活字中毒の特性を生かし、2015年9月より雑誌で書評を連載中。転勤族の妻として、カルチャーセンター講師、子ども英会話講師など、一直線ではない職歴を重ねた経験をもとに、雑誌WEB媒体での執筆や英文記事翻訳を行う。具体的でわかりやすく、読んで得する記事をお届けするのがモットー。(フォークラス)
美人とそのほかの人、このちがいは顔だちで決まると思っていませんか? じつは、そんなことはありません。「美人」は自分の意識、妄想力でもつくられるものなのです。 ■「美人ですよね」といわれたとき、どんな対応をする? 至近距離でよく見ると美人なのに、そうは思えない人や、逆に顔だちはそれほどでもないのに美人と呼ばれる人が、周りにいませんか? 「そのちがいはなんだろう?」と不思議に思うかもしれませんが、要因はただひとつ。その人が「私は(たとえ、そうではなくても)美人」という自意識を持っているか、いないかのちがいです。 「○○さんて、美人ですよね」。この発言を顔だちが整っているけど美人にみえない人に投げかけてみると「そんなことないです」と高い確率で激しく否定されます。 しかし、顔だちは普通なのに美人に見える人に同じことをいったら、表向きは否定しても、うれしそうに受けいれることでしょう。 「私は美人」という自意識を持っていない女性は、香りのしない花のようなもの。たとえるなら造花です。造花はどんなに美しくても本物の花にはかないません。だからどんなに美形でも、自分を美人と思っていない人は美人とは認めないのです。 これが、普通の顔だちの人が美人と呼ばれる、“逆転現象”が生まれるヒミツです。 ■自分を美人と設定する 「私は美人」という自意識を持ち、自分の初期設定とする。これで、誰でも美人になれます。堂々と自分を美人と思いこみましょう。 このとき、「私は別にキレイじゃないし…」などの謙遜は取っぱらうのがポイント。人は他人が頭のなかでなにを考えているかまで気にしていません。 性格のよい人は、とくに自分にダメだしをしがちです。でも、そういう習慣はこの場合、逆効果になります。本来の顔の造作は関係ないのです。 いままで美人に見える人のふるまいを、「あの人はかんちがいしているのでは…」と思っていた人こそ、見習ってみてください。 「目元がかわいい」「お肌ツルツル素肌美人」「ぽってり唇が男性を魅了」など自分の長所を妄想でもいいから見つけましょう。 それが無理な人は、「笑顔が場を明るくする」「一重まぶたがエキゾチックだと海外で男性からほめられた」など過去に容姿や雰囲気に関してプラスの評価をもらった事例を思いだして、美人設定をしてください。 この設定にしたがって動けば、誰でもすぐに美人になれることでしょう。 ■自分設定により、周囲にも変化が起こる 「私は美人」と意識を設定すると、少しずつ自分にも周囲の人にも変化が起こります。 まず自分が、ためらわずに美人にふさわしいふるまいをするようになります。このことで、自然と美人の雰囲気が醸しだされ、美人オーラがでてきます。 すると周囲の人は、そのオーラに目くらましをかけられて、あなたを「美人」と勝手に認識してくれるようになるのです。 自分を美人と思いこむ。 ↓ 周囲が「この人は美人だ」と認める。美人扱いをする。 ↓ もっと美人にふさわしい自分になろうと外見・内面両方の美しさに気を配るようになる。 ↓ 自他ともに、ますます美人と認めるようになる。 上記のような好循環が生まれるころには、「私は美人」と自然と思えるようになるはずです。人は(とくに男性)は、細部まで見ずに、オーラや全体の雰囲気を見て美人と認識するものだそうです。そして、オーラや雰囲気は、思いこみや妄想力で、いくらでも調整ができます。 今日から外出するときには、スマホと一緒に「私は美人」の意識も持ちあるきましょう。
2016年01月31日お金を賢く使うために、何かの商品・サービスを購入するときは、「この行為は自分にとって、どんな意味を持つのだろう?」と問いかけてみることを意識したいものです。 ■お金を使うとき、投資と浪費について意識する 私たちは商品やサービス(モノ)を購入するとき、モノとお金とを交換しています。 このとき、モノに使われるお金は、これからの自分に役立つ「投資」としてのお金と、今だけ役立つ「浪費」としてのお金にわけられます。 私たちの生活には、これから使うお金が投資になるか、浪費になるかを判断する瞬間が、実はたくさん隠れています。 