睡眠不足の人は欲求を司る原始的な脳の活動が活性化
今回の実験結果から、睡眠不足の人は、欲求や動機を司る原始的な脳の活動が活性化し、一方で意思決定や複雑な判断に必要な高次の脳の活動が妨げられたことで、高カロリーのジャンクフードを好むようになったと見られます。実験を行った研究者は、「このことは、睡眠不足の人が肥満になりやすいかを説明する根拠になりそうだ」と述べています。
これまでにも、睡眠不足による食欲の増加、特に塩分の多い食品や甘い食品を好むようになることが報告されていました。しかし、今回の実験によって初めて、睡眠不足の後に食品の嗜好の変化をもたらす脳のメカニズムが解明されました。
研究者は、「睡眠を十分にとることで、食品の選択を適切に行うための脳のメカニズムが正常に働き、体重管理に役立つことでしょう」とコメントしています。
痩せたいあなた、十分に眠りましょう!
Photo by jeffreyw
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