小学生の兄妹と、転勤族のパパと4人で暮らす専業主婦です。インスタグラムとブログにて、発達障害のことや日常のことを更新中です。
自閉スペクトラム症と注意欠陥多動症の特性を持つト小2のトールくんは、何時間かけても宿題が終わらない。困り果てた母親のメイさんはいろいろな方法を試していくが…。
ASD(自閉症スペクトラム症)とADHD(注意欠陥・多動症)の息子トールが1歳半から幼稚園に通うまでのお話。どうすれば息子がのびのび成長するのことができるのか試行錯誤した日々を振り返ります。
どうして宿題ができないの? メイさんは、小2の息子トールくんが何時間かけても宿題ができないことに頭を悩ませていました。トールくんはASD(自閉スペクトラム症)とADHD(注意欠陥・多動症)の特性を持つ発達障がいですが、学習障がいや知的な遅れはなく、宿題の内容はトールくんにとって難しいものではありません。そこでペアレントトレーニング(主に発達障がい児を持つ親が子どもの問題行動への対策を学ぶもの)で習った「観察して分析」を実践してみると、解決策が見えてきて…。 メイさんが息子の特性と向き合い、試行錯誤した体験談。 ■前回のあらすじ 息子の宿題をやる上での問題点がわかり、「スムーズに進めること」を目標に具体的な対策を考え、必要となる手助けとともに実践してみることに。すると、帰宅して1時間かからず宿題が終わるようになるのだった。 ■問題を解決するために… ■親の課題 読んでくださりありがとうございました! 今回は息子トールの宿題問題に取り組むため、ペアレントトレーニング(ペアトレ)で学んだことを取り入れましたので、まとめとして少しご紹介しました。 「できたときにちゃんと褒めましょう」なんてよく聞くと思いますが、案外難しいですよね。でも、それが子どもの成長につながるとしたら、自分への課題として私も取り組みたいと思ってやっています。 それから、多分周りの同じ歳の子は、ここまで親が介入しなくても問題なく宿題ができていると思います。 でも、トールにも同じことを要求しようとは思いません。 それはトールが発達障がいだからではなく、「ひとりで宿題に取り組むことが難しいから」です。 もし宿題問題やほかのことで周りと比べて悩んでいる方がいたら、いったんその考えを取り除いて、本人にとって手助けが必要かどうかを見てあげてほしいなぁと思います。
2023年11月27日どうして宿題ができないの? メイさんは、小2の息子トールくんが何時間かけても宿題ができないことに頭を悩ませていました。トールくんはASD(自閉スペクトラム症)とADHD(注意欠陥・多動症)の特性を持つ発達障がいですが、学習障がいや知的な遅れはなく、宿題の内容はトールくんにとって難しいものではありません。そこで今度はペアレントトレーニング(主に発達障がい児を持つ親が子どもの問題行動への対策を学ぶもの)で習った「観察して分析する」を試してみることに…。 メイさんが息子の特性と向き合い、試行錯誤した体験談。 ■前回のあらすじ どうしたらいいのか悩んでいる頃、発達障がい児を持つ保護者向けのペアレントトレーニングを学ぶ機会が訪れる。そこで習った「まずは観察して分析してみる」という方法を実践してみることにするのだった。 ■具体的な対策は? 前回は、息子の行動を観察して、どこでつまづいてしまっているのか問題点を探しました。 とにかく「だらだらと長引かせず早く終わらせたい」とも考えたので、玄関に計算カードを持って行って、帰宅後即やることに。 帰宅してまだのんびりモードになっていないことや、計算カード自体は短時間で終わらせられることもあり、すんなり取り組んでくれました。 発達障がいの子は見通しがつかないことも苦手なので、漠然と「全部終わったら」ではなく、本人が想像しやすい時間や課題を設定するようにしました。 ■息子に変化が…! 息子の改善した様子を書きましたが、問題点を把握したことで手助けができるようになり、本当にすんなり進むようになりました。 次回は、まとめと、やってみた感想などを描きたいと思います。 息子のケースだけでなく、ペアレントトレーニングの考え方は子育て全般に役立つと思うので、私が学んだことを紹介できたらと思います。 次回に続く「小学生男子、宿題の時間かかりすぎる問題」(全5話)は12時更新!