どうせお金とモノとを交換するならば、満足感を得られ、投資となる選択をするのがオトクというもの。感情面と金銭面の、対費用効果の点から投資と浪費の違いについて考えてみましょう。 人がモノを購入するときには、必ず感情もセットで手に入れています。その感情がプラスで日常生活によい影響をあたえるならば、金銭の価格にかかわらず、そこで使ったお金は投資であるとみなします。 たとえばバーゲンで二人の女性が洋服を買ったとしましょう。Aさんは半額にひかれて購入しました。しかし、洋服のデザインが気に入らず、結局一回も着ずに終わり、後悔だけが残りました。 対してBさんは今まで着たことがないデザインの洋服に、半額なので思い切って挑戦しました。 丈が短すぎて数回着ただけで終わりましたが、いろんなデザインの洋服を着こなせる自分に気がつきました。そのことでセルフイメージが上がり、行動も前向きになりました。 この場合、金額だけを意識したAさんはお金を浪費したことになります。しかし、金額だけではなく、新たな自分の可能性を発見したBさんは、お金を投資したことになります。 では次に、セミナーを例に投資と浪費について考えてみましょう。 ■「3万円のセミナーと3千円のセミナー」自分にとって投資につながるのはどちら? 無料で学べるセミナーは、真剣に受講しないため身につかないと、よくいわれます。それでは金額に違いのあるセミナーの場合はどうでしょうか? 高額セミナーの方が身につくのならば、3万円と3千円とでは価格が高いセミナーの方がよいということになります。 しかし、この問いかけに正解はありません。どちらにお金を使うのが投資となるのかは、その人の意識により変わってくるからです。 確かに高額のセミナーは、元を取らねばという気持ちが、学ぶ意欲を高めます。ところが、セミナーを受けても、その内容を理解せず、習ったことを実行しなければ、ただの自己満足で終わります。 逆に低めの価格設定のセミナーであっても、自分が興味のある分野の知識を学べ、その知識を実際に活用できているのであれば、お金を投資したことになります。 セミナーを受講する際には、内容と価格設定だけにこだわらず、交換したお金を回収することも忘れずに意識しましょう。 セミナーを受講したことで仲間と出会えた、習ったことを仕事に応用したら売り上げがアップした、など感情面、金銭面で何らかのカタチでお金が回収されれば、セミナー受講は自分にとって投資であったといえます。 ■賢く使い自分の糧(かて)とすることで、お金は生き金となる 2つの例をみながら投資と浪費について考えてみました。モノを購入するときに、それが自分にどんな感情と効果をもたらすのかを意識することは大切です。 モノが自分の人生に登場したことで心がじんわりと温かくなり、心の糧(かて)を得て前向きに生きるきっかけとなったならば、そのモノにお金を使ったことは投資になります。 そして賢く投資したお金はモノへと姿を変え、そのモノが機会を運んでくれて、気がつくと違う経路からお金が回収できたりすることも起こってきます。 お金を浪費するのではなく、投資して、その後も自分を通じて循環させる。このことは、お金を生かして使うことにつながります。 日常生活に不可欠なお金を使うという行為を、もっと投資を意識しておこなってみませんか。
2016年01月18日SNSの普及で、私たちは簡単に人とつながり「友だち」を増やせるようになりました。その一方で、不要な付き合いに振りまわされて人間関係が不便になっている面もあります。 自分に不要な付き合いを断る力を身につけて、心地よいつながりを大切にしたいものです。 ■「いいね」をするのが面倒なのは、SNS疲れかも TwitterやFacebook、ブログを読んでいて「いいね」をするのが面倒になったり、イベントの誘いに返事をするのが億劫になることはありませんか? 相手の記事を読みたい気持ちより、記事をみて反応しなくては、という義務感が優先され、「いいね」を押すのに気がすすまなくなったら、それはSNS疲れの始まりのサインかもしれません。 ■SNSはあくまで道具 道具にふりまわされず、断る力を発動させよう 自由に人とつながることができるのがSNS本来の魅力のはず。 それなのにSNSをすることで自分の時間が削られ、気のりしない誘いに応じなくてはならない、というジレンマにおちいり、不自由な状態になることも、ときには起きてしまいます。 こうなると、人とつながることに、以前より興味が持てない、つながることに楽しさよりも、しんどさを感じる状態になる場合もあります。 