NECは9月4日、顔検出/顔照合ソフトウェア開発キットである「NeoFace」に顔認証アルゴリズムを搭載し、新バージョンとして販売開始した。なお、同アルゴリズムは米国標準技術研究所(NIST)による顔認証技術ベンチマーク・テスト(FRVT2013)で第1位を獲得し、世界最高レベルにあると同社はいう。新製品は、真正面ではないやや横向きの顔画像や解像度が低い画像、照明が暗い場所など、厳しい撮像環境での認証精度の改善や、大規模データベースでの照合速度の向上など、性能を大幅に強化したとのこと。同製品は、ベンチマーク・テスト第2位のアルゴリズムと比べて1/8のエラー数、ベンチマーク・テスト参加の全アルゴリズムの中で最高速、従来のバージョンと比べて1対Nの認証精度が28%向上、同じく1対1の認証エラー率を2/3低減といった特長を持つ。同製品の利用により、官公庁から地方公共団体、民間企業まで、大小多様なシステムに、出入国管理や本人確認といった幅広い用途で顔認証を容易に組み込むことができ、利便性とセキュリティ性の向上を実現するとしている。
2015年09月07日米Nok Nok Labs Inc.(NNL)はこのほど、日本に拠点を開設すると発表した。これまで米国から行ってきたサポートを日本から提供する。同社は生体認証などを利用したオンライン認証技術の標準化団体「FIDO Alliance」の創設メンバー6社の中の1社。FIDO Allianceはパスワードではなく、公開鍵暗号と生体認証などの技術を利用し、サーバを介して認証を行う新方式を推進している。参加企業は順調に増え、マイクロソフトやGoogle、PCメーカー、スマートフォンメーカー、決済ソリューションを提供するPayPal、アリババの支払いソリューションを担当する支付宝といったサービスプロバイダー、NTTドコモなどの携帯キャリアを含め、全世界で210社以上が参加している。NNLはFIDO Allianceの技術を活用しビジネスを展開。「パスワードに比べ強固な認証技術であり、これを採用した企業にとってはブランドロイヤリティの向上、エンドユーザーとのエンゲージメント確立、ユーザー当たりの収益拡大の実現といったメリットを生む」(NNL 社長兼CEO フィリップ・ダンケルバーガー氏)と、そのメリットをアピールする。日本の拠点はNNLのビジネス・デベロップメント担当ディレクターの宮園 充氏が担当する。すでにNNLのソリューションを採用しているNTTドコモなど既存顧客へのサポートを拡充するとともに、まだ顧客になっていない日本企業へのアピールを行う計画だ。FIDO Allianceが提供する認証技術は、すでに提供されているスマートフォンなどデバイスが持っている技術を活用。指紋認証センサーをはじめ、カメラ、Trusted Execution Environment(TEE)など、デバイスに搭載されている機能を活用できる。ユーザーは事前に自分の端末をレジストレーションしておけば、デバイスが持っている指紋認証などの認証技術を使って、アプリケーション用の秘密鍵を取り出すことができる。端末と認証サーバのやりとりにはFIDOが制定した標準化されたプロトコルを利用し、サーバに対する認証でデバイスが秘密鍵を用いて認証する。現在主流となっているパスワードを使った認証方式に比べ、機密性が高いことから、「これまでにない強固な認証技術となると考え、アライアンスとして公開することとした。すでに提供されているデバイスの認証技術を活用することから低コストで実現可能で、ユーザー側の使い勝手もよい。ECサイトなどのサービスを提供する事業者にとっては、ユーザー当たりの収益拡大につながるものとなる」とダンケルバーガー氏はアピールする。NNLはFIDOのプロトコルを採用し、デバイス側にはアプリケーションを開発するSDKの提供、認証デバイスを開発するオーセンティケーター向けSDKの提供を行う。サービス事業者が利用する認証サーバ向けには、ポリシー、ルールに準じた認証サーバを提供する。認証技術を製品として提供するだけでなく、スマートフォンを開発するメーカー、認証用デバイスを開発しているメーカーに対しては、OEM形式で技術を提供するビジネスも行っている。「より簡単で、公開鍵暗号による高いセキュリティ、統一されたインフラによる複雑さの解消といった点が理解されれば、FIDOに対応したデバイスが大きく広まっていくだろう。2017年までには何十億台ものデバイスが出回る見込みだ」(ダンケルバーガー氏)また、AppleのiPhone、iPadなどはAppleがFIDOに参加していないものの、利用されている指紋認証センサーを活用すれば、対応アプリケーションの開発は可能となっている。もちろん、Apple製品以外のスマートフォン、タブレットも同様にサポート可能なものが多数存在する。「対応できるのは指紋認証だけに限らない。生体認証以外の認証方式に対応することも可能で、現在は登場していない、将来出現する新技術にも対応できることがNNLの強みとなる」(NNL ビジネス・デベロップメント担当ディレクター 宮園充氏)日本の拠点では、以前からリクエストがあった米国本社からではない、日本からのサポートを行う。「以前から数社のサポートを米国で行っていた。しかし、NTTドコモのように同じタイムゾーンでサポートをしてくれないかとの要望もあって、今回、日本に拠点を開設する。今後、サポートを強化していくことで、日本向けデザイン要件などもヒアリングし、製品に反映させていきたい」(ダンケルバーガー氏)
2015年09月05日ドスパラは、指紋認証で解錠するタイプの南京錠「DN-13083」を、同社直営の「上海問屋」限定で2日に販売開始した。価格は税込11,999円。解錠を指紋認証のみにしたことで、一般的な南京錠で起こりうる鍵の紛失や盗難といった問題を解決し、高いセキュリティ性を保持しながら手軽に解錠できるようになっている。シャックル(南京錠のUの字型になっている部分)は直径8mmあり、物理的な安心感もあるとする。指紋は10人まで登録でき、多人数での共用も可能。本体サイズはW64×D2.8×H128mmで、重量は約470g。電源は単4形乾電池×2本。
