長野県出身。絵を描くのが好きな30代主婦。
5才の息子・2歳の娘・夫の4人暮らし。
子供たちの成長の記録をインスタグラムで更新中。
とびきり可愛いイラストで兄妹の日々を綴る人気インスタグラマー、鈴木し乃さんの書下ろしコミックです! 2012年生まれの男の子と2015年生まれの女の子の、写真には写らない愛らしい姿や行動をママ目線でお届けします。
今回のお題は「ママの黒歴史」。 大学デビューなファッションや、働いて得たお金をオタ活に注ぎ存分に経済を回していたこと(今はほそぼそ)や、週末ごとに職場の先輩と(先輩のおごりで)新宿でオールしまくっていたこと、それで「自分は酒に強い」と過信し着物で参列した弟の結婚式で酔いつぶれ序盤でひっそり退席したことなど… これってもしかして黒歴史かな? と思い当たらないこともないですが、そうなると私の20代は“ほぼほぼ真っ黒”なので、この辺の「若気の至り」は割愛しようと思います。 そこで、 「衝動のままに突き進みママチャリでちょっと冒険してみた」お話 をご紹介します。 ■ホームシックになってママチャリで帰省!? 地元の国道が東京までつながっていると知ったときから、「いつかたどってみよう!」とふんわり考えていたのですが、逆(東京)から行こうと思うとそもそも目当ての国道に出られず、案の定、数時間迷子になりました。 スマホのない時代(ガラケーも初心者だったので使いこなせず)地図も持たずに適当にスタートし、「途中で事故にあったりタイヤがパンクしたらどうするんだ?」と、思い返してみればその無計画さにわれながらイラッとしますが、当時は帰巣本能(?)のままにひた走ったのでした。 ■念願の実家に着いたとき待っていたのは…? そして自宅に到着し明るい玄関に入るやいなや、ねぎらいより先にあきれた笑いと悲鳴を浴びることとなる。なぜなら… そうです、今回は ビジュアル的に黒くなったエピソード(歴史?) です。 誰しもありますよね、思い出して身もだえするような黒歴史くらい! 子育てしながら(ここで無理やり子どもの話をねじ込ませてください)、わが身を振り返るにつけ「清く正しく真っすぐに」なんて無理な話だな~と思うわけです。 挑戦に対してはなるべく見守り、どうしようもない山にぶつかって立ち往生した時にそっと助け舟(迎えの車)を出せるような親でありたいな~ とも思います。
2020年11月17日子どもふたりと接していて、目の当たりにする度に「すごいなぁ」と感じることはいくつかありますが、そのひとつに 「思うようにできず、うまくいかないことを泣きながらも続けるところ」 があります。 性格なのか子どもならではなのかはわかりませんが(私自身にはそういう感じ、ちょっと覚えがないので)、正直最初は戸惑いました。 ■自分にはなかった!? 子どもの「お母さんはいい!」に戸惑う 壁にぶつかって泣きながらもそれを乗り越えて…を積み重ねているんだな、とその度に成長と頼もしさを感じます。 ■壁にぶつかった先に見えた子どもたちの成長 娘(5歳)はちょっと前まで「(お絵かき)お母さんみたいに上手にかけない!」と泣いていたのが、最近は「お母さんみたいに」なんて気にもせずモリモリかいている。 「できない!やりたい!」と大泣きする度に、いまだに戸惑う事もありますが、「今が成長の瞬間かも!」と思いながらつきあっています。
2020年10月20日突然ですが、オバケをご覧になったことはありますか? 私はありません。 基本、不思議な現象には全て科学的な理由があり「オバケなんてない&ウソの寝ぼけた人の見間違い」という認識です。 が、ゾクゾクする話は大好物! 「本当」だったらおもしろいな~。しかし、超絶ビビリ! 身近で「本当」は御免被る! …今回はそんな私が、 息子の不意打ちホラー発言に震え上がったときのエピソード です。 ■息子が『黒い顔のオバケ』に遭遇した!? 1時間後、いつも通りに起きて何事もなく過ごす息子。 数日たってから、恐る恐る聞いてみたところ(すぐには聞けなかった) 「え? オバケ? いたよ!」 と軽い感じで言われました。 やめてくれー! (自分で聞いておいて…) キッチンはお母さんとしては日常的に避けて通れない場所なんだから! 『黒い顔のオバケ』 という少なすぎる情報がかえって私の想像力をかきたて、深夜にひとり翌日の料理の仕込みなどをしていて不意に恐怖心をあおられます。 しかもこの『黒い顔のオバケ』、一度ならず二度までも息子の前に現れます。 ■『黒い顔のオバケ』再び! 恐怖で震え上がった私は… ある日、息子は2階から階段をリズミカルに降りていました。降り切る手前、突然「やぁ!」と小さい悲鳴を上げて尻もちをついたのです。 足を滑らせて転んでしまったのかと思い、リビングにいた私は慌てて息子に駆け寄りました。 すると… 息子が階段で転んだのかと心配し、すでにドキドキしているのに、違うジャンルのドキドキをぶち込まれ余裕が吹き飛び、このときはつい 「影だよ、それ。自分の影」 とぶっきらぼうに言い放ってしまいました。 「えー? オバケいた? すごいね」 などと楽しく流せたらよかったのでしょうが…。(無理です。なにせ私、超ビビリなので) それ以降、息子の前に『黒い顔のオバケ』は現れていません。 ちなみに現在5歳の娘はオバケや妖怪が大好きです。「会いたいな~」と焦がれています。 前のめりに大好き過ぎて向こう(?)も遠慮しているのか、今のところ娘の前にはオバケは現れていないようです。残念。
