どんなに可愛い我が子でも、自立心を育てるためにはいつか別々の部屋で寝かせるようにしなければなりません。
では子どもをひとり寝させるタイミングは、何歳くらいがちょうどいいのでしょうか?
また子どもと一緒に寝ている期間中に、何か注意したほうがいいことはあるのでしょうか?
今回は、子どもの自立心を育てるための眠らせ方について考えてみましょう。
就寝形態で子どもの成長の仕方が変わる?
両親と子どもの3人で一緒に眠る、いわゆる「川の字」の就寝形態には、母親が中央で寝る「母親中央型」と、子どもが中央で寝る「子ども中央型」の2種類があります。
実はそのどちらにするかによって、子どもの成長の仕方に差が出ることが分かっているので、現在子どもと一緒に寝ている方は就寝形態にも注意してみましょう。
母親中央型
子どもから見て隣に母親、その向こうに父親がいることで、子どもは父親のことを母親とは少し違った存在として認識します。
母親とは密着している一方で、父親とは間接的な接触となるため、母親中央型の寝方で育った子どもは「依存」と「自立」のバランスがとれた、情緒の安定した人間になると考えられています。