イラストレーター。長崎県出身、1984年生まれ。 2015年、第一子誕生を機に、長男「まめ(愛称)」との日常を絵日記にしてインスタグラムに投稿を開始する。 2017年に長女「ゆめこ(愛称)」が誕生。 著書に『まめ日記』(かんき出版)、『まめ日和』(光文社)、『ぶっちゃけ子育てどうしてる?』(かんき出版)などがある。
長男「まめ」くんと長女「ゆめこ」ちゃんとの日常を絵日記にしたインスタグラムが大人気の横峰沙弥香さんによるおでかけエッセイ。
上京して初めて住んだ街が三軒茶屋 でした。今となっては理由もよくわかりません。 土地勘ゼロで福岡から出てきていきなりそこに住んだ。 美味しいご飯屋さんが多くて雑多な雰囲気がまさに私好みで…… 強いて言うなら「一目惚れ」 したのだな。 娘が1歳になるタイミングで離れることになってはしまいましたが、息子のまめ(愛称)は三茶で育ちました。 私たち夫婦の行きつけのお店に生まれた頃から出入りしているので 9歳のくせにいっぱしの常連顔 。親子で長く通っているお店があるというのはありがたいことです。 うっかり行き違いが起こってしまって、どこかで待っていてもらわなければならない状況になったときに、どこか好きな行きつけのお店で待たせていただくこともあり(もちろんお店とは事前に話をして取り決めを行なっています)その安心感はほんとうに大きい。 まめには好きなものを注文して食べながら待ってもらうわけなので、到着した私が支払いをするのですが、ここのところ全力小学生の飲食のお会計はなかなかに財布に響きます。それでもやっぱりそこで待っていてもらいたいのだ。 安心だし、好きなお店だから 。 一目惚れで住んだ街ですが、気がつけばそこで結婚して我が子が育ち、離れてもこうして関わっている。そう思うとなんだか感慨深いです。 成人した 我が子と乾杯するなら絶対にこの街 で。 ・HOTDOGクジラ荘 Instagram @kujiraso_kana ・pigallebeer Instagram @pigallebeer
2024年07月18日「しかしあの動物園は良かったよね……」 と、何かにつけて話題に上る動物園があります。 旅行の帰りに餃子が食べたくなって宇都宮経由で帰ることを決めたところ、なんぞ近くに動物園があるよっという流れでふらっと立ち寄った 「宇都宮動物園」 です。 駐車場に車を停めると目の前に、胸部に「宇都宮動物園」と書かれた ロボットが元気ポーズでお出迎え 。この味わい、期待に胸が高鳴りますね。 切符売り場で動物用の餌を購入し、意気揚々と歩いて行くと、いきなり猛獣舎です。 トップバッターは一匹のハイエナ。 そのアンニュイな瞳は餌の袋に明らかに興味を示していなかったので、とりあえず餌による動物たちとの触れ合いは置いておき、猛獣鑑賞としゃれこみます。 こちらの 猛獣舎はとにかく動物との距離が近い 。ほんの目と鼻の先でライオンが昼寝をしているのには大人の私でもテンションが上がりました。 その後キリンに餌をやったり 乗馬を楽しんだり と定番のイベントも楽しみつつ、遊園地エリアで遊ぶなど、ふらっと立ち寄った割には期待以上に楽しむことができました。 大型犬も預かってもらえるペットホテルも併設 されていたり、 冬場は 釣り堀になっているプールで マス釣りが楽しめたり もするらしく、これはもうかなりの規模の総合アミューズメントパークじゃないかと大興奮の我が家でした。 次回訪れるときにはゾウのところまで餌が届くよう、筋力をつけておかなくちゃ。
2024年07月13日夫は突然突 拍子もないプラン を提示しては私たちを驚かせます。行ったこともないはずなのに 妙に具体的 で、 ルート までしっかり決まっている。なぜなのか…… とにかく 地図を見るのが好き な夫。 やたらとGoogleマップを見ていることになんとなく気づいてはいましたが、ストリートビューや航空写真を駆使してお散歩をしていることは知らなかった。 そうして位置関係や距離感を掴み、お出かけのプランを練っていたのです。 そんな夫が見つけてきたのが千葉県は 野田市にある遊園地と温泉施設 。近くにイオンもあり、遊んで買い物を済ませ、温泉に入って帰宅する(ここが重要!)という夢のようなプランを立ててきました。 「もりのゆうえんち」 は 入園無料 のレトロかわいい遊園地。 とはいえ想像していた以上に乗り物も多く、まめとゆめこの年齢であればじゅうぶんに楽しめるボリュームで 大人だけで訪れているグループも見かけました。 乗りたいものの金額に合わせてチケットを購入するスタイルですが、フリーパスなどを利用すればかなりお得に楽しめそうです。 思い切り遊んだ後は、すぐ近くにある 「のだ温泉 ほのか」 へ。 9種類の岩盤浴 が売りだという前情報に期待を膨らませて入場すると、まずはその規模に驚きます。266台収容できる駐車場、お食事処の広さ…… 温泉施設のキャパ に悩むことの多い我が家、大歓喜。 こちらでは岩塩浴でのロウリュ(サウナヒーターで熱したサウナストーンに水をかけて水蒸気を発生させることにより、体感温度を上げて発汗作用を促進するサウナパフォーマンス ※「のだ温泉 ほのか」HPより)も楽しめるということで、私も楽しみにしていたのですが、これがものすごい人気。 定員45名ということもあって始まる前から長蛇の列。ロウリュ中にパパと待機していてくれる予定だった子どもたちのペースなどとの兼ね合いも考えて、残念ながらこの度は断念しました。1日6回開催されるそうなので作戦を立てて次の機会を楽しみにしたいと思います。 調べ物から移動の順番までGoogleマップだけを使って計画を立てる夫の方法には驚きましたが、距離感や所要時間の見積もりが正確で、 すべてがスムーズに進んだ のも事実。 歯磨きまで済ませて爆睡した状態で帰宅した子どもたちをベッドに寝かせながら、なんて合理的なんだろうと感動。そしてこのプランは 我が家の定番のひとつ となったのです。 ・もりのゆうえんち ・のだ温泉 ほのか
2024年03月08日夫にがんの転移が見られ、手術のため国立がん研究センター中央病院に移ることになったのは、2022年の秋頃のことでした。 転移の状態を見る限りさほど大変な手術ではないと聞いてはいても、気持ちは沈んでしまいます。 病室から見る景色が大変素晴らしいのが救いで、その景色をSNSにポストしたところ、メッセージの通知が。 「そこからうちの店歩いて5分くらいだよ。遊びにおいでよ」 築地で鮮魚店を営む料理研究家の 栗原友 さんでした。 子ども同士が同じクラスだったこともあって交流を持つようになった仲なのですが、そういえばまだ彼女のお店に行ったことがなかった。 国立がん研究センター中央病院は築地市場の目の前にあり、病院から一歩出ると別世界です。 びっくりするような賑わいに心も浮き立つよう……パパを心配して少し元気のない子どもたちのフォローだって私の仕事! そう気持ちを切り替えて 築地で食べ歩き を楽しむことに。 元気な場所にいるって大事ですね。賑やかな場所ですから何を買うにしても声を張らないと伝わりません。そう言えば久しぶりにちゃんと声を出したなぁなんて思いながら、じわじわと体に血が通ってくるのを感じます。そう、私たちは凹んでいたのです。口には出さないようにしていてもやっぱりパパの病気は悲しかった。 落ち込んでいる時ほど 「日常」 は大切。辛くても日々は続くのだから、できるだけ笑っていなければと、 美味しい生牡蠣 を頬張りながら思ったのでした。 築地・波除神社の目の前にある 築地クリトモ商店 は、そんな喧騒からは少し離れた場所にあります。友さんのお惣菜が並ぶのは 土曜日 。一度でも味わえばあれもこれも食べてみたくなる、そしてそのどれもが美味しい! やさしくてあったかい魅力に溢れています。 じゃこと自家製の糠漬けのおにぎりを頬張りながら、元気を取り戻すきっかけをくれたあのメッセージに感謝! その後、夫は無事に手術を終え、すっかり元気になって帰宅。あれから2年経ちますが今のところ体に異変は起きていません。 辛かった時期に元気をくれた築地は、私たちにとって大切な街となり、今では元気をもらいたい時に訪れるパワースポットのような存在です。 ・築地クリトモ商店 Instagram @kuritomo_shouten