2023年11月26日どうして宿題ができないの? メイさんは、小2の息子トールくんが何時間かけても宿題ができないことに頭を悩ませていました。トールくんはASD(自閉スペクトラム症)とADHD(注意欠陥・多動症)の特性を持つ発達障がいですが、学習障がいや知的な遅れはなく、宿題の内容はトールくんにとって難しいものではありません。そこでメイさんは発達障がい育児の基本となる“視覚化”を取り入れるのですが…。 息子の特性と向き合い、ペアレントトレーニング(主に発達障がい児を持つ親が子どもの問題行動への対策を学ぶもの)を取り入れながら試行錯誤した体験談。 ■前回のあらすじ 脅し系やご褒美をあげるなどの方法がうまくいかず、発達障がい児にわかりやすい視覚化で宿題を進めることにした母。しかしこの方法も失敗。さらにほったらかし作戦に出るが、それも効果が得られず…。 ■宿題がプレッシャーに “ペアレントトレーニング”とは、子どもの問題行動を改善するために親がどのようにすればいいのかを学ぶもので、主に発達障がい児の親向けのものではありますが、定型発達の子にも使えるなって思いました。 というか、発達障がい児に向けて効果的なものは、定型発達児に向けても良いものがほとんどだと思います。 ■まずは観察! 「宿題に時間がかかるー!」「全然やらないー!」と問題視するのではなく、具体的に何ができていないのかをまず把握するため、息子を観察することにしました。 次回に続く「小学生男子、宿題の時間かかりすぎる問題」(全5話)は12時更新!
2023年11月25日どうして宿題ができないの? メイさんは、小2の息子トールくんが何時間かけても宿題ができないことに頭を悩ませていました。トールくんはASD(自閉スペクトラム症)とADHD(注意欠陥・多動症)の特性を持つ発達障がいですが、学習障がいや知的な遅れはなく、宿題の内容はトールくんにとって難しいものではありません。ではなぜ宿題ができないのか? いろいろな方法を試すメイさんですが、トールくんの自己肯定感が下がるばかりで…。 息子の特性と向き合い、ペアレントトレーニング(主に発達障がい児を持つ親が子どもの問題行動への対策を学ぶもの)を取り入れながら試行錯誤した体験談。 ■前回のあらすじ 小2の息子は、自閉スペクトラム症で注意欠陥多動症。学習障害や知的な遅れはないのだが、宿題が何時間かかっても終わらない。どうにかせねばと思った母はいろんな方法を試してみるが、改善されなくて…。 ■視覚化を宿題に取り入れると… ■次は放っておく! 今振り返ると「そんなんじゃダメだよー」とわかるのですが、そのときはわからなくて…。 というか、やってみたことによってダメなやり方がわかっていって、だんだん正解に近づいていく感じですね。エジソンの名言でそんなのがありましたね。 脅し系育児と同様、「宿題をやらないで行ったらいいじゃん」というのも、本意ではありませんでした。「それってどうなの?」と思う気持ちがあるので。だからこのとき一度試して、もうやめました…。 次回に続く「小学生男子、宿題の時間かかりすぎる問題」(全5話)は12時更新!
2023年11月24日どうして宿題ができないの? メイさんは、小2の息子トールくんが何時間かけても宿題ができないことに頭を悩ませていました。トールくんはASD(自閉スペクトラム症)とADHD(注意欠陥・多動症)の特性を持つ発達障がいですが、学習障がいや知的な遅れはなく、宿題の内容はトールくんにとって難しいものではありません。ではなぜ宿題ができないのか? いろいろな方法を試すメイさんですが、トールくんの自己肯定感が下がるばかりで…。 息子の特性と向き合い、ペアレントトレーニング(主に発達障がい児を持つ親が子どもの問題行動への対策を学ぶもの)を取り入れながら試行錯誤した体験談。 こんにちは、メイです。 今回は息子の「宿題の時間がかかりすぎる問題」についてです。 もう本当に私もつらくてつらくて…、なぜできないのか私には理解できなくて…。 でも、違う人間なので理解できなくて当たり前。そう思いながら試行錯誤した体験を描いていきたいと思います。 ■宿題が終わらない… ■どうしたらいいの!? 「子どもを怖がらせたり罰を与えることで言うことを聞かせる」というやり方が、私はどうしても好きになれません。 イライラしているとつい言っちゃうこともあるのですが…、そのときは猛反省です。 次回に続く「小学生男子、宿題の時間かかりすぎる問題」(全5話)は12時更新!
