息子(2018.3生)と主夫の旦那との3人暮らし。「夫婦のじかん」として旦那とコンビを組み芸人としても活動しています。著書の『母ハハハ!』(PARCO出版)が話題。
お笑いコンビ「夫婦のじかん」の大貫ミキエさんによるコミックエッセイ。相方である旦那さんと、2018年に誕生した息子くんとの日々を綴ります。
5歳の長男、しりとりが大好きです。 3歳の頃は、まだまだたどたどしい感じのしりとりでしたが、5歳の今では、語彙力も増え、なかなか終わらないことが殆どです。 しりとりを始めた当初は、「リンゴ」「ごりら」「らっぱ」などの、しりとりでよく使うような果物や動物といったものが多かったのですが、最近は、そういう類のものはすぐに使い切ってしまいます。 「る」になったとき、長男から「ルーマニア」と出たときは驚きましたが、どうやら私が以前使っていたらしいのです。国の名前だということもその時教えていたそうで、私は全然覚えていなかったのに、長男はよく覚えているという…。記憶力の低下が気になる最近です…。 3歳の頃は、濁点などになると急に難しくなるのか、思いつかずに終わってしまうことも多かったのですが、今は違います。 先日は、「ボルト」という言葉が飛び出しました。 え! そんな言葉知ってるんだ。一体どこで聞いたのだろう? と思い、ボルトが何なのか聞いてみると… 正解です。 因みに私もネジとボルトの違いがわからなくて、後で調べました…。 (ボルトはナットと1セットで使われるものらしいです) そしてまたある日には、「人体模型」という言葉が飛び出ました。 人体模型! 今までしりとりで使ったこと無かったかも…。 一体どこで知ったんだろう? これは図鑑とか? ちゃんと意味もわかっているのだろうか。 わかってました。 子どもの語彙の増え方、すごい! そして、ある日ついに… 子どもからしりとりの手助けをしてもらうこととなりました…! 今まで長男から「〇〇もあるよー」と教えてもらうことはあったのですが、勿論自分でも他の言葉を思いついていました。 しかしこのときは、全く何も浮かびませんでした。 私の中でのしりとりの「ず」のストックが完全に切れていたのです。 「頭脳」。 今までしりとりで使ったこともありませんでした。お前はそれが足りないんだよと教えられたような、勝手に二重の意味で捉えてしまった1日でした…。
2024年02月12日毎年我が家では、クリスマスケーキをお気に入りのケーキ店で購入しています。 しかし、物価の値上がりもあり、今年のケーキの値段は税込みで5000円超え……。 年々高くなるなあと思い、今年は思い立って手作りにしてみました。 あまり料理が得意ではない私なのですが、実はケーキは小学生の頃から大学生の頃くらいまで、結構作っていたのです。 祖母に教えてもらったレシピのケーキが本当においしくて、あまり甘いものが得意ではない人も、このケーキは完食してしまうくらいなのです。 久しぶり(約20年ぶり……!)にケーキを作ってみようと思い立ったのですが、気付けばハンドミキサーを捨ててしまっていました……。 スポンジケーキは、卵の泡立てが本当に要なのですが…… まあ、離乳食のときに使ったハンドブレンダーでいけるかなと思ったのが運の尽き。 いつまで経っても泡立ちません。 そりゃそうです。 ブレンダーは粉砕するのであって、泡立てるものではありませんから。 やっとそのことに気付き、手動の泡だて器も断捨離してしまい無かったため、ネットで代用案がないか検索。 菜箸を束ね、輪ゴムで止めれば簡易泡だて器になるとのことでした。 結果、 ダメでした。 おとなしく手動の泡だて器を買ってきて、なんとか泡立ち、事なきを得ました。 泡立てるのはめちゃくちゃ大変でしたが、ケーキの味は本当においしかったです。 とはいえ、時間といらない焦りで七転八倒だった今回。 5000円超えのケーキと比べると、どちらが良かったのか、正直わかりませんでした。 しかし、準備がきちんとできている人ならば、確実にコスパは良いと思うので、手作りにも是非挑戦してみてくださいね。 デコレーションを子どもに任せると、楽しんでやってくれてその辺も手作りの良さを感じました。
2024年01月15日年末年始の帰省、子どもがいなかった頃は特に何も感じずに移動していましたが、子連れでの移動がこんなに大変だとは…! 私の実家は栃木県なのですが、都内在住で車無しの我が家は、新幹線などを利用して帰ります。 何の電車を利用して帰るのがベストなのか、長男が生まれてから試行錯誤の日々でした。 子どもがいない頃は在来線で帰省していたのですが、実際に子連れで帰ってみると、今まであっという間だと思っていた時間がとても長く感じました…。 せめて快適にと、グリーン券を買ってみたものの、路線によってはグリーン券でも必ずしも席を確保できるというものではないため、その場合子連れには不向き…。 (座れなかった場合、払い戻しができるのですが、駅員の方を待って払い戻ししてもらってという流れが、子連れでは結構大変で…) また路線によっては席が狭く、膝の上に子どもを乗せていくにはなかなかしんどかったりもしました。 やはりここは新幹線一択なのではということになり、新幹線で帰ることが増えました。 座れた…と一息ついたものの、息子がぐずり、結局大半の時間をデッキで過ごすことになりました。 東京駅から宇都宮駅までは約45分間。 立っているのも我慢できなくもない距離だったりするので、とりあえず自由席で券を購入し、息子がぐずってしまったらデッキへ移動という感じで落ち着いている最近です。 とはいえ、席が取れないほどの時期に帰省していないから自由席でも大丈夫ですが、混雑が予想される時期には指定席の方がやはり良いのだろうとも思いますし、そもそも指定席さえ買えるのかも微妙になってきますよね…。 やはり車を買おうか…。 しかし都心の駐車場代は月々数万円。 長男は車酔いしがち。 帰省での子連れ移動の悩みは尽きません…。
2023年12月20日元々そこまで記念日などにこだわるタイプではなかった私たち夫婦。 子どもが生まれてからは、お誕生日やクリスマスなど、プレゼントがあるものは必ずやってはいますが、気負い過ぎずに、ゆるーく行っています。 年中行事って、やろうと思えば毎月いろいろとありますよね…。 ここ最近はSNSの台頭により、「みんなこんなに頑張ってるんだし、やらなかったら子どもがかわいそうなんじゃ…」という謎の罪悪感に苛まれたりも…。 しかし、ハロウィンなど、なかなか準備に労力が掛かるものだと、親も疲れてしまいます…。 保育園や地域のイベントなどがあれば参加しますが、それがなければ、とにかくゆるく、自分たちの都合の良いところだけをピックアップして楽しんでます。 ハロウィンだったら、スーパーで売っているハロウィンっぽいお菓子を買うだけ。 クリスマスは100均でサンタ帽などを買い、あとはケーキと、子どもたちが欲しがったプレゼントを(サンタより)渡す。 子どもの日は、兜などの飾りを出し、スーパーで目に入れば柏餅を食べる。 