Lenovoは10日(米国時間)、17型のモバイルワークステーション「ThinkPad P70」および、15.6型のモバイルワークステーション「ThinkPad P50」を発表した。2015年第4四半期に出荷予定。価格は「ThinkPad P70」が1,999ドル(約250,000円)から、「ThinkPad P50」が1,599ドル(約200,000円)から。いずれも、米国時間8月7日に発表された、サーバ向けプロセッサ・Xeon初のノートPC向けプロセッサである「Xeon E3-1500M v5」ファミリーを採用したワークステーション。米国時間8月5日に発表されたSkylakeアーキテクチャに基づいた製品となる。詳細な仕様は不明だが、「ThinkPad P70」は最大64GBのDDR4メモリや、最大1TBのSSDなどが選択できる。本体には2基のThunderbolt 3ポート(USB Type-Cコネクタ利用)を搭載。ディスプレイは4K UHDもしくはフルHD解像度を選択できる。現行モデル「ThinkPad W541」の後継となる「ThinkPad P50」でも、4K UHDの15.6型ディスプレイを搭載するという。
2015年08月11日TSUTAYAは7日、『進撃の巨人』をデザインした「Tカード(進撃の巨人デザイン)」の発行を開始した。併せて「Tカード(進撃の巨人デザイン)」を購入したT会員に初回特典を用意するエントリー受付も開始した。○「調査兵団お掃除セット」などのプレミアム特典を用意同カードは、2011年に第35回講談社漫画賞の少年部門を受賞し、コミック全世界累計5,000万部を突破している漫画『進撃の巨人』の劇場版『進撃の巨人 後編 ~自由の翼~』公開記念として、TSUTAYAで販売されるオリジナルグッズの描き下ろしイラストをデザインしたもの。購入したT会員は、貯まったTポイントで交換できる特典として、「調査兵団お掃除セット」、「調査兵団支給のじゃがいも 10kg相当」、各キャラクターがデザインされた「ブックカバー」や「カードケース」などのオリジナル特典に応募することができる。また、『進撃の巨人』のTVアニメや劇場版DVDのレンタル、コミックや関連書籍などの購入で、TSUTAYA限定のデジタル特典がもらえるキャンペーンも実施する。「Tカード(進撃の巨人デザイン)」の発行手数料は500円(税抜)。店頭受付期間は2015年10月31日、Web受付期間は2016年7月31日まで。なお、Webでの発行は発送料300円(税抜)が必要となる。
2015年08月07日サンワサプライは3日、バッテリー内蔵のモバイルプロジェクター「400-PRJ021」を発売した。直販サイトの価格は税込59,980円。400-PRJ021は、明るさ200ルーメン、解像度1,280×720ドットで投影できるモバイルプロジェクター。投影映像の歪みを抑える台形補正機能を搭載し、水平40度までワンタッチで自動補正できる。MHL端子を搭載し、スマートフォンやタブレットなどとケーブル1本で接続可能。本体にUSB出力専用ポートを備えており、モバイルバッテリーとしても機能する。出力は1A。主な仕様は、光学エンジンがDLP、解像度が1,280×720ドット、アスペクト比が16:9、光源寿命が標準で最大20,000時間、明るさが200ルーメン、コントラスト比が1,000:1。スクリーンサイズは約30~100インチ、投写距離が約1.2~3.7m、フォーカスはマニュアル。映像入力インタフェースはHDMI×1。リチウムイオンバッテリーを内蔵し、バッテリー容量は6,000mAh。連続投映時間は約2時間で、充電時間は約5時間。本体サイズはW132×D82×H24mm、重量は約300g。三脚が付属する。
2015年08月04日ロジクールは8月7日に、ゲーミングデバイス「ロジクール G」を体験・購入できる「ロジクール G アリーナ」を、東京・秋葉原のソフマップ秋葉原本館(4階)にオープンする。オープン当日には、プロe-Sports選手として、Awaker選手(Rabbit Five)、DustelBox選手(DetonatioN BYCM)、StanSmith選手(ロジクールGブランドアンバサダー)、DetonatioN代表 梅崎氏が来店。ロジクール G アリーナでは、PCゲームのジャンルごとに最適なギアを紹介する展示や、各e-Sportsアスリートのおすすめギアを紹介する製品展示を行う。e-Sports体験ゾーンも設置し、高級チェア「DXRACER(デラックスレーサー)」に座ってロジクール Gのデバイスを試用しながら、ゲームをプレイできる。■3つのテーマに合わせた製品展示・高速応答&精確性を兼ね揃えたハイスペックギアを求めるユーザー向けの「FPS」コーナー・複数のコマンド入力と自由なカスタマイズを実現する多機能ギアを求めるユーザー向けの「MMOPRG」コーナー・優れた操作性、耐久性、反応速度などバランスの取れたギアを求めるユーザー向けの「MOBA」コーナー■e-Sportsアスリートおすすめギアの展示・Stansmith 選手(Logicool G ブランドアンバサダー)おすすめギアコーナー・Ceros 選手(Detonation FocusMe 所属)おすすめギアコーナー・DustelBox 選手(Detonation BYCM 所属)おすすめギアコーナーオープン記念として、2015年8月7日から同年9月3日の期間限定で「e-Sports アスリートセット」を販売する。ロジクール G製品の購入者(先着50名)には、「ロジクール G アリーナ限定Tシャツ」をプレゼント。いずれもソフマップ秋葉原本館限定で実施する。また、「e-sports SQUARE AKIHABARA」においては、「ソフマップ・ビックカメラ・コジマのポイントカードで1時間遊びつくせ!@e-sports SQUAREキャンペーン」を実施。ソフマップ、ビックカメラ、コジマのポイントカードを提示すると、e-sports SQUAREの利用料金が1時間無料となる。