2024年02月29日期間限定、冬が旬の「下仁田葱すき焼き」は味わうべし! 子連れで初めての「スキーツアー」へ(前編) 今回はその後編です。 宿泊先の ゆうリゾートホテル に到着した時間が遅かったため、その日はさくっとお部屋で乾杯したりおしゃべりを楽しんだりして寝落ち、翌日はいよいよ人生二度目のスキーです。 スキーもスノボもすでに中級クラスの友人親子とは別行動を取ることにして、わたしとまめ、ゆめこの3人はプライベートレッスンへ。 思いのほか滑れたという驚きに加え、ここにきてまめが覚醒するという嬉しい展開もあり、今後家族で楽しむ趣味ができるチャンスと見た私は、午後もまめのためにレッスンを予約。 まめは夕方までしっかり滑り、わたしとゆめこは雪だるまを作ったり食堂でカレーを食べたりと、それぞれに楽しく過ごしました。 しかし スキー場の食堂でいただくカレー って、どうしてあんなに美味しいんでしょうね! すっかり自信をつけたまめは最後まで「もっと滑りたい」などと珍しくごねていましたが、さすがに少し休んだ方がよいだろうとホテルへ戻ってお風呂と食事を済ませると、光の速さで寝落ち。 ダラダラといつまでも寝ない普段のまめの姿が嘘のようです。なんて健康的なのだろう。 翌日は午前中だけ軽く滑り、余力があるうちにと立ち寄ったのは 道の駅しもにた 。 一昨日のおならの件はどこへやら、最後のチャンスとばかりに 下仁田葱のコロッケ やら 唐揚げ やらご当地メニューを食べまくります。 下仁田葱そのものもびっくりするほど嬉しいお値段で販売されており…… もちろん買って帰りましたよね。 ネギにまみれた思い出となった人生2度目のスキー。 しかし3度目、4度目につながることとなった大切な機会でした。 その後、シーズンが終わるまで何度も何度も家族でスキーへ出かけることとなり、中級コースまで滑れるようになったわたしとまめですが、正直この歳になってなにかを新しく始め、それに夢中になることがあるなんて思ってもみなかった。 しかも息子が一緒に楽しんでくれるのです。 思い切って参加してみて本当によかった。
2024年01月20日これは私たち家族がスキーに夢中になるきっかけとなった話。 2022年冬、友人からスキーに行かないかと誘われました。私にとっては青天の霹靂。九州で生まれ、ウィンタースポーツにはまったく興味のない両親のもとすくすく育った私のスキー経験は中学時代の修学旅行で一度滑ったきり。 周りにスキーを嗜む人もいませんでしたし、できなくて困ったこともない。 そんな私がスキーに誘われるだと!? 運動神経だってお世辞にも良い方とは言えません、それが30代も後半になって、しかも 子連れでスキー なんて大丈夫なんだろうか。 迷惑をかけることは目に見えているため、正直なところほぼほぼ断ることになるだろうなと思いながら友人のプランを聞いたのですが…… 数家族でバスを貸し切り、学校終わりの夕方から出発。 途中 下仁田 で すき焼き を楽しみつつその日はお宿でのんびりして、翌日は 高井富士スキー場 でスキー三昧。 道具はすべて 現地でレンタル 。技術に自信がなければプライベートレッスンを受けることもできる! 最終日は軽く滑ってのんびり帰りましょう… …というなんとも魅力的なプラン。 夫に相談してみると 「こんなチャンスは滅多にないからプライベートレッスン込みで参加すべき」 との力強い言葉が返ってきたため思い切って参加することになりました。 ちなみに夫は仕事のスケジュールが合わずに参加を断念。 まさかの雪山ワンオペ です。 最初の目的地は今回のスキーツアーのもう一つの目玉、下仁田町にあるお宿 「常盤館」 。 今回いただく 下仁田葱すき焼き は冬が旬の下仁田葱が主役(肉ではない!?)ということもあり、提供期間は 11月の解禁から3ヶ月弱 と短く、そのレアなチャンスに巡り会えたことに期待も胃も高まります。 さらにこちらの「常盤館」さん、事前の予習で調べたところによると「こんにゃく料理」も美味しいらしい! 実を言うと少しだけこんにゃくが苦手な私ですが、その意識を克服できる一夜になるかもしれないと、密かに期待。 いやはや下仁田葱! 凄いです! 語彙も無くなるほどの感動。 そして本場の蒟蒻の底力ですよ。私は本物の美味しさを知らなかっただけだったのね…… あまりの美味しさで下仁田葱を食べすぎたせいか、私はその夜 おなら が止まらなくて寝られなくなるというおまけがついてしまいましたが、それもまたよい思い出と言えるほどの素晴らしいお味でした。 ビジターでお食事だけ楽しむこともできるので、スキーの帰りに立ち寄りというのも良さそうですね。
2024年01月19日大掛かりな旅行もいいけれど、あらためて身近な楽しみを探してみよう。 そういう方向に舵を切るきっかけになったのはコロナ禍。 人が多い場所や電車移動も避けるように動いていたので私たちはとにかく歩くようになりました。お迎え以外は外に出ないような生活をしていた私にとって、最初は身近な街を歩くというだけでも結構な運動。 しかし次第に余裕が出てきて、いかに自分が身近な街にある素敵なものを見落としていたかに気づきます。目的のためにしか出歩かない上に交通手段が車ですから、新しいお店も素敵な雑貨屋さんも目に入らないわけ。 子どもと一緒に歩いているととにかく寄り道がデフォです。あらゆるものに引っかかる。買いたがる。食べたがる。その中でたくさんの素敵なものに出会いました。 ここのところすっかり人気スポットとして定着した東急世田谷線の 松陰神社駅前の商店街 は、昔ながらの商店街の風情のなかに新しい素敵なお店が点在し、訪れるたびに表情を変える風通しの良い商店街です。 商店街って、お買い物をするときに会話が必須なのが新鮮。私が小さかった頃はそれが当たり前だったはずなのにスーパーやコンビニでのお買い物に慣れてしまって、お買い物をするのに一言も言葉を発さないなんてことも最近はザラで。 もちろん利便性や効率化という意味ではありがたい部分もあるんですが、少しずつ顔馴染みになって、「今日はマグロ絶対美味しいよ(マグロはまめの大好物)」とか「いつも買ってくれるからひとつおまけしちゃう(娘に)」なんていうやり取りが生まれ、お買い物のたびに少しずつお互いの情報がアップデートされていく感じ、なんだかとても心地よい。 商店街散策は私たちにとってお散歩とお買い物、そして少しの会話を楽しむための日常アミューズメントです。
2023年11月30日「道の駅の楽しみ方がいまいちわからないんだよね」 夫がこんなことを言うものだからもう驚いて驚いて、目の玉をひん剥いてしまったわたくし。 だけど考えてみれば私はいつからこんなに道の駅が好きになったんだっけ? 若い頃、旅先で立ち寄る道の駅は私にとって「トイレ休憩の場所」でした。母や祖母がフルテンションで買い物をするなか、何がそんなに嬉しいんだろうと思っていた。 それが今では旅行に行くたびにその土地の道の駅の場所をチェックし、旅行の最終日には必ず立ち寄ることにしている。そう、道の駅に立ち寄るのは最終日。なぜならば 大量の食材を買う からです。 あの頃の母と祖母の気持ちが今ならわかる。旅先で立ち寄る道の駅は日ごろお目にかかれないその土地の食材をお手頃価格で買うことができ、普段使いの野菜はびっくりするほどの安価で手に入る。そういえば道の駅に寄った後はしばらくの間、食卓が豊かだった。これはテンションが上がるのも頷けます。 さらには食事や子どもが遊べるエリアにもこだわりのある道の駅も多く、まめとゆめこは当たり前に道の駅が大好きです。お土産屋さんに限定スイーツ、伝統工芸の体験ができる大型道の駅なんかもあり、正直1日遊べるのではないかとすら思う。 そうなってくると、運転者である夫は美味しいものを食べたとしてもお酒を飲むこともできず、私が買い物をしている間はひたすら子どもたちの相手をしているばかり(体力勝負)ですから、いまいち楽しみ方がピンとこないのも頷けます。 せっかくの休日ですし、明るいうちから美味しいものを食べてビールを飲むのは旅の楽しみ。 旅の最終日は私が運転を担当して夫にも道の駅を楽しむ側にまわってもらおうかしら。