2015年09月03日ASUSTeK Computerは1日、同社の液晶ディスプレイがテュフ ラインランドのブルーライト低減機能の認証(26機種)と、フリッカーフリー機能の認証(28機種)を取得したことを発表した。テュフ ラインランドは、ドイツに本拠地を置く第三者認証機関。工業製品の安全試験や認証、マネジメントシステムの監査や認証などを行っている。今回の認証はテュフ ラインランドが開発したブルーライトの強度と波長、および画面上におけるフリッカー試験の技術基準に基づく。ブルーライト低減機能については、26機種がテュフ ラインランド認証(証明書ID:0000044278)を取得。ASUS製の液晶ディスプレイでは、ブルーライトを4段階で調整可能。Level 1はWebブラウジングに適した設定で、色変化を最低限に抑えてブルーライトを20%カットする。Level 2は写真やビデオの鑑賞に適した設定で、ブルーライトを30%減らす。Level 3は長時間の読み書きに適し、ブルーライトを50%減らしている。Level 4は薄暗い環境下での使用でもっとも効果的に表示を行える設定となり、ブルーライトを70%カットする。対象機種は以下の通り。一方のフリッカーフリー機能については、28機種がテュフ ラインランド認証(証明書ID:0000043082)を取得。ASUS製の液晶ディスプレイが持つフリッカーフリー機能は、動的にバックライトを調整し、フリッカーが現れやすい低輝度時でもフリッカーの発生を防止。これにより眼精疲労や肩こり、頭痛などの症状を和らげ、長時間の作業でも快適に使用できるとしている。対象機種は以下の通り。
2015年09月01日K2Dは8月28日、シンガポールのSTAMPが保有するデジタル認証システム「STAMP」を活用した事業の開始を目的として、同社との間で合弁契約を締結したと発表した。合弁会社のStamp Technologies Japanで「STAMP」に関する日本国内における独占販売契約およびライセンス契約を締結している。「STAMP」では、スタンプカードやポイントカードの機能をスマートフォンやタブレットなどのデジタル端末上で実現する。サービス提供店舗などに設置された専用機器とスマートフォンが直接タッチするという簡単な操作で、ポイント取得と蓄積が可能になる。すでにタイなどでは、「Citi Bank」「Esso」「SINGHA」といった企業に導入実績があり、主にスマートフォン向けのスタンプカードの代替として、現在までに35万人にSTAMPアプリがダウンロードされ、100万件以上のトランザクションを達成しているという。「STAMP」の導入により、多面的な顧客情報の管理や、管理データに基づいたプロモーションやクーポン戦略が可能となる。また、ユニークIDとOTP(ワンタイムパスワード)を組み合わせた独自の電子指紋生成技術による、安全で確実な本人認証を実現しており、今後、ポイントカードシステムとしてだけでなく、決済システムとの連携などのサービス展開も見込むとしている。
2015年08月31日日本電気(NEC)は6日、顔認証によるPCログオンや、ログイン中の利用者の常時監視が可能なPC用セキュリティソフト「NeoFace Monitor」を強化した「NeoFace Monitor V2」を発表した。販売は8月20日を予定している。「NeoFace Monitor V2」は、NECの顔認証エンジンをベースにしたセキュリティソフト。カメラに顔を向けるだけで行える顔認証と、重要情報の運用管理に便利な常時監視機能により、セキュリティを高めている。V2では、認証に失敗した人物の顔画像記録をログとして残すことができ、非登録ユーザーであったのか、単なる認証ミスであったのかといった理由が確認できる。また、NECの統合型PCセキュリティソフト「InfoCage PCセキュリティ」とも連携でき、ディスクの暗号化や周辺機器の利用制限なども行なえる。このほか、顔画像の登録やユーザー情報の変更といった、これまでは管理者のみに与えられていた権限を、一部他ユーザーに委譲することも可能。こうした作業負荷の分散で、大規模ソリューションでの柔軟な運用が可能となっている。同社は「NeoFace Monitor V2」で官公庁や企業の情報セキュリティをさらに強化し、情報社会における安全なビジネス環境の構築に貢献したいとのこと。価格は税別でクライアント用が15,000円、認証サーバ用が150,000円、AD(Active Directory)サーバ用が150,000円(いずれも税別)。
2015年08月10日日本電気(NEC)は8月6日、世界一の認証精度を持つという顔認証エンジンをベースに、顔認証によるPCログオンやログオン中の利用者の常時監視を可能とするPCセキュリティ・ソフトウェア「NeoFace Monitor(ネオフェイス・モニター)」を強化し、「NeoFace Monitor V2」として販売開始した。価格は、クライアント用が1万5,000円(税別)、認証サーバ用及びAD(Active Directory)サーバ用がいずれも15万円(同)。出荷開始はいずれも8月20日。新製品は、認証に失敗した人物の顔画像記録や、同社の統合型PCセキュリティ・ソフトウェアである「InfoCage(インフォケイジ) PCセキュリティ」との連携機能などを強化した。これらにより、マイナンバーを始めとする重要情報の漏洩対策が求められる環境に対応するとしている。なお、InfoCage PCセキュリティとの連携機能は9月に出荷開始の予定。同製品は、ログオン時・ロック解除時・常時監視中に認証NGとなった顔画像をログとして保存するため、不正利用の抑止が期待できるという。また、認証NGのログが残っている場合、登録ユーザーが横を向いているなどの理由で認証できなかったのか、未登録ユーザーが不正利用を試みたのか、またその時どのような人物が不正利用を試みたかを、写真で目視確認できる。ディスクの暗号化や周辺機器の利用制限など、幅広いセキュリティ機能を持つというInfoCage PCセキュリティと組み合わせた利用が可能。高度なセキュリティを実現しつつ、InfoCage PCセキュリティが標準搭載するパスワード認証をNeoFace Monitor V2の顔認証と連携させ、シングル・サインオンを実現することで利便性を向上するとしている。顔画像の登録やユーザー情報の変更など、これまで管理者だけが可能だった作業の一部を権限委譲できる。一部の管理者に集中していた作業負荷を分散することで、大規模ユーザーでの運用時のメンテナンス負担を軽減し、柔軟な運用を実現するとのこと。
2015年08月07日セコムは、新しい指静脈を使った認証システム「セサモIDf(アイ・ディー・エフ)」を8月から発売すると発表した。「セサモIDf」は、従来の生体認証装置に比べ小型で、機器自体が防水となっているため、屋外ボックスなどが必要なく、屋内外問わず設置が可能。カードリーダー内蔵によりカードと静脈認証を組み合わせた入退室管理が可能となる。登録は6000人(1人につき両指)。また、セコムのセキュリティシステムとの連携のほか、出退勤管理にも対応しており、インターネットを利用して「セコムあんしん勤怠管理サービス」との連携も可能。同社では、データセンターでの入退室管理やマイナンバーを扱う区画での利用も想定している。