2015年08月03日ソフトバンクは、ワイモバイルからソフトバンクのiPhoneに乗り換えるなどの条件を満たした人を対象に、最大25,290円を通信料金より割り引く「ワイモバイルからのiPhoneキャンペーン」を8月1日から実施する。キャンペーン期間は8月31日まで。同キャンペーンは、ワイモバイルの指定機種からソフトバンクのiPhone 6/6 Plus/5s/5cのいずれかへ番号移行を行った人を対象に、通信料金より最大25,290円(1080円×24回の分割割引)を割り引くというもの。詳細な適用条件は以下のとおり。新スーパーボーナスでiPhoneの対象機種を購入し、ワイモバイルからソフトバンクへ番号移行を行うこと新料金プランのスマ放題またはホワイトプラン(i)+パケットし放題フラット for 4G LTEへの加入。スマ放題は「通話し放題プラン(2年契約)+データ定額パック小容量・標準・大容量(10/15/20/30)」の組み合わせであること以下のいずれかの機種を7月1日時点で契約していること「STREAM X」「Dell Streak Pro GS01、GS02、GS03」「Sony Ericsson mini S51SE」「smart bar S42HW」「Pocket WiFi S II S41HW」「Pocket WiFi S S31HW」「HTC Aria S31HT」「Touch Diamond S21HT」「Dual Diamond S22HT」「EMONSTER S11HT」「EMONSTER lite S12HT」「H11HW」「H12HW」「H11LC」「H31IA」「H11T」
2015年07月31日ソニーモバイルコミュニケーションズ(ソニーモバイル)とZMPは22日、自律型無人航空機を用いた産業用ソリューションを開発・提供する合弁会社を設立すると発表した。設立は8月初旬の予定。ソニーモバイルとZMPは、自律型無人航空機(ドローン)による画像撮影と、クラウドによる画像データの処理を組み合わせた、産業用ソリューションを開発・提供する協業について合意。合弁会社「エアロセンス株式会社」を設立する。資本金は1億円。出資比率はソニーモバイルが50.005%、ZMPが49.995%。エアロセンスは、ソニーのカメラ、センシング、通信ネットワーク、ロボットの分野における技術と、ZMPの自動運転、ロボット技術、産業分野へのビジネス経験を活かして、測量や調査、管理、点検などのトータルソリューションを開発していく。これらサービスの提供は2016年より開始する計画。
2015年07月22日メガネトップとTポイント・ジャパンはこのほど、両社が業務提携に合意したことを明らかにした。Tポイント・ジャパンが運営する「Tポイント」は、コンビニエンスストアやスーパーマーケット、ドラッグストアなどさまざまな店舗で利用できる、日本最大級の共通ポイントサービス。 会員数は5,431万人(アクティブ・ユニーク数)、125社39万3,210店舗が参加している。メガネトップは、高品質な商品を低価格で提供する「眼鏡市場」「ALOOK」「レンズダイレクト」「レンズスタイル」を展開している。今回の提携により、メガネトップが展開するこれらの全店舗において、来春から共通ポイントサービス「Tポイント」の導入が開始する。メガネトップでは、今回のTポイント導入を機にさらなる顧客満足度の向上を図っていく。あわせてTカードの所有者がメガネトップ店舗の利用促進につながることも期待しているという。昨今の多様化するメガネやコンタクトレンズへの顧客ニーズに対しても、Tポイントのデータベースを活用し、商品開発などにも取り組んでいく予定とのこと。
2015年07月22日ZMPとソニーモバイルコミュニケーションズ(ソニーモバイル)は7月22日、自律型無人航空機(自律型UAV)を用いた産業用ソリューションを提供する合弁会社「エアロセンス」を8月初旬に設立すると発表した。資本金は1億円で、出資比率はソニーモバイルが50.005%、ZMPが49.995%。代表取締役社長には、ZMP代表取締役社長の谷口恒氏が就任する。「エアロセンス」ではZMPの自動運転、ロボット技術、産業分野へのビジネス経験とソニーのカメラ、センシング、通信ネットワーク、ロボット分野における技術を活かし、測量、調査、管理、点検などのトータルソリューションを開発し、2016年より法人向けサービスの提供を開始する計画だ。