2023年11月21日この旅の目的のひとつに 「新潟のお米が食べたい」 というものがありました。 新米の季節には早いですが、せっかく訪れたのだから絶対に食べてみたいおにぎりのお店へ行ってみようと、早起きしていそいそ出かけたのは 「うおぬま倉友農園おにぎり屋」 。 前日の早起きと移動の疲れでまだまだ眠たい子どもたちは、少し不機嫌な顔をしていましたが、美味しいものの力ってすごいんですね……おにぎりを一口頬張った瞬間カッと目を見開き、ゆめこに至っては「これ、もういっこ買おう」と再度レジへ。(買った) 売り場のみの小さな店内。お店の外にあるベンチで買ったものを食べられるシステムになっているのですが、大変な人気店で週末には行列ができるほどらしく、こうしておかわりができるのは幸運なことなんだそう。 やれ筋子だ明太子だと大はしゃぎのまめや私を尻目に、塩おにぎりをふたつ食べてフィニッシュするゆめこ、かっこいい。 続いては 上越国際プレイランドのウィーターパーク です。 プールやゴーカートなどのレジャーが楽しめる広いプレイエリアですが、ここも冬になれば雪が積もってゲレンデに。夏と冬とでこんなにも表情が違うなんてグッときます。 プールは小さな子どもから大人まで安心して楽しめる作りになっており、ファミリー層で溢れていました。 チケットが事前購入制だったり、有料席がかなりの争奪戦だったり、コインロッカーは開けるたびに精算なので現金の持ち歩きに工夫が必要……など、事前にチェックすべきところを確実に押さえておけばもっとスムーズに遊べたかな、という反省点などもありつつ1日遊び倒してホテルへ。 夕方、駅の近くをぶらついていたら偶然見つけたお店にふらっと入ってみるとこれまた美味しく、越後湯沢駅近辺の飲食店の外れのなさに驚いたのでした。
2023年09月28日昨年本格的にスキーを始めたことがきっかけで、私たち家族は 新潟 へ行く頻度が急激に増えました。 とはいえスキー場が併設されたホテルにこもりっきりでスキー合宿! のような滞在がほとんど。 スキーでへとへとに疲れ切った体に、ピザ(カロリー)を流し込んで泥のように眠るのもそれはそれで充実ですが、もうちょっと街歩きとか、美味しいものなんかを楽しみたいねという目的で、2023年の夏休みの旅行は「新潟」に決定。 これまでは旅行といえば、とにかくアスレチックやプールなどのアクティビティ一択だった我が家。 そろそろ子どもたちも綺麗な景色や自然の中の気持ちよさを楽しめるようになっただろうと、まずは 清津峡渓谷トンネル へ。 どちらかというと私たち親の希望ではありましたが、国の名勝・天然記念物に指定された美しい景観を彩るアーティスティックなトンネルのギャップにすっかり楽しくなった子どもたちは始終はしゃいでいました。 宿泊先はいつもスキーでお世話になっている越後湯沢駅近くのホテル。 併設されたゲレンデのふもとにはたくさんのテントが立っており、キャンプ的な楽しみ方もできるようです。 今回の旅で始めて知ったのですが、雪のない時期のスキー場って 山歩きやキャンプ、アスレチック などなど、まったく違うレジャーを楽しめる施設に変身したりするんですね。 あの雪の下にもうひとつ別の顔を隠し持っているなんて……しかも楽しいなんて……更に沼にハマってしまいそう。
2023年09月27日「こまちとはやぶさの連結部分が見たい」 というまめの願いを叶えるため、ウキウキと向かった先は 仙台 。 新幹線を見るだけならば東京駅でも良いのですが、そこはやっぱりせっかくなのでお出かけに発展させたい! だけど「連結作業」が見られる盛岡駅は少し遠いし土地勘もないし…… ということで、移動時間がちょうど良く かつ何度か訪れた経験もある仙台に決まったという経緯です。 仙台駅に到着したら間近で連結部分を愛でたり写真を撮ったり。あっという間に旅の目的をコンプリート。 それ以外の予定はまったく立てていないので、街をぶらぶらすることにします。 仙台といえば アーケード街 。駅から徒歩1、2分で到着しますし、ただでさえ荷物の多いこの時期、天気を気にしなくてよいのはとてもありがたい。 アーケード街の中心にある 三瀧山不動尊 に参拝したり、食べ歩きを楽しんだりしているとあっという間に時間が過ぎて行く…… 仙台のアーケード街って本当に広いんですね。 街全体に屋根があるイメージ。毎度羨ましいなあと感じます。 この日は早めの夕食として、人気店 「閣」 さんで 牛タン を楽しみサクッと帰宅。美味しいものをお酒と一緒に楽しめるのも新幹線の旅の醍醐味ですね。 東京から 日帰り でもじゅうぶんに楽しめる仙台の街歩き。 お天気が良ければ松島まで足を伸ばして 牡蠣 を堪能するもよし、 宮城峡蒸溜所 を見学してみるもよし…… 最後のは私の強い希望です!
2023年08月07日計画を立てて旅行に行くほど時間はないけれど、 日常から離れてサクッと旅欲を満たしたい! そんな時は車を走らせて、 アパホテル&リゾート 東京ベイ幕張 へ向かいます。 部屋数が多く予約が取りやすい、館内に飲食店多数、プールもあり…… 随分とお世話になっているこちらのホテルへ お風呂 に入りに。 というのもここは スパが最高 なんですね。 お風呂好きなまめもゆめこも、大喜びで何ラウンドも入浴を楽しみ、びっくりするほどサクッと寝ます。その後、大人は交代でひとり入浴を満喫し、すっきり整って眠る。 翌朝の目覚めの爽快さたるや、それはもうたまりません。 ホテルで軽く朝食をとったら、車で5分もかからないほどの距離にある イオンモール幕張新都心 へ。 子連れの味方といえばイオン…… しかもここは大型ショッピングセンターの中でも日本最大規模。正直一日遊べますし、一日ではまわりきれないほど。 室内アスレチックで体を動かして昼食を取るまでをここで過ごし、続いては 葛西臨海水族園 へ。 なんといってもクロマグロが群遊する大水槽が魅力ですが、東京の海を知るというコンセプトの展示や、海鳥の正体・水辺の自然を知ることができる屋外の展示など、 「たのしい」 気持ちからプラス 「学び」 に展開させられる見せ方が素敵な水族館です。 以上、週末や代休などで学校がお休みになった時などに、お世話になっている “ちょっと旅” 。 突然思い立った時って「絶対に今」じゃないとダメなので、宿泊予約の取りやすさやアクセスの良さ、天気に左右されないなど、細かい条件が必須になってくるのですが、そのすべてをクリアした私たちの定番プラン。 夕方からスタートしても十分に楽しめますよ。
2023年06月23日「テーマパーク型の動物園『那須どうぶつ王国』へ! 子どもと遊びつくす那須・親子旅(前編)」 の続きです。 目的を 「那須どうぶつ王国」 のみに絞ったことで、それ以外のスケジュールはあっさりとしてしまった今回の旅。 宿泊も簡単に済ませ、ひたすら遊ぶことに徹した満足感はあるものの、せっかくなので 地元の温泉施設 も楽しんで、あとは帰って寝るだけの状態にしておこうという下心から。急遽 「みかえりの郷 彩香の湯」 にお邪魔することに。 自然に囲まれた日帰り温泉施設で、眺めのよい露天風呂を楽しんだあとは軽食も楽しめます。 広大な動物園を歩き回った後に身体の疲れを癒してお腹いっぱいになれば、子どもたちは帰りの道すがらぐっすり眠ってくれるでしょう。歯ブラシも購入できるので、出発前に済ませてしまえばそのまま起きなかったときも安心ですね。 なんてことを目論んでいたものの、珍しい体験をしたことで気持ちが昂っていたのか、なかなか眠らない子どもたち。ならばお土産タイムを設けましょうということで パーキングエリア に立ち寄ることにしました。 埼玉県羽生市にある東北自動車道の 「羽生パーキングエリア」 。 私たちが立ち寄った上りは江戸の街並みを再現した 「鬼平江戸処」 となっていて、これまたテーマパークのような風情。すっかり日も暮れて、素敵に ライトアップされた江戸の街並み風の建物 にテンションが上がります。 雰囲気が良いと購買意欲も上がってしまいますね、クラスのお友達へのお土産などを選んだあとは私の定番「ラー油選び」。その土地のラー油を買って帰ることを地味に楽しみにしている私が今回選んだのは、 「ねぎラー油」 です。 深谷ねぎを使用したそのラー油はもうそれだけで美味しいことが決まっているような印象ですがその期待を裏切らず、お豆腐にかけてよし、おにぎりの具によし。焼いただけのお肉にさっと和えてよしのオールマイティでした。 旅から帰ってもしばらくの間楽しみが続く。これだからラー油コレクションはやめられない。