節分は、保育園で作ってきた鬼のお面をかぶったりしながら、大豆と恵方巻を食べる。 こんな風に、絶対に負担にならない感じで行事を楽しんでいます。 勿論、ハロウィンなどは毎年頑張るのが楽しい! という方もいると思います。 周りに流されることなく、それぞれの価値観で無理なく楽しむということが、この時代には必要なのかなと感じます。 年間行事の中でも、個人的にはクリスマスが結構好きで、仕事でクリスマスパーティーの様子をレポート漫画に描いたりブログに書いたりということもあるため、ほかのイベントより少し気合いが入っています。 そんな風に、無理せず自分たちが楽しむという本来の目的を忘れないよう、ゆるく毎回行っているのです。 しかし、ついつい100均で買い過ぎてしまったイベント帽子やカチューシャを、次男が普段も自分で身に着けたり、こちらにも身に着けるよう要求してきたりすることも多々あります。 なんでもない昼下がりがいきなりイベント感満載になることもあるため、皆さまも気を付けてくださいね…。
2023年11月23日私は昔から方向音痴なところがあります。 目的地へ行くために、どの駅の出口から出たら良いか、事前にきちんと調べておくことはするのですが… 何故か思わぬところから出てしまうという不可思議な現象をよく起こしています…。 道に迷ってしまうことが多いため、必要以上に現場に早く行ったり、自分なりには対策を考えています。ですがここ最近はあまり初めての場所へ行く仕事がなかったこともあり、自分の方向音痴加減を少し忘れていたところがありました。 そんな中、5歳の長男と道を歩いていると、まんまと迷ってしまったのです。 何のことはない近所の道だったのですが、ちょっと近道をしようと思ったのが運の尽き。 自宅の方角がわからなくなってしまい、キョロキョロ周りを見回しながら歩いていました…。 すると、長男が─ なんと、道に迷った瞬間をしっかり把握していたのです…! こちとら、いつどの辺で迷ってしまったのかもわからなくなり、近道しよう! なんて思わなければよかった…、東京タワーとか、スカイツリーとか、とにかく目立つ建物の近くに住んでいたら、方角だけはわかるのに…などと思っていました…。 ちなみに、勿論スマホで地図アプリは開いています。 地図アプリを開いていようが、迷ってしまうのが真の方向音痴なのです! 警察署とか、小学校とか、ここ10年くらいはずっと同じところにあるであろう確固とした建物が無い限り、変な道へとズンズン入って行ってしまうのです……。 そして長男は、 と、家への戻り方も教えてくれました……。 彼の頭の中では、今自分がどの辺を歩いていて、家はどの方角で、ということがきっちり把握できているのでしょう。 5歳にして、長男には完敗です!! この日以来、少しでも道に迷ったなと思ったときは、 「次って、まっすぐでいいんだよね?」 と、長男に聞くようにしています…。
2023年10月13日夏は何かと大変なことが多いですよね…。 暑さはもちろん、日焼けに電気代に熱中症対策に…いろいろな大変なことがありますが、地味に大変なのが… もうホント、夏は一瞬で麦茶がなくなりますよね…。 容器を洗って、麦茶を沸かして、冷まして…。 麦茶を煮出すのが億劫になり、水出しに変えてみたものの、麦茶の無くなるスピードは変わらない…。 水出しでもキツい…! そして全ての麦茶関連作業を放棄し… ペットボトルの麦茶に逃げた時期もありました…。 この時期は、本当に、本当に楽でした!! でも… 高くつく!! そして、なんかSDGsに反しているようで…。 こうして私が行き着いたのがこちら。 浄水型ウォーターサーバーです!! 何故か今まで意固地に麦茶にこだわっていましたが、お水でも問題ないのではないかと気付きました。 子どもに「麦茶飲みたい!」と言われたときだけ水出し麦茶を作るだけという感じにしたのですが、子どももとくに麦茶でなければ嫌だということもなく…今のところお水で間に合っています。 ボトル型ではなく浄水型なので残りの水のことを考えなくていいし、重い水の持ち運びも無し! ワンタッチで冷水、常温、熱湯が出る!! 便利過ぎて、なんでもっと早くこれにしなかったのだろうと後悔するほどです…。 来客時のコーヒーなどもウォーターサーバーのお湯で作れますし、来客が多いというおうちにもとっても便利ですよ!
2023年09月21日子どもがいると、外食は本当に大変ですよね。 我が家は5歳と1歳の兄弟なのですが、食べる物も違うし、とにかく1歳は目を離すといたずらしようとするお年頃…。 そんなときは、やはり… 回転寿司が最強です!! 回転寿司は、必ずと言っていい程子ども用の食器がありますし、ベビーチェアもあります。 お子様メニューもあったりと、大人にも子どもにも優しく美味しい最高の場所です。 因みに、1歳7ヶ月の次男でも食べられる回転寿司メニューはこちら。 まだお刺身系は食べられませんが、それ以外でも食べられるものがたくさんあります。 ポテトなんかは自分で持って食べやすいので、かなり助かります。 しかし、困ったことが一点…。 回転寿司で席に着くと最近の長男は、 とうとう最近では美味しいものがいろいろとわかってきてしまった長男。 リーズナブルに楽しめるはずの回転寿司が、最近少し割高になってきております…。
2023年08月22日夏休みや連休中、子どもたちの献立に困ることも多いですよね……。 我が家は夫が炊事を担当してくれているのですが、毎日「今日何ししよう…」と頭を悩ませている姿を見ます。 そんなときは… とりあえず家族みんなで考えてみます。 ご飯のメニューを考えるのって、毎回大変なんだよと本音を伝えながら、肩肘張らずに話し合っています。 子どもたちのリクエストを聞くだけでは、毎回同じ大好物メニューになってしまうので、相談しながら栄養のあるメニューにしていきます。 あまり野菜を食べたがらない子どもたちなのですが、何故バランスよく食べなければダメなのか等、お話しながら説明しています。 (5歳の長男には、「筋肉つくよ!」という」言い方をすると元気に食べてくれます) そして献立が決まると、みんなで作り始めます。 休日は、どこかレジャー施設や買い物へ出掛けたり、せめて公園や児童館には行かなければと、子どもたちのためになることを何かせねばという気持ちになるのですが、みんなでお料理をすると、子どもにとっても良い経験になります。 最初のうちは、時間がかかってしまうこともあり、大人だけでサクっと作ってしまった方が楽かなと思うこともありました。 しかし、「これもレジャーの一つ」と捉えると、不思議なもので、どれだけ時間が掛かっても平気になってきます。 丁寧に一つ一つのことを教えながら体験していく。 子どもたちも達成感があるようで、とても楽しそうですし、何より自分たちで作ったものは、好き嫌いなく食べてくれます。 そしてたまには、子どもたちのリクエストに応じて外食も。 皆さんも、レジャーの一貫として、休日家族料理、是非やってみてくださいね!