2015年07月22日フォーカルポイントは、LightningケーブルとUSBケーブルを本体に内蔵したオールインワンモバイルバッテリー「mophie powerstation plus 8X (Lightning)」を発売した。価格はオープンで、オンライン直販価格は税別17,800円。「mophie powerstation plus 8X (Lightning)」は、機器充電用のLightningケーブルと本体充電用のUSBケーブルを内蔵しており、別途ケーブルを用意することなく、iPadやiPhoneなどと本体を充電できるモバイルバッテリー。Lightningケーブルは最大2.4A出力の急速充電に対応している。本体はUSBポートを搭載しており、手持ちのケーブルを利用することもできる。そのほか、内蔵のUSBケーブルをPCに、LightningケーブルをiPhoneなどに接続することで、充電とデータの同期をパススルーで行える。バッテリー容量は12,000mAhで、iPadなら最大13.5時間、iPad miniなら最大18.5時間、iPhoneなら最大83時間(いずれも動画再生時間)延長することができる。また、本体には4つのLEDインジケータランプが搭載されており、バッテリー残量の視覚的な確認が可能となっている。サイズ/重量は、高さ約71mm×幅約108mm×厚さ約27.7mm/約316g。
2015年07月19日フォーカルポイントは13日、LightningケーブルとUSBケーブルを内蔵した大容量モバイルバッテリ「mophie powerstation plus 8X (Lightning)」を発売した。価格はオープンで、同社の通販サイト「FOCAL STORE」での価格は17,800円(税別)。mophie powerstation plus 8X (Lightning)は、最大2.4A出力の急速充電に対応した、12,000mAhの大容量モバイルバッテリ。LightningケーブルとUSBケーブルを内蔵しているため、ケーブルの持ち運びが不要だ。また、LightningケーブルをiPhoneにつなぎ、USBケーブルをPCにつなぐことで、データの同期とiPhoneの充電を同時に行える。同シリーズでは、既にバッテリ容量が7,000mAhのmophie powerstation plus 4X (Lightning)が発売されており、本製品は容量違いのモデルとなる。充電用のUSB出力ポートも搭載し、ケーブルを別途用意すれば、複数機器を同時に充電したり、USBコネクタやLightningコネクタ以外の充電用端子を持つ機器の充電も行える。本体にはバッテリ残量を確認できるLEDランプを搭載。本体サイズは約W108×H71×D27.7mm、重量は約316g。本体内蔵のLightningケーブルとUSBケーブル以外に、Micro USBケーブルを付属。
2015年07月14日モバイルアイアン・ジャパンは7月8日、同社のEMMソリューションがデンソーに採用されたと発表した。デンソーでは、企業としての業務効率化や国際競争力強化およびワークスタイルの変革に取り組んでおり、その一環としてiOS端末のBYOD化を決めた。それまでモバイル端末用のツールとしてLotus Notes Travelerを利用していたが、BYOD化を実施するにあたり重視する機能がなかったため、新たなソリューションの採用を検討したという。具体的には、添付ファイルを暗号化、リモート・アプリケーションのワイプ、アプリケーションのコンテナ化、コンテンツの管理機能、会社のデータと個人データの分離などの機能を重視。これらの機能を含むソリューションを検討したうえで、モバイルアイアンのEMMソリューションを採用したという。また、社内の決済システムにアクセスするためにセキュアブラウザ「Web@Work」も採用した。ブラウザから利用する社内システムにセキュアにアクセスできること、従業員がデバイスをなくした際にもアプリをリモートでワイプできることが理由としている。デンソーでは、将来的にサポートするOSの種類を増やす可能性があるほか、PCのBYOD化や、工場で使う安価な端末としてAndroid端末の採用なども検討しているという。
2015年07月09日フォーカルポイントは6日、LightningケーブルとUSBケーブルを内蔵したモバイルバッテリ「mophie powerstation plus 4X (Lightning)」を発売した。価格はオープンで、同社の通販サイト「FOCAL STORE」での価格は13,980円(税別)。LightningケーブルとUSBケーブルを本体に内蔵しているため、各ケーブルを持ち運ぶ必要がない。USBケーブルをPCにつなぎ、LightningケーブルをiPhoneにつなぐことで、データの同期も行える(同時にバッテリも充電される)。最大2.4A出力に対応し、充電用のUSBポートも搭載。必要に応じてケーブルを別途用意することで、複数の機器を同時に充電したり、USB/Lightningコネクタ以外の充電ポートを持つ機器を充電したりできる。本体にはバッテリ残量を確認できるLEDを搭載。本体サイズは約W108×D22×H61.5mm、重量は約215g。
2015年07月08日フォーカルポイントは6日、LightningケーブルとUSBケーブルを内蔵し、機器の充電・同期、本体の充電が可能なモバイルバッテリー「mophie powerstation plus 4X (Lightning)」を発売した。価格はオープンで、オンライン直販価格は税別13,980円。「mophie powerstation plus 4X (Lightning)」は、LightningケーブルとUSBケーブルを内蔵したモバイルバッテリー。機器充電用のLightningケーブルと本体充電用のUSBケーブルを内蔵しており、別途ケーブルを用意することなく、iPadやiPhoneなどと本体を充電できる。本体はUSBポートを搭載しており、手持ちのケーブルを利用することもできる。そのほか、内蔵のUSBケーブルをPCに、LightningケーブルをiPhoneなどに接続することで、充電とデータの同期をパススルーで行える。バッテリー容量は7,000mAhで、iPadなら最大8時間、iPad miniなら最大11時間、iPhoneなら最大48.5時間(いずれも動画再生時間)延長することができる。また、本体には4つのLEDインジケータランプが搭載されており、バッテリー残量の視覚的な確認が可能となっている。サイズ/重量は、高さ約61.5mm×幅約108mm×厚さ約22mm/約215g。
