は、ドライバーが一瞬、操縦を行わなかったときや、短時間操舵しなかった後に、修正する局面を検知してくれるというものです。
常にドライバーの運転を分析してくれるだけでなく、疲労度まで解析。もし規定の値を超えたら、警告表示と警告音によって、「あなたは今疲れてますよ」と教えてくれるのです。警告されたら、このまま運転を続ければ居眠り運転に発展しかねないことが認識できるので、ドライバーは仮眠や休憩をとるなどして早期に適切な対処をとることができます。
心拍で眠気を検知?!最新機器の開発も
ところで、機械で人の居眠り運転を検知するのには、色々なアプローチの仕方があります。BOSCHの例のように、運転操作から検知するだけでなく、顔の向きや、まぶたの開き方や動き方のパターンから認識するシステムも他社から開発されています。うとうとしはじめると、まぶたが閉じている時間が徐々に長くなっていきます。そのまぶたが閉じている時間で、眠気レベルを判定するというものです。
また、京都大学大学院の助教や院生らのグループによって、心拍データから居眠りを検知して事前に警告するというシステムも開発されました。心拍は、睡眠に深くかかわっている自律神経の影響を受けて変動します。