2023年07月17日初めての出産の際、産後はみんなナーバスになると聞いていたのもあり、なるべく過ごしやすいような環境作りをと気を張っていました。 妹から産後のトラブルの話などを聞いており、実母にも、これだけはしないで欲しいということを伝えていました。 しかし、産後どういうわけか、絶対にしないで欲しいとお願いしていたことしてきた母…。 何故!? そして案の定、実母とトラブルになり、産後のボロボロな状態で「いつか親の気持ちがわかる日が来るよ」と言われました。 「いつか親の気持ちがわかる日が来る」と言わた私は、では私は親の気持ちが理解できていないのかと思い…と、言うことは私は母親失格!? と思ってしまいました。 実の母から、産後早々母親失格の烙印を押されたのだと思い込んでしまい、その後はことあるごとにこの言葉に呪いをかけられ、しんどい思いをしました。 今考えると、私も母も売り言葉に買い言葉で発したものだと思います。親になって時間が経っても、産後の娘に吐く言葉ではないし、まともに受け取るような言葉ではないとわかります。 しかし産後のナーバスな時期には、聞き流せなかったのです。 育児をしていても、私は親の気持ちがわからないダメな母親なんだと、本当に子どもに信頼してもらえるのか不安に駆られていました。 息子が1歳になった頃も、とにかく母親として子どもに好きになってもらえるのか不安なままで、全ての育児を自分だけで頑張ろうとしていました。 完璧な母親は全て何でも自分1人でできるはずだと……。 家計も私が支えていたため、仕事と育児を目一杯に頑張り過ぎていました。 そんな中、息子が2歳になったある日。 突如呪いの言葉から解放されました。 喋れるようになった息子からの、日々のラブコール!! 息子との絆はいつのまにかとても強いものとなっていたのです。 普通に考えれば、そこまで頑張り過ぎなくても子どもはママが大好きに育ってくれるものです。 なんとなく頭ではわかってはいたのですが、それでも実母の言葉が引っかかり、苦しい思いをしていました。 それを一瞬で打破してくれた息子には感謝でいっぱいです。 次男が生まれた際は、特にそういったトラブルもなく、親としての自信もついていて、純粋に子育てをすることができました。 親の気持ちがわかる今、自分の子どもに呪いを掛けるような言葉には気を付けなければと強く思います。
2023年06月13日5歳になったばかりの年長の長男。 社交性があるタイプなので、公園などでたまたま会った子と一緒に遊んだりすることも結構あります。 違う学年の子とも遊んだりするのですが、1つしか年が違わないのに、こんなに違うものなのかと、その成長に驚かされることも。 因みに、同い年の子たちと遊ぶとこんな感じ。 氷鬼とか、ある程度ルールがあるもので遊ぶのが楽しいらしく、やったことのない遊びでも、その場その場でお互いに教え合って遊んでいます。 しかし、1つ年下の子になると、 ルールがある遊びがあまり伝わらないことも増えてきます。 氷鬼など、ルールのある鬼ごっこがわかる子もいますが、あまりわからない子もたくさんいます。 長男も昔そうだったなあと懐かしい気持ちに。 そのため、年下の子と遊ぶときは、単純な追いかけっこだったり、遊具で遊んだりしています。 小学生のお兄さんと遊ぶことも多い長男。 というか、小学生のお兄さん達と遊ぶのが特に大好きのようです。 その理由は…… サッカーができるから! サッカーなど、球技が好きな長男なので、公園でサッカーをしているお兄さんたちに混ぜてもらって遊んだりしています。 学年的には1つしか違わないのですが、小学生ともなると、途端に「大人だなぁ」と感心することも。 サッカーをやっていて、今度は野球をやってみようとなっていた先日、長男も初めてバットを振らせてもらいました。 とは言え初めてだったので、なかなかボールが当たらない。 それでも楽しかったらしく、長男は笑いながらも楽しんでバットを振っていました。 何人かの子も笑っていました。 しかしそのとき、 と、1人の子が。 決して笑っていた子も意地悪やバカにした感じで笑っていたわけではないのですが、できないことを笑うのは違うよというしっかりとした道徳心! 小学生ってすごいなあと感心しました。 年中、年長、小1と、それぞれ1つしか違わないのに、どんどん成長していくんだなあと思うととても感慨深い気持ちになりました。
2023年05月16日5歳になった長男。最近、記憶力がどんどん増してきています。 以前から、保育園であまり覚えてきて欲しくない言葉などを覚えてきたりはしていたのですが、最近では親の言葉を丸々インプットしてしまいます。 特にダメなことを指摘した際の言葉はすぐ覚えます。例えば、家の中でふとした瞬間に体が当たってしまったときなど… こうしてすぐに指摘されます。 そして… 私が長男にいつも伝えていることをしっかり返されます…。 そして私もしっかり謝ったり感謝を伝えたりします。 「バカ」という言葉にもとても反応するので、ここも気を使います。 単に人のことを「バカ」ということは勿論ありませんが、会話の中で「バカなことしちゃったよ~」というようなときでも、とにかく「バカ」という言葉に反応してしまいます。 「あー! バカって言った! バカって言ったらダメなんだよ!」 と言われてしまうので要注意です。 特に私たち夫婦は「芸人」ということもあり、以前息子が「うるせー」という言葉を使ってしまった際に、保育園から「旦那さんがおうちで漫才の練習とかしてますか?」と言われてしまったこともあり、普通のご家庭よりも言葉にはとても気を付けています。 (基本的に子どものいる家で1人で漫才の練習はしませんし、夫も関西弁なので「うるせー」は保育園のお友だち同士で覚えてしまったものではないかと思われますが……) とにかく今後も言葉使いには細心の注意を払うようにしていきたいです。 息子に注意されないよう、頑張ります……!