そんなときは思い切って、人にどう思われるか、という反応は気にせず、心の健康のために、自分の正直な気持ちにしたがうのも、よい方法といえます。 今まで反射的に選択していた行動パターンを変化させてみるのです。 「いいね」をするのはしたいときだけにする、誘いは本当にいきたいものだけに参加する、などを実行してみると、心が少しずつ軽くなるのがわかります。 SNSは、あくまで自分が楽しくなるための道具。道具に振りまわされて心が消耗するようならば、しばらく離れてみることも大切です。 受け身で自動的に何でもOKに設定していた心の目盛りを自分優先にして、私には断る力があると設定しなおすことで、SNSを使いこなす自分へと変われる気がします。 ■自分が無理するつながりではなく、心地良いつながりを大事にしたい そうはいっても、自分だけがSNSに距離を置いたら「友だち」が離れていくのでは? と不安が湧いてくるかもしれません。 そんなときは不安は心の隅に置いたままにして、自分の気持ちを感じてみましょう。本当は気がついているはず。 SNSでいつも近い距離感でつながっていなくては成り立たない、そんな間柄はそもそも友だちではないことに。 そして思いきってSNSから少し遠ざかってみましょう。心のつながっている間柄なら、SNSがなくとも気にせずにつながり続けられるということが、実感されると思います。 SNSは、人とつながることの新しい喜びを提供してくれました。しかし昔はSNSなしでも、人は人とつながっていました。 SNSの速度と同じように心は動けない。だからこそ、自分の心に無理をさせないよう、自分でルールをつくり、断ることに躊躇(ちゅうちょ)しない心の状態を保つことが大切。 断る力が、現実でもSNSの世界でも、心地よいつながりの鍵になるはずです。
2016年01月15日人間は、自分の部屋にあるモノの存在に慣れる生き物です。 インテリアコーディネートをする前に部屋の写真を撮り、他人の目線で部屋を眺めてみましょう。部屋撮りをすることで、すっきりとした部屋を手にする方法を紹介します。 ■部屋の不要なモノは住人の目には入ってこない いつも部屋の整理整頓には気を配り、掃除もよくしている。インテリアには敏感なほう。それなのに何となく部屋が片付いていなくて今ひとつな感じがする…ということはありませんか。 その勘はたいてい当たっています。 自分では感知できないそれらの原因は、部屋の不要なモノが発生源であることが多いのです。 部屋の住人は、たとえ邪魔で不要なモノがあっても、その存在にいつしか慣れてしまうもの。 では不要なモノに気づくにはどうすればいいのでしょうか? そのヒントは部屋撮り。部屋撮りでこの問題を解決してみましょう。 ■部屋撮りをして、第三者目線で部屋のインテリアを点検しよう 見慣れた風景なはずなのに、写真だとなぜか違ってみえた、という経験は、誰にでもあると思います。 部屋も同じように、レンズを通すことで自分がみないようにしていたモノの存在が浮かび上がります。 写真が普段見慣れた空間の、異なったようすを現すのです。その効果を体感するために、部屋撮りをしてみましょう。 このとき単に部屋を撮るのではなく、部屋で人と過ごすことをイメージして撮影するのがポイントです。 自分がいつも座る場所ではなくて、客が部屋にきたときに座る場所から部屋撮りをする。このことで、写真を通して第三者の目で部屋を眺める疑似体験ができます。 部屋が他者にどうみえるかが点検でき、インテリアに不要なモノが何かを客観的に把握できるようになります。 ■不要なモノを片づけると、それだけで部屋のインテリアは見違える レンズを通すと、部屋には気がつかなかった不要なモノが、いかにたくさんあったのか改めて気づいて驚くかもしれません。 第三者目線で部屋の本来の姿に気がついたら、もう大丈夫。あとは不要なモノをどうするかを、決めて処理すればいいだけ。 部屋のインテリアの邪魔になる、なくても困らないモノは捨てる。みせたくはないけれど捨てることができないモノは、みえない場所に収納する。これだけで特別、手を加えなくても部屋は片づいた印象となります。 そして不思議とスッキリ感が増し、部屋のインテリアはよりすてきにみえてきます。 部屋に何かを新しく足すこととは違う、引くという考え方からの心地よい空間づくりのアプローチ。 思いたったらすぐにできる部屋撮りは、ひとりよがりにならないインテリアの強い味方です!
