サイボウズは10月14日、グループウェア「サイボウズ Office」の最新バージョン「10.2」をリリースすると発表した。パッケージ版が同日に提供が開始され、クラウド版は10月12日にアップデートされている。今回のバージョンアップでは、「商談進捗管理」「クレーム管理」などの業務アプリケーションを自由に作成できる「カスタムアプリ」のデザインや表示が強化された。業務にあわせてアプリケーションを作成できる機能[カスタムアプリ]では、背景と罫線をアプリごとに設定できるようになったほか、項目行を固定してスクロールさせることが可能になった。そのほか、「スケジュール」でが予定メニューに指定できる色パターンが増え、掲示板、メッセージ:特定のユーザーを都度宛先指定してコメントを書き込むことが可能になった。あわせて、ベータ版として公開していたリマインダー「Cybozu Desktop」がバージョン2.0を正式版としてリリースされることが発表された。Windows版では、プログラムが自動更新される「ClickOnce」を採用しており、Mac版も提供されている。
2014年10月14日○SharePoint OnlineのSNS機能Office 365のSNS機能は「ニュースフィード」として実装しています。ニュースフィード機能は、サブサイトとしてニュースフィード専用のサイトを構築することもできますし、Office 365の各ユーザーサイト(個人サイト)内で利用することもできます。ここでは、ユーザーサイトのニュースフィードを使う方法を紹介します。ユーザーサイトのニュースフィードは、SharePoint Onlineの標準機能であるため、SharePoint Onlineのユーザーであれば、だれでも特別な設定を必要とせずに使えます。ただし、SharePoint Onlineの個人サイト機能の一部であるため、一度もSharePoint Onlineの機能を使ったことがないユーザーが使用するときは、「ニュースフィード」をクリックしたときにSharePoint Online個人サイトの自動セットアップが起動し、使える様になるまで数分間かかります。サイト、OneDriveなどを使ったことがあれば、セットアップ済みです。なお、Office 365ではSharePoint Onlineに標準のSNS機能である「ニュースフィード」以外に、エンタープライズ向けSNSとして世界的に普及しているYammerを利用することもできます。○ニュースフィードへの投稿ニュースフィードへの投稿は簡単です。基本的に、メッセージを入力し、必要に応じて画像ファイルを添付して、「投稿」ボタンをクリックするだけです。(1)Office 365にサインインし、「ニュースフィード」をクリックします。投稿するメッセージを読ませたい対象を「共有相手」で選択します。同じテナントの全ユーザーが読める様にするには、「すべてのユーザー」選択します。(2)メッセージを入力します。文章を改行するときはEnterキーを押して下さい。画像を添付するときは、カメラアイコンをクリックします。なお、Shiftキーを押しながらEnterキーを押すと、メッセージを即時投稿します。(3)画像を添付のカメラアイコンをクリックしたときは、「参照」ボタンで画像ファイルを選択し、「アップロード」ボタンをクリックします。(4)メッセージの入力、必要な画像のアップロードが終了したら、「投稿」をクリックします。(5)投稿が完了したニュースフィードの例。投稿内容を削除するときは、メッセージ右上の「×」ボタンをクリックします。○ニュースフィードの購読今度は、投稿されたニュースフィードを閲覧する方法を紹介します。「ニュースフィード」をクリックすると、まず「フォロー中」のユーザーの投稿だけを表示します。「フォロー」は、特定のユーザーの投稿を継続して購読するための設定です。(6)フォローしていないユーザーの投稿を閲覧するためには「すべてのユーザー」をクリックします。また、Facebookやmixi、Yammerなどの一般的なSNSと同様に、「いいね!」をクリックして、投稿に対する評価を設定できます。(7)投稿者をフォローするには、投稿下部の「○さんをフォロー」をクリックします。(8)フォロー設定が完了すると、右上にポップアップメッセージを表示します。(9)投稿表示欄にもフォローしている旨を表示します。○投稿に返信する投稿対するコメントをつけることを、ニュースフィードでは「返信」と呼びます。返信すると、ニュースフィードにコメントとして投稿するだけでなく、投稿者にメールで通知します。(10)投稿に返信(コメント)するときは、「返信」をクリックします。(11)メッセージを入力して投稿します。投稿方法は、(2)~(4)の投稿手順と全く同じです。(12)投稿者のニュースフィードにも「返信」が表示されます。(13)投稿者には、返信があった旨、自動的にメールでも通知されます。○メンション特定のユーザーを宛先とした投稿をメンションと呼びます。投稿するメッセージ内に、宛先を埋め込みます。