40代以降の女性は要注意! 睡眠不足で起こる更年期高血圧って?
若い頃は低血圧で悩んでいたのに、40代を過ぎてから急に血圧が高くなった……。そんな悩みを抱える女性が増加中。更年期高血圧という悩みを抱えている人も少なくありません。実は、睡眠不足が原因の1つといわれていることはご存知でしたか?
アラフォー以降の女性に急増している『更年期高血圧』
更年期高血圧とは、40代以降から女性ホルモンの1つであるエストロゲンの血中濃度が急激に減少することで引き起こされているといわれています。更年期の女性には高血圧だけではなく、発汗・のぼせを伴うホットフラッシュも起こりやすくなるそうです。これらの症状の原因は、エストロゲンの分泌の低下にあるといわれています。
エストロゲンには、血管を広げる働きがあります。エストロゲンの分泌が低下すると血管が拡張しにくくなります。
結果、血液の通り道そのものが狭くなるので、血圧が上がりやすくなるのです。実際、ある調査ではホットフラッシュを訴えている女性の多くが、正常血圧とされる130/85mmHgより高めの血圧だったことがあきらかになっています。
更年期高血圧が生活習慣病の原因に!?
更年期高血圧は、正確にはまだ高血圧状態ではありません。