2023年04月06日長男を出産した際に、夫の実家から命名札が送られてきました。 命名札の存在はもちろん知っていました。 友人や親戚に出産のお祝いを送った際に、お返しの品と一緒にお子さんのお名前を書いた紙やカードが入っている、あれのことだと。 しかし、夫の実家からは「命名札」が単体で送られてきました。初孫だし、気合いを入れて命名札を作ってくれたのかなと思っていたのですが… 事あるごとに、義実家からは「命名札貼ってるか?」という確認が。 我が家は子どもの名前を公にはしていないので、命名札を部屋に貼ってしまうとロケの際剥がし忘れてしまう可能性もあり、特に貼ってはいませんでした。 しかし、やはり義実家からは「命名札を貼れ」との指示が。 何故そんなにも壁に貼ることにこだわるのかと思い、ネットで調べたところ、四国や北海道、九州など一部の地域では、子どもが生まれたら命名札を作り、部屋の壁に貼っておくという習慣があることがわかりました。 だから壁に貼れと言っていたのか! と納得。 私が思っていた、お祝いのお返しになんとなく添えるものというだけの「命名札」とは、かなり認識が違いました。どちらも「命名札」と呼ぶためややこしいので、掲示用命名札、添え物命名札等、名前が違ったらわかりやすいのにな…と思いました。
2023年03月13日4歳になった長男は、プチ反抗期を迎えました。 2歳の頃のイヤイヤ期とはまた違う、「めんどくさい」「やりたくない」など不機嫌になる『思春期』のようなプチ反抗期。 「4歳の壁」というものがあり、脳が著しく発達したことにより、今の自分だけでなく、過去や未来、自分以外の人へも意識がいき、身体も成長するものの、まだまだ自分の感情をコントロールする力が未熟だったりすることで起こる反抗期のようなものと聞いているのですが…、まさに! という感じで、我が家の長男にも当てはまるものでした。 前回の連載でもプチ反抗期のことを書いたのですが、そのときは、ただただ「こうして」と伝えるだけでなく、「何故」こうしてと言われているのかを伝えることで理解してもらうというエピソードでした。 4歳といっても、こちらの言うことやいろいろなルールを理解しているのだということを親も信頼し、子ども扱いして指示だけ出すのではなくきちんと理由を伝えることの大切さを書きました。 が!! 時間がないこともある…! 朝のバタバタしているときや兄弟のお世話があるときなど、とにかく時間に追われているときの対策なのですが、我が家の場合はこれにつきます。 この作戦は本当に有効的です。 長男の性格は、好奇心旺盛だったり負けず嫌いだったりとアクティブな面が多いのですが、そんなお子さんには、より有効なのかなと感じます。 よーいドン! 的な始まりに飽きてしまったときは、 「よーし、今だったら勝てるかも~!」 「よしよし、今のうちに息子くんよりも早くやっちゃお!」 等々、抜け駆けで勝負を勝手に始めると乗ってきたりします。 飽きさせずに楽しんで勝負をするのもポイントです。 そしてこの勝負のときは、必ず惜しいところで負けてしまうようにしています。 お片付けのときなどは、 「あれ~? このおもちゃってどこにしまうんだっけな~?」 などと、ついつい教えてあげたくなるようなことを言うと、教えてくれて、いつの間にかお片付けが進むということが多いです。 何事にも創意工夫。 方法は同じでも、入り口を工夫すれば飽きずに乗ってくれる我が家の子どもたちでした。
2023年02月15日4歳になると、イヤイヤ期も収まり親の言うことをよく聞いてくれるようになると聞いていました。 「天使の4歳」とも言われますし、4歳ってそんなにおりこうさんになるんだなぁと待ち遠しく思う時期もありました。 しかし実際に4歳になった長男は… 確かに親の言うことをよくわかっており、いろんなことを理解しおりこうさんにはなっていましたが、それに加え、自己主張も強くなってきました。 「こうしようね」と言われても、「自分は本当はこうしたいのに」という気持ちがあり、2歳の頃のイヤイヤ期の拒絶とは違い、飲み込みつつも「余計な一言」を言ってくるようになったのです。 「めんどくさいなー」「うるさいなー」「やりたくないのにー」等々。 まるで思春期のような言い草に笑ってしまいそうになることもあるのですが、グッと我慢しています。 先日も、お風呂から出て服を着ずにおもちゃで遊んでいた息子に注意をすると、 と言ってきた息子。 邪魔してくる「いじわる」なママだと感じたようです。 4歳になると自分のやりたいことも明確になってきて、口も達者になってくるので困り物です。 いつも一生懸命言い聞かせようと何度も繰り返し伝えたりしているのですが、その日は「どうして服を着て欲しいのか」という理由を丁寧に説明してみることにしました。 2歳のイヤイヤ期の頃は、大人の言うことを全て理解するのも難しいだろうと思い、なるべくご機嫌に、なるべく簡単に伝えることを意識していました。 しかし4歳になり、「どうしてそうしなければならないのか」という理由を考え、「行動することでどうなるのか」を伝え、考えてもらうことにしたのです。 すると、ママがいじわるで言ってるわけではないことが伝わり、いつもよりスムーズに服を着てくれました。 私も「まだ4歳だし…」と勝手なステレオタイプで子供騙しのような対応になっていたこともあったかもしれない、と反省。 大人が思っているよりも、子どもはいろんなことを理解しているのだなと感じた出来事でした。
2023年01月17日1歳の頃から保育園に通っている、現在4歳になる息子。物心ついた頃から、家と保育園を行き来する生活が当たり前になっていました。 保育園の先生方も皆さん良い方ばかりで、息子も毎日保育園へ行くのが楽しみのようです。 そんなある日、息子がこんなことを言い出しました。 びっくりすること…? 息子の神妙な面持ちに何かとんでもないことが飛び出すのではと、内心ドキドキしてしまいました。 すると息子は私の耳元に近付いてきて囁きました。 え……!? 保育園の先生の話……? 何か聞いてはいけない秘密のようなものだったらどうしよう……。 ますます緊張が走りました。 すると息子は… ??? なんと息子は、保育園の先生たちは保育園に住んでいると思っていたらしいのです…! いつも保育園へ行っているのは、先生たちのおうちへ遊びに行っている感覚だったのでしょうか…。 しかし、先生たちも交代で着替えて帰る準備をしたりしているのを見て、もしかして保育園とは別に帰る家があるのでは…? と思ったらしいです。 先生たちの秘密の暴露かと思いきや、かわいい勘違いに癒されたひと時でした。
2022年12月13日子どもが生まれてからの実家帰省については、先輩ママさん方から「とにかく天国!」と聞いていました。 確かに、子どもと遊んでもらえたり、上げ膳据え膳でお世話になったりと「天国」だと感じることもありました。 しかし、予想していなかったことも……。 それは、寝かしつけに関してです。 いつもと違う布団ということもあり、寝心地が悪かったのか、すぐに起きてしまう息子…。決して寝心地が悪い布団というわけではなかったのですが、とにかくいつもと違うという違和感にモゾモゾとしてパッと目が覚めてしまうという具合い。 なかなか寝付けずに泣いてしまったりと、思わぬ苦労でした。 勿論寝かしつけは母がやってくれるわけもないので、いつもよりハードモードな環境での寝かしつけを強いられるという状況に。 いつもの自分の家だったら、いろんな寝かしつけ等の育児アイテムがありますが、その辺に頼れないところも誤算でした。 寝かしつけに苦労することは想定しておらず苦労しましたが、とにかく子どもの顔を見せられるのもありがたいです。 実家もですが、義実家にもたびたびこうやってお世話になっているので、帰省した際や季節のご挨拶にはしっかりと力を入れています。 いつもありがとうございます!