2015年07月06日Net Applicationsから2015年6月のモバイルOSシェアが発表された。6月はiOSがシェアを増やし、Android、Java ME、Windows Phone、Symbianがそれぞれシェアを減らした。iOSはiPhoneとiPadの双方がシェアを増やしている。iOSとAndroidのシェアは合計で91%を超えており、モバイルプラットフォームとして強い影響力を持っていることがわかる。iPhoneは多少の上下を繰り返しながら似たようなシェアが続いている。iPadは緩やかにシェアを減らしており、その背景には、iPhone 6 Plusといったスクリーンの大きなiPhoneの登場で、iPadユーザがiPhoneへ利用をシフトさせていることがあると思われる。Androidは長期にわたって増加傾向を見せてきたが、この数カ月は伸びが停滞している。
2015年07月02日オプティムとアルプス システム インテグレーション(ALSI)は6月26日、モバイルセキュリティ分野にて業務提携を行い、ALSIのフィルタリングデータベースを利用した製品を、オプティムが開発・提供すると発表した。提携第一弾として、オプティムのペアレンタルコントロールサービス「mamoly(まもりー)」にWebフィルタリング機能を追加する。これは、スマートデバイスを持つ子供と保護者をサポートするペアレンタルコントロールサービス。今回の業務提携により、ALSIのフィルタリングデータベースを利用して、ユーザーがカテゴリを指定してWebコンテンツを制限するWebフィルタリング機能が追加される。制限を行いたいコンテンツの種類(カテゴリ)を指定し、ユーザーが認識していない未知の有害サイトや、危険なWebサイトの閲覧をブロックし、有害サイトや危険なWebサイトの閲覧による悪影響や被害から子供を守る。
2015年06月29日フォーカルポイントは26日、ストレージ内蔵のモバイルバッテリー「mophie spacestation」を発売した。価格はオープンで、同社オンラインストアでの直販価格は32GBモデルが21,800円、64GBモデルが29,800円(いずれも税別)。mophie spacestationはiPhone、iPad、MacやPCに接続して使うストレージ内蔵モバイルバッテリー。ストレージが32GBのモデルと、64GBのモデルを用意する。バッテリー容量はともに6,000mAh。スマートデバイスでiOS対応アプリ「Space」をダウンロードすると、モバイルバッテリー内に保存したファイルをそのデバイスで管理できる。対応OSはiOS 7.0以上。MacやPCとUSB接続した際には、mophie spacestationの充電と保存データの同期が行える。また、本体と接続したデバイスと同一ネットワーク内にいるPCから、内蔵ストレージにアクセスできる。本体サイズは約W109.5×H57.4×D15.5mmで、重量は約164g。
2015年06月26日ファミリーマートとカルチュア・コンビニエンス・クラブは6月30日より、全国のファミリーマート約1万1,400店舗にて、Tカードで使える電子マネー「Tマネー」を導入する。同取り組みは、コンビニエンスストアとしては初のことだ。これにより、ファミリーマートが発行する「ファミマTカード」やTカードが、手続き不要で Tマネーとして使用できる。なお、Tマネーとは、Tカードに電子マネー機能を追加したプリペイド型の電子マネーサービスで、特別な手続きの必要はなく、Tカードにそのまま現金をチャージすることができるもの。チャージしたTマネーは、全国のファミリーマート店舗を含む、Tマネー加盟店で利用可能となる。
2015年06月25日富士フイルムは、ミラーレスカメラ「FUJIFILM X-T1」と「FUJIFILM X-T1 Graphite Silver Edition」(以下、X-T1)の最新ファームウェアを6月29日14時に公開する。5月11日に予告されていたファームウェアの公開時期が、今回正式に決定した。最新ファームウェアのバージョンは4.00。X-T1のAF性能を一新する「新AFシステム」の搭載と、操作性の向上がメインとなっている。