2015年08月05日LINEは4日、「LINE」アプリにおいて、友人になりすまし電話番号やSMS認証番号を聞き出す行為が発生しているとして、ユーザーに注意を呼びかけている。悪用するためのLINEアカウントの作成を目的としたもので、昨年、発生した電子マネーの購入を持ちかけるものとは異なっている。今回報告されたケースでは、友人になりすましたLINEを含むSNS・メッセンジャーアカウントから、「携帯番号を教えて。LINEの確認メッセージを認証して」といった旨の電話番号をたずねるメッセージが届くという。次に「4桁のPINコードが届いたら送って」など、「〇〇が届いたらその情報を教えて」というやりとりが続いていく。仮に、PINコードを教えてしまうと、犯人はこれを悪用して新しいLINEアカウントを作成したり、別のLINEアカウントにログインできるようになる一方で、ユーザーが今まで使っていたアカウントが使えなくなる。なお、こうした場合、LINEの利用はできなくなるが、ユーザーのLINEアカウントが他人に操作されることはない。また、事前にメールアドレス・パスワードの登録、Facebook認証のいずれかをしていれば、再度「LINEユーザーログイン」をすることでアカウントと一部の情報を引き続き利用できる。同社は、犯人の目的について、詐欺行為などに悪用するLINEアカウントを作成するため、ユーザーから電話番号や認証番号を聞き出していると説明している。また、電話番号やLINEから届く認証番号は、銀行口座や暗証番号、PCやメールのアドレスと同様、他人には教えていけない重要な情報だとし、家族や友人などの親しい人から、個人情報などを聞かれても教えてはいけないと、注意を呼びかけている。
2015年08月05日さくらインターネットは7月30日、SSLサーバ証明書のラインアップを拡充し、年額1500円から利用できるドメイン認証SSL「ラピッドSSL」を提供開始した。「ラピッドSSL」はシマンテックグループのジオトラストが発行するドメイン認証SSL証明書。1枚で複数のサーバに利用できるうえ、サーバ台数の制限もない。有効期間は1年・2年・3年の3パターンから選ぶことができ、最長で3年間は更新が必要なく、支払いや更新作業の手間も軽減できる。「さくらのレンタルサーバ」「さくらのマネージドサーバ」などレンタルサーバサービスのコントロールパネルからの申し込みであれば、入金確認後、数分で証明書を発行し、認証に必要なファイルは自動でアップロードされるうえ、証明書もサーバに自動でインストールされるため、複雑な作業なしにセキュアな環境をすぐ手に入れられる。対象サービスは、レンタルサーバサービス、VPSサービス、専用サーバサービス、クラウドサービス、ハウジングサービスとなっている。同社は9月30日正午まで、「ラピッドSSL 今だけ1年間分無料キャンペーン」を実施。同社サービスの利用者を対象に、ラピッドSSL1年分の料金(1500円)を値引きして提供するキャンペーンを実施する。
2015年07月31日楽天証券はこのたび、8月上旬にiPhone向け株アプリ「iSPEED」の国内株式版において、「Touch ID」を活用した指紋認証によるログイン機能を導入することを発表した。また、先物・OP、FX版の「iSPEED」や、iPad向け「iSPEED」にも順次対応していくとしている。「iSPEED」は、移動中や外出先でも快適に取引できるよう、スマートフォンやタブレット端末に特化したトレーディングアプリケーションで、国内株式やFX、先物・OPの取引はもちろん、チャート、四季報を含めた豊富なニュースをリアルタイムで閲覧できるという。楽天証券では、国内株式で38.3%、先物・オプションで56.1%、FXで66.1%の顧客がすでにスマートフォンから注文するなど、スマートフォン経由の注文が増加しているという。このたびの指紋認証機能の導入により、「iSPEED」の起動時に指紋認証によるロック解除が利用できる。さらに、自動ログイン設定を組み合わせれば、iPhoneに登録済みの指紋を「Touch ID」で認証するだけで、ログインが可能となり、正確かつスピーディに本人認証ができ、より安全に利用することが可能になるとしている。今後も継続的に「iSPEED」の機能追加・改善を行い、投資家の利便性向上に努めていくとしている。
2015年07月30日三井住友銀行はこのたび、個人の顧客向けインターネットバンキングであるSMBCダイレクトの認証ツールについて、従来のワンタイムパスワード「パスワードカード」に加え、同機能を有するスマートフォンアプリ(Android・iPhone)「パスワードカード(スマホアプリ版)」を8月19日より提供開始すると発表した。また、旧来の暗証カードによるSMBCダイレクトのインターネットでの認証を2016年度上期目途に停止するとしている。○パスワードカード(スマホアプリ版)の概要パスワードカードの持ち運びが不便であるという顧客の要望に応え、スマートフォンアプリにて、パスワードカードと同じ機能が利用できる「パスワードカード(スマホアプリ版)」(以下同アプリ)の提供を開始する。申込方法・利用方法○インターネットでの暗証カード認証の停止昨今、銀行を装った不審なメールや偽画面で顧客の暗証番号等の情報を盗みとり、不正送金を行う犯罪が発生している。SMBCダイレクトはセキュリティ強化のため、旧来の認証方式である暗証カードについて、2016年度上期を目途にインターネットバンキング・モバイルバンキングでの振込などの取引を停止するという。パスワードカードでは取引できないテレホンバンキングなどの一部サービスについては、2016年度上期以降も暗証カード取引を継続するとしている。引き続きインターネットバンキング・モバイルバンキングでの振込などの取引を利用するために、「パスワードカード(スマホアプリ版)」または「パスワードカード」への切替を必ず実施するようにとしている。三井住友銀行では、今後も顧客のさまざまなニーズに応え、きめ細かなサービスを提供するとともに、スマートフォンによる取引への対応を一層強化していくとしている。
2015年07月22日大垣共立銀行は21日、手のひら認証登録30万人突破記念キャンペーンを開始した。○抽選で200名にギフトカード3,000円分をプレゼントこのたびの、手のひら認証登録30万人突破記念キャンペーンは、「手のひら認証ATM『ピピット』(OKB大垣共立銀行が2012年9月、全国で初めて開始したというキャッシュカードや通帳がなくても、手のひらだけで取引(引出し、預入れ、振込、残高照会)できるATMサービス)」の利用に必要となる生体情報(手のひら静脈情報)の登録者数が30万人を突破したことを記念して実施するものだという。10月31日までの期間中にピピットで手のひら認証により「引出し・預入れ・振込」のいずれかを利用した人の中から抽選で200名にギフトカード3,000円分をプレゼントする。OKB大垣共立銀行はこれからも、より多くの顧客に平時の利便性と災害時の安心と安全を届けるため、ピピットの普及に努めていくとしている。○手のひら認証登録30万人突破記念キャンペーンの概要期間:7月21日(火)~10月31日(土)対象者:個人の顧客対象取引:手のひら認証ATM「ピピット」での手のひら認証による「引出し」「預入れ」「振込」内容:抽選でギフトカード3,000円分をプレゼント(キャンペーン期間中に対象取引のいずれかを利用した人の中から抽選で200名にギフトカード3,000円分をプレゼント)
