ビューティ情報『2023年のカラー・サークルレンズ市場規模は好調な前年に並ぶ290億円』

2023年のカラー・サークルレンズ市場規模は好調な前年に並ぶ290億円

一方で、人気製品シリーズから新たにシリコーンハイドロゲル素材のタイプが発売されるなど、製品のラインナップ拡大の動きが見られている。素材別の金額構成比を見ると、ハイドロゲル素材が主流であることは変わらないが、徐々にシリコーンハイドロゲル素材の構成比が増加している(図2)。カラー・サークルレンズにおいても定着していくのか今後が注目される。

2023年のカラー・サークルレンズ市場規模は好調な前年に並ぶ290億円


【モダリティにおける動向】
足下では2週間使い捨てタイプの縮小が見られている。これは主要メーカーで同タイプの製品の販売終了が続いたことが背景としてある。2023年の2週間使い捨てタイプにおける金額前年比を見ると、39%減と大幅に落ち込んだ。一方で、人気シリーズの新製品発売もあって1カ月交換タイプのカラー・サークルレンズは2024年で好調に転じている。

*1. コンタクトレンズ小売市場のうち、コンタクトレンズ専門店および眼鏡専門店(インターネット販売を含む)が集計対象
GfK Japan Seminar 2024:カラー・サークルレンズの最新市場動向

POSデータで見る市場のトレンドに加え、コンタクトレンズ業界での値上げや、カラー・サークルレンズ製品の新発売・終売動向などのトピックを織り交ぜてお話いたします。

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