ただし、その宛先のユーザーだけが読めるわけではなく、あくまで、投稿自体は「共有相手」全員が読めます。ただし、メンションで指定したユーザーには、投稿だけでなくメール通知も届きます。特定のユーザー宛のメッセージであると同時に、皆に周知する必要がある内容などを投稿する際に利用します。(14)メンションを投稿するには、投稿メッセージに「@名前」と入力します。ここで入力する名前は、ユーザー名(メールアドレス)ではなく表示名です。たとえば、「yamada.taro@mynavi365.local」というユーザーの名前が「山田太郎」として設定されている場合、「@yamada.taro-@mynavi365.local」ではなく「@山田太郎」と入力します。それ以外は、通常の投稿と同じです。(15)メンションの投稿については、宛先のユーザーにはメールで着信通知が届けられます。(16)「ニュースフィード」で、「メンション」をクリックすると自分宛の投稿の絞り込み表示できます。
2014年10月08日米Microsoftは10月1日(現地時間)、Officeの新しいアプリ「Sway」を発表した。これは、インタラクティブなWebベースのプレゼン資料を作成できるアプリで、アイデアをまとめて洗練された資料として作成し、それを容易に共有できるという。同日、招待のみの限定プレビューとして提供を開始した。SwayはOfficeスイートに新たに加わるアプリとなる。PowerPointとは異なり、Web、マルチメディア、ソーシャル志向の強い新しいツールで、Webベースの画面にインタラクティブで洗練された外観を持つ資料を作成できる。Webインタフェースまたはネイティブアプリケーションを利用して、「OneDrive」をはじめ、ソーシャルネットワークやローカルにあるファイルやコンテンツを容易に挿入でき、レイアウトやフォーマットを自動で調整するデザインエンジンも備える。インターネットに接続した端末からアクセスして編集や閲覧ができるのも大きな特徴で、PCで作業中のファイルにモバイルでアクセスしてメディアの挿入や編集を続けるといったことが可能。Microsoftのモバイルファースト/クラウドファースト戦略に沿ったものと言える。Swayは現在限定プレビュー(ベータ)であり、希望者はWebサイトよりインビテーションを申し込むことができる。
2014年10月03日米Microsoftは1日(現地時間)、Officeファミリーの新しいソフトウエア「Office Sway」を発表、招待制のベータテストプログラム「Sway Preview」を開始した。SwayはMicrosoftのSatya Nadella氏(CEO)が推進する「モバイル優先、クラウド優先」に沿った新しいOfficeツールと言える。クライアントアプリケーションとクラウドサービスが連携し、ユーザーは簡単にメディアリッチでインタラクティブなWebベースのプレゼンテーションをデザイン・作成・共有できる。例えば、これまでメディアリッチなプレゼンテーションを作成する場合、写真や動画などを1つのデバイスに集め、レイアウトを考え、それに合わせて写真や動画を編集し、プレゼンテーションファイルにまとめていた。Swayは、そうした手間なく、様々なソースからコンテンツを投げ込み、調整するだけで、生き生きとしたプレゼンテーションに仕上げられる。WebベースのSwayのキャンバスには、幅広いデバイス、幅広いソースからコンテンツを追加できる。PC内のコンテンツはもちろん、iPhone版のSwayアプリを使ってiPhoneで撮影した写真を入れたり、OneDrive、Facebook、Twitter、YouTubeといったクラウドからも、タップやクリック、ドラッグ&ドロップなどの簡単な操作で追加できる。それらを内蔵のデザインエンジンが分析し、自動的に見栄えの良いレイアウトに整えてくれる。コンテンツの位置や順番の変更、インタラクティブ機能の追加もドラッグ&ドロップやタップで完了する。Webべースだから、作成したSwayはWebやソーシャルネットワーク、デバイスにシームレスに統合でき、またリンクを送ることで簡単に共有できる。ダイナミックなSwayのデザインは、縦向き・横向き、スクリーンの大小の違いに柔軟に対応し、スマートフォンからPC、大きなディスプレイまであらゆるデバイスで美しく表示される。Sway Previewは、Sway.comを通じて誰でも参加を申し込める。MicrosoftはSwayで、Webとデバイスの時代に応じた新しいアイディアの表現方法を目指しており、ユーザーの声を積極的に開発に取り入れていくとしている。今後は対応するコンテンツソースや対応言語を拡大、スタイルおよびレイアウトを拡充し、またOfficeファミリーのソフトウエアの1つとしてビジネスユーザー向けの機能を追加するという。