2023年11月23日息子は、いわゆる「育てにくい子」でしたーー。 幼稚園で、お友だちのお母さんからトールくんのことを聞く機会が増えたメイさんは、思い切って自分がトールくんの他害や多動に悩んでいることを話すようになりました。すると、息子を受け入れてくれる人が増えてきて…。 数年後にASD(自閉スペクトラム症)とADHD(注意欠陥・多動症)の特性を持つ発達障がいだと診断される息子を育てる中で、メイさんが周囲の態度や言葉に傷つきながらも対処法を模索し、トールくんをサポートしていく様子を綴ります。 ■前回のあらすじ 息子トールの良い面に気づき、好きになってくれるお友だちが幼稚園にいることを知る。そこで私は、トールの話をしてくれるお母さんには他害や多動に悩んでいることをできるだけ話すことにするのだった。すると、トールのことを肯定してくれる人が増え、私の「息子を受け入れてほしい」という気持ちは満たされたのでした。 ■今できることを意識しながら ■息子も小学生に ■確実に育っていく毎日 心を悩ませた息子の他害。悩みながらも一生懸命向き合ってきました。 なかには間違えたことや、かえってご迷惑をおかけしたこともあったかもしれません。今では息子の他害もおさまり元気に小学校に通っています。 辛かった時期はたくさんあったけど、全部ちゃんと通り過ぎてきました。 辛かった時のことを思い返して、あぁ私はちゃんとできてたのかな? と思うこともあるけど、今私と息子が笑顔なこと、当時の写真を見返しても息子がたくさん笑顔なこと、それは事実なので、やっぱり私は息子とちゃんと過ごせてると思うのです。 お読みいただき、ありがとうございました。
2023年11月22日息子は、いわゆる「育てにくい子」でしたーー。 夏休みが明けたある日、幼稚園から帰宅しようとしていたメイさん親子は、トールくんのクラスメイトに話し掛けられました。「また明日遊ぼうね!」と息子が言われているのを初めて聞き、メイさんは嬉しくて胸がいっぱいになるのでした…。 数年後にASD(自閉スペクトラム症)とADHD(注意欠陥・多動症)の特性を持つ発達障がいだと診断される息子を育てる中で、メイさんが周囲の態度や言葉に傷つきながらも対処法を模索し、トールくんをサポートしていく様子を綴ります。 ■前回のあらすじ 担任の先生と話し、落ち込んでいた帰り道で、息子のクラスメイトが「トールくん、また明日遊ぼうね!」と声を掛けてくれる。息子と遊びたいと言ってくれる子がいることが嬉しくて、涙が出てしまうのだった。 ■好きでいてくれる友だちがいる! 入園まではほかの子と息子が関わるのをできるだけ避けていました。 でも、幼稚園に入って毎日ほかの子と過ごすようになって、息子の良い面に気づいて、好いてくれるお友だちができていることがわかりました。 それまではどうしても、他害してしまうと引き離すという選択をしていました。 でも幼稚園では、他害したからと言ってずっとほかの子と離れて過ごすわけにはいかない。 息子の「他害」という一面だけではなく、ほかの面を見てもらえる機会が増えたのだと感じました。 ■たくさんの声に… 息子の行動や、それに対する私の対応に、怒られたり嫌がられたりすることが多かった日々で、人とちゃんとコミュニケーションを取ることを避けるようになっていました。 でも、入園したことで少しずつ気持ちにゆとりができたことや、幼稚園というコミュニティに属することができたことで、好意的に見てくれる人もたくさんいると、気づくことができました。 そして私の「息子を受け入れてほしい」という気持ちはどんどん満たされていき…、コミュニケーションの大切さを改めて感じるのでした。 次回に続く「いわゆる育てにくい子でした」(全14話)は12時更新!