2015年06月23日日本エイサーは23日、ノートPC「Aspire」シリーズのモバイルモデルとして、回転ヒンジを搭載する11.6型「R3-131T-N14D/B」を発表した。7月10日から発売し、価格はオープン、店頭予想価格は55,000円前後。R3-131T-N14D/Bは、回転ヒンジによって液晶部分が回転するモバイルノートPC。液晶を360度回転させて折りたたむことで、タブレットスタイルでも使える2-in-1モデルだ。天板カラーはスカイブルー。主な仕様は、CPUが Intel Celeron-N3050(1.60GHz)、メモリがDDR3L-1600 4GB(4GB×1)、ストレージが500GB HDD、グラフィックスがIntel HD Graphics(CPU内蔵)。11.6型タッチ対応の液晶ディスプレイは光沢(グレア)タイプで、解像度は1,366×768ドット。OSはWindows 8.1 Update 64bit。インタフェース類は、Gigabit Ethernet対応有線LAN×1、IEEE802.11ac/a/b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 4.0、USB 3.0×1、USB 2.0×1、HDMI×1、SDメモリーカードスロット、HD Webカメラなど。バッテリ駆動時間は約8時間。本体サイズは約W298×D211×H20.9mm、重量は約1.58kg。
2015年06月23日モバイル広告ネットワークを運営するインモビは6月17日、同社が提供するMobile Tracking and Attribution Partner(MTAP)Programにおいて、CyberZおよびアドウェイズと業務提携したことを発表した。2014年12月に開始したMTAP Programは、厳選された独立系モバイルアトリビューションプラットフォームを認定するパートナーシッププログラム。今回の提携により、CyberZのスマートフォン広告向けソリューションツール「Force Operation X」およびアドウェイズのスマートフォンアプリ向け効果測定ツール「PartyTrack」とインモビのアドネットワークが連携を強化。より安全で正確なアトリビューションを広告主に提供できるようになった。さらにユーザーLTV(Life Time Value:顧客生涯価値)をもとにした広告配信の最適化、広告リターゲティング機能、ネガティブターゲティング機能といったインモビの主要な機能を利用することが可能となった。
2015年06月17日企業でのモバイルデバイスの利用増加に伴い、モバイルセキュリティ市場も拡大している。IT専門の調査会社であるIDC Japanは2014年10月に2013年の国内モバイルセキュリティ市場規模実績と2018年までの予測を発表している。これによると、2013年における同市場規模は58億円(前年比成長率25.8%増)で、2018年には同市場規模は123億円に拡大すると予測されている(年間平均成長率16.5%)。IDCでは同市場を「モバイルアイデンティティ/アクセス管理」「モバイルセキュアコンテンツ/脅威管理」「モバイルセキュリティ/脆弱性管理」「その他モバイルセキュリティ」に大別している。中でも成長率がいちばん高いと予測されているのが「モバイルアイデンティティ/アクセス管理」であり、年間平均成長率19.6%で、2013年の8億円から2018年には20億円へと拡大する見込みだ。「今後モバイルデバイスの認証は、より強度の高いセキュリティが求められる。ただし、ユーザーの利便性を損ねるものであってはならない。ユーザーが利用しやすく、(パソコンなどのデバイスと)シームレスに連携する認証技術が主流になる」このように語るのは、米RSAでテクノロジー&アイデンティティ担当シニアディレクターを務めるKayvan Alikhani(ケイバン・アリカーニ)氏だ。Alikhani氏は、複数の認証方式をモバイルデバイスに提供する技術を開発したベンチャー企業であるPassBanのCEOを務めていた人物。同社は2013年にRSAによって買収されたが、PassBanの技術は、RSAが4月に発表したアイデンティティ管理製品「RSA VIAファミリー」の技術要素の1つとして組み込まれている。「今後は、ウエアラブルデバイスやハードウエアが、認証要素で重要な役割を担う」と語る同氏。モバイルデバイスの認証とアクセス管理について話を聞いた。○認証はエキスパートに"委任"するAlikhani氏は、モバイルデバイスの認証のトレンドとして、ハードウエア側の機能拡張を挙げる。「例えば、Appleは、iPhone 6から指紋認証機能の『Touch ID』を搭載した。Microsoftも次期OSであるWindows 10から生体認証機能『Windows Hello』の導入を決めている。さらに富士通は、虹彩認証機能を搭載したデバイスを発表した。デバイス自身がセンサー機能を搭載し、ユーザーの利便性を損ねないような形でセキュリティを強化するようになる」(Alikhani氏)こうした認証方式の普及は、パスワード認証ではセキュリティの担保に限界があることの裏返しでもある。生体認証はデバイスへのログイン時に利用することが多かったが、モバイルアプリへのログイン時にも同認証を取り入れる動きが高まっている。実際、AppleではTouch IDをiTunes StoreやApp Storeだけでなく、サードパーティ製のアプリケーションにも組み込めるようAPI(Application Programming Interface)を公開した。これであれば、アプリケーションごとにセキュリティの強度を変更することができる。Alikhani氏は、「モバイルアプリに生体認証の要素を取り入れることは、技術的に難しいことではない」と指摘する。もう1つ、Alikhani氏が「モバイルアプリのセキュリティを強化する有効な手段」として推奨するのが、「委任認証」である。信用のある承認サービスが、ユーザーの代理としてアクセス権を管理(委任)することで、アプリケーション側で認証に関する開発労力を削減することがきるというわけだ。