2023年05月26日見たことのないものをたくさん見て、へとへとになるまで遊びたい。 そんな目的で旅行することに決めた那須旅行。 まめが小学2年生、ゆめこが幼稚園年中の夏休みでした。 旅のメインの目的は 「那須どうぶつ王国」 広大な敷地に動物たちのエリアが点在している テーマパーク型の動物園 で、体験型のイベントやショーも充実しており、丸ごと楽しもうと思ったらとても1日では足りないのではないでしょうか。 今回は日程的な縛りもあったため、1日で最大限楽しむために目的を絞ってやってきた私たちは、早速園内バスでバードパフォーマンスの会場に向かいます。 バードパフォーマンス。その名の通り、 鳥のショー です。 しかし鳥のショーとはどんなものだろう。 会場の椅子に座ってスタートを待っていると、合図とともに目の前の向こうの山から谷を越えて優雅に登場する演者さん(鳥) 地形を活かした突然の華々しい登場に度肝を抜かれます。 それからはとにかく鳥が飛ぶ。 ハリスホークにハクトウワシ、ミミズク …… 普段であれば檻の向こう側からしか拝むことのできない大型の猛禽類たちが次々と登場し、頭上すれすれのところを飛び回る。それだけでも圧巻。 図鑑で読んでもなかなか頭に入ってこない生態の細かい説明も、実物を見ながらだとどんどん吸収できることには驚きました。 ハヤブサの餌取りパフォーマンス や、 コンゴウインコによるフィナーレの舞 もたいへん素晴らしかったです。 バードパフォーマンスを楽しんだあとは、私自身が密かに楽しみにしていた アンデスコンドルの餌やり体験 です。 スコップのようなものを使ってフェンス越しに馬肉を与えるのですが、翼を広げると3メートルにも及ぶ巨大な鳥を前にするとフェンス越しでも身体が震えます。 「あ、この生き物には勝てないな」っていう感覚。 子どもの頃はよく感じていたものですが、この歳になってもそんな感覚を味わうことができるなんて。 子どもと一緒に体験する機会を持つことのありがたさ をじんわりと噛み締めたのでした。 「温泉、パーキングエリア、ねぎラー油! 子どもと遊びつくす那須・親子旅(後編)」 へ続く
2023年05月26日「あの店の「激辛ラー油」を買いに…日帰りで子連れ箱根旅へ!」前編 の続きです。 お目当てのラー油が購入できるお店 「湯本ハイカラ中華 日清亭」 は 手打ちの麺 が楽しめる人気店。 夜間営業の始まる17時にあわせて入店するも、すぐにお客さんでいっぱいに。 訪れるたびに「次は違うものも食べてみたいね」などと話しているくせに、毎度頼むメニューは固定化してしまっています。だって美味しいんだもの…… 揚げワンタン・肉団子・唐揚げ・焼き餃子・もやしそば あたりをベースに余力があれば他のものを食べてみよう……と言いつつ、やっぱり揚げワンタンやもやしそばを追加する。 揚げワンタン はその薄さ、口の中でほろほろと儚く砕ける繊細な歯応えが素晴らしく、まめは初めて食べた瞬間「なにこの綺麗な味」という感想をぶち上げ、我が家の伝説になっているほど。 もやしそば は安定と信頼の「一生食べられる味」。 旨味たっぷりの優しいスープが胃を温め、もっちりした麺ともやしのシャキシャキのマリアージュが脳を楽しませてくれます。 少し刺激が欲しい時には、各テーブルに置いてある 自家製のラー油 をほんの少し垂らします。 このラー油こそが今回の旅の目的である> 「激辛ラー油」 です。 その名の通り辛い! そして黒い! 映えなんて意識していないストイックなラー油、そして絶品。 これがひとつ350円(※税別)で、店内でのみ購入できるため、私は箱根に行くたびに必ず購入しています。 中華系のお料理に合うのはもちろんですが、お店の若いスタッフさんが教えてくれた 「卵かけご飯に少しかけると最高です」 というアドバイスにハマり、我が家のTKGのお供として殿堂入り! お腹いっぱいでお店を出ると夕方の6時。 「湯本ハイカラ中華 日清亭」は箱根湯本の駅のほど近くにあるので、そのまま駅でお土産を買ってサクッと帰宅できてしまいます。 翌日学校があっても 負担にならないボリュームの日帰り旅 。 子どもたちもこれは定番化しても良いんじゃない!? とのお墨付きをくれたので、ちょっと日常を離れたい時の定番プランとなりました。
2023年02月24日温泉大好きなまめとゆめこのリクエストで 箱根 へ行く機会が多く、とはいえ 子連れ旅行 となると家族全員が楽しめる場所は限られてくるので、訪れる場所はなんとなく毎回同じになってくる。 そうなると俄然 効率良く 動けるようになってきて「これは 日帰り でもいけるんじゃないか」という自信が湧いた。 手荷物最小限でロマンスカーに乗って、サクッと箱根日帰りなんて素敵…… 出不精&心配性な私の外出スキルがグッと上がった感じがする。 子どもたちも大喜びで賛成してくれたので、思いたったが吉日とばかりにそのまま出かけることにしました。 そして旅にはやっぱり 目的 が必要(モチベーション的な意味で)ということで、今回は ラー油を買うこと を目標に設定。 実は私、 旅先でラー油を買うこと を楽しみとしているライトなコレクターでして、箱根でしか買うことができないお気に入りがあるのです。 表参道の駅からロマンスカーに乗り、景色を楽しみながら約1時間半。 お昼時の箱根はどこの飲食店も人で溢れています。 お目当てのラー油のあるお店も例外ではなく、とりあえず夕方の営業開始時間を狙って、ひとっ風呂楽しみながら 「箱根湯寮」 でのんびり待機することになりました。 我が家はいつも 温泉つきの個室を2時間 。 軽い食事を取ったり、マッサージを楽しんだりしながら家族4人でひと休みするのにちょうど良いプランなのです。 「あの店の「激辛ラー油」を買いに…日帰りで子連れ箱根旅へ!」 後編 へ続く
2023年02月24日「子どもたちが合宿に行っている間に親も合宿しちゃう?」そんなノリで開催が決定した、わたしたちの 「ママ合宿」 。 前回の「ママ合宿 その1」を読む >> ママ合宿を行う場所として選んだ 「渋谷 GOTEN」 は、三件茶屋の駅から徒歩3分ほど。(3分ももかからないかもしれない) 周りにはスーパーや飲食店も多くあるので、いざとなればその時の状況でフレキシブルにプラン変更できるぞ……なんていう下心もありつつ、ついに合宿当日。 どうせ出前だと思ってとっておきの焼酎の一升瓶だけを抱えてウキウキ出かけていくと、みなさん素敵なフィンガーフードやら美味しそうなバゲットやらを持参されていた。すみません。 申し訳なさすぎて買い出しを申し出るわたくし。 一緒にきてくれたふたりとともにすぐ裏手の西友で炭酸やら氷やら、ちょっとした食材やらを買い込んで戻ると部屋の中がいい匂いで満ちています。 「簡単なもの作っといたよ」と、ジャーマンポテトと枝豆、きゅうりの漬物を出され、帰宅したら誰かの料理で迎えてもらえる幸せを噛み締める……。 注文していた料理も届き、広い食卓でのんびり食事を楽しみます。家飲み感のあるリラックスも手伝って、もう話が尽きない尽きない。 広い部屋は手入れが行き届いており、疲れたら畳のスペースでゴロン。外国人の旅行者への計らいか、そこかしこにゴージャスな和のテイストが見られるのも面白かったです。 みんなで散歩がてらアイスクリームを買いに行ったはずが、そのままスナックでカラオケを歌ったり、初めてノーメイク姿を見られたりと、 ちょっとした旅感 も楽しみつつあっという間に夜は更けていきました。 設備は申し分なくアメニティも充実しているので、持参するのはメイク落としやスキンケアくらいで問題なさそうです。ベビーベッドや子ども用のチェアもあるので 子連れママ会 だってできそうですね。 コンドミニアムお泊まり会、楽しい!