2023年11月21日息子は、いわゆる「育てにくい子」でしたーー。 幼稚園の面談でショックを受けたメイさんは、他人の気持ちを勝手に想像して落ち込むのはやめようと思う。それよりも「今何ができるか」を考えることが大事だと思うのだが、自分のいない幼稚園での行動に向けて対策を考えるのは難しくて…。 数年後にASD(自閉スペクトラム症)とADHD(注意欠陥・多動症)の特性を持つ発達障がいだと診断される息子を育てる中で、メイさんが周囲の態度や言葉に傷つきながらも対処法を模索し、トールくんをサポートしていく様子を綴ります。 ■前回のあらすじ 他人の気持ちを想像し落ち込んでしまうが、それより「何ができるか考えることが大事だ」と思い直す。しかし、息子は家では他害もなくなっていて、幼稚園での行動を目にしない分、自分に何ができるのかわからず…。 ■友だちが声をかけてくれて… ■初めての経験に涙…! その子は「トールくんと遊びたいなー」ってお母さんに言いながら帰って行きました。 息子のトールと遊びたい!? なんで!? わからないけど嬉しすぎる…! トール本人は幼稚園のこともあまり話してくれなかったので、ちゃんとお友だちと遊んだりしてるんだ…と嬉しくなりました。 次回に続く「いわゆる育てにくい子でした」(全14話)は12時更新!
2023年11月20日息子は、いわゆる「育てにくい子」でしたーー。 幼稚園の担任との面談で、トールくんの他害や立ち歩いてしまうことなどについて話を聞くメイさん。担任は「声の掛け方を工夫していきます」と言うが、周りの子に嫌がられたり、お母さんたちにいなくなればいいと思われているのでは…と怖くなってしまう。 数年後にASD(自閉スペクトラム症)とADHD(注意欠陥・多動症)の特性を持つ発達障がいだと診断される息子を育てる中で、メイさんが周囲の態度や言葉に傷つきながらも対処法を模索し、トールくんをサポートしていく様子を綴ります。 ■前回のあらすじ 幼稚園で面談が行われ、息子の様子を聞かせてもらう。先生は「声掛けなど工夫してやっていきますね」と言ってくれるが、やはりショックで…。帰り道、いなければいいのにと思われているかも…と思ってしまう。 ■もうしないと決めたこと ■私には何ができる…? 「他人の気持ちを勝手に想像して落ち込まない」というのは、ベビースイミングに通っていたときに決めたことでした。 自分に後ろめたいことがあるとどうしても疑心暗鬼になって、悪く思われてると思ってしまうんですよね。 他人の気持ちを考えること、思いやって先回りして行動すること、行動しないこと。それを良いことだとする考え方もありますが、私は息子を育てていて、それを大切なことのトップに持ってきていたら、身動きが取れなくなると思いました。 また、わが子が他害してる姿を見るのは本当にしんどかったので、見なくて済むのはすごく楽でした。楽なんて言ったら怒られるかもしれませんが…。 もし何かあったときに、先生が間にいてくださることはとても心強かったし、本当にありがたかったです。 次回に続く「いわゆる育てにくい子でした」(全14話)は12時更新!
2023年11月19日息子は、いわゆる「育てにくい子」でしたーー。 幼稚園から電話が掛かって来て、何を言われるか不安になるメイさん。トールくんが「お友だちとのやり取りの中で手が出てしまうことがある」と言われ、後日面談をすることになり…。 数年後にASD(自閉スペクトラム症)とADHD(注意欠陥・多動症)の特性を持つ発達障がいだと診断される息子を育てる中で、メイさんが周囲の態度や言葉に傷つきながらも対処法を模索し、トールくんをサポートしていく様子を綴ります。 ■前回のあらすじ 幼稚園からの電話で担任は、息子トールの園での問題ない行動を報告してくれる。何を話したいのだろうと思って聞いていると、ついに「お友だちに手が出てしまうことがある」と切り出され、面談をすることになるが…。 ■息子は目立ってる!? ■周りから嫌がられているかも… 年少さんの初夏、先生と面談を行いました。 年少さんだと、他害はともかく立ち歩きたかったりはまだまだあるのではないかと思います。 なので、これを読んだ年少さんのお母さまお父さま、我が子が座っていられないからとあまり心配しすぎないでくださいね! 次回に続く「いわゆる育てにくい子でした」(全14話)は12時更新!