2020年09月15日普段からときどき、家族で映画を見にいくわが家、 おうち時間 のお楽しみとして真っ先に実行したのは「 映画館 ごっこ」でした。 ■子どもと見る映画を決めて… ネット配信や録画した映画など、いつもだいたいその場で選んで普通に見ますが、 「これは!」という作品を見つけると、 (映画館で見られなかった作品、もしくは前から気になっていたけれどそのときは見る気分ではない作品など…) 「次の映画館ごっこで見よう…!」と子どもたちと決めて、「 週末のお楽しみ 」とします。 ■準備も含めてちょっとした特別感を 子どもの夏休み 中などに、たびたびおこりがちな「今日って何日だっけ?」「何曜日だっけ?」状態。 なが~いおうち時間やテレワークなどで、頻発しがちです(私だけではないはず) 子どもたちが、というよりあくまで自分の場合ですが、おうち時間でも数日先のちょっとした 楽しい予定 を立てることで、 曜日の感覚というか、 メリハリ を保てたような気がします。
2020年08月18日もともと「 おうち大好き! 巣ごもり最高!」な私。 だけどそれは、世の中の人や物や仕事が動いてくれているからこそ、成り立っていたこと。 そして、いかに自分がさまざまな「不要不急」の累積により 精神の安定 を保てていたのか…。 痛感するには十分な長い長い自粛期間でありました…。 第2波やそれ以外のあらゆる事態に備え、今後事態が落ち着いたら…私自身が(あるいは家族と)したいこと。 それはもう、とにもかくにも不要不急の「 外出 」です。 ■目的のないショッピングが恋しい ■家族でのドライブやお出かけも どれもさして 必要不可欠 というものではありません、が! 私にとって心を満たすものばかり! この願望を子どもたちに話したところ(うれしいことに)、「ぼくも、ぼくも!」「ムスメちゃんも」と、えらい食いつきでした。 「今まで通りに」「元通りに」とはいかずとも、いろいろな 変化 の中で楽しんでいけたらなと思います。
2020年07月14日4月以降はわが家もテレワークとなり、 夫婦で平日も休日 も一緒…。お互いをなんとなく視界の隅に入れながら、こんなに長く一緒に過ごすのは、産後に夫が取った 育休 のとき以来です。 しかし今回は、家事育児をともにしていたあの時とは状況が全く違う…。それぞれにやらねばならないことが別にあり、それゆえにお互いにいっそうの気遣いを必要とする状況になるのでは…。 想像しただけで「お互い ストレス がたまりそう!」と思っていました。 ■忙しい夫の姿を知っているからこそ… ところがどっこい。いざ テレワーク が始まってみると… ■「パパ」が妻と子どもたちにもたらしたもの 平日の昼間になにをしているかが自然と視界に入るため、無駄に忙しいアピール(笑)をしなくてもすむ! お互いに、体調や仕事に対する理解や気遣いが自然と働くのか、 夫婦関係 はすこぶる良好です。 別々の仕事をしているにもかかわらず、同じ方向を向いて「ともに家庭を守っている!」みたいな感覚とでもいいますか。 夫は「最初からずっとそのつもり」と言っていましたが、私はときどきそれを忘れて自分 ひとりでがんばっている ような気になりがちなので…。 この先、どのように状況が変化しても、今感じていることは 忘れないよう にしたいと思います。
2020年06月23日実家へ帰省したときは、あまりアッチコッチ出かけずのんびり過ごす派です。 どこにいても目が離せない乳幼児期を終え、家の敷地内なら「まぁ安心かな」と思えるくらいには成長した現在。屋内と敷地内の探検で、子どもたちは十分楽しんでいるように見えます。 ■実家帰省は祖父母とも触れ合える そして私も子どもたちもそれぞれ満足し、 帰省 から戻ったある日 息子からのひと言がこちら。 ■子どもからの思いがけない指摘に驚き 自分自身にとっては「良い 気分転換 」となり、子どもたちにとっても、「自由にのびのび過ごせて満足だろう」と思い込んでいました…。 意外な部分に 不満 があったようです。(自分で思っている以上に、私は帰省時にはしゃいでいるということですね) しかし「言われてみれば」な、思い当たる節は多々ある…反省したできごとでした。とはいえ「こっちの方がやさしい」という言葉には、ちょっと衝撃をうけました。常にフラットでありたい…(願望)。
2020年06月16日新型感染症の影響による休校と自粛生活のなか、子どもと過ごす おうち時間 で、予期せぬ懐かしい感覚を思い出しました。 ■子どもが今より幼かったころ… 平日の朝、天気がよければみんなでお散歩(楽しい!) あれ? なんだろうこの 懐かしく も新鮮な感覚。さらに… ■大変だけど家庭学習で新たな発見も 家庭での 学習 に関して、「お母さん」しながら「先生」もする難しさはありましたが、私自身はおおむね楽しかったです。(息子の感想はさておき) そしてときどき「あれ?この感じ…」と、自身のちょっと「親バカ」な気持ちさえも、無性に懐かしい感覚になったのでした。
2020年06月09日休校が続き、 子どもの勉強 のことで不安になったり、逆に楽観的になってみたり…毎日(気持ちが)忙しいです。 1年生の1学期は、息子が次々と新しいことを覚えてくることに、ただただ感動していていました。 勉強については、ほぼほぼ学校におまかせ(なんだかんだ楽しく通えていれば万々歳というスタンス)だったあの頃が、今となっては懐かしい…。 今も試行錯誤の真っ最中ですが、息子の 休校中の家庭学習 についてちょっとだけご紹介しようと思います。 ちまみに息子の通う小学校から指示された課題(プリント)は、以下の内容に溶け込んでいます。 ■兄妹一緒にワークやプリント ■「学び」は生活や遊びのなかにも… 息子、現在小学2年生。娘、年中。 時間割 などは作っていません。 息子とタイミングや気分を相談しながらとはいえ、どうしても やる気が出ない 日、途中でどうしても飽きちゃう日はあります。 そんな日は、「5」のお散歩や読み聞かせのみです。大丈夫…きっと、何かしら吸収しているはず! と思っています。 学年、家庭環境、地域などなどでさまざまな違いがあり、苦労や不安もいろいろかと思いますが、 私は、将来子どもたちがこの時期を思い返したとき、 大切な思い出 になっていれば…と願いながら、とりあえず過ごしています。