2014年10月02日日本マイクロソフトは1日、日本市場向けオフィススイート「Office」の新製品を発表する「New Office Press Briefing」を開催。プレインストール版とサブスクリプション制度を融合させた新しい提供形態などを明らかにした。関連記事■Core i3版「Surface Pro 3」、10月17日にOffice 365付きで発売■日本マイクロソフト、サブスクリプション版含む日本市場向け新Officeを発表■日本マイクロソフト、iPad用Officeアプリを2014年内に国内発売かつて日本マイクロソフトが、日本国内・個人向けOffice 365を初めて公にしたのは、2014年7月に開催した新年度経営方針記者会見だった。日本マイクロソフト 代表執行役 社長の樋口泰行氏は、大手企業や教育機関などがOffice 365を採用しつつあることをアピールしながら、「日本市場に最適化した『Office 365 for Consumer』を2014年内にリリースする」と発言。担当役員であるコンシューマー&パートナーグループ オフィスプレインストール事業統括本部長の宗像淳氏も「国内はプレインストール版Officeが多いため、パートナーと培ってきた関係性を維持しつつ、Office 365 for Consumerの発売を目指す」と語っていた。それから3カ月。10月1日に「New Office Press Briefing」と題した記者会見を行い、日本市場向けOffice 365を発表した。概要を説明する前に、まずはOffice 365の立ち位置から解説しよう。Office 365が発表されたのは2010年10月。デスクトップアプリのMicrosoft Officeスイートを月額課金で使用可能にするエディションと、Exchange ServerやSharePoint Serverなどのサーバープランも同時に提供するエディションが複雑に絡み合っているため、正直分かりにくい。今回発表されたのは、米国のMicrosoft本社が提供している個人向けOffice 365とは異なり、日本独自の構成を採用した。○日本市場に最適化したOffice 365日本国内での名称は「Office PremiumプラスOffice 365サービス」(以下、Office Premium)」と、「Office 365 Solo」である。米国とはまったく異なる日本独自のエディションなので、はじめに概要を紹介しておく。今回の新Officeは、従来と提供形態が変わっただけで、少なくとも発表時点では機能的な強化点はないとのことだ(現行のOffice 2013と同等)。Office Premiumプラス Office 365サービスOffice 365 SoloOffice Premiumは「永続的に使用できるデスクトップアプリ+1年間のOffice 365サブスクリプション(購読)」。Office 365 Solo は「デスクトップアプリ+Office 365サブスクリプション、いずれも1年間」、と述べると分かりやすいだろう。今までのパッケージ版を使ってきたユーザーは違和感を覚えるかもしれないが、プレインストール版ユーザーの場合、1年間のOffice 365サービスが付いてくる。細かい計算は飛ばして、OneDriveのディスク容量プランを1TB追加すると22,800円/年、Skypeの通常回線通話料金は1時間135.6円のため、年間では約1,627円の無料使用権が付属する仕組みだ。(2年目以降は有料と言いつつも)お得なサービスと言えるだろう。米国のOffice 365と構成が異なる理由として、日本マイクロソフト 代表執行役 社長 樋口泰行氏は「(同社の調査によれば)日本市場は約94パーセントのPCにOfficeがインストールされている。だが、米国のOfficeユーザーは30パーセント以上がサブスクリプションを選択し、毎四半期で100万人以上が移行中。そして米国本社との連携や日本市場を踏まえた上で、独自の構成を用意した」と述べた。なお、Office Premiumのエディション構成は下記のとおり。Office 365 SoloのPC版はOffice Personal Premiumと同等の構成となり、Mac版はOffice for Mac 2011と同じWord/Excel/PowerPoint/Outlookが含まれる。ちょうどOffice Personal PremiumとOffice Home&Business Premiumの中間に位置する内容だ。「Office 365 Home」の最大ユーザーは5人だが、Office 365 Soloは2台に制限されている。この点について質問があがると、日本マイクロソフトの担当者は「日本の場合、5台も使うユーザーは少ない。1人が使うデバイスとして2台が最適と考えている」と回答した。○米MicrosoftのCEOも登壇。エコシステムをアピール今回の発表会はOffice 365が主役だが、もう1つの目玉がSatya Nadella氏の訪日だ。筆者の記憶が確かなら、同氏が訪日し、メディアに登場したのは今回が初めてである。登壇したNadella氏は、CEO就任以来掲げている「モバイルファースト、クラウドファースト」について語った。