2023年11月18日息子は、いわゆる「育てにくい子」でしたーー。 トールくんは、母親のメイさんが第一希望にしていた幼稚園に入園。幼稚園で「息子を受け入れてくれる人がいたらいいな」と願いながら通わせる日々だったが、入園から3ヶ月経った7月、幼稚園から電話が掛かってきて…!? 数年後にASD(自閉スペクトラム症)とADHD(注意欠陥・多動症)の特性を持つ発達障がいだと診断される息子を育てる中で、メイさんが周囲の態度や言葉に傷つきながらも対処法を模索し、トールくんをサポートしていく様子を綴ります。 ■前回のあらすじ 息子のトールが第一希望の幼稚園に入園。これまで誰かに受け入れてもらった経験がないため、園生活で「息子を受け入れてもらえたら…」と願いながら通わせていたある日、幼稚園から電話が掛かって来て…。 ■何を話すために電話したの? ■やっぱり…! 幼稚園の担任の先生から電話が掛かってきてドキドキしながら出たのですが、はじめは息子のなんてことない様子をお話されるので「ん? このためにわざわざ電話を?」と思っていたら…、やっぱりその後に本題がありました。 多分、初めてこのような電話をかけて、先生も緊張していたのだと思います。 次回に続く「いわゆる育てにくい子でした」(全14話)は12時更新!
2023年11月17日息子は、いわゆる「育てにくい子」でしたーー。 ワンオペで息子のトールくんを育てるメイさんは、そろそろ幼稚園を決める時期に。ある幼稚園の説明会で園長先生の「目の前にいる子どもをそのまま受け入れる」という話に「この先生なら息子を受け入れてくれるかもしれない」と思い…。 数年後にASD(自閉スペクトラム症)とADHD(注意欠陥・多動症)の特性を持つ発達障がいだと診断される息子を育てる中で、メイさんが周囲の態度や言葉に傷つきながらも対処法を模索し、トールくんをサポートしていく様子を綴ります。 ■前回のあらすじ 幼稚園の説明会で、園長先生の「目の前にいる子どもをそのまま受け入れる」という話に、苦しんでいた頃に聞きたかった言葉だと感銘を受ける。そして、この先生なら息子を受け入れてくれるかもしれないと思えて…。 ■希望の園に入園 ■幼稚園から電話が…! 「息子を受け入れてほしい」というのは、「息子のすべてを理解して愛してかわいがってほしい」という意味ではありません。 息子を邪魔だとか、いない方がいいのにと思わず、「クラスの仲間だと受け入れてほしい」という意味です。 息子の居場所がほしいという願いでした。 次回に続く「いわゆる育てにくい子でした」(全14話)は12時更新!
2023年11月16日息子は、いわゆる「育てにくい子」でしたーー。 ワンオペで息子のトールくんを育てるメイさんは、トールくんの他害に悩んでいました。そんなある日、ベビースイミングで子ども同士が叩き合うトラブルが発生。それをキッカケにプールを辞めようかと考えるが、誰のための習いごとなのかを問いかけることに。その結果、息子はほかの子ができることができない、だから私が人の10倍手をかけて教えようと、覚悟が固まるのでした…。 数年後にASD(自閉スペクトラム症)とADHD(注意欠陥・多動症)の特性を持つ発達障がいだと診断される息子を育てる中で、メイさんが周囲の態度や言葉に傷つきながらも対処法を模索し、トールくんをサポートしていく様子を綴ります。 ■前回のあらすじ 息子が好きなプールを辞めさせたくないが、人に迷惑を掛けるのは嫌だとも思う。どうすべきかと迷ううちに、息子はほかの子ができることができない、だったら人の10倍手をかけようと思い立ち、覚悟が決まるのだった。 ■幼稚園説明会にて… ■園長先生の言葉に希望が… 園長先生のこのお話を聞いた時点では、もう悩みまくっていた時期は過ぎていて、息子のことを受け入れられるようになっていました。 でも、その気持ちをうまく言葉にすることはできていなくて…。私の気持ちを明確に表してくれた言葉だと感じました。 そして、「私以外にも息子を受け入れてくれる人はいるのかもしれない」と、希望を持った言葉でもありました。 次回に続く「いわゆる育てにくい子でした」(全14話)は12時更新!