2020年05月26日子どもの成長って、毎日確実に階段を一段一段のぼる(そして後ろには戻らない)イメージでした。 だけど、 子育て をしてみると、実際には急に一段飛ばしてみたり、散段降りてみたり…の繰り返しのような気がします。(当たり前かもしれませんけど…) それを繰り返しているうちに、「結構のぼっている」…みたいな。 子どもとずっといっしょにいると、そのことをつい忘れそうになるので定期的に思い出すようにしています、というお話です。 ■娘は「しっかりしている」と言われるタイプ ■「できる」と思い込まず、今の娘と向き合う おとなのような 言い回しや行動 も含めて4歳らしさなのかもしれませんね。 あれもこれも出来るようになり日々 成長する娘 に、つい安心(油断)して、突き放してしまいそうになるときがあります。 (忙しいタイミングで 抱っこ をせがまれたときとか…) そんなときのために、時々こんなことを考えて、忘れないように胸に刻んでいます。
2020年05月19日息子の 小学校入学 、娘の幼稚園の入園が目前にせまっていた年の3月。 おとなが各種準備や手続きに気忙しく右往左往していた頃、子どもたちも、何となく 落ち着かない 様子でした。 具体的に言うと、息子の娘に対する 当たりが強く なっているように感じていました。 ■兄と妹のケンカが増えて、考えた対処法は? 何か、子どもが手軽にできる 気分転換 ・自分で気持ちをクールダウンできるいい方法はないかな〜と考えていたとき、思い出したのが… そう! 彼らに必要なのは、人の気配を感じつつも周囲の状況から隔絶され、ひとり静かに己と向き合える空間! ということで、私がしたことは そのときには飽きられ放置され、物置きと化していた 子ども用テント の改造でした。 ■簡易「子どもエリア」で気分をリセット なんちゃってソロキャンパー、もしくは雰囲気森ガール…? いずれにせよ制作者である私が趣味に走りまくり、ステキに仕上がりました。 「いらない」と言われたら、私がひとりになりたい気分のときに、上半身だけつっこんでリラックスしようと思っていましたが、 さいわい、 子どもたちのお気に入り となり、秘密基地としてカスタマイズして使っています。 わが家には今のところおとなの(経済的な)事情により、「 子ども部屋 」というものがありません。 勉強や仕事はリビングで(遊びはどこでも)、寝るときはみんなで川の字…と家の中では常に「いつでもいっしょ」状態です。 夫婦2人だけの生活や、まだ子どもが赤ちゃんのときは、それでも平和は保たれていました。だけど、子どもの成長にともない、そうもいかないことが増えてきました。 ■子どもの成長につれ、親の対応も変わる イライラやかんしゃくに何か原因がある場合は、落ち着いた状態で 話を聞く ことのが、わが家では最も重要なことになっています。 そのために幼児のころは「静かに抱っこして背中をポンポン」あるいは、「膝の上にのせて背中をさすりながらよしよし」と安心感を与えるのが一番であったような気がします。 しかし最近は、それすら子どもから突っぱねられることも増えてきました。(きっとこれも 成長 ですね) ならば、子どもが「自分の機嫌は自分でとる」段階に入ったのではないか? そのために必要なのはやはり、子ども自身が自分をコントロールするための 空間 なのかなと思いました。それは完全に外部と遮断されている個室である必要はなく、必ずしも広い必要もないのかな…と。 いずれ子どもたちが 思春期 を迎える頃までには、きちんとした「子ども部屋」を用意したいと思っていますが…それはまた別のお話、ということで。 それまでは秘密基地(テント)などで、ちょっとずつ自分の 感情をコントロール する訓練ができたらいいのかな〜と思います。
2020年05月12日ある日… 「お母さんの作る ごはん って、おいしいよね! お母さんて、お料理、得意?」と、息子。 お? なんだか以前にも聞いたことのあるような「フリ」だなと思いつつ… ■ご飯づくりに悩む毎日でしたが… 謙遜しつつマジメに答えたのがアホらしくなるくらい、息子の圧倒的「 卵かけご飯 推し」。 長い長い春のお休み中、苦心しながら毎日の 昼ごはんを用意 した日々が走馬灯のように頭を巡ります。 ■簡単な料理は息子が自分で作れるように しかし、悲しいとか残念というよりは、むしろ肩の力が抜けました。もういっそこれからは、料理上手を自称して 得意料理 は「卵かけご飯」ということでいこう思います。
