ヒットメーカーnekoの新作オンライン個展「second home」 Anicoremix Gallery Onlineで9/16より開催!
取り敢えず私の愛でる対象と新たな領域を獲得しつつあるRGBの戯れを覗いて頂ければ幸いだ。
キャラクターはイメージが支持体なので写真に映らない。しかし古くはメディウム、現代ではデジタルメディアとして部分的に物質化してきた。VR、AI、NFT、データ上に住まう生態系は種としての多様な輪郭を描画しサブカルチャーの発展に寄与した。一方で印刷技術は美術概念としての支持体を大きく拡張する。大量生産されたフラットな質感は原画や素材への焦がれを強く抱かせた。しかしメディウムに囚われない画像はコンテンツとして1点物の支持体に依拠しない。事実、物質から解放されたイメージを扱うCGメディアは多くのネット絵師を育てた。
10年代初頭カオス*ラウンジによってキャラクターは再びメディウムと出会い美術的なユニークピースとなる。しかし多元的に揺らぐ存在達は永住出来る支持体を必ずしも求めない。
キャラクターが量子的に様々な状態が折り重なる波のような振る舞いをアーカイブしうる可能性として電子スペースに個展を開催する。
neko
“Would you like to buy some?”
neko
neko
2000年代後期
カオスラウンジの前身「ポストポッパーズ」