モバイルアプリの開発はリリースまでのスピードが要求されており、セキュリティ機能は後回しにされることが多い。こうした現状に対し、Alikhani氏は以下のように指摘する。「委任認証や管理権限の委任、リスクアセスメントの委任など、認証に関する技術を"委任"という形でセキュリティのエキスパートに任せることで、アプリケーション開発者は最小限の労力でリスクを最小限できる。例えば、先頃発表した『RSA VIA』は、RSAが認証に関する技術を提供している。すべてのアプリケーション開発者がセキュリティエキスパートであれば別だが、認証は"その道のエキスパート"に任せたほうが、セュリティ強度もリリースのスピードも損ねることがない」○パスワードなしの認証が主流に? ジェスチャーによる認証もさらにAlikhani氏は、パーソナルデータのコントロールを利用者中心に行うことを目的とした認証プロトコル「OpenID Connect」や、パスワードなしの認証を実現する「FIDO(Fast IDentity Online)」、リスクベース認証も有用であると語る。FIDOは生体認証などの情報を使用した、オンラインでのユーザー認証手順(プロトコル)を定めた標準化仕様だ。生体認証情報を、PCやスマートフォンといった端末の安全な場所に格納し、同様にオンラインサービスの認証情報など保存する。端末側で認証確認を行い、本人と確認された場合には、サービスとの間でKPI(Public Key Infrastructure)を実行する。つまり、FIDO準拠の端末とサーバ間はKPIのやり取りのみであり、安全な認証が行われるというわけだ。Alikhani氏は「FIDOであれば、万が一サーバがハッキングされたとしてもサーバに情報はないのだから(情報流出といった)脅威は低減される」と指摘する(Googleら参加の生体認証の標準化団体「FIDO Alliance」にドコモが加入)。また、リスクベース認証は、利用場所や時間、アプリケーションの利用頻度などを継続的にチェックし、正規ユーザーの利用パターン基準を把握する。そして、基準から著しく外れた行動があった場合には不正アクセスと判断する仕組みだ。Alikhani氏は「こうした認証技術であれば、ユーザビリティを損ねることがない」と強調した。今後の認証方式として、注目したいのは、ウェアラブルデバイス(IoT)による認証である。Alikhani氏がCEOを務めていたPassBanは、リストバンドによる認証システムを開発。リストバンドをタップしてひねる(または特定のジェスチャーを行う)と、モバイルデバイス側で認証が行われる仕組みで、両デバイス間の通信は、Bluetoothで行われる。Alikhani氏は「認証手段を物理的に分けることで、セキュリティのハードルを上げることにつながる」と、そのメリットを強調している。
2015年06月17日米Parade Technologiesは6月10日(米国時間)、Cypress SemiconductorのTrueTouchモバイルタッチスクリーン事業を現金総額1億ドルで買収する正式契約を締結したと発表した。これによりParadeは、同ソリューションをスマートフォン、タブレット、ノートブック/PC、モニター、ウェアラブルテクノロジー、GPSシステム、デジタルカメラ、ならびに特定の産業用セグメントに向けて提供することが可能となる。それ以外の車載および家電向けのTrueTouchソリューションおよび、モバイル向けのCapSenseボタンリプレースメントソリューションは引き続きCypressより提供されることとなる。なお、Paradeでは、今回の取引に1億ドルの手元現金を充てる予定としており、取引は2015年第3四半期中に成立する見込みだという。
2015年06月15日アスクは15日、米Goal Zero社製の「Venture 30 Solar Recharging Kit」を発表した。IPX6相当の防水性能を持つモバイルバッテリと、ソーラーパネルがセットになっている。発売は6月中を予定。価格はオープンで、店頭予想価格は税別18,800円前後。Venture 30 Solar Recharging Kitは、容量7,800mAhのモバイルバッテリ「Venture 30 Recharger」と、最大出力7Wのソーラーパネル「Nomad 7 V2 Solar Panel」がセットになったキット。Venture 30 Rechargerは、本体に2.4A出力対応のUSBポート×2基と本体充電用のmicroUSBケーブルを備えるモバイルバッテリ。約65ルーメンのLEDライトを搭載する。パススルー充電に対応し、本体バッテリを充電しながら接続機器への給電も行える。なお、Venture 30 Recharger単独でも販売し、店頭予想価格は税別12,500円前後。Nomad 7 V2 Solar Panelは、折りたたんでコンパクトに収納できるソーラーパネル。最大出力は5Wで、USB出力時は5V/1A、DC12V出力の場合は0.3Aとなる。Venture 30 Rechargerの充電時間は約8~16時間。本体サイズと重量は、Venture 30 RechargerがW82.5×H25×D114mm、約250g。Nomad 7 V2 Solar PanelはW440×H230×D20mm(使用時)、約512g。