2020年04月28日私の育児と夫の育児は違って当たり前。そのことに改めて気がついた、子どもの お手伝いとごほうび についてのエピソードです。 ■家庭のお手伝いに「ごほうび」は必要? 子どもたちへの言葉や態度を大切にして、「ごほうびがなくても すすんでお手伝い ができる子」みたいなのが 理想 だった私。だから、夫の「物で釣ろうとする」対応がいちいち気に食わず、イライラする時期がありました。 理想はあくまで理想ですが、 「ごほうびがないと 動かない 子になってしまうのでは?」 「オモチャが増えすぎて、 大切 にしなくなるのでは?」 などとモヤモヤ…。 あるとき、それを夫に伝えると、返ってきたのはこんな言葉でした。 ■母と比べ、子どもと接する時間が少ない父 思い返してみれば、「オモチャ」と言っても高価な物ではなく、「一緒に遊べる物」であったり「自分で組み立てる物」あるいは「子ども自身に選ばせる」など、子どもたちとの時間を 楽しく過ごす ための試行錯誤ではないか…と妙に納得。 そもそも、私の対応が「正解」ということでもないわけで…。 夫婦でそれぞれ 子どもと接する時間 の長さやタイミングが違うのだから、そのときの内容が変わるのも当然なのかもしれない。 それを一方的に「こっちのやり方で!」と言うのはあまりに狭量だなと気がつきました。 自分とパートナーの 試行錯誤 を尊重したり共有したり…。子どもにとって何が最良か、 一緒に模索 していくのがいいのかなと思いました。
2020年04月21日今回のエピソードは、幼稚園のお迎えのときの出来事です。 普段は 登園バス を利用しているわが家。 ただ「全員お迎えの日」というのがあり、 幼稚園 までお迎えにいくことがあります。 そのときは、久しぶりに会うママさんたちや声をかけてくれる娘の クラスメートにあいさつ をするなど、つい忙しく立ち回りがちです。 ■「100%自分を見てほしい」娘の言い分 「ばっかり!」とか「ぜんぜん!」とか… 「いやいや、よそ見もしたけど…ちゃんと見ていたよ!?」と言いたいところですが、今の娘にはとっては0か100かなのでしょう。それくらい、園庭での様子を披露したい 気持ちが強かった んだな〜。 私が幼稚園にお迎えに来るこの日を楽しみにしていたんだな〜と気がつきました。 「見て!」と求める のも今だけ(たぶん)。積極的に応えたい、と改めて思いました。
2020年04月14日幼稚園のころまでは家でも外でも、遊常におとなの目の届く範囲で遊んでいた息子。 わが家では 未就園児の娘 もいっしょのことが多いので、自宅の敷地内で遊ぶときも、もちろんそばで見守っていました。 ■小学生になり、ひとりで行動する同級生も… しかし、 小学生 ともなると関わる年代が増えるためか、同級生の中には上級生にまざって放課後の校庭で駆け回ったり、ひとりで友人の家を訪ねたりする子もいる。 「それならうちもひとりで」…と、いきなりほっぽり出すのは心配だし、まだ不安がありました。 わが家は、あくまで 子ども自身の成長 に合わせてと思いつつ… とはいえ、焦るわけではないが「付き添いはいつまで?」「どのくらいの距離感で?」と最近は、「 見守りの距離感 」をはかりかねていました。 1学期、息子の様子はというと、新しい環境や人間関係に浮かれ楽しんではいるが、やはり不安もあるよう。公園などでは、私の 付き添い に安心感を感じているようにみえました。 そして学校生活にもすっかり慣れた2学期。 ■新しい環境に馴染み、成長する息子 「危険に対して先回りし安全第一! トラブル発生時はダッシュで駆け寄る!」(←ちょっとオーバーに表現しています)というイメージの、乳幼児期のような 接し方を見直す 時期かな~、と思えました。 おとなの目が届かない部分は増えるが、子ども自身がそれを望むなら(当然、心配や不安はありますが)、 まずは子どもを 信じる ことが大事かなとも思います。 そして「やっていいこと」「いけないこと(交通ルール含む)」など、 公共のルール や危険については、繰り返し一緒に考えたり、言葉で伝えていったりする必要があるなと思いました。 具体的に 防犯上の約束 としてわが家では、以下の3点はとくに口を酸っぱくして伝えています。 ・ひとりでは遊ばない。 (夕方のチャイムの前でも、みんなが解散したら息子も帰る) ・親子で一緒に確認した道以外は通らない。 ・外で、知らない人はもちろん、知っている人に声をかけられても付いていかない。 とにもかくにも…息子の「外ヅラ(?)」に 成長 を感じたのでした。
2020年03月25日息子の宿題が原因で、つい イライラ した態度をとってしまい反省モードのある日の夕方…。 テーブルで 眉間のシワ をもみほぐしながらため息をついていると、娘がニコニコしながら「どォうしたの?」とのぞきこんできました。 ■子どもの記憶力にびっくり! 「え!? 私ったらそんなファンタジックなお話を娘にしたの? そして娘はそれを日頃から 意識している の!? なんてステキ!」 と一瞬トキメキましたが、おそらく、私との何気ないおしゃべりを娘が自分で アレンジ したのではないかと思います。 (言ったような言っていないような…覚えていない) おとなの何気ない言葉を子どもはどんどん吸収しているんだな~素晴らしいな~、と感心。しかし私は同時に「 マネされたくない ことまで吸収するぞ?」と、気をつけなきゃなとも思いました。
