“直毛”より“くせ毛”の方が静電気が起こりやすい… 髪のパチパチッをケアする方法とは?
文/RKRK
乾燥が気になるこの時期、特に髪の毛がパチパチとする、パサつく、広がるなど静電気による影響を日々感じている方も多いのではないでしょうか? 髪のくせ・うねりについての研究に取り組む花王のヘアケア研究所によると、 直毛に比べて「くせ毛は静電気が起きやすい」ということが分かりました。
髪が静電気を帯びると、髪同士がお互いに反発しあって離れ合おうとするため、広がりや膨らみの原因に。また、指通りも悪くなるため、整えようとしても毛先がまとまりにくくなることが分かっています。
今回は、そんな「静電気とくせ毛」の研究結果と、乾燥シーズンのくせ毛ケアにおすすめの商品をご紹介します。静電気が発生しやすい状況を知って、正しい美髪ケアを行いましょう!
くせが強い髪ほど、静電気の影響が…!
くせの強さが異なる6つの毛束を用いた実験では、くせが強いほど、髪に帯電する静電気が大きくなるという結果が得られました。
また、冬といえばニットやセーター、マフラーを着用しますが、着脱時は一層静電気が気になりますよね。そこで冬用衣類で多用されるアクリル繊維、ポリエステル、ウールの生地の3種類と、直毛とくせ毛のそれぞれの摩擦による静電気の大きさを比較しました。