2015年07月21日リンクスインターナショナルはこのほど、Antec製電源ユニットの新モデルとして、80PLUS GOLD認証を取得した電源ユニット「EarthWatts Series」シリーズ3モデルを発表した。650Wモデル「EA650G」、550Wモデル「EA550G」、450Wモデル「EA450G」をそろえ、いずれも18日に発売する。店頭予想価格は、「EA550G」が税別11,980円前後、「EA550G」が税別10,480円前後、EA450Gが税別8,980円前後。電源ユニット内部の冷却としてアルミニウム製ヒートシンクと、120mmのダブルボールベアリングファンを備える。また、電源内部の温度変化に応じて、回転数を制御するファンコントロール機能や、サーマルマネージャを搭載し、ファンの回転数を動的に変化することで、静音性を高めた。本体サイズはW150×D140×H86mm。「EA650G」の各DC出力は、+3.3Vが25A、+5Vが25A、+12が50A、-12Vが0.5A、+5Vsbが3A。コネクタ数は、メイン24/20ピン電源コネクタ×1、4+4ピン電源コネクタ×1、6+2ピンPCI-E電源コネクタ×4、SATA電源コネクタ×6、ペリフェラルコネクタ×3、FDDコネクタ×1。「EA550G」の各DC出力は、+3.3Vが20A、+5Vが20A、+12が42A、-12Vが0.5A、+5Vsbが3A。コネクタ数は、メイン24/20ピン電源コネクタ×1、4+4ピン電源コネクタ×1、6+2ピンPCI-E電源コネクタ×2、SATA電源コネクタ×5、ペリフェラルコネクタ×3、FDDコネクタ×1。「EA450G」の各DC出力は、+3.3Vが20A、+5Vが20A、+12が34A、-12Vが0.5A、+5Vsbが3A。コネクタ数は、メイン24/20ピン電源コネクタ×1、4+4ピン電源コネクタ×1、6+2ピンPCI-E電源コネクタ×2、SATA電源コネクタ×5、ペリフェラルコネクタ×3、FDDコネクタ×1。
2015年07月13日じぶん銀行はこのたび、6月14日よりAndroidスマートフォン向けにサービスを開始した「スマホ認証サービス」を、7月1日よりiPhoneスマートフォンでも申込みできるようになったと発表した(手数料無料)。○セキュリティ対策として必須のスマホ認証サービススマホ認証サービスは、インターネットバンキングの不正送金被害の増加を踏まえ、より安全に利用するために、振込などの取引の際に、キャッシュカードに代わり、じぶん銀行スマートフォンアプリを「鍵」として使用するサービスだという。セキュリティ対策として利用してほしいという。○パソコン+スマホの2経路確認で不正送金を抑止できるパソコン、スマートフォンからの取引内容(振込など)を、登録したじぶん銀行スマートフォンアプリへ知らせることができる。アプリから確認後、振込を実行する。スマートフォンアプリで確認してから振込を実施する。パソコン+スマホの2経路で確認することで、不正送金を抑止できるという。また、顧客によるスマートフォンアプリでの承認操作が一定時間内に行われない場合は、不正取引と判断し自動的にキャンセルする。ワンタイムパスワードをメールで通知する認証方法は、パソコンがウイルス感染させられた場合にワンタイムパスワードが詐取されて、「なりすまし」取引が成功してしまう事例がある。 スマホ認証サービスを利用すると、パソコンとスマートフォンアプリに、認証経路をわけることで、セキュリティをより高めることができるとしている。じぶん銀行は顧客の利便性向上のため、一層のサービス拡充に努めていくとしている。
2015年07月03日楽天銀行は6月30日より、銀行が提供するアプリとしては国内初という、指紋認証によるログイン機能をスマートフォン向け「楽天銀行アプリ」に導入したと発表した。○iPhoneに登録済みの指紋を「Touch ID」で認証この指紋認証によるログイン機能を使えば、iPhoneに登録済みの指紋を「Touch ID」で認証するだけで、スマートフォン向け「楽天銀行アプリ」へのログインが可能。これまでのようにログインパスワードを入力する必要がないため、簡単・便利にログインできるとしている。iOS8以上、iPhone5S以降の機種でのみ利用でき、Androidには対応していない。指紋認証はスマートフォン向け「楽天銀行アプリ」へのログインにのみ対応しており、振込などの取引の際は暗証番号の入力が別途必要。ログインパスワード入力によるログインも引き続き利用できる。指紋認証によるログイン機能を導入したスマートフォン向け「楽天銀行アプリ」は、App Storeから無料でダウンロードできる。楽天銀行は今後も顧客の利便性向上を目指し、さらなるサービスや機能の拡充に努めていくとしている。
2015年07月01日東芝は6月19日、トランジスタの絶縁膜欠陥に起因する「ランダムテレグラフノイズ(RTN)」を利用した新たなチップ個体認証技術を開発したと発表した。同技術は、RTNの複製困難性、固有性や電気ストレスに対する安定性に着目し、電子回路を構成する個々のデバイスのばらつきを、チップ固有のID「チップ指紋」として利用することで、暗号・認証を実現するセキュリティ技術「PUF」に応用したもの。また、短時間でRTNを検出するアルゴリズムを新たに考案し、100万回以上利用しても「チップ指紋」を識別できることを確認したという。同社は今後、同技術の早期実用化に向けて、さらに信頼性と性能を高めたPUFセキュリティシステムの研究開発に取り組んでいくとしている。
2015年06月22日アスクは18日、Thermaltake製の電源ユニットとして、80PLUS PLUTINUM認証を取得した電源ユニット「Toughpower Grand Platinum(Fully Modular)」シリーズを発表した。850W / 1,050W / 1,200Wの3モデルを用意。6月25日より発売する。店頭予想価格(税別)は、850Wが25,980円前後、1,050Wが27,980円前後、1,200Wが31,980円前後。○ToughPower Grand 850W Pllatinum「ToughPower Grand 850W Pllatinum」は、80PLUS PLUTINUM認証を取得している定格出力850Wの電源ユニット。+12Vはハイエンドグラフィックスカードの使用を踏まえたシングルレーン仕様で、アイドル時の消費電力をゼロに近づける「Intel C6 ステート」に対応する。ケーブル類は必要な分だけを挿し込むプラグイン方式を採用。冷却ファンには140mm×1基を内蔵する。日本製105度コンデンサを採用するほか、過電圧 / 低電圧 / 過負荷 / 過電流 / 短絡などの保護回路搭載で、信頼性も高くシステムの安定性に優れる。