2020年03月17日今回は娘の意外な一面を見たときのエピソードです。 遊びの場や人が大勢いる所でも「積極的になじもうとする息子」 それに対し「場所にも人に対しても慎重派の娘」 「娘は 雰囲気に慣れる のに時間がかかるのかな?」「 緊張しやすい のかな?」と、親から見て、そう思っていました。 まあ、兄妹でタイプは違うけれど、それぞれ楽しめているならそれでよし! …しかし「緊張しやすい」というのは 大事な場面 でも本領が発揮できず、ストレスをためてしまうのでは? と、少し心配もありました。(そもそも親が緊張しいなので…) ■幼稚園の行事でも緊張した表情なのに? 本番 の後、娘は「楽しかった!」とは言うものの、家ではもっとごきげんで歌ったり踊ったりしているのに…? 緊張して思うように動けていないのでは? それって本当に「楽しかった!」なの? と 勘ぐってしまった ことも…。 ところが先日、幼稚園の休園日を利用して2人で水族館へ行ったときのこと。 ■親のほうが緊張!? 娘は堂々とステージへ 「緊張している」とか「いつも通りにできていない」のではなく、「周りを観察してじっくり 考えながら動いている 」ということ…? 娘にとっては、公園でも幼稚園でもステージの上でも一緒で、それが「 いつも通り 」ということなのかもしれません。 娘が「楽しかった」というなら、妙に勘ぐったりなどせず「楽しかったんだね! 良かったね!」と、信じて受けとればいいんだな~、と。 これからも(思いもよらないような)いろいろな側面を見せてくれるのかなと、ドキドキしつつ、成長が楽しみでもあります。
2020年03月10日息子の小学校入学以来、地味に悩ましい 子どもの宿題 のタイミング。 宿題を自分から進んでやるのはごくたまにで、こちらから声を掛けなければいつまでも 放置 。やっと鉛筆を持ったかと思えば続かない集中力…。 自分で 机に向かう習慣 をつけるために必要な訓練と思って見守りますが…、夕方から夜にかけてのただでさえ慌ただしい時間帯。 こちらとのタイミングが合わないとイライラもしがちです。 それでも家庭学習(内容自由・時間だけ決められている)の中身を工夫したり、宿題を外遊びの後にしたり前にしたり。試行錯誤しつつ、何とか楽しく宿題をする流れが 自然と身につき つつあったのですが…。 年末年始、私のおよそ1ヶ月に及ぶ体調不良により「習慣」になりかけていたその「流れ」は…すっかり乱れてしまいました。 ■息子が宿題を放置するように 「子どもの宿題はいつすればいいのか?」どころか、「どうしたら宿題をしてくれるのか?」くらいまで後退。 口うるさく 言っても、たいていのれんに腕押しです。完全に振り出しに戻ってしまいました。 なので、私も初心に戻り、宿題や家庭学習をする間は同じテーブルにつき(むりやりにでも)くつろぐことに。すると…? ■子どもの宿題中、親も一緒に座るだけ? というわけで、宿題を「いつやるか」は、学校から帰ってすぐでも遊びから帰ってからでも、おやつの後でも前でも、習いごとや夕飯あるいは風呂の後でも前でも。家事や娘のお世話のタイミングを見計らいつつ…。 あくまで「うちの場合」ですが、とにかく宿題をするのは「親のタイミング」でOKだったんです。 息子にとって「いつやるか」はそれほど重要ではなく、とにかく10分でも15分でも「 親が一緒 」に座ってさえいれば良いようです。(もちろんこれも 学年 が上がると変わってくると思いますが…) その間、私はぼんやり雑誌を眺めるもよし、お茶を飲みながらスマホをいじるもよし、下の子と折り紙をするもよし。 家事やその他の仕事の手をとめ「(自分が)ちょっと座ろうかな」というタイミングで、「 宿題やろうか 」と声をかけるのが、今のところわが家では一番スムーズです。
2020年02月25日今回は、わが家の使ってよかった家具と、置いてはいけないと思った家具をご紹介します。 ■授乳や抱っこタイムにソファがわりのコレ! ▼使ってよかった家具(乳幼児期) コードレスクリーナー ビーズクッション ソファを置くには狭いリビングだったので、ビーズクッションは 妊娠・出産を経て子育て に奮闘する私の相棒です。 (持ち運べるので寝室でも 夜間授乳 の時に使っていました) ■赤ちゃんロックでタンスのぼりを阻止 乳幼児を子育てをする空間を安全・安心に保つには「何も置かない」が理想という気がしますが、生活空間である以上そうはいきませんよね。 きっとどの家庭も 転倒や落下・誤飲 などの危険に注意し、余計な家具はなるべく置かないよう気を配っているのではないかと思います。 が、しかし子育て中のヒヤリハットは起きる…。 なので、「こんな ヒヤリハット が!」という、わが家の事例をご紹介します。 そう、間取りによっては必要不可欠な、どこの家庭にもあるであろう 衣類収納家具 です。 しかしこれ、うちの息子は登りました。 ▼気をつけたほうがいい家具 タンス タンスのような家具は、必要があるから置いているものなので「置いてはいけない」と言いきるのは抵抗があります。 わが家でも使わないわけにはいかないので、とりあえず全ての引き出しに 赤ちゃんロック を付けました。それ以降はこのようなことは(2人目でも)起きていません。 そしてもうひとつ。 「使ってよかった」とオススメする同時に、「一度置いたら使わずにはいられない」という意味で「置いてはいけないのかもしれない…」と思わずにはいられない家具のご紹介です。それは… ■転倒時も安心だけど…いまではおもちゃ? ジョイントマット 乳幼児期においては断然「使ってよかった家具」として上位ランクインするのですが、幼児期以降は話が別です。 外して遊ぶのみならず、これがあるためか、油断して(わざと?)少し高いところから飛び降りたり、スライディングしたり…。落書きしたり、ボールペンやフォークで穴を開けたり…。 「なら 片付けて しまえばいいいじゃない」と思われるでしょうが、これが何もないフローリングより柔らかく、大人がゴロゴロするにも具合いが良く…一度使うとこの 快適さ を手放せなくなってしまうのです。(やめられない!) 安価なので傷むたびに買い直し(わが家は2年に1回ペースで) 模様替え感覚 で張り替えています。 デザインや色も豊富で、私は大好きです! ジョイントマット!