2022年11月15日子育てをしていると、出産前とはかなり違った感情の振れ幅があり、自分でも驚くことがあります。 単純に涙腺が弱くなったということもありますが、それだけではない、今まで感じたことのない感情がわき出てくることもあります。 ニュースを見ていても、凄惨な事件や事故などは見ていられなくなってしまいました。 出産前も心が暗くなったり憤りを感じたりすることはありましたが、テレビを消してしまうまでの感情はありませんでした。 しかし子育てをしている今は、子どもに関係しているニュースはもちろん、それ以外でも心が苦しくなるようなニュースは見たくないという気持ちが強くなって、チャンネルを変えたりテレビを消すことが増えました。 また、ドラマやアニメの見方も変わってきました。 ニュースやドキュメンタリーではなく、作り物だとわかっていても、子どもが事件や事故に巻き込まれるというストーリーのものは観たくないという気持ちが強くなりました。 ドラマの内容に関して無意味に怒りの感情が溢れてしまうことも……。 子育てをしていると、今まで以上に平和を望んでしまいますし、周りの人たちへの感情も変わってきました。 嫌味なことを言ってくる人やマウントをとってくる人に対して、出産前は 「うわー…あまり関わりたくないなぁ…」 という感情でしたが、子育てをしていると 「この人も寝返りしたりトイトレをしてここまで嫌味が言えるくらい成長したんだなぁ」 という感情に変わり、人の成長の凄さを感じて心が勝手に広くなってしまいました。 後輩は勿論、先輩やかなり年上の方まで、子どものように微笑ましく思える気持ちもとても大きく、最近は知らないおじさんに対して母性を感じることも。 先日コンビニから出てくるなりペットボトルの飲み物をゴクゴク飲んでいるおじさんを見掛けたのですが、その方に対しても母のような気持ちで見ていたことに気付きました。 自分の母性は一体どこまで広がっていってしまうのか…少々不安を感じるここ最近です。
2022年10月20日先日、4歳の長男から衝撃的な一言が飛び出しました。 いや、太ったんです。 太ったというか、次男を出産してから、なかなか体型が戻っていないんです……。 長男の言っていることは正しいのですが、いざ純真無垢な子どもの口から聞いてしまうと…本当に太ってしまったんだなぁと実感せざるを得ません。 自分の子どもに言われると、なかなかのショックでした。 まぁ、これを機会に本格的にダイエットするか…トホホ! 「ママ、太っちゃったよね…。やっぱり太ったな~って感じた?」 と長男に確認してみたところ、まさかの言葉が返ってきました。 えええ!? どういうことだ!? 疑問に思いつつもお風呂に入るときを思い返してみると… 毎回体重計に乗りながら 「太ったな〜」 と独り言を言っていたことに気付きました。 長男はそれを覚えていての発言だったのです。 そういうことか! 確かに自分で言っていました。 「ママ、太っちゃったって言ってたね〜」 と言うと、 「でも全然太ってないよ!」 と長男。 まだまだ社交辞令など使える感じでもないため、本当にそう思ってくれているのだなと思えました。 確かに昔よりは太ってしまったけれど、まだまだ肥満というわけではないし、無理なダイエットなどはしないようにしようと心に決めました。 ……そこに甘えてますます太らないよう頑張ります…!
2022年09月14日連日暑い日々が続きますが、エアコンを毎日つけていると冷え性の私はちょっとツラいときもあります。 とは言えつけずに過ごすのは熱中症が心配…! そんなときに買って良かったなと実感しているアイテムがあります。 それがこちら! ウォーターマットです。 周りの部分に空気を入れ、中央部分に水を入れ、部屋の中に置いておくアイテムです。 とにかく子どもが食いつくので、おもちゃとしても良いのですが、ただ水をいれただけなのにとっても涼しいんです! 冷房のついた部屋で触れていると、寒いくらい…! そのため、冷房でちょっと冷えてきたなと感じたときは、冷房を送風に変更し、子どもたちとウォーターマットで遊んでいます。 冷たくて気持ちいい!! 冷房のついた部屋ならともかく、暑い部屋の中ではさすがにマットも温かくなってしまうのではないかと思いましたが、ずっとひんやりしているんです! いつ触ってもひんやり。 ちなみに、ふくらはぎをマットに付けると、疲れた足がじんわり冷えてとっても気持ちいいです! お手頃価格でも売っていますので、是非お試しください!