その内容は過去の寄稿記事と重複するため割愛するが、Nadella氏は「日本はOfficeがもっとも活用されている国の1つ」と評価しつつ、「Office for iPad」の日本語版を2014年内にリリースすることを明らかにした。会場ではOffice for iPadのデモンストレーションも披露。基本的には2014年3月にリリースしたものと変わらないが、日本語版UIや利用シナリオに応じて厳選したリボンを表示する仕組みをアピールしていた。なお、文書ファイルの閲覧は無料だが、編集時はOffice Premiere/Office 365 Soloのサブスクリプションライセンスが必要となる点も同じである。Nadella氏がスピーチした「モバイルファースト、クラウドファースト」は文字どおり、iPadやWindowsタブレット、およびクラウドとインフラが欠かせない。マルチプラットフォーム化を目指すMicrosoftにとって、サブスクリプションタイプのOffice 365とOffice for iPadの存在は大きいはず。そのため、今月(2014年10月)の17日とかなり早いタイミングでリリースするのだろう。なお、日本マイクロソフトのSurfaceや各社Windows PC/タブレットのプレインストール版Officeも、同日から順次Office Premiumに切り替わる。樋口氏やNadella氏が言うように、Officeのシェア率が高い日本国内において、Office Premium/Office 365 Soloが浸透するか否か…。これは「最初から全部入りが好まれる」日本という地域で、サブスクリプションに対する理解度をいかに高められるかと、そのための継続的かつ丁寧な説明が求められる。阿久津良和(Cactus)
2014年10月01日日本マイクロソフトは1日、12インチタブレット「Surface Pro 3」の一般向けモデルに「Office Premium プラス Office 365 サービス」を搭載すると発表した。発売日は10月17日。参考価格は従来と同じで据え置かれる。発売に先立ち、10月2日午前0時より、全国量販店グループ、Microsoft Store経由で予約受付が行われる。Office Premium搭載モデルは、Officeデスクトップアプリがプリインされており、利用期間中は永続的に、Word、Excel、Outlook、PowerPoint、OneNoteといった最新版のOfficeデスクトップアプリへのアップデートが行えるのが特徴。さらに、Office 365サービスとして1年間、1TBのオンラインストレージOneNoteが無料利用できるほか、マルチデバイスでのOffice製品の利用(iPhone、iPad、Android)、月間60分間のSkypeでの無料通話(固定電話のみ)、無償サポートアンサーデスクが提供される。2年目以降は、5,800円(税別参考価格)でサービス部分の継続利用が可能。Office Premium搭載モデルの参考価格は以下のとおり。Core i3が91,800円、Core i5のメモリ4GB・ストレージ128GBが111,800円、Core i5のメモリ8GB・ストレージ256GBが139,800円、Core i7のメモリ8GB・ストレージ256GBが164,800円、Core i7のメモリ8GB・ストレージ512GBが202,800円。
2014年10月01日日本マイクロソフトは1日、日本市場向けの新Microsoft Office「Office Premium プラス Office 365 サービス」と、サブスクリプション型のMicrosoft Office「Office 365 Solo」を発表した。発売日は10月17日で、予約は2日より開始。いずれも日本市場のみで提供する。米Microsoft CEOのNadella氏も登場した、Microsoft Officeのメディア向けブリーフィング「New Office Press Briefing」で明かされたもの。「Office Premium プラス Office 365 サービス」は従来型のMicrosoft OfficeプリインストールPCと、クラウド型の「Office 365」を組み合わせたOffice製品。「Office 365 Solo」は、1年ライセンスによるサブスクリプション提供となるOffice製品だ。○Office Premium プラス Office 365 サービスOffice Premium プラス Office 365 サービスは、パートナー各社のWindows PCおよびSurface Pro 3にプリインストールされるモデル。購入したPCを使用している間は永続的に利用できる「Microsoft Office」に加え、オンラインストレージ「OneDrive」1TB分、マルチデバイスでのOffice製品(iPhone版、Android版、2014年内に提供予定のiPad版)、Skype月間60分無料通話、回数無制限の無償サポート「アンサーデスク」が利用できる「Office 365サービス」の1年版が付属する。