2022年09月30日学校の用事のついでにお茶を飲んだりランチをしたり、保護者同士でちょこっとお喋りを楽しむことはあっても、夜に時間をとってまで、という機会はなかなかありません。 それならいっそ子どもたちが合宿に行っている間に親も合宿しちゃう? くらいのノリでかる~くネットを見ていると、お泊まり女子会・ママ会のようなプランがたくさんあることを知った38歳、夏。 これは本腰入れて企画しても良いかもしれないと有志を募り、 ママ合宿 を決行することにしました。 夜ご飯を食べて解散しても良いのですが、遠くから通う家庭も多いので、時間を気にしなくて良いという点で泊まりは嬉しい。 家飲みの気軽さがありつつ、人の家だと思って気を使わなくても良いし、外に遊びに行く選択肢もあるって素敵です。 そんな話をしていたら、なんと夫が 良さげなコンドミニアム を見つけてきてくれました。 三件茶屋 の駅からほど近い場所にあるそのコンドミニアムは、2回建てのフロア貸し。そしてワンフロアがとにかく広い。 トイレや洗面台、シャワーなども2つずつあるので、女性数名での宿泊にもってこいです。 キッチンには調理道具も揃っているので簡単な料理を作ったり持ち寄りパーティーをしてもよし、出前を取ってもよし、場所柄、飲食店も付近に多くあるのでちょっと外に食べに行くのもありです。 アクセスの良い立地 も魅力的。 こんな時くらいは楽をしようと、私たちはここで 出前パーティー をすることに決めました。
2022年09月23日性格も好みもバラバラな我が家の子どもたち。 見たいテレビから行きたい場所、晩ごはんのメニューに至るまでしょっちゅう揉めていますが、 「銭湯行く?」 と誘うと揃って 「行く!!」 と答えます。 この時ばかりはものすごいシンクロ率。 生まれたときからお風呂を嫌がることだけはほぼなかったと言っていいふたりは、温泉や銭湯を 「お風呂のおうち」 と呼んで愛しています。 家族以外とお風呂場を共有することで 「人と関わる機会」 も増えますし、その中でお互いに気持ちよく過ごせるようにと 「実体験を通してルールを身につけていく」 ので、我が家では 家族で銭湯に行く時間 をとても大切にしています。 子どもたちが小さい頃は自宅付近の銭湯ばかりお世話になっていましたが、最近は車に乗ってドライブがてら 遠くの銭湯 に行くことも。こうなるともう レジャー です。 そんな私たちの最近のお気に入り銭湯は 足立区は西新井にある 「堀田湯」 さん。 大規模なリニューアルをするにあたって、私がイラストの仕事で関わらせていただいたご縁もあり、夫の実家(亀有)にも近いことから贔屓の銭湯となりました。 こちらがもう最高な 「ザ・町の銭湯」 。 昔から愛されている壁画はそのままに、露天風呂やサウナはびっくりするほどの 充実っぷり 。 広々とした洗い場の鏡には懐かしの「鏡広告」、お風呂上がりには親子でフルーツ牛乳を楽しむ、そんな銭湯です。 また、日によって 「おやこ銭湯」 という時間を設けており、産後ドゥーラの資格を持ったスタッフが脱衣所で小さな子どもを預かってくれている間に、親はゆっくりとお風呂を満喫できたりする新しい試みも。 大きな銭湯のように、館内に休憩スペースや飲食エリアがある訳ではありませんが、商店街で 美味しいもんじゃ焼き を食べたり 西新井大師を散策 したりと親子で楽しめる場所は近くにたくさんあり、 町を丸ごと楽しみに行く感覚で訪れたい銭湯 です。
2022年08月26日「今日はドライブでもしようか」という気分の時、わが家は大抵 「有明」(ありあけ)」 へ車を走らせます。 前回の「有明 その1」を読む >> 人気のお台場や豊洲市場にほど近い湾岸エリアでありながら、ゆったりとした雰囲気。 そして 子どもが喜ぶ施設 から ちょっとマニアックな楽しみ方 まで網羅できる、 私たち家族にとって今一番熱いドライブスポット なのです。 まずはさくっと 「東京都水の科学館」 へ。 東京都水道局が運営するこの施設は、普段何気なく親しんでいる「水」がどこからきてどのように私たちの生活に関わっているか、水の性質って? などなど知っておきたい水についてのあれこれを知ることができる 体感型の科学館 …… と書いてしまうと妙にお堅い印象ですが、ようは遊んだり実験したりしながら水と親しめる楽しい場所。 ペットボトルロケットの噴射 や スライム作り なんていう子ども垂涎もののイベントも開催されています。 何より単純に水遊びって楽しいですもんね…… 子どもってどうしてあんなに水が好きなんだろう。ここは 最初に連れて行くとかなり発散 できる場所です。 ・「東京都水の科学館」 入場無料・駐車場なし(車で3分ほどのところに駐車場のある施設あり) お昼は近くの 「有明ガーデン」 で。 2020年にできた新しい複合型施設なので、とにかくきれいだし設備もいいし フードコートも広い しで、痒いところに手が届くったらない。 とはいえさすがにお昼時は混むので、少しだけランチタイムをずらしつつ 「シュマッツ・ビア・ダイニング」 でご飯を食べたりする。 なんで子連れでビアダイニングなんだよって思う? それよく言われる。 ビールに合う料理って大抵子どもにハマる んですね、ポテトとかソーセージとかフィッシュ&チップス…… メイン料理も外さない上に大人まで楽しい。 運転はパパに任せて私だけビールを楽しませてもらうのですが、こんな休日は 「ママが安心して外で飲める唯一の機会」 といって公認されています。ありがたい! ・有明ガーデン「シュマッツ・ビア・ダイニング」 そしてパパのお気に入り 「スモールワールズTOKYO」 は、ミニチュア好きにはたまらない世界最大級のものすごく小さな世界…… ちょっと何言ってるかわかりませんね。ミニチュアの世界を楽しめる 屋内のテーマパーク です。 ミニチュアで造られた世界の街や宇宙ステーションなどを見て楽しむ。それだけでもじゅうぶんに楽しいのだけれど、 自分の身体をカメラでスキャンして1/80サイズのフィギュアを作成 したり、それをミニチュアの世界に1年間置くことができる 「住民権」をゲット したりと、 ワクワクが止まらないプログラム が。 更にそのミニチュアの世界には、 懐かしの大人気アニメのあの街を再現したエリア なんかもあってもう……もう……!! 私たち大人も子どもたちに負けないくらい存分に楽しみました。 ・「スモールワールズTOKYO」 帰宅するころにはすっかり陽が落ちて、美しい夜景のなか帰路に着くという、 帰り道まで贅沢に楽しめるこのコース 。7才のまめは 「デートコース」 と呼ぶほど気に入っています。 このエリアには レンタサイクル もあるので、気候の良い日は潮風を浴びながらサイクリングでまわるのも気持ちがよさそう。まだまだ楽しみがたくさんありそうなドライブコースです。
2022年08月03日突然ですが、本連載は「まめ旅web」改め 「まめあるき」 に生まれ変わりました。 お久しぶりです、 よこみねさやか です。 新型コロナウイルスが猛威をふるい始めた2年前、泣く泣く休載を決意したものの、待てど暮らせどコロナウィルスの脅威はおさまらず、外出すら憚られる時期もあったりして、この旅連載が復活することは難しいだろうと考えていました。 あれから2年。感染対策も確立しつつあり、少しずつお出かけの機会も増えてきて、ようやくちょっとした国内旅行を楽しむくらいの余裕は出てきました。 とはいえやはり、あれほどのパンデミックを体験してしまうと、この先もどうなることやら…。ちょっとそこまで家族でお出かけできる今だって、もしかしたら恵まれているのかもしれません。 そんな経緯もあって「まめ旅web」は 「子どもと一緒に外出できる今を楽しもう」 をメインテーマに掲げ、 「お出かけ」 にスポットを当てた、より気軽なものにリニューアルすることとなりました。 思い切って旅行に行かずとも、楽しいことって身近にたくさん溢れています。当たり前のことなんですけど、それに気づかせてもらえた2年間だったなと。 わたしたち家族がどう過ごしてきたか、そしてこれからのお出かけや街歩きをあらためて綴っていこうと思います。 「まめあるき」として生まれ変わった連載初回のテーマは 「有明」 。 東京都江東区の湾岸エリアでお台場もすぐだし、ワンブロック先には 豊洲市場 。 人気エリアに挟まれていながら 混雑 に悩まされることが少なく、しかも 子どもが喜ぶ遊び場 もあったりして、最近の我が家のお気に入りのドライブエリアです。 たっぷり1日遊んで夕食の買い物まで済ませられて、帰る頃には 抜群に美しい夜景 も楽しめる。そんな有明エリアの お気に入りスポット を次回はたっぷりとご紹介します。