2022年08月24日長男が生まれてから、寝かしつけは主に私が担当していました。 最初のうちは授乳するとわりとすぐにウトウトし、そこまで苦労していなかった寝かしつけ。 しかし、途中から全く寝なくなってしまった時期があったんです。 授乳しても眠くならず、抱っこしていてもダメ。添い寝しても効果はなし。 寝かしつけについて調べてみても、寝る前のルーティーンを作ろう等々、もうそんなことやってるよ! というものばかりで全く参考になりませんでした。 そんな中、ある時期から夫の寝かしつけで長男がよく寝るようになったのです。 夫に寝かしつけをお任せすると、しばらくして寝室から出てきて… と、クールな感じで淡々と寝かしつけを終える日々。 あんなに寝なかった長男がどんな方法で寝かしつけられているのか気になり、ある日夫の寝かしつけをのぞき見してみました。 すると、 独特のリズムと呼吸法で寝かしつけていた夫…! しかしなぜかこのリズムと呼吸法が気に入ったのか、すぐにウトウトし始める長男! いつの間にかオリジナルの寝かしつけ方法を開発していた夫に、パパとしてかなりの成長を感じました。現在は次男もこの独特のリズムと呼吸法で寝かしつけてくれています。
2022年07月22日4歳の長男が、最近「かわいい」とよく言うようになりました。 「ママかわい〜!」 ともよく言ってくれれます。 髪の毛ボサボサでぎりぎりパジャマではない服という具合のときでも「かわいい!」と言ってくれるので、嬉しいやら恥ずかしいやらという感じです…。 そんな中、保育園の先生にもとてもとてもかわいい先生がいると教えてくれた長男。 「鈴木先生かわいい! かわいい!」 と、家でよく言っていたため、どんな感じの先生なのだろうと勝手に想像を膨らませていました。 すると、ある日の保育園にて長男が 「鈴木先生ー!」 と、大声で呼んでいたのです。 鈴木先生? あの、かわいいと噂の…! 振り返って声のする方を見ると…… なんと、鈴木先生は男性だったのです…! 勝手に「かわいい=女性」だとばかり思ってしまっていましたが、長男によくよく聞いてみると、「かわいい」という言葉を、見た目というより、「好き」という意味合いで使っているらしいということに気付きました。 そのため、 「ママ大好き」「鈴木先生大好き」 と、長男は伝えてくれていたのです。 意味は違ってもやはり嬉しいものですが、勝手に見た目への自信をつけてしまっていた自分に、少し恥ずかしさを覚えた出来ごとでした。
2022年06月16日数年前のお話です。 当時1歳の長男が通う保育園で初めての保育参観がありました。 普段の園での様子が見られるということでワクワクしながら行くと、いきなり別室へと連れていかれました。 一体なんだろう? と少し戸惑っていると、机の上にたくさんの変装グッズが置いてありました。 んんん!?!? なんだろう? すると保育士さんが言いました。 「お子さんが親御さんに気付くと甘えてしまったりするため、変装をして参観していただきます。」 なんと!! 変装して身を潜めながら参観をするというルールだったのです。 確かにそのまま教室へ入っていってしまったら、いつもの長男の様子は見られなくなってしまうなぁとは思っていたのですが…。 まさか変装するとは…!! そしていざ着替えると…… 怪しさ爆発!!!! 保育士さんから「新しい先生」として紹介され、教室の隅の方で子どもたちの様子を見守っていました。 すると長男がこちらを見ながら近づいてきます。 これでもかというくらいじーっと凝視してくる長男。 さすがにバレてしまったかなぁと思ったのですが、次の瞬間、 スタタタター! と、おもちゃの方へ戻っていってしまいました。 どこか違和感を感じたのは間違いありませんでしたが、ギリギリのところでなんとかバレずに無事保育参観を終えることができました。 そんな独特なルールがあった参観日。 息子の園での様子も見られて、ちょっとおもしろい経験もできました。 もうしばらく行われていませんが、また見に行きたいものです…。
2022年05月17日まだコロナ禍以前のお話です。長男が1歳半のとき、川崎病になりました。 高熱が出るとその都度すぐに病院に行っていたというのもあり、幸い川崎病だと気付くのも比較的早く、大事には至りませんでした。 入院中はまだ1歳半ということもあり、昼間は夫、夜は私が病院に付き添って寝泊まりしていました。 川崎病の治療中は、薬の影響でどうしても機嫌が悪くなってしまうと医師の方からの説明があったのですが、実際、体調の悪さも加わり、日中はずっと抱っこしていないといけないくらいの機嫌の悪さで大変でした。 入院中に苦い薬を飲まなければいけなかったのですが、ただでさえ薬が苦手な中、機嫌の悪さと体調の悪さで、毎回薬を飲む時間は地獄絵図と化していました… 夜もいつもより寝付きが悪く、慣れない病院という場所で長男なりに頑張っているのだなぁと思うと心苦しいことも…。 その後、薬の効きめが良く、予定よりも早く退院することができたのですが、退院してからもまた大変なことが…。 薬の影響で機嫌が悪くなるとは言われていましたが、ここまで機嫌が悪くなるとは!! と驚くほどの機嫌の悪さ! 一度「いやー!」となると、手が付けられない! 日常のいろいろな所でこの「イヤイヤ」が発動し、一通り泣き終わるまでは落ち着きません。元々声が大きい長男のこのイヤイヤは本当に凄かったです。 たいへんでしたが、夫と私で交代しながら、寝ているとき以外はほとんどずっと抱っこしてなだめました。抱っこされていると安心するのか、イヤイヤもまだマシなようでした。 でも一度イヤイヤが発動してしまうと、あとは気がすんで泣き終わるまでやり過ごすしかありません。親としてはつらいものがありましたが、一過性のものだと信じて耐えているうちに、いつの間にか長男も元に戻っていました。 しかし、この経験をしたことで、あとでちょっとよかったこともありました…。 その後2歳になり本格的にイヤイヤ期が始まった長男でしたが、この時の機嫌の悪さに比べたら、本当に「ただのイヤイヤ期」という感じになって、さほど大変に感じなかったのです。 まさかイヤイヤ期にそんな感想を持つことになるとは…育児というのはやはり想像通りにはいかないもので、とても奥深いと感じた出来ごとでした…!
