私たちを助けてくれる医師の睡眠リズムは? 今後の睡眠課題
その一方、休前日になると7時間以上が約4割にまで増えているのです。
医師は職業柄、睡眠リズムが乱れてしまう要素が多分にある職業です。たとえば、病院に泊まり込む当直。当直のときは、夜間でも何かあればすぐに対応しなければならないため、ほとんど眠ることができず睡眠リズムの乱れをもたらしてしまっています。
法制度の見直しも……
さらに、医師に「睡眠薬を服用しているか」という調査をしたところ、服用しないが8割、いつも、またはときどき服用していると回答した人が2割という結果でした。
年代別に見てみると、睡眠薬の服用率は年齢が上がるにつれて上昇することがわかり、70歳以上の医師になると、約3割が睡眠薬を服用しているのだそう。
この調査では、医師から「当直の翌日は帰宅を義務付けるなどの法制度化が必要だと思う」といった意見があったそうです。医師に倒れられたら、病人も病気になる可能性がある一般の人も全員が困ってしまう問題なので、社会問題のひとつとして、国が対策を考える必要があるかもしれませんね。
photo by Fotos GOVBA
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