2020年02月18日先日、小一の息子に筋肉自慢対決を挑まれました。 ■育児でついた筋肉は「強さ」の象徴? この筋肉は「 親としての強さ 」の象徴か!? と、一瞬思いましたが、いやいやよく考えたら実際は「強くなった」というより、 「 家族の安全 に対して多少、瞬発力と度胸がついたかな?」という程度だという気がします。 もしくは、多少踏ん張りがきくようになったかなくらいの強さ。 しかし「強くなった」と感じるのと同じくらい、親になって「弱くなった」と感じることが多いです。 ■産後の不安や心配を相談すること むしろ若いころ(独身時代)の方が私は「強かった」と思います。 それは、自分に「弱さ」なんてない、 ひとりで十分に楽しく 生きていく! なんだってできる! 不条理や理不尽にだって負けないんだから! というような「ツライ自分」にフタをするようなちょっとゆがんだ「強さ」への思い込みかもしれません。 しかし親になり、「 守るべきもの 」がうまれたことで、 「このままの考え方ではいけない」と、そういう「自分の弱さ」の部分に真剣に 向き合う ようになった気がします。 ひとりでなんとかしようとする「強さ」と思っている部分を過信せず、弱い部分も受け入れて、 周囲の手も借りながら 「親」をやっていくのが理想かなと思っています。 悩みや問題に直面したとき、頼る先を多く持つことも「強さ」と言えるかもしれません。(わたしは弱さゆえに「やせ我慢」しがちなので…) 自分の 弱さを受け入れられる ようになったのが、私の「親になって強くなったこと」とも言えます。
2020年02月11日毎日の食事づくりは、冷蔵庫の在庫管理をしつつ、栄養や見た目の バランス・食べやすさ・予算… あれこれ考えて用意しているのに、ひと口かじって「おなかいっぱぁい(食べたくない)」なんて言われるとがっかりしますよね。 現在4歳のわが家の娘、 好き嫌いも食わず嫌い も多くまぁまぁ大変です。 ■肉も野菜もとにかく混ぜこむ かく言う私もかつては、肉・魚介類がほぼ食べられないかなりの偏食児だったので気持ちはわかります…。 今のところキチンと残さず食べるより(食べてくれるに越したことはないが)、 食事は楽しい時間 であることが最優先なので、無理強いはしません。 ちょっとくらい好き嫌いがあったって、ほかで 栄養 が補えていれば気にしすぎる必要はないかなとも思っています。 そんな、基本「今は苦手でもそのうちおいしさに気がつくこともあるだろう」というスタンスの私ですが、 今回は「こんなことで食わず嫌い」を 克服 できちゃうんだ!? とちょっと驚いた出来事をご紹介します。 ■料理しているところに興味津々 このときは、一緒にお料理というほどでも お手伝い というほどでもなく、ただ横で見ているだけ。 それでも生で食べてみたくなるほど素材に興味を持ったことに驚きました。 これ以降も、見学あるいは下ごしらえを手伝った料理なら、敬遠されがちな新メニューでもモリモリ食べてくれている気がします。(モリモリは言い過ぎでした) そしてもうひとつの出来事はこちら! 「手巻きずし」 上記で紹介した方法は「脱!食わず嫌い!」や「好き嫌いを克服しよう!」と意気込んでの取り組みではなく、 わたし自身も子どもの 変化にびっくり したくらいでした。 我が家と同じようにお子さんの好き嫌いに悩まれている方は、「ちょっぴりでも変化があったら万々歳」くらいの気持ちで、料理しているところを見せてみるのもいいかもしれません。
2020年01月28日節約も貯金も、これから必要になるであろう子どもの 教育資金 のためには必要不可欠です。 それはわかっているけれど…ストレス解消をかねたウィンドウショッピングが趣味の私。魅力的な子ども用品やファミリー向けサービスに「見てるだけ~」と言いつつ、つい手がのびる…。 ストレス解消 も大事、だけどやっぱり日々の生活と将来への備えもしたい。というわけで(ユルめですが)私が考える「子育て中に節約するもの、してはいけないもの」をちょっとだけご紹介します。 ■子ども服はすぐサイズアウトするから… ▼節約するもの その1・衣服 ご近所や同級生・実母の友人など、いろいろなルートで巡ってくる各種 おさがり 。 とくに子どもが小さいうちはサイズがどんどん変わるのでおさがりが本当にありがたい! まわりに子育てをしている知人がいなかったり、おさがりのつてがない場合は、 リサイクルショップやフリマアプリ などを活用するのも良いかもしれませんね。 (個人的には中古品を購入する際はブランド物を優先的に選びます。 メチャクチャ個人的なイメージですが、おさがりの衣服や靴なども、やはり人気の子ども服ブランドは生地も縫製もしっかりしていて傷みにくく丈夫な気がします。 わが家でさんざん着倒して、なお次のおさがりに回す余力があるのもやはりブランド物が多いので…) ■公園はコスパが良くて子どもも満足 ▼節約するもの その2・遊び 「いろいろ見せたい」「体験させたい!」と、つい前のめりにいろいろな アクティビティのある有料施設 へ連れて行きたくなります。 ただ、私が思いつくそうした「遊び」は、たいてい少し大きくなってからでも(むしろちょっと大きくなった方が)楽しめるものが多い気がします。 なので有料の遊びは「だんだんとちょっとずつ」、あせらずに今後のお楽しみ…。 今日も今日とて、簡単なランチ持参で「冒険」と称し、無料の 公園 へ自転車で出かけるのです。 ■節約しないと決めているのは、本 あくまで主観なのですが…私の場合、本に関しては 出費 を控えません。 子ども向けの絵本や児童書、図鑑だけではなく、おとなの趣味の本や雑誌、漫画も電子ではなく紙で気軽に買います。(もちろん本当の本気の趣味のものは電子でコッソリですけどね! もしくは本棚の最上段へ…) 「子どもたちにいつか読んでほしい!」「本好きになってほしい!」というつもりはないですし、 図書館 も利用します。 ただ、生活空間の一部に 多様な価値観 にふれるキッカケが「常にある」というのが大事かな〜と思っています。なのでジャンルも雑多。 もし、子どもたちが家計を圧迫するほどの読書家になったら、図書館の利用をメインにしてもらうなど、苦渋の選択で節約の対象になるかもしれません。 だけど、今のところ、本はわが家にとって「節約してはいけないもの」です。
2020年01月21日あけましておめでとうございます! 鈴木し乃です。 ■幼稚園デビュー! 娘は内弁慶? 旧年は、息子と娘がそれぞれ幼稚園と小学校にあがり「 集団生活 ならでは」の「これまでとは違う 成長 」に一喜一憂した1年でした。 ■小学校入学でパワーに圧倒された 新しい年も、子どもたちのめまぐるしい変化に右往左往しながら楽しく過ごしたいと思います。 上記のダイジェストの詳細や、日々の子どもたちとの生活で得た 発見や気づき など、楽しく記事にできたらな~と思います。 ■子育てと日常の忙しさのおかげ? 本年もどうぞよろしくお願いいたします!