2022年04月18日数年前、長男がまだ赤ちゃんだった頃。同じくらいの赤ちゃんがいる家族何組かで集まったことがありました。 初めての子育てでいっぱいいっぱいで外出するのもまだまだ不慣れなときでした。 そんな中、だんだんと息子がぐずってきてしまいました。 いつもだったら母乳ですぐに落ち着くのですが、出先だったのでミルクしかあげておらず、母乳がもらえなくて不満だったのでしょうか、抱っこしていないと泣き出してしまいそうでした。 他の方はみんな普段から母乳ではなくミルク、しかも男性もいた中でひとりで母乳をあげにくく、ひたすら抱っこで息子の機嫌を取っていました。 息子は立って抱っこしている分にはまずまず機嫌がよかったのですが、座ると途端にぐずり出してしまうため、ずっと立って抱っこをしているという状況。 すると、1人のママさんが、「抱っこしてみてみいいですか?」と寄ってきてくれました。 それは、息子のプニプニ具合をかわいいと褒めてくれていたママさん。 彼女の息子さんはちょうどミルクを飲んでお昼中。 うちの息子を抱っこすると… こんな風に言ってくれました。 息子のことに精一杯で気付きませんでしたが、みんなお昼ご飯を食べていたのです。 抱っこを代わってくれ、ありがたいことに私にもご飯を食べさせてくれようとしたそのママさん。 しかも、それを負担に感じさせないように、自分が抱っこしたいんですよという感じを醸し出し、私の罪悪感を消してくれている…!! ありがた過ぎて泣きそうになってしまいました。 (泣いたら物凄く迷惑なので絶対に泣かないようにしましたが…!) あれから数年経ちましたが、子育て中に優しくされたことって、ずっと記憶に残っています。 私もそんなふうに誰かをナチュラルに助けてあげたいと、さり気ない気遣いを常に心掛けています。 なかなかママ友にも会えなくなってしまった昨今ですが、今日もみんな各々子育てに奮闘しているのだと思うと、心が温かくなるような、優しい気持ちになる日々です。
2022年03月20日昨年11月に第二子男子を出産しました。 現在、2男児育児奮闘中です! 周りのママさん方に、 「二人目は手が掛からない、良く寝るよ~」 と言われることが多かったのもあり期待していたのですが…… 新生児の頃からいきなり寝るわけではない…!! 何故か何もしなくても物凄く寝るものだと期待してしまっていたのですが、新生児って頻回授乳もしなくてはならないですし、まぁ寝ないですよね…! しかし、長男のときよりも母乳の出が良く、頻回授乳にしなくてもどんどん母乳が出てくれていたというのもあり、夜くらいはなるべく寝て欲しいなと思うように……。 ということで、とにもかくにも良く寝てくれるよう、寝かしつけグッズをいろいろと試行錯誤してみました! 手作りCカーブベッドに、楕円型お布団におくるみ。 いろいろな寝かしつけグッズを試し、なかなか効果があったと感じています。 しかし最も効果があったなと感じたのは、すぐに「抱きかかえないこと」でした。 長男のときは、初めての育児ということで「母親として頑張らなくては」という意識が物凄く強く、泣いたらすぐに抱っこしてあげなくては、泣き止ませなくてはという思いでいました。 そのため、少しでも泣けばすぐに抱っこし、授乳し、という生活。 ですが、実は泣いてから少し様子を見るというのも大事だということを後で知ったのです。 寝たまま泣いている、「寝言」のような状態というのもあるらしく、すぐに抱っこせず「ぼぎゃ~」となっても1分くらい見守っていると、すぐに泣き止んでそのまま寝付くことが結構あるのです。 次男の育児にて、まさにそんな瞬間がたくさんあり、長男のときにも知りたかったなと少し後悔しております。 起こさなくていいところで起こしてしまっていたのかなぁ。 最初はどうなることかと思った二人目の寝かしつけですが、今ではスムーズに寝てくれ、夜間も連続してたくさん寝てくれるようになりました。 落ち着いて育児をするというのは少し難しいときもありますが、どーんと構えることも大事なのだなと気付かせてくれた出来事でした。
2022年02月14日3歳の誕生日、息子は祖父母や親戚などからたくさんプレゼントをもらいました。 それが非常に嬉しかったようで、「プレゼント」という言葉が大好きになったのです。 実家や義実家からは、誕生日などの特別なことがなくても時々宅配便でお菓子や洋服などを送ってくれます。プレゼントを期待をし過ぎている息子は、家のインターホンが鳴る度に自分へのプレゼントが届いたと思ってしまうようになりました。 息子へのプレゼントよりもネットで頼んだ日用品が届くことの方が多いのですが、自分へのプレゼントではないとわかるとへそを曲げてしまう息子。 宅配便が来る度にこれでは困ってしまうため、プレゼントというのは特別な時にしかもらえないということ、そして、物を買うには「お金」が必要で、お金というのは限りがあるので何でもかんでもすぐに買ってあげるわけにはいかないということを、伝えました。 プレゼントに関しては、誕生日やクリスマスなどもあるためわかりやすく伝わったのですが、お金に関しては3歳の息子には少し難しいかなと思いました。 しかし、子どもだましのような感じにはしたくなかったため、とにかく何かを買うときには「お金」が必要になってきて、お金をもらうにはパパやママがお仕事しなくてはならないんだよと簡単な言葉で教えました。 すると息子は、少し考え事をするような表情をした後、突然駆け出して部屋の隅に行きました。 私があっけにとられていると、息子は私がいつもイラストの仕事で使っているiPadで絵を描き始めたのです。 (時々息子は遊びでiPadお絵描きをしています) 私がイラストレーターの仕事をしているということもあり、息子の中で お金=お仕事=絵を描く という図式が出来上がり、とにかく絵を描いてお金を稼ごうとしていたのでした…! まさかの息子の行動に驚いてしまいましたが、今すぐ仕事をしてでもプレゼントが欲しいという強欲さにも、衝撃を受けた一日でした……。
2022年01月04日もうすぐ第二子出産です。 (この記事が公開される頃には生まれているはず…です!) 3歳の長男にも、以前から「赤ちゃんが生まれる」ということについて少しずつ説明していました。 最初は『お腹に赤ちゃんがいる』ということがよくわからなかったようでしたが、だんだんと時間が経つにつれ理解し、最近では「赤ちゃんのお世話したい!」と言ってくれるようにもなりました。 私たち夫婦はフリーランスなので、産休育休という制度はとくになく、勝手に自分で無給で休むという感じになるので、必然的に出産間際まで仕事をしていることになります……。 産後に働けなくなる期間の収入のことも考え普段よりも多めに仕事を入れたりしているので、妊娠期間中はいつもよりハードです。 とにかく時間が足りません! いつも長男の寝かしつけは私の担当なのですが、寝かしつけにかかる時間のことや、今後赤ちゃんが生まれた後もママとしか寝られないという感じだと困るかもしれないということもあり、夫が頑張って長男を寝かしつけてくれるようになりました。 最初はものすごく嫌がった長男……。 しかし、根気強く夫が頑張ってくれたこともあり、「パパと寝るのが楽しみ!」とまで言ってくれるようになりました。 その間、私は仕事を進めることができ、良い方向に生活スタイルが変わっていったと思っていました。 ところが…… 臨月に入ったある日のこと、就寝したはずの長男が物凄い勢いで泣き始めました。 いつもは夜泣きなどなく、朝までぐっすりの長男。 どれくらいぶりかわからないほど久しぶりに大きな夜泣き。 寝室へ駆け付けると、嫌な夢を見たような感じで、怒って泣き叫んでいます。 暴れて暴れて、何かを叫んでいるのですが、うまく聞こえません。 わかったことは、とにかく「パパは出て行け!」とのこと…! パパと寝ることを楽しいと思っていたのは確かだと思うのですが、本当はママとも寝たかったのに我慢していてくれたのかなと思いました。 長男の成長に少し甘えてしまっていたところがあったと反省。 久しぶりに長男と添い寝すると、安心したのかすぐに寝てくれ、翌日も機嫌良く起きてくれました。 しかしこれからはお兄ちゃんとして成長した長男に甘えることなく、時々はきちんと甘えさせてあげる余裕を私たちが持っていないとなと思った出来ごとでした。
