際に使えるのは4、5本。それを何度も使い回しているんです」(貫井さん、以下同)―どういう目的で作られた映像だったのですか?「時間調整用です。スポット映像と言って、ステーションブレイク(番組と番組の間にある数分間)に差し込まれるために作られました。犬猫以外にも膨大な数の映像があって、長いもので5分、短いものだと10秒なんてものもあります。犬猫は短いほうですよね」―調整犬とか調整猫などとネットでは言われているようなんですが、現場でもそういった呼び方をしているんですか?「いや、そのまんま、『犬猫』などと呼びますね(笑)。例えば、国会中継が予定よりも早く終わったときに、『次、犬猫入れて』といった感じ。早朝の時間帯に流すことも多いのですが、特に定時が決まっているわけではないんですよ」―はー。神出鬼没というわけですか。「犬猫以外にもこうした映像で言えば、『白神山地のブナ林』とか、いろいろありますよ。シリアスな社会派番組が続いたときなどに、パッと差し込むことで、ちょっとしたヒーリング効果を狙ってみたりもするわけです。特に犬猫なんかはこだわって作られてて、あの数秒の映像のためだけに有名なクラリネット奏者の方(藤家虹ニ/ふじかこうじさん)から直接、楽曲の権利を買い取ることもしています。昔だったからできたことなんですが」―そこまでしっかりと作った映像なのに、フィルムの老朽化でお蔵入りになっていくのはなんかさみしいですね。「アナログ放送が終了してオールハイビジョンになったら、いつまでも古いフィルムを使っていくわけにはいかないんですよね。犬猫映像を愛してくれている方々には申しわけないのですが……。ただ、いつかは新作を作りたいという思いはあって、今は検討しているところでもあるんです。いつになるかはわからないのですが、そのときはまたぜひみなさんに見ていただきたいですね」―はい、楽しみにしてます!大好きな犬猫映像が見られなくなるのは残念だけれど、新作を作りたいと思っているという話を聞けたことは、ファンとしてはうれしかった。ただ、ハイビジョンの美しい画面で見る新たな犬猫映像と、従来のアナログ的な犬猫映像とでは、その質感の違いから、まったく趣の違うものになってしまわないかと多少気がかりではある。そのへんもまめにやってくれたら、本当にうれしいんだけどなあ。(根岸達朗/プレスラボ)※今回話題になったNHKの調整犬をはじめ、深夜に流れる高速道路の夜景とか、世界中の街角を紹介する映像とか、その日の番組の放送が終了した深夜や早朝に流れる映像のことを、"フィラー"と呼ぶらしいです。(編集部・梅田)NHKオンライン例の犬猫映像、見るなら今のうちですテレビがつまらなくなった、その理由とは?本当につまらなくなったんでしょうか?テレビがつまらなくなった理由って?(お茶の間編)tp://career.cobs.jp/level1/yoko/2009/02/post_173.html続・本当につまらなくなったんでしょうか?あなたがインターネットを始めたきっかけは?インターネットの登場で変わったことも多いのでは?【関連リンク】世界経済の流れをつかもうこれからの時期、気になる新社会人ファッションをチェック人と話すのが苦手……など、人間関係の悩みを解決!
2010年03月24日