介護は他人事ではない! 高齢者の不眠改善のポイントとは?
過去に類を見ない人口減少問題から日本は立ち直ることができるのでしょうか。生まれてくる赤ちゃんが減少すれば、当然、社会は高齢化します。今回は高齢者を悩ませている睡眠の問題についてご紹介します。
50年後の日本は4人に1人が75歳以上!?
超高齢化社会へ突入する日本。内閣府が「50年後の日本」を予測した資料を発表しており、以下のような可能性を挙げています。
・人口は9,000万人を下回る(2015年現在、約1億2,600万人)
・4人に1人が75歳以上、2.5人に1人が65歳以上に
・出生数は半分以下に(2015年現在、約95万人)
つまり、人口は減り、約半分の人が高齢者になり、生まれてくる赤ちゃんは激減する、という予測です。本当に日本は今後、どのようになってしまうのでしょうか。
超高齢化社会で問題になるのが「介護問題」です。
自分には関係ない、と思っている人もいるかもしれませんが、上の予測を見ると決して他人事とは言えないのではないでしょうか。
不眠に悩む高齢者、要介護者
高齢者の介護をするうえで、注意するポイントの1つとして挙げられているのが睡眠です。加齢とともに睡眠も老化すると言われていますし、さらに一日中横になっていることも多い要介護者は不眠に陥りやすいと言われています。