2023年11月15日息子は、いわゆる「育てにくい子」でしたーー。 ワンオペで息子のトールくんを育てるメイさんは、トールくんの他害に悩んでいました。そんなある日、ベビースイミングで子ども同士が叩いてしまうトラブルが発生。最初に叩いた相手の母親に「ちゃんと見ててください」と怒られたメイさんは、この言葉は今回のことだけを言っているのではなく、みんなは私たちにプールを辞めてほしいと思っていると考え始めて…。 数年後にASD(自閉スペクトラム症)とADHD(注意欠陥・多動症)の特性を持つ発達障がいだと診断される息子を育てる中で、メイさんが周囲の態度や言葉に傷つきながらも対処法を模索し、トールくんをサポートしていく様子を綴ります。 ■前回のあらすじ トラブルをキッカケに、みんなから「もう来ないでほしい」と思われてると感じ、プールを辞めることを考え始める。しかし、トール自身はプールを楽しんでいる。しんどいのはトールではなく自分なんだと思い至り…。 ■辞めたくない! ■人の10倍、手をかけよう 「なんで?」「どうしたら…」って考えているうちは、答えが出なくてすごくしんどかったんです。 でもあるときふと、「どうしたらいいかなんて、そんなん教えるしかないやん」って思い立って…。 周りと比べてるつもりはなかったけど、「このくらい教えたらできるだろう」っていう、わたしの中の常識と比べてしまっていたんだろうなと思いました。 そして、ほかの子よりわからないなら、ほかのお母さんより教えたらいいんだって思って、「じゃあ10倍教える!」って、覚悟を決めました。 そのくらい「この子に根気強く関わる」という覚悟でした。 次回に続く「いわゆる育てにくい子でした」(全14話)は12時更新!
2023年11月14日息子は、いわゆる「育てにくい子」でしたーー。 ワンオペで息子のトールくんを育てるメイさんは、トールくんの他害に悩んでいました。生後半年から始めたベビースイミングでは唯一ストレスなく楽しめていたのですが、ある日更衣室で男の子とトールくんが叩き合うトラブルが発生。最初に叩いたのは相手なのにその母親には「ちゃんと見ててください」と怒られてしまいます。しかし、メイさんは言い返すことができなくて…。 数年後にASD(自閉スペクトラム症)とADHD(注意欠陥・多動症)の特性を持つ発達障がいだと診断される息子を育てる中で、メイさんが周囲の態度や言葉に傷つきながらも対処法を模索し、トールくんをサポートしていく様子を綴ります。 ■前回のあらすじ 生後半年からベビースイミングに通っていたトール親子。ある日、更衣室で突然男の子に叩かれたトールはすかさずやり返してしまう。そこへその男の子の母親がやって来て「ちゃんと見ててください!」と言われてしまい…。 ■自分たちに自信がない… 何も言えなかったのは、ビックリしたのもあったけど、自分たちに自信がなかったからです。 息子が手を出すのは事実でしたし。見ているつもりだったけれど、防ぐことができないときもある。 「ちゃんと見てない」と言われても仕方なかったからです…。 ■辞めたほうがいい? 「スイミングもうしんどいなー」「行くのやめようかなー」と、考えるようになりました。 みんなが迷惑に思ってるだろうなとしか思えず、そんな場所に行くのもしんどい…と。マイナス思考ばっかりになってしまって。 でも、楽しんでる息子を見て「誰のためにやめようとしてるんだろう?」って自分に問いかけるようになりました。 次回に続く「いわゆる育てにくい子でした」(全14話)は12時更新!
