睡眠不足の恐ろしい影響力 日本の年間損失額は約3.5兆円!
3.5兆円には睡眠障害による損失(健康を害して病気になるなど)は含まれていないそうなので、それも加えるとなると、さらに損失額が増えると予想されます。
睡眠不足や睡眠の質の低下は、日中のパフォーマンスを低下させるだけでなく、生活習慣病などの病気を引き起こす原因にもなりうるもの。私たちは3.5兆円という膨大な損失額にしっかりと目を向けて、睡眠を見直す必要があるかもしれませんね。
スマホやパソコンの使い方にルールを
最近はスマホやパソコンの普及率上昇に伴い、不眠に悩む人の数も増えていると言われています。通常、私たちの体は夜になると副交感神経が優位に働き、リラックスした状態になって眠りにつくようにできています。
ところが、スマホやパソコンなどで光を浴びたり、脳を活性化させるようなコンテンツを見ると、交感神経が刺激され、リラックスするどころか逆に脳が覚醒してしまうのです。
現在はスマホやパソコンの電源を入れれば、24時間いつでもコンテンツに触れることができてしまうので、「自制」することが大切なのかもしれません。夜22時以降はパソコンの電源を切る、布団に入ったらスマホを見ない、などのルール設定が必要と訴える研究者もいるようです。
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