主な仕様は、定格出力が850W、最大出力が1,020W、各DC出力が+3.3Vが25A、+5Vが22A、+12Vが70A、-12Vが0.3A、+5Vsbが2.5A。コネクタ数は、メイン24ピン電源コネクタ×1、4+4ピン電源コネクタ×1、8ピン電源コネクタ×1、6+2ピンPCI-E電源コネクタ×6、SATA電源コネクタ×12、ペリフェラルコネクタ×3、FDDコネクタ×1。本体サイズはW150×D180×H86mm。○ToughPower Grand 1050W Pllatinum「ToughPower Grand 1050W Pllatinum」は、定格出力1,050Wのモデル。基本仕様は「ToughPower Grand 850W Pllatinum」とほぼ共通。主な仕様は、定格出力が1,050W、最大出力が1,260W、各DC出力が+3.3Vが25A、+5Vが22A、+12Vが87A、-12Vが0.3A、+5Vsbが2.5A。コネクタ数は、メイン24ピン電源コネクタ×1、4+4ピン電源コネクタ×1、8ピン電源コネクタ×1、6+2ピンPCI-E電源コネクタ×8、SATA電源コネクタ×12、ペリフェラルコネクタ×8、FDDコネクタ×2。本体サイズはW150×D180×H86mm。○ToughPower Grand 1200W Pllatinum「ToughPower Grand 1200W Pllatinum」は、定格出力1,200Wのモデル。基本仕様は「ToughPower Grand 850W Pllatinum」とほぼ共通。主な仕様は、定格出力が1,200W、最大出力が1,440W、各DC出力が+3.3Vが25A、+5Vが22A、+12Vが100A、-12Vが0.3A、+5Vsbが2.5A。コネクタ数は、メイン24ピン電源コネクタ×1、4+4ピン電源コネクタ×1、8ピン電源コネクタ×1、6+2ピンPCI-E電源コネクタ×8、SATA電源コネクタ×12、ペリフェラルコネクタ×8、FDDコネクタ×2。本体サイズはW150×D180×H86mm。
2015年06月18日アスクは18日、Thermaltake製の電源ユニットとして、80PLUS GOLD認証を取得した電源ユニット「TR2 GOLD」シリーズを発表した。450W / 500W / 600W / 700Wの4モデルを用意。6月25日より発売する。店頭予想価格(税別)は、450Wが8,980円、500Wが9,980円、600Wが10,980円、700Wが11,980円。○TR2 450W GOLD「TR2 450W GOLD」は、80PLUS GOLD認証を取得している定格出力450Wの電源ユニット。+12Vはハイエンドグラフィックスカードの使用を踏まえたシングルレーン仕様。小型のPCケースにも収納できるよう、奥行きが140mmとコンパクトになっている。冷却用に120mmファンを1基搭載。安全規格はCE / UL / CUL / FCC / TUV / GOSTに対応。主な仕様は、各DC出力が+3.3Vが20A、+5Vが20A、+12Vが37.5A、-12Vが0.3A、+5Vsbが3.0A。コネクタ数は、メイン20+4ピン電源コネクタ×1、4+4ピン電源コネクタ×1、6+2ピンPCI-E電源コネクタ×1、SATA電源コネクタ×4、ペリフェラルコネクタ×3、FDDコネクタ×1。本体サイズはW150×D140×H86mm。○TR2 500W GOLD「TR2 500W GOLD」は、定格出力500Wのモデル。基本仕様は「TR2 450W GOLD」とほぼ共通。主な仕様は、各DC出力が+3.3Vが20A、+5Vが20A、+12Vが41.7A、-12Vが0.3A、+5Vsbが3.0A。コネクタ数は、メイン20+4ピン電源コネクタ×1、4+4ピン電源コネクタ×1、6+2ピンPCI-E電源コネクタ×2、SATA電源コネクタ×6、ペリフェラルコネクタ×4、FDDコネクタ×1。○TR2 600W GOLD「TR2 600W GOLD」は、定格出力600Wのモデル。基本仕様は「TR2 450W GOLD」とほぼ共通。主な仕様は、各DC出力が+3.3Vが22A、+5Vが22A、+12Vが50A、-12Vが0.3A、+5Vsbが3.0A。コネクタ数は、メイン20+4ピン電源コネクタ×1、4+4ピン電源コネクタ×1、6+2ピンPCI-E電源コネクタ×2、SATA電源コネクタ×6、ペリフェラルコネクタ×4、FDDコネクタ×1。○TR2 700W GOLD「TR2 600W GOLD」は、定格出力700Wのモデル。基本仕様は「TR2 450W GOLD」とほぼ共通。主な仕様は、各DC出力が+3.3Vが22A、+5Vが22A、+12Vが58.4A、-12Vが0.3A、+5Vsbが3.0A。コネクタ数は、メイン20+4ピン電源コネクタ×1、4+4ピン電源コネクタ×1、6+2ピンPCI-E電源コネクタ×4、SATA電源コネクタ×8、ペリフェラルコネクタ×4、FDDコネクタ×1。
2015年06月18日富士通と富士通フロンテックは6月16日、法人向けの非接触型手のひら静脈認証装置「FUJITSU 生体認証 PalmSecure-SLセンサ」のラインアップとして、直接USBポートに接続できるポータブルセンサを追加し、9月下旬より販売すると発表した。同製品は62mm×33mm×15.5mmの小型サイズで、USBポートに直接接続する形で利用し、手のひらを上部にかざすことで認証を行う。具体的には、手のひらを高速で連続撮影し、その中から認証に最適な画像を瞬時に選び出して自動的に照合することで認証が行われる。また、すでにPalmSecure-SLセンサのマウスタイプセンサやスタンダードセンサを利用している場合、同製品との併用が可能であり、運用に即した使い分けもできるという。なお、希望小売価格は1万7500円(税別)としている。
2015年06月18日じぶん銀行は6月15日、「じぶん銀行スマートフォンアプリ」において、インターネットバンキングによる不正送金被害を防止するための新しい認証サービス「スマホ認証サービス(スマホ認証)」の提供を開始したと発表した。同社によると、「トランザクション認証機能」を、銀行取引用のスマートフォンアプリに組み込んだ認証サービスの提供は邦銀初。「トランザクション認証機能」とは、顧客が入力した取引内容を含んだワンタイムのパスワードを生成して認証するもので、送金先を書き換えるなどの不正が行われた場合に検知できる、最も強固なセキュリティ対策の一つ。また、「スマホ認証」は、振り込みなどの重要な取引の際に利用し、取引確定前に、同行アプリに表示された取引内容を顧客が確認し、承認した取引だけを実行するもの。これにより、第三者のなりすましによる不正アクセスや、インターネットバンキングの不正送金指示で見られるマン・イン・ザ・ブラウザ攻撃による取引内容の改ざんによる被害を防止できる。パソコンからだけでなく、同行アプリからの取引でも利用が可能で、パソコンからの取引の場合は、スマートフォンが取引内容を確認する機器となるため、スマートフォンとパソコンの2経路認証となると同時に、ログイン認証(記憶暗証番号)とトランザクション認証による2要素認証にもなるため、より高いセキュリティを実現。同行アプリからの取引は、パスワードカードなどの専用認証機器の必要がないうえ、高い安全性を確保しながら別のアプリを立上げる手間もなく、1つのアプリで取引内容の入力から認証まで完結できる。なお「スマホ認証」は、同行のインターネットバンキングから申し込み、24時間対応の自動応答電話による本人確認の後、すぐに利用開始できる。Androidスマートフォン向けには6月14日より提供を開始し、iPhone向けには近日中にサービスを提供する予定。アプリは無料で提供される。