2015年06月15日サンコーは6月3日、扇風機を内蔵したモバイルバッテリー「すっげえ涼しい! 手ぶらでクーリングファンなソーラーバッテリー」を販売開始した。「サンコーレアモノショップ」での直販価格は2,980円(税込)。「すっげえ涼しい! 手ぶらでクーリングファンなソーラーバッテリー」は、静音シロッコファンと1.2Wのソーラー充電パネルを備えたモバイルバッテリー。容量1,500mAhのリチウムバッテリーを内蔵し、スマートフォンなどの充電も可能だ。出力は5V / 1A。モバイルバッテリー自体の充電はUSB接続もしくはソーラーパネルにて行う。本体のサイズはW91×D136×H34mmで、重さは190g。連続送風時間は最大約6時間。LEDライトも搭載している。
2015年06月03日ソフトバンクモバイルは5月25日、同社が提供するスマートデバイス向けのマルチメディアコンテンツ制作・共有管理サービスをWindowsにも対応させたと発表した。今回対応したアプリは「ビジュアモール スマートカタログ」。Windows8.1を搭載したタブレット(Windowsタブレット)に対応したクライアントアプリケーションを提供する。今回の提供により、「スマートカタログ」はマルチOS対応のモバイルコンテンツ管理ソリューションを実現。Windowsタブレットからも音声・動画を加えた訴求力のある商品カタログやパンフレットなど、持ち出し管理や最新版配布、セキュリティー対策といった一括管理機能が利用できるようになる。
2015年05月26日ソフトバンクモバイルは19日、LTE通信対応のAndroid搭載モバイルプロジェクター「モバイルシアター」(ZTE製)を2015年9月以降に発売すると発表した。端末価格は未定。「モバイルシアター」は、最大120インチ、200ルーメンの明るさで映像を投影できるモバイルプロジェクター。OSにAndroid 4.4.4を搭載し、Google Playが利用できるためスマートフォンやタブレット端末など向けのアプリをダウンロードできる。また、本体のディスプレイ映像やアプリをそのままプロジェクターで投影することも可能となっている。「SoftBank 4G LTE」、「SoftBank 4G」の通信に対応し、本体だけで通信が可能なほか、モバイルWi-Fiルーターとしての機能も備えている。バッテリー容量は6,300mAhで、約3時間の投影が可能。また、電源の供給機能を搭載しており、モバイルバッテリーとしてスマートフォンやタブレット端末を充電できる。「モバイルシアター」の主な仕様は次の通り。OSはAndroid 4.4.4。CPUはMSM8974(クアッドコア、2GHz)。内蔵メモリは2GB。ストレージ容量は16GB。外部ストレージはmicroSDXC(64GB)。サイズ/重量は、高さ約131mm×幅約134mm×厚さ約33.3mm/約579g。ディスプレイサイズは約5インチ。ディスプレイ解像度は1,280×720ピクセル。最大輝度は200ルーメン。投影サイズは最大120インチ。スピーカーを内蔵。カラーバリエーションはシルバー1色。通信面では、FDD-LTE(900MHz/2.1GHz)、W-CDMA(900MHz/2.1GHz)、AXGP(2.5GHz)をサポート。そのほか、Bluetooth 4.0、IEEE802.11a/b/g/nに準拠したWi-Fiに対応している。(記事提供: AndroWire編集部)
2015年05月19日カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)は5月19日、Tカードがチケットになる「Tチケット」が、ホテルオークラ東京が7月23日に開催するイベント「Castel Discotheque」にて導入されることを発表した。「Tチケット」がホテルのイベントにて導入されることは、今回が初の取り組みとなる。「Tチケット」とは、Tカード番号が登録されたYahoo! JAPAN IDで専用サイトにログイン後、希望するイベントなどをオンライン上で予約・決済し、当日は、入場時に提示するTカードが入場チケット・IDとして認証されるサービス。2014年11月17日にリリースされ、東京都・新木場にて開催された「TSUTAYA presents カオスフェス2014 ~Tカードで全員入場だよ~」にて導入された実績をもつ。今回「Tチケット」を導入するイベント「Castel Discotheque」は、ホテルオークラ東京の本館建替え記念事業「This is Okura」300 Days Project イベントの一環として、70年代の伝説のPrivate Discotheque, Castel Tokyoを一夜限りで復活させるというもの。Tカードを保有する人は、5月20日よりパソコンやスマホ、タブレットから「Castel Discotheque」のTチケット購入サイトで前売り券を入手し、購入時に登録したTカードを入場の際に提示すると、そのままチケットとして入場することができる。また、同社は、TSUTAYAでクラブミュージックやジャズなどをレンタル・購入した人を対象に、同イベントの案内を配信するなどTカードユーザーへのプロモーションを実施することで、「Castel Discotheque」への来場促進を図る考えだ。
