「キャラクターの思想に触れる」グループ展「キャラクターの絵画」 を12月6日〜18日までMEDEL GALLERY SHUにて開催
また 10代の頃から、床に落ちたケーキ 溶けたアイス 割れたお皿、本来であれば残念な現象に魅力を感じ元々美しく可愛かった存在は例えその姿を保てなくなったとしても姿を変えて尚可愛いまでいられるのではないかと気づき
私の中で1番尊く、もう戻れないが故に執着している存在である少女でその表現を試みるようになった。
感じた事、思いついた事を、とにかく早く形に残したい私にとって、アクリル絵の具はとても相性が良く、今日まで取り返しのつかない変化をしていく一瞬を残す為にアクリル絵の具で崩壊と形成を繰り返す”少女のようなもの”を描いている。アーティスト_東麻奈美
「2次元」と呼ばれるキャラクターたちフィギュアという「3次元」の肉体を得ることで偶像的にも愛されるようになりました。
私はフィギュアに回転という動きを与え、その連続性を1枚のキャンバスに閉じ込める、
つまり「時間軸」=「4つ目の次元」を絵画という「2次元」 で可視化させる制作を行っております。
20世紀初頭、急速な工業機械文明の発展の中で動きや時間をキャンバスの中に表現してきた画家たちに想いを馳せ、私が今こうして現代的なキャラクターをモチーフに動きや時間を同じ油絵絵具を用いて描くこともまた、ループするような大きな時間の輪の回転を感じずにはいられません。