2015年06月16日富士通と富士通フロンテックは、法人向けの非接触型手のひら静脈認証装置「FUJITSU 生体認証 PalmSecure-SLセンサー」に、直接USBポートに接続できるポータブルセンサーを追加し、9月下旬より販売すると発表した。この製品はPCログオン専用小型センサー「PalmSecure-SLセンサー」のラインナップと同一のセンサーで、ケーブルをなくし端末と直結させることで、タブレットPCなどでの利便性を向上させた。幅62mm、奥行き33mm、高さ15.5mmと、手のひらにおさまるサイズで、手のひらを高速で連続撮影し、その中から認証に最適な画像を瞬時に選び出して自動的に照合する機能を搭載。これにより、手のひらを固定させるためのガイド装置が不要で、センサーの上に手をかざす動作で、認証が可能だという。価格(税別)は17,500円で9月下旬に提供開始予定。
2015年06月16日富士通は16日、法人向け非接触型手のひら静脈認証装置「FUJITSU 生体認証 PalmSecure-SLセンサー」の新ラインナップとして、直接USBポートに接続できるポータブルセンサーを発表した。手のひらを本体上にかざすことで、静脈認証が行える小型センサー。2012年8月に発表されたPCログオン専用小型センサー「PalmSecure-SLセンサー」の新製品で、従来展開してきたマウスタイプセンサー、スタンダードセンサーの2製品と異なり、ケーブルを省きUSB直挿しとすることで利便性を高めた。本体は幅62mm、奥行き33mmと手のひらサイズで携帯しやすく、タブレットなどのモバイル端末での使用に最適という。静脈認証では、手のひらを高速で連続撮影し、その中から認証に最適な画像を選び出して自動的に照合する機能を搭載。これにより、手のひらを固定させるためのガイド装置が不要となり、自然な動作での利用が可能になる。提供開始時期は9月下旬で、法人向けに発売。価格は税別17,500円。
2015年06月16日じぶん銀行は14日、「じぶん銀行スマートフォンアプリ」において、インターネットバンキングによる不正送金被害を防ぐAndroid向け「スマホ認証サービス」の提供を開始した。料金は無料。iPhone向けは近日中に開始する。同サービスは、邦銀では初という「トランザクション認証機能」を銀行取引用のスマートフォンアプリに組み込んだもの。同機能は、利用者が入力した取引内容を含んだワンタイムパスワードを生成して認証するもので、送金先を書き換えるなどの不正が行われた場合に検知できる。取引確定前に、同行アプリに表示された取引内容を利用者が確認し、利用者が承認した取引だけを実行することで、不正送金被害を防止する。パソコンおよび同行アプリからの取引に対応。パソコンからの取引の場合、スマートフォンとパソコンの2経路認証となると同時に、ログイン認証とトランザクション認証による2要素認証にもなるため、セキュリティが向上する。専用認証機器を使うことなく1つのアプリで完結。アプリ上で取引内容を確認して承認することで、取引内容を含むワンタイムパスワードがアプリ内で連携されて認証されるため、ワンタイムパスワードを入力せずに安全な取引が行える。申込みは同行インターネットバンキングまで。24時間対応の自動応答電話による本人確認後、すぐに利用できる。
2015年06月15日りそなグループのりそな銀行と近畿大阪銀行は5月29日、「大阪市女性活躍リーディングカンパニー」の認証を取得したと発表した。これは、大阪市内で事業を行い、女性の活躍推進に積極的に取組む企業を大阪市が認定するもの。りそなグループは、これからも女性が活躍できる企業文化の醸成を通じ、女性に最も支持される金融サービスグループを目指していくとしている。○評価につながった取組み仕事と生活の両立(ワーク・ライフ・バランス)支援出産を控えた社員をサポートするための「プレママセミナー」や育休後の復職に向けた「復職支援セミナー」を実施。また、育児・介護期間中の短時間勤務をスムーズに実現するための「社員・パートナー社員間転換制度」や一旦退職した社員を再雇用する「JOB リターン制度」など、多様な働き方をサポートする環境整備に取組んでいる女性社員の意見を直接経営に提言できる組織「りそなWomen’s Council」2005年より、女性が活躍し、働き続けるために必要な施策・制度改定などを社長に直接提言する経営直轄の諮問機関「りそなWomen’s Council」を発足し、女性社員の声を各種施策に反映させている。また、女性社員の管理職などのキャリアアップをサポートするマインドアップ研修やセミナーに取組んでいる具体的数値目標の公表りそなグループとして、2020年までに、女性管理職比率を現在の21%から30%とする目標を掲げている
2015年06月01日生体認証の情報を使ってオンラインサービスのログイン認証を行うためのプロトコル仕様であるFIDO(Fast IDentity Online)の標準化を行うFIDO Allianceに、NTTドコモが加入した。キャリアからは初の参加で、ボードメンバーとしての加入となっており、今後さまざまな貢献を目指していくという。(関連記事:Googleら参加の生体認証の標準化団体「FIDO Alliance」にドコモが加入)今回の発表に伴って来日したFIDO Alliance Vice PresidentであるRamesh Kesanupalli氏とExcective DirectorのBrett McDowell氏、NTTドコモのプロダクト部 部長の丸山 誠治氏、同部 プロダクトイノベーション担当部長である森山 光一氏に、FIDOに関して話を聞いた。FIDOは、生体認証情報を端末内の安全な場所(Trusted Execution Environment)に格納し、同様にオンラインサービスの認証情報も保存する。オンラインサービスの認証時には端末内で生体認証を行ってユーザーを認証し、その上でサービスの認証情報をオーセンティケーターとなるFIDO認証モジュールが暗号化する。