2015年05月19日Googleに続いてMicrosoftも検索サービスBingでWebサイトのモバイル対応度(モバイルフレンドリー)を重視するように検索アルゴリズムを変更する。Bingでもモバイルデバイスからの検索が増加している。しばらく前からBingのモバイル検索の結果に「Mobile-friendly (モバイルで使いやすい)」というタグを表示し始めたところ、ユーザーがモバイルフレンドリーなページを好み、またモバイルフレンドリーなページを上位に表示するほどにより早くモバイルユーザーが満足する結果にたどり付けることが明らかになった。そこでBingのモバイル検索結果の表示順決定にモバイルフレンドリーをシグナルとして考慮することにした。公式ブログにおいてShyam Jayasankar氏が、モバイルフレンドリーの4つの要素を挙げている。1つめは「ナビゲーション」。スマートフォンの画面でもタップしやすく、ナビゲーション要素の違いを見分けられるように、メニュー、ボタン、リンクを大きく表示する。2つめは「可読性」。拡大することなく本文を読めるように、フォントサイズやviewport設定に気を配る。3つめは「スクロールしやすさ」。横方向にもスクロールしなければならないページは読みにくいため、コンテンツをデバイスの幅に収める。よくデザインされたモバイルフレンドリーなページは、ポートレート、ランドスケープどちら向きでもスクロールしやすいという。4つめは「モバイル互換」。たとえば、iOSデバイスではFlashコンテンツを再生できない。モバイルデバイスでもコンテンツを楽しめるように互換性を確保する。Bingの格付けアルゴリズムによってモバイルフレンドリーであると判断されるためには、上記の4つの要素が満たされている必要があるという。ただし、モバイルフレンドリーなページ向けにランキングを見直す一方で、引き続きユーザーが必要としている情報にアクセスできるようにランキングシグナルのバランスを調整するという。モバイルフレンドリーなページでなくても、検索クエリに対して関連性の高いページは変更後も結果の上位に表示される。モバイルフレンドリー向けのアルゴリズムの変更が完了するまでには数カ月を要する見通しだ。今後Bingの公式ブログを通じて、Mobile Relevanceチームがロールアウトに関する情報を提供するほか、Webマスターがそれぞれのページのモバイル対応を確認できるように分析ページを用意するという。
2015年05月15日ソフトバンクモバイルは5月14日、タブレットとクラウドを利用して一括配信管理ができるクラウド型デジタル・サイネージ・サービス「ビジュアモール クイックサイネージ」を、AndroidおよびWindows搭載デバイスに対応させたと発表した。なお、Windows搭載デバイスへの対応は2015年6月の予定。今回のマルチ・プラットフォーム対応により同サービスで利用可能なデバイスの種類が大幅に増えるため、ユーザーは用途に合わせて最適な端末を選択可能になるという。例えば、Androidを搭載したPOP端末と店頭設置用のWindows搭載の大型ディスプレイを組み合わせるなど、汎用的な端末でデジタル・サイネージのシステムを導入・運用できるとしている。また、静止画や動画を組み合わせた画面分割を利用して複数コンテンツを同時に表示させることで、より訴求力の高い情報の発信が可能になる。さらに、AndroidおよびWindows搭載デバイスではアプリケーションの自動起動が可能なため、遠隔操作による再起動など不具合が生じた際の対応が迅速かつ容易になる。同サービスの利用料金は、初期費用が3万円、管理者権限およびアプリケーション・ビューワ5ID、ストレージ2GBを含む月額費用は3万4,000円から(いずれも税別)。
2015年05月14日富士フイルムは5月11日、ミラーレスカメラ「FUJIFILM X-T1」と「FUJIFILM X-T1 Graphite Silver Edition」(以下、X-T1)の最新ファームウェアについて告知した。6月下旬から無料で提供開始する。今回発表された新ファームウェアは、X-T1のAF性能を一新する「新AFシステム」の搭載と、操作性の向上がメインとなっている。バージョンは4.00だ。新AFシステムでは、全77点のAFエリアを用いて動いている被写体を捉える「ゾーン」と「ワイド/トラッキング」を新たに搭載。「ゾーン」使用時は、全77点のAFエリアから任意の位置に3×3 / 5×3 / 5×5のゾーンエリアを設定可能だ。コンティニュアスAF(AF-C)と組み合わせることでゾーンエリアの中央で捉えた被写体に追従し続ける。「ワイド/トラッキング」使用時は、カメラが自動で被写体を判別。シングルAF(AF-S)と組み合わせるとAFエリアの中でピントが合ったエリアを表示する「ワイド」撮影、コンティニュアスAF(AF-C)と組み合わせると任意に選択した1点のフォーカスエリアで捉えた被写体を追従し続ける「トラッキング」撮影が可能だ。AF精度が改善されており、より高精度なピント合わせを行える。像面位相差AFの明るさ追従範囲は、従来の2.5EVから0.5EVまで拡大。より暗いシーンやコントラストの低い被写体でも、位相差AFによる高速な合焦が可能だ。人間の瞳を自動検出してピントを合わせる「瞳AF」も追加した。動画撮影時のAFは、アルゴリズムを最適化したことで、より自然でスムーズになった。そのほか、「オートマクロ」を新たに備え、被写体との距離に応じて自動でマクロモードに切り替え可能だ。操作性も向上させ、タイム撮影時にコマンドダイヤルを操作することでシャッタースピード全域(30秒~1/32,000秒)に変更可能になったほか、マニュアル露出かつISO感度オート設定時に露出補正ダイヤルから露出補正を行えるようになった。
2015年05月11日