2022年07月29日※本記事は著者の過去の旅行体験をもとに記事化しています ・ 【子連れで湯沢にスキー旅行】1日め のつづきです まめの希望でスキーを楽しむことになった湯沢への旅、メインは当然スキーのつもりでいたため、いざスキーが終わってしまうと不安でした。 ホテルに戻ってひと眠りすると、退屈してしまうのではないか。 子どもなので当然ではありますが、2人ともアクティビティは大好きではあっても、散策にはまだまだ興味がありません。 宿泊先のナスパニューオータニは、スキー場が併設されており、子どもも楽しめるソリのエリアがあるにはあるのですが、もはや2人にゲレンデで遊ぶほどの体力はないでしょう。 それならば早めの夕食をとってしまおうと、最寄りの越後湯沢駅へ向かうことに。2人がお昼寝から覚めるのを待って、ホテルから出ている無料バスに乗り込みます。 越後湯沢の駅の到着した瞬間身を着るような寒さに一瞬怯みます……が、駅構内がなにやら異常に賑わっている。 イベントでもやっているのだろうかと覗いてみたもののそんなことはなく、ただ駅がスキー客で賑わっているのです。 なんでもこの越後湯沢駅のcocoloという商業施設は、飲食街・お土産・地酒エリアにお風呂まで(!?)あって「新潟をすべて楽しめる」と言っても過言ではないのだそう。 駅構内でこんなに豊富な品揃えの中からお米を買うことができるなんて……いや、そもそも駅構内でお米を買うことってないですよね バラエティ豊かなお土産の山に心を奪われつつ、私たちはまめのリクエストでイタリアンのお店を選びました。 イタリアンとは言っても酒粕を乳酸発酵させたリコッタが使用してあったりと、そこかしこに新潟の気配が。 シンプルにグリルした野菜も大変美味しく、まめは珍しくひとりで野菜を平らげました。 ホテルに戻るとお風呂の時間。 スキーの後はやっぱり温泉を楽しみたいけれど、子どもの機嫌におろおろさせられるのも辛いので、わたしたちはいつも「貸し切り風呂」をとることにしています。 こちらの家族湯は4人で入っても十分な広さがあり、充実したアメニティやマッサージ機などすべて自由に使用できます。 別途料金はかかりますが、気兼ねなく楽しめますし、何より疲れの取れ方が全然違いますね。 そして最後はこの日の目玉。 お部屋にバースデーケーキを届けてもらって ハッピーバースデーを合唱! 以前ハワイに旅行したときにも同じことをした記憶がありますが、旅先でのサプライズケーキの効果ってすごいのです。 これで一気に旅行が特別な思い出に変わるのだというようなことを、拙い言葉で熱く語るまめの姿がなんだかすごくお兄さんに見えて、目頭が熱くなった最高の家族旅行でした。
2020年04月06日あの小さかったまめが5才! なにか特別なことをしようね、と決めていた5才の誕生日は、 「湯沢でスキー旅行」 に決定しました ・新幹線に乗りたい ・雪が見たい ・カレーを食べたい ・温泉に入りたい という本人の希望を100%活かすためのプラン。 そして今回は 「移動による子どもたちへのストレスをできるだけ軽減する」 という裏テーマも盛り込みました。 まずは東京駅から今年引退するE4系に乗って ゆっくり駅弁を楽しんでいると ちょうどいい頃合いでスキー場に到着。 1時間15分という乗車時間が絶妙です。 目的地であるスキー場 「ガーラ湯沢」 は、駅と直結しているため、改札を通ってすぐに更衣室でスキーウェアに着替え、ゴンドラ乗り場に直行することができます。 ゴンドラを降りると目の前はゲレンデ! 一度も不機嫌になることなく ベストコンディションでゲレンデに到着…… これぞ私たちの求めていた流れです。 初めて目にする「積もった雪」に 子どもたちは大はしゃぎ。 軽やかにゲレンデを滑り降りてくるスキーヤーたちを見て、まだ自分にスキーは難しいと踏んだまめは、そりスペースに移動して滑っては登り、滑っては登り…の永久運動を始めました。 こうなってしまうと もう書くことがありません。 一方ゆめこはパパに抱っこされてニコニコとご満悦、 これは雪が苦手なわけでも楽しくないわけでもなく、新しい環境をハイテンションで楽しむ、いつものゆめこの姿です。 しまった…… こちらも書くことがない! ひとしきりはしゃぎ倒すと、子どもたちはころっと眠ってしまい、私たちは今夜の宿泊場所へ移動することにしました。 結果的に移動のことしか書かれていない回になってしまった【スキー旅行1日目】ですが、この後、 まさかの引きの良さに大喜び することになります。 次回「お昼寝から覚めて編」をお楽しみに!
2020年03月23日・ 【子連れ台湾:準備編】おすすめの持ち物リスト ・ 【子連れ台湾:1日目】移動のコツとマイルール ・ 【子連れ台湾:2日目】コスパ最強遊園地と夜市へ ・ 【子連れ台湾:3日目】子連れOKのマッサージへ! のつづきです 旅行の最終日は予定を入れず 行き当たりばったりで動きます。 状況でスケジュールがコロコロ変わる子連れ旅、 行ってみたかったけれど断念したところに 再チャレンジするもよし 疲れていたらマッサージを受けるもよし 旅の調整 のような時間にしています。 この日は 秘密の麺屋 さんへ。 実はこちら、我が家のインスタグラムを見てくださっている方からのおすすめ。ご家族で頻繁に利用されている大切なお店なので、店名は内緒にする約束です。 ガイドブックにも載っていないその小さなお店は 日本語のメニューもなく、少し緊張しながら身振り手振りで注文を伝えると、ものの五分もしないうちに注文したかったものすべてが、目の前に並びました。 なんという早技! しかも正確! 小さめサイズの麺は、 ツルッと完食できてしまうシンプルでやさしい味。 旅行中の暴飲暴食で疲れ気味だった胃袋が 嬉し涙を流しているよ… こういう、毎日食べても飽きない味が長く愛される秘訣だよね、と夫婦で頷き合った幸せブランチでした。 そういえば今回の台湾旅行、全くといっていいほど、買い物の時間が取れませんでした 娘の年齢的にも仕方ないよね、と半ば諦めてはいたのですが、ここまでなにも買えないものだとは。 買うことができたのは子ども用の食器と 肩こりに効くという緑のオイルだけ。 (本当にこれだけ) それも、夜市を巡っていたときに偶然見つけた生活雑貨屋さんで買うという、旅行情緒のなさですが このお椀は帰国してから我が家の食卓の最前線で無双するほどの使いやすさで驚きました。 検索してみても全く出てこないため、次に台湾に行った時には絶対に追加購入することを決意。 私はこれを皮切りに、台湾の料理やキッチン雑貨にハマり、一年後には台湾の調理家電まで購入してしまうほどになるのですが その話はまた別の機会に。