その後、FIDOクライアントがサービス側に送信する。サービス側では、それを公開鍵で復号化して認証する仕組みとなっており、端末とアプリ、サービスがFIDO仕様に準拠している必要がある。今回ドコモでは、生体認証機能を搭載した4モデルがこれに対応し、ドコモサービスの認証を行う。認証を行う際、docomo IDを暗号化して送信するためにアプリが必要になるのだが、現時点でFIDO仕様に規定されていない部分があるため、サービス事業者としてドコモが独自に設計した部分もあるという。丸山氏は、100にも及ぶドコモサービスを順次対応させていくことで、こうした実装への取り組みをフィードバックして、FIDO Allianceに貢献していきたい考えを示す。ドコモのサービスでは、docomo IDとspモードパスワードの2種類に対応しており、サービスへのログインや決済時のパスワード入力時に利用可能。従来のパスワード入力欄に加えて、生体認証でログインや支払いをするためのボタンが追加で表示されるようになる。対応する4端末では、27日からこのボタンが表示されているというFIDOはオープンな標準仕様を目指して策定されているため、FIDO対応サービスであれば、ドコモの対応端末を使えばすぐに利用できるようになるはずだ。丸山氏も、「例えばPayPalの対応アプリをインストールすれば使えるはず」という。逆に、ドコモ以外からも発売されているGalaxy S6 edgeを使えば、ドコモサービスに対して同様に生体認証でのアクセスができるのかというと、そのようには動かないという。FIDOの仕様では、認証情報を仲介するFIDOクライアントなどが必要で、docomo IDを暗号化するために鍵生成の仕組みがなければ動作しない。そのため、auやソフトバンクの同じ端末を用いてドコモサービスにdocomo IDでログインしようとしても、生体認証によるログインのためのボタンが表示されないという。この辺は、今後ドコモがこうした仕組みを他社端末向けに提供するかどうかにかかっているようで、丸山氏も「いずれはやりたい」と話す。ドコモでは、今後ドコモサービスでの対応を拡大。非対応サービスは、単に開発順の問題であり、技術的な問題はないという。アプリ向けサービスやネットワーク暗証番号への対応も同様で、今冬をめどに全サービスを対応させたい考えだ。それと同時に、spモードで付き合いのあるサービス事業者などのFIDO対応も推進する方針。対応端末に関しては、生体認証機能を備えるハイエンド端末に関しては基本的にドコモ側の要件としてFIDO対応を求めていくことで、順次対応するスマートフォンも拡大していく。また、生体認証搭載スマートフォンといえばiPhoneがある。指紋センサーを搭載し、Touch IDと呼ばれるFIDOに似た仕組みも搭載されている。Apple自体はFIDOに参加しておらず、McDowell氏によると同社の参加は「歓迎したい」という意向。ただ現時点で、FIDOとは別個の仕組みとして相互運用性はない。Touch IDはAPIを公開してアプリからの利用も可能で、今後FIDOでもアップルの参加を促していきたい考えだ。すでにFIDO Allianceには200社の参加があるが、これをさらに拡大したい方向で、要件の厳しい医療の分野に対しても対応できるように仕様を改訂していく意向。また、期待しているのが「自動車業界」だという。ドコモの参加を足がかりに、トヨタ自動車や本田技研工業といった自動車メーカーに対して働きかけを行っていきたいとKesanupalli氏は話す。FIDOは、生体認証で個人を認証し、サービスの認証情報を送信する形だが、OpenIDと組み合わせれば、個別のサービス自体がFIDO対応しなくても、複数のサービスに安全にログインできるという可能性がある。McDowell氏も、「FIDO対応のOpenIDプロバイダを使うことで、自前のFIDOのインフラを持つことなく利用できる」と語る。docomo ID自体もOpenIDであり、生体認証とdocomo IDの組み合わせをパートナーなどにも拡大していきたい考えだ。
2015年05月28日世界の中でも最も厳しい有機認定機関のひとつ、オーストリアBio認証(ABG)を化粧品で初めて取得した、マリアス(MARiAS) が日本に初上陸。マリアスのオーガニック化粧品の主成分は大地の恵。クレオパトラも美容の為に愛用したと伝えられるメアミルク(馬の母乳)やフローラル ウォーターなど、世界中から集めた上質で厳選された原料をふんだんに使ったスキン&ボディ&ヘアケア商品を数多く展開している。注目は「アロマ フィール ザ カラー」(全10種 各10ml 各2,500円)。様々なエッセンシャルオイルをフラワーウォーターとエタノールに溶かし込んで、10のカラーを纏わせたボトルに詰め込んでいる。例えば 「アロマ フィール ザ カラー White」は、カミツレ花のウォーターとカモミールの精油などをブレンドしたアロマウォーター。ボトルカラーの白は“太陽と光”を意味している。単品使 いはもちろんのこと、好みのものをブレンドして使ってもOK。エッセンシャルオイルの効果や、好みの香り、ボトルカラーの色のメッセージから選ぶ など、楽しみ方は色々。Bio認定を受けているので、ルームスプレーやファブリックスプレーとしてなど用途を問わず、幅広いシーンで安心して使える。5月1日よりオッシュマンズ 二子玉川店、更に5月より伊勢丹新宿店の本館地下2階のビューティアポセカリーでも、マリアスの取り 扱いがスタート。前述の「アロマ フィール ザ カラー」はこの2店舗のみで販売となる。店頭では、FASHION HEADLINEの人気ウィークリー連載「12星座×ファッション占い」の鑑定でもお馴染みの、西洋占星術師のムーン・リーが監修した、12星座別オスス メ「アロマ フィール ザ カラー」の選び方が書かれたリーフレットも配布される。また、ポップアップストアも各店で順次開催。5月27日から6月2日まで横浜高島屋で、6月18日から30日までマルイ 国分寺店で、続けて7月以降も表参道ヒルズや、8月20日から8月27日までジェイーアール名古屋タカシマヤなど、期間限定ショップがオープンする予定だ。