2016年01月11日仕事や人間関係、やるべきことに追われて、ほっとする時間をもてないまま毎日が過ぎていく…。そんなときはパソコンなどから離れて、絵本を手にとってみませんか? ページをめくり、ひらがなの多い文字とストーリーに沿って描かれた絵を眺めているうちに、五感がやさしく刺激されて、心がほぐれてきます。普段の生活とはちがう、ゆったりとした時間の流れる子どもの世界に連れていってくれることでしょう。 小学校で読み聞かせをしていた筆者が、オススメの絵本を紹介します。今回は、動物と子どもが登場するものを選びました。 ■ちがう世界を体験できるオススメの5冊 『雨、あめ』(ピーター・スピアー/評論社) 子どものころ、雨が降るとワクワクしませんでしたか? 雨のなかで主人公たちがくりひろげる冒険に、雨の日の楽しかった記憶がよみがえります。長靴で水たまりに飛びこんでみたくなることでしょう。 『おひさまパン』(エリサ・クレヴェン/金の星社) 太陽がみえない冬の時期に、パンで太陽をつくることを思いついた犬のパン屋さん。できあがったパンを食べたみんなは空へのぼり、お日さまも目を覚ましました…。 挿し絵の明るい色調と動物たちのやさしさが、読む人の気持ちを温めてくれます。 『いつでも会える』(菊田まりこ/学習研究社) 犬のシロは、ミキちゃんのいぬ。ふたりの楽しい日々は、ミキちゃんが突然いなくなることで、終わりを告げます。大切な人は心に生きつづけると気づくシロ。読んですがすがしい気持ちがわいてきます。 『しろいうさぎとくろいうさぎ』(ガース・ウイリアムズ/福音館書店) しろいうさぎと黒いうさぎのやりとりが、初めて人を好きになったころの気持ちを思いださせてくれます。ガース・ウイリアムズの繊細な絵のタッチが、うさぎたちの愛の物語にやさしい雰囲気をあたえています。 『ガンピーさんのふなあそび』(ジョン・バーニンガム/ほるぷ出版) ガンピーさんの小舟に、子どもや動物たちが「乗せて」とやってきます。次から次へとやってくるので、舟は定員オーバーでひっくり返ってしまいました。 でも、みんなはおいしいお茶をいただき、楽しい午後の時間を過ごします。解放感ある舟あそびの情景。自分も子どもになって参加してみたくなります。 ■自分のなかの子ども心を呼びもどすと、大人の私も元気になれる 大人になっても、誰もが持ちつづけているであろう子ども心。絵本を読みその世界に浸ることで、よろこびや興奮、感動、冒険など、幼いころに感じた気持ちを追体験することができます。 子ども心が満たされると感情は活性化され、元気が戻ってくることでしょう。心がつかれたときは、絵本を読んで明日への活力を補給してみませんか。
2015年12月28日キレイに片付けているし、色遣いや小物選びにも気をつかっているのに何だか物足りない部屋。それは空間に視線が集中する場所“フォーカルポイント”が、ないせいかもしれません。 見るたびに心がうれしくなる、そんなフォーカルポイントを部屋に作ってみませんか? ■フォーカルポイントを作るメリット インテリアでのフォーカルポイントとは、部屋に入って最初に視線が集中する場所のことを意味します。 西洋では暖炉、日本では床の間をイメージしてもらうとわかりやすいかと思います。 思わず目が行ってしまう場所であり、これがあることで部屋に見せ場が生まれ、そこを飾ることで、空間は華やぎ引き締まった印象になります。 このフォーカルポイントを意識する、すなわち視線を一か所に集めることは、意外と忘れられる盲点です。 フォーカルポイントのない部屋は、アクセントがない洋服のコーディネートのように、メリハリがなく未完成に感じられます。 逆に言えば、フォーカルポイントを整えるだけで、部屋は生き生きと魅力を増すのです。 私の部屋にはフォーカルポイントがなかった! と気が付いた人は、早速フォーカルポイントを作ってみましょう。 ■作ってみよう、フォーカルポイント まず簡単なやり方として、部屋の入口から見える壁面一か所に、フォーカルポイントを作ることにします。 方法は、「飾り棚やチェストなど低めの家具を置き、その上に鏡と花や小物を飾る」、「アクセントになる鮮やかな色の一人掛けソファを置く」、「大きな絵を壁にかける」、「キャンドルを集めて置く」など。 