カラーって凄く髪の毛を傷める?!
【カラー・パーマで髪の毛が傷んだ】
そんな声をよく耳にする事があると思います。ただ、それは【当然】だと思います。
なぜなら、【薬剤】を髪の毛につけて、何も変化が起きないなんてあり得ないからです。
じゃあ、傷むからカラーやパーマをしないかというと、そういう訳にはいかないと思います。
綺麗な髪色にしたいし、スタイリングが楽になるようにパーマをかけたりしたいというお客様の願望に、僕たち美容師は応えなければいけないからです。
でも、何も理解しないままお客様の髪の毛を扱ってしまうと、結果的にお客様の大切な髪の毛をダメージさせますし、ダメージが進んだ髪の毛は、狙った色も綺麗に発色しなかったり、パーマがうまくかからなかったりします。
なので、髪の毛に負担なく施術するという事は、非常に大切な事なのです。
カラーが傷む仕組み
美容室で取り扱っているカラー剤の成分の中に、界面活性剤・乳化剤という成分があるのですが、それらの成分は【脱脂力】が強いんです。
簡単に言うと、脂を溶かしてしまうので、髪の毛内部にある油分も溶かしてしまいます。
その結果、カラー後に髪の毛がパサついた、手触りが悪くなった。