2023年11月13日息子は、いわゆる「育てにくい子」でしたーー。 ワンオペで息子のトールくんを育てるメイさんは、とてもつらい思いをしていました。トールくんが癇癪を起こすようになり、さらには他害が始まったのです。叩いてしまった相手の母親に謝っても何も答えてもらえなかったり、さまざまな出来事がメイさんを追い詰めていきます。「なぜ?」「どうしたらいい?」何度も何度も自分に問いかける日々。そして、メイさんがたどりついた覚悟とは…? 数年後にASD(自閉スペクトラム症)とADHD(注意欠陥・多動症)の特性を持つ発達障がいだと診断される息子を育てる中で、メイさんが周囲の態度や言葉に傷つきながらも対処法を模索し、トールくんをサポートしていく様子を綴ります。 ■前回のあらすじ 実家が遠く、友だちもいない。平日は完全にワンオペだからこそ児童館に行かねばと思うのだが、他害してしまった息子から目が離せず、相手の母親に謝っても何も答えてくれなかったことなどがあり、足が遠のいていく。 ■プールでは快適だったけど… ベビースイミングは、親が一緒に入るので浮き輪なども付けていなくて、常に抱っこでした。 息子も楽しそうだし、勝手にどこか行くこともできなかったので、水の中は本当に気楽で楽しかったです。 でもたくさんの小さい子どもや親が集まる場なので、トラブルがなかったわけではありませんでした…。 ■相手の母親の言葉に…!? 全く手を出さないお子さんもいるでしょうが、子どもなのでどうしても親が思いもしない行動をするものですよね。 「ちゃんと見ててください!」と言われ、驚きました…。 次回に続く「いわゆる育てにくい子でした」(全14話)は12時更新!
2023年11月12日息子は、いわゆる「育てにくい子」でしたーー。 ワンオペで息子のトールくんを育てるメイさんは、とてもつらい思いをしていました。トールくんが癇癪を起こすようになり、特に外で泣き出すと周囲の目が冷たかったのです。そして、さらに他害が始まり…。児童館で女の子を叩いてしまった息子にショックを受けるメイさん。「なぜ?」「どうしたらいい?」何度も何度も自分に問いかけます。そして、メイさんがたどりついた覚悟とは…? 数年後にASD(自閉スペクトラム症)とADHD(注意欠陥・多動症)の特性を持つ発達障がいだと診断される息子を育てる中で、メイさんが周囲の態度や言葉に傷つきながらも対処法を模索し、トールくんをサポートしていく様子を綴ります。 ■前回のあらすじ 癇癪を起こすと自分自身が納得するまで泣き続ける息子トール。対処に悩む母だったが、もっとつらかったのは他害で…。ある日児童館に行くと、トールが女の子を突然叩いてしまう。理由もわからず困惑するが…。 ■謝っても… 「先に捕まえれば良かった…」というのは、今になったら当たり前のようにわかることですが、そのときはとっさにわからなくて…。失敗してから、こうすれば良かったと学ぶことが多かったです。 謝っても何も言ってもらえなかったときは、正直すごくショックでした。 でも、子どもが泣かされたらもちろんすごく嫌だと思うし、子どもの機嫌がやっと良くなってホッとした矢先だった、ということも考えられますし、そもそも手を出したこちらが悪いので、私は傷付いたりする資格はないと思っていました。 ■どうしたらいいの…? 友だちもいないし実家も遠い、平日は完全にワンオペだったので、どこかに連れていかなければならないと思っていました。そうじゃないと、息子は本当に私としか関わらないことになると思いました。 児童館に行くことで、息子自身は楽しんでいたと思います。だからこそ、行かないという選択をすることが、なかなかできずにいました。 次回に続く「いわゆる育てにくい子でした」(全14話)は12時更新!