いろいろな方法が考えられますが、意識したいのはひとつ。ある程度のボリュームを持たせて、フォーカルポイントに視線が集中するようにコーディネートすることです。 自分の部屋の広さに合わせた暖炉や、床の間の代わりになる見せ場を作ることをイメージすると、程よいボリューム感が把握できてコーディネートがしやすいと思います。 慣れてきたら玄関など他の場所にもフォーカルポイントを作ることができます。 その際は、どんなときでも視線が分散しないように、一か所にフオーカルポイントを作ることを意識しましょう。 ■フォーカルポイントの活用法 フォーカルポイントには、ぜひ自分の大好きな物を飾りましょう! つながりを感じたいなら「家族や友人の写真がいっぱいのピンナップボード」を置いてみる、ガーデニングが趣味なら「自分の育てた花」を飾る、自分を高揚させたいなら「見るたびに元気になる絵」をかけるなど、視線が集中する先に自分が心地よく感じるものを置くことで、そこを見るたびに幸せな気分になれます。 フォーカルポイントは、物足りない部屋にアクセントを与えて引き締め、訪れる人に強い印象を残すという効果だけではなく、自分だけの聖域を空間に生み出す効果もあります。 フォーカルポイントを作ることで、見るたびに心がほっとしたり、ワクワクする生活を今から始めてみませんか。
2015年12月17日自然療法のひとつに「ひまし油湿布」というものがあります。 ひまし油の湿布で肝臓を温めることで毒素を排出し、体の自然回復力を高めるといわれている療法です。今回はその中でも女性にうれしい美肌効果について紹介していきます。 ■体がほわっと温かくなる!? 温めたひまし油を体に湿布すると、人間に本来備わる内なる癒やしの力を引き出してくれると言われています。 「ひまし油湿布」をするのに必要な材料は、 ・ひまし油(純度の高い低温圧搾のもの) ・柔らかいフランネル素材の布 ・ビニールのオイルカバー(オイルが漏れて衣服につかないようにするため) ・湿布を固定するヒモかベルト ・油を温めるための器具(電熱器、または使い捨てカイロでも可)、 ・重曹(オイルふき取り用) になります。 ひまし油が付いても問題ない服に着がえ準備が整ったら、湿布を開始します。ゆっくりと横になれる場所で行うことがポイントです。 布に200mlほどひまし油を浸し、オイルカバーを敷き、肝臓(体の右わき腹)の素肌にじかに湿布をして、その上を温める器具で保温します。 所要時間は1時間~1時間半ほど。温めることでひまし油が活性化して肝臓に働きかけ、体の解毒作用が進みます。 この時は、音楽も聞かず、携帯もいじらず、何もしないでただ横たわっていましょう。 時間がたったら湿布を外し、オイルを重曹で拭きとります。3日間湿布を繰り返し、その後オリーブオイル小さじ1、2杯を飲み4日間休むサイクルを3週間続けます。 その後1週間休み、体調を見ながら好みに合わせてこのサイクルを繰り返します。 ただし生理中には不調を招く恐れがあるため、行わないようにしましょう。作った湿布は1~2か月使えます。 ■「ひまし油湿布」で得られる効果 即効性のある美容法と「ひまし油湿布」との違いは、即効性のある美容法は肌に特化しているのに対して、「ひまし油湿布」は体が本来の力を取り戻し、その結果美肌が生まれるという、体全体に作用している点だと思います。 「ひまし油湿布」を続けてまず実感するのは、ニキビがでにくくなった、シミが目立たなくなったなど、自然で緩やかな調子の良い肌への変化です。 また、肝臓を湿布することで穏やかな気持ちになれ、リラックス効果も得られます。体・精神両面に作用する、これらの全てが美肌の素になるのだろうと感じています。 ■内側からのきれいを目指してみよう 美肌になりたいと思うとき、私たちは化粧品を変えたり、美容法を試したり、サプリメントをとったりと、足すことをまず考えますが、足す前に引いてみることも大切です。 体の解毒作用を促し、体が癒やされることで回復力が増すことで、美肌を維持しやすくなる「ひまし油湿布」の効果をぜひ体験してみてくださいね!