2020年03月09日・ 【子連れ台湾:準備編】おすすめの持ち物リスト ・ 【子連れ台湾:1日目】移動のコツとマイルール ・ 【子連れ台湾:2日目】コスパ最強遊園地と夜市へ のつづきです 3日目、そろそろ足がだるくなってきた。 台湾旅行はとにかく歩く。 当然、疲れた子どもが抱っこをせがんでくるため、抱っこして歩くことになる。そのため 「靴」 はとても重要です。 歩きやすさを求めて、出発前に購入したエアマックスは、大正解なチョイスでした。土踏まず甘やかしすぎ! もう人生が変わっちゃった。それだけ素晴らしい靴でも、毎日歩き倒せば足は疲れます。 ということで、そろそろマッサージに行くことに。 【3泊4日 子連れ台湾(3日目)訪れたスポット】 ・台北のランドマーク「台北101」 ・子連れOKのマッサージ店「東河親子Spa」 ・新光三越内の名店「鼎泰豊」 ■台北のランドマーク「台北101」 ガイドブックで見つけた、子どものプレイルーム付きのマッサージ店に予約を入れ、台北のランドマーク 「台北101」 へ出かけました。 台北101といえば、約500メートルの高さから台北を見渡せる展望台はマスト! ……と思っていたのですが、 お腹が空いたゆめこがぐずり出したため、フードコートで食事をとることに。何もわからず、なんとなく注文したお料理すべてが美味しい。台湾って美味しいものしかないの!? 台湾のマクドナルドでハッピーセットを頼んでみたい! というまめの要望にも応えて、台湾マックも初体験。チキンナゲットの味が微妙に違ったり、デザートがリンゴのようなフルーツだったり、やはり国によって特徴があるようです。 なんだかんだと時間が過ぎてしまい、今回は展望台には行けそうにないねと断念。 ここは 子連れ旅あるある なので、サクッと気持ちを切り替えてマッサージ店へ。 ■子連れOKのマッサージ店「東河親子Spa」 「東河親子Spa」 は、日本人の奥様と台湾人のご主人が開いたマッサージ店で、子どもの施術も可能なのだそう。 とはいえ、まだまだ落ち着きのないまめとゆめこは、おもちゃでいっぱいのキッズスペースで遊び始め、私たちはそんな2人の様子を横目で見ながら、マッサージ。この安心感、ありがたいです! 実はこの頃、まだこの旅連載を持つことができるなんて思ってもみなかったため、こちらのお店の写真を撮らせていただいていません…。 「マッサージ 子連れ」などで検索すると、必ず出てくる人気のマッサージ店なので、気になる方はぜひチェックを……。 ■言わずと知れた名店「鼎泰豊」で夕食 そしてこの日の夕食は、言わずと知れた有名店 「鼎泰豊(ディンタイフォン)」 。 またまた中山駅そばの 「新光三越」 、地下一階にあります。 なにかと「新光三越」にお世話になっている私たち……。やはり子どもが一緒となると、 待ち時間 がネックになってくるので、待ち時間の長い本店や観光客の多い台北101店は厳しいのです。とはいえ、こちらもかなり賑わっています。 お店の方に人数を伝え、番号札を受け取ってフロアをうろうろしながら、30分ほどで入ることができました。 こちらでは、子ども用の椅子にカトラリーも完備。ローカルなお店も魅力ですが、子どもと一緒となると設備が整ったお店のほうがなにかと安心。なので、悩んだ時は有名店(できれば新しい店舗)!…で、失敗が少なくなります。 食べて遊んでばっかりの夢のような毎日、 次回は 「初めての子連れ台湾:最終日編」 をレポートします。
2020年02月24日・ 【子連れ台湾:準備編】おすすめの持ち物リスト ・ 【子連れ台湾:1日目】移動のコツとマイルール のつづきです 一晩休んで泥のように眠り、楽しみにしていたホテルの朝ごはんも食べ損ねて、のそのそ活動を開始したのが11時ごろ。 日本と台湾との時差は 1時間 しかないので、さほど負担には感じませんが、10時に寝たとしても日本時間でいえば11時に寝たことになるので、地味~に体力を削られ、2日目は必ず寝坊します。 今年の1月にも台湾に旅行しましたが、まったく同じでした。 【3泊4日 子連れ台湾(2日目)訪れたスポット】 ・台湾料理の老舗「欣葉(シンイエ)」 ・コスパ最強の遊園地「兒童新樂園」 ・トイレも常設で安心「士林夜市」 ■電車・バス移動なら「悠遊カード」を 台湾はタクシー代が安いので、すべてタクシーで回ってしまうのも手だと思うのですが、今回は台湾の地下鉄(MRT)を利用することも目的のひとつだったため、早速 「悠遊カード」 を購入。 これは台湾の交通系ICカードで、電車やバス、ちょっとしたお買い物などで使うことができます。 この時は初めてだったので、オーソドックスなデザインのものを利用しましたが、人気キャラクターものや美しい台湾の花模様、キーホルダー型のものなどデザインもバリエーション豊か。 私は帰国後、どうしても欲しくてたまらなかった “台湾ビール瓶の形をしたキーホルダー型” をゲットしました。 ■台湾料理の老舗「欣葉(シンイエ)」へ ホテルを出て軽く散策しながら、楽しみにしていた 「欣葉」 (南西店)へ向かいます。ここは台湾料理の老舗。 南西店は、 MRT中山駅 を出てすぐの「新光三越」の8階にあるため、アクセスも抜群。 豚の角煮や青菜炒めなど、子どもたちも食べられるもの中心に注文しつつ、大好物の腸詰めやカラスミなどを楽しみます。「欣葉」といえば、 蟹のおこわ が有名ですが、子どもたちがまだ食べられないため、今回は断念…。 ■コスパ最強の遊園地「兒童新樂園」 大満足の腹ごしらえの後に向かったのは、子連れならば絶対に行くべき! と評判の遊園地 「兒童新樂園」 。 MRT士林駅1番出口からタクシーに乗り、10分弱で到着しました。入場料は悠遊カードで支払うことができるのですが ……ちょっと待って、大人30元!? 6歳以下の子どもは無料!? なんという安さ。 園内のアトラクションは、利用する毎に料金がかかりますが、どれも20元、30元くらいなので、よほどアトラクションに乗り倒す! というわけでなければフリーパス(200元)は必要ないかもしれません。 屋外のみならず室内にもプレイスペースが多数あり、飽きずに一日遊べます。 まめもゆめこも身長が足りなくて乗れないアトラクションが多かったため、 室内プレイスペースの充実 っぷりはありがたかった! 雨の多い台湾ならではなのでしょうか。 この日は平日で、利用者も少なかったので、貸し切りのような状態で贅沢に遊ことができました。 ■トイレも常設、最大級の夜市「士林夜市」 遊園地を出る頃にはうっすら暗くなっていたため、今回の旅のお楽しみ 「士林夜市(シーリン イエシー)」 へ向かうことに。台湾にはたくさんの夜市がありますが、なかでも士林夜市は 最大級 の規模を誇ります。 ちなみに、夜市の中に トイレ があるのはここだけなのだそうです。屋台グルメを楽しむ際にいつもトイレ問題に悩まされるワタクシ、嬉し涙。 思いきりゲームを楽しんだ後は、地下の飲食街で食事。今回の旅は、運よく雨に見舞われることはなかったのですが、突然降ってきたりすることもあるため、 屋根がある安心感 は大きいですね。 夜市といっても、だいたい17時くらいから遊ぶことができるので、そんなに夜更かしせずに楽しめます。 この日は早々にホテルに戻って、子どもたちを寝かしつけ、大人たちはコンビニで買ったおつまみで晩酌を楽しんだのでした。 次回は「初めての子連れ台湾:3日目」をレポートします。
2020年02月10日・ 【子連れ台湾:準備編】おすすめの持ち物リスト のつづきです 初めての台湾子連れ旅。今回の便は、5時55分羽田発。 それにあわせて 午前2時 に車で自宅を出発……ってさすがにやりすぎではと思ったあなた。その気持ちすごくわかる! しかし、毎朝起きてから保育園へ行くまでの時間を思い返してみると、 子ども2人が聞き分けよく予定通りに動いてくれる なんてことは今までで一度もなく、なんやかんやと2、3時間は簡単に過ぎてしまうので、念には念を入れて 4時間前 に出発することにしたのです。 眠っている間にこっそりと着替えさせて車に乗せ、気づかないうちに空港へ。 なんだか電波少年みたいだ! 世代がバレる! 予想通り道路は空いており、3時前には空港に到着、それからは搭乗まで時間をつぶせば良いわけですから、のんびりとご飯を食べたり、目覚めた子どもたちをキッズスペースで遊ばせたりしているとあっという間に出発時刻。 なんとなく眠たい子どもたちは飛行機に乗るとすぐに眠ってしまい、台湾に着く頃にすっきりと起床。正直こんなにうまく行くとは思わなかったと思うほど、華麗な作戦大成功パターンでした! 今回は 台湾桃園国際空港 に到着したため、ここからさらに台北市内まで移動する必要があり、 MRT(地下鉄) を利用することにしました。 快速に乗れば台北駅まで30分ほど。 車内にはスーツケースを置くための場所や、スマートフォン充電エリアもあり快適です。