2020年01月14日子どもの発育も感性も「個性」として「大事にしたい・認めたい」と、どの親も多かれ少なかれ思うのではないでしょうか。私も思っています。 私が、男女のきょうだいを育児する親として、気をつけていることのひとつに、必要以上に「 男の子だから・女の子だから 」と、「性別を理由に決めつけや否定をしない」というのがあります。 ■親の「先回り」は誰のため? ある日、娘が以前から欲しがっていた「キラキラのサンダル」を買いに行くと… 息子とこのやりとりをしているとき、実はわたしはモヤモヤ。心の中でこんなことを考えていました。 「以前にもオモチャのネイルや写真館でドレスの試着はしたことがあったけれど、買うとなると…本当に欲しいの? 履くの? 妹ばっかりサンダル買うのずるい! っていうことなら、コッチの男児向けのを買ってあげるよ?」 しかしこの考えの中に、わたしのこんな本音が隠れていたんです…。 「これは女児物ですよお兄さん? とっても可愛いけれど、きっとみんなに 笑われちゃう よ?」 だけど、この本音は、必要以上に「男の子だから・女の子だから」と、「 性別を理由 に決めつけと否定をしない」』という信条に反しているじゃないかと気がつきました。 「みんなに笑われちゃうかもしれないからやめておこうね」と、子どもが 傷つかない よう大人(私)が先回りすることは簡単です。思わずしてしまう批判や否定は、もっと簡単なのかもしれません。 なのでこれから先、 好きなもの (あるいは価値観)を否定されるというのは、生きていれば遅かれ早かれぶち当たることです。 そのときのために「否定されないように気をつける」のではなく、対処法というか、受け流し方を身につける方が大切なのではと思います。 そんなわけで後日、気に入った色とサイズを探し出し、購入。 ■男児だって「キラキラ」が好き 息子にとってはただ単に「欲しいものを買ってもらった」というだけの、記憶にも残らない出来事のひとつかもしれません。 しかし実際に、ほかの人からキラキラサンダルについてちょっと イジワル な言葉をかけられたとき。こんなふうに、ふわっと受け流す息子の対応を見て「この購入は間違いではなかった」と思いました。 そもそも私は「性別を理由」に「 感性を否定 」されることは、自己肯定感が満たされないのではないかと考えています。さらに、自分とは違う性や性指向に対する無理解や反発にもつながってしまうのでは、と…。 子どもの「感性と自己肯定感を育てるために私がとるべき態度とは…」みたいなことを常に考えているのはかなり疲れちゃいますが、ときどきは思い出して、決して忘れちゃいけないなと思いました。 あっという間に(ワンシーズンで)サイズアウトしてしまったが、いっぱい履いてキラキラした足元を楽しんでいました。
2019年12月24日「子どもがうまれたら…一緒に季節の変化を感じ、ささやかでも 四季の行事 を取り入れた日々を送りたいな~」なんて、 「ささやか」と言いつつ案外張り切っていた妊娠後期。 いざ産まれてみたら子どもの成長とめまぐるしい日々に追われ、 各種イベント やったりやらなかったり、「大事なのはカレンダーに従うことじゃない」と言い訳してみたり…。 そうこうしているうちに、幼稚園だの小学校だのに入り、行事がてんこ盛りの毎日なので季節感はもっぱらそちらにお任せし、年々 手抜き になっていく各種イベント(誕生日は別)…。 そんなわが家においてかろうじて残る「季節感のあるお楽しみ」のひとつがクリスマスです。 ■イベントを自分で準備する楽しさ 本格的だったり、にぎやかだったりするのは、各種施設のプロの方々におまかせします。 季節の行事、やったりやらなかったりの中でも、私なりに大事にしているポイントは「 一緒に準備 を楽しむ」ということです。 すでに出来上がっている物を見て「わ~!」っとなるのももちろん良んですが、主体的に進められる準備って楽しいと思うのです。 成長 とともに子どもたちの「できること」が増えていくのも感慨深い。 なのでクリスマスの(お手軽)ケーキ作りは、前回は買い出しのトッピング選びからデコレーションまで、だいたい子どもたちにお任せでした。(「ここやって!」と言われたらもちろん私が手を出しますが) ゆず湯につかったりカボチャを煮たりケーキを作ったり…冬至と合わせて今年も楽しく クリスマス を迎えようと思います。 ■幼い息子との冬至の思い出 冬至の度に思い出す「湯船のユズを怖がって泣いていた息子」…かわいかったな~。
2019年12月17日子どもの発する 擬音・擬態語 、かわいくて面白い…だけではなく、ちょっと感動すら覚えました。 ■遊びに熱中する子どもの口から… どこでどう身につけてくる表現かわかりませんが、圧倒されました。そうです、親バカです。 この「ほほえましい光景」が日常ですので、家の中はとっても「 にぎやか 」です。 耳で・目で・肌で感じたことを今は思うがままに表現して、 感性を磨いている 最中だと思うので(こちらがシンドいときは適度に距離をとりつつ)、見守りたいなと思います。 【おまけ】
2019年12月10日何度も書いているのですが、息子と娘はとても仲がいいです。(もちろんケンカもする) どちらかが叱られていると、親が 感情的 になりそうな絶妙なタイミングでフォローが入ることもしばしば。(見当違いなフォローに対して私がフォローのフォローをすることももしばしば…←面倒) だいたいは「それってちょっと 怒りすぎ じゃない?」と私をいさめる形で 兄妹 をかばうのですが… ■母のイライラをしずめたのは 気分が沈んだとき、イライラしたときの気晴らしのひとつに「赤ちゃんのころの子どもの写真を見る」…というのがありますよね? 私は何もなくとも、夜ひとりでこっそりと写真を眺めては勝手にいやされている人間なんですが、それを知ってかしらずか(いや知らないはず)、娘が的確に私のイライラを無力化しました。 狙いを定めて、いつものフォローとしてのひと言だったのか、はたまた作為なくたまたま思ったことを口に出しただけなのか……わかりません。 しかし母には効果は絶大、お見事としかいいようがありませんでした。 【おまけ】 ごくたまに、こんな超ご機嫌な夕方の家庭学習の風景も存在している。(ただしやたらに時間がかかる)