ラインナップは、Microsoft Office Personalがベースの「Office Personal Premium プラス Office 365 サービス」、Microsoft Office Home & Businessがベースの「Office Home & Business Premium プラス Office 365 サービス」、Microsoft Office Professionalがベースの「Office Professional Premium プラス Office 365 サービス」の3種類。なお、2年目以降の「Office 365サービス」は、税別5,800円/年を支払うことで、継続利用できる。○Office 365 SoloOffice 365 Soloは、既に米Microsoftが4月に提供している「Office 365 Personal」の日本版となる、個人向けのサブスクリプションサービス。ライセンスは1年版のみとなり、契約期間中は無償で最新版のデスクトップ版OfficeおよびOffice 365サービスが使用できる。なお、デスクトップ版OfficeはWindowsまたはMacに対応し、計2台までインストールできる。価格は税別11,800円(1年ライセンス)。販売はMicrosoft Storeのほか、Apple Store、アマゾン ジャパン、エディオン、ケーズホールディングス、上新電機、ピーシーデポ コーポレーション、ビックカメラ(グループ会社含む)、ヤマダ電機(グループ会社含む)、ヨドバシカメラなど、Office 365 Solo販売パートナー各社。
2014年10月01日日本マイクロソフトは10月1日、都内で記者会見を開き、iPad向けOfficeアプリの提供と、クラウド版Office「Office 365」の1年契約を付随したプリインストールソフト「Office Premium」の提供を発表した。iPad向けOffice「Office for iPad」の提供は2014年内を予定している。同時に発表された、クラウド版Office 365の個人向け1年契約バージョン「Office 365 Solo」や、Office 365の1年契約を付随して、通常のプリインストールOfficeソフトの永続ライセンスバージョン「Office Premium」は、10月17日に発売する。プリインストールされる「Office Premium」については、10月17日以降の出荷PCに順次インストールされるほか、マイクロソフトが提供するSurface Pro 3についても、「Office Premium」を搭載して価格据え置きのまま出荷される予定だ。会見には、2月に米Microsoft CEOに就任したサティア・ナデラ氏と日本マイクロソフト 代表執行役 社長の樋口 泰行氏が登壇。ナデラ氏は、「日本は、家庭でもOfficeがよく使われていており、本日発表したものは素晴らしいないようだと思っている。もちろん、このプロダクトを使ってもらってわかっていただく必要がある。2500名の日本法人の社員と1万5000のパートナー企業とともに、(マイクロソフトの)プラットフォームがより拡がっていくことを期待している」と語り、新製品への期待感を口にした。一方で、樋口社長は、「今回の日本市場に最適化したクラウドに対応した"New Office"。Office Premiumはプリインストール版の新しい形で、永続ライセンスも付く。Office 365も1年間そのまま使えるため、One Driveの1TB容量も活用してほしい」とし、新Officeに対する意気込みを口にした。その後、日本マイクロソフト Office ビジネス本部 エグゼクティブ プロダクト マネージャーを務める松田 誠氏が完全に日本語化されたOffice for iPadのデモンストレーションを披露。ExcelとWord、PowerPointが、互換性を気にすることなく利用できる点を強調していた。デモンストレーション中に、松田氏の後ろで様子を見守っていた樋口社長は、デモ終了直後に「これだけ長い時間、アップルの製品を使ってプレゼンテーションを行なったのは初めてだ(笑)」と話し、記者の笑いを誘ったあと、「もちろん、Windowsタブレットの方が生産性は高いですよ」とアピールを忘れなかった。
2014年10月01日日本マイクロソフトは1日、都内で「New Office Press Briefing」を開催し、日本向けに設計された新しい「Office」を発表した。会場では、来日した米MicrosoftのCEO、サティア・ナデラ氏がスピーチを行った。日本マイクロソフト 代表執行役 社長、樋口泰行氏は、「新しいOfficeは日本市場向けに最適化したもの」と強調し、ラインナップとして「Office Premium」と「Office 365 Solo」を発表。同時に、「Office for iPad」(日本語版)を2014年内にリリースすることも明らかにした。各製品の詳細とNew Office Press Briefingの模様は、追って報告する。