しかし 車内での飲食 が固く禁じられており、子どもがぐずったとてそのルールを破れば 罰金 。なので乗車前にはしっかり補食をとったり水分補給をしておく必要があるので、気をつけたいところです。 そしてお昼前には台北市内に到着! チェックインの時間にはまだ随分と早いため、ホテルに荷物を預かってもらい、まずは まめとの約束 「台湾の信号機を見る」「大きなかき氷を食べる」というミッションから散策をスタートさせました。 これは我が家の決まり事なのですが、旅行中は 子どもとの約束事 を何よりも先に果たします。これによってその後の動き方がかなり違ってくるため、これは絶対のルールです。 すっかり満足したまめは、私たちの散策にも快く付き合ってくれて、屋台フードなどを楽しみながらお腹を満たし、大安森林公園で遊んだ頃にはすっかり「台湾最高!」モードになっていました。 ひとしきり遊んで疲れた頃にタイミングよくチェックインの時間になったので、ホテルでひと休みします。 今回のホテル「ダンディホテル大安森林公園店」は ・市街地に近い ・地下鉄の駅の入り口のすぐ隣にある ・すぐ隣が大安森林公園 ・ランドリー完備 という、子連れ街遊びのためにあるようなありがたいホテルで、とにかく出歩くのに便利! スタッフの方も親切でたいへん助かりました。 少し疲れたらすぐにホテルに戻って休める距離にあり、タクシーを利用してもさほど金額がかからないため、ストレスなく散策を楽しむことができました。 所在地: No. 33號, Section 3, Xinyi Road, Da’an District, Taipei City, 台湾 106 電話: +886 2 2707 6899 この日の夜は人気店「明月湯包」で小籠包を楽しみ、「寧夏夜市」を散策。 次回は、おもに地下鉄を利用して散策を楽しんだ 「子連れ台湾:2日め コスパ最強遊園地と夜市へ」をレポートします。 ※本記事はあくまでも著者の実体験と感想をもとにご紹介しています。交通事情や施設情報などは変更となっている場合もあるため、必ずご出発前に最新情報をご確認ください。
2020年01月29日今回の旅は 「台湾」 。 初めてということでベタに 台北市内 の有名どころを楽しむ旅です。 小さな子どもと「街歩き」の相性って実際どうなの? という不安もなきにしもあらずでしたが、「台湾の街歩き」は思いのほか子どもたちに刺さったらしく、あれこれ盛りだくさんの 大ボリュームな旅の記録 になりました。 台湾を選んだ大きな理由としては 「タイミング」。 信号機が大好きなまめ(当時4歳直前)が、台湾の歩行者用信号機に興味津々だったこと、とにかく台湾料理が好きな私の台湾熱が高まっていたこと、そんな私たちに夫が「今なら台湾に安く行けるんだけど、行く?」と声をかけた瞬間にすべてが決まりました。 ゆめこ(当時1歳5ヶ月)がぐずるようになってきた時期だったので、 早朝便で4時間弱 、というフライトも決め手のひとつでしたね。 高確率でフライトのあいだ中、寝ててくれるやつ! です。 1月の台湾の気候は日本より少し暖かいくらいなので、真夏のものを引っ張り出したり、どのタイミングで冬服から夏服に着替えるか悩んだりする必要もなく、また、電化製品もほとんどのものが変圧器や変換プラグなしで使えるため、 準備にストレスがなかった のも助かりました。 念のため、 おむつ や子どもたちの 非常食 などは多めに準備して行ったのですが、そこは街あそび重視の旅の良さ、おむつなんかは近くのドラッグストアですぐに手に入る環境でしたし、台湾の食事は子どもたちもたいへん気に入ってくれたので非常食も必要なかったし、結果、そんなにたくさん用意しなくても……? という印象。 とはいえ、これらは 「心の平安」 のために用意するものなので、それはそれでいいのです! むしろ次からは、もっと身軽に旅ができることがわかってラッキー。 台湾旅は、吉と出るか凶と出るか?! 次回は、早朝便に合わせて深夜に出発した 「子連れ台湾:1日め 子連れで移動するコツとマイルール」 をお届けします。
2020年01月15日冬の軽井沢子連れ旅(1日め)の続きです 冬の軽井沢2日目は、買い物をしてほんのちょこっとだけ移動して、終わり。旅先でまで「子どもを急かさなきゃならない」なんて耐えられないので、徹底的にゆっくり過ごします。 ホテルからほど近い場所に、気軽に キャンプ を楽しめる場所があるとのことで、今回は 自然の中でバーベキュー に挑戦することに。 北軽井沢スウィートグラスには、本格派も楽しめるテントエリアから、最小限の準備だけで宿泊できるキャビンやコテージまであるというので、今回は……無理せず コテージ で。 コテージ内にはお風呂やトイレもありますし、ガスコンロや食器などの調理器具も完備。二階には吊り橋風のデッキ、奥の小部屋にはハンモック……と、これまた子ども心をくすぐる素敵な造り。 まめもゆめこも大喜びで、ハンモックや初めて見る薪ストーブに目を輝かせ、大きな窓から雨に濡れた緑を眺めます。 そう、この日はあいにくの大雨。 コテージにしておいて本当によかったと、屋根付きのテラスでお肉を焼きながら胸をなでおろしました。 ちなみにここは食材を買っていくのもいいですが、ダッチオーブンを使った鳥の丸焼きなどの食材を注文しておくこともできます。なんなら ほとんど手ぶらでバーベキュー できてしまうという。 至れり尽くせりすぎてもはやキャンプじゃなのでは……なんて思うかもしれませんが、アウトドア初心者にはまだかなりハードルが高いの。2歳と4歳を連れたキャンプは。 1日目はリゾートホテル、2日目はキャンプと、随分欲張りなコースに思えましたが、実際にはほとんど現地で動き回っていないため体感的には かなりゆったり 過ごせた気がします。 せっかくなので最後に 旧軽井沢銀座 をぶらっと歩いて東京へ。 突然決まった旅でしたが、とても満足度は高かったです。
2019年12月15日突然決まった軽井沢旅行。 軽井沢が大好きな夫が、 オフシーズンの軽井沢の魅力 を随分と推してくるので 私も子どもたちもすっかりその気になり、準備もそこそこに車で出かけることとなりました。 国内旅行のこういう身軽さってステキです。 その代わりにトランクには、使うかどうかわからないけれど必要になった時に あると便利なレジャーグッズ や 外遊び用の道具 など、ここぞとばかりにどっさり積みます。 まずは 碓氷峠鉄道文化むら に立ち寄り、 蒸気機関車 D51 96 を見せるというまめとの約束を果たしてからホテルへ。 これは家族で旅をするようになって大きく変わった部分でもあるのですが、とにかく予定を多く組まなくなりました。2歳くらいの子供がいる場合、 1日のタスクは2つ以下 にしておかなければ、地獄を見る可能性が高いようです(個人差あり)。 今回は1度遊びに立ち寄っただけですが、それでもやっぱりホテルに到着する前の車内は、移動に飽きたゆめこから 不穏な空気 が立ち上っていました。 1日目のホテルは、 軽井沢倶楽部 ホテル軽井沢1130 。 自然に囲まれたリゾートホテルで、広い客室・露天風呂付きの客室・室内温水プール……と、大人も子供も嬉しい充実の設備! 冬場でしかも平日ときたものですから、プールは貸切状態でまめもゆめこも随分と楽しめたようです。 そしてやっぱり プライベートな露天風呂 は嬉しい! 家族全員が一番喜んだのは、ここだったんじゃないかというほどの盛り上がりでした。実は銭湯や温泉が大好きなまめ、朝は弱いはずなのにこの時ばかりは早起きして澄んだ空気の中、朝風呂を楽しんでいました。 ここまでが1日目。 翌日は宿を変えるわけですが、子どもたちに合わせてどうしてもタスクを減らさなければならない都合上、一回の旅行でできるだけ色々な経験をするために、 「できるだけ連泊しない」 という部分に夫のこだわりがあるらしいのです。 なるほどそういう考え方もあるのか……と納得しつつ、翌日の キャンプ に思いを馳せるのでした。 キャンプとはまた随分と毛色が変わったな! 2日めにつづく
2019年12月14日