2015年12月11日資格習得の勉強や留学、結婚資金など、目標を持ったときに必要となるのはお金です。人生を自由に選択できるかは、お金があるかどうかに左右されるといってもいいでしょう。 大切なお金と上手に付きあっていくために、“自分とお金との関わり方”を、一度見つめなおしてみることをススメします。 ■節約だけに頼らない お金について真剣に考えはじめたとき、最初に取りくむのは、節約ではないでしょうか。通信費や習慣で寄ってしまうコンビニでの買い物代など「何となく使ってしまうムダな出費」を減らすことは、地味だけれど効果があります。 けれど、出費を減らすことだけに重点を置くと、食材の質を落とす、大好きなスイーツを我慢するなど「自分に必要な出費」まで削ってしまうことになりかねません。 生活からうるおいを失くし、我慢を続ける状態は、ダイエットのリバウンドのような結果を引きおこす可能性も。節約はお金を増やすためのメイン事項ではなく、あくまでサブであると認識することが大切です。 ■収入源はひとつではない そもそも、なぜ私たちが節約にこだわってしまうのか。それは、いまある収入のなかでお金を何とかしなければならないという思いこみがあるからです。 「決まった額の収入しかない」という思考は、不足に目が向いてしまいがち。この前提を「私にはお金を生みだす力(能力)がある」に変えてみましょう。 思考の転換をするだけで、具体的な行動をおこす気持ちがわいてきます。まずは自分のなかの前提を変えて、気楽にできることを実践しながら、お金を生みだす力を鍛えてみましょう。 ■実際にかせぐ経験をしてみる 自営業経験者でないと、お給料以外で収入を得る経験をすることはあまりないと思います。自力でお金を生みだすという経験は、お金が「ある」ことを実感するには有効な方法です。 まずは、パソコンやスマホを使って自宅の不用品を売ってみてはどうでしょうか。「ヤフオク!」や「Amazon」などを出品者として利用してみるのがおススメです。中古家電や書籍などは意外と買い手がつきますし、ほかにもいろいろな物品が売買対象となります。 自分で商品を選んで出品し、発送処理をしてお金をもらう。出品をする際に必要な工程を経験することは、商売の基本を学び、お金をかせいだ実感を得るには、最適の手段です。もし自宅には売る物がないという場合には、同じくパソコンやスマホを使って何か仕事を請けおってみるといいでしょう。 たとえば、文字を使う仕事ならアンケート回答から翻訳まで、幅広く求人はあります。いつでも気軽にはじめられ、慣れてくると単価の高い仕事に移行することも可能ですから、試してみて損はないと思います。 お金に対する心の前提を「ない」から「ある」に変えることは、自分に自信がつくという効果をもたらします。心がまえが変わることで、会社員であれば仕事の業績が上がり、昇給するなどの波及効果も期待できそうです。 お金を生みだしながら、必要なものには気持ちよくお金を払い、できる節約は行う。目先の金額に一喜一憂するだけでない、バランスのよい上手なお金との付きあい方を実践していきましょう。
2015年11月14日