2014年10月01日○Office 365のプロフィールこれまで、Office 365のSharePoint Onlineを活用して、掲示板やファイル共有などの情報共有、コラボレーションの活用を紹介してきました。SharePoint Onlineには、もう一つ、個人ベースの情報発信、情報共有機能があります。それは、SNSサービス機能です。現在のネット環境はmixiやFacebookを初めとして、SNS全盛と言っていい状態です。そして、SharePoint OnlineにもSNS機能があるのです。基本的に、Office 365は同じ組織のメンバーだけが利用するグループウェア的な使用範囲で活用することが多いと思います。そうした環境でSNSを利用することには賛否両論あるかもしれません。職場の同僚には必要以上にプライベートな情報を知られたくない、という人もいるでしょう。一方で、多少なりともプライベートな情報…たとえば趣味の活動や、家族旅行、地域活動やボランティア活動を知ってもらうことで、社員同士の親近感が生まれ、仕事仲間の信頼感やチームワークの向上に大きな効果をもたらすかもしれません。また、プライベートな情報に言及しないとしても、各メンバーがかかわっているプロジェクトの進捗状況や問題点などをSNSで報告したり、経営者などマネジメントに関わるスタッフが組織の経営について各種の情報をSNSで発信したりすることも、使い方次第で、組織の情報共有、団結力の向上に有用なツールとなります。今回は、SNSそのものの機能を紹介する前に、まず、個人プロフィールの設定を紹介します。発信者の個人プロフィールのないSNSは意味がありません。○基本情報の設定Office 365に登録する個人情報には、Office 365のユーザーアカウントの属性と言える基本設定と、Office 365のコミュニケーションサービスでコミュニケーション相手に表示するプロフィール設定があります。SNS等のコミュニケーションサービスで必要なのはコミュニケーション用のプロフィール設定ですが、このプロフィール設定の情報の一部は基本設定から自動的に転記されるのです。そこで、ここではまずOffice 365の基本設定から確認します。その基本設定の中でも、必要最小限の項目は、Office 365管理者がユーザーアカウントを作成するときに設定済みです。(1)Office 365にサインインし、設定ボタン(歯車ボタン)をクリックして、「Office 365の設定」メニューをクリックします。(2)「Office 365の設定」ページで、左側のサイドメニューから「自分」をクリックします。右側の項目に必要事項を入力し、「保存」ボタンをクリックします。必須項目には赤色の*印が付いており、省略できません。*項目については、Office 365管理者が入力済みですが、自分で変更することもできます。「連絡用電子メールアドレス」には、必ずOffice 365以外のメールアドレスを設定してください。これは、トラブルが発生してOffice 365でメールを受信できなくなったときに対応するための連絡先です。(3)なお、(*項目以外で)不要な設定内容を削除するときは、テキストボックスの文字を削除するのではなく、削除したい項目のテキストボックスをクリックしたときに表示される「×」ボタンをクリックしてください。○プロフィールの設定Office 365の個人情報設定が終了したら、プロフィールの設定を行います。(4)Office 365の自分アイコンをクリックして、「自分について」メニューをクリックします。(5)左側サイドメニューの「プロファイル」をクリックして選択し、プロファイルウインドウの「編集」をクリックします。(6)基本情報から入力します。「詳細の編集」ページで「基本情報」をクリックし、必要事項を入力してください。ただし、「名前」、「勤務先の電話番号」などの情報は、手順(1)の「Office 365の設定」でなければ編集できません。写真画像を表示するには、JPEGファイルのポートレートを用意して「写真を交換する」をクリックします。(7)「写真を交換する」をクリックしたら、ダイアログウインドウで「参照」ボタンをクリックし、写真画像ファイルを選択して「アップロード」ボタンをクリックします。(8)写真画像をアップロードした例。(9)次に、「詳細の編集」画面で、「連絡先の情報」をクリックし、連絡先を設定します。ドロップダウンリストで、情報の公開範囲も選択できます。(10)「詳細」をクリックして、その他の詳細情報を入力します。(11)SNSの活用に関する詳細項目を設定するときは「…」をクリックして「ニュースフィードの設定」をクリックします。(12)SNSサービスの「ニュースフィード」に関する各種設定を行うことができます。主に、ニュースフィードに変化があったときのメール通知と、ニュースフィードにおける共有設定が中心になります。ニュースフィードについては、次号で紹介していきます。こうした「詳細の編集」画面の設定をひととおりすませたら、最後に、「すべて保存して閉じる」ボタンをクリックしてください。(13)できあがったプロフィールが表示されます。SNSサービスを使ってコミュニケーションをとる際、自分に関する情報として、このプロフィールがコミュニケーション相手に表示される様になります。(14)最後に、ウインドウ右上の自分ボタンをクリックして、自分ボタンの「変更」をクリックし、ここにも自分の写真を登録してください。