2019年11月26日宿題(プリントなど)、家庭学習(内容自由…自由とは?)、計算練習、音読、ストレッチ…。すべて親の採点と内容のチェックと捺印必須! 入学前はあまり深く考えていませんでしたが、小学生の息子の「持ち帰ってくる 課題の多さ 」よ…。 以前から気まぐれに「テスト屋さん(塾?)ごっこ」などと言って自ら机に向かうことはありましたが、習慣とはならず、どうやって 集中力 を持続させたらいいものか悩む日々です。 (テスト屋さんごっこは入学前にブームが去ってしまった) それまでは毎日「楽しく過ごす」ことだけを追い求めていた息子に、急に「さぁ1年生! 切り替えて勉強、勉強!」と言ってもうまくいくはずもなく。 私が口うるさくまくし立てて「勉強」に対して、 「やらされてる」「怒られる」「面倒くさい」という ネガティブなイメージ を持たせるのだけは何としても避けたい…。 そんな悩ましい日々を送る中、ほぼ毎回(いずれか)出される息子からの要求はだいたい以下の4つ。私の対処方とともにご紹介。 ■宿題やりたくない? 子どもの要求 ▼遊びたい… 「下校の勢いのまま外に飛び出したい」「ゲームがしたい」 遊ぶのはおおいに結構だが、放っておくといつまでも遊び続けるので腕時計を持たせます。 ▼眠い… ダラダラ・イライラの原因はだいたいこれ。 ▼なんか食べたい… 帰宅してすぐに小腹を満たしても宿題を始めた途端にまた言う。口寂しいのか、なんなのか…? ■家庭学習をやる気になる「雰囲気作り」 ▼つまんない、飽きた… それを言っちゃあ、おしまいよ。 まとめて「ゴチャゴチャ言ってないでさっさと(宿題)やりなさい!」と言いたいころですが、それで状況が悪化するのは目に見えているのでグッと言葉を飲み込みます。 上記の要求に対して「ダメ」とは言いません。 すべて、ちょっとずつ受け入れて、休み休みしながらだいたい30分~1時間(昼寝含む)くらいかけて終わればいいなぁという感じです。(集中力は据え置き…) もうひとつ、子どもの 家庭学習 に関して、私が気をつけていることに「 勉強しなさい を言わない」というのがあります。 「勉強の楽しさ」だとか「誰のために必要なのか」というのを、いくら子どもに言葉で説いても右耳から左耳なので、私が家でしてやれることは「自分のペースで楽しく学ぶ 雰囲気作り 」くらいかなと思っています。 夕方の慌ただしい時間帯で、ついついイライラしがちですが、とにかくそこは必死で抑えて、抑えて…日々、自分との戦いです。 <おまけ> 息子の反応を見る限り、今のところ私の「雰囲気作り」は、おおむね成功しているのかな? と思っています。
2019年11月19日日々、両腕にズッシリと感じる重みに、子どもたちの成長をうれしく思いつつ…。抱っこについて感じたことことをちょっとだけ… ■小学生息子に抱っこをせがまれる 息子の場合、ここまで本気の「移動手段としての抱っこ」はさすがに毎日ではありません(たまにある)が、意外に終わらない「 抱っこして! 」 いや、正直うれしいけれども…。今のところ軽々と運べちゃうけれども…。 そろそろ「20kgの本気抱っこ」は 腰 にきそうだから…! ■思春期になってもハグするよ! 「だっこして!」と求めてくるうちはいっぱいしてやろうという気持ちとともに、「それはそうとハグは一生するぞ」という思いがあります。 今はまだ、一番身近な私や夫に向けられる愛情。だけど、いずれはどこかの誰かにも向けられるときが来る…。そのときの 愛情表現 の練習台としても、今は思う存分、抱っこやギュウに応じています。 成長の過程においては、「ハグとか言ってる場合か!」という微妙な親子関係になる時期もあるでしょうが、 「それはそうとハグは一生するぞ」の気持ちを忘れずに過ごせたらな~と思っています(のんき?)。
2019年11月12日個人差はあるものの、妊娠と出産にはさまざまな体のトラブルがつきもの。産後、それらを抱えながら日々、家事や育児をこなすなかで、私が地味に(精神的に)きつかった 産後トラブル は「抜け毛」です。 「家事にも子どもの発育にも関係ないし、痛くもかゆくもないし、そのうち生えてくるし…」と、優先順位はかなり低かったものの、窓や鏡にうつればいやでも目に入る。 「明らかな見た目の変化」は、産後の精神の不安定さに拍車をかけるには十分な要因でした。 ■産後の抜け毛対策を調べるも… いずれ生えてくるとわかっていても、1人目の時の印象では、だいたい元に戻るのに2年くらい…。 薄い頭髪と広くなった額を気にするたびに夫は「それだけ(出産で)頑張った証だよ、大丈夫だよ」と声をかけてくれました。 だけど、毎夜、風呂場の排水口を詰まらせる毛玉や、屈んだだけでハラリと落ちる 抜け毛 をどう感じるかは誰にどんな言葉をかけられようが、もはや私自身の気持ちの問題です。 そしてあるとき、ふと思いついたのが「減ったなら足せばいいんじゃない!?」ということ。 そこで私がとった対策がこちら… ■お化粧感覚で気分転換! 長時間使うと、まぁまぁ蒸れるので毎日使うわけではないですが、「家にある」「いつでも盛れる」という安心感で、産後抜け毛の コンプレックス を乗り切ることができました。 当時は正直「イヤミか?」くらいに思っていましたが、今思えば風邪を心配してニット帽を買ってきた夫と、ニコニコとアガるコメントをしまくってくれた息子には感謝しかないです。 ちなみに、 髪の悩み を痛感したこともあり、2人目の産前から切らずにいた髪は、この後も伸ばし続け、腰にかかるくらい伸びたころにヘアドネーションとして寄付しました。(断じて無精ではない)
2019年10月29日