2021年12月03日第一子の長男を妊娠していたときは、2017~2018年でした。 平穏な時期で、初めての妊娠ということで不安はありましたが、今思えば妊娠中も産後も通常通りの生活を送ることができている幸せな日々でした。 第二子を妊娠している今は当時とは状況が異なり、妊婦健診に夫が立ち会えなかったり、毎日体温を測って健診の際に申請しなければならない等大変なことが増えました。 しかし、その一方で良かったこともちらほら。 打ち合わせは基本リモートになった とくに良かったと日々感じていることは、リモートでの仕事が増えたことです! 実は以前から、 これってリモートワークでできるのでは…? このくらいの打合せだったらオンラインでよいのでは? と思うことが多々あったのです。 しかし、やはり直接現場に出向かないと「楽をしている」と思われてしまうのではないかと思い、提案することなどはありませんでした。 しかし、今は打合せは基本リモートとなったので、移動時間の短縮にもなり、いろいろなことが捗るようになりました。 普段は芸人の仕事もしている私なのですが、これまでは、「まだこの番組が放送するって決まっていないけど、とりあえず話聞きたいから来てください」と言われテレビ局まで打合せに行き、結局その番組自体がボツになるということが日常茶飯事だったりしました。 そういったことがリモートで済んでしまうというのは本当にありがたかったです。 夫が飲み会に行かなくなった そしてもう一つ良かったことは、夫が飲み会に行かなくなったということです。 お酒を飲むことが大好きな夫。 職業柄お酒の席に誘われることも多く、私もその大切さを同業ということもあり理解できている方ではあると思います。 しかし妊娠中というのはいろいろと不安なこともありますし、第一子妊娠中に飲みに行ってばかりいた夫にはモヤモヤすることもありました。 当たり前ですが、妊婦はお酒を飲むこともできず、体調の変化なども日々あります。 臨月にもなると、いつ陣痛がくるかわからないという日々なのに「また飲み会!?」と思ってしまうこともありました。 しかし今は違います。 緊急事態宣言は終わりましたが、病院での立ち合いをする場合は家族以外との会食をしてはいけないという病院側のルールもあるため、夜でもいつも夫が家にいてくれるという安心感があります。 不安なことが多い日々ですが、少しでも良くなったことを見つけ、今後もうまく付き合っていけたらと思います。
2021年11月15日息子のトイレトレーニングの際に、キャラクターもののかわいらしい補助便座を購入しました。 キャラクターものではない方が値段が安かったのですが、トイレを楽しいところだと思ってほしいという願いから、息子の好きなキャラクターものに決めました。 そして、自分でトイレに座る習慣をつけてほしいと思ったのと、大きい方をする際に踏ん張る場所があった方がよいだろうと考え、スツール(はしご)付きのものを買いました。 そのため平均よりも若干お値段が高めな感じにはなってしまったのですが、トイレトレーニングというものは大切ですし、スツールは外しても使えるため、長く使えるのではないかと考えて購入しました。 いざ届いてみると… とてもかわいらしい補助便座で、息子に良く似合っていました…! (補助便座が「似合う」という表現はおかしな気がしますが、とても子どもらしくてかわいらしかったと言いたいのです…!) 息子もその補助便座を気に入り、トイレトレーニングは良いスタートを切ることができました。 やはり良いものを買って良かったなぁと思っていたのですが…… しばらくすると、「トイレ行きたくない!!」と息子が駄々をこねるように……。 いったいどうしてしまったのか……。 いろいろと試行錯誤しましたが、どうしてもトイレに行くのを嫌がる息子。 するとある日、とうとう理由を話してくれたのです。 なんと、補助便座を嫌になってしまっていたのです……! 何がきっかけで嫌になってしまったのかはわかりませんが、とにかく補助便座はもう使わない、お兄さんだからもう無くてもいい! とのこと……。 いつの間にか息子の気持ちも成長していたのだと知り、嬉しいような寂しいような。 まだまだ使うものと思っていたのですが、本当に短期間の使用で終わってしまった補助便座……。 もうあのかわいい姿が見られないのかと思うと、やはり寂しさもあります。 そしてここまで短期間で使わなくなることを知っていたら、もう少し安いものですませたかったという勝手な気持ちも…! 子どもの成長は突然訪れると知った一日でした。
2021年10月13日ただいま妊娠中の私。 つわりは終わったものの、遊びたい盛りの3歳の長男とのワンオペ休日遊びにはなかなかの工夫が必要でした。 とにかく息子は体を動かすことが大好きで、 「お相撲ごっこしよう!」 とよく言ってくるのです…。 普段だったらつきあってあげられるのですが、妊娠中にお相撲ごっこは…。 かと言って一日中動画などを見せておくのも…と思っていたところ、あることを思い出しました。 それはまだ息子が歩いたばかりの頃。保育園で、丸めた布団の上にもう一枚布団を被せ、緩やかにできた布団の山の上をハイハイで登ったり下りたりしていたことでした。 保育園で夢中になっていたので、よく家でもやっていたのです。 3歳になりさすがにハイハイには夢中になってくれないと思ったので、公園の遊具の中でも大好きな滑り台を作ることにしました。 ベッドにマットレスを掛けて、布団や毛布などでマットレスを安定させただけの簡易的なおうち滑り台です。 滑り過ぎてしまったら危険かもと心配していたのですが、わが家のマットレスの素材はあまり滑らないものだったためか、その心配はありませんでした。 滑らなさすぎて滑り台としての効果も発揮できず楽しめないのでは…? とも思ったのですが、グニグニとした感触が面白かったらしく、滑らないながらもはしゃいで楽しんでいました。 滑ることに飽きると、今度は下からよじ登ってみたり、マットレスにパンチして戦いごっこをしてみたりと、勝手にどんどんと新しい遊びを見つけていく息子。 エアコンの効いた部屋の中でも汗をかくほどに体力を使って楽しんでいました。 一応、マットレスの下敷きになったりしないよう、目を離さないようにしないといけないのですが、妊娠中で、体力を使う遊びにあまりつきあってあげられないときの強い味方になってくれたおうち滑り台。 安全には気をつけないといけませんが、体力自慢の子どもにはよい遊びになったようです!
2021年09月15日