昼行性の動物である人間ならではの睡眠リズムについて考える
・メラトニン
暗くなると分泌されるホルモンです。メラトニンが分泌されることでスムーズに寝付くことができると言われています。これは幼児期のうちに最も多く分泌されるそうです。注意点としては、夜間に強い光を浴びると分泌が制御されるという点です。
・体温
一日中一定と思っている方もいるかもしれませんが、体温は変動しています。明け方が一番低く、午後にピークを迎え、夜にまただんだんと下がっていきます。
・セロトニン
神経伝達物質の1つです。起床後に最も活発に分泌され、日中も規則的に分泌されます。
軽い運動などによって分泌が活発になると考えられていて、気分を穏やかにする効果があります。
生活習慣を見直してみる
このように私たちの体内では複数のリズムが連動して活動しています。外が明るいうちに活動し、暗くなるにしたがい、リラックスした気持ちで就寝に入るのが基本です。夜更かしをしたり、いい加減な生活をするとこれらが乱れ、体調を崩すこともあるので注意しましょう。夜型から朝型へ、など急に生活習慣を変えるのは大変かもしれませんが、「朝、太陽の光を浴びる」「日中に軽い運動などで体を動かす」「就寝前に強い光を浴びない」