2014年10月01日Office 2003搭載PCを使い続けている人は17.6%(88人)――。マイナビニュース会員500人の「Office 2003現役稼働率」を前回のレポートでお伝えしたが、その88人のうち、「4月9日でサポートが終了する」ことを知らない人はどのくらい存在するのか、調査結果をさらに紐解いてみた。Office 2003搭載PCを現役で使い続けている88人を対象に、「4月9日にマイクロソフトがOffice 2003のサポートを終了することを知っていますか?」との質問をぶつけてみたところ、「知っている」の回答は58.0%(51人)、「知らない」は42.0%(37人)だった。これは、Windows XPにおける調査結果――「知らない」が16.8%(29人)よりも高い数字となっており、弊誌を含めて告知・報道するのは「XPサポート終了」がメインで、「Office 2003 サポート終了」がサブという傾向の現れかもしれない。母数をアンケート開始時の500人にして計算しなおすと、サポート終了を知らずにOffice 2003を使い続けているのは全体の7.4%となる。次に、同じ88人を対象にサポート終了後もOffice 2003を使い続けることのリスクなどについて、あらかじめ用意した選択肢を選んでもらった。75.0%(66人)が「ウイルスに感染しやすくなる」を選ぶなど、セキュリティリスクに関して認知している人は多いようだ。意地悪ではあるが、ITリテラシーを問うための"引っ掛け"として「新しいファイルが保存できなくなる」「Office 2003が起動しなくなる」を用意したが、それぞれ15.9%(14人)、18.2%(16人)が選んでいる。実際には、4月9日以降もOffice 2003で新しいファイルを保存したり、Office 2003を起動することは可能だ。ただし、前述のようにセキュリティリスクがあるため、新しいOfficeへ移行していただきたい。調査時期:2014年3月14日~2014年3月16日調査対象:マイナビニュース会員調査数:500件調査方法:インターネットログイン式アンケート
2014年03月25日マークスタイラーが新たに発信する、26歳~36歳のファッションアディクトに向けたレディースブランド「The Dayz Tokyo」のウェブサイトとオンラインショップが2月10日にOPEN。本日2月3日よりカウントダウンページを見ることができる。「The Dayz Tokyo」のコンセプトは、ディレクター・大塚良子が手がける、モード/ヴィンテージ/ロックをキーワードに、ファッションを楽しむ大人に愛されるもらえるようなハイセンスなセレクトショップ。オリジナルブランド「The Dayz Tokyo」のほか、大塚自身でセレクトしたアメリカ、パリ、ロンドン、カナダ、オーストラリアといったさまざまな国のブランドのアイテムが販売される。また、カウントダウンページでは2月10日のOPENに向けてのキャンペーンを現在展開中。2月7日までにメルマガ登録したユーザーは、2月8日と2月9日のプレオープンに招待され、今回展開される商品やThe Dayz Tokyoの世界をいち早く体験することができ、さらにオンラインショッピングも可能。そのほか、¥15,000以上買い物をしたメルマガ会員のみ・次回の買い物で使用できる1,000ポイントプレゼント・トラベルセット(ノベルティ)抽選で50名にプレゼント・ヴィンテージなどの一点物を先行販売といった特典がつく。今までのマークスタイラーとは一味違う、オリジナルブランド+セレクトならではの「The Dayz Tokyo」は、目の肥えたファッション好きの女性の心も飽きさせることなく、常に違った表情を見せてくれると期待される大注目のブランド。今から是非チェックしてみよう。詳細は The Dayz Tokyo公式サイト へ■大塚 良子 プロフィール17歳より女優/タレントとして活動。カタランの歴史と文化に惹かれ、スペイン留学を経験。その後の人生観やファッションに多大な影響を受けることになる。2005年独自のファッションセンスを活かしアパレルの世界へ。アタッシュ・ドゥ・プレス、レディースブランドMD、セレクトショップバイヤーなどを経て、2012SSシーズンより、オリジナル商品とインポートセレクトを扱う【The Dayz tokyo】のディレクターに就任。 大塚良子オフィシャルブログ
2012年02月03日