2023年11月11日息子は、いわゆる「育てにくい子」でしたーー。 ワンオペで息子のトールくんを育てるメイさんは、とてもつらい思いをしていました。トールくんが癇癪を起こすようになり、泣き止ませようとしてもうまくいかず自分自身にイライラしたり、周囲から「親なら黙らせろ」と言われ息子と一緒に泣くことも。そして、さらには他害も始まります。「なぜ?」「どうしたらいい?」何度も自分に問いかける日々。その後、メイさんがたどりついた覚悟とは…? 数年後にASD(自閉スペクトラム症)とADHD(注意欠陥・多動症)の特性を持つ発達障がいだと診断される息子を育てる中で、メイさんが周囲の態度や言葉に傷つきながらも対処法を模索し、トールくんをサポートしていく様子を綴ります。 ■前回のあらすじ ワンオペで息子・トールを育てるメイ。トールが1歳半から2歳半の頃、癇癪がひどく、外でも泣き始めたら泣き止まず、どうしたらいいのか悩んでいました。 ■息子自身にしか止められない 息子のトールが1歳半から2歳半の頃。癇癪がひどく、外でも激しく泣く息子を泣き止ませる方法に悩む日々。「うるさい」「親なら黙らせろ」と言われる時もあり、そういう時は急いで自宅に戻るしかなかった…。 息子の後に娘を育ててみて思ったのは、私の対処の仕方で「起きる前に癇癪を止められる」ということでした。もちろん、娘のときの方が私の経験値も上がっていたということもあると思いますが、息子と娘は明らかに違いました。 息子は、ほかのもので替えが効かなかった。 おかしやおもちゃ、場所を移すこと、抱っこなど身体的に触れ合うこと、いろいろな声掛け…。何もかもが効かなくて、対象に対する執着がすごいというか、とにかく切り替えが全くできませんでした。 だからこれだけは言えます。 癇癪は、対処の仕方次第で止められる場合がある。でも、どんな対処をしても止められないこともある。だから、努力を放棄するわけにはいかないけど、止められなかったからと言って親のせいではない。 ■叩く息子にショック… ある日、児童館でいきなりほかのお子さんを叩いた息子。しかもなぜ叩いたのか、理由がわからなくて…。 癇癪もつらかったけど、他害は本当に大変でした…。 次回に続く「いわゆる育てにくい子でした」(全14話)は12時更新!
2023年11月10日息子は、いわゆる「育てにくい子」でしたーー。 ワンオペで息子のトールくんを育てるメイさんは、とてもつらい思いをしていました。トールくんが癇癪を起こすようになり、特に外で泣き出すと周囲の目が冷たかったのです。泣き止ませようとしてもうまくいかず自分自身にイライラしたり、周囲から「親なら黙らせろ」と言われ息子と一緒に泣くことも。「なぜ?」「どうしたらいい?」何度も自分に問いかける日々。その後、メイさんがたどりついた覚悟とは…? 数年後にASD(自閉スペクトラム症)とADHD(注意欠陥・多動症)の特性を持つ発達障がいだと診断される息子を育てる中で、メイさんが周囲の態度や言葉に傷つきながらも対処法を模索し、トールくんをサポートしていく様子を綴ります。 こんにちは、メイです。 ASD(自閉症スペクトラム症)とADHD(注意欠陥・多動症)の息子トールが1歳半頃から幼稚園に入園した頃までのお話です。 いわゆる育てにくい子でした。外出先での癇癪、遊び場での他害…、たくさんたくさん、悩みました。当時は相談する相手もいませんでした。トールみたいに激しい子、なかなかいませんでしたから。 ネットを見れば、関わりたくない、迷惑、公共の場に来ないでほしい等々、落ち込むような言葉ばかり。うるさいこの子が悪い。お友達をたたくこの子が悪い。わかりきっている事実です。 今は、もう他害しません。あの頃の私のように、今悩んでる方が読んでくれたらいいなと思います。悪いのはこちらなのだということを重々承知した上で、これを描いています。そんな人もいるんだなと、あたたかい目で見ていただけると嬉しいです。 ■泣き続ける息子 ■「うるさい」と言われ… この頃は周りからの視線や声が痛かったです。 癇癪の対応で私が血を流すことが本当に何度もあって…。この頃は初めての子育てだしわからなかったけれど、娘を育ててみたら娘によって私がケガをするようなことは全くありませんでした。 激しい子だったんだと後になってわかりました。真っ最中は気づけないものなんですね。 次回に続く「いわゆる育てにくい子でした」(全14話)は12時更新!
2023年11月09日