2015年05月27日NTTドコモは5月26日、生体認証を使ったオンライン認証の標準化団体「FIDO Alliance」のボードメンバーとして加入したと発表した。対応端末として、「Galaxy S6/S6 edge」などを4機種を用意しており、今後FIDOの普及促進や発展、対応端末・サービスの拡充などを図っていく計画だ。FIDO(Fast IDentity Online)は、指紋認証などの生体認証と公開鍵暗号を組み合わせ、オンラインサービスの認証を安全に行うためのプロトコル仕様。2014年12月にFIDO 1.0仕様が策定された。生体認証の情報を端末内のセキュアな領域(Trusted Execution Environment)に格納し、この領域内で認証情報を秘密鍵で暗号化する。このセキュア領域はOSから隔離されており、TPM(Trusted Platform Modules)やセキュアエレメントと同様の仕組みで安全性を確保する。暗号化された認証情報はトークンとしてインターネット経由でオンラインサービスに送信され、FIDOに対応したサービスは、トークンを公開鍵で復号化し、認証を行う。ユーザーはIDやパスワードを入力する必要がなく、端末の生体認証でサービスの認証も行えるため利便性が向上するとともに、フィッシングサイトなどにアクセスしてパスワードを盗まれる、といった心配もなくなる。端末、サービス側ともにFIDOの仕様に準拠する必要があり、ボードメンバーとしてはGoogle、Microsoft、Samsung、Qualcomm、PayPal、VISA、MasterCard、Alibabaなどが参加。スポンサーメンバーも200社に及び、国内からはヤフージャパンも参加している。FIDOはオープンな仕様であり、FIDO Allianceでは認証プログラムによって相互運用性を確保していく。今回、ドコモは「Galaxy S6 edge SC-04G」「Galaxy S6 SC-05G」「ARROWS NX F-04G」「AQUOS ZETA SH-03G」の4製品でFIDOに対応。ドコモサービスとしてdゲーム、dミュージック、dアニメストアなどdocomo IDでログインできる複数のサービスでFIDOに対応しており、27日からサービスを開始する。また、携帯料金とまとめて支払いができるケータイ払いにも対応しており、dゲームやdミュージックなどでは、支払時に暗証番号の代わりに生体認証で支払いを行える。ドコモのプロダクト部長の丸山 誠治氏は、サイトにアクセスしたユーザーの動向を分析すると、パスワード入力の画面でつまっている人が多く、そうしたユーザーでも簡単にアクセスできるため、ユーザーにとってもサービス事業者にとってもメリットがあると指摘する。ドコモでは、今後対応端末を順次拡大し、ドコモサービスでの対応をさらに進めていく。ドコモ自身は約100サービスを提供しているが、現在はブラウザベースの利用のみに対応しているため、アプリベースのサービスでもログインなどに利用できるように対応を拡大。docomo IDとspモードパスワードに加え、ネットワーク暗証番号でも利用できるように拡張していく。また、ドコモはspモード向けサービスを提供する多くのベンダーと付き合いがあり、こうしたサードパーティでのFIDO対応も推進していきたい考えだ。FIDO AllianceのVice PresidentであるRamesh Kesanupalli氏は、FIDOの開発にあたって使いやすく、異なる複数の環境にも対応できるような認証システムを目指したとしており、生体認証情報を端末内に保持して送信しないためプライバシーも保護でき、フィッシングサイトなどでのパスワード盗難、パスワード使い回しによる不正ログインといった問題にも対処できるセキュアな方式だとアピールする。Kesanupalli氏は、ドコモのボードメンバー加入は「マイルストーン」と強調。世界で初めての携帯事業者の参加であり、指紋認証と虹彩認証という複数の生体認証方式に対応し、複数の端末をそろえたことも初めてということで、今後、こうした経験を元に対応製品・サービスの拡大に繋げていきたい考え。ボードメンバーとして参加するMicrosoftは、次期OSのWindows 10でFIDOをサポート。Googleは2要素認証の方式としてFIDOをサポートすることを発表しており、Qualcommも自社チップセットの指紋認証でFIDOに対応するなど、今後さらなる拡大が期待できる。FIDO AllianceのExcective DirectorであるBrett McDowell氏は、ここにドコモが参加することで、世界の携帯事業者へ波及することも期待する。ドコモは、5月7日の決算説明会で新たなブランドスローガンとして「いつか、あたりまえになることを。」を掲げており、加藤薫社長は新しい技術や仕組みをユーザーが意識しなくても簡単に使えるようになることを目指すとしていた。今回のFIDOに対する取り組みはその一環で、丸山氏は「パスワードのいらない世界」を目指し、今後も取り組みを継続していく考えだ。
2015年05月26日SCSKは5月25日、認証アプライアンスの新製品として、最大20万件のアカウント管理に対応し、認証パフォーマンスを強化した「RADIUS GUARD S」を、6月10日から販売開始すると発表した。「RADIUS GUARD S」は、ID/パスワードによる個人認証はもちろん、証明書による端末認証もサポートし、複数要素の同時チェックによるアクセスコントロールが行える従来の「RADIUS GUARD」の機能を踏襲しつつ、管理能力とパフォーマンスを強化。アカウント管理数は従来の最大5万件から最大20万件に拡張し、管理者が運用で扱うアカウント管理操作をトップ画面に集約し、操作性とデザイン性を向上させた。また、ユーザー申請、端末申請、証明書申請など、利用シーンに合わせ最大15種類の申請ポリシーに対応し、認証システムに関わる各種アカウント運用のワークフローを多様化。メールによるアカウント申請をサポートした。さらに、外部LDAP/Active Directoryのアカウント情報をもとに、証明書自動発行をサポートした。価格は、79万円(税別、初年度のサポート費用が別途必要)。
2015年05月25日ユニバーサルロボットは5月19日、法人向けタブレット端末で個人認証セキュリティを実現する「手のひら静脈ハイブリッド認証カスタムメイド対応SDK」を発売した。価格は、iOS版/Android版とも100万円から(いずれも税別)。新製品は、可視光による静脈認証を可能にした製品としては世界で唯一という(特許5509459号、PCT/JP2012/071546)。タブレット端末のカメラを利用する静脈認証でありながら、FAR(本人拒否率)0.1%の場合にFRR(他人受入率)0.0003%の認証精度を実現。専用の生体認証デバイスを必要としないため、低コストでの導入が可能としている。既に大手企業で4万ユーザー以上の採用実績があるとし、業務でタブレットを使用する法人のセキュリティニーズに応える個人認証ソリューションとのことだ。同SDKは、標準では端末ローカルで認証を行うため、企業における様々なタイプのアプリケーションに柔軟に対応するとしている。コンパクトなソフトウエア・インタフェースで登録・認証が可能であり、組み込みの参考となるサンプル・コードを同梱する。また、1端末を複数ユーザーで共有する際のID管理やサーバ認証への対応、スマートフォンへの対応など、各種のカスタマイズが可能という。同社は今後、モバイル・バンキングやモバイル決済など一般ユーザーが対象のスマートフォン向け製品の開発を進めていくとしている。
2015年05月19日